神話級 便利なツール

以前記事に書いたツール関連の記事は、細切れに分散しているので、追加や修正のし易さも考えて今回纏めてみることにしました。基本的にはGrimDawnToolsの使い方が中心になります。

GrimDawnTools → リンク
今やゲームをプレイする上では欠かせない存在となっているツールなので、必ず使い方をマスターしておきましょう。

アイテムデータベース


・まず、最初に右下の国旗をクリックして言語設定をしておきましょう。
・各種設定では、「アイテム属性」→「最小値/最大値を表示」はなかなか便利で、ランダムで付与される装備のステータスの振れ幅が分かります。

各バージョンでの追加
パッチで変更された内容はリリースノートに記載されますが、記載がないのに変更されているケースもあるので、パッチ後は必ずここもチェックしておいたほうが良いと思います。

一番右の「更新」の場所の数字をクリックすると、そのバージョンで変更のあったアイテムの一覧が表示されますが、下の画面で分かるように変更前のステータスが赤、変更後が緑で色分けされて表示されます。
V1.0.6.0で大変更のあったレリック「メンヒルの砦」ですが、どのように変わったのかがよく分かります。

検索
アイテムデータベースは、この検索をどれだけ使えるかが非常に大事です。キーワードとしては単にアイテム名やスキル名などを指定する以外でも色々なパターンがあるので、いくつか例を上げておきます。

・「全スキル」
「+ 全スキル」を持つアイテムを抽出しますが、特定のクラスなら「アルカニストの全スキル」などで検索しましょう。

・「設計図」
クラフトで作れるアイテムを抽出します。また、リンクをクリックすると作成のための材料も確認できて便利です。

「セット」
セット装備だけを抽出します。

「ペットへのボーナス」
ペット用のアイテムは探しにくいので、非常に便利です。

「攻撃時」
攻撃時発動スキルを持つ装備は使いやすくお得感が高いので押さえておきましょう。なお、このままだとクリティカル攻撃時も含まれるので、もう少し整えるなら「(攻撃時 」とするのが良く、同じ様なパターンではスキルで検索するときに「 : カデンツ」のようにするとスキル変化を持つ装備だけを抽出できますのでテクニックとして覚えておきましょう。

「コピー/貼り付け」
データ内の文字列はコピーが出来ます。画面内の文字列をコピーして、検索ボックスに貼り付けして、再度検索すると絞り込みや探すのが楽になります。
アイテム内の文字列をコピーして近接攻撃回避率を持つアイテムを抽出してみた所

ワイルドカード
”*”は特定の数値などに置き換えできますので、耐性低下付きの装備を探す場合は、
「-*% 物理耐性」のように入力すると検索できます。

使い方としては、まず、適当に検索したいステータスを コピー/貼付け して、例えば「20% の確率で 2.5 秒 凍結報復」。そこから数値の部分を”*”で置き換えて「の確率で * 秒 凍結報復」のようにするのが簡単です。

複数条件
検索条件を複数指定したい場合は「”」で囲みます。記号は半角でないとダメなのでまず半角で「"" "" ""」(区切りも半角のスペース)のように入れておいてから間に全角で文字を入れると間違いないです。例:「"メダル" "攻撃能力" "イーサー耐性"」

正規表現
やや上級者向けですがデータベースなどに詳しい方なら、構文を使うことで更に便利に使うことが出来ます。結構うまく作るのは難しい感じですが、よく使うものはテキストファイルにでも保存しておくと良いでしょう。
ヘルプに記載がある方法として「/[^%] イーサー ダメージ/」で検索したところですが、これは「16 イーサーダメージ」のような%が付かない実数値ダメージの付いた装備を探すケースで使えます。

その他、耐性低下やスキル変化などは日wikiを見たほうが楽だと思うので、併用して活用しましょう。

ビルドカリキュレーター
最も使う機会が多いと思うのが、これで、他人の作ったビルドの詳細を見る場面から、自分で作る前や、作っている最中に読み込んで画面上で変更してシミュレーションしてみる場合、フォーラムや掲示板などで自分のビルドへの意見を求める場合など、様々なケースで利用することが出来ます。
・Saveファイルはゲームオプションでローカル保存にしている場合、「C:\Users\<ユーザー名>\Documents\My Games\Grim Dawn\save\main\」にあるのでキャラ名のフォルダの中にある「player.gdc」を選択します。

注意点
・属性値が足り無くても装備できるので、実際には装備できないというケースがあります。
・アイテムデータベースと違って画面内の文字列は「コピー/貼り付け」は出来ないようです。
・耐性やステータスは一時的なバフやスキルで上昇した結果の数値も含むため、非戦闘時だとかなり低くなる場合があります。バフのON/OFFボタンでチェックしておくのを忘れずに。
*他にも実際とは異なる表示や数値になるケースや、含まれないバフやスキルなどもわずかにありますが、通常はあまり気にする必要はないでしょう。



星座画面では検索が可能で、右下にキーワードを入れると、対象の箇所が赤く光ります。上はペットボーナスがの付いたものを検索しているところですが、耐性や属性など状況に応じて使うと非常に便利です。

モンスターデータベース
使うケースとしては、敵が強くて勝てなくて対策を調べるときや、MIアイテムを入手するために敵の出現場所を確認したいときなどが多いと思いますが、単に検索するだけでなく、「テルミットマイン」などの召喚物や、殺せるNPCなども載っていて「アングリム」って「カデンツ」「フォースウェーブ」を使うのか、とか見ているだけでも結構楽しめます。(・_・;)

通常は、検索するか「タイプ」から「ボス」や「ネメシス」で絞り込むパターンが多いと思いますが、「種族」では、「建造物」「マジカル」とかヘンテコなのもあって面白いです。

他には「注目すべき戦利品」で固有のドロップアイテムがあれば、種類とドロップ率を確認できますが、ドロップ率は体感とはかなり差があるので、あくまで参考程度にしておきましょう。
上は「クバカブラ」ですが、まず、冷気・生命力の耐性が高いのが分かります。またスキルを見ると地面の赤い渦は、実は「ウェンディゴトーテム」だということが分かります。あと、レベルに関しては実際登場する場合は幅があるのでステータスも変わります。手動で調整しましょう。


こちらは、マルマス下水道の「ガラクロス」で見ての通り物理耐性が高く、物理属性のビルドは苦労します。MIのチェストは、場所が街から近く倒しやすいせいか結構よく出してくれる印象があります。

ワールドマップ
以前は「the-maphack.com」のサイトが一般的でしたが、機能やデータ的にもかなりパワーアップしているので、今後はこちらがメインになると思います。左側のメニューは基本「エリア」「サーチ」の2種類の切り替えが可能で「マーカー」は表示のON/OFFですが、メニューの項目をクリックすると一瞬で場所が表示されるのが素晴らしいです。また、マップ内のオブジェクトにはURLリンクを表示させることが出来るので、wikiや掲示板などで場所を知らせるときに役に立つと思います。

エリアの画面ですが、マップを見ながら進んでも良いし、左メニューの地名一覧から行っても良いし、検索しても良いと使い勝手抜群です。

サーチメニューの画面で、ネメシス「アレクサンダー」の出現場所を出したところですが、他にも祠、宝箱、ダイナマイト、ジャーナルなどの位置が探せます。マップ画面では右上のチェックでエリア名や、敵レベル表示が出来ます。

オブジェクトをクリックすると出るポップアップで、下の画像のリンクボタンを押すとURLが表示されます。また対象によってはモンスターデータベースとリンクしています。


チェックリスト
祈祷の祠、ワンショット・チェスト、重要なクエストの3つについて、キャラのデータを読み込ませることでクリアの状況を確認できます。そして、祈祷の祠、ワンショット・チェストについてはマップで場所も確認できます。

プロファイルは複数作れるのでキャラごとに名前をつけて保存しておけば、切り替えて確認できます。

ファイルのアップロードをクリックすると、読み込むファイルの場所が書いてあるのでその場所を探して4つのファイルをアップロードします。成功すればチェックマークが付くので確認したら「プロファイルに適用する」をクリックします。

読み込みが完了すると、左メニューにクリアした数が表示され、メイン画面にはクリアしたものにはチェックが付きます。

ペット データベース
基本的にはモンスターデータベースのペット版ですが、星座・アイテム・スキルなどでフィルタできるので使いやすいです。

上は「Forgotten Gods」のペットだけを検索したところですが、日本語環境だとこのようにアルファベットを数文字入れるだけで検索できるのが便利なところです

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フォーラムのビルド例 → 公式サイト

ビルド例は、日wikiもありますが、質、量に加えて最新のトレンドを掴む意味でもやはりフォーラムのビルド例もチェックしてほしいところです。では、初心者が最初に見るところとしては2つです。公式サイトの上の「Forrum」ボタンから「Classes, Skills and Builds」という項目をクリックすると下の画面になり、ビルド例が一覧表示されるわけですが、上にある数行は、ピン止めされていて固定です。


・「Build Compendium」
この中にはクラスの一覧表があってここからクラス別にビルドが検索できます。

*英語が苦手な人は、最初は内容を理解するのに苦労するかもしれませんが、翻訳ツールを使うだけでもある程度内容はわかるので、慣れの問題だと思います。用語は他のゲームも同様ではありますが、専門用語や省略形で書かれるので、日wikiの用語集を最初に見ておくと良いでしょう。とりあえずタイトルに付いている用語で思いついたものを少し挙げておきます。

・「BIS]
Best In Slotで、日本でよく言うところの最終装備というところです。

・「S&B]
Sword and boardだと思いますが、片手武器+盾のスタイルです。
他には、2刀流は DWまたはDual Wield、両手武器は2H、遠隔銃はいろいろな表現があり、基本はGunですが、まあ雰囲気で分かるでしょう。(・_・;)

・[WPS]
Weapon Pool Skillsで、ナイトブレイドやインクィジターの最上段にある武器攻撃用のパッシブスキルのことです。ソルジャー、ネクロマンサー、シャーマンにもありますが、アルカニスト、オカルティスト、デモリッショニストには基本無いと思って良いと思います。

・[HC]
ハードコア向けってことですが、結構当てにならないので、最初は低ヘルス時回復スキルの保険付きで、ディフェンスの強い簡単には死なないビルドの方が良いと思います。

・[piano]
これは、ピアノを演奏するようにスキルボタンを忙しく操作する、ということを例えてよく使用されます。

・[RNG](Random Number Generator)
要はランダム要素のことで、このゲームでは、突然変異や敵の組み合わせなど毎回変わるものに対して使われます。


それ以外ではスキル、星座、地名などは頭文字の省略形で書かれることが多いですが、当然英語名の省略形になるので英語名を知らないと分かるはずもなく慣れが必要です。逆にこの省略形から瞬時の元の名前が分かるようなら、もうフォーラム教団の一員と言って良いでしょう。(・_・;)

*FS=「ファイアストライク」辺りは日本語でも同じなのでわかりやすいですが、PRM [Panetti's Replicating Missile]=「パネッティの複製ミサイル」、SBoE[Storm Box of Elgoloth]=「エルゴロスのストーム ボックス」などは英語名を知らないと分かりにくいパターンです。またインクィジターの2つの排他スキルの「信念のオーラ」[Aura of Conviction]、「懲戒のオーラ」[Aura of Censure]は共にAoCで、普段は省略はされません。また当然[Savagery]などの1語の場合も省略されることは少ないです。



では、ある程度慣れてきたら、手動で検索してみたいところですが、現在のフォーラムの検索はGoogle翻訳を使った状態でも問題なく使用できるのが便利です。



最初に画面上部にある虫眼鏡のアイコンをクリクしてから「Search the XXX」のチェックを外すと右に「option」の文字が出るのでクリックしましょう。


上の画面はGoogle翻訳を使って日本語に変換した状態ですが、Superfulff先生の最近の書き込みを検索した例です。

1。最初に「投稿者」のところに「super」くらいを入れると候補がリストで出るのでそこから名前を選択します。

2.次にどの場所を検索の対象にするか選びますが、「分類された」の枠内をクリックすると一覧画出るのでビルド関連なら「classes skills and builds」を選びます。

3.最後に期間を指定しますが、ここでは「投稿しました」の項目を「後」、日付を「2019-08-01」として2019年8月1日以降に書き込んだものと指定しました。

これで、「開始する」を押すと日付の近い順に検索結果が表示されます。また、指定した項目は色分けしておきましたが、テキストのコマンドのように上に表示されているので、ここを直接書き換えることで修正することも可能です。(特に日付はここを変えた方が速いでしょう。)

*作者が投稿したビルド例のみにしたい場合は、さらに「トピック投稿のみを返す」の項目を「一番最初の投稿です」にすると絞れます。


上は、投稿者を「zantai」に変更しているところですが名前の一覧も日本語に翻訳されていますね。


また、ビルドを検索する場合は、「投稿者」は無しにして、「タグ付き」のところにある「上記のすべてのタグ」のチェックを外します。で、アルファベットでキーワードを入れると候補の一覧が出るので選びます。上の画面はウォーロードのビルドを探すために「war」といれたところですが、「武将」というのがウォーロードですね。慣れたら上にある「Build Compendium」より絞り込みができる分使いやすいです。

まあ、こんな感じですがどんな場合でも日付の指定はしておいたほうが良いと思います。

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アイテム・フィルター

ツール関連のMODというのは、ゲームの動作に影響があったり、ある意味改造とも言えるものもあったりと、基本オススメするものではないと思いますが、このアイテムフィルターに関しては文字色を変えるだけで、ゲームの動作にはほぼ影響がないと思われるし、レアアイテムのAffixを見る時に非常に便利なので紹介しておきたいと思います。

導入方法は、日本語パッチを導入する際にcolorfulという記載のあるファイル(「10xx_colorful_japanese_xx.zip」)を選ぶだけです。すると属性やアイテムの種類によって文字色が色分けがされる感じになります。というところで、いくつか倉庫のアイテムの中からピックアップしたのが下の画像です。

多くのレアアイテムについてはアイテム名の前後にランダムで固有のAffixが付くことになりますが、レアのアイテム名は(黄緑)で、Affixは「マジック(黄色)」と「レア(緑)」で色分けされます。ということで、アイテムがたくさん出た時に見るのは、まずレアアイテム(黄緑)であること、次に緑のレアAffixを見るという感じで、前後共に緑ならかなり貴重だということになります。

・左上は、安物に「オブ キングス」が付いたという、プラスチックの指輪にダイヤモンドが付いた微妙な品って感じですが、(・_・;) まあ、たまに出るよね、って感じでレベリング時などなら使えなくもないかな、というレベルです。

・右上は、ネメシスのMIショルダーに「オブ キングス」なので、これであればビルドによっては十分使えるかな?って感じです。

・左中央は一時期人気を博したスキル変化付きのレア盾に、DA全盛時代の定番Affixである「ストーワート + プロテクション」のハムサンドって感じですが、今となっては産業廃棄物でしょうか。(・_・;)

・右中央は、毒酸耐性が118%ということで、Affixの付き方によっては耐性100%オーバーもあり得るので、見逃さないようにしたいところです。他にもエレメンタル耐性75%とかもありましたが、この様なアイテムは意外に使えるケースがあります。

・最後に一番下は、前後緑(ダブルレア)の希少品ですが、Affixの「デヴァステイティング」は特に優れている感じでもないので、そこまで優秀かと言われると微妙です。ただ、倉庫を飾る装飾アイテムとしての需要はあるでしょう。(名前が長過ぎ。(・_・;))

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クリティカルヒット/耐性 計算機 リンク

数値を自由に変更してステータスの数値を確認できるツール。詳しい使い方はリンク先に書いてあります。



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