2018年5月31日木曜日

銀河級のパワーとスピード:2刀型ブレイドマスター

新セットはとても出そうに無い感じだし、かといって他に面白そうなビルドも無さそうなので、残っているクラスを作っているところです。現在ドルイドが殆ど出来たところですが、実は少し前にブレイドマスターを作っていて、冷気型で作った後に最近更新されたSuperfluff氏のベルゴシアン・ブレイドマスターを試しましたので、一応書いておこうと思います。→ リンク

*タイトルはフィリップスのスターウォーズシリーズ電動シェーバー、カイロ・レンモデルの宣伝文句ですが、やはりゲーマーたるもの、この様な武器を一度は手にしたいものです。(・_・;) ちなみに、キャプテン・ファズマモデルの「銀河級のやさしい剃り心地」ってのは結構謎ですが、上記2機種の背後にずらりと勢揃いした、ストームトルーパーモデルの写真は圧巻ですのでぜひご覧あれ。というか最高に笑えます。(・_・;)

ではレベリングからですが、LV20までは両手武器にして「フォースウェーブ」「ナイツチル」の耐性低下を使って快適な感じでしたが、せっかくなので2刀型での育成も試してみようと思い、思い切ってナイトブレイドメインにしました。属性は冷気にして耐性低下を積みまくって、あとは通常攻撃に「カデンツ」を使うという感じでやってみましたが、特に不自由はなくノーマルはサクッとクリア。ただエリート中盤になってくると段々と息切れしてきた感じで、火力が足りている分にはすこぶる快適なものの、不足してくると途端に苦行になってくるというのが2刀型らしい感じです。

ということで、エリートのAct2はアンデッドが、ダメージは通らないし反射は痛いしで失速気味でしたが、Act3でなんとかLV75になって「ザ デスマーク」セットに変えたら無事生き返りました。このセットはV1.0.6.0パッチで強化されていて非常に強くなった感じがします。あとは楽勝なのでアルティメットAct4でLV94になってリセットするか悩みましたが「デスマークの影」セットにアップグレードして、一応このまま冷気型で最後までやってみることにしました。

セット以外の装備は、リングに定番の「アルカモスの恐怖の印」セットにグローブも「ハガラッドのチリング グリップ」にして刺突→冷気変換しておきますが、これはもうお約束って感じです。あとは、あとでSuperfluff氏のビルドに変えるので、比較することも考えてアミュレットの「神話級 ベロナスの比類なき目」とパンツの「かなり良いパンツ」は、あえて同じにしておきました。星座は冷気型の定番のパターンで、火力は「冬の精霊 アマトク」「リバイアサン」を取る形です。

スキルは2刀型の「エクセキューション」中心のパッシブ+「カデンツ」ですが「ディスコード」は正直あまり違いが無いので結局外しました。あとは「デュアル ブレイズ」を強化すると結構火力が強力で良い感じでしたが、攻撃能力が足りなかったので泣く泣く削って「オレロンの激怒」を取りました。しかし、火力的には遜色ない感じだったので攻撃能力は属性値をある程度狡猾に振って稼ぐことにして「デュアル ブレイズ」を強化するのもありだと思います。

ということで、LV100まで上げて一通り戦ってみましたが、全く問題なくこれはこれで完成していると言って良い仕上がり具合です。3人の評議員や「セディオン マルセル」も張り付きでサクッと倒せるし、「ローカー」はさすがに張り付きっぱなしは無理ですが余裕はあるので、時々離れて仕切り直せば楽に倒せます。ということで力からすればグラディエーターも問題なく戦えるでしょう。とにかく2刀型の瞬間的高火力が十分出ていて、瞬殺しまくるのでディフェンスは多少低めでも全く問題ありません。おそらくパッチで強化された「デスマークの影」セットが効いている感じで、ヘルス変換も増えているし、以前よりはるかに戦いやすくなっている気がします。

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適当に作った割には全く強さには問題ない感じで、OA,DA,装甲に物理耐性もそこそこあって、2刀型の脆さを全く感じさせないのが流石です。ブレイドマスターの場合は他のクラスと比較するとやはり2刀色が強く出る感じなので、好きな人にはそこが魅力という感じでしょうか。それにしても、久々に冷気、刺突、出血耐性が高いアンデッドの鬱陶しさを思い出しました。(・_・;)

では、いよいよSuperfluff氏のビルドに作り変えてみますが、属性は刺突・物理型に変わります。装備は上に書いたようにアミュレットとパンツ以外はすべて入れ替えになりますが、ポイントになるのは「ベルゴシアンの屠殺」フルセットに武器の「ベルゴシアンのスライサー」は2本なので5点セットと言っても良いです。それにリング、ベルト、レリックも刺突系装備に変わる感じですね。星座も総入れ替えですが、注目としてはオレロンは体内損傷は不要なので6ポイント止め、ただし、5ポイントにして「リビングシャドウ」を取りには行かず「無名戦士」も5ポイント止めです。(このビルドは攻撃能力が高くクリティカルは出やすいのですがそれでも取ってもらえない「リビング シャドウ」って...(・_・;))

スキルについては全体的には冷気型と同じ感じですが、「デュアル ブレイズ」フル強化です。先日のパッチで物理耐性が追加されていますが、トータルの耐性としては上の冷気型のほうが上です。ただしこれだけポイントを振るとDPSはかなり上昇します。あとはスキル変化で強化される「マーコヴィアンのアドバンテッジ」もフル強化です。ということで、レア装備は若干落ちますがほぼそっくり、ただ星座スキルをMaxまでは上げきれていないのでやや劣化した感じではあります。

この状態で戦ってみると、まず流石にOAが4000もあるのでクリティカルが出まくりで、バーゲンセールのような赤くでかいダメージ表示がしつこいくらいに出てきます。(・_・;) ということで単体ダメージは非常に高く、「セディオン マルセル」も最速レベルで、この辺りのボス相手でも赤文字の200K超えが出て、壁からのビームが出る前に抹殺できます。しかしながら、ディフェンスはヘルス変換頼みなので、気絶や減速などはヤバイ感じで「ヴァラックステリア」のメテオの気絶で手が止まると死ねるし、「アルカモス」辺りも注意しないと危ないです。なので、本編だとしても「スカーズ オブ バトル」にある程度振ってでも気絶耐性は80近くまで上げておいたほうが良さそうです。また、耐性低下にもそれほど強くはないので、慣れないうちは火力を削ってでも「メンヒルの意思」「ニューマチック バースト」に振っておいたほうが良いです。また、星座も「無名戦士」を外して「グール」辺りを取っておくのも良いでしょう。

なんとなく見捨てられている感じの刺突ですが、このビルドに関しては火力は全く問題ないレベルに達していて余裕で合格です。しかし、ビルド自体としては最近のSuperfluff氏の傾向で、ディフェンスを捨てた火力特化なので、かなり扱いづらい感じで設備・祝福を使って、なおかつクルーシブルを知り尽くした腕前を前提に、ギリギリでグラディエーターをクリアできるバランスで調整した感じなので、普通の人がすぐに同じレベルで戦うのは難しいでしょう。なので火力は多少差し引いて考えたほうが良いかもしれません。

ということで、冷気型と刺突型それぞれ、強さ的にはなかなかで総合的に見ると互角と言って良い感じだと思いますが、共通するのはあくまで高火力を生かして速攻で倒す以外に道はないという感じで、ディフェンスを上げて耐えるという選択はないと思います。そういう意味ではSuperfluff氏のように、自分の腕次第でとことんディフェンスを減らして、火力を詰めていくというのは間違って無く、どんなにつらかろうが突撃あるのみ、というところが2刀型の宿命というところで、どういうバランスにすればよいかと言われれば、「ぎりぎり死ぬところまで火力を上げまくれ」という感じでしょうか。(・_・;)

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たしか、このビルドはAoM発売後の最初に登場したビルドではなかったかと思いますが、ようやく試すことが出来ました。そして、こうしてみると刺突も以外に悪くない感じですが、これ以外の刺突ビルドとなると、全く思い浮かばないのでそういう意味では貴重なビルドと言えそうです。

2018年5月29日火曜日

ネット通販の脅威:2H雷カンジュラー

そういえば、今まで語られることがありませんでしたが、以前作った2H物理バトルメイジのキャラの名前が何故Amazonかというと、通販=ツーハンドだからなのでした。(キャラの名前までにもひねりを加えるというのが真のビルド通です。(・_・;) )そして今、パッチV1.0.6.0で「ブルート フォース」ツリーが強化されたシャーマンを中心とした両手型武器型が気温の上昇とともに熱気を帯びてきている感じです。というところで、Superfluff氏から物理に続く雷の両手武器ビルドが登場しました。→ リンク

*ビルド研究家の間では、両手武器型の分類として、メイス系の鈍器で殴る脳筋型を「ドンキーコング」、剣を振り回し俺は無敵と高を括っているタイプを「高倉健」。斧の一撃で死んでもらうタイプを、「小野伸二」と呼んでいます。(ウソつけ。(・_・;))

え~実のところ、前回の2H物理ウォーダーを作った段階で、「ブルート フォース」ツリーの強化具合がなかなかイケてることが分かっていたので、残っているクラスを作っておこうと、ちょうど両手遠隔型のドルイドをレベリングしている最中でしたが、Superfluff氏はオーソドックスに「ウルトスのテンペスト」セットを使った両手武器型で作ってきました。これはAoM以前にjajaja氏が作ったウルトス・カンジュラーとほぼ同じ構成で、それを現代風に再調整したという形になっています。(wikiにも「サヴィジリィカンジュラ―」として載っているので比較してみると面白いでしょう。)

jajaja氏のビルドはAoM以前のビルドなので、増えたポイントをどう使うかというところが見どころになります。ということで、スキルは「プライマル ストライク」が追加されていますが、それだけに留まらず、以前のビルドが「サヴィジリィ」がメインだったところを、今回は「プライマル ストライク」がメインになっているところが最大の違いと言えると思います。これは、先日バトルメイジで「カデンツ」「フォース ウェーブ」を同時に使う構成にした際に「カデンツ」「デッドリー モメンタム」のバフを目的とした感じで使いましたが、それと同じような考え方で、「サヴィジリィ」自体はポイントを振らずに「テナシティ オブ ザ ボア」「ストーム タッチ」のバフを目的とした使い方になります。あと、星座については増えたポイント分で「嵐の番人 ウルトス」を追加した形です。

装備については、上半身は全く同じで、グローブの「光の守護者のガントレット」は現在の定番品。足の「フィラルメイン レッグプレート」はあまり見る機会のない装備ですが、スキル強化目的でしょう。あとはベルトに属性の違う「アヴェンジャーズ ガードル」を持ってきていますが、雷系のベルトはエピックくらいしか無いのと、両手型ならアイテムスキルが活かせるというところでの選択でしょうか。星座とスキルについてはほとんど違いがない感じですが、星座についてはやはり「瀕死の神」がポイントで排他スキルの「ストームコーラーズ パクト 」と組み合わせたクリティカルダメージの高さが売りとなります。

では実際に作ってみますが、メダルの「カイモンズ バッジ」は耐性確保のみで合わせた感じですが、やはり気絶耐性はほしいところなので、パンツ、ベルト、ブーツも含めてレアアイテムを使って調整したほうが良いと思います。で、戦ってみた感じですが、動画でもわかるように結構強烈なダメージに殲滅速度の異常な速さを感じます。とにかく、カカシを殴って300k超えのダメージが出るというのは、普通なかなかお目にかかれないレベルで「プライマル ストライク」は範囲攻撃にも優れるので攻撃力に関しては先日の物理型より上と見ました。ただし、やはりディフェンスはギリギリで、今回は流石に無茶だと思ったのか (・_・;) 「ウェンディゴ トーテム」に少し振っていますが、それでも安心できるレベルではないので、火力で押しつつも立ち回りなどにも注意しながら戦う必要はあるでしょう。

ということで、相変わらず、ディフェンス的には万全とは言えませんが、かつてビルド界に衝撃をもたらしたウルトス・カンジュラーは、すぐに弱体化を受けたことで、火力が下がり、それに伴ってディフェンスのバランスも崩れて一線から退いた感じでしたが、要は火力さえ戻ってくれば、必然的にディフェンスもなんとかなるということで、見事に現役復帰となったというところでしょうか。個人的にはリメイクでなくヴィンディケイター辺りで作れば、これだけ火力が出るわけだし、タクティシャンにも負けない位になりそうな気もします。そんなわけで、シャーマンの両手型は今後いろいろ出てくるのではないかと思います。(なお、シャーマンではありませんが、Superfluff氏はコメント部分にレアMIの両手斧「アルコンズ ウォーモール」を使ったピュリファイアの動画も出しており、こちらもなかなか強烈なダメージで必見です。)

一見ステータスは低めに見えるかもしれませんがバフビルドなので戦闘中のステータスはかなり上昇しDPSは200k近辺に行きます。はっきり言ってチャネリング以外で200Kは異常な数値だと思いますが、実際火力はかなり余っている感じなので、最初はもう少しディフェンス寄りにしても全く問題ないと思います。とにかくクリティカルダメージの強烈さに加えて、範囲攻撃も強いのでなかなか楽しいです。試しに以前作っていた雷ウォーダーも使ってみたところ、やはり火力はかなり上がっている感じで、いよいよシャーマンの時代が来た感じでしょうか。







2018年5月23日水曜日

腐敗神話:2丁拳銃生命力ディファイラー

またwikiに載せてしまいましたが、何故かと言うとコンポーネントの材料集めで「古代の森」周回していたらレジェンダリーMIの片手銃「ガルガボルの腐敗」の2個目が出たので、2丁拳銃でもやってみるかと思ったものの、ビルド例が無いので適当に作ってみたら、意外に面白かったので出してみたというところです。ということで、一応こっちでも詳しく書いておくことにします。

その前に、パッチ後の走行テストとして、色々なキャラでチャレンジャーを設備・祝福無しでウェーブ150以上を戦ってみました。(設備・祝福無しなので、ディフェンスを重視したテストになりますが、これでクリアできるなら問題なくグラディエーターのクリアも可能でしょう。)

・2H火炎タクティシャン:余裕でクリア。
・CDR型スペルバインダー:余裕でクリア。
・体内損傷ウィッチブレイド:余裕でクリア。

タクティシャンはやはりDAが高いせいか安定感が高く、流石に強いです。また、スペルバインダーは一度アレクサンダーのメテオをかわしそこねて即死しましたが、それ以外においてはタクティシャンに全く引けを取らなく、恐ろしく強いです。ウィッチブレイドについてはディフェンスは文句なしですが、火力についてはどうしても上の2つには劣ります。

・クリーグデスナイト:ギリギリクリア。
・2H物理ウォーダー:なんとか行ける。
・片手銃火炎ピュリファイア:注意しないと死ぬ。

デスナイトはDAが3500以上はほしいですが、立ち回りまで考えて、何とかギリギリクリアできるくらいな感じであまり余裕はないです。2H物理ウォーダーはV1.0.6.1のバグFixでさらに火力がアップして無双ぶりが凄いですが、それでもディフェンス的には完璧とは言えないので敵の出現位置を把握した上で慎重に行かないと危ないです。まあ、安定しない場合は「ウェンディゴ トーテム」を取れば大丈夫かもしれません。ピュリファイアも火力は最高ですがディフェンス的にはキツイので、多少星座や装備を調整した方が良さそうな感じです。

誤解が無いように言っておくと下のビルドもダメなわけではなく、当然、設備や祝福を使えば問題ないし、少しディフェンス寄りに調整することでもクリア可能だと思います。しかしここで感じるのは、依然としてDAの重要性に違いはない感じで4000あるとやはり安定感の違いを感じます。ということで、DAは必ずしも死んだわけではないと思います。(実のところテストが目的でなく新セットを集めるための口実なわけですが、(・_・;) 出たのはライムタンが2つだけと、こちらについては死んでいる感じでした。(・_・;))
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では、ようやく本題、「ガルガボルの腐敗」の2丁拳銃型ですが、まず、火炎→生命力変換が45%あるので2つ使うと火炎はほぼ全て生命力になります。ということで火炎の%補正ダメージは意味がなくなるということに注意が必要です。また、燃焼・生命力減衰DoTの持続時間延長が210%とヤバイ数値で、当然2つ使うと更にヤバくなるので、ここを上手く使うのがポイントになると思います。さらにスキル変化の方も、なんとなくヤケクソ気味な盛り具合ですが、(・_・;) 唯一攻撃速度が付いていないので、武器攻撃スタイルとしては分が悪いです。ここもポイントになります。

他の装備は、このクラス用の物が少ないので迷いますが、デモリッショニスト側には結構カオスを含んだものがあるので、これを使うことにしますが、そのまま使うより属性変換させた方がこのクラスらしいので「闇き者の賜物」セットで決定です。ただフルセットボーナスも捨てがたいですが、属性変換率を上げたいのでグローブは「神話級 リフトワープト グラスプ」を使うことにしました。アミュレットは「ネクロティックエッジ」のスキル変化が付いた「不朽の囁きの導管」ですが、このスキル変化の効果は、通常攻撃のDPHの内訳を見ても物理が残っているので、発動時のみの変換になるようです。ということで今ひとつ効果の程が分からない感じもしますが、クラス+1も付いてるしこれで良いでしょう。(凄い適当。(・_・;))あとはレリックが難しいですが、あまり悩むと眠れなくなるので保留にします。(・_・;)

星座は、生命力型の定番「瀕死の神」「ベールの番人 ラトッシュ」は確定として、残りについてはまず「イオンの砂時計」を使って「マーク オブ トーメント」を短縮させてディフェンスする方法を試してみましたが、他の装備でCD短縮を強化できないのと、遠隔型だと「マーク オブ トーメント」は使いにくいので却下。いろいろ試した結果「真面目な見張り」「ウルカマの天秤」を取る形で落ち着きました。

最後にスキルについては、「サイフォン ソウルズ」「ブラッド ボイル」を柱として、「ディケイ」はディフェンス的に必須。あとはスキル変化のあるパッシブスキルと「イルオーメン」に少し、デモリッショニスト側は「ブラストシールド」「ブラックウォーター カクテル」が重要で「フラッシュバン」も1振り。「ファイア ストライク」はそこそこに抑えてます。あとは属性変換を使っているので「デーモン ファイア」を強化したいところですがマスタリーが50/50になるのでポイントが足りない感じです。他では「ラヴェナス アース」「ボーンハーベスト」に振るかどうかですが、結局レリックを全+1目当てで「モグドロゲンの熱情」にすることにしたのと、ちょうどパンツが「ビスミール レッグガード」で良さそうなのがあったこともあり「リープ スピリット」を使うことにしました。生命力減衰が高いし、遠隔型とも合うので悪くないと思います。

では実際戦ってみますが、流石に生命力減衰DoTの持続時間がスーパーな感じで、一発当てた後は逃げ回っているだけで敵を倒せます。また、耐性低下もかなり積めていることもあって火力的には全く問題ないレベルで、生命力耐性持ちの「クバカブラ」「アロストリア」も思ったほど時間がかかる感じでもありませんでした。流石に「ローカー」は張り付きでは難しいですが、引き撃ちなら倒すことは出来ます。また、クルーシブルも引き撃ちで行けばチャレンジャーを設備・祝福無しでクリアできるので、ディファイラーといえどもちゃんと作れば他のクラスに見劣りする部分は全く無いということでしょう。

実は作成当初は全く乗り気ではありませんでしたが、意外に遠隔のスタイルがマッチしていて気に入りました。クルーシブルの終盤は引き撃ちになりますが、ネメシスクラスでも驚異的な持続時間のおかげでDoTで倒せてしまうので、これこそがこのビルドが本領発揮できる部分なのかもしれません。ということで、2丁拳銃ではありますが、実際のところは非常に珍しい遠隔型の生命力減衰DoTビルドという感じです。

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クルーシブル用に調整してみたのでwikiに載せたのとは少し構成が変わっています。「闇き者の賜物」セットをフルセットにして、「リープ スピリット」も外して「ラヴェナス アース」にポイントを振っています。ディフェンスを少し上げて操作もシンプルにした形です。

2018年5月19日土曜日

【特集】新レジェンダリーセット:

前回に続いて、またまたSuperfluff氏から「ラダガンの愚行」セットを使ったビルドが出て、前人未到の5連発で独走状態です。(ベルゴシアン・ブレイドマスターのアップデートも入れると6連発です。)しかし、そろそろ人体への影響が出てくるころなので、誰かが止めてあげないと摩擦熱で燃え尽きるか、睡眠不足の反動で永眠しかねない感じですが、まあ、ガソリンが無くなるまで走らせておくしか無いでしょうか。(・_・;)

今回のパッチで新セットが追加されたわけですが、たった3つなのでどちらかというとそれ以外の部分のほうが重要かな?と思っていましたが、予想以上に嵐の規模が大きくて対応に追われている状況です。(・_・;) とにかく、DA型に虐げられてよほど飢えていたのか分かりませんが、この新セット、やたら食いつきがよく、たくさんビルドが出ていて、とても一つずつ記事で書いてられないので、幾つか出てきた所で、一通りどんな感じになっているのかを見てみることにします。

・「ザ ブラッド ナイト」
まず、Superfluff氏は別記事に書いた通り、デスナイトで比較的正攻法な感じで作っていた感じでしたが、今回はChthon氏のビルドを詳しく見てみましょう。→ リンク

まずクラスは意表をついて2刀型のカバリストを使ってきました。そして単に生命力を使うのではなくてDoTの生命力減衰をメインに使うという形で意外性を出しています。武器は「神話級 ソウルベアラー」は定番ですがもう片方の「神話級 コープス デシクレイター」は珍しく、生命力減衰強化での選択です。星座では最近の生命力型の定番とも言える「ベールの番人 ラトッシュ」「瀕死の神」「イオンの砂時計」を取るCDR型です。

最後にスキルは、「ボーンハーベスト」はツリー全部をフル強化に「ブラッド ボイル」「リープスピリット」もフル強化です。オカルティスト側は「第2儀式」にポイントを振っています。流石に動画がないのでどんな感じなのかは今ひとつ分かりませんが、星座やスキルを見ただけでも火力は十分見込めるし、ディフェンスもヘルス変換と「マーク オブ トーメント」を時間短縮で使うのである程度計算できます。ということでポイントになるのは生命力減衰のDoTが倒す速度や、戦い方の面でどうか、というところになるでしょう。

2刀型カバリストで生命力減衰DoTというところは、かなり意表をついた構成で、Chthon氏らしいひねりの効いたビルドというところでしょう。

さらに、Chthon氏はデスナイトで出血に特化した両手武器バージョンも出してます。→リンク 武器が「神話級 ギロチン」でその他も出血強化の装備に変わっています。また星座の方も当然出血型で隼」「狐」「バーサーカー」「女狩人」「モグドロゲン ザ ウルフ」と出血型の定番ですが、ディフェンス用が「クズリ」「グール」になっているのが今風という感じがします。

スキルは、「ブレイドアーク」「クリーンスイープ」を取る一発型に「ブリッツ」「カウンター ストライク」を強化。ネクロマンサー側は「ブラッド ボイル」強化に、武器参照が高いので「ボーンハーベスト」だけにポイントを振る形。排他スキルは「マスター オブ デス」。ということで出血ウォーダーの構成を、そのままデスナイトに持ってきた感じで面白いですね。

デスナイトでも純粋な出血型がいけるんだな、とちょっと興味が出てくる構成です。

では、もう一つTZ Tz 氏のビルドも見てみます。→リンク 速報でもお伝えしたように、一度に6クラスも作って出すという、とんでもない常識外れな行為をやらかしてくれましたが、この人も明らかに狙ってやった感じで、悪質な行為と言って良いでしょう。(・_・;) しかしながら、内容的には結構興味深いので許して差し上げます。(・_・;)

では、真面目に見てみると、クラスがたくさんありすぎて訳が分からないようで、実はサブクラスのスキル以外はほぼ同じなので、それほど違いはありません。全部に共通しているところから見てみると、まず、レリックに「デス ストーカー」を使った2刀型のハイブリッドペットビルドにして来ました。確かにセットボーナスはペットだし、「デスストーカー」もプレイヤーボーナス型で、先日少し試してみましたが近接型で使っても結構使える感じで、出血型とも相性が良さそうなので納得がいきます。

装備では、武器に「神話級 バーウィッチの屠殺人」「夜の鉤爪」の組み合わせ。リングは「神話級 デス・ロードの指輪」「神話級 ベルゴシアンの印」の組み合わせが基本で、これにグローブ、パンツ、ベルトをクラスによって微調整という感じです。星座についてはクラスに関係なく同じで、「隼」「バーサーカー」「女狩人」「モグドロゲン ザ ウルフ」と上のChthon氏の出血型とほぼ同じです。スキルについてはソルジャーの場合は、「カウンターストライク」フル強化に、メイン攻撃を「カデンツ」「ブレイド アーク」に少し振って排他スキルは「オレロンの激怒」。シャーマンの場合は「ブラッド パクト」フル強化に、メイン攻撃は「サヴィジリィ」で排他スキルは「プライマル ボンド」という感じ。これに耐性低下でシャーマンの「デヴァウリング スウォーム」オカルティストの「カース オブ フレイルティー」が入ってくるというところでしょう。

とにかく興味深いのは、あえてそうしたのかは分かりませんが、ネクロマンサーが全く入って無く出血を重視したビルド構成になっているところです。こちらは動画があるので、なかなかの強さであることがわかりますが、このように見てみると生命力だけでなく、出血でもかなり強いセットだということが言えそうです。また、他の二人と同様にディフェンスをキッチリと整えた上で火力重視のバランスにしているところが、興味深いところです。また、ここからセットスキルのペットと「デス ストーカー」の耐性低下がかなり強いということを示していると思います。

出血メインということを考えると、サブは耐性低下スキルを持つシャーマンか、オカルティストが良さそうで、無難な所でウィッチブレイド、ウォーダー。冒険するならカンジュラーってところでしょうか。正直バトルメイジ、コマンドーは除外して問題ないと思います。(・_・;)


・「ラダガンの愚行」
こちらについては、まずSuperfluff氏が出してきたビルドですが、このセットについてはエレメンタル属性をどう使うかがポイントになると思います。で、どうしたかと言うとちょうど前回の生命・カオス カンジュラーの兄弟という感じの非常に似た構成で、デシーヴァーを使って来ました。→ リンク

装備については、武器がエレメンタル→生命力変換で「マルマスの布告」、グローブを「シジル オブ コンサンプション」強化にヘルス変換のアイテムスキル付きの「ヴァルグールの接触」に替えた以外はほぼ同じ感じです。で、最大の問題となるエレメンタルをどうするかですが、変換無しの現物で使う方法を選択しています。ということで、星座は「イオンの砂時計」を外して「ウルズインの松明」に変えて火力強化です。スキルでは「ポゼッション」は当然外すとして「第2儀式」「ドゥーム ボルト」も切ってきました。代わりに「チルサージ」中心での「ハガラッドのルーン」を取っています。そして、極めつけは「軟弱者と思われるようなスキルなどは いら~ん!」とばかりに「インクィジター シール」はなしです。(閣下も流石に疲れてきたのかご乱心気味です。(・_・;))

動画の方を見た感じだと、火力についてはカンジュラーより上を行ってるように見えて流石です。しかし、「インクィジター シール」なしは無茶が過ぎたのか、要所のウェーブでは余裕で死ねそうな感じもありますので、一般の方は多少でもポイントを振っておいたほうが良いでしょう。

全体的には新セットの使い方としては正攻法という感じで、そこは「ザ ブラッドナイト」と同様ですが、それ以外の部分でひねりを加えてオリジナリティを出すという手法でしょうか。

追記:
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Superfluff氏がカバリストバージョンを追加して来ました。こちらの方がデシーヴァーより良いとのことですが、星座を「ウルズインの松明」を外して「マギ」「冬の精霊アマトク」に変えているところがポイントです。(大先生もご満悦のようで「ラダガンの愚行」セットも合格点を頂けたようです。残るはライムタンですか....(・_・;))
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もう一つ盾持ち型というのも出ていたので一応こちらも見てみましょう。→ リンク こちらは装備構成的にはさらにSuperfluff氏の生命・カオス カンジュラーに近い感じで、「シジル オブ コンサンプション」を強化する装備で固めています。ということで盾の選択もスキル変化での強化で「ヴァンピリック ボーンウォール」を持ってきた感じです。このため、星座でも 盾を有効利用する感じではなく、「ベールの番人 ラトッシュ」「瀕死の神」といたってオーソドックスな生命力強化のパターンです。

さらにエレメンタル属性も全く使ってないので、ちょっともったいない感じはしますが、ある意味わかりやすく、最初にこのセットを使ってみる場合にはレア装備も集めやすいのでレベリング時などは、これをベースにしてみると良いかもしれません。ディフェンス的には「インクィジター シール」「シジル オブ コンサンプション」やヘルス変換もあるということで十分計算できますが、動画では楽勝ではないものの、一応ローカーを倒せるレベルということでまずまずでしょう。あとはここからどう工夫を盛り込めるかというところがトップレベルへの道というところでしょうか。

非常にオーソドックスですが、綺麗にまとまっていてまずこのセットを使うというところでのスタートに良い例ではないかと思います。

・「ライムタン」
では、いよいよ問題作です。(・_・;) さて、こちらは開発から「やれるものならやってみろ!」的な難問を突きつけられた感じのトンガリセットですが、Chthon氏が危険を犯して罠に飛び込んでくれましたので、参考に見てみましょう。ただし、流石に知識人だけあって、現在の地位を全て失いかねない冒険は避けて「ブレイド トラップ」は外して来ました。懸命な判断でしょう。(・_・;) → リンク

装備ですが、謎なセットには、謎な強化を受けた装備をぶつけるべきという理論からか、「神話級 三日月」の2刀流で来ました。というところでのサバターであり、というところでの「グレネイド」強化であり、というところでの火炎→冷気変換での冷気メインと言うところです。そして最大の驚きはメイン攻撃に「ファンタズマル ブレイズ」のナイフ投げを持ってきました。属性変換で刺突は55%が冷気になるわけですが、意表をついた選択でしょう。

星座は、冷気型に沿った配置ですが、ここでも「瀕死の神」「イオンの砂時計」を使ったCDR型にしてきました。そして最後にスキルですがポイントになるのが「ウルズインの選民」のフル強化です。当然「グレネイド」の火力を最大限に活かすためですが、なかなか興味深いところで、実際に試してみたい感じがします。ナイトブレイド側は「シャドウ ストライク」にも結構振っていますが、やはり火力を補うために必要ということでしょうか。また、「ブラスト シールド」「シャドウ ダンス」に名一杯ポイントをつぎ込んでいますが、ディフェンス的には結構厳しくなるのは避けられないというところでしょう。

というところで、まず「グレネイド」に絞って強化をしてみるという方向で、遠隔主体なら「ファンタズマル ブレイズ」を使ったほうが戦闘スタイルにあっているという考え方のように思えます。まあ、遠隔型で考えるなら「ファイア ストライク」があるわけですが、そうすると「グレネイド」の冷気変換を活かすのが難しくなるということで、やはり難解なセットかな、という気がします。このあともいろいろ知恵を絞ったビルドが出てくるとは思いますが、やっぱりこのセットは罠だったとならないことを期待したいと思います。(・_・;)

今回はサバターですが、他のクラスもいろいろありえるので、今後に期待です。が、あえて罠に飛び込む人間がどれほどいるのかが問題かも。(・_・;)


ということで、フォーラムの常連3人はそれぞれ工夫をこらした感じで流石というところですが、なんとなくゴジラ、モスラ、キングギドラのごとく暴れまわっている感じで、巻き込まれて怪我をしないように十分注意したいところです。(・_・;) とにかく、装備が揃わないことには試せないので、まあ、「ライムタン」に関しては出てくれなくて全然OKでしょうが、週末は、しぶしぶクルーシブルに行ってメリーゴーランドで遊ぶしか無いでしょうか。(・_・;)

2018年5月17日木曜日

三国志:生命力・カオス カンジュラー

パッチ後に廃人パワー全開のビルド量産で絶好調のSuperfluff氏ですが、まさかの4連投です。今回は生命メインにカオスのカンジュラーですが、「シジル オブ コンサンプション」「ドゥーム ボルト」強化ときては試さない訳にはいかないでしょう。まあ、おそらく、ここ1ヶ月ほどおとなしかったのはパッチを見越してビルドを溜め込んでいたのかな、という気がしますが、完全に計画的犯行という感じで、なんとなくビルの屋上で腰に手を当てて高笑いしている姿を想像してしまいます。(・_・;) → リンクもはやついていけないペースと言うか、それ以前にコンポーネントの在庫切れで、集めに行かないともう作って試せない感じです。(・_・;))

[速報」!!
と思っていたら、Chthon氏からも、「ライムタン」セットを使ったサバターと「ザ ブラッドロード」セットを使ったカバリストの2連発。→リンク1、 リンク2 非常に面白そうですが装備がなくて作れないので、寂しく眺めておきますか....そして、やはり「ブレイドトラップ」は使われなかったようです。....(・_・;) と思っていたらTZ Tz氏からも「ザ ブラッドロード」セットを使ったビルドが登場。→リンク しかもクラスが、ウィッチブレイド、ブレイドマスター、コマンドー、ウォーダー、カンジュラーってあなた全クラスで作るつもりですか? (・_・;) (流石にこのレベルの人達のすることは我々の理解を超えている感じですが、これは3強による戦国時代に突入したということなのか、単に血迷っただけなのか、DA型が無事成仏して、かわりに悪魔が解き放たれたのか?とか気なるところですが要注意でしょう。(・_・;))

では、気を取り直して装備から、「シジル オブ コンサンプション」強化用として、まず武器の「アセンダント ソース」はマルマスの珍品屋で売っているので入手しやすいです。次にメダルの「リロク マーク」も虚無界でよく出ます。アミュレットの「エルドリッチ囁きの導管」は例によってランダムのスキル変化ですね。そして最後はついに出ました、オフハンドの「神話級 グル’アマッシュの髑髏」。ようやくこの装備を使ったビルドを見ることが出来ましたが、物理ダメージ吸収のスキルが付いた面白い装備です。「ドゥーム ボルト」の方はグローブの「神話級 リフトワープト グラスプ」にヘルムの「三神の誓約」というところですが、今回はレアアイテムが多いところがSuperfluff氏よりChthon氏のビルドっぽい感じがします。

星座に関しては面白いことに先日の「ザ ブラッドロード」セットのデスナイトとほぼ同じで、「ベールの番人 ラトッシュ」「イオンの砂時計」「瀕死の神」を取るパターンです。最後にスキルですが、気持ちいいくらいのオカルティスト特化です。属性的にはカオス→生命力と火炎→カオスの属性変換がありますが、基本的に生命力メインに、カオスも少しというところです。では実際に作ってみますが、今回はレア装備が多いし、倉庫にあったものを耐性を優先で適当に選んだだけなので、いつもより差が大きいかもしれません。特に装甲と気絶耐性を稼ぐのは難しいです。

戦った感じについては、なかなかバランスが取れてて良い感じです。特にディフェンスの安定感がバッチリで、とてもオフハンドのビルドとは思えないしぶとさがあります。これは「シジル オブ コンサンプション」や装備のスキルなどのヘルス変換に、「ウェンディゴ トーテム」「神話級 グル’アマッシュの髑髏」の物理ダメージ吸収などが組み合わさって、非常に強いディフェンスになっていて、ゴーレムの集団のリンチに遭っても全く微動だにしないタフさです。また、火力も「シジル オブ コンサンプション」「ドゥーム ボルト」はスキル変化で強化されまくっている所に、時間短縮で連射できるので全く不足は感じません。ただ、さすがにインクィジター クラスの高火力には負ける感じなのは仕方ないでしょう。

個人的には「シジル オブ コンサンプション」「ドゥーム ボルト」も好きで、良く使う方なので特に驚きはないですが、それにしても攻守のバランスが良くて、戦っていて楽しいです。以前書いた中華ビルドのカオス・生命カバリストも非常に良い出来でしたが、このビルドもスタイルが似ているせいか、どこか同じ感じがします。ということで、意外かもしれませんがSuperfluff氏のビルドを3つ作った中ではイチオシとしたいところです。とくに、オカルティストは万年サブと思っている方には是非実際に作って、その良さを存分に確かめてみてほしいところです。

GrimDawnTools
今回使ったキャラは、カンジュラーということで、かなり前にwikiに載せた毒酸生命カンジュラーを作り変えて久々に使ってみましたが、装備は全く違うものの、もともと「シジル オブ コンサンプション」「ドゥーム ボルト」を使うビルドだったので、あまり違和感もなく、ディフェンスの強さなど共通したところがあります。それにしても、出来ることならば自分でこれを考えつきたかったなあ。というところが唯一残念なところでしょうか。(・_・;)

2018年5月16日水曜日

夏が来た:ナイフ投げ冷気・ウィッチハンター

またまた、Superfluff氏ですが、今回は「ファンタズマル ブレイズ」を冷気変換したウィッチハンターで、ここに来て一気に気温が上がって暑苦しくなってきた所に冷たく冷えたナイフを持ってくるという、絶妙なタイミングでビルドを出してくるところは流石と言って良いでしょう。(多分そこまでは考えていません。そもそも、住んでいるところが違います。(・_・;))そして何故冷気なのにウィッチハンターなのかというところも気になりますね。→ リンク

では早速詳しく見てみますが、今回の装備は結構驚きです。さて、パッと見で分かるでしょうか? まずDA、装甲値、ヘルスが高いのが「おやっ?」という感じになりますが、このクラスでナイフ投げ型を作るとなると普通はDA=2500、装甲値=1500、ヘルス=9,000がいいところかな、と思います。そこで、今回多めに使用しているレアアイテムをよく見てみると、まず耐性がかなり付いています。何故ここまで耐性を重視しているのか?というところで、増強剤を見てみると全部がヘルス・活力強化の「ウェンディゴ ライフセントパウダー」です。前にもChthon氏がこれに近いアプローチを取っていたのを見ましたが、正直ここまでやっているのは初めて見ました。

全体的には、「ファンタズマル ブレイズ」を含めたスキル変化での強化を重視した冷気型ナイトブレイドの装備と言って良いですが、まず、オフハンドの「神話級 死の弁者」での生命→冷気変換が重要です。また、レア装備ではダガーの「ウグデンボーグ チル ストライフ」に、パッチで追加されたショルダーの「クラ’ヴァール ショルダーガード」のカオス→冷気変換が重要です。まあ、Superfluff氏くらいのレベルになると、この特殊な属性変換も、早押しクイズに例えると0.2秒(CD短縮込み (・_・;))「ネザーエッジ」が出てきて全問正解→ハワイ旅行くらいは余裕かな?というところですが、(・_・;) これらの属性変換を活かすべくサブをオカルティストにしての「第2儀式」「ポゼッション」を強化した形です。ただ、変換率としてはそれほど高くないので、もう少し上げられれば、という感じはします。あとは、何と言ってもユニークなのが、武器コンポーネントが「夜の印章」「チル スパイクス」、レリックに「ニダラの大感染」のブーメランナイフを持ってきて、全てナイフで揃えてきていますが、これは彼特有のジョークでしょう。(・_・;)(いや、ちゃんとした火力源です。)

星座については、冷気ビルドのパターンに沿った感じですが、ここでも「哀れな者」に加えて「瀕死の神」を全部取るなどしつこくカオスを攻めています。あとは、スキルについては上でも書いていますが、ナイトブレイド側は「ファンタズマル ブレイズ」ツリーフル強化以外は、典型的な冷気型のパターン、オカルティスト側はカオス・生命型のパターンと面白い感じの構成になっています。

では実際に作ってみます。レアアイテムはちょっとすぐには揃わないのでチープ版の方で行きますが、(涙 。(・_・;))本編程度ならこれでも大丈夫でしょう。と思っていたらそこまで甘くはなく、まともに行くと簡単に死ねるディフェンスの弱さで、これはなかなか戦い方にコツが必要な癖のあるビルドです。まず、火力に関しては、流石というかかなりの高火力であることは間違いなく、特に属性変換で強化された「ファンタズマル ブレイズ」「ブリザード」の組み合わせはお釣りが来るほど強烈で、大抵の敵は一発であの世行きです。そしてギリギリでも持ちこたえられるディフェンスの部分での「ドリーグの血」の存在は大きく、そう考えるとサブをオカルティストにしているのは非常に理にかなっていると思えます。

とはいえ、CDもあるし、「チルスパイクス」も一緒に打ちまくっているとエナジーもすぐに無くなるので、少ない攻撃を的確に急所に叩き込むような、まさにナイフを急所に叩き込みながら戦うイメージです。とにかく、攻撃としてだけでなくヘルス変換による回復の必要性からも、的確に当てていく必要があります。つまり火力が高いので瀕死の状態でも一発当てれば全回復するが、外せば終わりというような感じです。しかしながら、あまり近すぎるとボコられるし、遠すぎると全弾当たらないので、相手によって距離感を変えながらで常に動きながらの方が良いです。最初は感じが解らなくてかなり死にかけましたが、慣れてくれば意外と普通に戦えなくもないというところで、結構テクニカルな動きを要求されます。


さて、実は今回のビルドに関しては、このように非常にマニアックなのでボツにしようかとも思いましたが、Superfluff氏が出してきた3つのビルドには、これとは別に何かメッセージのようなものを感じるところがあって、あえて出してみました。これは簡単に言うとV1.0.6.0パッチで、いろいろな部分に変化が出てきて新しく変わりつつある、という部分についてなので、そこについても書いてみましょう。

・グラディエーターの位置付け
今回のパッチ後にクルーシブルを戦ってみると、ウェーブ150までと150-170までの難易度的にかなりスムーズに繋がって来た感じを受けます。AoM後に170まで拡張する以前は、グラディエーターの150クリアはビルドを作成する上での強さの基準みたいな部分がありました。それが完全に崩れて戦国時代のようになり、火力を思いっきり削ってディフェンスビルドに変えたり、高DAにしたりという感じで無理やりクリアする人が出てきました。しかし、個人的にはjajaja氏が作った「ダブルブリッツ コマンドー」のような素晴らしい作りのビルドが、グラディエーターの170をクリアするためだけにディフェンス強化で、つまらないビルドに変わってしまうのはちょっと悲しい感じがして、それ以降グラディエーターを意識するのは止めました。

そして、Superfluff氏などのフォーラム常連陣も、ビルド例の動画でグラディエーター170クリアを出すことは少なくなった感じでした。それが、ここに来て3つのビルド共に動画付きで出してきたというところが非常に重要なところで、これは今回のパッチの修正によって、再びグラディエーターのクリアがビルドの強さの基準としてふさわしい難易度になった、ということを示しているような気がしました。また、3つのビルドともにバナー1つに祝福4つを使っていて、ビルド自体もそれを使う前提でバランスを取っている感じがします。祝福・設備に関しては、まだどの様な形が定番的な使い方になるかは流動的だと思いますが、ビーコンもかなり強化されているので、それを使うのが前提のビルドというのも十分ありだと思います。

・ディフェンスの方向性
Superfluff氏の今回の3つのビルドですが、パッチでのDA型修正で高難易度でのディフェンスをどうするかというところがポイントとなっていましたが、これはグラディエーターとのバランスでも違ってくるところですが、Superfluff氏はDA、装甲はある程度のところまでしっかり意識してあげる、ということを基本にしつつも「ウェンディゴ トーテム」などをあえて使わなかったりと、ディフェンスガチガチでもなく火力も十分に活かすという方向のバランスにしており、このあたりもビルドの作り方として興味深いところです。

・星座のトレンド
今回のビルドに限ったことではないですが、星座の選択というところも少し気になる所があり、今回のビルドはスキルでヘルス変換ができるタイプだったということはありますが、ヘルス回復の星座はやはり取らない方向で、最近利用が多かった「グール」もありません。一方で「瀕死の神」「イオンの砂時計」の重要性が増している感じで、「瀕死の神」は属性が合わないことはもちろん、攻撃速度のバフまでもが関係ないとしても、クリティカルダメージ強化として発動スキルまで含めて取るというケースが多くなってきた感があります。また「イオンの砂時計」は攻撃用スキルのCD短縮としても必要不可欠と考えられるようになって来ている感じで、ディフェンス用スキルの短縮だけでなく、全てのビルドにおいて考慮に入れておくべきかな、という感じになっているような気がします。

ということで、単にビルドの出来だけではなく、いろいろな部分で興味深いSuperfluff氏の連作でしたが、なんとなく動画をみていると一時期のjajaja氏のように、ここに来て「笑いを取りに来ているな」という感じもしないでもなく、これは余裕のなせる技なのか、ろうそくが燃え尽きる前の最後の輝きなのかは不明ですが、こちらとしても、いつもより笑いを取りに行ってみました。(・_・;)

GrimDawnTools
動画ではご臨終寸前で見事な「ブレイド バリア」での土俵際の粘りを見ることが出来るわけですが、(・_・;) これだけスムーズに技が出るということは「花京院。きさま、ナイトブレイドをやり込んでいるな。」と言われそうなところです。(・_・;) ということで、このあたりのビルド作成に関しては行くとことまで行った様な人物だと、我々凡人には理解の及ばないようなヘンテコなビルドを出して来たりしますので十分注意しましょう。(・_・;)

2018年5月15日火曜日

インフィニティ・ウォー:2H物理ウォーダー

ここ最近書いてばかりで疲れ気味ですが、前回に続いての連投でSuperfluff氏がパッチで強化された「自然の復讐者」セットを使った物理ウォーダーを出してきましたので、一休みして気分転換を兼ねて試してみます。→ リンク

では早速。装備は「自然の復讐者」セット以外では、グローブにヘルス変換付きの「深紅の鉤爪」を持ってきましたが、この装備は最近良く見るようになってきた感じがあります。また、アミュレットの「野生の囁きの導管」「デヴァウリング スウォーム」のスキル変化で物理耐性低下が付いたものは必須でしょう。あと、このセットはヘルムが空くので何を持ってくるかですが、「サヴィジリィ」のスキル変化付きの「神話級 ブラッドレイジャーのカウル」という選択です。それ以外については、一般的な物理ビルドの装備という感じですがブーツの「神話級 大地粉砕のトレッド」「フォースウェーブ」型でなくても「アプヒーヴァル」強化用として同様に使えるというところが優秀さを感じます。

星座では「建築神 ターゴ」が目を引きますが、これはクルーシブル用で、本編ではかわりに「テンペスト」を使うということです。あと、ダメージ反射もポイントということですが、ちょっと確認するのが難しそうなものの、確かにこちらにかけてくる耐性低下などのデバフを、そのまま敵に跳ね返せれば、かなりの効果がありそうな気もしますので、そのうち試してみたいところです。また「蟹」はエレメンタル・イーサー耐性の穴埋めとしての選択です。他には今回珍しく気絶耐性が20%と低めですが、コメントを見るとウロの祝福と合わせれば十分とのことで、これは同感です。(フォーラムやwikiを問わずビルド例において、レアMIを使ってまでも気絶耐性をきっちり80まで上げてあったりするのをよく見かけますが、個人的には本編ではそこまで必要ないし、クルーシブルの場合ウロの祝福で上げられるので、それほど重視していません。なので装備や耐性を揃えられない場合は真っ先にリストラの対象になります。(・_・;))

スキルでは、何と言っても「ウェンディゴ トーテム」を取っていないところがポイントでしょう。このあたりは非常にSuperfluff氏らしいところだと思えますが、トーテムの範囲に縛られないので戦いやすくなるのはメリットだと思います。メイン攻撃は武器に雷→物理変換が付いているので「サヴィジリィ」のツリー全てをフルに強化しています。そして、「ブルート フォース」ツリーもほぼフル強化です。あとソルジャー側では、装備で強化される「ゾルハンのテクニック」をMaxに、耐性低下の「ブレイクモラル」も限界まで振ってます。あと「デヴァウリング スウォーム」はスキル変化での耐性低下用ですが、星座「アサシンの刃」の発動用も兼ねています。このため、少しポイントを振っているのは持続時間を伸ばす目的でしょうか。

では実際に作ってみますが、「野生の囁きの導管」で作れたのは「刺突耐性」付きのものだったので増強剤やコンポーネントを変更して調整しました。また、お約束の「熟達の標章」「サヴィジリィ」+5は無理なので+3で妥協です。それでは戦ってみた感じですが、火力は非常に高く100kオーバーがガンガン出て申し分ありません。ディフェンスについてもヘルス変換で十分回復出来るので「ウェンディゴ トーテムは無くても大丈夫です。ただし、耐性低下が重なると流石にヘルスは減るし、たまに反射でかなりヘルスが減るケースもありました。他の物理ビルドとの比較でいうと、最大の違いは攻撃範囲の違いという気がします。「フォース ウェーブ」は前方に伸びる感じで、このビルドの場合は自分を中心にした円の範囲になりますが、思った以上に攻撃範囲が広く快適で、敵が多いとヘルス変換量も多くなり安定感も増す感じです。

もう少し試してみると、物理耐性の高いマルマス下水道の「ガラクロス」は、やはりそれなりに時間はかかる感じ。「肉の支配者」は耐性が「蟹」のスキル頼みなので、バリアがないと壁のビームで死ねますので、そのあたりは注意が必要です。しかしながら、使うスキルの数も少なく回復スキルもないので操作が非常に楽なのが良いです。あえて難点を上げるなら、おそらくこのクラスとこのセットの組み合わせのみで可能なビルドだと思うので、あまり他で応用は利かなそうです。

とはいえ、ウィッチブレイドやタクティシャンなどと比べても全く見劣りしなくなったので、ウォーダーでの選択肢が一つ増えた感じで、ようやくパッチでの強化が実を結んだかなというところです。全体的な印象としては、両手物理型のビルドを作ったことがないなら間違いなくオススメできますが、別のクラスですでに両手物理型を作ったことがあるなら、そこまで違う感じでもないのであえて作るかは悩むところです。しかしながら、シャーマンの両手型は他にも出血、雷、生命力もあることから、いろいろ試してみたい場合は、こちらの方がお得でしょう。

GrimDawnTools
微妙だったセット装備が1つ実用レベルになったことと、「ブルート フォース」ツリーもいけそうな感じでパッチの強化がしっかり出ている感じです。そして予想通り他のクラスとはワンランク違うヘルスの量になっています。あとは雷、出血、生命も両手でもいけるようならウォーダーはかなり面白いクラスになりそうです。

追記:
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V1.0.6.1のパッチで「アプヒーヴァル」にバグ修正が入りました。これは事前にフォーラムで報告されていましたが、パッチ後戦ってみると大幅に火力が上昇しています。何故そうなるのかは上手く説明できませんが、(・_・;) なんとなくAoM直後のバトルメイジのような無双ぶりで、クルーシブルでは敵は飛びまくるし、祝福・設備無しなのに350k以上のダメージが出る暴れっぷりです。(でも油断していると十分死ねるので、やはり「ウェンディゴ トーテム」は取らせて下さい。(・_・;))Superfluff氏も早速更新していますが、星座で「建築神 ターゴ」は外して「ダイアベア」に変えてきました。確かに火力が上がったことでディフェンスは以前より楽になっている感じで、更に火力強化にしたというところでしょう。ということで、火力はすでにトップレベルで、とても物理とは思えない殲滅速度の速さです。
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2018年5月12日土曜日

ブラックライト:ブラッドナイト・デスナイト

語呂合わせか早口言葉みたいなタイトルになってますが、(・_・;) 久々のSuperfluff氏が新セットの「ブラッドナイト」セットを使ったビルドを最速ラップで出してきましたので、こちらも最速ラップで書いてみることにしました。(・_・;) →リンク

まあ、Superfluff氏はAoM直後にも最速ラップを出していたので、今回も当然狙っていたのだと思いますが、これはある程度予想できました。そして、やはりいちばん作りやすい「ブラッドナイト」で来たかという感じです。ではセット装備以外がどうなっているかですが、盾持ちにして、レアの「コロッサル フォートレス」に物理耐性がしっかりついているものを持ってきました。しかし、単にディフェンスだけではなくスキル変化の「カウンターストライク」強化が目的なので順当な選択です。

それ以外ではリングは耐性低下強化、ヘルム、グローブ、メダルは「ボーンハーベスト」強化とセットでの強化スキルを更に強化する方針で選んでいます。特にメダルの「神話級 ドレッドチル マーク」は冷気ですが、フルセット効果の「ボーンハーベスト」への冷気→生命力変換を利用する形での選択です。あとは発動スキルが優秀なパンツの「神話級 ウェンディゴメイン レギンス」、低めなエレメンタル・イーサー耐性を「神話級 ルーンガード グリーヴ」のスキルで穴埋めしておくということで、纏め方は流石にうまいです。

星座については、「イオンの砂時計」を取るCDR型で来たか、という感じですが、裏を返すと「マーク オブ トーメント」をフルに使わないと、やはり高難易度でのディフェンスはキツイということでしょうか。あとはしっかり「瀕死の神」「ベールの番人 ラトッシュ」も取って火力を確保していますが、生命力は火力的には他の属性よりは控えめな感じなので、やはりここまで取らないとダメなのかな、という気も少し感じるところですが、そうなると星座に関してはあまり選択肢は無さそうです。

最後にスキルですが、ソルジャーは「カウンターストライク」を強化しているところ以外はいったて平凡ですが、通常武器攻撃は無し、というところがポイントでしょう。ネクロマンサー側も順当に「ボーンハーベスト」極振りに「マーク オブ トーメント」、パッシブスキルに「ディケイ」で最終的なディフェンスを調整というところでしょうか。あと「時間拡張」のトリガー用に「リープ スピリット」を取っています。結構発動率が良いのかな?とかちょっと気になるところですが、トリガーというよりは出しておけば勝手に発動するし、召喚型の発動スキルが多いので、見た目も合うだろうという軽いノリなのかもしれません。(・_・;)

今回は、当然実際に作ることは出来ないので、グラディエーターの動画をオカズにどんな感じか想像してみますが、祝福4つにバナー1つでの150-170です。まず「無名戦士」のような黒子4人はアミュレットの発動スキルでしょうか。またセットスキルは幽霊なのか、ただの「リープスピリット」なのかがイマイチ分かりません。とりあえず、「マーク オブ トーメント」はネメシス以外では余り使う必要はない感じで、雑魚なら「ディケイ」とヘルス変換でなんとかなるというところでしょうか。

画面を見て分かるのは、武器攻撃中心ではないので、アクションスキルや発動スキルの火力でダメージを与えるスタイルだということで、これは「カウンターストライク」を活かすためかもしれませんが、そこからの盾持ちでもあると思います。そう考えると星座の選択なども理にかなっている感じで、そもそも高火力を目指したビルドではないということでしょう。なので、やはりネメシスが複数出てくる難関のウェーブでは、サイドの通路側で対処するなど決して楽勝ではないことが感じられます。

ということで、Chthon氏もコメントでやや不満がありつつも、概ね問題なし、と頷いている感じで、最強とまでは行かないものの一定レベルには達している感じで合格点はクリアしている装備と評価して良さそうです。まあ、常連陣もようやく出番が来たということで活気が出てきたのは良いことでしょう。残りのセットをChthon氏とTZ Tz氏で1つずつ出してくれれば丸く収まりそうです。(・_・;)

PS.昨日のパッチの記事がけっこう大変だった所に、朝一からいきなりの連投ですが、本当に休日でよかったと思う所で、今日も一日頑張るぞ~てところです。(・_・;)

他のセットがやや使いまわし的な見た目なところ、このセットは非常に新しさが感じられるのが最大の売りでしょう。(・_・;) そういえば、常連陣のビルドではペットビルドは見た記憶がないような気がしましたが、なにか理由があるのでしょうか? まあ、彼らにはチャネリング研究という仕事があるので、まだまだやってくれるでしょう。(・_・;)


2018年5月11日金曜日

パッチv1.0.6.0

今回はようやくというか、満を持してやってきたという感じの大型パッチですが、結構盛り沢山です。でも週末のいいタイミングなのでたっぷり遊べそうです。

主な変更点:
・ボス1体+レア肩MI 2種追加
・レジェンダリーセット 3種追加
・防御能力(DA)の調整
・クルーシブルのバランス調整
・ペットの強化
・チャネリングスキルの強化
・下位レジェンダリー品へのスキル追加

では簡単ではありますが、もう少し詳しく見てみることにしますが、すでに朝の段階で日本語化パッチが出来ていたので愛用のカラーフル版をセットして検証開始です。(Matougi氏、仕事早すぎです。(・_・;))

・新ボス(クラ’ヴァール)
では、ウグデンボーグのリフトから少し下の、塞がれた階段がある場所がダイナマイト3個で破壊できるようになっていました。で、奥に進むとジャーナルが落ちていますが、すでに翻訳されているのがありがたいです。特に内部は広くなく、すぐにボス戦になりますが周りの触手は破壊できないので、そこからの攻撃を上手くかわしつつ本体にダメージを与えて行く感じになりますが、GrimDawnToolsのモンスターデータベースで見ると、攻撃属性は冷気系で、おなじみのヘルス減少攻撃も持ってたりして耐性次第ではそこそこダメージは受けると思います。とはいえ、グラディエーターを戦えるレベルのビルドであれば、全く問題なく倒せるでしょう。

ということで、位置づけとしては「肉の支配者」に行く前の練習台って感じに思えますが、ウグデンボーグも賑やかになってきたってことでイカしてます。(・_・;) なお、ワンショットチェストはレジェンダリー1個は確定に近いようなので、一応全キャラで倒しておいたほうが良いでしょう。また、もう一つの宝箱からはボスのMI肩も出てくれました。MIは2種類で、ショルダーガードの方はカオス→冷気という珍しい属性変換が付いています。もう一つのショルダーパットはペット用でOA,クリティカル強化付きですね。性能的にはネメシスMIと同レベルと思って良さそうなので、そういう意味ではお得なボスという感じもします。

触手からの扇状に広がる砲弾と、足元の冷気の渦のサンドイッチ攻撃ですが、キャラの方が強すぎてイマイチ戦い方のコツまでは分かりませんでした。(・_・;)


・新レジェンダリーセット
さて、新セットは当然一日で装備が揃うはずもないので、ここはGrimDawnToolsのアイテムデータベースでステータスだけチェックしてみます。

商品番号1:「ザ ブラッド ナイト」セット
生命力・出血属性で、スキル強化は「ボーン ハーベスト」「カウンター ストライク」を中心に強化が入っています。ということで、体格要求値の高いヘヴィアーマーということからも「デスナイト」が最も向いている感じです。「デスナイト」はイーサーと物理ぐらいしかビルドが無かったのでナイスなセットではないでしょうか。

特にヘルムはイーサー→生命力変換、「ボーン ハーベスト」の刺突→生命力変換が付いていて優秀です。あとはセットボーナスがかなり強力で、「ボーン ハーベスト」「カウンター ストライク」の属性変換に、セットスキルは召喚系で耐性低下付きです。ということでフルセット使用が基本でしょう。

商品番号2:「ラダガンの愚行」セット
毒酸・生命力属性で、スキル強化は「シジル オブ コンサンプション」「懲戒のオーラ」「スペクトラル バインディング」あたりでヘルムに「インクィジター、ネクロマンサーの+1 全スキル」、アミュレットに「オカルティストの+1 全スキル」が付いてますので、「デシーヴァー」「カバリスト」に向けたセットでしょう。

注目すべきはフルセットのボーナスで、「懲戒のオーラ」に毒酸・生命力の耐性低下に加えてヘルス変換付きということですが、「ヴァルネラビリティ」がある上に「懲戒のオーラ」を使うとなるとエレメンタルも使いたいところですが、この辺りが工夫のしどころという感じでしょうか。一方「スペクトラル バインディング」 [6% ダメージ修正総計] も強力です。ということで、何かクイズみたいに頭を使わせる装備という感じがします。

商品番号3:「ライムタン」セット
刺突・冷気属性で、スキル強化は非常にマニアックな「グレネイド」「ホーン オブ ガンダール」にトドメが「ブレイド トラップ」という、更に難題だな、と思わせる尖ったセットになっています。説明としてはこれで終わりでも良さそうですが、(・_・;) 一応良く見てみると、やはり「インフィルトレイター」「ピュリファイア」で使う想定でしょうか。

そう考えると、「ピュリファイア」は上手く冷気変換を使うこと、「インフィルトレイター」は刺突を効果的に使うことがポイントでしょうか。ただ両方のクラスともに強いビルドが揃っているので、そこに割り込んでいけるかは未知数な感じがします。ともかく、これらのマイナーなスキルの効果次第ということで実際に試して見るしかないでしょう。

ということで、どれも中々面白そうなセットですが、新クラスの「インクイジター」「ネクロマンサー」をもっと使ってほしいということで、そのような狙いを強く感じる今回のセット装備追加かな、という気がしました。

・防御能力(DA)の調整
敵味方関係無く攻撃の命中率は60%以下にはならない、ということと、Affixの防御能力の数値が1~2%程削られた形です。確かに軽く戦って見るとDAのステータスでは軒並み命中率は60%で止まっています。しかし、DAのAffixがついたレア装備をメインに使って、耐性・装甲などをバッサリ切っているようなDA依存のビルドは当然ヤバイですが、標準的な構成のビルドで多少DAを補強したレベルであればほとんど影響は感じません。ということで、DA依存の出血ウォーダー(DA4800くらい)はかなりディフェンスが厳しくなった感じですが、もともとディフェンスのしっかりしている2H火炎タクティシャン(DA3800~4200くらい)だと、全く変化を感じません。まだ、ちょっと戦ってみただけですが、個人的には適切なバランスかなと感じました。

ということで、ディフェンスが弱めのビルドがDA補強を目的としてレアAffixの付いた装備など使ってディフェンス強化をするレベルであれば、依然として問題なく使用可能だと思います。ただ一定値以上は無駄になるだけなので、十分足りている場合は、耐性、装甲やヘルス回復などに回したほうが良いということになると思います。実際にどれくらいの数値が適当かについては、これから検証されると思いますが、おそらく4000前後までになるのではないかと思います。

・クルーシブルの調整
DA調整とも関連してウェーブ150以上の難易度を下げるのと、設備・祝福の強化、報酬の増加といったところですが、ポイントとしてはトリビュートポイントも増やすので設備・祝福をガンガン使ってね。というところで、結構な強化具合になっています。

実際戦ってみた感じとしては、最近グラディエーターからは距離を置いていたので以前との違いについてはイマイチ分かりませんでしたが、(・_・;) 2H火炎タクティシャンで170を普通にクリアできたので、やはり難易度的には下がっているのではないかと思います。また、試しにデスチル、インフェルノ、ストームコーラー のビーコンを1段階だけ立てて試してみましたが、たしかに結構攻撃してくれて弱い雑魚ならしっかり倒してくれます。あとは、報酬ですがレアMIの数が少し増えた気もしますが、まあ気のせいかもってレベルです。

 上のように「砂の坩堝」の中央付近で戦えばビーコンが最大限活かせて良い感じです。

・ペットの強化
装備、星座、スキルに渡って、ここに来ての驚きの大強化ですが、人によってはDAの修正よりインパクトがある感じで、ペット好きなら2ヶ月は遊べそうです。とにかく今まで作ったビルドも一から見直してみる必要があるでしょう。

幾つか挙げると、レリックのペットのリチャージ短縮は、死ぬときはサクッと死ぬだけに嬉しい強化だと思います。星座「魂たちの看守 テュポス」の出血耐性追加なども良い修正です。また、「モグドロゲンの遠吠え」の出血追加もあり、今回は「カバリスト」「カンジュラー」のどちらも強化されているのが良い感じです。他には、装備で、オフハンド「フィーンドゲイズ トウム 」[ペットダメージ50%物理→カオス 変換] が面白そう。あと、「カンジャー プライマル スピリット」の強化は強いペットなので効果が高そうです。

・その他、装備・スキル・星座など
その他の修正は数が多いので気になるところだけ幾つか挙げてみます。例によってGrimDawnToolsのアイテムデータベースでも変更が入ったアイテムのチェックをしておいたほうが良いでしょう。また、スキルや星座についてはwikiの方が把握しやすいです。

まず、前回のパッチに続いてまたまたのチャネリング大強化ですが、これは、「我々は、チャネリングを絶対に見捨てません!」という確固たる決意表明とも受け取れますが、そのうちマニアックなハクスラゲームというレッテルを貼られそうです。(・_・;)

装備:
「自然の復讐者」セット:出血分を体内損傷に入れ替え 他諸々。
「アヴェンジャーズ」の映画公開に合わせたのかは不明ですが、(・_・;) 完全に死んでいた感じのセットだったので強化は当然でしょう。しかし、予想外に物理に寄せてきました。これでどう変わるか楽しみですね。(こっそり反射ダメージ削減も入れてあるのが’確信犯的です。(・_・;))また、「ウルトスのテンペスト」セットも強化されて、今回再度シャーマンにテコ入れが入った感じです。それ以外では「デスマークの影」セット「デスガード」セットもなかなかの強化です。

「ウグデンボーグ [チル・フレイム・ストーム] ストライフ」(レア ダガー)
今までも最終装備としても使えるようなレベルのものが出る感じでしたが、更に盛ってきました。お買い得商品です。

「神話級 神聖の標章 」: (メダル)クールダウン短縮
DA修正で血まみれになった人のために、絆創膏としてこれでも貼っておいてね、という感じの心配り的変更でしょうか。(・_・;)

「神話級 三日月 」(ソード) +1デモリッショニスト追加、グレネイド強化 他
新セットの「ライムタン」セットと関連があるのか、結構謎を呼ぶ強化具合です。

「神話級 ルーンド ダガー オブ ドリーグ 」(ダガー) 基本ダメージを カオス から生命力に
どうせ変えるなら酸にしてって感じですが、やはりネクロマンサーとの組み合わせを意識して、使ってね。って感じでしょうか。

「神話級 ワープファイア」「神話級 魔の時」:微弱体化
寝耳に水で、突然彼女からビンタを食らって鳩が豆鉄砲を食らったという感じでしょうか。(・_・;) 「魔の時」は結構痛いところですが、まあ誰も使ってないからOKでしょう。(・_・;)

「メンヒルの砦」(レリック)総入れ替え?
何が気に入らなかったのか、ここに来て思いっきり変わりました。(・_・;) しばらくぶりに使用キャラを使うと、絶対驚く事間違い無しのドッキリアイテムとなりそうです。(・_・;)

星座:
「炎の奔流 」:微弱体化
確かに最近使われすぎな感じだったのでやむを得ないでしょう。

それ以外では「トカゲ」「秋猪」は死んで腐乱状態でしたので良い強化だと思います。また、「アルケイン カレンツ」の強化は当然でしょう。

スキル:
「デュアル ブレイズ」 : 物理耐性を追加
これは美味しい強化ですが、あえてmax付近までポイントを振るかは悩むところでしょう。

「モーター トラップ 」: 速度UP
すぐに試せるキャラがないですが、強化しているビルドなら結構効果が大きいかもしれません。

「ブルート フォース 」: ヘルス追加
これは大きい。十分お客さんが寄ってきそうなヘルスの上がり具合ですが、(・_・;) ウォーダー辺りはとんでもないヘルスになりそうな感じがします。

それ以外では、「マーク オブ トーメント」「エレオクテスの鏡」に星座「イオンの砂時計」も微弱体化ですがCDR型スペルバインダーなどへの影響としては、まだ許容範囲だと思いますので心配ないでしょう。また、下位レジェンダリーへのスキル追加は神話級に合わせた感じですが、全く影響はないでしょう。


全体的には、とにかく新クラスを使ってもらうということが前提になっている感じで、インクイジターの強さは十分として、ネクロマンサーもそろそろテコ入れしておくか、というところでのペット強化なのかもしれません。DA修正についてはある意味これで正常になったという見方もできるので、悪くないと思います。唯一ラヴァジャーだけはもう正攻法で倒すのは難しくなったのではないかと思いますが、もともと簡単に倒せてはいけない存在なので、このくらいのチャレンジ要素はあって良いと思います。

では、次回は2日後のパッチV1.0.6.1でお会いしましょう。(本当にあったりして... (・_・;))

グラディエーターですがウェーブ1からやって、それほど苦戦すること無く一発で170をクリアできました。ということで、DAは修正されたものの、多くのビルドで十分クリアは可能ではないかと思います。時間をかけただけあって結構良い感じで調整できていると思います。


2018年5月6日日曜日

GrimDawnTown Season3 (全7話) 順次公開予定

フォーラムのビルドも落ち着いて来て暇になってきたところで、この辺でAoMを含めた最新情報を纏めてみるか、ということで、まさかのSeason3を少しずつ順次公開していく予定です。
*なお、天候の都合により多少内容が変更される可能性があります。(・_・;)
→予定通り第5日目は、スキル変化と属性変換が中心になったのでタイトルも変えました。

基本的にはSeason2と同じ構成で、今回は虚無界から帰還したカースンが街に戻ってきますが、前線からは退き後続の育成のために新刊「7日で覚えるビルド検定」を出版することになり、これが今回の内容となります。

タイトルは以下のようになっています。
第1日目:スキル名(内容はクラスとスキルについて)
第2日目:星座名(内容は星座について)
第3日目:武器名(内容は武器・装備について)
第4日目:消耗品名(内容はコンポーネント、増強剤、消耗品について)
第5日目:スキル変化を持つ装備名(内容はスキル変化、属性変換について)
第6日目:敵名(内容はボス・ネメシスなどについて)
第7日目:地名(内容はレベリングについて)

何かの参考になれば幸いです。(・_・;)

登場人物
カースン:死んだと思われていたが突然街に戻ってきて新刊を出す。
ウルグリム:カースンと共に帰還するが精神を病んでいて「怒れる預言者」となる。

ドレヴン クトーン:帝国側の3人の評議員の一人。コメントがやたら多い。
アルベラン フラフ:帝国側の3人の評議員の一人。解像度がやたら低い。
キリアン ティージ:帝国側の3人の評議員の一人。画像がやたらでかい。
クトーン教団:帝国の手先としてビルド異端者へ破壊工作を仕掛ける集団で、またもカースンにテロ攻撃を仕掛ける。
注:Season2でドゥーアーレーが過去にもクトーン教団が事件に関与していたことを突き止めている。

ミドルアース・コミュニティ:超破壊兵器、DA型ビルドを使って帝国打倒を目論むレジスタンス勢力。
Jah神:かつてビルドの神と崇められたビルドの化身であるが姿を消した。
カイモノの選民:新興勢力の一派でJah神を崇拝し「火力は正義」の教義の復活を目指す。


フラッシュニュース

グリムドーンの街は、ビルダーたちがしのぎを削る街...

あれから10年、虚無界から奇跡の生還を果たしたカースンが街に戻ってくる。しかし、ビルド界は以前とは大きく変化しており、ビルド議会は3人の評議員が支配する帝国側と、それを打倒しようとする新興勢力との間で争いが激化していた。一方、カースンはビルド作成からは引退し、後続を指導をする日々を送るが、ビルド異端者に対するクトーン教団のテロ攻撃などを受け、次第に戦いの中に巻き込まれてゆくのだった。

沢山のファンから驚きの声が、
・「いったい何人がストーリーを理解できるのか心配するほどにマニアックだ!」

           下水道や配管の修理でおなじみ「配管のスチールキャップ」 ウィルフォア主任 

・「初心者の私でも美味しいビルドが作れました。」
                          バロウホルムお料理教室 オーリン エヴェリンさん
注:このコメントの直後にご不幸がありました。心よりご冥福をお祈りいたします

・「私から盗んだアイデアを返して!」
       ヘラルド マティス霊園にお努めのイヴォンダさん 


・「限界を通り越して、死体に鞭を打っている感じだな。」
           やわらかチキン「フレシュ・クリーグ」 工場長ウォードン氏

2018年5月5日土曜日

魔法のレシピ Part2.5:カオス・イーサー型メイジハンター

まさか、更に続きがあるとは本人も思っていませんでしたが、メイジハンター、スペルバインダーと立て続けにキャラ作成していたら、なんとなくカオス・イーサーのビルドも簡単にできそうだなと気が付いたので、試してみましょう。

その前に、Twitchを見たらウグデンボーグの先に道が続いていたのは、拡張ではなくV1.0.6.0で追加されるボスタコの「クラ'ヴァール」の場所でした。で追加される2つの実績もこのボスのものみたいです。とりあえず、ログホリアンと同様に動かないタイプなので遠隔攻撃できるビルドのほうが有利なのは間違い無さそうです。

では、本題。クラスは、「デス センテンス」のカオス、イーサーの耐性低下に、エレメンタルの属性変換を使うのでメイジハンターですが、装備は前回作ったスペルバインダーとほぼそのままで、まさにPart2.5って感じです。とにかく、このカオス・イーサービルドというのは、相反する2つの属性を同時に使うということで、これこそがウォーロックのあるべき姿という考えから、さんざん試されてきたものの、結果としてろくな出来にならないという罠ビルドの烙印が押されて来ました。(・_・;) そして、AoM導入時に「デス センテンス」のスキルを見た時に、誰もが「なんだよ、この属性の組み合わせは!」と憤慨したことと、思われますが、今回図らずもこのスキルの正しさが証明されるわけです。(・_・;)

では、装備ですが、上で書いたように前回のスペルバインダーとほぼ同じです。違いはオフハンドが「神話級 ブラッド オーブ オブ クトーン」でエレメンタル→カオスの100%変換でキーになります。また、リングの「神話級 アルブレヒトの二重性」はカオス→イーサー変換もついていてこちらもキーになる装備ですが、このビルドにおいては完璧なまでに素晴らしいステータスと言って良いでしょう。あとはレリックをカオス・イーサーの耐性低下スキルを持つ「壊死」にした程度です。

星座も、ほとんどスペルバインダーと同じで、カオス耐性低下で「ソレイルの魔剣」を取った程度の違いです。スキルは装備のスキル強化と「千里眼の集中」セットのエナジー再生力を活かすために、あえて「アルブレヒトのイーサー レイ」を使ってみましたが、強さは別として、イーサー レイでもなくカオス レイでもなく両方同時のダブルミックス レイになるのが感動モノです。(ミントとストロベリーでツイストしたソフトクリームみたいな感じでしょうか。(・_・;))

では、今回は戦う前に各スキルの属性を見ておきましょう。
*数値はカオスとイーサーの比率です。
「アルブレヒトのイーサー レイ」:50/50 に感電少し
「キャリドアのテンペスト」:20/80 に生命力、燃焼少し
「デヴァステイション」:50/50
「ワード オブ ペイン」:全てカオス
「カオスストライク」:ほぼ全てイーサー
「イーサーコラプション」:40/60

他にも装備のアイテムスキルや星座「フィーンド」「インプ」「天の槍」「ソレイルの魔剣」の発動スキルもありますが、どれも見事なまでにカオスとイーサーに染まります。で、全体としては40/60くらいで、ややイーサーのほうが多い感じでしょうか。まあ、メイン攻撃は「キャリドアのテンペスト」連射型の方がヘルス変換面でも有利のような気がするし、火力なら「ハガラッドのルーン」なども良いと思うので、いろいろ変更は可能だと思いますし、「パネッティの複製ミサイル」というのも楽しそうで、その辺りで遊べるるところが最大の売りでしょう。

では戦ってみた感じですが、火力はまずまずですが、流石に前回のスペルバインダー程ではないです。唯一利点があるとすれば、属性が1つではないので敵との相性が無く、特定の敵が硬いとかいうのが無いことでしょうか。(おそらくカオス・イーサー耐性が高いのは「迷いし者の死神」くらいでしょう。)ディフェンスに関しても「インクィジター シール」頼みなのでそれほど余裕はなく、スペルバインダー程時間短縮を積んでないので過信は禁物です。あとはウォーロックと違って「ドリーグの血」がないので「神話級 ブラッド オーブ オブ クトーン」「血の儀式」によるヘルス減少のペナルティに対して、なんらかの対処が必要で、今回は星座「ビヒモス」「トカゲ」でカバーしていました。

ということで、一応まともな出来に収まった感じですが、結局の所ウォーロックとの違いは「インクィジター シール」の有り無し、という気もするので、やはり今回の「魔法のレシピ」シリーズを通して感じるのは、魔法キャスター型では、やはりディフェンスが肝になってくるな、というところですが、なかなか面白かったので、久々にwikiにも載せてみました。(wikiで調理方法と書いているのは今回のシリーズが「魔法のレシピ」ということで、海外ドラマ「アロー」と「フラッシュ」などでよくあるクロスオーバーみたいなのをイメージして、wikiとブログでやってみた感じです。(・_・;))

ついに悲願のカオス・イーサービルドが完成しましたが、なんとなく、死ぬまでにやっておきたいリストを一つクリアした感じで、存在そのものに意味があるビルドってところでしょう。(・_・;) ということで、アルカニストをメインとした魔法ビルドで、サブをインクィジターとネクロマンサーにした比較から、両方のビルドをミックスしてカオス・イーサービルドが出来るという、なかなか良い感じでミニシリーズ3部作が完結出来ました。(・_・;)


2018年5月3日木曜日

魔法のレシピ Part2:CDR型イーサー・スペルバインダー

今回は先日の予告通りスペルバインダーですが、前回のメイジハンターが、さらにその前のウォーロックと基本同じ構成だったところ、今回のスペルバインダーは、時間短縮を使ったCDR型というのが基本になるかと思うので、必然的に装備もクールダウン短縮を優先した選択になります。ということで、例としてはこちらのビルドが良いかなと思います。→リンク

*前回に続いて「魔法のレシピ」についてですが、1話の時間が短いとはいえ、シーズン2の次がシーズン2.5で、1が13話、2+2.5で26話になっているのは非常に珍しいパターンです。これは子役の学校の日程を考えてのお家の事情的な変則的シーズン構成なのか、とか深読みしたくなるところですが、はたして今シーズンも3.5というのがあるのか予断を許さない状況です。(・_・;) 


あと、日wikiにもビルド例があり、見たところではフォーラムと全く同じと言って良いので、両方を参考にしながら作ってみることにしましょう。まず、装備は「千里眼の集中」セットで、これはセット効果の時間短縮を使うためにもフルセットが必要でしょう。次にエピックリングの「ザ メイジロード」セットでのエレメンタル→イーサー変換ですが、今回は「アルドリッチの布告」「ディヴァイナの予見」セットを使う余地が無いため変換率は50%止まりになります。代わりにベルトの「神話級 コード オブ バイオレント ディケイ」に火炎→イーサー変換があるので火炎に関しては100%変換できます。

その他については、フォーラムも日wikiも複数のバージョンがあって微妙に違いますが、装備もいろいろな選択肢があります。まず、オフハンドでは「神話級 忌々しき死神」が属性変換にスキル変化もマッチしていて、このビルドでこそ使うべき装備かなという気がします。これでエレメンタル→イーサーの変換率が75%まで上がります。あとは、アミュレットとレリックの選択に悩むところですが、このビルド例では全スキル+1を意識した装備で、確かにクールダウン短縮の効果を上げる上で全+1でのブーストが有効なわけですが、個人的にはアルカニスト側は必須かなと思うところ、ネクロマンサー側はそれほど重要でも無い感じがします。また、レリックは火力もほしいし、ヘルスはクルーシブルならバナーなどでも上げられることを考えると「モグドロゲンの熱情」よりは、日wikiの最終版のように「アグリヴィックスの悪意」で火力か、「エタニティ」で時間短縮を強化するほうが良い気がします。

アミュレットに関しては、日wikiの「神話級 インヴィーカー破片」はクールダウン短縮、耐性、発動スキルを考えでの選択ですが、必ずしもマッチしている感じではない気がします。「神話級 イスカンドラの集中プリズム」はスキル変化で「 エレオクテスの鏡」の15% ダメージ修正総計に、発動スキルもあるし、それ以外でも「アルケイン囁きの導管」「神話級 アグリヴィックスのアルケイン シャード」もありでしょう。また、ベルトでは減速デバフがついたエピックの「神話級 アルケノウィーブ コード」も選択肢かもしれません。とにかくクールダウン短縮と、発動スキルを含めた火力強化でどれを優先するかでの判断となりますが、火力は全+1があればその分だけでも上がるし、アイテムスキルは戦い方によってや、攻撃時発動か被打時発動かでも結構効果が違うので、実際に使った上で判断するのが良いでしょう。

星座に関しては、フォーラムの方が無難ですが、日wikiの最終版は非常に攻撃的で「瀕死の神」の発動スキルまで取っていますが、属性ブーストはなく攻撃速度も関係ないので、クリティカルダメージのみが目当てになります。その上でヘルス減少のマイナス効果を受けるので、ヘルス回復スキルを持たないこのクラスでは少々厳しいペナルティになります。このため「ビヒモス」を取った上で「サイフォン ソウルズ」も強化してヘルス補強している感じです。まあ、使うとしても最初はフォーラムのパターンである程度慣れてからのほうが良いでしょうが、後々のことを考えて、スキルレベルだけでも上げておくと良いと思います。

では作ってみますが、メイジハンターとの比較ということでは、序盤のレベリングについては圧倒的にメイジハンターが有利です。これはメイジハンターが最初から最後までエレメンタル・イーサーの両方をフルに使えるのに対して、スペルバインダーはイーサー中心になりますが、火力としては装備や属性変換があってこそなので、装備がないレベリング時点でのイーサー型は、攻撃ソースも少なく攻撃範囲も狭いのでどうしても不利になります。ただ、「スペクトラル バインディング」はたしかに強く、これと「デヴァステイション」があれば充分で、他のクラスと比べて特段劣るわけではなく、インクィジターと比較してというだけです。 しかし、ディフェンスも序盤は時間短縮が使えないので、特にAct5,6などはデスナイトと比べても厳しい感じになるのは仕方ないでしょう。(・_・;)

ところが、LV75になって下位バージョンの「千里眼」セットに、オフハンド「トウム オブ ザ アルケイン ウェイスツ」に変えたところ、一変して凄まじい火力ビルドに変わりました
。(・_・;) これは、この時点でレジェンダリーのフルセット使っていることを差し引いても、異常な火力と言って良いです。また、「千里眼」セットのアイテムスキル「クレアボヤンス 」はエナジー再生が強力なので「トウム オブ ザ アルケイン ウェイスツ」のアイテムスキル「抹消」の貫通レーザーが撃ち放題で、完璧に当初の予想を裏切って、敵をレーザーで抹消しまくる楽しいビルドになってしまいました。(・_・;)

そして、LV94で最終装備に変わりますが、レーザーはなかなか楽しいものの、武器参照が高くヘルス変換での回復が重要で、攻撃範囲も広い「ボーン ハーベスト」をメインにした方が良く、オフハンドはやはり「神話級 忌々しき死神」の方が良いでしょう。あとは、装甲吸収率78%というのは、やはりイレギュラーな構成だと思うので、90%以上に上げました。そしてアミュレットの選択は、全体的な耐性確保の面で刺突、カオスあたりが非常に不足する感じですが、「アルケイン囁きの導管」はランダムで刺突、カオスが付くので、幾つか作ってみたところ、スキル変化で「ナリフィケイション」にOAデバフが付いたものに、カオス耐性が付いたのが出来たので、これにしました。このためスキル自体もポイントを少し振って強化しています。なお、ランダムのスキル変化については「デヴァステイション」のは変換の順番があとになるのでダメですが、「アルケイン ウィル」「オレクスラのフラッシュフリーズ」の物は充分使えるので選択肢は多いです。

あとは、「瀕死の神」の発動スキル「虚無の飢え」はやはり使わないことにして、かわりに「エレメンタル バランス」の方を上げることにしました。また、「フィーンド」も優秀ではありますが「インプ」のほうが属性的にフルに使えるので変更。また、「キャリドアのテンペスト」は妥協して、靴を「クリーグのブーツ」に替えてセットボーナスと「マーク オブ トーメント」を強化することにしました。これは戦い方にもよってきますが、フォーラムの動画は引き撃ち的な戦い方、日wikiは張り付き型の戦い方ですが、共に「マーク オブ トーメント」はそれほど使わず、「エレオクテスの鏡」を重視して使っている感じに見えます。しかし、グラディエーターやセレスチャル相手でなければ、「マーク オブ トーメント」だけでも充分で、こちらの方が安定して戦える感じがするので、今回はこちらを重視した形です。また、「マーク オブ トーメント」はちゃんとターゲットしてからボタンを押さないといけないので、引き撃ちには向かないと思います。

で、いろいろ戦ってみましたが、インクィジタークラスとはプレイ感はかなり違っていて、恐ろしく高火力なところに加えて、瞬間的なダメージが高く殲滅速度が非常に高いのが特徴で、本編なら大抵の敵は「マーク オブ トーメント」「 エレオクテスの鏡」のリチャージ前に倒してしまうので、装備のスキルボーナスを考えると排他スキルは「スターパクト」でなく「レックレス パワー」でも良いくらいです。

一方ディフェンスに関しては、「インクィジター シール」の方が手軽で安定感があると思いますが、ディフェンスの構成や装備次第では、本編を普通に戦っていても、かなりヘルスが減る場面が多々出てくるでしょう。しかし、こちらは「インクィジター シール」のように範囲に縛られなく自由に動くことが出来るので、ここは有効に使いたいところです。ということで、出会い頭に「ナリフィケイション」のOAデバフ、エレメンタルバフと「マーク オブ トーメント」かけてから、張り付き主体で速攻で倒す感じにして、長引きそうなら「 エレオクテスの鏡」を使ったり、デバフや耐性低下がきつそうなら、少し動いたり、という感じで戦うのが良さそうでした。

さて、今回は強ビルドということで、いつもより詳しく書いてみましたが、実際に使ってみると時間短縮によるディフェンス力より、意外にも火力の強力さのほうが印象に残る感じで、インクィジタークラスにも真っ向から対決できる火力というのが、さすがにイーサーもエレメンタルに負けないくらい強いな、と思うところです。ということで、アポステイトやリチュアリスト、あるいはデファイラーでさえもエレメンタルからの属性変換をうまく使ってあげれば、非常に高火力なビルドが作れそうです。

ということで、結論としてはスペルバインダーの勝ちでしょう。やや上級者向けな感じがありますが、あくまで高難易度においての話で、本編では操作や装備がある程度適当でも問題ないし、総合力では間違いなく全ビルドの中でも1,2を争うレベルの強いビルドなので、文句なしにオススメできます。

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今回はネクロマンサーということで死の目覚めの修道会の修行僧ファッションにしてみました。とにかく火力の強さに驚きますが、なんとなく「クレアボヤンツ ワンド」の壊れたダメージブーストに、エレメンタルからの属性変換がさらなる火力強化を引き起こしている感じです。ともあれ、キャスタークラスの組み合わせでありながら、デスナイトを軽く蹴散らし、インクィジターにも対抗できる程の強さ、というのは気分が良いものです。

*修道僧ファッションはあまりに寂しく、見た目で力負けするので急遽画像を差し替えました。(・_・;)

2018年5月2日水曜日

ホームランド:2刀型毒酸ウィッチハンター

次は、スペルバインダーの予定でしたがフォーラムに面白いビルドがあったので、ちょっとレベリングを中断して試して見ました。→リンク

*海外ドラマ「ホームランド」について触れておくと、毎シーズン場所や設定が大きく変わり、過去の例でいうと「プリズン ブレイク」みたいな感じですが、このパータンは難易度が高いのでシーズンによっては失敗するリスクが高いところ、このドラマに関してはシーズン7においても全くクオリティが下がること無く、また現実の世界の最新の社会情勢も巧みに取り入れた非常に質の高い素晴らしい作品です。

その前に、いよいよパッチが近づいてきましたが、今回もかなりの変更が盛り込まれた大型パッチになりそうです。目玉としてはDAの修正だと思いますが、フォーラムの討論でも出ていた通り命中率は60%が上限になるようです。このため、おそらくデバフ分の超過を見越してもDAを4000以上に上げる価値はなくなるでしょう。そして60%ではボスクラスやネメシス相手にとても耐えられる数値ではないので、しっかり耐性や装甲を上げておく必要が出てくると思います。とはいえ、どちらかというと結局最後はボスクラスとの力関係で全てが決まるわけなので、実際のところは、DAよりはクルーシブルなども含めた、敵の強さに関するバランス調整のほうが影響は大きいと思われ、そこでビルド作成におけるバランスが変わってくるでしょう。

では本題、今回は2刀型の毒酸ウィッチハンターで、なんとなく懐かしのビルドというイメージを受けてしまいますが、どこが面白いかと言うと、なんといっても通常攻撃をレリック「ミストボーン タリスマン」「トロール レイジ」を持ってきたところですが、正直微妙な感じもします。(・_・;) しかし、武器「神話級 ヴェノムラッシュ」2本に、頭の「神話級 毒刃のカウル」のスキル変化が共に「アマラスタのブレイドバースト」の冷気→酸変換が100%なので、合計で300%変換になるのは、結構ヤバそうです。(注:属性変換は100%が上限のようで300%にはなりませんでした。)

それ以外では、レアメダル「バジリスク マーク」のスキル変化「リング オブ スチール」への刺突→酸100%変換に、アミュレット「夜の囁きの導管」のランダムスキル変化での「エクセキューション」への冷気→酸100%変換が加わります。全体的は毒のDoT強化の装備が多い感じですが、このスキル変換でかなり酸も強化されるので、属性的にはバランスが取れている感じがします。

他に、星座は毒酸型として非常にオーソドックスなパターンですが、「噂の女王マーマー」はやはり取ったほうが良いと思うので、ここはアレンジして取ります。スキルでは「ドリーグの邪眼」を取らない、ナイトブレイド特化で、スキル変化を重視した構成です。そしてパッシブスキルを強化して、攻撃速度をMaxまで上げる武器攻撃の2刀型ですが、クリティカルダメージが低いところは若干気になります。

では、早速作ってみます。レア装備が揃わない部分は諦めますが、攻撃速度、気絶耐性はできるだけほしいので、星座をかなり変更して、スキルも「ソレイルのウィッチファイア」を取ったり、コンポーネントも替えてみたりと、今回は結構アレンジが多めですが、やはりAffixでキングス付きのものはほしいところです。では、実際に戦ってみますが、予想外にディフェンスが安定しているのに驚きます。DA、装甲がまずまずな所に、ヘルス変換も充分で、ヘルス再生スキルも2つあり回避も高いということで、殆どの敵相手に張り付きのままでも安定して戦えます。火力に関しては全く問題はないものの、他の高火力ビルドに比べると、やはり少し倒す速度が遅めな感じがします。ただ毒のDoTは火力・持続時間共に高いので、強敵相手にはヒット・アンド・アウェイでも戦えるので総合的に見ると悪くありません。

AoM以前では毒、出血、燃焼などを特化したDoTビルドが非常に強かったのですが、AoMでは弱くはないものの以前のような強さはありません。これは、スキル変化や属性変換等の効果もあり、持続系の攻撃より直接系の攻撃の方が火力が出るようになったことと、火力が同じならDoTは殲滅速度が遅くなる傾向にあるので、この辺のバランスの変化によって現在DoT特化というのは不利になっている感じです。ということで、「トロールレイジ」「アマラスタのブレイドバースト」が特に凄いという感じではないものの、非常にバランスが良く、今まで幾つか試してみた毒酸型ビルドの中でも、非常にユニークだし良い出来だと思います。

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見た目は恒例の派閥装備ルックスで、今回はデビルズ クロッシングで揃えてみましたが、全くイケてないです。(・_・;) さて、ビルドの強さというのは、単に火力が強いだけから、戦い易さや、ディフェンスの強さなど様々で、野球に例えると本塁打でも、バックスクリーンへの特大の飛球から、完全に届いていないところを野手のグローブに弾かれて何故か入ってしまったという自殺点みたいなのものまであります。ということで、今回のビルドのホームラン度としてはライナー性の会心の当たり、という感じでしょうか。(ということで、タイトルも海外ドラマとは全く関係ない、恒例の引っ掛けでした。 (・_・;))