2018年3月30日金曜日

季節の変わり目:減速・引き撃ち型デシーヴァー

フォーラムでは、ここにきて高DAについての、国民投票&熱い議論が展開されていますが、最近スーパーボスやグラディエーターの150以上を目指す場合は、高DAにするのが一番楽なので、他のスタイルが採用されなくなって来ているとか、やはりクルーシブルの150以上の難易度に問題があるとか、たしかにその通りかなとは思いますが、かと言ってどう修正するのが一番いいのかとなると、なかなか難しそうな気はします。ただ個人的に1つ思うのは、AoM以降はヘルス再生を強化する価値が無くなってしまったので、高レベルでのヘルス再生量のスケールは調整したほうが良いかな、という気はします。

ということで、どうも近々DAに関しては何らかの調整が入ることは間違い無さそうな雰囲気ですが、それによってビルド作成のトレンドが、また大きく変わってくることでしょう。そう、今がビルドにとっても季節の変わり目かもしれません。では、今回はDA以外のディフェンス・スタイルにどのような可能性があるか、というところを改めて考えてみる、ということで、デシーヴァーのキャラも作ったことだし以前記事に書いた、Superfluff氏の、広範囲AOEと減速・逃げ撃ち型のエレメンタル・デシーヴァーを実際に作って試してみることにします。→リンク

まず、本題に行く前に、残ったレジェンダリーMIの「エルドリッチ ゲイズ」の設計図を始末しておきますが、今回使うキャラは先日作ったの2H火炎タクティシャンで行くことにします。火力的には2H銃ピュリファイアが上ですが、雑魚が邪魔なので「ブリッツ」の高速移動スキルを使いたいのと、ディフェンス力も非の打ち所がないので今回の任務には最適でしょう。ちなみにこの2H火炎タクティシャンですが、DA型といってもDAの強化としてはレリック、ベルトに増強剤くらいで、耐性や装甲もしっかり確保されているので、非常にバランスが良いのが素晴らしい所で、無理にDAを上げたビルドに比べると安定感の違いを感じます。そして、やはり「センチネル」は「ヴァルバリー港」に比べると圧倒的に楽で、距離も短いし、リフトも使えて、スケルトンキーも必要ないということで、20回ほどでサクッと出てくれました。

では本題の方ですが、簡単におさらいしておくと、まず、「懲戒のオーラ」をスキル変化を持つ装備で効果範囲を広げておいて耐性低下をかけておき、そこに複数の装備と「カース オブ フレイルティー」などで減速デバフを重ねた所で、「ワードオブペイン」「ハガラッドのルーン」星座の「メテオシャワー」などでダメージを与えていきます。さらに「インクィジター シール」を使わない完全逃げ撃ちスタイルという、ちょっと普通の人は選択しないような奇抜なスタイルですが、Superfluff氏自体は高DAは好きだ、と言っていながら、DAに頼らないビルドも多く、さらに他にも「インクィジター シール」を使わないビルドを作っていて、ディフェンス対しては考えるところがあるのだな、という感じがします。

で、早速戦ってみた感じですが、思った以上に減速デバフの効果は大きく、驚くほど敵の移動速度が遅くなって、敵が近づいてこれないので遠隔からラクラクと攻撃できて快適です。ただし、「ブリッツ」などの移動スキルは止めることが出来ませんので注意が必要です。で、そんな時には「ハガラッドのルーン」の凍結が役に立ちますが「バイティングコールド」しか強化していないので、ダメージ的にはそれほどではありません。設置トラップ的な使い方としては、突っ込んでくるような敵には、自分と離れた場所に設置すると通過するだけで当たってくれないので、トラップを設置したら、直ぐに敵を挟んだ隣側に移動して、自分をおとりにして誘い込むのがコツでしょう。そして凍結している間に離れて再度設置するという感じです。

まあ、ディフェンス自体はそれほど強くはないので、やはり問題となるのはボス戦で、立ち回り的な対処が必要になりますが、意外に「センチネル」「クロンリー」などは、移動速度が遅くなるのと雑魚もAoEでまとめて倒せるので、遠隔型にしては驚くほど倒すのが楽です。また、雑魚が大量にいて邪魔な場所なども、そばを通過するだけで自動発動のスキルだけで死んで行くので楽です。さらに、「大異変」3点セットの効果もあってか、思ったより火力も強力で、場所によっては非常に快適に戦えます。しかし、やはりというか張り付いてくるタイプのボスは苦手で「アルカモス」は注意しないと死ねそうで、そうなると「ファビウス」「メイデン」辺りも苦戦しそうな感じなので、安全を期すなら普段は使わないとしても「インクィジター シール」に少しポイントを振っておくのが無難かもしれません。

とにかく、強い弱い以前に、驚くほど戦いやすいビルドなのに驚きました。残念ながら一部のボスだけは苦手な感じですが、動画ではグラディエーターの170もクリアしているので、非常にユニークではありますが、充分に実用的な強さがあります。特にレアMIのトレハンや素材集め、派閥の評判/悪評上げなどは非常にやりやすいと感じました。それにしても、減速も積み重ねると決して馬鹿には出来ないなと、目からウロコです。独創的なアイデアに、それを実用レベルに持っていくビルド構成の巧みさで、さすがSuperfluff氏というところでしょう。

ということで、トレハンも大体終わって、あとは次のパッチ待ちって感じですが、新装備の追加に加えて、どのような形でDAに修正が入るかがポイントになりそうです。

GrimDawnTools
見た目からは少しわかりにくいかもしれませんが、AoM以前のメテオ・ソーサラーや火炎・イーサー型ウォーロックと同じタイプのキャスタービルドで、敵に近寄らせずに広範囲の敵を殲滅するということを実現できており、そういう意味では、これこそが本来の魔法型キャスタービルドのあるべき姿かな、という気がします。

2018年3月28日水曜日

【グリムドーン戦記】ヴァルバリーの戦い

激戦となった「アイコン砦」の戦いを経て、「古代の森」「苦悶の階段」「カオスの要塞」と撃破してきて、残されたレジェンダリーMIは「ヴァルバリー港」を残すのみとなりました。(正確には「センチネル」「エルドリッチ ゲイズ」の設計図もありますが、今回が勝負の分かれ目となることは間違いないでしょう。)ということで、今回は趣向を変えて体験レポート的な感じで、この戦いを振り返ってみます。

最初に、この「ヴァルバリー港」に関しては、マップが長い、イーサー床やイーサーストームがウザい、さらにハルク系の突進もウザい、となかなか疲れそうなダンジョンなので、どのキャラを使うかが非常に重要になってきます。DA型はイーサー床には弱いので向いて無く、また、ボス戦はバリアを張られるので近接の直接火力型よりは、遠隔型かDoT系の方が有利です。ということで、やはりDoTメインで、ディフェンスはダメージ吸収型の体内損傷ウィッチブレイドが最適でしょう。とにかく、このキャラはディフェンスに関しては最強で、イーサー床にも強く、ハルクが何体突っ込んできても1mmもヘルスは減らないので安心して任務を任せられます。

まずは、軽く5,6回ほど戦ってみたところ、さすがに楽勝な感じで、マンティコアが吹き飛ぶと、モモンガか、トカゲの丸焼きみたいで笑えるな、とか風景を楽しみながら進んでいけますが、それも最初のうちだけで、15回位になるともうそんな余裕はなくなってきます。とにかく、アルドリッチのドロップが異常なまでに渋く、エピックはおろか「汚染した脳物質」ですらここまで1個出ただけという酷さで、とてもGrimDawnToolsのドロップ率が本当とは思えなく、これは消費者センターに苦情の電話だ~と思いたくなるところですが、どうやらプランを練り直す必要がありそうです。

ということで、3匹の子豚(いや、3匹の子ガニというか、子ルーシャス司令というか、攻殻機動隊のタチコマというか、中ボスです。)以外は全て無視して短時間でボスだけを狩りまくる作戦に変更しました。スケルトンキーがもったいない感じはしますが、これなら、一回5分程度で回れるので、パワープレイで一気に勝負をかけることが出来ます。が、やはり「汚染した脳物質」すらほとんど出ない状況で、何かがおかしいと感じつつも、気が付かないままに、どっぷりと底なし沼に嵌っていくのでした。(君は死んだ。最初に戻ってやり直そう。ってゲームブックみたいです。(・_・;))

このあたりになると、もはやアルドリッチを目標にしていては、正気を保てなくなってくるので、とにかく中ボスが出すMIベルトの数を数えることにしました。これなら必ず1個は出るので心の支えになります。では最終防衛ラインとして制限を課しておきますが、とりあえず100個あたりでしょうか。「100個だな。」「100個でいいんだな。」と一応念を押した所で、心は殺してひたすらマシーンのようにベルト集めを繰り返すことにします。そして、ゲームはハクスラから「ブリッツ」を使ったワイヤーアクションの脱出ゲームへと変わっていきます。(・_・;)

そして、40回目あたりになると、ベルトは「ストーワート+プロテクション」などが余裕で揃ってきたりしますが、ベルトに関してはDA型では使いにくい箇所なのであまりうれしくありません。ただ「サンダーストラック」は雷系のシャーマンビルドでは使えるかもな感じです。しかし、もうAffixとかよりもただ数を集めるだけって感じになってきたところで、戦いは予想外の展開を見せます。

お~っと、出た~「ルーンバインダーズ ハット」の設計図。\(^o^)/
ボスの宝箱から、残り3つとなったセット装備の頭の設計図が出て、「ザ ルーンバインダー」セットが完成です。

更に、また出た~「神話級 クレアボヤンツ ハット」の設計図。\(^o^)/
またしてもボスの宝箱からセット装備の頭の設計図が出て、「千里眼の集中」セットも完成。ついにセット装備で残すところは「スペルスカージ バイザー」だけになりました。

そう、我々はどうやら標的を間違っていたようです。目標とするのは、アルドリッチでもベルトでもなく、戦争を終結させるのはボスの宝箱から出る青写真だったのです。たしかに今までダンジョンを進んできた感じからすると、ボスの宝箱はレジェンダリー品が3個出ることもあるし、設計図のドロップ頻度も高い感じがしますので、これを目標に戦うというのもありかもしれません。

ということで、うそだろ~ また北~、「神話級 北のウィルム」の設計図。(・_・;)
これが、欲しかった。(ウソつけ (・_・;))
まあ、そんなに、上手くは行きませんが、まず使わないとしてもイリュージョンのコレクションにはなるということでOKでしょう。(・_・;)

そして、完全に忘れていたアルドリッチから、大きな一歩となるエピックの「アルドリッチのセプター」が出ました。ということはやはり「アルドリッチの布告」も一応出るのかな、ということで、掘っていれば必ず金は出る。というような手応えを感じるところで、掘って掘って掘りまくれ~。(山師かよ (・_・;))

しかし、ようやくボロは出したものの、CIAの尋問テクニックを前にしても、一向に口を割らないかのごとく「汚染した脳物質」ですら10回に1個くらいしか出ないありさまですが、なんとしても吐き出させろということで、徹底的に締め上げるのみです。あと「ヴァルダラン」も10回に1回くらいの忘れた頃に出る感じですが、なんとMI肩で「ストーワート+キングス」が出ました~\(^o^)/ これは、「ブレイドトラップ」強化に、「アルブレヒトのイーサー レイ」を冷気変換した、DA型アイスレイ・スペルブレイカーを作れ、という神の啓示のように思えますが、とても付き合ってられないので、魔除けを貼って倉庫に封印しておきましょう。(・_・;)

そして50回を超えてくると、完全な消耗戦という様相で、スケルトンキーも残量が少なくなってきて、このままでは、いずれ弾切れになりかねないな、という感じですが、もはや何と戦っているのかもわからない状態になってきました。しかし、「気合じゃ、根性じゃ、やれば出来る、手を出し続けろ。」ということで、「会長の言葉を信じて、戦っていけば必ずイイコトがある。」と漫画「はじめの一歩」のごとく無酸素運動によるチアノーゼが出ている状態でヘロヘロになりながら「ベルトだ~」「ベルトは渡せねえ~アレはオレのもンだ~」とか、訳のわからないことを言いながら、死力を尽くして戦い続けたところ、とうとう出ました「アルドリッチの布告」。ということで、勝利の喜びを感じることもなく担架で運ばれていきましたとさ。(・_・;)

エピローグ
数日後、病院のベットで静養しているところに、将軍が訪ねて来ました。
「今回は実によくやってくれた。」
「45% エレメンタル→イーサー 変換とはたいした性能じゃないか。」
「ところで、2刀用にもう一本ほしいとは思わんかね。」
勘弁して下さい。 (・_・;)

倉庫のMIベルトの数が、戦いで命を落とした兵士の数を表しているようで、改めて戦争の悲惨さが分かるというものです。それにしても、4つのダンジョンで消費したスケルトンキーの数は合計で120個くらいにはなっている気がするので、相当やり込んで資産がある人じゃないと厳しいだろうな、とは思ってしまいます。(・_・;)

2018年3月24日土曜日

特攻のタク:2H火炎タクティシャン

前回、チャネリングビルドでグラディエーターの170をクリアするという、歴史的偉業が達成されたばかりですが、今度は例の2H銃ピュリファイアのShopping氏が、少し前に出していた2Hタクティシャンを特別仕様にチューンナップして、「魂のラヴァジャー」(間違ってました。「心のラヴァジャー」ですね。)を、なんと3分40秒、「モグドロゲンの化身」を4分40秒というタイムで倒しています。→リンク1 リンク2 (スカスカな耐性でこのゲーム中最大の化物に特攻していくところは漢ですね。(・_・;))

*タイトルは「特攻(ぶっこみ)の拓」という古い漫画からですが、出てくる人物がマジギレ、逆ギレのイっちゃってる野郎ばかりで笑えます。海外ドラマでは「サンズ・オブ・アナーキー」がまさにそんな感じで、シリアスなのかギャグなのかが分からない展開が面白いですが、この系統は世界共通の漢の言葉なのでしょう。(・_・;) ということで、ピュリファイアで「スピードの向こう側」へ逝っちゃた先は、神の領域だったようで、マジで凄いよ、拓ちゃん!いやタクティシャンってところです。(・_・;)

まあ、セレスチャル専用ビルドというのは、作った所で2,3回戦えば充分かなと思うので、あまり実用性はないと思いますが、ベースとなる火炎型のタクティシャンについては気になるところがあるので、装備も揃っていることだし、オリジナル版の方を作ってみましょう。→リンク

では、早速内容を見てみます。まずは武器の「シャー'ズールズ ワールドイーター」が目を引きますが、AoMでインクィジターが追加され、またエレメンタル属性や耐性低下が強化されたことで、それ以前とは比較にならない破壊力を持つ武器になりました。そしてもう一つのポイントとなるのがアミュレット「終わりなき炎の破片」と腕の「神話級 正義のハンドガード」で、共に「フォースウェーブ」に対して100% 物理→火炎 変換 なので、合計で200%変換になるのは、さすがにヤバイでしょう。(・_・;) (注:属性変換は100%が上限のようでGrimDawnToolsの表記のように実際には200%にはなりませんでした。ただ装備選択としてはそれでも問題ないと思います。)あと、パッと装備を見ただけではわかりにくいですが、一応このビルドはDA型で、ポイントになるのは「神話級 正義のチェストガード」のDA+5%ですが、DA型に見えないということは、それだけ火力が下がる部分が少ないとも言えます。

スキルに関しては「レンディング フォース」を強化しているのが意外なところですが、スキル変化は、ポップアップのステータスを見れば分かるように、対象は「フォースウェーブ」のみで、「レンディング フォース」「インターナル トラウマ」グローバル変換分だけになります。若干もったいない感じもしますが(調べてみたところポップアップのステータスは表示上の制限がいろいろあるようで正確ではないようです。DPHの内訳では変換されているので、ローカル変換はツリー内の他のスキルにも適用されるようです。)クリティカルダメージを重視した形でしょう。あとはV1.0.5.0で詠唱速度が追加された「スクワッド タクティクス」をきっちり上げてます。星座に関しては特筆する部分はありませんが「クラーケン」の攻撃速度は不要なので、完成ボーナスが不要なら3ポイントで充分、というところは、「フォースウェーブ」型用の取り方です。

タクティシャンは少し前に作りかけていたキャラがあったので、今回はサクッと作れて、いよいよ残り5クラスでカウントダウン状態になりましたが、流石にちょっと飽きてきました。(・_・;) で、序盤から「フォースウェーブ」「ハガラッドのルーン」中心で進め、星座も「噂の女王マーマー」を取りましたが、序盤から耐性低下が複数使えることと、スキル変化の付いたアイテムも多いので非常に強く、「フォースウェーブ」を使う両手武器型のクラスの中では最も使いやすい感じがしました。このままでも普通にLV94まで行けそうな感じでしたが、こんな時しか出番が無いので、LV75で下位バージョンの「シャー'ズールズ ワールドイーター」「裁判官の印環」「大司法官の防具」セットに変えて、星座も最終的な配置に変更しました。あとはLV94で最終装備に変えて終わりって感じです。

注目の物理→火炎 変換については、確かにそれだけの火力アップになっている感じで、特に腕の「神話級 正義のハンドガード」「ブリッツ」も100%火炎変換が付いていてDPHの数値が跳ね上がります。実際威力も強力で、本編のトレハンであれば単体火力が高いほうが有利なので、今回は少しアレンジして「ブリッツ」にもポイントを振ってみました。とにかく、本編ならローカーも余裕で、強さ的には最強レベルでしょう。さすがに2H銃ピュリファイアよりは火力が落ちますが、こっちはDA型でディフェンス面の不安が無く相手に関係なく戦えるので、無条件でお勧めできます。

両手武器型のタクティシャンは、wikiではエレメンタルばかりな感じですが、こちらはレアアイテムが不要なので、そういう意味では作りやすいかもしれません。また、強さ的にもいい勝負だと思うので、装備が集まっている方で作れば良いと思います。ということで、インクィジター時代を象徴するような強さですが、正直、資産が少ないとしても、今ならクリーグデスナイトを作るより、タクティシャンの方がオススメかなという気がします。

GrimDawnTools
装備のスキル変化で「フォースウェーブ」を強化しまくった所に、パッチで強化された「懲戒のオーラ」「スクワッド タクティクス」で、範囲攻撃も単体火力も強く、ディフェンスも強いと、まさに鬼が金棒を持っているような手がつけられない強さです。ということで、見た目もそれっぽい感じにしてみました。(・_・;)


2018年3月22日木曜日

引くか押すか:カオス・イグナファーの炎デシーヴァー

今回は、前回に続きChthon氏の登場ですが、あなたも作るの速すぎです。(・_・;) とてもついていけないペースですが、今回はついに出た!イグナファーの炎をカオス・生命力で使うデシーヴァーと、「マルマスの布告」2本で生命変換するアポステイトの2本立てで、スター・ウォーズとスタートレックの2本立て上映のような、好きな人にはたまらない感じの内容なので、やるしか無いでしょう。(・_・;) →リンク

とりあえず、デシーヴァーの方が興味深いので、頑張って新キャラを作ってみますが、それだけで結構時間がかかるため、アポステイトの方はパスです。その代りに、ちょうどSuperfluff氏から「ドレインエッセンス」のアポステイトが出たので、最初にこのビルドに少し触れておきます。→リンク 

これは、「ウロボルークの外装」フルセットということで、スキルや装備は、以前記事に書いたビルドに非常に近いのですが、星座は全く違ってこちらはCDR型で、スキルでは「インクィジター シール」を取らないという冒険に出ているのが特徴ですが、これでグラディエーターの170をクリアしているのが驚きです。しかも150-170のクリア時間が10分台というのは、かなり速いタイムです。(ただし、バナー1つと祝福4つを使っています。)

では、どこがポイントなのかと言うと、「ドレイン エッセンス」に星座「インプ」「イーサファイア」を割り当てている所で、「ハンガリングリーチ」を強化すると標的数が5体まで増えますが、全部に「イーサファイア」が発動するとのことで、アイコン砦の3体のカカシで試してみるとたしかに全てに発動します。ということで、チャネリングスキルに関しては、詠唱速度強化での速度を生かし、CDの短い星座スキルを割り当てて、効果的に使うことが大事かな、という感じです。(Superfluff氏は、ここの所ビルド例が出るのが遅いな、と思っていたらチャネリングを研究していたのですね。ということで「イーサファイア」今後イーサー型の「ドレインエッセンス」では必須となりそうです。)


GrimDawnTools
時間の関係でビルド例通りでなく、以前作ったビルドを少し改良してみただけですが、確かに火力が上がりました。最初は別記事にして、「霊との交信」みたいなチャネリング的なタイトルでもつけようかなと思いましたが、どちらかというと「例の更新」という感じなので止めました。(・_・;) 

では、本題に行きます。「テインテッド フレイム」を取って「イグナファーの炎」をカオス・生命変換するファン待望のビルドですが、AoM導入直後あたりでは、これはとても無理だよな~としか思えないキワモノスキルにも見えました。(・_・;) しかしながら、チャネリングスキルにとって、革命的なパッチともいえるV1.0.5.0で「黒焦の誓約」セットに「イグナファーの炎」の強化が施されたことで活路が見えてきました。そう、時代はチャネリングです。(本当かな? (・_・;))

では、詳しく見ていくと、「黒焦の誓約」のフルセットに、ポイントになるのがアミュレットの「ルーンの囁きの導管」で付与スキルは当然ながら「イグナファーの炎」のスキル変化が付いたもので、これは必須です。このスキル変化で武器ダメージが18%付くのが重要で、これにより合計の武器参照は54%になり、ヘルス変換などの乗り方にも違いが出てきます。パンツ、ベルトは典型的なDA装備ですが、DAに特化しているわけではなく不足分を補う形でこうなったという程度です。あと、このビルドにとってはパンツの「神話級 アルケイン ハーモニー レギンス」のスキル妨害耐性も有効です。最後に前回も書きましたがAffixも含めてこれしかないというレア装備ですが、リングがOA・DAと詠唱速度、胴がヘルス・エナジーに耐性で、靴はコメント不要の定番品ですね。

スキルは、「インテンシファイ」は無し、「インファーナル パージ」は1振りとバッサリ切っています。このため生命力は捨てたカオス特化型です。そして、またも「ドゥーム ボルト」フル強化ですが、今回コンポーネントは「リフトストーン」「カオスストライク」を使っています。星座についてはエナジー確保も兼ねて「吟遊詩人のハープ」を必須とした感じですが、他はカオスビルドのセオリーに沿ったものです。全体的には耐性低下と詠唱速度を重視した上でOA.DAのバランスを取った感じだと思います。

レベリングは、いつもどおりインクィジターメインで、星座「瀕死の神」の代わりに「ローワンの王冠」を使って、スキルは2つのルーンにコンポーネントスキルの「上位ファイアーブラスト」/「ストームファイア」を使ってLV94まで進めました。このクラスはスキルでエレメンタル耐性低下を積めることと、オカルティストのサブクラスとしての能力の高さもあって、全く苦労するところはなく、デシーヴァーは普通に強いな、と感じました。そして、レベル94でリセットしますが星座は「瀕死の神」を変えるだけなので楽です。ただスキルは大幅に変更が必要で、また、レア装備は厳選している余裕がなく、とりあえず出たものレベルなので劣化しています。あとは「熟達の記章」「ドゥーム ボルト」+5も無理なので、今回はやや寂しいですが+2で妥協です。

細かく見ていくと、いろいろな要素がポイントになっていますが、例えば上に挙げたスキル妨害耐性による、安定した「イグナファーの炎」の発動に、詠唱速度Maxで武器参照の上がった攻撃によって、コンポーネント「ホーンテッドスチール」のヘルス変換での回復に、さりげなく耐性超過や行動系耐性もしっかり確保していて、何か測定機械でも使って綿密に調整したかのような無駄のない作りになっています。

では、実際に戦ってみますが、まず、カオスレイと同様に、見た目が通常の炎から赤いカオスの炎に変わるのですが、蛇の舌がニョロニョロと出ている感じで、なにか異様な光景にも見えます。(・_・;) まあ、見た目は置いておいて、スキルで耐性低下を持っていることと、装備をよく見てもらえればわかりますが、他にもかなりの耐性低下を積んでいるだけあって火力はなかなか強力で、「カオスストライク」「ドゥーム ボルト」の威力も高いです。加えてエナジーも全く減らなく、見事にバランスよくまとまっているのは流石です。ただ、カオス特化なので敵との相性は避けられなく、ヒーロー程度は問題ないものの「エケット'ズール」辺りは倒すのに時間がかかります。また、Act6終盤あたりでは、張り付きのままでは余裕とは言えない場面も出てくるので、ディフェンス力ということでは上のアポステイトのほうが、はるかに上で、やはり実験的なビルドという感じがします。

まあ、強さは別としても、あたらめてChthon氏のビルド作りの質の高さには唸らされるところで、参考になる部分が多いですが、いかんせん、とても人気が出るビルドとは思えず、実際に作る人が何人いるかな?という気もしますが、デシーヴァーを作ったなら是非試してみてほしいところです。しかし、フォーラムの常連が、次々にチャネリングビルドを出してくるというのは、やはり時代の到来でしょうか。(・_・;)

GrimDawnTools
今回のビルドも質の高い作りによって、キワモノビルドが見事にまとまっているのは流石で、アポステイトの方もいつか試してみたいところです。なお、タイトルに間違いがあり、正しくは「引くカオスか?」で、これは思わず引いちゃうようなキワモノなカオスビルドか?と世間に問いかけたものです。(出た。最悪な衝撃のエンディング。(・_・;))

2018年3月19日月曜日

真・二つの塔:2刀型カオス・パイロマンサー

今回は、ちょうどTZ Tz氏とChthon氏から、共にカオス2刀型パイロマンサーのビルドが出たのでアプローチの違いなどを中心に比較してみましょう。→リンク1,→リンク

その前に、無事「シャー'ズールズ ワールドイーター」をGetしました。\(^o^)/ 結果的には30回程で出たので、まだ楽な方でしたがGrimDawnToolsでドロップ率を見ると、確かに出やすいほうかなという感じで、次に控える「アルドリッチの布告」の方が厳しそうです。しかし、数値上では楽そうだった「追放者の秘密」は病院送り級の苦戦だったので、データはあてになりません。また、「カオスの要塞」は前回のピュリファイアが活躍してくれましたが、「ヴァルバリー港」については注意しないと死ぬ危険があるので、イーサー床に突っ込んだり、メテオが直撃しても微動だにしない体内損傷ウィッチブレイドに仕事をしてもらいましょう。(確かな信頼のゴルゴ13に依頼って感じです。(・_・;))

前回のピュリファイアについては、少し補足しておくと、武器を「 神話級 ヘルファイア」に替えたり、一部装備を外したりしても充分な火力が出ますが、通常攻撃だとかなり火力が落ちるので、そういう意味ではやはり「ブリムストン」が効いている感じです。しかし、よく今まで今回のようなビルドが出てこなかったな、と思いますが、まあ、下手にフォーラムに出すと即弱体化を喰らいますので、見つけても自分だけでひっそり楽しむという「キジも鳴かずば撃たれまい」的な作戦はある意味正解でしょう。(・_・;) ネメシスでは「迷いし者の死神」は5秒程度ですが「グラヴァスル」は即死に近く、とても勝てそうにないと、やはり相性はあります。それでも「肉の支配者」「ガルガボル」の各形態を3秒程度で倒すというのは、すでに殲滅速度が理論限界値に達している感があります。(もはやレールガンかエイリアンテクノロジーかというレベルの破壊力ですが、またまた、どういう具合に修正されるのか、とか余計な心配をしてしまいます。(・_・;))

GrimDawnToolsで見た「アルドリッチの布告」のドロップ率ですが、道中が時間がかかる所に25%のさらに20%の1/2ということで中々厳しそうですが、アルカモスリングよりはまだマシとも言えます。また、「アルドリッチの布告」はクルーシブルでも出るはずなので、そっちのほうが良いのか悩むところです。

では、壊れたビルドのことは、ひとまず忘れて本来の業務に戻ることにしますが、Chthon氏の方から行ってみます。Chthon氏のビルドは、レア装備のAffixまでも前提としているところがあり、まず再現自体が難しく非常に上級者向けなところがありますが、ゲームシステムや装備などに関しては随一の知識を誇り「こんなやり方があるのか。」みたいな部分については非常に参考になります。(ビルドを作っているというよりは研究をしていて、ビルド例は研究成果って感じがします。またビルド例に対するコメントも非常に多く、評論家的な役割も担っている感じです。ということで、彼からコメントをもらえれば及第点はクリアということでしょう。(・_・;))

まずスキルはデモリッショニスト側は「アゴナイジング フレイムズ」「ヘルファイア マイン」の耐性低下に、オカルティスト側は「ドゥーム ボルト」をフル強化しているのが目を引きます。ということで、属性的にはカオス+生命力になり「ヴァルネラビリティ」も強化しています。星座に関しては「イオンの砂時計」を取るCDR型ですが、それ以外はカオスビルドの典型的なパターンです。時間短縮で「ドゥーム ボルト」の稼働率を上げる形ですが、エナジー消費が増える分の調整なのかリングのコンポーネントは「エクトプラズム」になっています。

武器は「神話級 クトーンの牙」2本でヘルス変換と耐性低下、頭の「三神の誓約」「ドゥーム ボルト」強化と発動スキルのデバフが目的で、これはブラックウォーター カクテル」「フラッシュバン」の代わりとして使えます。そしてレアアイテムで耐性と「瀕死の神」で減る分のヘルス再生を確保している感じです。あとはアミュレットの「闇炎の源」の酸→カオス変換と「神話級 クトーンの牙」の刺突→カオス変換を使って通常攻撃に「影の印章」のアイテムスキル「バイティング ブレイズ」をメイン攻撃として採用。また、「カオスストライク」は使わずにレリックの「コルヴァークの欺瞞」を使っているところが特徴です。それ以外では、通常は2刀有効化だけの役割しかないメダル「神話級 ダイアウルフの頂飾」の刺突ダメージまでも有効に使っているところは、脱帽ものと言って良いでしょう。(レジェンダリーやスキル変化を持つレアアイテムを中心にビルドの骨幹を作っておいて残った部位で、不足したステータスを、これしか無いというAffixの付いたレアアイテムで補う形は、Chthon氏の作るビルドの特徴でしょう。)

で、実際使ってみた感じですが、正直強さ自体はそこまででもなく、扱いも難しい感じですが、とにかく斬新です。単にカオスビルドというよりは「バイティング ブレイズ」を最大限に活用するビルドという感じですが、そのわりには2刀型らしさを感じます。このスキルについては装備から考えると詠唱速度を参照する感じに思えますが、Wikiにも書いてないと思うので結構ためになります。ということでやはり実験色の強いビルドという感じがしますが、どこをとっても洗練されていて驚くほど質が高い作りになっています。そして、はたして自分はこのビルドを作れるか?と考えてみると、このビルドの凄さが分かるというもので、是非Chthon氏作のビルドは一度は実際に作ってみてほしいところです。

レアアイテムはとても集められないので、手元にあったのもので、とりあえず合わせた感じでかなり劣化してます。しかし、今までどう使ったら良いのかが全く見えなかった「バイティング ブレイズ」は、こう使うんだなあ、と唸らせられます。

では次に行きます。おなじみTZ Tz氏のビルドですが、こちらは「神話級 グリム フェイト」2本にリングのコンポーネントの「虚無の印章」も2個、さらに「ヴォイドハート」も2個というのが特徴的ですが、ヘルス減少の攻撃を重視したカオス特化型です。そして、こちらもアミュレットに「闇炎の源」を使っていますが、属性変換は「ドリーグの血」と星座の「哀れな者」の酸の実数値ダメージを変換する程度でおとなし目で、「ヴォイドハート」と頭の「闇炎のヘッドガード」での火炎→カオス変換がメインです。

スキルは、「ファイア ストライク」を使う2刀型で「ヘルファイア マイン」強化は同じですね。そしてオカルティスト側では「コンセクレイテッド ブレイド」を取っているところが珍しいです。3ポイント使う割には効果が低めなので通常は取らないケースがほとんどですが、武器が物理ベースなのと、いくつかのスキルで物理の実数値ダメージが含まれているものがあるので、取る価値あり、との判断でしょう。星座についてはCDR型ではない事以外はChthon氏のビルドと殆ど同じと言って良いでしょう。装備も何箇所かは同じですね。

戦ってみた感じは、こちらは普通の2刀型なので、まさにその通りなのですが、上に挙げてある2個ずつ用意した装備の火力が全てで、この優秀なアイテムスキルを使うことで高火力を出しています。ということで、ビルドとしては優秀な効果を持つ装備を最大限有効に使うことに重きを置いた感じで、纏め方も上手く非常にTZ Tz氏らしいビルドといえます。動画でも「ガルガボル」を張り付きでサクッと倒していますが、さすがの火力です。若干エナジーが厳しいのと、「ドリーグの血」でヘルスコントロールが必要なこと以外は、高火力で、使うスキルも少なく扱いやすいので、だれにでもおすすめできる優良ビルドという感じです。

さて、スキル、星座、装備と非常に似ている2つのビルドですが、出来上がったものは全く別物というのが面白いところで、しかも作者の個性が見事に反映されたビルドになっているところは流石です。自分で作るビルドにも独自の個性が出てくるようになれば、もう立派な上級者というところでしょう。

GrimDawnTools
最近TZ Tz氏が出している他のビルドとも共通した、高火力型ビルドシリーズの一つという感じですが、あまりバリエーションが無さそうな感じがするカオスビルドも、こうしてみると結構色々なパターンが作れるなと、改めて感じるところです。で、一番肝心なところで自分が作ったパイロマンサーと比較してみると.... (・_・;)

2018年3月16日金曜日

スピードキング:2H銃火炎ピュリファイア

久しぶりの連投です。いつかは出ると思っていましたが、やはり出ました。今回はマッドクイーンを5秒、ローカーを13秒で倒すという、ディフェンスは捨てて、徹底的に火力を追求した専用ビルドです。→リンク

その前に、カオスの要塞でトレハンしてたらこんなのを見つけました。











以前からこんなのがあったのか全く気が付きませんでしたが 必要なプレイヤーレベル 12というのが、「なにそれ?」って感じで、レベル12で装備できていいの?と思ってしまうところです。(実際にはレベル12で体格712は稼げないと思いますが、スキルで体格を上げることが出来るソルジャークラスなら、かなり早い段階で装備できそうです。)

では本題。まず、今回のような専用ビルドに関しては、単に火力に特化した、とかいうレベルではなくディフェンスは最小限だけ残してバッサリ捨て、火力に全力投入しますので、一歩間違えればネタビルドにもなり得ます。(・_・;) また、当然ながらどんな場面でも強いわけではなく相手によってはサクッと死ぬことも十分にあるという、子供は真似しちゃダメよ!的な危険なビルドだということをご理解の上で、扱って頂く必要があります。(・_・;)

*なお、今回のようにネメシスクラスの相手を瞬殺できるような壊れビルドは、過去に恐怖の覇者拳王の手によって、ことごとく拳を潰されて(弱体化されて)きたという暗黒の歴史があり、すでに死兆星が見えているがごとく長くは生きられないという危うさを秘めています。そして、下手をするとなんの罪もない善良なビルドまでもが巻き添えを食らう場合もあり、そういう意味でも危険なビルドと言って良いでしょう。(・_・;)

使用上の注意を確認した所で、早速詳しくみてみると、まず「ウルズインの地獄のアバター」5点のフルセットで、ついに両手銃が来たかということで期待させますが、セットスキルの「ウルズインの化身」はリチャージが短い所に貫通100%のクリティカルダメージ+50%ですが、GrimDawnTools上では数値としてステータスに出ないので、実際に使ってみないとわからないタイプですね。あとはリングのマルマス レジスタンス派閥装備の「マルマス アルケインシール」が珍しいところですが、ここで売っているリングはどれも中々の性能なので、よく見ておきましょう。というところで、レア装備は無しで「ウルズインの地獄のアバター」セットさえ揃えば比較的作りやすい感じというのは意外です。

星座の方では、両手銃なので「クラーケン」「ヒドラ」があるところが新鮮ですが、それ以外は一般的な火炎属性ビルドのパターンになっています。そして、最後にスキルですが、「フラッシュバン」なし、「ブラックウォーター カクテル」なし、「ブラスト シールド」も控えめ、ということでこれを見ただけで、ある種の覚悟が必要だなと感じさせます。(・_・;) 火力に関しては「ブリムストン」とインクィジターのパッシブスキルを強化するパターンは、ピュリファイアの真骨頂ともいえる所で、すでに多くの2丁拳銃ビルドで火力保証済みです。特に敵味方の攻撃に関係なく、分裂や破片数が多いタイプの攻撃は、多段ヒットすると壊れたダメージを出したりするので要注意といえます。

では実際に作って試してみますが、今回使うキャラは、バロウホルムと敵対している関係で武器の増強剤は使えません。ただ、それ以外はレア装備もないので、ほぼソックリに出来ました。で、どうかというと、まず、使うスキルがマウスを含めて4つしか無いというシンプルさで、 よく一流の俳優は自分を捨てなければダメだとか言いますが、捨てすぎてて怖いです。(タコメーターと燃料計しか無いドラッグレースの改造車ってところでしょうか。(・_・;) )そして、火力の方は、ひと目見ただけでもう分かった、という感じでカカシを撃つだけで、これは普通じゃないな、とため息が出ます。感じとしては難易度をエリートと間違えたかな?というレベルの壊れっぷりです。(・_・;)

雑魚集団やヒーロー程度は遠くから適当に撃っているだけで吹き飛び、「アルカモス」が3秒「シャー'ズール」は5秒って感じですが、ヴァルバリー港は気絶耐性が低いところが響いてボス戦でサクッと死亡。(・_・;) ただ、ボスまでは無敵状態。それから、ラスボスの「肉の支配者」は、あの冷気トリックスターを抜いて最速記録更新です。そして、ローカーもたしかに13秒前後で倒せました。ということで、特定の用途であれば最強と言って良いでしょう。(ローカースピードテストでいうと光ファイバークラスのスピードってところでしょうか。(・_・;))

まさに、これこそが両手遠隔銃というような火力ビルド、というだけで充分高評価に値すると思いますが、DA型が登場した時に匹敵するレベルの衝撃度で、DA型が命中率が下がることで無敵化するのに対して、こちらは火力が限界点を超えることで無敵化している感じです。とにかく、使っていてとても楽しいので、装備が揃っている場合は、今のうちに楽しんでおくことをオススメいたします。(・_・;)

GrimDawnTools
死ぬときはサクッと死ぬとしても、このビルドのようにロマンを追い求めるタイプの人が少なからずいるから困ります。(・_・;) 実際の所、バフなしでは耐性がかなり欠けているものの、遠隔型ビルドなので耐性低下を受ける前に倒してしまえば、「カンケイネーヨ」で済み、さらに基本は火炎属性ですが、火力になるなら冷気でも雷でもエレメンタルでも全部ぶち込んどけって感じにも見えて、ワイルドです。(・_・;)


2018年3月15日木曜日

限りなく近く:2刀型火炎ソーサラー

最近面白そうなビルドが減ってきた感がありましたが、やっと来ました。今回はおなじみTZ Tz氏の2刀型ソーサラーを見てみることにしましょう。→リンク 

まずはじめに、「苦悶の階段」が予想外に速く片付いてスケルトンキーが余ってしまったので、気乗りはしないもののカオスの要塞に行ってみました。で、「シャー’ズール」と軽く10回ほど戦ってみましたがエピックすら出ないというありさまで、挙句の果てに宝箱から「神話級 地獄の業火」「神話級 鉄拳制裁」が同時に出て、「おまえには、これがお似合いだな。 ハッハッハッ」とコケにされている感じです。(・_・;) 完全に舐められているようで「むかつくなあ」という感じですが、こうなったら、グウの音も出ないくらいに、徹底的に締め上げてやりましょう。(しかし未だに出ず、こちらの方が音を上げそうです。(・_・;) でも、代わりに「神話級 ケアンの復讐者」の設計図が出た~\(^o^)/)

ではビルドの方に行ってみましょう。装備は「大司法官の防護」セットに、リングが「エレメンタル ハーモニー」セット、レリックは「コルヴァークの欺瞞」。まず、ソーサラーで2刀型というのが珍しいですが、完全に武器攻撃の近接型というのは、さらに珍しいです。ということで、そうです、ソーサラーというよりはコマンドーっぽい構成ですね。武器は「神話級 オルタス」「神話級 ワープファイア」の組み合わせですが、全体的に重視しているのは攻撃速度で、ワープファイアはスキル全+と耐性低下が目的で、属性変換はリングの冷気ダメージのみと控えめです。また、武器のコンポーネントは「破壊の印章」ですがアイテムスキルの「ストームファイア」は使ってなく基本的に武器攻撃型です。

星座は火炎属性のビルドのセオリーに沿ったもので、特に変わったところはありませんが「グール」は重要でしょう。ということで、ポイントとなりそうなのはスキルですが、「ブラックウォーター カクテル」はあまり強化していません。そして驚きなのが、「メイヴェンのスフィア オブ プロテクション」を取っていないことです。おそらくマスタリーが50/50になるので下手にポイントを振ってダメージ修正を受けるよりは、火力に回して一気に倒し切るほうが良いという判断かもしれませんが悩むところでしょう。ただ、多くのビルドを作っていると、毎回同じような考えで、おきまりのパターンでしかスキルのポイントを振らなくなってきたりするのですが、そうではなく、どれ一つとして決まりきったパターンなどは存在しないので、常にビルドに合わせて細かく考えていかないといけない、という教訓になります。そして、単に取らないのは簡単ですが、それでビルドをバランスよくまとめ上げられるのかは実力あってこそ、といえるでしょう。

それでは、実際に作ってみますが、在庫を調べた所「神話級 ネックス」は10本ほどあるのに「神話級 オルタス」がありません。(・_・;) しかたがないので、材料も余っていることだし鍛冶屋でレジェ作成してみたところ、

1個目「神話級 呪われし者の胃」(....)
2個目「神話級 ネックス」(うっ...)
3個目「神話級 オルタス」(げっ...マジですか...)
*嘘のような本当の話です。長いことプレイしていると、極稀にこのような不思議な現象が起きます。(・_・;)

このビルドは装備も、星座も、スキルも特に目新しい部分はなく、属性変換もなければステータスもおとなし目で、まさにコマンドーをコンパクトに纏めた感じにも見えますが、結果としては、ソーサラーでありながら、正真正銘の近接2刀型に出来上がっているというところが、作りの旨さを感じます。動画では「ガルガボル」を張り付きで倒していて流石ですが、星座「グール」の回復と「エレオクテスの鏡」を前提に考えた上で、慎重に戦っている感じなので、ちょっとでも火力が落ちると張り付きは無理なくらいのシビアさはあると思います。

ということで無事装備が揃ったところで、BWCソーサラーをリセットして例通りに作ってみましょう。(下のコメントを見ると若干調整したほうが良いかもしれませんが、とりあえず今回はそのままで。(・_・;))ただ靴は例によって、とても作れない激レア品なのでサンダーストラックだけで勘弁してもらいましょう。(・_・;) で、戦ってみた感じですが、よく「フラッシュバン」だけでディフェンスが持つな、と思うところですが、最大のポイントとなるのが「神話級 オルタス」の発動スキルのヘルス回復で、攻撃速度が重要なのはこのためでもあるわけです。通常2刀型はコンポーネントや星座でヘルス変換を稼ぐのが一般的なやり方ですが、アイテムスキルの発動率を上げてヘルス変換の代わりをさせるというのは斬新ですね。また、「大司法官の防護」セットを含めた装備はDA、装甲が高めなので、十分近接でも耐えられるというわけです。そして高火力でスキルが派手で、アクションスキルも少なく、回復スキルなどもないので操作が楽で快適です。

クルーシブルが導入されて以降、トレハンはクルーシブルが中心で、ビルド例などでも、長らくグラディエーターをクリア出来ることが基準となっている感じがありました。しかし、クルーシブル導入以前は「ファビウス」などのネメシスやボスを倒すほうがトレハンのメインでした。そして現在においては、もうクルーシブルに縛られる必要は全く無くなったと思います。例えば「苦悶の階段」を周回するだけで、十分な数のレジェンダリー品がドロップします。そしてなにより、スキル変化を持っているレアイテムやMI品などは、本編でないと入手しにくいものが増えてきました。このためビルド作成の基準も考えを変える必要があるように思えます。今回のビルド例もクルーシブルには触れていないし、動画もありません。ということで、もはやクルーシブルをクリアする必要もなければ、DA型が必須なわけでもなく、今後はクルーシブル以前のように、単に本編で特定のターゲットを効率良く倒せるビルド、というところの方が重視されるかもしれません。

GrimDawnTools
見た目も中身もどこから見てもコマンドー。しかし、2刀型にしたことで火力の高さとエナジー管理の楽さなどソーサラーの良さも出ていて、なかなか良い出来です。このビルド、「神話級 オルタス」以外は特に目新しい要素は無く、一見作りやすそうに見えて実は上手く纏めるのは結構難しいので、お手本にしたいビルドだと思います。

2018年3月11日日曜日

砂の雑談:

奇しくも新拡張の発表を境に、フォーラムの方も面白そうなビルド例がバッタリと途絶えた感じで書くことが無くなりました。ということで雑談シリーズです。

・しょうがないので今週は冷気型のインフィルトレイターを作ってみましたが、ナイトブレイドの冷気系が強いのは予想通りで、だからといってそれ以外目新しい部分も無くあえて書くこともない感じです。 (・_・;) しかし、かつてナイトブレイドの冷気型といえばスペルブレイカーでしたが、いまや忘れ去られてしまってトリックスターやサバター以上に話題が出ないクラスになってしまった感があります。(とか考えていたら、たしか以前作ったはずのスペルブレイカーのキャラがいないことに気が付きました。データを戻した時に漏れたのかもしれませんが、キャラの名前も忘れたし、まあ無くても影響ないかなという感じで問題ないでしょう。(・_・;))

・フォーラムが元気がない一方で日wikiは出来の良いビルド例が増えてきた感じですが、DA型が人気のようです。ただDA型というよりはパッチ強化の影響もありインクィジターの強さがここに来て目立ってきたというところかもしれません。そう、今のV1.0.5.1時代ではインクィジターを入れておけばハズレはないとも言えます。(正直シナジー少なめなデシーヴァー、アポステイトでも強さ的には全く問題ないのでハズレはないです。)

・やることもないので「苦悶の階段」でアルカモスの指輪でも頑張ってみようかと思って行ってみたら、25回ほどであっさりエピックとレジェの両方のセットが揃って、拍子抜けな感じです。さらにアミュレット囁きの導管の設計図も出て、全種類が揃いました。あとは「ムージラウク」が25回中22回位は出て来て、こんなに遭遇率高かったかな?と意外な感じで、MI肩や「アーコヴィアンの令状」がやたら増えました。他のダンジョンでも、ネメシスの出現率が上がったのかもしれないので、ネメシスの出現場所はwikiで確認して必ずチェックしたほうが良さそうです。

・出てないレジェンダリー装備では、相変わらずセット装備の頭の設計図の残りが3つありますが、他にも設計図系は残っていて「神話級 ケアンの復讐者」はいまだに出ません。あとは新装備でベルトの「シンダープレート ガードル」も出てません。他はMIで「三神の誓約」は先日出たので、あとは「エルドリッチ ゲイズ」「シャー'ズールズ ワールドイーター」「アルドリッチの布告」、といったところで「ガルガボルの腐敗」と新レリックの設計図は出たので新ダンジョンは終了です。(新ダンジョンのトレハンはかなり楽な方ですがさすがに「ガルガボルの腐敗」2つで2丁拳銃は厳しいですよ。(・_・;))

・フォーラムのビルド例などでよくローカー何秒とか書いてありますが、確かに強ビルドの力試しには良さそうな感じで、倒す時間に応じて戦いながら同時にどの程度の作業を行う余裕があるかで強さを評価するテストとして採用可能かもしれません。

で、多分こんな感じかな?(・_・;)
ローカースピードテスト
3分以上(低品質):戦いながらメールの確認程度なら可能。
1分前後  (標準品質):戦いながらWebページの閲覧が可能。
30秒以下 (最高品質):戦いながらYutubeの高画質動画を余裕で閲覧可能。

・新拡張の「Forgotten Gods」が発表になりましたが、一応触れておくと今度は砂漠ですか...マップとしては何箇所か空いている部分がありますが砂漠らしき場所はないですね。しかし「ギザギザ荒野」あたりは砂漠っぽくもあるので「デビルズ クロッシング」の南西辺りに隠れているのかも。あとエルーラン帝国はたしかイセリアル化して崩壊したとかだったと思うので、やはり次もイセリアルが出てくるのかな?とか。レベルやクラスなどはどうなるか不明ですが、属性的には刺突、カオスあたりにスポットが当たってくれると良いですね。また、両手武器型は「フォースウェーブ」以外はイマイチなのと両手遠隔武器はまだ強さが不十分なので是非強化してほしいところで、星座もクラーケン」以外の選択肢がほしいところです。(両手武器はコンポーネントが1つしか使えないデメリットが厳しいので両手武器時にボーナスなどが付かないと苦しいかもしれません。)

・今更ですが、ゲームパットでのプレイを試してみました。初期の頃に比べると格段にプレイしやすくなっていて、スキルが少なめの近接型ビルドあたりなら操作的には全く問題ないし、コンポーネントなども拾いやすいので、中々快適かも。また、視点を回転させるのが楽なところもいいですね。ただし、ビルドや戦い方によっては操作しにくいのとアイテム整理などはマウスがないと厳しいので使い分けできると便利かも、という感じです。

ゲームパッド用のスキル割当画面ですが、かなり強いビルドなら長時間トレハンするケースなどでは疲れにくいのでとても良い感じ。ただ、危ない時に「ブリッツ」などで逃げる必要のあるビルドや、特定の場所に設置しながら戦うビルドなどは、場所を指定するのが難しいので向いていない感じ。ということでDA型や「インクィジター シール」「ウェンディゴ トーテム」を使うあまり動かなくて良いタイプのビルドなどが向いていると思います。

2018年3月4日日曜日

緋色の研究:2刀型生命ディファイラー

2日もあればキャラが作れるとわかったので、他にやることもないし今週も新キャラを作ってみることにしました。ちょうど「マルマスの布告」の2本めが出たので2刀にしてエレメンタル→生命変換を使ってみたいところですが、ヴィンディケイターとアポステイトはすでに作っているので、ここは思い切ってディファイラーを作ってみることにします。

*これだけ沢山キャラを作ってきていると、もうクルーシブルやローカーなどを戦えるキャラは十分揃っているし、ソルジャークラスなどももう飽きてきたので段々とマニアックな方向へと進んでいきます。(・_・;) そういう意味では、ディファイラーは最もチャレンジしがいのあるクラスといえるかもしれませんがビルドを作るというよりは実験や研究をするという感じですね。

まず、今回のディファイラーについては属性変換を使うわけですが、このようなビルドの場合は装備がないと当然変換できないわけで、レベリング時は別のビルドで育てる必要があります。ということでレベリングはペットビルドで行ってみましょう。以前作ったペットカバリストは、あとから変更したのでペット型で育成するのは久々です。デモリッショニスト側では「フレイムタッチ」のオーラがペットに有効です。

レベルの上がり方については前回とほぼ同じ感じで以下の通り。
ノーマルAct2:LV22
ノーマルAct3:LV40(派閥選択時点)
ノーマルAct5:LV52
エリートAct1:LV65
エリートAct4:LV82(クリア時でAct5,6はスルー)
アルティメットAct4:LV94

今回はペット型なので、ペットボーナスを優先させるためにローカーセットはノーマルAct4まででお役御免です。とにかく序盤はペットの耐性を稼ぐのが難しいのでノーマルAct5の毒花で死にまくり、Act6のイーサー攻撃でも死にまくりで、ここが最も難関だったかもしれません。しかし、LV65でAoMの派閥装備が使えてエリートのLV70でレリック「原始的本能」に切り替えたあたりからかなり楽になってきました。実はLV82でエピックの「魂を汚す者」セットを使うまで装備はレリック以外ドロップ品と店売り品のみでしたが、結構普通に戦えました。ということはネクロマンサーの場合は単体のクラスでペットビルドとして充分な力があるので、サブは何でも結構戦えてしまうということですね。(AoMの派閥装備は耐性が充実しているのと中国製か?と思うくらい値段が安いのお買い得です。(・_・;))

ちなみに、LV94時点の装備を下に貼っておきますが、このままでも最後まで行けそうな感じでした。ただし、ペットは足元に渦が広がる系の攻撃に弱いので、相手によっては崩れ気味になる場合もあり、危ないときは早めに召喚し直して一気に勝負をかける形になるのは代わりありません。とはいえ、このあとは星座スキルのレベル上げも必要なのでここでスキル、星座をリセットして属性変換装備へ切り替えます。
*AoM以前より装備も増えたしペットの耐性も稼ぎやすくなりました。
あと、今回のように回復スキルを持たないクラスの場合は、この例のメダルの「ニンフの標章」やグローブ「薬剤師の接触」のように仲間も回復出来るスキルを持つ装備を一箇所使うとかなり楽になります。

では「マルマスの布告」の2刀型は決まりとして、メインスキルに何を使うかは悩みどころです。まずはオーソドックスに「ブリムストン」をメインとした「ファイア ストライク」を使う武器攻撃型が考えられますが、先日2刀型はたくさん作ったので今回は「ドレインエッセンス」をイーサーではなく生命を使うパターンにしてみることにしました。このため「グレイブチル」を取ってイーサーが冷気になったところをエレメンタル→生命変換します。(このあたりはどういう挙動になるのかわかりにくいですが、DPHの内訳を見て確認するしかないでしょう。)手持ちの装備の変換率は2本で合計92%で、エレメンタルダメージの殆どが生命変換され、デモリッショニストの火炎ダメージや星座のスキルなどを火力に活かすことが出来ます。一方ディフェンスについては、ネクロマンサーの得意分野であるヘルス変換がメインで、安定重視であれば星座「イオンの砂時計」を取って「マーク オブ トーメント」のダメージ吸収を高回転させるCDR型がよさそうですが、試してみた所ヘルス変換で充分なのと、耐性低下が足りない感じだったので「イオンの砂時計」は外して「ベールの番人 ラトッシュ」に変えました。

また、装備も「ドレイン エッセンス」のスキル変化で生命ダメージの付いた頭の「神話級 深淵のマスク」、アミュレット「神話級 ヴィガーの飢え」なども悪くない感じでしたが、最終的には生命ダメージではなくてもセットボーナスの効果が大きいので「ウロボルークの外装」セットのオフハンド以外の4点を使うことにしました。これでネクロマンサースキル+6になります。他には火力重視では装備のアイテムスキルで、被打時発動のものは発動率が悪いので、出来るだけ攻撃時発動のものを使うのと、星座スキルの発動を見ながら割当を変えて調整していく感じで大枠が出来ました。

戦った感じとしては、ヘルス変換頼みなので逃げたらダメなのと、自己ヘルス回復がないのに「瀕死の神」を使うので戦闘後は普通にヘルスが減っていきます。まあ一突きすればヘルスは回復するし、「ブラスト シールド」や星座の「グール」もあるので多少減る分には気にしなくてOKです。それにヘルス変換はかなりの量なので、大抵の敵は耐性低下をかけられようとも回復量が上回り、張り付きのままで倒すことが出来ます。そしてそれでも厳しいときは「マーク オブ トーメント」の出番となるわけです。

さて、なんとかまともなビルドに収まった感じですが「ドレインエッセンス」を使っている割には非常に2刀らしさを強く感じるのが不思議で、また、生命メインのビルドはあまり作っていなかったので、相性の悪い敵が意外な相手だったりして結構新鮮です。(今まで弱いな~と思っていたアロストリアが、やたら硬いと思ったら生命耐性123%でした! こんな所に強みがあったのね。(・_・;))火力としては「カオスストライク」「ブラッド ボイル」星座の「フィーンド」あたりが効果が大きい感じです。また、ディフェンスでは「ブラックウォーター カクテル」「ブラッド ボイル」の攻撃能力低下と「ディケイ」のダメージ減少が重要で、いくらヘルス変換が優秀でもそれだけでは不十分です。

ということで、このクラスは属性変換を使うのが前提とも言えるクラスですが、どれを変換するかなどは幾通りもあるので、その辺りが面白さだと思います。それにしても現在のビルド作成で火力重視にするためには、耐性低下に加えて属性変換でのブーストも必要不可欠かな?と思えるところです。そして、いよいよやることもなくなってきたので次のパッチまで休業かな?と思う今日この頃です。

パンツは「アレクサンダーズ レッグガード」に替えられれば「 ハンガリング リーチ」+3が付いているので「ドレイン エッセンス」ツリーが全てUltimate Maxになるというツリーフルコンプのお楽しみ要素があります。(・_・;) キャスター装備なのでDAと装甲が低いですが、このクラスは下手すると単に他のクラスの劣化型にもなりがちなので、ディファイラーらしさが出ているというのがなによりも大事でしょう。

2018年3月2日金曜日

森の雑談:

雑談シリーズの第3段です。

・マルマスレジスタンスのクエスト「イヴォンヌ」ですが手紙を持って「ヘラルド マティスの墓」内の灯籠のスイッチを動かすと隠し部屋に入れるのですが良いアイテムは出ません。手紙をすぐに渡す場合は隠し部屋には入れなくなりますが、クエストを報告した後に一度場所を離れてから戻ると近くに宝箱が出現します。そして、アルティメットならこの宝箱からはほぼ確実にレジェンダリーアイテムが出ますが、他のクエストのレジェンダリー報酬と比べて違うアイテムが出る割合が高い感じですので手紙をすぐに渡すほうが断然お薦めです。

・毒草や木のゴーレムがたくさんいるアンダーグロースですが、ここにある祠からは虚無界のデーモン系が出てきます。何で???と思ってたらパッチで「古代の森」に移されました。汚染物質は森に廃棄ってことですね。納得いきました。(・_・;)

・先日作ったペットカンジュラーの「トアマンド」君ですが、チェストの「コルバの毛皮」ってお腹が出ているためか狼の顔の位置が下にずれていて結構ヤバイ感じです。(女性キャラはかろうじてお腹の位置でセーフでしょうか。(・_・;))

・ラヴァジャーの階段ハメ技ですがこれだけ時間がたっても修正されないのはちょっと変です。ということはもしかしてバグとかではなくそういう設定か?って感じですが、であれば考えられそうなのは、関節炎説(脚腰に痛みがあって登れない)、ローラースケート説(平地は移動が速いが階段は登れない)、数字に弱い説(階段を数えて考えている(小学生かい?(・_・;)))、呪い説(ウェンディゴの霊に金縛りにされている(それは怪談 (・_・;)))などありますが、これこそまさに苦悶の階段という感じです。(・_・;)

・たまにドアがある場所などで移動できなくなる事があります。特にブラックアイアン埠頭に入る扉でよく起こりますが扉を開け閉めすると通れるようになります。またドアでない場所はリフトで移動してから戻ると普通に通れるようになったりします。しかしながら、一度「苦悶の階段」のダンジョン内の牢獄に入ったら閉じ込められて出られなくなったことがあります。この場合はリフトが出せないのでメニューに戻るしか手がありません。一応注意しておきたいところです。

・アルカモスだけやたらMIが多いですが、多い割に指輪は本当に出ません。正直あまり使い道の無さそうなレア両手武器なんかいらないので、せめてエピックの指輪セットでも良いから出して、と言いたいところです。

・毒酸キャラがなんとなく微妙なまま放置状態ですが、フォーラムのビルド例でよく使われているエピックリングの「神話級 永劫腐敗の指輪」というのが全く出ません。実はエピックのアクセサリーは全て売らずに保存していて、出にくいと言われている「ザ メイジロード」セットですら2セット揃っているのに、こちらは1個もないというのは不思議ですが運がないだけ?

・AoMでクラスがたくさん増えたので、これだけ時間がたってもディファイラーってどのクラスの組み合わせだっけ?とか、それはデシーヴァーだっけ?とか思い出せないのがあったりします。そういうときは1192年「いい国作ろう鎌倉幕府」みたいに歴史の年号を語呂合わせして暗記するようにして覚えるのが一番、ということで、

オカ+インク=デシーヴァー ネクロ+デモ=ディファイラー
の場合だと「おい!レシーバー行くぞ!」(バレーボールかな?)とか「猫でも出入り自由!」(ペットの入室OK?)とかで覚えておけば試験に出ても大丈夫です。(なんの試験だ。(・_・;))

・DA強化型は火力さえ確保できれば装備は店売り品でもある程度揃えられるので便利ですが、ビルドによっては戦闘が地味になって楽しさが無くなる場合もあります。例えば使用者の多いクリーグ・デスナイトもDA型にしたビルド例が多数出ていますが、火力とディフェンスのバランスが取れていなかったりすると逆に弱くなってしまいます。ということで、DAを5000稼いでも結果的に4000のビルドより弱くては意味が無いのであまり数値に拘り過ぎてはダメです。

・人によってよく使うクラスには偏りがあると思いますが、やはりカオスとイーサーの相反する属性のウォーロックや死の目覚めの修道会とカイモンの選民という相反する派閥のアポステイト(背教者って意味ですね。)など、クラスの持つ背景に惹かれてしまうというのはマニアック過ぎでしょうか。(・_・;)

DA型にするとか、回避を特化させてみたいとかでどんな装備があるか調べたい時に便利なのがGrimDawnToolsのアイテムデータベースで、検索キーワードに「防御能力」とか上の画像のように「近接攻撃を外す」などステータスに含まれる文字を入れてあげれば簡単に探せます。また、アイテムデータベースならステータス上の文字をコピペすることが出来るので絞込も簡単です。他に便利そうなところでは「設計図」でクラフト品のみとか「ソルジャーの全スキル」などで特定のスキルが付いた装備を探せるのは非常に助かります。