2019年2月28日木曜日

ヴァルバリー港の雑談:格闘バトルギャラリー集

さて、先日公開された、クリーグセットに続く第2弾?センチネルセットを見ていたら、そういえば普通の人は、あまり画面をズームして敵がどんな顔や格好をしているかまでは見てないかも?と思ったので、Mod GrimCamを使ってズームアップした格闘シーンをたくさん撮ってみました。ということで、迫力のある映像をお楽しみください。(・_・;) なお、アップで見られるようフルサイズの画像にしたので回線速度が低い場合は激重かもしれませんが、あしからず。(・_・;))



最初に、ようやくmalawiglenn氏から雷ヴィンディケイターのガイドが出ましたが、ビルドの方は完全にキャスター型で、これはこれで参考になる感じですが、2H感電DoTヴィンディケイターとは少し違った感じの作りでした。→ リンク


次に、なぜか本日抜き打ち的にTwitchの配信があってZantaiがパラディンで序盤をプレイしていましたが、「デビルズ クロッシング」の門の外にNPCが居て、クエストを受けることでポータルが開いて新エリアに行けるようになるみたいです。どうやら、金曜日にも配信があるらしいですが、リリースも抜き打ち的にいきなり行われたりしないか心配になってきました。とにかく、重大案件での事後報告は勘弁してほしいところです。(・_・;)


あと、翻訳のMatougi氏のコメントによると、日本語化ファイルは拡張リリース後1週間ほど内部テスト的に確認を行ってから公開するそうで、フォーラムでプライベートメールを出してくれれば誰でもこのテストに参加できるとのことです。まあ、フォーラムにアカウントを作っている人はあまりいない気もしますが、個人的には多少の言い回し程度の違いなら、特にテストしなくてもおいおい修正してもらえればOKという感じもします。いずれにしても、それほど間を置かずに日本語で遊べるのはありがたいところです。

*そういえば、クラス名で「ナイトブレイド」+「オースキーパー」のクラス名は「ダーヴィッシュ」になっていましたが、今回の「オースキーパー」はエルーラン帝国絡みということでなのか、信仰や宗教色が強い感じで、「パラディン」や「テンプラー」などの名前がまさにそんな感じです。「ダーヴィッシュ」については、英語のデイヴィッドやドイツ語のダーヴィトの由来がダビデ王だったと思うので、同じであれば非常に的確な訳という気がします。そして、AoMが審問官(カイモン)Vsネクロマンサー(修道会)の対比だったところ、今回の「オースキーパー」はクラス内で、物理・火炎属性がライトサイド、毒酸・生命力がダークサイドって感じで対比させているのかもしれません。

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続いて、日wikiのCDR型イーサー・スペルバインダーでおなじみのREYM REYM氏ですが、アグリヴィックス型の更新が来て、グラディエーターのW151-170で世界最速となる4分33秒が出ています。内容的には以前のものと基本は同じですが、ポイントとなるのは星座の「守護者の目」で、イーサー属性なのになんで?と思う人もいるかも知れませんが、星座スキルのカオスダメージをイーサー変換することでの火力目当ての選択で、このためにリングの「神話級 アルブレヒトの二重性」も2個にして100%変換させています。たしかに動画を見ると「ラヴェナス アース」に割り当てたスキルの発動具合は非常に良い感じで見事な改良ではないかと思います。それ以外では「エレオクテスの鏡」もポイントを減らして、「エレメンタル バランス」につぎ込んでいるし、属性値も精神力につぎ込んだ捨て身の超火力仕様という感じです。(・_・;)

アグリヴィックス型は、ya_氏に続いて先日John_Smith氏もなんとか4分50秒台に届きましたが、こちらも、かなり捨て身のイチかバチかみたいな構成だったので、今回の30秒台というのは「マジかよ~ 勘弁して~」という、心の叫び声が聞こえる感じもしますが、(・_・;) はたして再挑戦してくるのか楽しみなところです。

GTリンク動画リンク
いや~それにしてもこのタイムは凄いですが、防御能力2,100というのも結構凄いです。まあ、5分以下の世界というのは5秒縮めるのも至難の業になってきますので、立ち回り的にも複数の敵をいかにまとめて倒せるのかというところが大事になってきます。

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では、本題のギャラリー集に行ってみましょう。

センチネル:先日新しいレジェンダリー装備で3神のセットが出ていたのがこれですね。ブーツはセットには無かったようですが、単品発売でしょうか?


次に、先日紹介したSF海外ドラマの「エクスパンス」には未知の生命体「プロト分子」というのが出てくるのですが、見ていたらイセリアルってこんな感じなのかも?と非常に興味深く拝見させて頂きました。(・_・;) ということで、まず始めにイセリアル化した場合の進行具合について画像を使って追ってみることにしましょう。

クロンリー:イセリアル化の初期症状として髪が抜け落ちています。(被爆ですか?(・_・;) )それ以外はまだ普通の人間という感じですね。


 ウォードン:こちらも初期段階で、気になる頭は帽子でうまく隠しています。(・_・;)


 第2段階です。右手は、まだ武器を持てるようですが、左手はもう盾を持てなくなりました。腕力強化は流石トゥルーパワーと言う感じで、ワンパンで完全に足にきました。(・_・;)


こちらは完全に末期で武器も持てなくなって「モンクの叫び」状態です。(どう見ても見た目は弱くなっている気が... (・_・;))


こちらの評議員の方々も手遅れって感じです。(・_・;)


で、この後どうなるかですが、最も成功したパターンとしては「セオディン マルセル」でしょうが、「ルーシャス司令」やヴァルバリー港のタチコマ、「融合体」辺りも合格圏内でしょう。そして、失敗したパターンとしては、

 観光名所「アンジェロ岩」ってところでしょうか。(・_・;)

*そういえば「現実のふち」にはジョジョリオンで出てくる岩人間もいました。(違うだろ。(・_・;))

風になった私。(・_・;)

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次にネメシス編です。

 ファビウス:
飛んでいるナイフは「ブレイド スピリット」で、「Dioの世界にようこそ」って感じですが、眼帯をしているのはたぶん目に刺さったのでしょう。危険ですので要ヘルメット着用です。(・_・;)

アイアン メイデン:
強いわりに装備は何となく安物って感じで、レジェンダリーセットはまず出ないでしょう。(・_・;) こちらは鉄球の回転で対抗しているところですが、後ろから襲いかかるデスストーカー君の不気味な笑顔が絵になっています。(・_・;)

ザンタリン:
体は骨でよく見ると透けて見えますがローブでうまく隠しています。なんとなく「パイレーツ・オブ・カリビアン」って雰囲気です。


 ヴァルダラン:
この方も終わっている系です。それにしても出現場所が多いので探すのが大変ですが、結局「ヴァルバリー港」まで行くハメになるのはお約束です。(・_・;)


アレクサンダー:
業界切ってのイケメンですが、即死級の攻撃をかけてくるので映像を撮るのが結構大変です。(・_・;)


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続いて「ソックリさん」コーナーの時間です。

 ザースゼーラン:
「ザンタリン」の親戚って感じでMI本をしっかり握っています。左にいるのは「カルデロス」さんですが、彼は「アルコンバートホーレム」にそっくりです。

 キルリアン:
キャスター系かと思いきや十字軍兵士って感じなのが意外。

マルカダール:
どう見ても上とそっくりで、もしかしたら、同一人物で修道会の人達は騙されているのではないかという疑いが心をよぎります。(・_・;)


 ジャナクシア:
派閥の制服着用ですが、結構アクションが派手で見ていると面白いです。


ラーリア:
単に色違いと思いきや、結構強く死にまくりで、いい絵を撮るのが難しいです。(・_・;)


ヴァラックステリア:
なんとなく素顔が気になりますがイセリアルだと、どうせグロ系だと思うので見ないほうが吉なのかも。(・_・;)

アロストリア:
こちらは叩くと中身がニョロっと出てきます。(・_・;)

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さて、マスクの下の素顔は?

ブラッドロード タロニス:


サラザール:

この手のクトーン信者でマスクをかぶっているというのが怪しい感じがしますが、海外ドラマだとこの手の輩は意外な人物だったりして、衝撃の事実!というのがお約束ですが、(・_・;) 個人的にはバーウィッチにいる「浮浪者ハービー」あたりが臭いなと思っています。あと、意外に死んだはずのアーコヴィア長老... そういえば、「ローワークロッシング」のフランシスも死体は偽物という可能性も... (考え過ぎ(・_・;))


おまけ。
その「フランシス」ですが、それっぽい手紙に銃を持っているということで、この銃で自殺したことを匂わせますが、名探偵の読みではこれはダイイングメッセージで「フランシス ガン」→「腐乱死ッス 癌で」を意味していて、実は病気で死んだのだと推理しました。(・_・;)

*なんで、こんなところで「サンダーストラック」が出てるのやら。 (・_・;)


「デビルズ クロッシング」に倒れているイセリアルの死体ですが、よく見ると押しつぶされて下敷きになっている人の足が見えます。(お墓は出来ているけど遺体はまだここかよ。(・_・;))そしてイセリアルの死体の背中には謎の暗号文が... これは事件の黒幕を突き止める手がかりになるのか?(・_・;)



では最後にザンタリンおじさんが見事に決めてくれたショットでお別れです。(・_・;)
今回のような画像を見ていると、なんとなくストリートファイターのような格闘ゲームも作れそうですが... (・_・;)

2019年2月24日日曜日

ソプラノズ:リープスピリット型イーサー・スペルバインダー

まず、前回の拡張関連の情報について、いくつか追記しましたが、既存の星座に報復ダメージが追加されていることや、「アイ・オブ・レコニング」に星座スキルが割り当てできないことについては、ZantaiとGrimDawnToolsの管理者Dammitt氏からコメントが有り、正しい情報ではないとのことなので、取り消し線が大量発生してしまいました。(・_・;) とりあえず、まだリリース前なので他の部分についても変更の可能性あり、と考えておいたほうが良さそうです。それ以外ではGrimDawnToolsの「オースキーパー」の部分が日本語化されてスキルの説明なども読めるようになりました。また、スキル名はいつもより日本語名が多めですね。


では、今回ですが、なんとなくスペルバインダーをもう1キャラ作ってしまったので、(・_・;) CDR型イーサースペルバインダーで、「リープスピリット」をメイン攻撃にしたビルドを試してみたいと思います。このタイプは「キャリドアのテンペスト」「アルブレヒトのイーサー レイ」「パネッティの複製ミサイル」「ボーンハーベスト」などメイン攻撃で使用できるスキルの種類が多いし、装備も「千里眼の集中」「イスカンドラの統一」「アグリヴィックスの激怒」と非常にバリエーションが多いのですが、今回は「リープスピリット」メインということで「ディヴァイナの予見」セットを使います。→ リンク


*タイトルはニュージャージーのイタリアンマフィアを題材とした異色の作品ですが、数々の賞を受賞した名作で、特に最終話は数ある海外ドラマの中でも非常に意外な終わり方をする作品として有名です。そして、内容もギャング抗争がメインではなくどちらかというと人間ドラマが中心で、先日の「マッドメン」と同様に、最初のシーズンあたりは地味な展開が多く良さがわかりにくいです。しかし、中盤から終盤にかけてはかなりスリル感や「なに、いきなり殺してんの?」みたいな場面も増えてきて面白くなってきます。(・_・;) あと、日本語ではサブタイトルに「哀愁のマフィア」と付きますが、各話の最後が非常に哀愁漂う感じの終わり方をすることが多くぴったりな感じがします。ということで、今回のビルドはおなじみロシアン・マフィアコミニティのビルドですが、コメントでアレンジ版を出してくるのが中華系(中国人ではないらしいですが)ということで、縄張り(イーサースペルバインダー)を巡ってのギャングの抗争って感じもします。(・_・;)

ふと思い出したので追記 (・_・;)
このドラマで二人のマフィアのボスが裁判にかけられることになりますが、この二人の役者は、このあと弁護士ドラマの「グッド・ワイフ」で共に裁判官役を演じており、このドラマを見ていた人は思わずニヤリとしてしまいます。(・_・;) また、バイカーギャングを描いた「サンズ・オブ・アナーキー」もこのドラマの影響が大きい作品ですが、アドリアーナ役でスタイル抜群のドレア・ド・マッテオが全く同じような役で出ているのが面白いところで、この人は他にも「デスパレードな妻たち」「シェイズ・オブ・ブルー」など似たようなキャラクターの役が多く定番アイテムって感じです。(・_・;)


その前に、CDR型イーサースペルバインダーと言えば、個人的にはcccsennn2氏の「パネッティの複製ミサイル」型が一番好きですが、動画ではフォーラムのものより新しい1.0.7.1版もあるので、ついでに紹介しておきましょう。弱体化された「スターパクト」はそのまま使っていますが、火力が落ちる分を星座「瀕死の神」を使うことでカバーして、代わりに「エレメンタルバランス」を下げて、そのポイントをリチャージ時間を稼ぐために可能な限り「エレオクテスの鏡」につぎ込むということで、あいかわらず調整の仕方が見事です。(ただ、ヘルムの「エクトプラズム」は結構謎。(・_・;))

装備では、メダルの「スラッサーズ クレスト」が「ソーサラーズ」+「レディネス」という、これしか無いような理想形に変わっています。まあ、自分の手持ちの品も「シャーマンズ」+「レディネス」なので、一応カスッてはいるのかもしれませんが、(・_・;) 「パネッティの複製ミサイル」+2に「10%の確率で+280%イーサーダメージ」はロマンなのでいつか手に入れたいものです。(・_・;) で、結果としてグラディエーターW151-170を5分23秒と弱体化前と同等のタイムを出すというところが只者ではない感じです。(・_・;)

GTリンク動画リンク
弱体化で致命傷を受けても、最後の力を振り絞って同じタイムを出すところまで持っていくというのが凄いですが、やはり精神的に堪えたのか、その後新しいビルドや動画はなく、ろうそくが燃え尽きる寸前の最後の輝きというところだったのかもしれません。(・_・;) なんとなく、中華マフィアのボスが撃たれて倒れたあと、打ち返したところで力尽きた、という感じにも見えてしまいますが、 十分に静養して拡張で復活してほしいところです。(・_・;)

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では本題ですが、まず「リープスピリット」については、あまり使う機会がないスキルなので正確に理解できていない方も多いのではないかと思います。で、日wikiに詳しい説明は書いてありますが、一応おさらいしておくと、このスキルは非常に特殊で、単にペットの召喚スキルではなく、魔法スキルが敵に命中してその後にペットが出現して戦ってくれるという感じの物で、攻撃魔法スキル+ペットの2つの効果を持つスキルという形です。なので、ペットビルド以外で使う場合は、ペットではなく魔法ビームの部分が大事になってきますが、属性はイーサーと生命力減衰ダメージで、しかも、武器ダメージ付きで26ポイントだと120%まで上がります。あとは、デフォルトだとリチャージが6秒で、星座発動の判定は魔法攻撃の部分だけということもあり、他のペットスキルより割当可能な星座が多いです。

次に、ここからが大事ですが、「ディヴァイナの予見」フルセットを使うと3秒リチャージ短縮できます。そして、「神話級 イーサーリーチ」も使うとさらに2秒短縮できるので、そこに装備のクールダウン短縮を含めるとリチャージは1秒以下になり連射可能になります。イメージとしては両手武器で殴っている感じに近く、ヘルス変換を稼いでいればガンガン回復させることができます。さらに、この魔法は射程距離が長いので遠隔攻撃スタイルで戦うことが出来ます。

そして、ペットですが、こちらは属性は冷気・生命力ですが、当然ペットなので「ペットの攻撃」を使うとかなり遠いところまで突撃していきます。また、複数出せるので狭い場所で連射していると壁になって防いでくれたりもしますが、連射しているとヘイトを稼ぐのか意外に敵が本体に向かってこなかったりします。このため、引き撃ち的な戦い方も出来たりするのが面白いです。

さて、予習が終わったところで、記事のビルド例を見てみますが、「ディヴァイナの予見」セット以外は、まさに、CDR型イーサー・スペルバインダーそのままって感じです。なお、日wikiにも似た構成のビルド例がありますが、星座は完全に違っていて、というか、作るにあたってのコンセプト自体が違うって感じです。

では、ここで問題です。(・_・;) 下のビルドは全体的には悪くない感じがしますが、上の説明を理解していればいくつか問題点があることが分かります。下のGTリンクを見てどこに問題があるか答えよ!(解答はすぐ下。(・_・;))

GTリンク

まず、星座に関してはペットを強化しても効果はないので「ラトッシュの杖」はあまり意味がないです。同じ理由で排他スキルの「マスター オブ デス」もイマイチでしょう。それに、「冬の精霊 アマトク」は単体火力として優秀ではありますが、属性変換も無いし、クリティカル発動のスキルに「リープスピリット」を割り当てるのは完全に使い方を間違っている感じです。(・_・;)

他には「ファブリック オブ リアリティ」をフル強化するのであればリングはやはり「神話級 アルブレヒトの二重星」でカオス→イーサー変換したほうが良いと思います。また、パンツの「神話級 バルバロスのショース」は優れていますが、今回総合速度はあまり関係ないので優先度は下がります。そして、最大の問題点としては「リープスピリット」の武器参照の高さを使っていないことで、多少なりともヘルス変換を加えないと宝の持ち腐れという感じがします。(ただ、動画で逃げ撃ちスタイルというのは珍しいので、そこは貴重かも。(・_・;))

ということで、コメントで中国語版の動画とともに改良したビルドが投稿されていますので見てみましょう。

GTリンク

こちらは、グラディエーターのW151-170を7分19秒で、流石に作りもよく分かっている感じですが、コンポーネントの「聖化した骨」2個、メダルの「神話級 ダイアウルフの頂飾」、増強剤での種族ボーナスに、「ホーンテッドスチール」「安らぎ無き遺骸」、レリックの「インピュリティ」でヘルス変換を積みまくりなのは、少しやりすぎな感じもします。まあ、装備的には耐性面でも有利なので間違いではないですが、無敵を回すスタイルでも無いのに装甲吸収率78%は若干リスキーな感じもします。

実際に作って試した感じでは、想像以上に火力が高くて驚きですが、ヘルス変換も非常に強力で戦闘中の安定感ということでは、このタイプの中でもトップレベルで非常に戦いやすいです。ただし、回復スキルがないところに「瀕死の神」のペナルティもあるので、戦闘後はもろにヘルスが減っていくのと、気絶や凍結などで攻撃が止まると危ないのはヘルス変換での回復が中心の2刀型などと同じです。

ということで、最終的に自分としては少しマイルドな感じにアレンジにして下のようにしました。星座とスキルは同じですが、装甲吸収率はもう少し上げて、レリックもカオスの属性変換と種族ボーナスで「アグリヴィックスの悪意」に替えました。Grim Internalsで確認すると「インピュリティ」より火力が高くカカシのタイムも5秒くらい速くなります。他にはアミュレットのランダムスキルは、イーサー耐性低下の物もあり火力に違いはないのでどちらか入手できればOKですが、耐性低下は「サイフォン ソウルズ」なので近接向きで総合的な火力では上です。一方「リープスピリット」強化は遠隔向きって感じですが、同時にヘルス変換が強化されて安定感が増す効果があるので甲乙つけがたいです。

カカシのヘルスリセットまでは35秒で、上のパネッティ型が55秒、アグリヴィックス+テンペスト型も45秒程度だと思うので、このタイプとしては非常に速いです。特に「フィーンド」に割り当てた「リープスピリット」は元がCD6秒のスキルなので発動率が100%で非常に火力が出ます。実際Act6で戦ってみてもイセリアルと人間への種族ボーナスがあるので、強烈に強く「3人の評議員」「ヴァラクステリア」が簡単に死ぬし「セオディン マルセル」もペットビルド級の速さで驚きです。また、「ローカー」も問題なく「クラ'ヴァール」も無敵もあるし余裕。あとは、武器参照の高さでヘルス変換が強く、連射すればガンガンにヘルス回復しますので敵がいればまず死にそうな感じがしないです。ただ、古代の森の「デスストーカー」のように一部ヘルス変換出来ない敵がいるのでそこだけは無敵を使うなど注意しておきましょう。

ということで、他のタイプがアルカニスト色が強いところ、このビルドは排他スキルもネクロマンサー側なのでスペルバインダーらしさがよく出ていて、個人的にはとても気に入ってしまいました。また、ヘルス変換での安全性も高いので、CDR型イーサー・スペルバインダーは操作がシビアすぎて辛いと感じていた人にも、是非試してもらいたいビルドかなと思います。

GrimDawnTools
「ディヴァイナの予見」セットはAoMが出てすぐにアポステイトで試してみたことがあるのですが、あまりの斬新さにかなりぶっ飛びました。(・_・;) しかし、今回あらためて使ってみると、なんとなく火炎・イーサー型ウォーロックを彷彿させる古き良き魔法キャスターという感じで遠隔攻撃も楽しめるし、ディフェンスも安定していて脆さもなく、「リープスピリット」に対する評価が変わること間違いなしでしょう。


2019年2月21日木曜日

Forgotten Gods直前情報 Part3

残念ながら正確な発売日は発表されませんでした。まあ、今回はマルチプレイに力を入れているようですが、シングルよりはバランス調整の難易度が飛躍的に高いと思うので、そのあたりで時間がかかっているのかもしれません。今回はあまり多くの新情報はありませんが、とりあえず、GrimDawnToolsで「オースキーパー」のクラスが公開されたので少し触れておきたいと思います。


最初に「オースキーパー」のスキルですが、「サモン ガーディアン オブ エンピリオン」の派生スキル「Scion of Dreeg」の有り無しで「Celestial Presence」の耐性低下の属性まで変わるというのは新しい技です。(・_・;) また、排他オーラの「Divine Mandate」ですが、UltimateMaxの22ポイントまで上げるとクリティカルダメージが70%というのはかなり凄い数値で、「瀕死の神」「デッドリーエイム」「エレメンタル バランス」あたりと組み合わせると軽く100%を超えそうです。(・_・;) あと、回転切りスキル「アイ オブ レコニング」ツリーの「Soulfire」のダメージ減少も22ポイントなら25%軽減というのは結構凄い数値です。

これは、通常の設定ではそこまでポイントを振れませんが、「マスタリー・スキルの限界を無視する」にチェックをつけると下の画像のようにフルにポイントを振ることが出来るので確認可能です。一応サンプルを貼っておきます。→ GTリンク

なお、「アイ オブ レコニング」は予想通り使用中は他のスキルは使用できないようで、使うためには一度回転を止めないとダメなようです。そういう意味では攻撃時発動の星座スキルを割り当てたいところですが、星座スキルを見ると割り当て出来るものはなさそうで残念でした。(・_・;) また、このスキルは攻撃速度に依存するとのことです。

追記:zantaiよりコメントが有り「アイ オブ レコニング」に星座スキルを割り当てできないのは、現在は公開できる情報が制限されている為で実際には割当は出来るとのことです。さらに、GrimDawnTools の管理者Dammitt氏によると「Vire's Might」「Aegis of Menhir」「Shattering Smash」も同じ問題があるとのことです。

Ultimate Levelまでのスケーリングが非常に良いものがありますので、スキル強化を優先したいものと、そうでないものはチェックしておくべきでしょう。

次に、ステータス画面では新しく「Healing Increase」の項目が増えています。これは、「オースキーパー」のスキルではトグルバフ「プレゼンス オブ ヴァーチュ」ツリーの「Haven」とパッシブバフの「Resiliemce」で上がります。で、両方がスキルMaxだと下の画像のように68%になるわけですが、これがどれくらいの効果なのかは当然使ってみないとなんとも言えません。そして、既存の、クラススキル、星座、装備などにも追加されてくる可能性が考えられます。



次に、報復ダメージの追加については、これも「オースキーパー」のいくつかのスキルに含まれていますが、既存の星座でも「鉄床」「ターゴのハンマー」「秋猪」「トランプル」に追加されています。特に「ターゴのハンマー」は盾持ちのビルドでは定番の優秀な星座なので、更に強くなるというのは注目に値するところです。これもどれくらいの効果があるのかは不明ですが、仮に報復で10,000のフラットダメージがある場合、20%だと2,000がそのスキルのダメージに乗ってくると考えると馬鹿にできないような気もします。ただ、こちらは装備に左右される部分が大きいでしょう。

追記:GrimDawnTools の管理者Dammitt氏からコメントがあり、「ターゴのハンマー」「トランプル」の報復ダメージはv1.0.7.1の時に内部データに追加されたものでツール上では表示されるが、実際のゲームでは有効になってなく拡張でのデータとは異なるので無視してほしいとのことです。




という感じで、今の所新装備や新星座が無いので、出来ることは限定されますが、既存のビルドのサブクラスを変更してみることで、大体のステータス的な違いを確認することは出来ます。試しに「マーコヴィアンの要塞」セットを使った盾持ち物理「ウィッチブレイド」のサブクラスを「オースキーパー」にしてみた感じでは、まず、属性値で体格の上がりが良いので、ヘルス、防御能力は高めになります。また、スキル関連で装甲値強化が多いので、装甲も他のクラスより高めな感じです。逆に弱いのは攻撃能力が低めなのと、エナジーがかなり低いのでトグルバフ「プレゼンス オブ ヴァーチュ」のエナジー再生は大事かもしれません。

以前書いた「オースキーパー」の記事にも追記しておきましたが、下がマスタリーが50の時点での属性値の比較で、シャーマンに近いバランスになっています。


それ以外では、「オースキーパー」はバフスキルの「Clarity of Purpose」で、効果時間ありとはいえ行動型耐性が簡単に稼げてしまいますが、12ポイントで気絶、凍結、石化、捕縛が50%というのはすごい数値です。減速耐性については排他オーラの「Divine Mandate」で稼げますが、数値的には低めです。ということで、物理・火炎は減速耐性、毒酸・生命力は代わりにクールダウン短縮で対処しろ、って感じでしょう。それにしても、これだけ簡単に行動系耐性が確保できるということは=行動型耐性も超過が必要になる?=新たに行動型耐性減少攻撃が出る?ってことでしょうか?(・_・;)

ウィッチブレイド
GTリンク

ウォーロード
 GTリンク
実際にはオースキーパー側もスキル強化が入ってくる可能性があるので、上に書いたように「マスタリー・スキルの限界を無視する」で「オースキーパー」のスキルを適当に全+3くらい足してみました。

という具合に、既存のビルドのサブクラスを「オースキーパー」に変更してみれば、大枠のステータス的な傾向はつかめるでしょう。また、既存の装備でサブクラスとして使う分には十分参考にできると思いますので、いろいろ弄ってみる価値はあります。


それ以外では、新たに見た目が公開された「The Cyclone」セットがなかなか格好良いですが、左手がオフハンドなのか武器なのかが良く分からない感じです。この装備は火炎・雷強化らしく、Superfluff先生のコメントによるとインクィジター、デモリッショニストとの組み合わせの他、エレメンタリストにも向いているとのことです。


最後に久々にMIのダブルレアが出たので釣り自慢で貼ってみます。
「イクリックス スケイル」は本編ではドロップ率が低いのでクルーシブルで狙うしか無いですが、装甲強化が3つ重なって22%という脂がのった大物で、これはウォーロードを作れというお告げでしょうか。(・_・;)

2019年2月17日日曜日

エクスパンス:ダブルルーン・メイジハンター

拡張はマルチプレイが面白そうなので、その辺りで遊べそうな楽しいビルドは何か無いかな、ということで、以前ピュリファイアで作ったことがありますが、その時は装備も揃っていなかったので、もう一度ちゃんと作ってみたかった「ハガラッドのルーン」「カラスターのルーン」の2つを同時に使うルーンビルドを試してみました。まあ、アクション映画でお約束のド派手に爆発するシーンをたくさん追加してあげれば盛り上がるだろうという安易な考えです。(・_・;)


タイトルは希少な本格的SF物の海外ドラマで、小説を原作にしているだけあって設定が非常に細かく「ゲーム・オブ・スローンズ」のSF版って感じでSFファンには堪らない出来ですが、吹替版でもかなり集中して見てないと話についていけないので、ゲームをやりながら見るのは難しいです。(・_・;) あと、主役級には有名俳優はいませんが、脇役やちょい役に実力派の俳優が多数出ていて非常に豪華です。なお、小惑星地帯の街でカタカナで「パチンコ パーラー」の看板を見たときには少しズッコケましたが、中に入ってパチンコ台があるところまでセットを作っているのは流石でしょう。(・_・;) ということで、今回のビルドも魔法キャスターファンへ送る本格派のビルドです。(・_・;)


その前に、拡張関連のトピックをいくつか。最新のTwitchでは、明日のGrim Misadventureで、リリース日とGrimDawnToolsに「Forgotten Gods」のデータを公開する許可を出すとのことですが、動画のほうは最後はバグでお開きになった感じで、治療にあと1ヶ月、とかでないことを祈りましょう。(・_・;) あと、今回はZantaiも死にまくっていますが、GravaはHPが0寸前になりながらもしぶとく生き残るなど健闘していて、いつも死んでいるだけに生死の境目というのを掴んできたようです。(・_・;)

それから、Steamの実績に「Forgotten Gods」のものが追加されて、ネメシスらしき名前も見えますがちょっと姿は想像できない感じです。また、ボスはグリフィンにハウンドというのが分かります。他にはフォーラムのQ&Aによると、新エリアはAct1のウォードンを倒せば開放されるらしいですが、これはメダルの新増強剤が三神の派閥の店から入手できることと、以前貼った画像から必要LVが15だったことからも想像できました。ということで、レベリング時のルートはかなり自由度が高くなってくるのかもしれず、シャッタードレルムでレベル上げとかもありなのかもしれません。あとは、倉庫の拡張は個人・共有でタブが一つ追加になることと、スキルポイントは3~4増えるとのことですが、おそらくクエストで貰える形でしょう。

*そういえば、今回ムービーは無いそうですが、ビスミール派閥バイシーラちゃんの動く姿を期待していた方は残念でした。(・_・;) ただ、要望が多ければその後のパッチで追加される可能性はあるかもしれません。

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次に、以前ロシアコミュニティのビルド集を紹介しましたが、今は専用ページがあるようで、暇すぎて時間を持て余している人のために 餌を蒔いてリンクを貼っておきます。(・_・;) → リンク


Google翻訳で日本語にしてみたところですが、これなら大体意味が分かるので問題なしです。左のフィルターにチェックを付ければ絞り込みできるので、クラスや属性でも絞り込めて便利です。170+やG5などは以前に紹介したときと同じ意味ですが、170+などは今のビルドだとW151-170は8分以下が普通という感じなので、ややゆるい感じもします。

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では本題、実はルーンを2つ使うビルドというのはフォーラムでも見たことがなく、これはどう見ても失敗に終わりそうな気もしますが、(・_・;)

「真の『失敗』とはッ!開拓の心を忘れ! 困難に直面する事に無縁のところにいる者たちのことをいうのだッ!」

とMRスティーヴン・スティール氏も言っているので、頑張ってみることにしましょう。(・_・;) それに、最近はN&Oインフィルトレイターなどを見るとカカシ相手のタイムもあまりあてにならないし、クルーシブルで強くてもローカー相手に弱かったりとかだと、どこを強さの基準にするのかが分からなってきた気もしますが、それなら、マルチプレイで強いビルドという考え方もありだろう、という気もします。


では、2つのルーンをフルに使うということであれば、大枠は決まってきますが、必要な材料としては、まず「ザ ルーンバインダー」セットです。スキル強化的にはフルセットよりはインクィジターの全+1を稼いだほうが良いと思うので武器以外の4点にして、あとはリチャージ短縮の「イオンの砂時計」、刺突ダメージの属性変換というのを加えてかき混ぜるとだいたい出来上がり、という感じでしょうか。(・_・;)

サブクラスは「ザ ルーンバインダー」がフルセットでなければシャーマンは外れて、ルーン2つならナイトブレイドも外れて、ネクロマンサーやオカルティストは合わないし、デモリッショニストはサブクラスとしては全く使えないという致命的な弱点があるので (・_・;) パスして、必然的にアルカニストとなりますが、「イオンの砂時計」は無敵の短縮で使えるし、エナジー再生面でも助かります。

装備では、リングは「アーティファクト ハンドリング」を上げないといけないので「神話級 氷炎の統治」2個で確定。グローブ・メダルも刺突変換で「ハガラッドのチリング グリップ」「ルミナリの推賞」で決まりです。あとはレリックも「イグナファーの燃焼」で決まり、そして、武器とベルトもインクィジター全+1が必須なのであまり選択肢がないです。他にも星座は「イオンの砂時計」の他に「ローワンの王冠」「嵐の番人 ウルトス」を取る時点で選択肢が限られてくるし、スキルもほとんど選択肢はないので、なんとなくルーンを2つフルに使うと考えた時点で、もう出来てるじゃん!って感じもします。(・_・;)

武器はいろいろ試した結果「ストロングホールド ディフェンダー」が全+1に耐性も揃っているので当確、となると片手銃がベストなので「神話級 アルケイナム シジリス」という選択です。まあ、武器というよりディフェンス面でヘルス変換が必要なので通常攻撃を何にするかが問題ですが、「ベロナスのかけら」+インクィジターのパッシブにするのが武器参照が高く、ベストかな?というところです。

タイム的なところでは、カカシのヘルスリセットまでは33秒、グラディエーターのW151-170は11分くらいで、まあまあって感じですが、本編で戦ってみると「セオディン マルセル」は壁のビームが出る前に倒せるし、「ローカー」も余裕、あと、「クラ’ヴァール」は結構油断できない感じでしたが、「シャー’ズール」「ガルガボル」はノーダメージに近くすこぶる快適です。まあ、なんでこのルーンが好きなのかというと、前回の感電DoTヴィンディケイターのように設置型なので、戦術的に面白い戦い方が出来て、設置範囲もそこそこ広いので、遠隔攻撃的な使い方も出来ます。例えば、狭い通路などでは数メートル先にルーンを大量設置しておけば、敵は接近することもできず面白いように全滅します。これは、ルーンに気絶、凍結があることがポイントで、しかも時間短縮で大量に設置できるので敵の攻撃が止まるからです。


「カラスターのルーン」を一番遠くに設置したところで、これくらいまでは離れた場所に設置できます。また「ハガラッドのルーン」を見ると攻撃範囲が分かります。あと、「インクィジターシール」は設置位置が別なので右クリックにして変な場所に出さないように操作を分けておきました。

ということで、単に火力や見た目の派手さだけでなく、後ろからのサポートとして敵の攻撃を止めるような役割も出来るところがマルチプレイでも良さそうだなと思うところです。一応グラディエーターW161-170の動画を撮ったので貼っておきますが、強さはこだわらないとは言っても、一応普通にクリアできるくらいの力はあるというところだけ見てもらうとして、ビルドとしては本編の方が断然良さが出る感じがします。→ 動画リンク


GrimDawnTools
マルチプレイをイメージすると、タンク役が大量に設置した地雷原に誘導して、ド派手に大爆発!煙が消えると敵は全滅していて、残ったのはタンク役の墓だけ...(派手なエフェクトで何も見えなくなったところに描画が重くなって動けなくなり、ボコられて死んでいたというオチですか。(・_・;))ということで、「二度と来るな!」と怒られるかもしれませんが、笑いは取れると思います。(それが狙いか。(・_・;))

2019年2月8日金曜日

マッドメン:感電DoTヴィンディケイター研究

さて、拡張発売までもう少し時間がありそうなので何をするかですが、前回こういう時はガイドを書けば良いんだな、と学んだので、(・_・;) 2H感電DoTヴィンディケイターについて、詳しく書いてみたいと思います。ということで、日wikiにも追記してみましたが、今回は最終装備を中心とした内容です。

*なお、タイミングよく前回CDR型イーサースペルバインダーのガイドを書いたmalawiglenn氏が雷ヴィンディケイターのガイドを出すそうなので新情報があれば追記したいと思います。


*タイトルは名作海外ドラマからですが、Madの意味はMadQやmad_leeとは意味が違って、(・_・;) 舞台となるニューヨークのマディソンアヴェニューから来ています。内容は1960年代の広告業界を描いた作品で、50年前という微妙に古い時代背景に、登場人物が多く誰もが性格的に嫌な一面を持っていて共感しにくく、さらにドラマティックな展開もなく地味で、事前情報や解説がないと面白さが全く分からない可能性があります。しかし、そこは数々の賞を受賞している名作だけあり、序盤さえ我慢できれば徐々にこの作品の良さが分かってきます。実際、私も一度最後まで見終わった後にもう一回繰り返し見ました。(7シーズン☓2回って... (・_・;))ということで、このドラマの良さが分かれば、もう海外ドラマ上級者と言って良いですが、今回のビルドも同様で、このようなDoTビルドがしっかり理解できていれば上級者と言って良いかもしれません。

ちなみに、海外ドラマの傾向としては、まずシーズン2に進むことが出来るかが問題ですが、これはある意味運次第のところもあり良い作品でもあっさりシーズン1で打ち切りというのはよくあります。そこを何とか乗り切ると、次の壁となるのがシーズン4あたりですが、このあたりで終わるものは最初は良かったけど、後が続かないパターンも多く必ずしも良い作品ばかりではないです。そして、今回のように6~8シーズンくらいのドラマというのは、流石にそれだけ続いただけの面白さは必ずあるので良作が多いです。これは、10シーズン以上続く長寿作が大体ワンパターンの繰り返しになりがちなことから考えると、この辺りが適切な長さと言う感じもします。ということで、今回はビルドと共に海外ドラマの説明にも力が入っています。(・_・;)

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では、cccsennn2氏のビルドをおさらい&詳しく見てみます。
まず、装備について、
ピンクはこのビルドの特徴的な部分、緑は高難易度向けの選択、そして、黄色のリングはいろいろな選択肢があります。

「光のガーディアン」フルセット
装甲値の高いヘヴィアーマーにスキル強化もヴィンディケイター向けなので順当な選択ですが、DoTメインということであれば攻撃速度の優先度は下がるので、腕に関しては「シンダータッチ」のアイテムスキルと火炎→雷変換を使う手もあり、「インクィジター シール」や星座「フィーンド」の火炎ダメージを有効に使えます。しかしながら、実際に試してみると、フルセットのほうが良い感じがします。あと、フルセットのアイテムスキルは、あまり火力は出ないので期待しないように。

「神話級 ストームリーヴァー」(メインハンド)
このビルドにおいては代えの効かない必須の装備です。ベースは雷ダメージですが、感電のフラットダメージに、持続時間が270%という異常な盛り方 (・_・;) さらに攻撃能力にシャーマン+2、インクィジター+1というのも凄いですが、スキル変化の「ストームトーテム」強化、「サヴィジリィ」に感電ダメージ追加ということで、素晴らしい性能です。感電DoT強化で最も性能を発揮する装備であることと、「サヴィジリィ」はできるだけ使いたいところです。

「神話級 ダイアウルフの頂飾」(メダル)
通常は2刀有効化目的で使うことが多く、刺突・出血強化にアイテムスキルも両手武器だと無駄になりますが、それでも、これを使う理由はスキル強化とビーストに対する種族ボーナスの為です。さらに、耐性・攻撃能力も優れており属性が合わなくても使用するケースが多いです。あとメダルに関しては雷強化のものは非常に少なく、他の選択としてはエピックの「神話級 テンペスト シジル」くらいなので、Affixで「サンダーストラック」や耐性・攻撃能力の付いたレアメダルも選択肢になります。

*「聖化した骨」(ヘルムのコンポーネント)
このビルドが登場した時期に、フォーラムでこのコンポーネントを使うビルドは殆どありませんでしたが、中華ビルドにおいては、かなり早い時期からクルーシブル目的で種族ボーナスを重視していて、このコンポーネントをよく使っていました。そして、このビルドの影響もあり、その後フォーラムでも定番的なコンポーネントとなりました。

*リング
ここに関してはいろいろな選択が可能ですが、ここでは、攻撃能力強化と耐性+気絶耐性を確保する目的で、レアの「サンダーストラック」付きのリング+「アラガストの嵐石」の組み合わせになっています。なので、安易に「裁判官の封印」セットでも良いし、レアリング2個でも良いし、資産がなければ派閥装備の「カヴン スカイシール」「カヴン ストームシール」「マルマス アルケインシール」などでもOKだと思います。それ以外では火力重視で「神話級 ケルファト'ゾースのグリフ」、減速耐性確保も考えて「神話級 タイム-フラックス バンド」というのもあり選択肢は多いです。

「神話級 慈悲のアバター」(アミュレット)
この装備は最終装備で使うことは少なく、どちらかというと装備が少ない場合の中継ぎ的な利用が多いですが、クルーシブルで祝福なしでも戦えるように行動系耐性と低ヘルス時の保険目的で選択された装備です。このようなアイテムスキルで行動型耐性強化のついた装備はいくつかありますが、装備箇所が限定されるので、その中から使用可能な部位ということで非常に考えられた選択です。

「神話級 ハンマーフォール ガードル」(ベルト)
高難易度でのディフェンスを考えた装甲強化目的の選択です。アイテムスキルは盾用なので使えませんが、装甲強化30%は他では見ることが出来ないほど優れているし、装甲吸収率や耐性も充実しています。下の画像は上が「神話級 ハンマーフォール ガードル」、下が「神話級 アルケノウィーブ コード」ですが、これだけ装甲値が違うし、装甲吸収率も耐性も他で確保する必要が出てくることを考えると、良い選択だと思います。

「神話級 ハンマーフォール ガードル」

「神話級 アルケノウィーブ コード」


あとは、レリックですが「イグナファーの燃焼」を使う考えもありますが、実際に試してみるとこのビルドに関しては「嵐の目」の方が断然良いです。これは、ヴィンディケイターだと耐性低下は足りていること、スキル+もシャーマン側がメインなこと、アイテムスキルがオーラで、仲間にも効果があることが理由です。

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次にスキルです。
赤はほぼ固定に近い振り方になると思われる部分、黄色は必須ですが考え方によってポイント数が変わる部分。

「ストーム トーテム」
火力の柱なのでフル強化で確定です。このスキルはプレイヤーボーナスのペットに分類されますが、DoTは個体ごとに別ソースとなるので、数が増えるとダメージが加算されるのがポイントです。そして、もう一つ標的数というのがあり、ペットの能力の「ストーム ストライク」の標的数は8です。このビルドの場合召喚数は最大4ですが、「神話級 ストームリーヴァー」の感電の持続時間延長によって、消滅した後も7秒程度は持続します。そしてその間に召喚し直されたトーテムのダメージも重なるので実際には6体分くらいのダメージになると思います。そして、これがこのビルドの範囲攻撃力の強さです。

ということで、DoT面から言うと持続時間内にどれだけ召喚できるかがポイントかなと思いますが、ストームトーテム強化では、召喚数、リチャージ短縮は非常に有効ですが、存続時間は優先度は低めかなと思います。特に火力重視にアレンジする場合はアミュレットの選択に迷うところで、「神話級 ハラコーのセレスチャル ストーン」の召喚数+1、「野性の囁きの導管」のリチャージ-0.5秒、存続時間 4秒、あとは「イーサーボルト ペンダント」の耐性低下などもありますが、耐性低下は増えるほどに効果は弱くなるのでヴィンディケイターのようにスキルと星座で十分稼げる場合は、無理してまで確保する必要はないと思います。あと、召喚数+1はリチャージ短縮がないと5体召喚はかなりギリギリなので、結果として「野性の囁きの導管」が一番良いように思います。


アイコン砦のようにカカシが4つある場所で試すとよく分かりますが、火力は4つ建てた時点が最大ではなく、最初に立てたトーテムの持続時間が終わるまでに建てたトーテムのダメージの合計が最大ダメージになる感じです。

そして、日wikiにも書きましたが、ストームトーテムは敵に連鎖して攻撃が当たるので、トーテムの設置場所からかなり遠い敵まで届いたりします。このためトーテムの設置場所も離れた場所に設置しても場合によっては問題なく、例えばクルーシブルで多少動きながら戦うという場合は、下の画像のように三角形を描くような感じで移動しながらトーテムを設置して、中央に敵を誘い込むようにすると敵がサクッと消えていきます。ということで、感電DoT秘奥義「魔のバミューダ トライアングル」とでも呼んでおきましょう。(・_・;)

「ストーム トーテム」は例えば「ハガラッドのルーン」などと違って柱などの障害物があってもブロックされること無く反対側の敵にまで回り込んで当たるのが非常に面白いですが、戦術的にもいろいろ考えられて楽しいです。ただ、設置していない状態から最大火力になるまでには結構時間がかかるので、そこはタイムアタック的には不利です。


「ウインド デビル」ツリー
「レイジング テンペスト」は12ポイントは必須、ただそれ以上振る必要はあまり無いです。そして「メイルストロム」ですが、ここでポイントになるのが標的数で、スキルポイントによって増えていきますので、7ポイントで標的数2、12で3,17で4になります。で、ここは範囲攻撃力に影響を与えるので、そこを重視するかによってどれくらいポイントを振るか判断すると良いでしょう。ということで、「ウインド デビル」本体の強化は優先度としては最後になるかと思います。

「サヴィリジィ」ツリー
以前も書いていますが、このビルドにおける「サヴィリジィ」は火力と共にヘルス変換によるディフェンス目的の割合が高いです。「テナシティ オブ ザ ボア」に関しては12ポイントは必須ですが攻撃・防御能力の伸びも悪くないし減速耐性も上がるので、それ以上振るのもありです。最後の「ストーム タッチ」に関しては個人的には1振りです。このスキルは感電ダメージ・攻撃速度強化ですが、「サヴィリジィ」自体は標的数が多いわけでもなくDoTも重ならないので優先度が低いということです。ということで、キャスター型の基本形としては「サヴィジリィ」1P、「テナシティ オブ ザ ボア」12p、「ストーム タッチ」1pというところですが、ダメージが上がれば単体火力と同時にヘルス変換も上がるので、このために「サヴィリジィ」もフル強化するというイメージです。

「ブルート フォース」ツリー
両手武器で「サヴィリジィ」をフル強化するなら「ブルート フォース」もフル強化するのは、ある意味鉄則です。次の「フィラル ハンガー」「アプヒーヴァル」「サヴィリジィ」を使う場合のメリットですが、どれくらい振るかは好みで、1振りでも良いと思います。

「ウェンディゴ トーテム」ツリー
基本的には必要なだけ振ればOKです。また「ブラッド パクト」は必ず取るべきですが1pでも充分だと思います。

赤枠は重要なスキルですが、Ultmate Levelを超えて振るかは好みでしょう。

インクィジター側はお約束的な定番の振り方になるので、コメントは1つだけです。

「スチール リゾルブ」
初心者はイーサー・カオス耐性に目が行き、中級者は物理・エレメンタル強化も考えますが、上級者が必要とするのはクトーニック・エルドリッチへの種族ボーナスです。このため10ポイント近くまでは振る必要があるでしょう。

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最後に星座です。
星座はどれも重要ですが、赤枠は耐性低下、黄色がヘルス変換、赤丸は「攻撃能力」をキーワードに検索しているところです。

赤枠の耐性低下と「クラーケン」は確定だと思うので、それ以外をどうするかですが、「フィーンド」の代わりに「蝙蝠」という選択肢があります。ただ、火力にならなく、「ローワンの王冠」のアセンダント(紫)4が必要なので「ヒキガエル」「羽根ペン」かが必要なことを考えると、後は「レブナント」を外すくらいしか無いのでこれで最適解かな、という気がします。なお、「テンペスト」はDoT向きということでの選択ですが、雷ダメージの方を強化するなら「天の槍」の方が良いでしょう。

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それでは、上記を踏まえた上でもう少し火力よりにアレンジしてみることにして、何人かアレンジしている人がいるので見てみます。

ya_氏 → GTリンク

まず、アミュレットとベルトは、上でも書いているようにこれが最適解だと思います。リングは防御能力に、凍結・減速耐性の確保を考えた組み合わせかなと思います。ただ代わりに気絶耐性に生命力・イーサー耐性の超過が低めになっています。そしてフォーラムのコメントを見るとya_氏はリングを決めかねているようで、最終的には「神話級 ケルファト'ゾースのグリフ」2個に替えたようです。あと、武器のコンポーネントを耐性低下のある「腐敗の印章」にして、代わりに腕を「安らぎ無き遺骸」にしているのがちょっと変な感じがします。また、メダルも「恐怖のドクロ」にしていて攻撃速度を重視しているのが分かります。あと、ヘルムの「プリズム状ダイア」はエレメンタルダメージ目的で悪くないですが、このビルドはエナジーは不足しないのでそこはあまり関係ないです。

星座は「天の槍」を取って、他もエレメンタルダメージを伸ばす方向ですが、代わりにヘルス変換が下がっています。スキルは、まず「エルゴロスのストームボックス」が加わって、あとは「ウェンディゴ トーテム」を外している以外は特に問題ない感じですが、なんとなくディフェンスを削っている割にはあまり火力強化になっていないような気もします。


John_Smith氏 → GTリンク

装備はya_氏と全く同じですが、コンポーネントは結構違っていて、武器のコンポーネントは「刃の印章」で、それ以外は順当な選択という感じです。また星座もya_氏と全く同じです。

問題はスキルですが、「プライマル ストライク」をメインにして、「サヴィジリィ」「テナシティ オブ ザ ボア」以外は最小限で、バフ目的という形です。ということで、スロットの割振りもマウス左が「プライマル ストライク」右が「サヴィジリィ」になっています。そして、「メイルストロム」もポイントを振っていないので「ウインド デビル」は耐性低下目的だけです。あと「ウェンディゴ トーテム」は取っていますが、「プライマル ストライク」メインだと「フィラル ハンガー」が使えないのは難点でしょう。

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では上記も踏まえて、自分好みにアレンジしてみると下のようになりました。

Carson氏 → GTリンク

個人的にはフォーラムの常連者でも感電DoTをあまり重視しないというのが不思議に思えるところですが、このあたりのロシアンファミリーはクリアタイムを重視するので、DoTではなく攻撃速度やエレメンタルダメージの方を重視してしまうのかもしれません。しかし、魔法キャスター好きの筆者としては、とことん行ってみます。(・_・;)

まず、アミュレットとベルトは上と同じで問題ないですが、リングはcccsennn2氏と同じ形です。これは、この方が耐性確保の面でかなり有利なのと、気絶耐性も稼げるからです。難点としては減速耐性が足りなくなるので、耐性に余裕があるところを活かしてブーツのコンポーネントを「旅人の標章」に替えました。あと、武器のコンポーネントも「ホーンテッド スチール」ですが、状況によって「ブラッドサースター」でのヘルス変換の使い所を選べるので、個人的にはこちらの方が好みです。*なお、アミュレットの耐性は刺突耐性付きがベストだと思いますが、頑張って何個も作ったのではなく、たまたまです。

星座はcccsennn2氏と全く同じで、感電DoTメインならこれがベストだと思います。最後にスキルですが「エルゴロスのストームボックス」に加えて「プライマル ストライク」も使ってみました。ただ、「サヴィジリィ」メインなのは変わらず、「プライマル ストライク」はCD有りで使います。これは、感電DoTをフルに使う場合は攻撃ソースを増やすのが有効なのと、範囲攻撃力も重視したいので「トーレント」も標的数が5になる12ポイントまで振りました。このため、インクィジター側は最低限のポイント数になっていて、防御能力も低めな感じですが、実際に戦ってみて問題は無かったのでこれでOKです。

使用スキルが増えるので「光のガーディアン」セットのスキル「ストーム シャード」をスロットから外しましたが、攻撃範囲も狭いし火力も低いので無くても問題ありません。それでも多いと思う場合は、武器のコンポーネントを「刃の印章」に替えて「エルゴロスのストームボックス」もカットして良いと思います。それ以外ではya_氏はスロットに「ペットの攻撃」を入れていますが、使うことで攻撃する対象を指定できます。あとカカシはこれを使わないと攻撃してくれないので、もしかしたらテスト用に入れているだけなのかもしれません。まあ、今回のように範囲攻撃力を重視した構成では不要だと思います。


では、最後に、日wikiに貼ったグラディエーターの動画について簡単に解説をしておきます。→ 動画リンク


W151:
出だしは「ストームトーテム」を建てるのに時間がかかりフル火力になるには20秒ほど必要です。ということで、W152と比べると火力の違いがよく分かります。なので、あまり遠くまで移動すると火力を落とすことになります。

W160:
ネメシスで相性が悪いのは「ヴァルダラン」ぐらいで、あとは「ザンタリン」が離れた場所に居るのでタイムアタック的には嬉しくない相手です。

W161:
これも出だしが遅いので、左下の「アレクサンダー」は瞬殺は無理で、右上の回復キャスターを真っ先に叩きに行きます。が、今回は出てこなく、空振りで哀愁が漂っています。(・_・;)

W162:
「マッドクイーン」に噛じられて結構ダメージを受けましたが、あれだけしか殴らなくても後は放置でも死んでくれるところがDoTの素晴らしいところです。

W169:
ここは耐性低下がダブルでかかり、位置取りが悪いと死ぬことがあるので要注意です。

W170:
大抵は問題ないですが、組み合わせによっては危ないときもあるので、やはりそこは場数を踏むしか無いです。特に、こういうときに「ブラッド サースター」が役に立つので「ホーンテッド スチール」を使いたくなります。動画では、全く殴ってもいないのに「クバカブラ」がサクッと死ぬところに感電DoTの火力の高さを見ることが出来るのではないかと思います。


グラディエーターのW151-170を6分20秒に、カカシのヘルスリセットまでを20秒というのは、なかなかだと思いますが、カオス・ペットカバリストやN&O冷気インフィルトレイターよりディフェンスが強く「ローカー」も余裕で、総合力として非の打ち所がないところが、No1に押している理由です。ということで、是非多くの人にDoTビルドを研究してみてほしいと思いますが、毎回こんなガイドとか書いてられないので、早いところ拡張が来てほしいところです。(・_・;)