2019年1月31日木曜日

選民の聖所の雑談

さて、あとは拡張のリリースに向けてアイテムの整理をして倉庫を開けておくとか、死にまくっても良いように身辺の整理をしておくなど準備を整えておきたい所だと思いますが、(・_・;) 公式ページの背景もForgotten Godに変わったし、GrimDwnToolsの星座画面もズームの幅が広くなっていたりと、リリースまではあと少しというところでしょう。AoMのときはリリース数日前に先行してGrimDawnToolsでアイテムのデータが公開されたので、今回もそうなる可能性があるかもしれなく要注意です。

他には、先日タイムアタックで意外にプレイ時のパソコンの性能が落ちていることに気がついたので、試しにSteamのゲームフォルダをSSDのドライブに作って、このゲームだけ移動させてみた所、確かに動きがスムーズになったし、当然起動も速くなって稀に読み込み時にフリーズすることもなくなりました。拡張リリースと同時には64Bit版も導入されるとのことなので、さらに快適になるかもしれませんが、modやツール類は対応するまでに時間がかかると思うので、日頃これらを使っている人は悩ましいところかもしれません。

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では最初に、sigatrev氏が纏めていた単体マスタリービルド集ですが、最後のアルカニストをJohn_Smith氏が出してようやく全クラス揃いました。で、このアルカニストはグラディエーターのW151-170を6分35秒って、インクィジター単体と互角というのが驚きですが、もう、アルカニストが弱いとは言わせない!(・_・;) まあ、内容はCDR型イーサー・スペルバインダーのサブクラスを取り外しただけで、元々がアルカニストメインのビルドなので不思議ではないのですが、実はスペルバインダーだから強いのではなく、アルカニスト自体が強いのだということがハッキリ分かる結果ではないかと思います。→ リンク

あとは、デモリッショニストは愛がなければとてもここまでやれなかっただろうという、苦しさがにじみ出ていて涙を誘いますが、(・_・;) 「グレネイド」「モータートラップ」に頼るしか無いのか、というところが痛々しいところで、そろそろ次のパッチで強化が入らないと限界に来ている感じがします。(・_・;) まあ、この単体マスタリー集は実際に作る意味は薄いのであまり役に立つものでもないと思いますが、単体クラスでの力関係を比較する意味では参考になるので、シャーマンあたりはペット以外の形も載せておいてほしいところです。

デモリッショニスト単体の例ですが、コメントでは「よくやった!」などと書かれているものの、「ファイア ストライク」は使われなくて、さらにダブルレア使いまくりの装備でこのステータスというのが、逆に痛々しい感じがありありに見えてしまうのですが... (・_・;) 

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次に、Grim Internalsがv1.73にアップデートされて、新機能としてボス・ヒーローのヘルスバーの下にデバフアイコンを表示できるようになりました。また、このデバフはテキストで表示させることも可能で、下の赤枠の部分が表示設定の箇所です。また、ボス・ヒーローはヘルスバーも太めになって非常に見やすくなりました。そして、立て続けのv1.73aでは時間を変更できるようになって、常に昼間や夜間にする事ができるようになりました。下の画像の設定画面でいうと黄色枠の部分のスライダーで変更します。あとは、ドロップアイテムのON/OFFがXキー以外を指定できるようになってiniファイルで1~0、A~Zの範囲から指定できるようになりました。

また、少し前に追加されたクイック テレポート機能についても説明しておくと、保存したい場所でCtrl+F5で下の画面を出したら、一番下にある青枠部分のQuick Teleport欄に、なにか文字を入力してから「Save Position」のボタンを押すと登録されます。名前は自動で現在居る地名に置き換えられるみたいですが、あとで、ゲームのフォルダ内にあるGrimInternals_TeleportList.txtを直接編集して書き換えれば好きな名前に変えられます。



デバフ表示については、実際に使ってみたところが下の画像で、デバフアイコンとテキスト表示をONにしているところですが、ボス・ヒーローにはヘルスバーの下にデバフアイコンが表示されます。では、一応画像に出ているデバフが何なのかを書いておきます。

*全滅:コンポーネント「全滅の印章」(攻撃・防御能力、ヘルス再生減少)
*アルケインマーク:星座「未亡人」の星座スキル「アルケインボム」の能力(攻撃能力・耐性低下)
*ハウリング ウインド:「ウインドデビル」の能力(遠隔攻撃を外す)
*リビューク:「インクィジター シール」の能力(種族ボーナス)
あと、「懲戒のオーラ」は書くまでもないですね。

という感じで、この機能に関しては自分がかけるデバフの入り具合を確認するのに便利で、いろいろなビルドで試してみると、なかなか参考になる感じで研究用として役に立ちます。


テキスト表示もONにしたところですが、普段意識してないようなデバフ類もしっかり入っているんだな~ということがよく分かってなかなか興味深いです。

なお、前回のパッチ以降では、エナジーバーの上に出る、敵から受けるデバフアイコンは一時停止中でもマウスカーソルを重ねることで内容を確認できるようになっていて効果を調べやすくなりましたが、Grim Internalsと比べてみると1%違っていたりと微妙に誤差があるようです。


次にテレポート機能ですが、まあ、使い方としてはMI品狙いでボスの直前や、ダイナマイトや素材の回収しやすい場所を登録しておけば時間短縮できて便利、というところかと思いますが、まあ、チート的な使い方は置いておくとして、今回は実験として派閥敵対しているキャラで場所を登録してから、敵対していないキャラでその場所に飛んだらどうなるか、というところを試してみました。(注:開発側としては想定外の動作になるため最悪バグったりセーブデータが壊れる可能性があるため、試す場合は念の為バックアップを取ってからにしたほうが無難です。)

まず、バロウホルムの地下は敵がたくさんいるものの、すべて友好なので戦えなく非常に不思議な感じです。 う~む、これは村人の正体はすでにバレているが、ボスと話はついているので、「まあ、くつろいでいきな、にーちゃん」って感じなのでしょうか。(・_・;) ということで、自分が完全に悪玉だということがハッキリ分かって、ある意味ショックかも。(・_・;)

 バロウホルムと敵対した場合に入ることが出来る地下室に無理やりテレポートしてみたところですが、敵が緑枠になっていることから分かるように、敵対していないので戦うことが出来ません。これはボスの「金切り声のナマディア」も含む全ての敵に対してそうなっています。そう、敵対しないということはコイツらと同類ということなのです。そして、その感情の反動がラヴァジャーに戦いを挑むという無謀な行動に出るきっかけになったのだな、というところで、深いストーリーを見てしまった感じがします。(考え過ぎ。(・_・;))


続いて、追放者ですが、こちらは監獄の扉は開かないので出口まで進むことは出来ませんが、中にいる敵とは普通に戦えます。ちなみに、この追放者の悪評は「アナステリア」だけしか上がりません。つまり寝返った「アナステリア」がイセリアルを捉えて監獄に放り込んでいるって設定なのかもしれません。なので、追放者と敵対していなくても、中にいるのはただのイセリアルの敵なので戦えるってことでしょうか。そして、敵対した場合は一人しか居ないので身を守るためにボディーガードを連れて監獄の奥に籠城していると考えると納得がいきます。(・_・;) それにしても、「アナステリア」と敵対したとしても、あまり誰も気にしている人はいないし、助けてくれる人も居ないというところが、結構苦しい立場なのかな~と思ってしまうところで、おばあちゃんも結構苦労してるみたいです。(・_・;)

こちらは、アナステリアの監獄の奥にテレポートしてみたところで、右下に「アナステリア」が見えますが、敵対していないので目の前の扉は開くことが出来ません。そして、こちらに関しては中にいる敵と普通に戦うことが出来ます。ただし、当然奥には「アナステリア」は居なくて、扉も開かないので出ることは出来ません。(出口前にテレポートした場合は外に出ることが出来ます。)それにしても、またしてもこのゲームの奥の深さを見てしまった感じです。(・_・;)

他には、「カイモンの選民」や「死の目覚めの修道会」もありますが、ここはリフトが出せない場所なので不可で、一度「カイモン神父」をボコってみたいと考えていた方は残念でした。(・_・;) 同様にダンジョン内のようにリフトが出せない場所などは「Save Position」のボタンがグレーアウトしていて押すことが出来ません。とはいえ、「センチネル」「マッドクイーン」の眼の前などにはテレポートできるので、タイムを測るなどテスト的な使い方においては便利な機能ではないかと思います。ただし、あまり悪用するとゲームが崩壊しかねないのでよく考えてから使わないと危険です。(・_・;)

*例えば、クエストで立ち寄る場所を登録しまくってレベリング時に使うとテレポートするだけで簡単にレベル上げが出来てしまいますが、レベル1でもマルマスなどに飛べるので、クエストの順番を無視して受けたりするとゲームの進行がおかしくなる危険性があります。

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次~ここに来てJohn_Smith氏からの新作が出ました。「トロザンの空裂き」セットを使ったヴィンディケイターですが、通常のトロザン型ビルドとは違い「ウインド デビル」を特化させた、いわゆる「デビルマン」ビルドと言うヤツですね。(・_・;) そして、完全キャスター型なのにグラディエーターのW151ー170を5分49秒、ラヴァジャーを2分33秒というのは驚きのタイムです。

さて、このビルドについてはcccsennn2氏の2H感電DoTヴィンディケイターをアレンジしたものと考えて良いと思いますが、一応実際に作って軽く試してみたところ、「ウインドデビル」+グローブの「シンダーウインド」の火力が強力で、どんどん敵が溶けて行って快適です。しかしながら、動画を見ても分かるようにタイムアタック型的なバランス&立ち回りで火力で押し切る方向で作られているので、グラディエーターは祝福・設備なしだと打撃系の相手に弱くW100辺りでも注意しないと死ねます。

カカシのヘルスリセットまでのタイムは28秒くらいで、DoTビルドとしては恐ろしく速いタイムですが、実は2H感電DoTヴィンディケイターも火力重視にすると20秒程度まで行きます。そしてラヴァジャーはギネス級の1分41秒に、ディフェンス力も遥かに上なので、総合的に見るとこちらには及ばないとは思いますが、以前書いたように、John_Smith氏はこのビルドも実際にアレンジして使っているので、本人もそれは分かってのことでしょう。そして、「ストーム トーテム」強化でなく「ウインドデビル」にしたのは、ディフェンスが弱く張り付きでは戦えないので、動きながら使える「ウインドデビル」にするしかなかった、とも言えるのではないかと思います。

ちなみに、先日コメントを貰ったこともあり、ついでにcccsennn2氏の2H感電DoTヴィンディケイターについて少し書いておくと、両手武器で「サヴィジリィ」フル強化なので、「ウルトスのテンペスト」フルセットを使った近接雷型みたいなイメージをしてしまうのかもしれないし、最近はDoTキャスター型のビルドを作る人も少ないようだし、あとは、雷型のヴィンディケイターはどんな形にしても結構強い、ということもあってか武器攻撃型か雷ダメージ強化の方向にアレンジをする人が多い感じです。しかし、このビルドは基本的に感電DoTのキャスター型ビルドなので、DoTを重視しないと最大のメリットが生かせないし、違うビルドになってしまいます。個人的には日wikiにエピック装備のバージョンを載せて、これでDoTキャスターを普及させようという目論見でしたが、そういう意味では、うまく行って無いようで実は複雑な心境なのですが、(・_・;) 今回のビルドを見てもらうとDoTこそが大事なのだと分かってもらえるかもしれません。

今回John_Smith氏はDoTを重点的に強化するということで、星座も「テンペスト」だし、感電の補正ダメージの高さを見ても流石によく分かっているな、というところで、にっこり笑顔って感じですが、(・_・;) ただ、感電に関しては持続時間を伸ばすのが結構難しく、ここが「神話級 ストームリーヴァー」の持続時間+270%が意味を持ってくるところで、ラヴァジャー相手に強烈なスピードが出るのはこのDoTの重なりがあってこそで、瞬間的な火力としてはそこまで速くないものの、一定時間を超えるととんでもない火力を出します。

GrimDawnTools
オフハンドの「リーフメイン ホーン」はとりあえず倉庫にあったのを使いましたが、「サンダーストラック」なんか簡単に出るわけないので諦めて頂いてOKです。(・_・;)


ついでに、感電DoTの威力を示す例として、参考までにGrim Internalsでカカシ相手のDPSの最大値を比較した結果を出しておきます。(大体ヘルスリセットが2,3回する位まで戦ってみた時点での最大値の比較です。)

カオス・ペットカバリスト         1,217k
N&Oインフィルトレイター      1,135k
2H感電DoTヴィンディケイター     962k 
N&Oトリックスター           898k
今回のデビルマン・ヴィンディケイター 795k(内ペット枠が100k)

そして、2H感電DoTヴィンディケイターはアミュレットとベルトを火力重視に変えると1,035kまで上がりますが、上位2つより圧倒的にディフェンス力が高く、ローカーやラヴァジャーにも強いところが大きな違いです。ちなみに、雷両手銃の「プライマル ストライク」型は500k位なので、こうしてみると感電DoT型の潜在能力の高さが分かってもらえるのではないかと思います。

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ということで、AoM時代の最後に現時点での個人的なベスト5を挙げておくと、こんな感じです。

1位:2H感電DoTヴィンディケイター(cccsennn2氏)
まず、元となるjajaja氏のビルド自体が素晴らしいのですが、cccsennn2氏のアレンジも素晴らしく、単に強さだけでなく、これほど細部まで作り込まれたビルドはそうはお目にかかれません。DoTのスタックによる高火力、ヘルス変換によるディフェンス、種族ボーナスを重視した装備構成、耐性とディフェンスの整え方、装備がなくても非常に強い、など見どころが一杯で、特にこのビルドの真価は超高難易度で使って初めて分かります。

2位:2H火炎タクティシャン(Shopping氏)
「シャー'ズールズ ワールドイーター」の入手が難しいですが、火力良し、ディフェンス良し、操作性も良しと、だれにでも無条件でオススメ出来る文部省推薦的なビルドです。(・_・;) それにしても、タクティシャンは最近他にも「オクタヴィアスの熱意」セットを使った体内損傷DoTビルドも良かったし、自作の2H物理型もなかなかだと思うしと、良いビルドが多くて2,3キャラ作らないと思う存分楽しめないのが贅沢な悩みってところでしょうか。(・_・;)

3位:N&O冷気インフィルトレイター(ya_ 氏)
実際にはJohn_Smith氏のビルドを「ハガラッドのルーン」メインに置き換えただけではありますが、現時点でグラディエーターの最速タイムを出せるビルドではないかと思います。そして、ディフェンスは若干弱くても、圧倒的な殲滅速度の速さが非常に楽しく本編で使ったとしても世界が変わります。ただ、当然これを使うとマジで他のビルドでプレイできなくなるので、ある意味危険なビルドとも言えるかもしれません。(・_・;) *あとya_ 氏のコメントによるとV1.1.0.0で「聖なる調和」「デスマークの影」セットの弱体化は確定らしく賞味期限切れが近づいているようなので、お早めにお召し上がりください。(・_・;)

追記:Zantaiより「聖なる調和」セットは次のパッチで変更が入るとコメントが有りました。

4位:CDR型イーサー・スペルバインダー(作者多数)
John_Smith氏が「スターパクト」のままでもグラディエーターを5分31秒でクリアしているように、冷気変換されようとも最強クラスの強さなのは変わりなく、cccsennn2氏の「パネッティの複製ミサイル」型も相変わらず強くて、パッチでの弱体化がなければの1,2位独占は間違いなしでした。まあ、正直言うと逃げながら苦労して時間管理するくらいなら「スターパクト」のままでいいや、とか思ってしまうのが正直なところです。 (・_・;)

5位:カオス・ペットカバリスト(sigatrev氏)
上の火力比較を見ても分かるように、どんなにぶっ壊れビルドが出ようとも火力最強の座は動かないようで流石です。個人的にはカンジュラーの方がペットの管理が楽だし、面白さなら「リープスピリット」メインのカバリストの方が使っていて楽しいし、ボス相手でも全く本体が攻撃されないペットのヘイトの強さは驚異的ともいえますが、どれもsigatrev氏作というのは変わりないので好みで選んで問題ないでしょう。(・_・;)






2019年1月19日土曜日

Forgotten Gods直前情報 Part1

前回から間を置かずにTwitchのストリームがあり、さらにFG(Forgotten Gods)の情報が出ましたが、いよいよ発売が間近に迫ってきたようです。前回は新クラス「オースキーパー」についてでしたが、今回はゲーム全体についての情報で、非常に盛り沢山なので取り上げてみます。また、月曜日のGrim Misadventureで追加の情報もあるかもしれませんが、その場合は追記するとしましょう。→ Twitchリンク

1/27追記:
19日辺りからプレイヤーを増やした第2βテストが実施中で、常連者も多くが参加しているようで、フォーラムは書き込みが少なく静かな状態です。また、翻訳ファイルも対象者には17日に提供されているようなので、一見静かに見えても水面下ではリリースに向けて着々と進んでいます。ということで、次回2/4の Grim Misadventureに期待するとしましょう。ついでに新星座の位置が分かる画像を一つ追加しておきました。

星座:
*画像のフラットダメージの値は、装備やスキルなどで変わるのであくまでも参考値です。なので、記事内の数値部分もxxxとしています。

星座は動画内で新星座と配置が確認できますが、その中でステータスを含めて確認できるものをピックアップしてみます。

ユゴール、飽くことなき夜(Yugol,the Insatiable Night)

場所は「ウルズインの松明」の上で、親和性も赤7、緑20なので、同時に取ることも想定した星座でしょうか。しかし、それ以外の部分は何故か動画では紹介されなかったので不明です。(・_・;)

*ちなみに、私は作家ラヴクラフトのクトゥルフ神話が好きで小説もいくつか読んでいますが、このゲームにもあちこちに関連した部分が感じられ、例えばクトーニアン(Cthonian)という種族名はそのまま存在するし、「ログホリアン」はまさにクトゥルフのようなイメージです。そういうところから考えると、この星座も異世界の惑星ユゴス(Yuggoth)をイメージしているのかもしれなく、その辺りを知っているとより楽しめるかもしれません。ただ、このクトゥルフ神話も非常に深くてハマるとヤバイので注意しましょう。(・_・;)


ウルザード, コルヴァークの使者Ulzaad,Herald of Korvaak)

見て分かる用に「ハーピー」の右側に位置しますが、親和性は紫8に青6というのが、なかなか考えさせるところです。動画で確認できたステータスでは、耐性がかなり付きますが星座スキルも含めて物理属性向きの星座です。ただ星座スキルについてはリチャージが長めだし実際に見てみないとなんとも言えない感じです。

1:+40%物理ダメージ
2:10防御能力、15%冷気・毒酸耐性
3:+80ヘルス、10%カオス耐性
4:+80ヘルス、10%イーサー耐性
5:xxx物理ダメージ、+50%物理・体内損傷ダメージ
で、最後に下の画像が星座スキルです。


ハイリアン, 天界の門の守護者Hyrian,Guardian of the Celestial Gates)

「マギ」の左に位置する星座ですが、親和性は紫6、緑8と、この付近にある星座としてはちょっと変わっています。また、盾強化を持つ星座としても今までにない場所って感じですが、火炎系の星座と合わせて使いやすいようにと考えた感じでしょうか。星座スキルは武器参照が付いていて、特に近接攻撃系に向いている感じですが、この手の盾向き星座で攻撃時発動というのも珍しいです。

1:+40%エレメンタルダメージ
2:+4%体格、+8%シールドダメージブロック
3:+100ヘルス、ヘルス再生8%、装甲値4%
4:xxxエレメンタルダメージ、+20%シールドダメージブロック
5:+50%エレメンタルダメージ、装甲値6%、10%エレメンタル耐性
で、最後に下の画像が星座スキルです。


コルヴァーク、エルドリッチの太陽Korvaak、the Eldritch Sun )

場所は「石の守護女神 ヴィール」の右で、親和性は緑10、青18という、なかなか他との組み合わせが難しそうな星座という感じもしますが、 ペットへのボーナスに全ダメージと、どんな属性でも使えそうな星座です。あと、星座スキルは動画で見た感じでは円状に広がる輪のような攻撃系スキルですが、リチャージも短いし、動画を見た感じでは6個までは一度に発動するようなので、どのスキルに割り当てるのかが大事になってくるでしょう。

1:+30%全ダメージ(ペットも同様)
2:+6%ヘルス(ペットも同様)
3:20%カオス耐性(ペットも同様)
4:+30%全ダメージ、+8%クリティカルダメージ(ペットも同様)
5:+30%全ダメージ、+5%攻撃能力(ペットも同様)
で、最後に下の画像が星座スキルです。
 

画像を追加:
新星座は9個で星座スキルは★印の5個。


マップ:
てっきり新エリアは「デビルズクロッシング」の左側だろうという予想を裏切って右側でした。どの場所から新エリアに繋がるのかが気になるところですね。なお、「シャッタード レルム」の入り口が一箇所だけなのかは分かりませんが、動画でみた感じでは一番下にあるリフトの場所のようです。また、砂漠地帯の他に、以前画像が出ていた溶岩が吹き出るエリアも見ることが出来ましたが、イーサー床の次は溶岩床か?とか嫌な予感がするのは気のせいでしょうか。(・_・;)



ルートフィルター:
ルート用のフィルターが進化して、品質だけでなく属性や武器スタイルなどでも選べて、細かく表示設定が出来るようになりました。個人的にはModの「Item Filter」辺りも標準装備にしてほしいと思うところです。


派閥:
新しい敵対派閥としてエルドリッチが確認できました。となるとネメシスはどんなやつなのかが気になります。


レリック:
左は「オースキーパー」用の新レリック。右は「コルヴァ-クの欺瞞」ですが、メダルに新しい増強剤で移動スキルが追加される事に伴って、従来の移動スキルを持つ「ブレイジングチャージ」が別のものに変更されています。



装備:
動画の後半では、新しい装備の名前がたくさん確認できますが「Cyclone」の名前が付いたセットはやっぱり回転切り強化なのか?とか夢が膨らみます。あと、槍のようなハルバードは種別としては両手斧に分類されるようです。では、いくつかステータスを確認できたものを見てみましょう。

「オースキーパー」のペット強化に特化したセットですが、火炎・生命力なので変化スキルの有り無しにかかわらず使え、デモリッショニスト、ネクロマンサーとの組み合わせを想定したセットのようです。とにかくフルセットボーナスで召喚数+1に-15%火炎・生命力耐性低下があるのにアイテムスキルでも-20%火炎・生命力耐性低下が付いているのはちょっとヤバイでしょう。(・_・;)



こちらは、「オースキーパー」の盾投げに特化したセットで、他のクラスの強化はなさそうなので単体クラス用の装備なのもしれません。物理・火炎属性ですが、フルセットボーナスに「イージス オブ メンヒル」の100%物理→火炎変換があるので基本的には火炎がメインでしょう。全体的には一見普通に見えるもののフルセットボーナスの+18%クールダウン短縮が「何それ!」って感じで、これをどう活かすかがポイントになりそうです。ということで、まずどのクラスと組み合わせるのがベストなのかというところを考える必要がありそうです。


左はついにキター\(^o^)/ ペットリチュアリスト用のセット装備ですが、毒酸というのが結構意外な感じ。ともかく、sigatrev様ご予約済みってところでしょうか。(・_・;) 右は物理・カオスということで、スキル変化もありウィッチブレイドでも普通に使えそうですが、どちらかというとブレイドマスター向けなのが謎で「ゾルハンのテクニック」「ホワーリング デス」強化という、だれも予想出来なかった不思議セットって感じです。



最後に、なんスか?このチートアイテムは?(・_・;)

2019年1月14日月曜日

【特集】DW冷気N&Oインフィルトレイター研究

もうすぐ拡張が出るというのにここに来て、またまた熱いビルドが出てしまった感がありますが、(・_・;) 前回のネックス&オルタス(以下、N&O)インフィルトレイターは、今までに出たタイムアタック型(以下、TA型)のビルドとは少し違う感じで、火力が完全に限界点を突破したのか、薬品類など無くても結構安定してグラディエーターのW151-170をクリアできてしまうのに驚かされました。で、そうなると、このタイムアタックが、シューティングゲームか、横スクロールアクションのように、いかに無駄のない動きでタイムを詰めていけるかというところの楽しさを感じられるようになるから不思議です。ということで、昨年はDA型というのが一つのブームだったわけですが、今年はTA型か?という感じで、これも新しいビルドの流れと言えるのかもしれません。(・_・;)


その前に、Mercymaker氏が上のN&O型を「デスマークの影」セットに置き換えたインフィルトレイターで、こちらも5分台到達の5分39秒を出していますが、動画を見た限りではN&O型と甲乙つけがたい強さに見えて驚きです。こちらも非常に興味があるところですが、スキルリセット費用が尽きたので残念ながら試せません。(・_・;) まあ、全体的な作りはほとんど同じで、装備が一部変わっただけって感じがしますが、必ずしも「聖なる調和」セットだけが強いというわけではないというところが、またまた驚きって感じです。

GTリンク 動画
それにしても、この動画のMercymaker氏のプレイは無駄がなくて凄いです。完全に0コンマの世界で戦っている感じですが、流石必殺仕事人というところです。(・_・;) 特に、「アレクサンダー」のメテオは完全に目で見て最小限の動きで避けてますが、相当に集中してないと難しい技だと思います。



さらに、またまたGrim Internalsがアップデート。今度は前回のテレポート機能が進化して場所を保存することが出来るようになったようです。まだ試せてませんが、もう使えそうな機能があれば何でも入れちゃえって感じで、どんどん機能が増えている感じですが、コンビニみたいな何でも揃っているModって感じになってきました。(・_・;) あとは、ようやくSuperfluff先生も戻ってきましたが、単に正月休みだったのか、あるいはβテストが終わって、いよいよ拡張発売が間近になってきたのかは不明です。(・_・;)

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では、軽く前回のおさらいですが、なんと言っても武器の「神話級 ネックス」「神話級 オルタス」「聖なる調和」セット無しには成り立ちません。かなり以前にこれを使ったインフィルトレイターを紹介したことがありますが、そのときも結構強いと思いましたので、パッチでさらに強化された物が、悪いわけがないのですが、耐性低下と酸ダメージ変換が思った以上に強力なのと、元々ヘルス回復力に定評のある装備なので、ディフェンスの弱い2刀型にはピッタリで、一応サバターに向いた装備だと思いますが、ナイトブレイドを含むクラスならどれで使っても相応に強いと思います。

次に、重要なのがリングの「エレメンタル ハーモニー」セットですが、こちらも元々スキルの強力さで定評のある装備ですが、属性的にも武器とマッチしている上、クルーシブルにおいての範囲攻撃力という重要な役割を担っています。ということで、まさに名前の通り2つのセット装備が見事に調和している感じですが、この2つはどのクラスで使うとしても必須だと思います。

あとは、スキル変化で冷気耐性低下を持つアミュレットの「メイジハンターのプロテクター」は自動で耐性低下がかかるので楽なのと、耐性が充実しているのでベストだと思います。他では、ヘルムの「ライムタン マスク」が貴重な火炎→冷気変換を持っていて、今回のケースでは優れていると思います。ということで、装備に関しては、ここまで揃っていればある程度の強さは確保できるのかな?という感じです。

次に星座では、「冬の精霊 アマトク」が最も大事で、星座スキルの「ブリザード」の瞬間的な高火力がクリアタイムを短縮させる上で大きな役割を占めています。これは同じくクルーシブルの最速タイムを出すカオス・ペットカバリストも使っていることからも、いかに効果的なのかということが分かると思います。あとは「瀕死の神」のクリティカルダメージに、定番の「噂の女王 マーマー」「ローワンの王冠」「冬の番人 ウルトス」の耐性低下と、攻撃速度、ヘルス変換、種族ボーナスでの「レブナント」あたりがポイントになるでしょう。

最後にスキルについては、ナイトブレイド側は「リーサルアサルト」のバフ、「ナイツチル」の耐性低下が最重要で、あとは好みで調整可能な範囲ではないかと思います。インクィジター側は「ワード オブ リニューアル」「懲戒のオーラ 」「デッドリー エイム」の3つだけですが、どれも非常に重要なので固定という感じです。なお、「インクィジター シール」は本編では使っても良いと思いますが、クルーシブルは不要というか、動き易さのじゃまになるし、ディフェンス的にも全く不要なので無いほうが良いです。

ということで、John_Smith氏が5分15秒を出した下の構成が現時点(19/1/13)での最新版ということになると思います。(ただ、動画では「ブレイド スピリット」を使っているのでGrimDawnToolsは何処かを1ポイント削って取るのが正しいと思います。)

GTリンク

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次に考察的な話ですが、前回カカシのヘルスリセットまでのタイムを比較した場合はトリックスターの方が上でした。しかし、クルーシブルで戦ってみるとクリアタイムはほぼ同じな上に、安定性や戦い易さという意味ではインフィルトレイターの方が遥かに上に感じます。まあ、ディフェンス面は一旦置いておくとして、この武器攻撃力で明らかに劣るのに、実際の火力に差がないというところが一つポイントではないかと思います。

まず、ペットビルドは、ペットの殴りのダメージとスピードで同じレベルの火力を延々と出し続けることが出来ます。そしてトリックスターも「サヴィジリィ」が一定レベルの高火力を出し続けることで、カカシ相手のタイムを短くしているということになるかと思います。しかし、このビルドのレベルの火力になるとクルーシブルのネメシス相手でも10秒も時間がかかるケースはなく、せいぜい5秒ってところなので、必ずしも常に一定の火力を出し続ける必要はなく、リチャージやダメージのバラつきがあっても瞬間的な火力が高いという構成でも問題なく、こちらの方がクリアタイムとしては速くなる可能性もあるということだと思います。そういう意味では「ハガラッドのルーン」メインの瞬間火力型に近いとも言えますが、ルーンは場所固定や発動までの時間があり、こちらの方がスピードとしては速いです。


こうなると、もうカカシ相手のテストでは比較するのが非常に難しくなった感じもしますが、あとは、最近のTA型の2刀ビルドは、大体イーサー耐性UPの薬品をW169などで必ず使うような形が多かったのですが、個人的にはあまり薬品類を使い始めると、収拾がつかなくなって、本来のビルドの強さが分からなくなるような気もするので、否定的な考えですが、今回のビルドに関しては、薬品類は全く使う必要がないというところも、一味違うところです。そして、このビルドに関しては素のディフェンス力は決して高くないのにディフェンスの不安定さが全く無く、死ぬ場面としては自分がミスをした時だけという感じなのが、今までのこのタイプの2刀型とは完全に違う感じがします。それにしても、とうとうグラディエーターのW170を無双できる所まで来たんだな~と、しみじみ思うところです。(・_・;)

ということで、纏めとしては、このビルドは文句なしに最強クラスのビルドと言って良いとは思いますが、2H火炎タクティシャン、2H感電DoTヴィンディケイター、CDR型イーサースペルバインダーなどとはかなり性格が違っていて、一番近いのはカオス・ペットカバリストかな、という感じです。ともかく、TA型というスタイルが今後も続くのかは分かりませんが、今回のビルドは、もしかしたらこの新しいスタイルを代表するビルドになるのかもしれません。

と、この様に考えてみると、このN&O+エレメンタルハーモニーは、全く別の形にしてももそこそこ強そうな感じがしてきます、と考えながら寝ていたら、また夢の中でアイデアを思いついたので試しにアレンジ版を作ってみました。では、早速次のコーナーへGO! (・_・;) 

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で、どのようなアレンジかと言うと、武器攻撃部分の割合を下げて、「シャドウ ストライク」を強化したら行けるかな?ということで、装備・星座・スキルと全体的に少し変えてみました。あとは、星座で「イオンの砂時計」の時間短縮を使って連打すれば瞬殺に磨きがかかるかも?という考えです。 一応 シャドウストライク版(以下 SS版)と呼んでおきましょう。

装備は、チェスト、パンツ、メダルが「シャドウ ストライク」強化用ですが、パンツは対「クバカブラ」用としての種族ボーナスも目当てにした選択です。また、「熟達の記章」はなんとか+3の物がありましたが、惜しくもMax値まで1ポイント足りません。まあ、+5以外で使えるのは「ワード オブ リニューアル」「リング オブ スチール」くらいだと思うし、レリックを「ニダラの大感染」にしても良いですが、このままで充分でしょう。あとはショルダーは耐性確保用ですが、「リーサルアサルト」をMaxにしたかったための選択もあって、あまり良いものではなくアップグレード出来そうです。

星座は「冬の番人 ウルトス」の代わりに「毒蛇」にして、「レブナント」の代わりに「イオンの砂時計」を取った形です。この方法だと行動型耐性が稼げるのがありがたく、装備の選択も楽になるのが良いです。スキルは優先度の低そうな部分をできるだけ削って「シャドウ ストライク」につぎ込んだだけですが、なかなか良い感じで、やはり武器攻撃は優先度が低くても問題なさそうで、このビルドは装備や星座の火力のほうがメインということでしょう。ただ、2刀用パッシブは全く無しだとかなり火力が下がるので1振りで取っておいたほうが良い感じでした。そして、Grim Internalsで見ると最大ダメージがかなり上がっています。また、時間短縮は回復スキルにも効果があるので、ディフェンス的にも少し楽になった感じもします。他には、やはりパンツのビーストへのボーナスは大きく、「クバカブラ」を倒すのが速くなったことが感じられます。難点としてはJohn_Smith版よりはエナジー消費が高くなりますが、本編でもポーションで間に合う範囲なので問題ないと思います。

グラディエーターのW151-170は6分50秒までは行けました。上のJohn_Smith氏のバージョンとどちらが良いのかは判断が難しいですが、少なくとも悪くはなさそうです。まあ、5分15秒とはかなり差がありますが、フォーラムのビルドだとステータスも厳選されているだろうし、mad_lee氏とMercymaker氏の例もありますが、操作の技量でかなりタイム差が出るので、装備も立ち回りも相当に詰めていかないと5分台は無理な感じもします。しかし、別にフォーラムに投稿したいわけではないので、そこは自分で目標を立ててチャレンジしていけば良いのではないかと思います。


GrimDawnTools
ヘルスの低さは祝福があれば、もう関係ないです。そして、「シャドウストライク」のダメージの高さはヘルス変換でも効いてくるので、ディフェンス面でも悪くないです。とにかく、このタイプのビルドに関してはステータス的な部分だけを見ていては、本当の力は絶対に分からないと思うので、是非実際に作って試してほしいと思います。そして「シャドウストライク」でも行けるならナイフ投げとかもありかも、とか思ってしまいます。

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最後にタイムアタック用としてのウェーブごとの雑感を自己メモを兼ねて書いておくことにします。立ち回りに関してはMercymaker氏のプレイが洗練されていて参考になりますが、John_Smith氏の方は何回か連続で戦ってたりするので、敵の組み合わせの違いでの対処のやり方なども分かり、こちらも参考になると思います。

W151~W153
この辺りは別にどうということのない安牌ウェーブとも言えますが、(・_・;) バナーを使う場合はできるだけ範囲内をいっぱいに使いつつ、立ち止まらずに広く動きながら戦うのが良いと思います。また、スキルを使うタイミングも、敵が集中したところで一気にまとめて倒せると高得点 好タイムに繋がるので、結構スキルを使うタイミングとかも大事な感じがします。ちなみに、Mercymaker氏は足元に溜まるデバフやダメージ的な攻撃を、小刻みに避けて余計なダメージを受けないようにしているのが結構凄いですが、高度なテクニックです。あとは、倒すまでダメージを与えずに、そこそこのところまでにしておいて、範囲攻撃力を含めて最終的にまとめて倒すことで時間的な無駄を無くすという部分はタイムアタックでは非常に大事です。(人間引き際が肝心ってことですね。(・_・;) )


W154
ネメシスが出るここが最初のポイントになると思いますが、このビルドでは「クバカブラ」は時間がかかるタイプで、John_Smith版だと「ブラッドロード タロニス」と耐性低下が重なると危ないので立ち位置が悪ければ直ぐに修正が必要です。とにかく「ブラッドロード タロニス」「クバカブラ」の後ろに位置するようにして出来るだけデバフをかわすようにした方が良いと思いますが、「ブラッドロード タロニス」の方は簡単に倒せるので先に上に走って倒すのもありかもしれません。そして、どちらか倒せばもう安全です。Mercymaker氏はまとめてうまく倒していますが、これは慣れないと結構難しいです。

なお、SS版なら種族ボーナスがあるせいか「クバカブラ」は少し楽で「ブラッドロード タロニス」が近づいてくる前に倒せる感じで比較的余裕があります。しかし、時間がかかりそうな時は、一旦離れるのも考えたほうが良いでしょう。なお、ここで死にやすいかは生命力耐性の超過量やヘルス変換の強さでも左右される感じです。

W155
「アロストリア」は形態変化しますが、変化しないと次のウェーブに進まないので、真っ先に第2形態に変えて、先に進めるようにしてから、あとは範囲攻撃で倒すという対処の仕方のほうがタイムとしては速いです。これはW169の「セオディン マルセル」なども同じです。

W155~158
安牌ウェーブです、この辺りで死ぬことはまず無いです。

W159
左下から出る「センチネル」を真っ先に倒しておけば安牌です。「エケット'ズール」の溶岩も注意が必要ですが、出す前に倒せるので問題ないはずです。

W160
ここは組み合わせのパターンが多いので一概には言えませんが、突撃してくるタイプが少なければ手近の左下の1匹を倒せば、後は余裕になるパターンが多いです。多数突撃して来るパターンは通路側に移動して対峙する数を減らしてから1匹ずつ倒していけば、同じく余裕になる感じです。通路以外ではバナーをうまく使うと体の大きい敵は引っかかるので、壁になってくれます。これは個人的にはAoM以前から、毒酸型カンジュラーでよく使っていたテクニックですが、通路より範囲攻撃が当たるのでタイム的には良いと思います。ただ、慣れないうちは通路のほうが安全です。

W161
普通は右上の回復持ちキャスター集団を倒しに行くところですが、このビルドの場合は左下に直行して「アレクサンダー」を瞬殺することが出来ます。タイミングが遅いとバフを張られるのか時間がかることがありますが、うまく行けばキャスター連中に回復される前に倒せます。なお、ya_版は「アレクサンダー」に非常に強くまさに瞬殺って感じで驚きます。

W162
右下から出る「マッドクイーン」は、John_Smith氏は左側で待ってから倒す感じですが、ミスると死ねるので、最初に右下に速攻で倒しに行っても良いと思います。大体8割位まで削ればあとは範囲攻撃で死ぬので無理せずに適当なところで引くほうが良いでしょう。

W163
パッチで3人の評議員は中央付近から出るようになったので楽になりましたが、コイツらは結構硬いので出来るだけ3匹まとめてダメージを与えられるような位置取りを取ることが大事だと思います。なお、経験則で言うと出血や体内損傷などのDoTビルドだと倒すのが速いです。なお、ここもya_版だと非常に倒すのが速く、他のバージョンより圧倒的に有利な部分です。

W164
安牌です。

W165
ネメシスのウェーブですが、「グラヴァ'スル」は種族ボーナスもあってサクッと倒せるので左下で出てくる敵を真っ先に倒せば意外に余裕です。なお、このあとJohn_Smith氏は上の方に追いかけて行って次のウェーブの「ルーシャス司令」を倒してから下側に戻って来たりしていますが、個人的は次のウェーブは真っ先に左下の「シャー'ズール」を倒すほうが安心できるので、左下側をキープしたい感じです。

W166
上で書いているように左下から「シャー'ズール」が出てきます。簡単に倒せるので余裕ですが、耐性低下が重なると危ないので混戦にならないようには注意です。

W167ー168
余裕です。常に殴っている分には死ぬことはないです。

W169
ここは倒す順番が難しいところで、John_Smith氏はまちまちのようですが、個人的には右下の「アナステリア」を真っ先に処理するが良いのではないかと思います。あとは「セオディン マルセル」の第一形態だけを倒せば、先に進むので放置にして、次のウェーブで左下の敵を速攻で倒しに行くパターンでしょうか。早めに左側に移動しないと次のウェーブで出遅れるので注意が必要です。通常のビルドであればセオディン マルセル」を残すとネメシスに混ざって大変なことになりますが、意外にこのビルドの場合は平気なのが凄いところです。

W170
最後の難関ですが、ここも基本的にはW160と違いはないです。実際の所密集してくれたほうがタイムは速いですが、散らばっていると個別に倒す分時間がかかりがちになります。ここだけはランダム性が高いので場数を踏むしか無いでしょう。なお、「アレクサンダー」が速攻でメテオを落としてくる場合があるので、敵の種類が確認できるまではゲートの下に入っておくのが安全だと思います。


W151-170は1回目で死ぬとトリビュートポイントを一気に失うので、そこを貯め直すのが結構めんどうで、さらに、今までのこのようなTA型だと、W100から始める場合でも祝福を2つくらいは使わないと危ないので、トリビュートポイントを稼ぐのが結構大変で、実際プレイする状況においてW151-170のクリア率が50%程度ではとてもやっていけないというのが事実だと思います。そういうこともあって、いつもテストではW100-150の設備・祝福なしを使うし、少なくともクリア率が80%以上くらいなければとてもオススメできないわけです。なので、以前自作の2H物理タクティシャンを作ったときも、もっと火力よりにすることは可能でしたが、W151-170を安定クリアできるというところが目標だったので、非常にディフェンスを重視したバランスになっています。そして実際にこのビルドはW151-170でも簡単に死ぬようなことはありません。


というところで、このビルドですが、慣れれば80%以上の確率でクリアできる感じです。そして、とにかくクリアまでのスピードが異常に速いのでW100-150でもあまりストレスが無く、多少のやり直し程度は我慢できます。とはいえ、その慣れるまでが問題というか、最初に安定してW170クリアできる環境を作れるまでが大変なのかもしれませんが、そこは、まずチャレンジャーで戦い方を練習しておくのと、クリア時間は多少遅いとしても確実にクリアできるようなディフェンスの強いビルドを先に作っておくなりする必要はあるかと思います。ということで、最近までタイムアタックなどには全く興味はなかったのですが、意外にやってみると面白くて、非常に楽しめたので、特にある程度プレイして飽きてきたという人などには是非チャレンジしてみてほしいと思います。


John_Smith版ですが、7分がなかなか切れませんでしたが、星座スキルが完全に上がりきっていないのでもう少しは速くできたかも。でも5分台は自分には(PCの性能も含めて)無理だと確信しました。(・_・;)

こちらは、SS版でなんとか7分を切れましたが、画像を見て分かるように最大ダメージに関してはこちらの方が上です。ただ、クリアタイムは誤差の範囲という気もするのでどちらが良いのかはよく分からなくて、だれか試してみて分かったら是非教えてください。(・_・;)

追記:
またまた、書き終わったと思った直後に追記するハメになってしまいましたが、まあ、よくあるパターンです。(・_・;) え~と、ya_氏からN&Oインフィルトレイターのアレンジ版が出ました。こちらは「ハガラッドのルーン」を強化したパターンですが、5分40秒が出ています。動画を見た感じではネメシス単体としてはさほどタイムは変わらない感じがしますが、密集している敵への殲滅速度が非常に速くなっていて、立ち回り的にはもう少し最適化できそうなところを考えると5分以下も可能かもしれません。→リンク

まあ、コメントでmad_lee氏が言っているように、こうなると、もう武器攻撃メインの2刀型ではない感じで、さらに他のサブクラスではダメなのでインフィルトレイター専用の形ではありますが、強さに関しては確かに最強かもしれません。そして、上で書いたように、このビルドは他の武器攻撃の2刀型とは少し違うタイプだということが正しかったということでしょうか。

内容については、「ハガラッドのルーン」強化で、装備が「ザ シルバー ガーディアン」セットにリングが「アルカモスの恐怖の印」セットの組み合わせで、パンツも「神話級 デスウィスパー レギング」になっています。星座は全く同じで、スキルが「ハガラッドのルーン」強化になって、代わりに酸変換は殆どなくなった感じです。結果的にはどうあれ、リングは「エレメンタル ハーモニー」セットでも良いと思うし、そうなると装備要求はかなり低めになるので、これは結構資産が少ない場合にもオススメできて良さそうな気がします。

流石に常連者クラスになると、いろいろアレンジ出来そうだと考えるのは同じだな、と思うところで、是非試してみたいところですが、その前にはまずスキルリセット用の鉄片を稼ぐ必要が... (・_・;)

さらに追記:
頑張ってリセット費用を稼いでya_版を試してみました。まず、火力はかなり上がっていて間違いなく最強でしょう。ちなみにカカシのヘルスリセットまでのタイムとしても16秒と非常に速いですが、最大ダメージもSS版を僅かに上回っている感じで火力についてはこれ以上望めないほど強烈です。ただ、ディフェンス的にはSS版はもとより、John_Smith版よりも低めで立ち回りをミスすると危ないので特にネメシスが出るウェーブは注意が必要です。そして、クリアタイムは6分35秒まで行けました。

あと、どうもラグで遅くなっている部分がありそうなので、まず別画面の海外ドラマを終了させて、(常識です。(・_・;))オプションでグラフィックの品質を少し落としてみたら、一気に6分7秒まで縮まりました。なのでGrim Internalsや録画も止めればもっと速くなるかもしれません。まあ、そこまで立ち回りに違いがなさそうなのにタイム差が大きすぎるな、とは思っていましたが、思っていた以上にPCの性能はタイムに影響するようです。

ということで、普通の人でもya_氏の5分40秒は充分行けそうです。今の所5分を切っているのはsigatrev氏のペットカバリストと、日wikiのCDR型アグリヴィックス・スペルバインダーくらいだと思いますが、その中でも今回のya_氏のビルドは、クリアの難易度としては最も楽かもしれないので、総合的に見て現時点でNo1と言っても良いのかもしれません。

ただでさえ強かったビルドが、さらに1ランク火力が強くなったということで、このビルドは完全に、

「ぶっ壊れ!」です。(弱体化確定かな?(・_・;))

2019年1月11日金曜日

デイ・アフターZ:DW火炎・冷気トリックスター&インフィルトレイター

最近のフォーラムのビルドは2刀祭りとも言えるような偏った感じのビルド例ばかりになっていますが、mad_lee氏の新作は2刀最強のトリックスターに、流行りのオルタス&ネックスを使うタイプで、グラディエーターW151-170がなんと!5分35秒。と思っていたら、こんどは同じ構成のインフィルトレイターが5分22秒で最速記録を更新です! それにしても、ついにペットカバリストと同じレベルの所まで来てしまいましたか... (久々の遠い目。(・_・;) ) ということで、トリックスターがコルバかデスマークかで争っているところを、ライムタンが美味しいところを掻っさらって行くという実に楽しい展開になっています。(・_・;) まあ、今回のビルドは年末から続いてきた2刀型ナイトブレイドの一つの終着点とも言えるかもしれないので、取り上げてみましょう。


mad_lee氏のトリックスター → リンク
John_Smith氏のインフィルトレイター → リンク

*タイトルは、最近フォーラムではロシア勢が大活躍ということで、珍しいロシアの海外ドラマを選んでみました。個人的には2004年のロシア映画「ナイト・ウォッチ」が結構気に入って小説も読んだし、ゲームも買って遊んでみたことがありますが、全く知らない役者や風景などが非常に新鮮です。このドラマはいわゆるゾンビもので、パッと見はB級作品かと思うところですが、シーズンを通してみてみると、たしかに出来は悪くなく、ロシアのドラマも今後期待できるかもしれません。それにしても、最近至るところでロシアンパワーを感じるところです。


その前に、Grim Internalsのアップデートでまた新機能が加わりましたが、今回のダンジョンの扉前へのテレポート機能は、流石に物議を醸しそうな感じで、これを使ってボスのMIを入手するのはもうチートに近いと思いますが、すでに入手済みの人なら使ったところで、多少移動時間を節約できるだけだとも言えるし、実のところダンジョン50周とかの罰ゲーム的なマラソン大会 (・_・;) で心が折れた人に、「もう一度やってみるか」と再度泥沼に引き込ませる悪魔の罠とも言えるのかもしれず、この機能の正しい評価は後世の歴史家の手に委ねるとしましょう。(・_・;)

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まずはトリックスターですが、こちらはmad_lee氏とJohn_Smith氏のコラボという形の作品で、John_Smith氏は初登場なので少し動画を漁ってみると、だいたい最近の最強クラスのビルドは一通り試している感じで、確かな実力の持ち主のようです。たとえば、感電DoTヴィンディケイターだと下のような感じのcccsennn2氏のアレンジ版でラヴァジャーを1分16秒、グラディエーターのW151-170を7分でクリアしている動画がありました。ちなみにクルーシブル版は「プライマル ストライク」メインで「サヴィジリィ」はバフで使う形に、星座も「テンペスト」ではなく「天の槍」ですね。一方ラヴァジャー版の方は、やはり「サヴィジリィ」メインで、攻撃能力に特化した感じになっていてcccsennn2氏とは少し違っていますが、ものすごい数の薬品を使ってます。(・_・;) そして、今回のビルドの前には同じような構成のサバター版もありますが、スキルに付いたデモリッショニストの強化部分が完全に死んでもトリックスターやインフィルトレイターの方がクリアタイムが1分以上も速くなるというところが、なんとなく哀愁漂う感じです。(・_・;)

・ヴィンディケイター
クルーシブル版 → GTリンク
ラヴァジャー版 → GTリンク

・2刀型サバター→ GTリンク

*余談ですが、年末にエレメンタリストを使ってパッチで雷属性寄りに強化された「銃身職工の破壊者」セットを試してみましたが、グローブに「シンダータッチ」も使うと火炎→雷100%出来ていろいろ遊べるのですが、やはり2丁拳銃はディフェンスが苦しく、パッチでこちらも感電ダメージが強化された「ウルズインの地獄のアバター」フルセットで素直に火炎・雷の両手銃型にした方がはるかに安定して戦えるというのが、2丁拳銃ビルドの数の少なさを象徴している感じで、こちらも哀愁が漂います。(・_・;)


では、装備から見てみると、ヘルムとチェストに「コルバの激怒」セット2点で、これはjajaja氏のビルドを原型とする定番の形で、このタイプのポイントは武器の選択になりますが、今回はここにパッチで強化された「聖なる調和」セットを持ってきた形です。パッチでは、まず全耐性低下と酸→火炎・冷気変換が追加されたことが大きく、酸ダメージはナイトブレイドだと簡単に稼げるのでこの武器を使うだけで火力が強化される感じになります。

それ以外ではショルダー、ブーツが雷系ですが、このビルドの興味深いところは属性は冷気メインではありますが、「聖なる調和」セットが火炎・冷気になるということから、エレメンタルも含んだ属性配分になっています。これはインクィジターを含まないクラスでは珍しいでしょう。あとはグローブが「アマラスタのブレイド バースト」のスキル変化に凍傷ダメージ強化目当てなのか「神話級 アイスコーンタロンズ」ですが、この手のビルドではあまり見ない選択です。また、レリックの「ニダラの大感染」もパッチで変更があった装備で、酸ダメージが活かせるしスキルがクリティカル発動になって使い勝手が良くなりました。

星座は、定番的な冷気型の配置ですが、「瀕死の神」を使う非常に火力重視のパターンです。あと、「蝙蝠」は最近mad_lee氏のお気に入りのようで多用していますが、「ブレイド スピリット」に割り当てています。最後にスキルは冷気メインということで「リーサル アサルト」「ナイツチル」フル強化に、近接回避目当てで「シャドウ ダンス」をフル強化に「サークル オブ スローター」も使っています。あとは、酸変換があるので「ニダラのヒドゥン ハンド」「マーシレス レペトワー」も1振りです。シャーマン側は定番な感じですが「ストームコーラズ パクト」「瀕死の神」はこれまたjajaja氏が最初に使った組み合わせで、クリティカルダメージがかなり上がるのでステータス的にもインクィジターに全く引けを取りません。

全体的には、最近のフォーラムでおなじみのタイムアタック専用ビルドという感じの調整で、耐性なども祝福を使うことを必須としたバランスになっているので、本編では耐性やエナジーが不足気味だし、クルーシブルも祝福無しでは気をつけないとW100あたりでも死んでしまうことが充分にありえます。ということで、以前も書いたことがありますが、今のクルーシブルは本編より火力重視のセッティングになっているのが当たり前になっています。

では作ってみますが、今回はすべてレジェンダリー装備なのでほぼ同じになりますが、アクセサリーの増強剤がバラバラなところを見て分かるように、耐性はかなりギリギリなので、本編だけならショルダーやブーツあたりをレア装備に置き換えた方が快適ではないかと思います。また、次のインフィルトレイターと比較するため、属性値は可能な限り狡猾性に振る攻撃重視な形に変えてみました。

これで、カカシのヘルスリセットまでのタイムを図ると、16秒とレジェンダリー装備のみのビルドとしては非常に強烈な火力です。これはAct6辺りを少し戦ってみただけでもハッキリ違いが分かります。そして、この火力の高さ+武器のヘルス回復の効果なのか、「瀕死の神」を使っているにしては特にディフェンスの不安定さも無いし、簡単に死ぬようなこともなく非常に快適です。ただ、ローカーはまともに行くと死ねるし、殴ってない状態でダメージを受けると危ないところなどは、基本的にこの手の2刀型との違いはなく、なかなか評価が難しいところです。

GrimDawnTools
ついに2刀も来る所まで来たな、という感じのペットに続いて異次元世界にようこそ、というところですが、(・_・;) クルーシブルでの死に易さもペットとあまり違いはない感じもします。まあ、ここまで火力特化にするとある意味しかたないかなとは思います。

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続いて、今回も新春スペシャル?なのか2本立ての長編記事になりますが、インフィルトレイターの方も見てみます。こちらはJohn_Smith氏の単独作品で、上のサバターに続くフォーラム2作目ですが、構成としてはそのままインフィルトレイターに置き換えた形です。

では、装備ですが、上のトリックスターから「ライムタン」フルセット分が置き換わって(アミュレットは「メイジスレイヤーのプロテクター」でした。)あとは、パンツが「神話級 泰然自若のレッグラップス」に変わっただけで、それ以外は全く同じです。ここでポイントになるのは単体でも優秀なアミュレットのスキル変化での冷気耐性低下と、ヘルム、チェストの火炎・雷→冷気変換で、上のトリックスターで分かるように、エレメンタル成分があるので、スキル強化が無駄になることを差し引いても使う価値ありということだと思います。

星座は、トリックスターとの違いは「蝙蝠」「学者の明かり」「鷹」「鼠」に変わっていますが、攻撃能力重視に「鼠」の酸ダメージも属性変換できるというところでの選択です。まあ、mad_lee氏と好みの違いという感じですが、火力的にはやはりこちらのほうが高くなります。最後にスキルは、ナイトブレイド側はほぼ同じで、インクィジター側は「インクィジター シール」は無しで必要最小限ってところです。

では作ってみますが、基本装備を移すだけなので楽ですが、いくつかアレンジを加えてみます。まず、「ブレイド スピリット」は使うべきだと思うので1振りで取りました。あと、「ホーン オブ ガンダール」もエレメンタル耐性の超過がないし、装備のスキル強化で1振りで9ポイントになるので取りました。ただ、本編ではエナジーが足りなくなるので「やっぱり使えね~」感がありますが、必要な場所だけ使う感じです。(・_・;)フルセットでなければ無くても良いと思います。)

で、カカシのヘルスリセットまでのタイムとしては、25秒と少し差がある感じですが、体感ではほとんど違いはわからないレベルです。まあ、グラディエーターもどうせ同じだろうとは思うものの一応戦ってみると、

「なに~~~???」 (またか~~~??? (・_・;))

え~と、これが意外なことにトリックスターより戦いやすいのが不思議!(・_・;) まあ、アレクサンダーのメテオなどが直撃すると即死するのはトリックスターと同様ですが、最初に倒してしまえば事故ることもないし、とにかく殲滅速度はペットカバリストに匹敵するレベルの強烈さで、ネメシスでも2,3秒で倒せるので、速攻で1体ずつ倒していけば意外に危ないケースも少なく、W151-170を祝福3つにバナー1つで戦ってみましたが、少なくとも安定して7分台前半くらいではクリア出来ちゃいます。(・_・;)

それにしても、何処がトリックスターと違いがあるのか考えてしまいますが、まず、「懲戒のオーラ」のダメージ減少がディフェンス的に効いているというのはあるでしょう。あとは、このビルドは立ち回り的に常に動き回るというのが大事ですが、この場合だと「懲戒のオーラ」の方が「ウィンド デビル」より安定して耐性低下をかけられるというのもありそうな気がします。さらに、「ワード オブ リニューアル」のヘルス回復があるのも地味にディフェンス面で大きい感じです。他には、カカシ相手のタイムとしては落ちるとしても、「スチール リゾルブ」のクトーニック・エルドリッチへの種族ボーナスが結構効いているのか、ここと攻撃能力の高さが実際の火力の高さとして出ている気がします。

とにかく、今回非常に感じたのは、ここまでの火力になると、もう従来の常識は通用しないということで、とにかくどんな敵だろうが瞬殺出来るので、耐性低下やデバフの攻撃自体を受けることが少ないし、囲まれて殴られるケースも少ないので、ディフェンスそのものが低くても全く問題ない感じです。ということで、作りとしては今までの2刀型と特に違いはないのですが、火力が限界点を超えたことで、必要とされるディフェンス力が大きく下がったということだと思います。ともかく、今の進化した2刀型ナイトブレイドには「インクィジター シール」「ウェディンゴ トーテム」も必要なくなったというのが、なかなか感慨深いところです。

では、結論ですが、いつもはこのようなタイムアタック専用ビルドに関しては、オススメしにくいのですが、このインフィルトレイターに関しては、強くオススメ出来ます。とにかくペットカバリスト級の火力が何より楽しいし、慣れれば立ち回り的にも難しくなく、W100-150+W130-150でも一回の祝福で行けそうな程クリアタイムが速く、これならトレハン用だとしても優れていると思います。というところで、トリックスターとの差はわずかだとは思いますが、個人的にはインフィルトレイターの方が扱い易さで勝っている感じで、こちらを新たな最強ビルドの一角として押しておきたいと思います。

GrimDawnTools
いや~途中まではてっきりトリックスターの勝ちだと思いこんでいましたが、良い意味で裏切られました。そしてついに「ライムタン」の輝く時が来たということで、まさかの大抜擢って感じですが、よく考えると「ライムタン」セットも「聖なる調和」セットも、本来はサバター用なんだよな、というところが、やはり哀愁漂うところでしょうか。(・_・;)


追記:
5chを見ていて初めて気が付きましたが、アミュレットは「メイジスレイヤーのプロテクター」でしたか。(・_・;) 見た目が同じだったので、てっきりフルセットかと思っていました。(・_・;) 「ホーン オブ ガンダール」を使ってないのはおかしいな?と思った時点で気がつくべきでしたね。ということで、上の画像とリンクを修正しましたが、実はそれ以外でも更新がかかっていて、最新版ではレリックが「イグナファーの燃焼」に変わっています。あと、動画では「ブレイド スピリット」も使っているのでここは正解だったようです。

では、改めてかカカシのヘルスリセットまでのタイムを測ってみると、まあ23秒位で殆ど変わりません。ただし、耐性低下のかかり方が良いし、耐性的にも有利なので、こちらの方が良いのは間違いないと思います。で、グラディエーターW151-170だと、6分20秒くらいまで行けました。ただ、これは立ち回りで慣れてきた部分も大きく、「ライムタン ペンダント」も性能は悪くないので装備の差はせいぜい30秒くらいではないかと思います。

あと、John_Smith氏の最新の動画では、武器のコンポーネントを「神聖の鋼」2個にして「セイクリッド ストライク」連打型のバージョンもありますが、これでも5分40秒なので、実はこのビルドは火力に占める通常武器攻撃の割合が高くない事が分かります。これはトリックスターの「サヴィジリィ」の方が「ベロナスの激怒」よりはるかに火力が高くカカシ相手ではタイムが速いのに、実際はインフィルトレイターと火力の差がないことの説明が付きます。ということで、ためしに武器のコンポーネントを「夜の印章」にして「チルスパイク」に変えても、確かに強さはそれほど変わらない感じがします。まあ、エナジーが足りないのと、2刀用パッシブスキルが無駄になるのでこの選択は無いですが、そういう意味ではこのビルドは純粋な武器攻撃型とは言えないのかもしれません。

さらに、動画を撮って確認すると「サヴィジリィ」「ベロナスの激怒」のチャージが溜まる前に倒していて、火力が高すぎるあまり通常攻撃が本来の力を出し切れていない感じもするし、「ウインド デビル」が追いつけないスピードという、普通ではありえないような状況が、インフィルトレイター有利に働いている部分はあると思います。(・_・;) また、Grim Internalsで確認した感じでは、最大ダメージなどは「ライムタン」フルセットのほうが高いみたいで、いろいろな意味で今までの常識が通用しないビルドだな、と感じました。ということで、初っ端の一撃が全てという感じなので星座の割り当ても「噂の女王マーマー」「シャドウストライク」「冬の精霊 アマトク」「リング オブ スチール」にした方が、先に耐性低下が入るので良いかもしれません。

あと、敵では「ローカー」はやはり厳しいので、本編メインで戦うのなら「インクィジター シール」に少し振っておいたほうが良いでしょう。あとは、道中の「現実のふち」も結構危ないので油断していると死ねます。それ以外であればほとんど張り付きのゴリ押しで倒せるし、ダンジョンなどのクリア速度も強烈に速いので非常に楽しいです。ということで少し変わった部分はあるものの、ビルドの評価としては全く変わりないです。

会心の一撃で「グラヴァ’スル」もわずか2秒で瞬殺。これは楽しい~~ (・_・;)

2019年1月8日火曜日

【特集】オースキーパー プレビュー

さて、いくつか新しいビルドも出てはいますが、正直この時期に解説したところで、拡張が出たと同時に意味をなさなくなる可能性大なので、よほど特別なもの以外は放置でOKかなと思いますが、となると当ブログも冬季閉鎖、(・_・;) となるところですが、最新のTwitchでオースキーパーの全てのスキルが披露されていて、今見ておくべきなのはここではないかと思います。→ Twitchリンク

追記:
この記事は開発中の情報を元にしているので、一部内容が変更されているし、今後も変更される可能性がありますので注意してください。

*malawiglenn氏がオースキーパーを含むクラスのビルド例をまとめた記事があるので参考にすると良いでしょう。→ リンク


*言うまでもないですが、開発中の動画なので発売までに変更される可能性があります。あと、今回に関しては公開動画から画像を使うので、ちょっと記事にするか迷いましたが、開発側としては拡張が売れるのかが大事だと思うので、宣伝する分にはOKかな、という判断で出してみることにしました。ということで、「拡張が出たら即購入ボタンをクリック!」「買わないと絶対後悔します。」「買って幸せになりましょう。」「買えば素敵な出会いがあります。」と、一応宣伝しておきましょう。(かなり怪しそうな宣伝ですが... (・_・;)) 


最初に、オースキーパーと組み合わせたクラス名をおさらいしておきましょう。

ソルジャー       :ウォーロード(Warlord)
デモリッショニスト :シールドブレイカー(Shieldbreaker)
オカルティスト    :センチネル(Sentinel)
ナイトブレイド   :ダーヴィッシュ(Dervish)
アルカニスト      :テンプラー(Templar)
シャーマン     :アルコン(Archon)
インクィジター   :パラディン(Paladin)
ネクロマンサー   :オプレッサー(Oppressor)


では、スキル画面ですが分かりやすいように名前を入れて色分けしてみました。
英語名:
日本語名:

:武器攻撃用パッシブ(盾持ち用)
「アイ オブ レコニング」回転切り(エナジー消費型)
「ヴィールズ マイト」直線上に突撃
「メンヒルの盾」盾投げ
「サモン ガーディアン オブ エンピリオン」プレイヤーボーナス型ペット
「ジャッジメント」範囲攻撃
「正義の熱情」通常攻撃代替え(チャージ型)
「美徳の存在」トグルバフ
:パッシブとバフスキル
:排他オーラ

*一応名前を覚えやすいようにツリーの先頭のスキルだけカタカナにしてみましたが、ここも日本語翻訳された際には変わると思います。日本語訳が出たので置き換えました。


まず、最初にマスタリーの特徴としては、ソルジャーと同じ感じで体格とヘルスが伸びるタイプで、下の画像を見るとレベルが1上がると体格が5、狡猾性、精神力が2あがる感じです。

追記:マスタリーを50まで上げた場合の各クラスの属性値の比較は下の数値で、オースキーパーはナイトブレイドの狡猾性が体格に変わったというイメージですが、バランス的にはシャーマンに似ています。

では、スキルを見ていきます。

:武器攻撃用パッシブ
武器攻撃用のパッシブスキル3つ「セーフガード/Safeguard」「強打/Smite」「粉砕スマッシュ/Shattering Smash」で、盾持ちに最適なスキルになっています。


・「セーフガード/Safeguard」
盾必須で、物理ダメージに、物理、火炎、体内損傷の補正ダメージ、装甲強化ですが、上の画像を見た感じでは12ポイントで物理150に装甲値が120、補正ダメージが70%位な感じでしょうか。おそらく物理ダメージ目当てになりそうですが、積極的に振ることは無い感じもするので装備のスキルボーナスと合わせて数ポイント振る程度かな?という気がします。

・「強打/Smite」
こちらは近接武器+盾必須で、確率発動で標的数3に対して物理・火炎ダメージという感じでソルジャーの「ゾルハンのテクニック」みたいなおなじみのWPSスキルですが、100%装甲貫通がちょっと良くわからないのと、(・_・;) アンデッド・クトーニックへの種族ボーナスが付いているのが目を引きます。ただ、例によって10ポイントで確率25%だと思うので、他のWPSスキルがある場合は優先度を考えてポイントを振る感じでしょうか?となると、通常攻撃部分があまり強くない「カデンツ」には向かない気もしますがどうでしょう?

・「粉砕スマッシュ/Shattering Smash」
こちらも近接武器+盾必須で、確率発動型ですが、物理・体内損傷ダメージに物理耐性減少ということで、盾メインならフル強化するしかなさそうな感じのイケているパッシブスキルって感じに見えます。確率発動なので是非攻撃速度を上げておきたいところでしょう。今回のオースキーパーのスキルを見ていると補正ダメージがないフラットダメージのみのスキルが多い感じがしますが、このタイプは属性変換で使いやすいので要注意ってところでしょう。



「アイ オブ レコニング」回転切り(エナジー消費型)
「アイ オブ レコニング/Eye of Reckoning」は、ディアブロ2のバーバリアンを知っているなら、まさにそれと同じ感じの回転斬りスキルです。「ソウル ファイア/Soulfire」は追加で放物線を描くように物理・雷の球を放出するイメージです。


・「アイ オブ レコニング/Eye of Reckoning」
使用条件が近接武器だけなので、両手武器や2刀から、オフハンドでも使用可能と思われますが、特にナイトブレイド好きはオフハンド参照もあり注目のスキルかもしれません。また、シャーマンと組み合わせた両手型などもヤバそうな感じがします。物理・火炎・雷ですが、このスキルもフラットダメージだけなので属性変換で活躍できるでしょう。動作はチャネリングに近いですが、移動できるし別物と思ったほうが良さそうです。重要なのはこのスキルを使用中に他の攻撃ができるのかというところが気になります。難点としてはエナジーを消費するタイプなので、バフスキルや星座でのカバーが必要になってくるでしょう。

追記:GrimDawnToolsで公開された情報では単に武器ダメージだけでオフハンド参照はなくなったようです。なのでどんな武器スタイルでも問題なさそうです。また、移動中に他のスキルは使えないようです。

・「ソウル ファイア/Soulfire」
範囲攻撃力が強化されるイメージですが、珍しい雷ダメージに、これも100%装甲貫通が付いています。しかし、火力はともかくダメージ減少が付いているのである意味必須かもしれません。数値は12ポイントで15%くらいになりそうなのでインクィジターの「懲戒のオーラ」と同レベルと見て良いでしょう。とにかく、名前がかっこ良いですね。(・_・;)

追記:ダメージ減少は最大で25%くらいになりそうで結構驚きです。

「ヴィールズ マイト」直線上に突撃をかける攻撃スキル。
高速移動スキルですが、経路上の敵にもダメージを与えるのが「ブリッツ」「シャドウ ストライク」などとの違いでしょうか。「ヴィールズ マイト/Vire’s Might」が基本スキルで、変化スキルの「ボルカニック マイト/Volcanic Might」はノックバックと物理→火炎変換。「ボルカニック ストライド/Volcanic Stride」は経路上に火炎・燃焼ダメージ追加。「テクトロニック シフト/Tectonic Shift」は出血・体内損傷ダメージにリチャージ短縮と範囲強化って感じです。


・「ヴィールズ マイト/Vire’s Might」
星座「石の守護女神 ヴィール」で出てきたヴィールの名前の付いたスキルですが、物理・刺突・体内損傷ダメージでこのスキルも武器参照にフラットダメージだけなので属性変換でも使い勝手が良さそうです。盾なしでも大丈夫そうですが盾持ちだとダメージが追加されるので、そこは「ブリッツ」に似ています。ポイントとしては11Mの範囲があるのであまり遠くの敵相手には使えない可能性があり、中間距離で使うスキルなのかもしれません。この手のリチャージのあるスキルはメインでは殲滅速度が出にくく使いにくいのですが、他の移動型スキルと組み合わせたりDoT型には向いているかもしれません。

追記:新装備を見ると遠隔銃にこのスキルを強化するものがあり、遠隔武器持ちでも使えるというのが非常に新鮮な感じです。

・「ボルカニック ストライド/Volcanic Stride」
動画を見た感じでは、このスキルを使うならこれを取るのが普通な感じがします。火炎・燃焼ダメージですが、おまけに減速デバフが付きます。

・「テクトロニック シフト/Tectonic Shift」
こちらは出血・体内損傷ということでDoTビルド向けって感じなので、この場合は、「Volcanic Stride」よりこっちを強化ってことでビルドによってどちらかを選ぶ感じかもしれません。

追記:思っていた以上に体内損傷の持続時間延長の伸びがよく12ポイントで100%というのは大きいです。さらに「神の信任/Divine Mandate」でも持続時間が伸びることを考えるとDoTビルドの夢が広がりますね。また、毒酸型の場合「ボルカニック ストライド/Volcanic Stride」の物理→火炎変換の後に「三神の道/Path of the Three」の火炎→毒酸変換の順番だと思うのでこちらの属性でも良さそうです。

「メンヒルの盾」盾投げ
キャプテン・アメリカの一言で全てが説明できそうなスキルですが、(・_・;) 明確に盾で攻撃するスキルとしては初かもしれないので、今回の目玉でしょうか? 「メンヒルの盾/Aegis of Menhir」が基本スキルで、「復讐の盾/Avenging Shield」が標的数増加。変化スキルの「棘の盾/Aegis of Thorns」が火炎→酸変換で、「リプライザル/Reprisal」は報復・燃焼ダメージ追加にリチャージ短縮とエナジーコスト削減が付いた強化スキル。


・「メンヒルの盾/Aegis of Menhir」
盾必須で、オフハンドしか参照しない結構特殊なスキルって感じですが、気絶付きの物理・刺突ダメージで、これまたフラットダメージだけなので属性変換でも利用できそうです。ただ、このスキルだけだと標的数が1なので、派生スキルも取らないと微妙な感じが強いです。

・「復讐の盾/Avenging Shield」
スキルポイントに応じて標的数とクリティカルダメージが上がるので、このスキルをメインで使う以上は取らざるを得ないでしょう。

・「リプライザル/Reprisal」
ポイントとなるのはリチャージ短縮ではないかと思いますが、動画で見ると「Aegis of Thorns」を取ると範囲攻撃出来ますが、順番に当たるタイプは時間がかかり殲滅速度的にはあまり良くないと思うので大事でしょう。



「サモン ガーディアン オブ エンピリオン」プレイヤーボーナス型ペット
「サモン ガーディアン オブ エンピリオン/Summon Guardian of Empyrion」は良いとして、変化スキルの「ドリーグの接ぎ穂/Scion of Dreeg」は生命力・酸変換。「セレスチャル プレゼンス/Celestial Presence」は酸ダメージに毒酸・生命力耐性低下が付きます。

追記:「セレスチャル プレゼンス/Celestial Presence」はベースは火炎ダメージに物理・火炎・出血耐性低下で、「ドリーグの接ぎ穂/Scion of Dreeg」を取ると酸ダメージに毒酸・生命力・出血耐性低下に変化するという動作でした。


・「サモン ガーディアン オブ エンピリオン/Summon Guardian of Empyrion」
物理・火炎・燃焼ダメージですが、常駐型のプレイヤーボーナス型で、複数召喚可能というのが先日パッチで変更された「ブレイド スピリット」っぽい感じがしますが、明らかにこちらの方が強そうです。(・_・;)

・「ドリーグの接ぎ穂/Scion of Dreeg」
属性変換のスキルですが、物理→生命力、火炎→酸なのでDoTは毒になり毒酸寄りの変化です。

・「セレスチャル プレゼンス/Celestial Presence」
上の「Scion of Dreeg」が無いと意味がないようなスキルという気もしますが、このスキルの耐性低下は毒酸・生命力ビルドにとって非常に美味しいところで、流石LV50のスキルというところでしょうか。特に同じ毒酸耐性低下を持つオカルティスト、ナイトブレイドとの組み合わせはレベリングで非常に強くなることが予想されます。

追記:「ドリーグの接ぎ穂/Scion of Dreeg」の有り無しで耐性低下の属性も変わるというのは全く予想できませんでした。特に物理耐性低下は貴重なのでいろいろビルドが考えられそうで、オカルティストとの組み合わせは毒酸、物理のどちらでも使えそうで面白そうです。

いつの間にか出血耐性低下が追加されていました。しかも「ドリーグの接ぎ穂」には関係ないので色々なクラスで使うことが考えられますが、特にシャーマンと組み合わせたアルコンは新しいビルドパターンとして面白そうなところではないかと思います。

「ジャッジメント」範囲攻撃
「ジャッジメント/Judgment」は貴重な範囲攻撃スキルで、「破壊の裁定/Crushing Verdict」は、補正ダメージ強化に移動速度、防御能力のデバフ追加。「激怒の心/Heart of Wrath」は火炎・燃焼・報復ダメージ追加に範囲拡大です。


・「ジャッジメント/Judgment」
Twitchの動画で一際目立っていたスキルですが、「ハガラッドのルーン」のような壊れスキルになるのか「オレクスラのフラッシュフリーズ」のように強いのは序盤だけになるのかは謎ですが、(・_・;) このタイプのスキルは対ボスということでは不利になりがちなので、シャタード レルムで生きてくるのか?というところがポイントでしょうか。まあ、普通に見てもフラットダメージの数値が高いのが分かりますが武器参照はないので、イメージとしては「ラース オブ アグリヴィックス」を取った「キャリドアのテンペスト」「ブラッド ボイル」に似たスキルだと思います。そしてこのスキルもフラットダメージのみなので属性変換でも利用でき、DoT成分も高いのでキャスター型のビルドに向いたスキルなのかもしれません。

・「破壊の裁定/Crushing Verdict」
補正ダメージは属性変換では使いにくいですが、防御能力デバフは12ポイントで236なのでなかなか強力です。

・「激怒の心/Heart of Wrath」
報復ダメージはどう発動するのかがよく分かりませんが、火炎・燃焼ダメージはなかなか強力そうな感じです。



「正義の熱情」通常攻撃代替え(チャージ型)
「正義の熱情/Righteous Fervor」は基本として、変化スキルの「ドリーグの咎め/Dreeg’s Reproach」は毒酸・生命力変換。「神聖化/Consecration」は防御能力、攻撃速度、装甲値、エレメンタル耐性のバフスキル。「応報/Retribution」は報復・体内損傷ダメージに火炎・体内損傷の補正ダメージ強化。



・「正義の熱情/Righteous Fervor」
通常攻撃代替えスキルで「カデンツ」とそっくりなツリーと場所にありますが、チャージ型ということで、内容としては「サヴィジリィ」に似たスキルという感じがします。特に装備要件はないと思うのでどんなスタイルのビルドでも使えそうですが「正義の熱情/Righteous Fervor」が物理・燃焼、「応報/Retribution」が火炎・体内損傷の組み合わせになっているところが謎です。ともかく、多くのクラスでメイン攻撃として使うことになるでしょう。

・「ドリーグの咎め/Dreeg’s Reproach」
この変化スキルについては、毒酸・生命力で通常攻撃スキルがなかったので非常に面白いと思います。盾投げの「メンヒルの盾/Aegis of Menhir」は火炎→酸変換でしたが、こちらは物理→酸、火炎→生命力になっているのがこれまた謎ですが、なにか理由があるのかは不明です。(・_・;) ともかく夢が膨らむスキルではないでしょうか。

・「神聖化/Consecration」
まさに「テナシティ オブ ザ ボア」と同じようなバフスキルですが、こちらはいかにも近接型という内容のバフが揃っています。

・「応報/Retribution」
なかなか使い方が難しそうなスキルという感じがしますが、体内損傷ダメージは結構高い数値なので遠隔武器などで使うと面白いのかもしれません。



「美徳の存在」トグルバフ
「美徳の存在/Presence of Virtue」は、体内損傷・出血、物理報復ダメージに攻撃能力とエナジー再生のバフ。「安息所/Haven」は、ヘルス・エナジー、ヘルス再生に盾強化。「叱責/Rebuke」は、物理ダメージにエナジー・全報復、ライフ減少耐性、反射ダメージ削減のバフです。


・「美徳の存在/Presence of Virtue」
全体的にはインクィジターの「ワード オブ リニューアル」を思わせる各種バフスキルという感じもしますが、トグルで攻撃ダメージも有るところはネクロマンサーの「スペクトラル バインディング」ぽい感じもあります。ということで、例によって序盤はこれだけ上げていれば歩いているだけで勝てる感じになりそうな気もしますが、(・_・;) 攻撃能力にエナジー再生も非常に魅力的でお約束的な定番スキルになりそうです。

・「安息所/Haven」
これに関しては盾強化の割合が高いので、盾持ちでなければ優先度は下がるでしょう。

・「叱責/Rebuke」
これは非常に重要度が高そうな感じで、このクラスは体内損傷などのDoTの数値が高めなので反射ダメージ削減目的として必須になる可能性が考えられます。



:パッシブとバフスキル
「レジリエンス/Resiliemce」は純粋なパッシブスキルで低ヘルス時発動の保険的スキル。「アセンション/Ascension」はバフスキルでダメージ吸収に報復系強化。 「決意明瞭/Clarity of Purpose」は攻撃能力と行動型耐性強化。


・「レジリエンス/Resiliemce」
このスキルは完全に独立したパッシブスキルですが、便宜上一緒にしました。保険的なスキルではありますがヘルス66%時発動は固定のようで、物理耐性に加えて%での防御能力強化は非常に強力です。効果時間5秒でリチャージが15秒ほどですが多少は振っておきたいところでしょう。

・「アセンション/Ascension」
上の「Presence of Virtue」とは違いリチャージありのバフスキルです。ダメージ吸収はあるものの実数値で、あとは全ダメージに報復強化があります。効果時間は10秒でリチャージが20秒くらいなので、このスキルだけだと使い方がなかなか難しい感じがします。

・「決意明瞭/Clarity of Purpose」
これは結構内容が凄いです。攻撃能力の%での強化に、行動型耐性もこれだけあれば全て賄えそうで、こちらがメインという感じがしますが時間短縮を積みたくなってきます。



:排他オーラ
「神の信任/Divine Mandate」は物理・火炎系の強化オーラ。「三神の道/Path of the Three」は毒酸・生命力系の強化オーラです。


・「神の信任/Divine Mandate」
体内損傷ダメージと減速耐性がついているのがミソですが、至って普通な排他オーラという感じです。

追記:GrimDawnToolsで見るとクリティカルダメージの上がり方が凄くUltimate Levelになると50%を超えるのはちょっと異常値かも。(・_・;)

・「三神の道/Path of the Three」
こちらは毒酸・生命力に置き換えただけと思いきや、クールダウン短縮が「スターパクト」並の数値でこのスキルこそが最大の驚きかも。(・_・;) しかも、オーラで物理・火炎の属性変換が付いているので、実はこのオースキーパーというクラスは普通に毒酸メインで使えるクラスだったという事が分かってビックリって感じです。ということで、毒酸ファンが大いに期待できそうなスキルでしょう。

追記:物理→酸変換は15%固定でしたが、火炎→酸変換は最大で50%を超えそうです。

全体的に見ると盾必須と、武器参照付きのスキルが多い感じですが、あまり補正ダメージ強化のスキルがなくフラットダメージ主体なので、属性変換がかなり使えそうな感じがします。ということで、カオス・イーサー成分は全く無いですが、装備次第でどうにでもなるでしょう。また、遠隔銃やキャスター型にハマりそうな部分も殆どありませんが、クラスとしてはどの組み合わせでも行けそうな感じで、やはり近接でゴリゴリ戦うのが主流になるのかもしれません。個人的には「三神の道/Path of the Three」のクールダウン短縮が気になるところで、スペルバインダーに変わる、新たなCDR型ビルドが出てくるのか期待したいところです。


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もうひとつ、新要素となるメダルの増強剤もかなりの種類があることが分かりましたが、属性+突撃型・ジャンプ型・テレポート型みたいな感じでしょうか。いくつか確認できたものを貼ってみますが、装備要件はLV15,LV33,LV50などグレードがあるようで、画像はすべてでレベルを確認できませんでしたがステータスを見ると性能差が分かるので、ある程度は判別できます。


 名前がEmblemのものですが、LV15のものとLV33のものでは付いているステータスの数がまず違う感じですが、それ以外では差はなさそうです。またLV15のものは説明書きからすると派閥ショップで入手するのかもしれませんが、LV33のものはEpicと書いてあるので別の入手方法かもしれません。他には種類によっては近接武器必須などの装備要件があるのが分かります。


 こちらは、Glyphの名前が付いたものですが、名前の違いが何処の違いなのかは良く分かりません。しかし、Epicレベルだと通常のスキルと変わらないレベルの性能なので火力としても馬鹿にできないのは間違いないでしょう。それにしても盾のダメージが乗るものが多いところがこのDLCを象徴している感じです。


最後にRuneの名前がついたものですが、右のDreeg's Vectorは動画でテレポートしていた物で、エナジー消費が高めで武器参照もなしとキャスター向けな感じです。それにしてもダメージも高いしデバフまで付いているというのは結構な性能という気もします。


それ以外では、最新のGrim Misadventureで年末からβテストが開始されていること、狡猾性、精神力にヘルスが追加されること(Twitchでも言ってました。)拡張と同時にバージョンがV1.1.0.0になることなどの情報がありました。ということで、あとはバランス調整を残すだけという進行状況のようで、発売までもう一息という所まで来たようです。


まあ、この拡張発売というのは一種の祭りみたいなもので、しばらくこのゲームから離れていた人もたくさん戻ってきたり、あわせて変な人も湧いてきたりと、騒がしくなりそうな感じがしますが、賑やかなのは良いことでしょう。ということで、ついにジェットコースターがスタートして今最初の坂を登っている所かもしれませんが、(・_・;) とにかく、新キャラを作っても新装備が無いと意味がないので、最初はシャーッタード レルムでとにかく装備を集めるのが大事だと思います。そのためにも、確実に仕事を遂行できるディフェンスのしっかりしたキャラを用意しておきたいところでしょう。また、盾はかなり重要性が増すと思われるので、最近盾持ちキャラを使っていないなら今のうちにしっかり復習しておくべきでしょう。