2019年5月25日土曜日

新セット装備プレビュー

突然抜き打ち的にV1.1.2.5パッチが当たりましたが、モンスターのテクスチャを変えたとのことで、そのくらいなら次のパッチと一緒で良いような気もしますが、よほど気に入ったのか、何も考えてないのか、真相は不明です。(・_・;)

で、昨日書いたようにTwitchで次のパッチで追加予定の新セット装備の紹介があったので書いておきますが、今回はすべての部位のステータスを確認できたので、手抜きしないで全て画像を載せておきます。(・_・;) まあ、報復ウォーロードで新装備も集め尽くしただろうから少し餌をまいておくか、ということかもしれませんが、セット変換出来るようになったので以前よりは集めやすくなったのが救いです。

*報復ウォーロードについては、やはりある程度強くしておこうという目論見がある感じで、AOMで言うところのクリーグデスナイトのような、FGの顔的なビルドという位置づけなのかもしれません。


・The Korvan Dunefiend


武器2つにヘルムとチェストの4点セットで、属性は刺突・毒酸ですが毒酸メインと考えて良いと思います。スキル変化としては「アイ オブ レコニング」「シャドウ ストライク」「ドリーグの血」で2刀ということから考えるとダーヴィッシュ、ウィッチハンター向けのセットでしょう。

個別の装備で見ると武器2つはそっくりなステータスで共に100%物理→酸変換があるのは無駄とも思えますが、もしかしたら単体での利用も考えてのことなのかもしれません。あとヘルムには雷→刺突という珍しい属性変換が付いています。


このセットの最大のポイントとしてはセットボーナスで、「シャドウ ストライク」の12%の確率で100%クールダウン短縮による連続アタックのようですが、12%なので動画を見ても当たり外れが大きい感じで実際にどれだけ効果があるのかは謎ってところです。(・_・;) あとダーヴィッシュとしては「アイ オブ レコニング」にヘルス変換が乗るのと火炎→酸変換も付いてほとんど毒酸になるのでなかなか良さそうです。一方ウィッチハンターの方は「シャドウ ストライク」「ドリーグの血」の強化だけではちょっと足りない感じもするところです。


・Targo’s Craft


片手メイスにヘルム、チェスト、ショルダーの4点セットで、属性は物理・刺突ですが内容的には完全に物理と言って良さそうです。スキル変化としては「ジャッジメント」「アマラスタのブレイドバースト」「ブレイド アーク」で、これまたダーヴィッシュに、ブレイドマスター、ウォーロードに向いたセットでしょう。

個別の装備では「ジャッジメント」は体内損傷強化なので自然とDoTメインの形になりそうです。ヘルムはオースキーパー、ナイトブレイドの全+1。また、武器もソルジャー全+1に体内損傷の持続時間延長が付いていて単品利用も可能かもしれません。


セットボーナスでは3セットの体内損傷と攻撃能力強化が良い感じです。また、4セットの「ジャッジメント」への武器ダメージ追加もポイントでしょう。ということで、物理ダーヴィッシュという新しいオモチャで遊べそうな良セットという感じですが、せっかくターゴの名前がついているので、盾持ちにして星座も揃えてあげたいところです。(・_・;)



・Pyran’s Ruminations


なにか見た目のインパクトが凄いですが、(・_・;) ヘルム、チェスト、ショルダーにオフハンドという4点セットで、属性はDoTコミコミのエレメンタルです。スキル変化は「デヴァステイション」「モータートラップ」というド派手なところを強化していてワクワクしますが、そこに続くのが何故か「サモン ガーディアン オブ エンピリオン」で、普通ここは「カラスターのルーン」一択だと思うところですが、「拡張売れてないしな~」という大人の事情なのか、(・_・;)「オースキーパーではこれが一番派手なスキルだろう。」という感じで、こういうのを見ると開発のセンスに対する疑いの眼差しが出てくるわけです。(・_・;) ともかく、ソーサラーを本命として、シールドブレイカー、テンプラー向けのセットでしょう。

個別の装備では、これもヘルムにデモリッショニスト、アルカニストの全+1に雷→火炎変換も付いてソーサラー向けとして非常に優秀。一方オフハンドはシールドブレイカー向けとして優秀な感じです。まあ、ソーサラーにおいてはディフェンス力が問題になるわけですが、そこを考えてかヘルス再生がたっぷり付いているのがポイントで、要は張り付きなんか所詮無理なので「Run!」ってことだと思います。(・_・;)


セットボーナスでは、ここでも3セットで5%攻撃能力が付いています。そして4セットでは「モータートラップ」の召喚数+1ですが、存続時間延長もあるし召喚数+ということではアミュレット、グローブが空いているので6機召喚ができそうです。「デヴァステイション」は効果時間3秒延長に、耐性低下、100%イーサー→火炎変換とこれも非常に強力。さらにアイテムスキルも付いているという豪華さで、前回のメテオ・ソーサラーの強さから考えると、今回のセットの中では目玉ではないかと思えるところです。



・The Voidsoul


ヘルム、チェスト、ショルダーに盾の4点セットで、属性はカオス・生命力になっていますが内容的にはカオスメインという感じです。スキル変化としては「メンヒルの盾」「イグナファーの炎」「ドゥーム ボルト」で、パラディン、センチネル、デシーヴァー向けというところでしょう。

個別に見ると盾がオースキーパー、インクィジターの全+1に「メンヒルの盾」の100%物理→カオス変換、さらにアイテムスキルでカオス・生命力の耐性低下が付いていて優秀です。それ以外ではヘルムのエレメンタル→カオス変換が珍しいですが、これだけだと足りないので他の部位でもサポートが必要でしょう。


セットボーナスでは、「メンヒルの盾」のダメージ修正総計55%はひょっとしてヤバイか?(・_・;) ただ属性変換は火炎→生命力で、カオスでないところは要注意でしょう。「ドゥーム ボルト」の方は100%生命力→カオス変換にヘルス変換が付いているのがポイント、「イグナファーの炎」は生命力減衰ダメージ強化にヘルス変換というところですが、全体的に見て難しそうなセットです。(・_・;) とりあえず、排他スキルは「ポゼッション」なら問題ないですが「三神の道」にはカオス強化はないし属性変換が邪魔になる可能性もあります。また、「イグナファーの炎」「ドゥーム ボルト」はエナジー消費が高いので対策が必要になると思います。ということで、あくまで「メンヒルの盾」を軸に考えるべきかなという気がします。


・Rotgheist


ヘルム、チェスト、ショルダーにアミュレットの4点セットで、属性は毒酸・生命力です。スキル変化は「プライマル ストライク」「ドリーグの邪眼」「ヴィールズ マイト」で、カンジュラー、センチネル、アルコンがターゲットだと思います。

個別ではヘルムのシャーマン、オカルティストの全+1に「プライマルストライク」への100%物理→生命力変換がポイントで、セットボーナスの雷→生命力変換と合わせて全て生命力に変わる形です。あとは、「ドリーグの邪眼」はリチャージが1秒増えるがダメージ修正総計が45%、ただし、どこにも生命力変換はなく、導管を使うにもアミュレットはふさがっているのでここをどうするかは考えるところでしょう。他にはアミュレットには「ヴィールズ マイト」の100%物理→生命力変換に「ドリーグの邪眼」「ヴィールズ マイト」にヘルス変換が付きます。それ以外ではチェストとショルダーに雷→生命力変換がありますが、これは「ブルート フォース」の変換用ということかもしれません。


セットボーナスは、「ドリーグの邪眼」「ヴィールズ マイト」が毒酸強化、「プライマルストライク」が生命力強化って感じですが、なんとなく、センチネルなら毒酸、アルコンなら生命力、カンジュラーは難しい。(・_・;) という感じで真っ二つに分かれるところが頭を使いそうな感じです。ただ生命力化した「プライマルストライク」というのが売りだと思うので、そこが軸になるでしょう。



来週は「Warhammer: Chaosbane」が発売になるので場合によっては、このブログの更新がなくなるかもしれませんが、まあ、同じゲームを何年もやるのは健全とは言えないのでたまには別のもやるべきかなとは思います。(ゲームそのものをやめない限り大して違わない気もしますが。(・_・;))あとは、海外ドラマも「ゲーム オブ スローンズ」のファイナルシーズンに、AmazonPrimeで一押しの「スニーキー・ピート」のシーズン3、さらにHuluでは「刑事ジョン・ルーサー」のシーズン5も来て、やること、見ることいっぱいって感じです。(・_・;)

2019年5月24日金曜日

Forgotten Gods その14:ゴースト 天国からのささやき

拡張も一段落したのか常連人のビルドラッシュも収まって(mad_lee氏だけは量産継続中。(・_・;))平和な日々って感じですが、この間を利用してマイナーなビルドもいくつか取り上げてみたいと思います。ただ、今回は数が多いので軽めにサラッと流す感じで行きます。

*まあ、たくさん試していると書くのも面倒になってきて、もう全部ボツにしようかと思いましたが、(・_・;) 明日Twitchがあるらしいので、一応最近試したビルドの記録として出しておこうと思います。

タイトルは映画「シックスセンス」のように幽霊と話ができるという能力を持つ主人公が活躍する海外ドラマからですが、毎回霊が主人公に頼み事をしてきて、それを無事解決して成仏するのを見送るという、これだけで全ての説明ができる分かりやすいドラマですが、(・_・;) 結構泣かせると言うかホッコリ系という感じで、最近はこのようなタイプのドラマはほとんど無く絶滅してしまった感じもします。ということで、今回はこの世に未練を残したまま忘れ去られていたビルド霊、じゃなかったビルド例がいくつか出てきますが、ようやく光の向こう側へ旅立つ時が来たのかもしれません。(どこに行かせるんだよ。(・_・;))


最初に、MercyMaker氏がx1x1x1x2氏のモータートラップ・ピュリファイアでグラディエーターのW151-170を4分27秒という凄いタイムを出しています。ただ、これは定番の祝福3つ+ヴァンガードバナーに加えてストームコーラービーコンを3つも使っていて、これは普通にやるとトリビュートポイントが足りなく、ウェーブ1からやるとか、何回かやったあとの最後とかでないと無理そうなので失格でしょう。(・_・;) とはいえ、普通にやっても6分前半くらいはいけるようだし一応試してみました。→ リンク

で、結果としては、火力=強い。エナジー=足りない。ディフェンス=弱い。以上。(軽く流しすぎだろ。(・_・;))

では、もう少し書いておくと、「モータートラップ」は最大6機設置可能なので、火力は申し分無く装備が若干劣化しているものの下の画像のように最大DPSは1,000Kを超えます。ただ、素のディフェンスはそこまで強くないし、エナジーもかなり厳しいので普段使っていて快適かというと難しい面もあります。ということで、本編程度なら「モータートラップ」を設置しているだけで楽勝ではありますが、高難易度になると、ディフェンスに関しては立ち回りを含めた操作というのがポイントになってくる感じです。

このように狭い範囲で敵が密集している状況での殲滅速度に関してはピカイチで、間違いなくトップレベルの火力という感じがします。

GrimDawnTools
メダルは無かったので「カイモンズ バッチ」で埋めました。また、オフハンドも手元にあっただけのものなのでかなり劣化しています。その辺りを考えると凄い火力という気もしますが、「グレネイド」「キャニスターボム」「モータートラップ」今やデモリッショニストの主力スキルと言えるほどに強くなった感じです。


ついでにもう一つ。最近のビルド例を見ていると、確実にデモリッショニストが強くなったことが分かるわけですが、そうなるとひょっとしてソーサラー辺りも結構行けたりする?とか思ってしまうところで、そこで出てくるのがShoot2033氏のソーサラーです。 → リンク

非常にレトロ感満載のメテオ・ソーサラーですが、グラディエーターのW151ー170を6分29秒ってマジですか? そして、是非動画を見てほしいところですが、いかにもソーサラーって感じのド派手な火力で、結構イケてる感じがします。(・_・;)

GTリンク
メテオ・ソーサラーに「モータートラップ」を添えてみました的な古き良きソーサラーの焼直し的な作品にも見えますが、これだけでグラディエーターを普通に戦えるようになったというのが「時代は変わったな~」とため息が出るところです。(・_・;)

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次は、ついに出た~\(^o^)/ 注目の両手刺突ビルドですが、Firozo氏の刺突ブレイドマスターでグラディエーターのW150-170が6分ちょうどくらいという素晴らしいタイムが出ています。→ リンク

正直刺突ビルドというのは、「ベルゴシアンの屠殺」セットと「ヴァルダンの背信」セットを使ったビルドくらいしか無いわけですが、パッチで「ファンタズマル ブレイズ」強化に変わった両手剣の「根深き怨恨」をメインに、あとは刺突で合わせただけというような寄せ集めみたいな構成です。ところが実際使ってみると結構なダメージが出るのが驚き。まあ、例によってエナジー消費が大きいスキルなので星座は「吟遊詩人のハーブ」が必須という感じになりますが、刺突の場合は位置的に取りやすいのでうまくまとまっている感じで、カカシのヘルスリセットまでのタイムも20秒と、もう刺突も馬鹿にできません。(・_・;)

 範囲攻撃力はあまり無いですが、接近戦での単体火力は非常に高くゴリゴリ削って行く感覚は結構新鮮です。

GrimDawnTools
アミュレットのスキルは記事のコメントで指摘があったように「ブレイドスピリット」の召喚数+1のものに替えました。それにしても、単体火力の高さは驚きで、さすがは両手武器という感じですが、使用スキルも少なく操作がシンプルだし思ってた以上に良い出来で他のクラスや刺突・出血という形でも行けそうな気がします。

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次に、パッチで大変更となった「イスカンドラの統一」セットを一応試しておこうと思いますが、このセットはアルカニストのスキル強化しか無い専用装備という感じなので、クラスはいろいろ考えられ、「トロザンのスカイ シャード」メインということならソーサラーかメイジハンター、あるいは冷気・雷も合わせて変換してドルイドというのも面白そうですが、よく考えたら火炎・イーサーのウォーロックが「イスカンドラの統一」セットを装備したままになっているので、そのまま使ってみることにしました。(手抜きです。(・_・;))

ビルドの構成的な部分は、あまり書くことが無いですが装備は火炎特化型になるので、リングを「神話級 永劫火葬の指輪」2個にしました。これで、セット装備のイーサー→火炎に加えて、雷、冷気→火炎変換も使えるようになります。あとメダルは耐性確保にヘルス・装甲もありピッタリだったのでレア品を使いましたが、似たようなステータスの「神話級 セレニアの推賞」でも代用できます。

星座は「イオンの砂時計」を使うCDR型ですが解説の必要がないほど普通です。スキルに関しては「トロザンのスカイ シャード」のフル強化は当然として、それ以外で「オーバーロード」「アルケイン ウィル」のどちらを強化するか悩みましたが、試してみたところでは、やはり「アルケイン ウィル」強化のほうがディフェンス的にも安定するので良いと感じました。あと、最後に火炎型ということであれば「オレクスラのフラッシュ フリーズ」は使いたいところなので10ポイント賭けてみました。(・_・;)

そして、それに加えて「デヴァステイション」「ウルズインの松明」「メテオ シャワー」などが雨あられと降り注ぐわけで、火力的には全く不足はないですが、やはり「オレクスラのフラッシュ フリーズ」「キャリドアのテンペスト」のコンビネーションはヤバイとしか言えない感じで、凍結する敵はとんでもない耐性低下を喰らって面白いように死んでいきます。(・_・;)

カカシのヘルスリセットまでのタイムは30秒で、範囲攻撃力は申し分ないし、今回は燃焼DoTもかなり高いく持続時間も437%あるので、ヒットアンドアウェイ的な戦い方でも行けます。で、FGエリアをクリアまで戦ってみると、正直雑魚などは「オレクスラのフラッシュ フリーズ」「キャリドアのテンペスト」だけで死んでいくので、トロザンのスカイ シャード」「デヴァステイション」を撃つ必要もない感じで非常に快適です。まあ、「オレクスラのフラッシュ フリーズ」は多くの人からイジメられる代表的なスキルですが、これだけで、火炎耐性を100%前後も下げられるスーパースキルなので、凍結する敵は面白いように死んでいって、思わずプレイしていて笑いがこみ上げてきます。(・_・;)

*シャッタードレルムでは、耐性低下をてんこ盛りにかけられて即死というのが日常茶飯事で、ムカッと来るわけですが、自分がかける方に回るとこれほど楽しいものはないです。(・_・;) 



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それにしても、このキャラは久しぶりに使いましたが、相変わらずデタラメな戦い方してるな~という感じで楽しいです。(・_・;) まあ、ディフェンスは決して強くはないですが、このビルドはこれで良いような気がします。ということで、本来なら日wikiも更新したいところですが、久々に見たら更新しすぎてて訳が分からなくなっているので、そっと立ち去りました。(・_・;)

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最後に、まだ試していない新セット装備で「骨狩り卿」セットを試してみますが、特に参考になりそうな例がなかったので(面倒なので探してないだけ。(・_・;))0から考えてみます。まずこのセットは、何と言ってもヘルムの「インクィジター シール」の耐性低下&召喚数+2に、フルセットボーナスの「インクィジター シール」「サイフォン ソウルズ」への耐性低下のスキル変化が売りだと思いますが、これを考えるとアポステイトが最適に思えます。ただ、耐性低下はイーサー・エレメンタルの両方で、鍵となるのは「インクィジター シール」なので、インクィジターは必須だと思いますがサブはイーサー・エレメンタルに適合するクラスであれば何でもあり得ると思います。

今回のアポステイトも、イーサー・エレメンタルのどちらでも行けそうですが、装備の生命力→イーサー変換を活かすということでは、イーサーのほうが良さそうなのでこちらをメインにしてみます。あとは、サブの火力として「リープスピリット」を使ってみますが、バフ目的で「ソウル ハーベスト」も強化してみましょう。とりあえず、装備はイーサー型のスペルバインダーに沿った形、星座も同様ですがイーサー・生命力型になるので「レブナント」取ってみます。スキルは排他オーラが問題ですが詠唱速度はいらないし生命力減衰はメインではなく、今回は「リープスピリット」メインでペット強化も無駄ではないことから「マスター オブ デス」にしました。あと、「インクィジター シール」もメインなので属性変換はあまり無いですが「アルケイン エンパワーメント」にも振ってみます。

これで軽く戦ってみた感じは、まず「インクィジター シール」は最大5体召喚可能で、動ける範囲が広くなることと、火力としても見込めるので星座の割当は大事でしょう。あとは、フルセットボーナスのヘルス変換に加えて、今回は武器参照付きの「リープスピリット」「ボーンハーベスト」を使うので星座でもヘルス変換を取っていて、ヘルス回復力が非常に強力でオフハンドキャスターとは思えないくらいディフェンスがしっかりしています。ただ、殴りの強い敵相手に手が止まると流石に危ないので、そこは「マーク オブ トーメント」をうまく使うかですが、不安なら星座の「レブナント」「真面目な見張り」などに変えても良いかもしれません。


 数は力。「インクィジター シール」もこれだけ出せれば自由に動けるし、火力としても計算できるってことで、やはり装備は実際使ってみないとどんな感じなのか判断するのは難しいです。統計情報ではペットの火力の割合も高めになっていますが、属性が生命力よりになるのがちょっと難しいところです。

カカシのヘルスリセットまでのタイムは50秒ほどと全く奮いませんが、実際には「セオディン マルセル」を倒すのもかなり速いしエルドリッチの太陽 コルヴァークの発現」(名前が長過ぎなので「コル現」と呼ぶことにしますがカエルの風邪薬みたいです。(・_・;))も張り付きで倒せました。まあ、FG以降ではステータスにおける%の補正ダメージやカカシ相手のタイムは全く参考にならなくなった感じで、今まで以上に数字に捕らわれない方が良いと思いますが、カカシ相手は似たようなビルドや同じビルドで装備、星座、スキルなどを変更して比較する分には有効なので全く使えないわけでは無いです。あと、グラディエーターも設備・祝福無しでW150はクリアできたので強さ的には十分に合格点を出せる感じでした。

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このセットもすこぶる見た目が地味で、かなり損をしている感じもしますが、セット自体はそこまで悪くない感じで、要は「インクィジター シール」も数が増えれば「ストーム トーテム」的な使い方が出来るということかなと思います。また、キャスタービルドにおいてディフェンスが強いというのはそれだけで強ビルドになり得る条件かなと思います。唯一の難点はエナジー消費の高さで、今回は火力アップも兼ねて属性値を精神力に振ることでエナジー再生力を稼いでいます。



というところで、ようやくマイナーなクラスを試すところまで来ましたが、FGをざっとプレイしてみて感じるのは、まず、オースキーパーに関してはウォーロードだけは頭一つ出ている感がありますが、それ以外は特に強すぎるという感じはなくAoMのインクィジターの派手さに比べるとおとなしい感じです。そして、ソルジャー、インクィジター、シャーマンあたりと比べると、差をつけられていた感じのオカルティスト、アルカニスト、デモリッショニストはディフェンスも強化されていて、かなり良くなった感じがします。つまり、飛び抜けた強さを持つビルドが少ないということは、逆に言うとバランスが取れてきたということでもあるので、好意的に捉えるとこれはマイナーなビルドを使うチャンスとも言えるかもしれません。(・_・;)

2019年5月19日日曜日

Forgotten Gods その13:レイ・ドノヴァン

前回の「キャニスターボム」の火力には正直驚きましたが、やはりFGにおいて燃焼ダメージというのは一つポイントかなという感じです。まあ、ワルの間でネンショウといえば少年鑑別所のことだし、(・_・;) デモで火炎瓶や手榴弾を投げるのは完全にワルのイメージなので問題ないと思いますが、行動系耐性が標準値を「割る」のは問題だと思います。(・_・;) また、sigatrev氏の新カオス・カバリストもタイムを5分07まで縮めてきましたが、所詮彼もSuperfluff先生と同類だったということでしょうか。(・_・;) ただ、「グルの悪意」セットは例によって色々なパターンを研究しているようで特に「リープスピリット」をカオス化して使うバージョンは非常に面白いです。→ 動画リンク


タイトルは、トラブルを解決するフィクサーを描いたサスペンス物の海外ドラマからですが、残念ながら動画サービスでは配信していないために見たことはありません。ただ結構評判が良くて面白そうなので、是非そのうち見てみたいところです。で、パッチ後にイーサーレイを使ったビルドは山のように出ていますが、だれもがイーサー「レイ」で一番強いのは「どの版?」って思ってしまうところです。ということで、あとでイーサーレイの記事ってどれだっけ?と思った時にもすぐに思い出せるという、非常に考え抜かれたタイトルになっています。(本当かよ。(・_・;) )


ここで突然News Flashのコーナーです。(・_・;)
・Grim Internals 32bit版のサポートが打ち切りに。
当初は64bit版は出さないとか言ってたような気もしましたが、こちらの目処がたったことで32bit版を切ることにしたようです。まあ、先日のパッチで旅行中に更新されなかった時の催促の書き込みの量を見ると、毎回更新するのも大変だろうし、やむを得ないところでしょう。多くの人はオートピックアップや、テレポートなどの便利機能が目当てなのかもしれませんが、個人的には例えばDoTやスキル別のダメージとかが出せればビルドの研究に役立つので、どちらかというと統計情報の方に力を入れてもらったほうが嬉しい感じがします。

・次のV1.1.3.0で、新セット装備が5つ追加。
最新のGrim Misadventureでの情報ですが、このサービス精神だけには頭がさがるというか、「Zanちゃん。あんた疲れを知らないな。」というか、まだ、新装備すら全て試しきれてない状態で、ちょっとペース早すぎでついて行けてませんが... (・_・;) まあ、準備ができた所でまたTwitchでお披露目があるのではないかと思います。

・「怒り司令」ことmad_lee氏。ついにやっちゃった?
フォーラムでmad_lee氏のステータスが一時的に「Banned User」に変わっていました。まあ、いつかやりそうだとは思っていましたが、精神汚染で暴走したのか「追放者」となってしまったようです。(・_・;) *現在は元に戻ったようで一安心?。

・韓国のAKDONG氏もひっそりと復帰。
過去に当ブログでも「パネッティの複製ミサイル」の興味深いビルドを紹介したAKDONG氏ですが、「ダガロンの破壊」セットを使った2丁拳銃のピュリファイアを出しています。→ リンク  ちなみに同じ韓国のShopping氏は今何をやっているかというところですが、動画を見ると「モンスターハンター」を楽しんでおられるようで当面復帰はないでしょう。(・_・;)

・タイタンクエストに新拡張パック登場
このゲームの元になっているということもあって共通点も多いのですが、まだ開発を続けていたとは思いませんでした。(・_・;) まあ、流石にシステム周りはかなり古いのでGrimDawnと比べると厳しかったりはするのですが、このゲームのヒットもあってか今年のハクスラゲームは豊作な感じで、5/31リリース(スタンダード版は6/5)の「Warhammer: Chaosbane」は日本語にも対応していて良さそうなのでやってみようかなと思案中です。まあ、個人的にはWarhammer 40000の方が好みですが、最近はTotal Warなどで知名度も上がってきたので注目なのかもしれません。

ちなみにこのWarhammerは元はボードゲームなので設定情報が非常に細かく、背景の情報を読んでいるだけでも面白いですが、当然マニアックなだけにハマるとヤバイので覚悟が必要です。(・_・;) 

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早速、今回のお題ですが「アルブレヒトのイーサーレイ」が貫通するようになったのはやはり大きなところで、フォーラムにも驚くほどたくさんのビルドが出ていて、開発としても久々の成功事例かな、(・_・;) という感じですが、いくつか見てみたいと思います。

まず、イーサー属性で使う場合は同時にデザイン変更された「千里眼の集中」セットを使うことになるのですが、カオス属性が無くなってイーサー・生命力になったことで、よりスペルバインダー向けにシフトした感じになりました。スキル強化についても「アルブレヒトのイーサー レイ」「リープ スピリット」強化へと変わりましたが、一方で、AoMでぶっ壊れた感があったワンドのスキルは排除されて、かなりマイルドになった感じがあります。

というところで、エントリーナンバー1番。こちらも久々の投稿ですが中華コミュニティの顔とも言えるABCbarbecue氏が出しているバージョンを見てみましょう。リンク  おそらく、このビルドにおいて装備でポイントになるのはアミュレットとオフハンドの選択かなと思いますが、ここでは「神話級 グリムドーンのエッセンス」にレアMIの「パルシングシャード」になっていて、ヘルス変換重視の安定性を考えたチョイスで、非常にABCbarbecue氏らしさが出ている感じです。そして、中華ビルドではおなじみの装甲吸収率78%に、保険としてメダルは「神話級 神聖の標章」というのが特徴的です。

星座に関しては「禿鷹」というのが珍しいです。これは属性値の振り方から考えると精神力の%ボーナスを目的とした選択のようで、こういう発想は普通なかなか出てこないので、是非見逃さないようにしてほしいと思います。あと「レブナント」もスキルまで取っていますが、ペットの属性がイーサー・生命力なので今回のような場合は最も有効に使えるケースではないかと思います。

最後にスキルに関しては「アルケイン ウィル」にかなり振っているのが面白いです。これは、ワンドの下がった補正ダメージの代わりと、パッチで強化された防御能力にチャネリングということでのエナジー確保の3つをこれで確保しようという、非常に興味深い考えで、リチャージ自体も短いので面白いです。ということで、戦い方もこれを想定した立ち回りが必要になってくるでしょう。それ以外では排他オーラは「ハービンジャー オブ ソウルズ」ですが「リープスピリット」は使わず、「エレメンタルバランス」でクリティカルダメージを上げる方を選んだ形です。

あと、シャッタードレルム版もありますが、星座が「天の槍」から「死者のチャリオット」に変わっています。これは攻撃能力は確保したいが、耐性超過をもう少し確保したいということでの変更という感じに見えます。また、スキルでも、「ナリフィケイション」にポイントを振っていますが、デバフ対策としてリチャージ短縮を重視していることが分かります。あとは、属性値も体格に振って防御能力をしっかり上げているのがハッキリ分かりますが、ここに、クルーシブルとシャッタードレルムの対応の違いを見ることが出来ると思います。

全体的には、クルーシブルよりはシャッタードレルムを想定した作りという感じで、クルーシブルのW151-170のクリアタイムは7分20秒くらいで、そこそこってところですが、マップが「深淵の坩堝」に「ストームコーラー」ビーコンを使うなど、フォーラム常連とは違うアプローチを取っているのが新鮮でなかなか興味深いです。

ABCbarbecue版(クルーシブルバージョン)
GTリンク
相変わらず強さやタイムが全てではないという作り方で、いかにもABCbarbecue氏というか中華ビルドらしい感じがしますが、一見地味に見えて考え方的なところでは、非常に攻めの姿勢を感じる部分もあり、おなじみの常連人が作るビルドより遥かに斬新な構成の素晴らしい作りです。


次にmad_lee氏が動画で出しているバージョンですが、→ 動画リンク こちらは、オフハンドが「神話級 嘘の古写本」でレア無しで揃えた形です。星座は従来のスペルバインダーそのままで「瀕死の神」「天の槍」の組み合わせで他の部分も全く同じという感じになっています。で、ポイントとなるのがスキルで、「リープ スピリット」をフル強化していますが、個人的にはイーサーレイと同時に使うにはちょっと使いにくいスキルかなという感じがしないではないです。また、排他スキルは「レックレスパワー」なので、「リープ スピリット」はこれだけのために取った形です。

mad_lee版
GTリンク
mad_lee氏が動画で出しているバージョンですが、装備・星座・スキルとセット装備をそのまま活かす感じの作りでリファレンスに近い構成ではないかと思います。グラディエーターのW151-170は6分50秒で、この辺りが一つ目安となりそうです。上のABCbarbecue氏と比較すると考え方の違いがハッキリ分かって面白いですね。


最後に、スペルバインダーということでは黙っていられないということなのか、(・_・;) ya_氏も出してきました。 → リンク そして、グラディエーターのW151-170は5分43秒、そして、これまた久々登場の Mercymaker氏だと5分20秒ということで、これはもはやトップビルドと言っても良いタイムで、とうとうイーサーレイもここまで来ましたか。(・_・;)

装備ではオフハンドはレアMIの「フレッシュワープト トウム」を使ってきました。これはベースの生命力→イーサー変換に、「アルブレヒトのイーサー レイ」の雷→イーサー変換を目的としたもので火力重視の選択です。他にはセットは2点だけに落としてヘルムを「追放者の秘密」にしていますが、これも火力重視の選択でしょう。あと、ショルダーは「神話級 ドーンシャード ポールドロン」ですが、アイテムスキルのダメージ減少目的での選択です。まあ、生命力→エレメンタル変換が邪魔な感じはしますが他のステータスも悪くなく、スキル強化もあるので、火力寄りになったバランスの調整として持ってきたのでしょう。

星座は「レブナント」を取る代わりに「瀕死の髪」は4ポイントに減らした形ですが、このビルドは上のABCbarbecue版を見た上で出したものなので、そこの構成を踏まえてのアプローチの仕方と考えるとより楽しめると思います。最後にスキルですが、排他スキルは「レックレスパワー」「リープスピリット」も使わないのでネクロマンサー側はマスタリーも40までに落としています。そしてその分を「アルケイン ウィル」「ナリフィケイション」「メンタル アラクリティ」にバランスよく振った感じで、ここもABCbarbecue版を見たあとであれば、その理由がよく分かるのではないかと思います。

ともかく3者3様に見応えのある出来だと思いますが、これだけたくさんのビルドが一度に出ると比較ができてなかなか面白いところではあります。ただ、「千里眼の集中」セットはカオス・イーサーのウォーロックではちょっと使えなくなった感じもするので、大いに賑わって喜んでいる人々の影で、静かにビルドを埋葬する人もいるわけです。(・_・;)

ya_版
GTリンク
こちらは、完全にクルーシブルのクリアタイムを目指したタイムアタック仕様ではありますが、やはり5分半ばのタイムが出るというのは結構驚きで、火力を重視するならやはりイーサーに寄せたほうが有利というのは変わらないようです。ともかく「アルブレヒトのイーサー レイ」に関してはもう他のスキルと比較しても微妙な感じは一切なく、開発としても悲願達成というところでしょうか?(・_・;)

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次に、John Smith氏からも新しい動画が出ていますが、これがちょっと予想外な感じの「シャー'ズールズ ワールドイーター」「フォースウェーブ」の両手近接型で、前作のピュリファイアもShopping氏のイメージが有りましたが、今回も代表作とも言える2H火炎タクティシャンのサブをオースキーパーに変えた感じのビルドになっています。→ 動画リンク

まあ、オースキーパーは物理・火炎がメインだし「大司法官の防護」セットには「ジャッジメント」の強化が加わっているので必然的に「フォースウェーブ」「ジャッジメント」の組み合わせになっています。で、ビルドの構成については、あまり特筆する部分はないのですが、星座に関しては「イオンの砂時計」を取るCDR型にしているのがポイントでしょう。これは言うまでもなく「アセンション」「ジャッジメント」のリチャージ短縮を狙ったものです。また、前回のピュリファイアと違って、今回は近接スタイルということもあってか気絶耐性を含めた行動系耐性もしっかりと確保してあり、Shopping氏のような無茶ぶりはなく至って理性的な作りです。(・_・;)

もともとが強いビルドなので弱いわけはないですが、もうウォーロードは何をやっても強い感じで、AoMで言うところのタクティシャンみたいになっています。ということで、以前に物理や火炎で強かったようなビルドというのはウォーロードにそのままアレンジできそうな感じもあります。あと、オースキーパーについては、スキルが思ったほど強くないようなイメージを持つかもしれませんが、要はシャッタードレルムを戦うということにおいて必要なステータス(装甲、防御能力、行動系耐性、ダメージ吸収など)を用意したクラスと考えると非常に納得がいく感じで、シャッタードレルムで戦うなら新クラスを使ってね。という開発からのメッセージが強く感じられます。

まあ、シャッタードレルムのバランス的には、マップに入ってすぐに「グラヴァ'スル」がヒーローを従えて突っ込んで来たり、アルケインのバフ剥がし持ちと回復キャスターが強力なタッグを組んで全力で殺しに来たりと、やはりあと一回くらいは調整が必要な感じもしますが、自分で一回でも死んだら終わりみたいな縛りで戦ってみると意外に面白かったりするので、やはりアルティメットの難易度はこれぐらいでも良いのかなとか思ったりもします。

*とはいえ、ボス戦で「グラヴァ'スル」「ギャバルサン」が切り離せないと激厳しいわけですが、秘密会議所のマップの場合は、まだ上側の出っ張りの場所で「グラヴァ'スル」をハメられるようなので、イカサマで切り抜けるしかないです。(・_・;)

GTリンク
やはりこのビルドの操作の楽さというのは魅力だし、ディフェンス的には装甲値や防御能力が高めになるので、ウォーロードの場合は、どちらかというとクルーシブルよりはシャッタードレルムの方が向いているかもしれません。しかし、ウォーロードは報復が非常に強いので他のビルドは採用しにくくなっているのが最大の難点でしょうか。(・_・;)

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最後に、「シャッタード ガーディアン」フルセットを使った例としてmad_lee氏のサバターを見てみましょう。→ リンク 「シャッタード ガーディアン」も先日のパッチで変更が入っていて、アミュレットから全+1が消えて、フルセットボーナスに全+2が付いたことで、フルセット運用の方がメリットが高くなりました。また、シャッタードレルムの中盤以降であれば宝箱から毎回出る感じだったので、すでに100個位は売り払いましたが、(・_・;) 報酬の部屋に新しく配置された商人が販売する形に変更されました。なんとなく今までタダで貰えていたのが、逆に金を取るのかよ~という感じで、消費者センターにクレームというレベルの横暴さですが、(・_・;) エリアの移動によってステータスの厳選ができるので、本当に欲しい人にとってはこれで良いのかもしれません。

で、この「シャッタード ガーディアン」はどんなセットかということですが、ズバリそのままでシャッタードレルムを戦うためのセットです。これはステータスを見るとよく分かりますが、まず、耐性・行動系耐性がたっぷり揃っています。そして、高い装甲値を持ったヘヴィーアーマーですが、この手の装備でヘルスとエナジー再生もたっぷり付いているのは珍しいです。一方で、スキル強化は無いしスキル変化も全く無いので、それ以外の部分で火力が出せないといけません。ということで、シャッタードレルムを戦う場合はこのようなステータスが必要だよ、という意思表示とも言えると思います。そういう意味ではシャッタードレルムが鞭なら、このセットは飴という感じのお助け装備というところかもしれません。

ということで、向いていそうなビルドとしては火力はあるのでクルーシブルは戦えるが、シャッタードレルムで戦うには装甲、ヘルス、耐性などが足りないというケースでしょうか。今回のサバターは、基本はN&O型のナイトブレイドそのままで、セット装備の部分を「シャッタード ガーディアン」フルセットに置き換えただけと言って良いです。ということで、星座やスキルについては、まったくの定番的な構成で、解説は不要でしょう。要はこのような、セット装備の箇所はあまり重要性はないが、ディフェンス力が不足するようなビルドで非常に役に立つセットだということだと思います。

GTリンク
このビルド以外ではインフィルトレイターやダーヴィッシュで使っているケースも有りましたが、上に書いたような理由から特にナイトブレイドには使いやすいセットかもしれません。ただこのセット自体は火力的には優れたセットではないので、上手くバランス取らないと回復キャスターの集団相手に火力不足で泣くことになりかねないので注意しましょう。(・_・;)


2019年5月15日水曜日

Forgotten Gods その12:キングコング髑髏島の巨神

またまた疲れるくらいに新しいビルドが出ていますが、sigatrev氏からカオス・ペットカバリストの新バージョンが出て、グラディエーターのW151-170はレア無し版で5分54秒、レア有り版で5分33秒となかなかのタイムです。まあ、弱体化前のカオス・カバリストには届いていない感じですが、弱体化を受けるか受けないかくらいの微妙なグレーゾーンというタイムに、パッチを出した直後で直ぐに修正しにくいという絶妙なタイミングで出してくる辺りが流石で、非常に知的だと言わざるを得ないでしょう。(本当かよ。(・_・;))

一方、Superfluff先生はベルゴシアン・ブレイドマスターで5分02秒という最速タイムを出してご満悦ですが、やりすぎるとZantaiに撃たれるというのが分かっていながら、結局飛び込んでしまう「夏の虫」というか、(・_・;) 「とことん、イッたらんかい~」というヤクザって感じです。(・_・;) → 動画リンク

このあたりに関してはトップタイムを集めた記事があって → リンク 一部の人の闘志に火をつけた感がありますが、どうやら常連人は「5分だな。」「うむ。」みたいな暗黙のうちに誰が5分を切れるかの勝負となった感もありましたが、こんな記事を作るとZantaiが喜んでしまうのでやめておけばいいのに、とか思ってしまいます。(・_・;) で、そんな中、John_Smith氏が「ウルズインの地獄のアバター」セットを使ったピュリファイアで4分34秒という驚愕のタイムを出してきました。→ 動画リンクGTリンク *記事はまだありません。

*タイトルは2017年公開の同名映画からですが、ピーター・ジャクソンのように大作志向ではなく、あくまで怪獣映画にこだわったある意味マニアックな作品という感じでした。で、John_Smith氏といえばプロフィールの画像がゴリラなわけですが、今やキングコングという感じの暴れっぷりで、このまま行くと、穏やかな心を持ちながら弱体化による激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士」へと変わりそうな程の勢いです。(超サイヤ人ですか。(・_・;))


では、早速詳しく見てみると基本的には先日のパッチでデザイン変更された「ウルズインの地獄のアバター」を使った「キャニスターボム」をメインとした形で、セット装備は3点だけにして、アミュレットは「終わりなき炎の破片」、武器はレアMIの「フレッシュワープト インシネレイター」という形ですが、なかなかセットボーナスを捨てるのは勇気がいるところで、ここが最大の見所とも言えます。まあ、「フレッシュワープト インシネレイター」はちょっと性能がマズイので要調整って感じに見えます。(・_・;) 一応ダブルレアではありますが「オブ アルケインバランス」は必須ではないと思うので多少違っても大丈夫だとは思います。それ以外の装備については、ぱっと見意外性を感じる部分もありますがスキル強化を優先した選択です。あとリングの「神話級 光の誓約」採用しているビルドが多い最近のヒット商品です。(・_・;)

星座に関しては、両手型の火炎ビルドのパターンですが、エナジー確保のために「吟遊詩人のハーブ」が必須となるため、「アラドラーの不死鳥」を使った形で、本来であれば燃焼ダメージ強化として「マギ」を使いたかったところでしょう。最後にスキルは「キャニスター ボム」「インプルーヴド ケーシング」をフル強化で、当然「ウルズインの選民」もフル強化になります。それ以外はいかにも定番って感じで至って普通ですが、セットボーナスを捨てたために全+はデモリッショニスト+3しか無いのでポイントがきつめで、インクィジター側は「ヴィガー」も外してやりくりしていて苦労が感じられます。

「キャニスター ボム」はスキル変化でリチャージが1秒と、連射可能ですが当然エナジー消費が莫大になります。ただ、属性変換で燃焼ダメージがかなり凄いことになっていて一発撃てばあとはDoTで倒せると思うので、敵の強さに応じで投下量を調整する感じの戦い方になりそうです。また、気絶・凍結耐性が0と、なにかShopping氏を彷彿とさせる割り切り方ですが、(・_・;) ボス・ネメシスなどは注意しておかないと死ねるので、普通の人はどこかをレア装備に変えて多少は確保したほうが良いと思います。他にはアクセサリーの増強剤が「オシールの沈着」ですが属性変換があるならカオスメインでなくとも使えるので、しっかり覚えておきましょう。

では作ってみますが、武器の「フレッシュワープト インシネレイター」フレッシュワープト フレイムアイ」が落としますが、ヒーローじゃないのでドロップ率が悪く、たくさんいるヴァルバリー港を一周りしても1個出るか出ないかくらいかだし、ダンジョン内の商人も売ってないので、入手は非常に難しくクルーシブルやシャッタードレルムでないと厳しいのではないかと思います。で、当然ながら手元にも良いものがなく倉庫に一個だけあったものを使ったので劣化気味ですが、仕方ないでしょう。ただ、以前はハズレに思えていたレリックの完成ボーナスが、今回は最適だったのがちょっとうれしい感じです。(・_・;)

では少し戦ってみると、なにか燃焼ダメージがヤバイ感じで、異常なヘルスの減り方をします。(・_・;) カカシのヘルスリセットまでのタイムを測ってみると、もろにエナジーが枯渇ですが、それでも17秒程で、枯渇しなければ軽く15秒を切りそうなくらいの凄まじい火力です。とにかく燃焼DoTの威力が強烈でカカシ相手にこれだけ急速にヘルスが減っていくというのは、なかなかお目にかかれない感じで驚きです。一応派閥の評判稼ぎのためにFGをクリアするまでやってみましたが、エナジーは「吟遊詩人のハーブ」があるのでなんとかなりますが、被打時発動なので時々わざと殴られるようにしないと、全然発動しなくてエナジーが足りなくなる羽目になります。また、気絶・凍結耐性は、異常な火力による遠隔からの面制圧力が高いおかげで特に気になる感じはありませんが、ボス相手に近接で戦うと危ないので、常に動きながらというのが基本です。

ということで、意外に快適にクリアまで進みましたが最後のラスボスだけは3,4回は死にました。なので、ビルドとしてはあくまでも火力に特化したタイムアタック専用ビルドという感じで、シャッタードレルムで戦う場合は少し調整が必要でしょう。まあ、この構成を見るとソーサラーあたりでも結構行けそうな気もしてきますが、エナジーさえあれば投げまくり出来るので本編などでは楽しそうな感じもします。ともかく、ついにデモリッショニストも投げ物で戦える時代になった感じですが、ここまで火力が高いとは思いませんでした。そういう意味では流石John_Smith氏ですが、結局の所、また懲りずにステータスを盛りすぎたって感じも... (・_・;)

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そういえば、昨年Shopping氏がローカー13秒という当時の驚きとも言えるタイムを出したのが、同じく「ウルズインの地獄のアバター」のピュリファイアでありましたが、今回は投げ物メインというのが時代の流れを感じさせるところです。ということで、今後「キング・オブ・モンスターズ」ことZantaiとの戦いに注目が集まりそうです。(・_・;)

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次に、×1×1×1×2氏から「病害卿」セットを使ったオプレッサーが出ましたが、グラディエーターW151-170を6分34秒というのはちょっと驚きのタイムって感じで、こちらも全くの予想外ですが、このような意外なビルドというのが出てくるのは実に楽しいです。 → リンク

まず、この「病害卿」セットをオプレッサーで使う場合、「サモン ガーディアン オブ エンピリオン」「ラヴェナス アース」が柱となりますが、問題はそれ以外の部分をどう使うかで、ここではオースキーパーの燃焼ダメージの強さを活かすということで「ジャッジメント」「激怒の心」と星座「マギ」の燃焼DoTをを火炎→生命力変換を使うことで利用しようという作戦で、このため属性変換付きのレアMIベルト「ルナール’ヴァルゴスズ ガードル」はポイントになります。ということで、全体的に生命力減衰DoTを重視した構成ですが、持続時間も310%と十分です。

また星座に関しては、ここでもパッチで全耐性低下が付いた「レブナント」を使っていますが、「瀕死の神」を使うビルドは取りやすい場所にあるので定番になりそうな感じです。最後にスキルですが、排他スキルを「神の信任」にしているのは物議を醸しそうな所で、「三神の道」は火炎が酸変換されるので使えないからというのは分かりますが、普通は「ハービンジャー オブ ソウルズ」かな、と思うところをクリティカルダメージとスキルポイントを他に回したいという理由での選択でしょうか?

まあ全体的に見るとセット以外は、従来の装備の寄せ集めって感じで、これはある程度想像できたことから微妙かなと思っていましたが、やはりあと2つほどは新装備がほしいところだと思います。動画の方では火力的にはDoTの強さが十分に感じられて良さそうですが、ディフェンスについてはダメージコントロールに苦労している感じが伺われます。

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貴重な「病害卿」セットの使用例ということで参考になりますが、このような若干微妙な感じのセットを使ったビルドをマメに出してくれる×1×1×1×2氏も貴重です。(・_・;) ともかく、もう一声ブラッシュアップされれば十分使えそうな感じにも見えるので一応頭に入れておきたいところです。(まあ、見た目を変えないと人気は出ないかも....(・_・;))



あと、まだ紹介できていない新セットとしては「骨狩り卿」「覇者」セットがありますが「覇者」「オレクスラのフラッシュ フリーズ」、CD有りの「キャリドアのテンペスト」に、「ジャッジメント」のトリプルフラッシュを焚いて、あとは「ヴィールズ マイト」でずらかるというのが考えられますが、(お前はパパラッチか。(・_・;))消極的すぎてカシャ、カシャ、カシャと3回カメラのシャッターを切るというよりはシャッタードレルムでキレそうという感じです。(・_・;)

「骨狩り卿」の方は、耐性低下を積んでおけばなんとかなるだろう的な、適当さが感じられる珍セットだと思いますが、「病害卿」セットと同様、突っ走り過ぎていて他の装備がついてこれていないような感じがします。(・_・;) まあ、誰かが予想外の面白いビルドを出してくれることを期待しましょう。

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最後に、上で書いているsigatrev氏の新カオスペットカバリストを見ておきましょう。え~たしかカオス・ペットカバリストはパッチで死んだと思っていましたが、何と「グルの悪意」セットを使って、カオス・毒酸みたいな形で蘇生してきました。なんとなくドラゴンボールでいうところの「フュージョン」って感じもしますが、最近のペットビルドは「グルの悪意」セットが大人気で「さては、お前らみんなグルだな!」という感じですが、(何か間違っているようで、間違ってないような... (・_・;))上のように見た目は「グロ」ではないので許せます。(・_・;) → リンク

*他にはデモリッショニストで「グレネード」のことを「グレ」ということがありますが、冷気変換するならレモネードのほうが好みです。(関係ないだろ。(・_・;))


で、話を戻すと、レア無し版はカオス型のポイントである「神話級 魔の時」「神話級 ヴォイド ウィスパーバンド」にきれいに「グルの悪意」セットがハマっているところに、やや犯罪の匂いがしますが、(・_・;) たしかにどこにも違和感はない感じです。星座は、毒酸の耐性低下用で「噂の女王 マーマー」を取っているのと、ここでも「ビヒモス」を選択しているのがポイントでしょうか。スキルについては、今回は「アンステイブルアノマリー」は取っていないところと、「ソウルハーベスト」のバフはフル強化ですが、一方で「スペクトラル ラース」の生命力耐性低下は捨てているのが興味深いところです。

MI版はリングが「神話級 ユゴールの脳梁」に変わって毒酸色が強くなっています。問題のレア装備については、パンツの「オブ キングス」はまあ無くても問題ないと思うので良いとしても、アミュレットの「カイザンズ エルドリッチ アイ」はこのAffixが出るくらいなら即ゲームをやめられるレベルと言うか、「こんなの出ちゃダメでしょ」的な激レア品なので見なかったことにしましょう。(・_・;) ともかく、拡張前の弱体化が強烈だったので完全にお亡くなりかな、と思っていましたが、治療に成功したようで見事生き返ってよかったな、というところでしょうか。(・_・;)

GTリンク
他には、シャッタードレルム用のバージョンも出ていますが、こちらはヘルムを「神話級 うわばみのサークレット」に変えて「アンステイブルアノマリー」を取っているのが興味深いです。あと、「精神支配」については「カローズ シジル オブ クトーン」「センチネル」が注意らしく、コメントを含めて相変わらず非常に参考になります。



あとは、なぜか武器ダメージが120%→300%と良く分からない謎強化を受けた「リープスピリット」ですがスペルバインダーで試してみた所、たしかに火力は上がっていますが、もともと素のディフェンスはそこまで強くなく、どちらかというとヘルス変換頼みの2刀型ナイトブレイドなどに近いスタイルなので、クルーシブルは問題ないですがシャッタードレルムは死ぬときはサクッと死ぬので若干向いていない感はあります。ただ、「ナリフィケイション」でデバフを消せるし「マーク オブ トーメント」「エレオクテスの鏡」もあるので、火力を使って少しずつ数を減らしていけば先には進めます。まあ、こちらもキャスター型なのに近接でも戦えるビルドとしてはかなり貴重な感じです。

2019年5月10日金曜日

Forgotten Gods その11:ブラックリスト

パッチが出てようやくGrimDawnToolsも更新されましたが、改めて眺めてみるとかなり大掛かりな変更が多くてメジャーアップデートと言っても良いくらいの内容です。ということで、いくつか気になるところを試してみましたので、今回はパッチでの変更点を中心に見ていきます。と思ったら、追加のパッチが来ました。V1.1.2.2(Hotfix 2)ですが、ペースが速すぎてついて行けないです。(・_・;)

*さらに、V1.1.2.3 Hotfix 3もでましたがゲームパッドの修正だけなので使ってなければ影響はないです。


・「ブラッドレイジャーの果てなき狂乱」セット(弱体化)
下で記事を書いていたそばから速攻で弱体化されてしまって、zantaiの楽しんでいる姿が目に浮かんでますが、速すぎて試すのが間に合いませんでした。(・_・;)

・「ルドリガンの誇り」セット(弱体化)
こちらも、John_Smith氏からビルド例が出たばかりのところを、クレー射撃の如く撃たれました。(・_・;) まあ、John_Smith氏自身がコメントで調整したほうが良いと書いているくらいなので問題ないでしょう。

・「大司法官の防護」セット(変更)
これについては近接武器・盾持ちのパッシブボーナスだったのが、標準になっただけという感じなので、それ以外の武器スタイルでも使えるように変更された感じです。

シャーマン
「メイルストロム」「ストーム トーテム」
雷を下げて感電を上げる感じでランクスケールの変更が入っていますが、結果としてプラスなのかマイナスなのかはよく分かりません。ただ、少なくともベルトを変更しただけの2H感電DoTヴィンディケイターは「サヴィリジィ」の修正の影響もあってなのか、カカシのヘルスリセットまでのタイムは20秒を切っていて拡張前よりは火力が上がっている感じです。

*タイトルは「24」系の犯罪サスペンス物の海外ドラマですが、相変わらずこの手のドラマは展開が無茶苦茶でその辺りを気にする人は楽しめないでしょう。(・_・;) さて、ここのところの弱体化を見ていると、どうやらJohn_Smith氏は見事に開発のブラックリスト入りした感じですが、 彼はmad_lee氏やya_氏とは違って温厚だし、多少の弱体化でヘコむほどヤワでもないので、意外にZともマブダチになったりするのかもしれませんが、正面からぶつかるのではなく、友だちになればそれは勝ったのと同じこと、という作戦だとしたら見事というしかないでしょう。(・_・;)

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続いて、予想通り修羅場と化している「~の導管」の変更ですが、凄まじい変わり方で、これだけで一つの記事にできそうな分量ですが、(・_・;) 個人的には結構面白い変更が多くて、これは良い変更ではないかと思います。全体的には、従来はスキルごとにスキル変化を用意していたものを、今回は頻度が高いスキルに絞ってバリエーションを増やすという形に変更した感じですが、こちらの方が実用的だと思います。なお、利用数が多そうなスキル変化については少し改良された程度で残っている感じですが、アミュレットはセットだと埋まるケースが多いので、やはり使い所としては限られてくるとは思います。

*まあ、今回変更されたスキル変化を使っていたビルドは気の毒な感じですが、微妙なビルドのままで生きながらえるよりはひと思いに旅立たせてあげたほうがビルドのためとも言えるので、よく海外ドラマであるように、怪我して病院で寝ている人に「すまない...」とか言いつつ顔に枕を押し付けられて息の根を止められるというイメージでしょうか。(なぜ、いつも枕なのかが不思議です。(・_・;) )


あと、コンポーネントの変更ですが「破壊の印章」「ストームファイア」は感電ダメージが燃焼ダメージになって破片数増加に、武器・クリティカルダメージアップとかなりの強化です。また、「空の印章」「チェインライトニング」「荒廃の印章」「アシッド パージ」も強化ということで、使用頻度の低かったものに強化が入った形で、これも良い変更でしょう。

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次~、注目の物理報復ウォーロードですが、ガッツリ弱体化されたものの依然としてトップレベルの強さはある感じで、今までが、いかに壊れていたのかが分かるというところですが、弱体化前のビルドに関してはディフェンスの強さを考えると、このゲーム史上最強のビルドだったのかもしれません。ともかく、シャッタードレルムも以前と同じ構成で70~71シャードは普通にクリアできるので実用性としても全く問題ないです。ちなみにシャタードレルムに関してはボスの組み合わせは楽になっている感じですが、マップの方は特に変わった感じはないので、火力が落ちた分バフ剥がしや回復使いなどが交じると辛い場面があり、どちらかというと通常マップのほうが難易度が上がった感じがします。

ついでにセンチネルも毒酸報復型に戻してみましたが、こちらはかなり強くなりました。特に「三神の衛兵」フルセットスキルの「エルドリッチ シャード」はハッキリ効果がわかります。こうなってくると「フィーバードレイジ」の効きも上がってくる感じですが、雑魚処理などは圧倒的に楽になりました。

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時間がなくて詰めきれていませんが、星座は「イオンの砂時計」は外して「難儀」を取ってみました。で、試してみた感じでは結構酸報復の数値も高くて悪くないです。そして、報復のステータス的にも物理型との差はほとんどなくなりました。まあ、なにかとウォーロードと比較しがちですがセンチネルの正しい楽しみ方としては、

手順1:「フィーバード レイジ」を振りかけます。
手順2:すごい勢いで敵が向かってくるので「アセンション」をかけて突っ込みます。

→ 敵が面白いように吹き飛びます。そして、これが、このビルドの全てです。(ネタビルドかよ。(・_・;))
*なお、ネメシスやスーパーボスに振りかけるとこちらが吹き飛ぶ場合がありますので注意して下さい。(チキンレースとしても楽しめます。(・_・;))

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次~ 今回スキルエフェクトの変更とともに100%変換したスキルの色も変わっていますが、なかなか良い感じなので、少し画像を撮ってみました。また、アイコン砦に範囲攻撃確認用で新しいカカシが追加されていますので、そこで試してみました。

火炎化したフォースウェーブ:これはかっこいい~ 

 冷気化したデヴァステイション:実際に使うケースがどれだけあるかは未知数ですがメイジハンターで「ハガラッドのルーン」との2枚看板とか良いかも。

 毒酸化したデヴァステイション:毒酸というよりは、「センチネル」「カイザン」のシャードが降ってきているイメージでしょうか。(・_・;)

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では、ビルドの方に行きます。今回「ブラッドレイジャーの果てなき狂乱」セットがアップグレードされましたが、mad_lee氏から以前出していた2刀型トリックスターの更新版が出ています。 → リンク

このビルドについては、以前に「モーンデイルの雑談」の記事で取り上げて実際に試して、その時点でもかなり強いビルドでしたがJohn Smith氏がグラディエーターのW151-170で5分08秒という、拡張以降での最速タイムを叩き出しています。まあ、mad_lee氏もコメントで言っているようにJohn Smith氏の操作に依る部分も大きいと思うので誰でもこのタイムを出せるとは思いませんが、(ちなみにmad_lee氏は6分24秒。)動画を見ると以前よりテレポートの使い方が格段にうまくなった感じで、完全に0.5秒ほど時を止めているとしか思えないDIOの世界って感じです。(・_・;)

まあ、mad_lee氏もJohn Smith氏も、これは弱体化が必要だな、みたいなことを言っていましたが、Zantaiも「OK~ サクッと弱体化するよ~!」と、ご機嫌な感じのコメントを出したあと迅速に処理されました。(・_・;)

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まあ、これだけ一瞬で調整が入る分には最初からこうだったと思えば特に問題はなさそうではありますが、このビルドに関しては間違いなく出血ビルドとしては最強で、あまり出血を使ったことがない人や、2刀型が好きな人にはおすすめできます。特に動画を見てもらうとわかるように2,3発殴ればあとは持続ダメージで死ぬので、ドンドン次から次へと敵に触って行く感じでテンポよく戦えて快適です。

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次に、同じくパッチの生贄となったJohn_Smith氏の「ルドリガンの誇り」セットを使ったヴィンディケイターですが、先日のya_とは違って正統派のオフハンド型で、得意の「エルゴロスのストーム ボックス」をメインとした形なので、それ以前に作っている雷型と大きな違いはないですが、見どころとしては「チリング ラウンズ」のスキル変化を活かす形でのフル強化、「神話級 バルバロスのショース」の必要体格値を減らしその分を精神力に振ってダメージの底上げを行うということでのベルト「神話級 ベロナスの鱗」の選択あたりは非常に参考になるところだと思います。→ リンク

ともかく、「ストーム トーテム」が増やせるからといって、安易にそこに行くのではなく、あくまで実際の強さや戦いやすさなどを見極めて正しい作り方が出来るというのが流石に一流というところでしょう。

GTリンク
グラディエーターのW151-170をya_氏の2丁拳銃型が6分26秒に対して、5分21秒は流石にこの手のビルドを得意にしているJohn_Smith氏というところですが、まあ、この辺りの雷型では2丁拳銃や2刀型はあまり向かないので両手型かオフハンドにするのが無難だと思います。

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次に、Superfluff先生からカオス型のデシーヴァーが出ました。これはya_が少し前に出した2刀型のカオス・ウィッチハンターのコメントで動画が出ていたものですが、結構気に入ったのか記事にしたようです。内容はya_氏とは違い「ラー'ズィンの苦悶」セットは使わずに単品装備を組み合わせて「ドゥーム ボルト」を特化させたビルドになっています。→  リンク

まあ、5chなどではたまに「ドゥーム ボルト 使えね~」とかの発言を見ますが、まだまだ甘いです。(・_・;) 実際にスキル変化で強化した「ドゥーム ボルト」の威力はかなり強力で、一瞬で大ダメージを与えるスキルとしては他に比較できる物をちょっと思いつきません。動画を見てもらうえばヒーローあたりは一発で昇天って感じで、使っていても結構気持ちが良いですが、狙いを外してしまったときのガッカリ感も半端じゃ無く、そこに関しては「使えね~」も分かりますが、あくまで己の操作の甘さだということは変わらないです。(・_・;)

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デシーヴァーに関しては「インクィジター シール」「ワード オブ リニューアル」「ドリーグの血」のダブル回復があるおかげで比較的ディフェンス力があるのですが、カオスの場合だと「ポゼッション」のダメージ吸収に「シジル オブ コンサンプション」のヘルス変換も使えるのが大きなメリットではないかと思います。とはいえ、佳作は多くともトップビルドというところまで行けないところが中段クラスの辛いところかなという気もします。(・_・;)


なお、カオス型のデシーヴァーについてはちょうど作って遊んでいた所だったのでついでに出しておきます。「ラー'ズィンの苦悶」セットについては、ya_氏もなかなか苦労している感じがしましたが、拡張リリース前に感じたとおりに扱いにくいです。実はウィッチブレイドでも試してみましたが、「ハービンジャーの伝言」セットを組み合わせる場合、両手遠隔用のボーナスが無駄になるし、フルセットのスキルが通常攻撃代替えなのでグローブの「神話級 ヴォイドスチール ガントレット」を使って「カデンツ」を使うのもマッチしないし、そもそも近接型だと「ドゥーム ボルト」のエナジー確保が難しくて性能がフルに出せないというのもあります。

あと、前回パッチで「ラー'ズィンの苦悶」セットに変更が入らないのは意外と書きましたが、パッチのコメントを見ると同じ様に感じていた人は多かったようで、それもあってか追加で強化が入りました。まあ方向性は変わらずそのまま少し強化したという形だったので、結局読みは外れた感じですが刺突耐性は不足しがちなので追加はありがたいです。

ということで、この「ラー'ズィンの苦悶」「ハービンジャーの伝言」セットで考えるとデシーヴァーが最適かなとも思えるところで実際悪くないです。カカシのヘルスリセットは25秒ほどで単体火力は優秀だし、「ドゥーム ボルト」の威力も良好です。唯一惜しいのは範囲攻撃力の無さで、ここだけ改善出来れば十分トップビルドという感じもしますが「ハービンジャーの伝言」セット自体はアイテムスキルが低ヘルス時発動ということを考えると「ブラスト シールド」などと組み合わせるのに向いているし、範囲攻撃力という意味でも「ブリムストン」との相性が良いことからパイロマンサーのほうが適している感じがあります。それ以外ではカオスに関してはFGで追加された増強剤の「オシールの沈着」が優秀で、これを3ヶ所使えるのは大きなメリットです。

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十分に日wikiに載せられそうなレベルかなと思いましたが、面倒なのでやめました。(・_・;) パンツ、ブーツ、メダルが流動性がある部位で、メダルは最初「デストラクション」の火力目当てで「シジル オブ コンサンプション」を使っていたのがそのまま残っているだけです。他には冷気変換を活かして範囲攻撃力のある「ハガラッドのルーン」強化というのもありかもしれませんが「ザ ルーンバインダー」セットのようなスキル強化は無いので残念ながら火力は出ません。

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最後に、このブログにおいてこれだけは外せないので書いておきますが、(・_・;) 貫通レーザーとなったアルブレヒトのイーサー レイ」を使うウォーロックについて触れておきましょう。まあ、今回千里眼の集中」セットが大変更されて生命力・イーサーのセットになったわけですが、ウォーロックでイーサーレイを使う場合はカオスで使ったほうが圧倒的に有利です。ということで、日wikiのカオスレイのビルドも早速更新されていますが、「虚無の印章」「バーニング ヴォイド」は通常攻撃でないと発動しないはずなのでもったいないとか、他にもちょっとスッキリしない部分があるので、もう少し詰められないか考えてみたいと思います。

まず、ウォーロックにおいて最大の難点となるのがディフェンスですが、上のデシーヴァーと同様に「ポゼッション」のダメージ吸収と、「シジル オブ コンサンプション」のヘルス変換が使えるのがカオス型の利点です。さらに「黒焦の誓約」セットのスキルは物理耐性28%にエナジー再生も強力で最適です。まあ、構成的には以前に作ったものとあまり違いはありませんが、新しい装備や増強剤に良いものがあるので使ってみます。

では、装備ですがセット以外となるチェストは、攻撃能力、エナジー再生にスキル強化も最適な新装備の「神話級 信仰断絶の法衣」で決まりです。あと、リングは火炎→カオス変換を重視するなら「ヴォイドハート」2個しか無いでしょう。また、グローブ、ブーツ、アミュレットはアルブレヒトのイーサー レイ」強化として定番的な選択です。で、残りの部分が悩むところですが、ベルトに関しては個人的には生命力→カオス変換を使いたいのでレアMIの「ルナール’ヴァルゴスズ ウエストガード」一押しです。今回Affixは「インコラプティブル」という贅沢なものになってますが、たまたまで、しかも最適というわけでもないので耐性+攻撃・防御能力あたりのものがあればOKだと思います。メダルも選択肢が多いですがスキル強化を優先して「ウルズインの標章」を使いました。最後にレリックとパンツに関しては好みで良いと思いますので耐性が不足していればレアパンツでも良いでしょう。*アクセサリーの増強剤は当然ここでも「オシールの沈着」です。

星座に関しては、パッチで星座スキルに全耐性低下が追加されたこともあって「レブナント」を取りましたがそれ以外は定番的な配置です。最後にスキルですがサブの火力に何を使うかがポイントかなと思いますが、おそらく一番無難なのは「ドゥーム ボルト」で、使うスキル数を減らしたいなら「デストラクション」というところかもしれませんが、今回は「デヴァステイション」にしました。これはスペルバインダーの例でも分かるように範囲攻撃力を追加してあげたほうがバランスが良いと考えたためです。

では、これで少し戦ってみた感じですが、思っていたより火力も強いし、火力が上がった分ヘルス変換も上がったのかディフェンス力も増している感じで、FGのデブ軍団に囲まれても全く平気なのは結構驚きって感じです。カカシのヘルスリセットまでは35秒くらいですが、体感ではそれ以上の火力で、十分合格というか上のカオス・デシーヴァーと互角かそれ以上という感じがします。これはウォーロックとしてはトップクラスだと思いますし、イーサー レイ・ビルドとしても過去最高の強さではないかと思います。ということで非常に実り豊かなパッチだったようです。(・_・;)


GrimDawnTools
この火力とディフェンス力なら、もう他の強クラスと比べても全く劣る部分は感じません。まあ、イーサーレイ自体は決して使いやすいとも言えないところがありますが、ついにイーサーレイもここまで来たか~という感慨深いものを感じました。(・_・;)


他には、「ウルズインの地獄のアバター」セットはSuperfluff先生からフルセットを使った動画が出ています。→ 動画リンク最初はGTリンクも載っていたような気がしましたが、いつの間にか無くなったようです。(・_・;))しっかりありました。(・_・;) ということで、今回は盛りだくさんの内容で結構疲れました。(・_・;)

GTリンク
とにかく、投げ物に行くときは「ウルズインの選民」のフル強化は鉄則ですね。まあ、動画を見るとディフェンスもエナジーも厳しいのは変わらないようで、更にパワーアップした火力で押しまくるしかなさそうです。

2019年5月5日日曜日

パッチv1.1.2.0 Preview

パッチについてはGrimDawnToolsの更新を待とうかと思いましたが、時間があるときに書いたほうが楽なので先に書くことにしました。で、今回パッチについては時間がかかっただけあって結構てんこ盛りの変更ですが、簡単にまとめるとFGの地ならしというか、バランス調整に特化したパッチというところです。まあ、ようやくオープンベータテストが終わって正式リリース間近ってところでしょうか?(・_・;)

大きなところでは、
・報復のバランス調整
物理報復は装備やスキルのフラットダメージを減らす形での調整で、これは予想通りです。ただ、それだけに終わらず合わせて火炎・酸報復を強化しているのが素晴らしいところで、酸報復はセンチネルを試した感じからすると良い感じに思えます。火炎については装備が「大司法官の防護」セットに新装備の「ドーンシャード」系が中心になると思いますが、ちょっと未知数というか、オースキーパーが物理・火炎がセットになっていることを考えると火炎単独ではなく物理と混ぜて使う想定なのかもしれません。

・オースキーパーのバランス調整
新クラスということを考えると特に強すぎるイメージはありませんでしたが、かなり弱体化というか調整が入っています。内容的にはランクスケールの変更が多いので、これはレベリングも含めてのバランス調整というところなのかもしれません。

・シャッタードレルムのバランス調整
ここが最大のポイントですが、こればかりは実際にやってみないとなんとも言えないです。(・_・;) とりあえず低いシャードの難易度は下げられたとは思いますが、敵が分離できない場合50シャードあたりでも、場合によってはグラディエーターのW170をクリアできるビルドですら全く歯がたたないような状況だったので、そのあたりが改善されているだけでも結構違ってくるはずです。あと、マップが5種類追加になるようですが「ドクロ砂漠」とかは勘弁して下さい。(・_・;)

・使用頻度の低い星座のテコ入れ
今回の星座に関しては結構大事で、全耐性低下、気絶耐性など重要なステータスが追加されているので、多くのビルドで見直しが必要になってくる可能性が高いです。

・スキルエフェクトの変更
先日のTwitchの動画では「メイヴェンのスフィア オブ プロテクション」のエフェクトが、バリアが点滅するような感じに変わっているのを見ることが出来ましたが、それ以外にも多数の変更が入っているようです。特にエフェクトが重なると画面が真っ白になって見えなくなることがあるので、これが軽減されるのであればプレイしやすくなるのでありがたいところです。また、100%属性変換での効果については属性によってスキルの色が変わるということかもしれませんが、ここは結構モチベーションが上がるので大きいです。

あと、Twitchでの紹介があった従来の4つのセットの変更については、何故かパッチノートには個別の変更が出ていませんでしたが、動画の方では「ブラッドレイジャーの果てなき狂乱」セット以外は全部位ステータスを見ることが出来るので気になる方はそちらをご覧ください。(・_・;)


・報復のバランス調整について

まず物理ダメージ報復関連ですが気持ち良いくらいにバッサリ斬られています。(・_・;) 数値が書いてないものに関してはどれぐらい減らされているのかが分かりませんが、いくつかの装備から考えると2割~5割引きって感じでしょうか?(たたき売りですか?(・_・;))

・「ストーンガード」セット
セットスキルの物理ダメージ報復:2000 → 1600

「ストーンガード ウォード」(アミュレット)
[12% 報復ダメージを攻撃に追加 : 正義の熱情]: → 9%

・「キャラガドラの容貌」(ヘルム)
270-540 物理ダメージ報復:← 残ってました
+55% 物理ダメージ報復: 削除
まあ、全報復は残ると思うので物理報復以外は影響ないですね。

・「ギルドアのガード」(チェスト)
アイテムスキルのステータスを減少
1056 物理ダメージ報復: → 変更なし?
+150% 全報復ダメージ: → 100%に減少

・「神話級 ドレッド アーマー オブ アズラゴー」(チェスト)
アイテムスキルの物理報復ダメージ
400-700 物理ダメージ報復: →  手元の装備では300-460に減少

・「神話級 ソーンハイド レッグガード」(パンツ)
物理ダメージ報復 :840-1100 → 250-500
アイテムスキルの+325% 全報復ダメージ: → 200%に減少。

・「神話級 ファイナル ストップ」(盾)
[30% の報復ダメージを攻撃に追加 : 強打] → 15%
アイテムスキル[40% の報復ダメージを攻撃に追加] → 33%に減少

・「神話級 ゾルハンの報復」(盾)
[30% の報復ダメージを攻撃に追加 : ゾルハンのテクニック] → 15%
アイテムスキル[22% の報復ダメージを攻撃に追加] → 15%に減少

・「神話級 復讐の拳骨」(リング)
物理ダメージ報復 :320 → 100
全報復ダメージ:+50% → +40%

それ以外では、アミュレットの「神話級 ケアンの復讐者」は全報復は下げられたものの物理ダメージ報復はノータッチ。レリック「レコニング」もお咎め無し。また、[% の報復ダメージを攻撃に追加]系では単体で強かった「オカロスの容貌」「神話級 タリオンの復讐」「神話級 規律のアバター」あたりもしっかり数値が下げられています。

あと、星座に関しては「戦争の使者」の物理ダメージ報復が火炎報復に変更されたのは影響が大きそうです。他には「クズリ」から物理ダメージ報復が削除されていますが、こちらはさほど影響はないでしょう。それよりも、「ウルザード コルヴァークの伝令 」「鉄床」「メンヒルのオベリスク」などは報復に関しては全くノータッチで、逆に「アラドラーの不死鳥」「建築神ターゴ」などは報復が強化されているので、なかなか楽しめそうです。

最後に、スキルではソルジャーのスキル「カウンターストライク」に関しては[% の報復ダメージを攻撃に追加]は下げられたものの物理ダメージ報復や%全報復には変更無しで、「メンヒルの防壁」も全く変更なしというところは大事で、要は刺突報復→物理ダメージ報復で変更されたところ以外はほぼ想定通りだったということでしょう。

まあ、これについては、報復はFGでの目玉ではあるが、元がマイナーな仕組みなので多少マシになった程度では誰も使ってくれないので最初は多めに盛っておこうという政治的な配慮ということだったのかもしれませんが、ちょっと火薬盛り過ぎでドッチラケ気味の強さになったのは予想外だったのかもしれません。(・_・;) ただ、今まで報復ビルドなど使ったことがない人にまで使わせたという意味では、見事開発の思惑通りになったとも言えるかもしれません。(・_・;) ということで、賢い人は罠と知りつつもしっかり頂くところは頂いておくという形でお祭りを有効利用出来たのではと思いますが、このような心理的な駆け引きも楽しめるすばらしいゲームです。(・_・;)


・装備の変更について
かなり量が多いですが気になるところをピックアップしてみます。

レジェンダリーセット
・「オクタヴィアスの熱意」セット
[-0.3 秒 スキル リチャージ : メンヒルの盾]の削除と、3セットボーナスの[225 体内損傷 (5 秒間で)][30 体内損傷 (5 秒間で)]になる形でしょうか? 結構な弱体化です。

・「ドリーグの欺瞞」セット
これも旧セット強化の一環なのか結構な強化で、フルセットならもれなく生命力→酸変換50%になるので、カバリストでも使えそうな感じもします。

・「アグリヴィックスの激怒」セット
[110 火炎ダメージ : ヴィンディクティヴ フレイム] → イーサーダメージに置き換え
[+8% 詠唱速度 : ヴィンディクティヴ フレイム] → +10%に増加
[-10% イーサー耐性 : サイフォン ソウルズ] → -15% 火炎耐性を追加

「神話級 アグリヴィックスの古写本」(オフハンド)
[90 燃焼ダメージ(3秒間) : ヴィンディクティヴ フレイム] を追加
[-0.3秒リチャージ短縮 : ヴィンディクティヴ フレイム] を追加

「神話級 アグリヴィックスのベストメント」(チェスト)
[雷ダメージ の 25% を 火炎ダメージ に変換] を追加

結構謎な強化ですが、そもそもスペルバインダー用というよりはソーサラー用に作られた装備だと思うのでya_氏がコメントしていたように思い切って火炎特化のセットに変えたほうが良いのかも?(・_・;)

・「三神の衛兵」セット
FGの目玉セットだけあって、結構盛ってきました。(・_・;)
[12% 物理耐性] を追加
[8% 報復ダメージ攻撃:カウンターストライク]を追加
加えて「エルドリッチシャード」に酸報復ダメージ追加

「三神の鎧」(チェスト)
アイテムスキルに[% の報復ダメージを攻撃に追加] を追加

「三神の防衛者」(盾)
[8% クールダウン短縮] を追加

・「シャッタード ガーディアン」セット
アミュレットの全スキル+1が無くなってフルセットボーナスに全スキル+2がついた形です。

・「大竜巻」セット
簡単に言うとオースキーパー側は下げてシャーマン、デモリッショニストは上げるという、旗揚げゲームみたいなイメージですが、(・_・;) アルコンと他のクラスのバランスを取った形でしょう。「テルミット マイン」は今回かなり力が入っていますが、「ま~ いん」じゃないでしょうか。(・_・;)

[武器ダメージ : アイ オブ レコニング]:16%  → 8% に減少
[雷ダメージ : アイ オブ レコニング]:1-150 → 1-120 に減少
[火炎ダメージ : テルミット マイン]:100 → 180 に増加

「大竜巻の彫像」(オフハンド)
 [+3 召喚上限 & +10秒 存続時間:テルミットマイン] を追加

「大竜巻の仮面」(ヘルム)
[ 1-250 雷ダメージ: テルミットマイン]  に増加(追加?)
[火炎ダメージ : アイ オブ レコニング] :25 → 18 に減少
[雷ダメージ : アイ オブ レコニング] :1-50 → 1-36 に減少
[火炎ダメージ : ウィンド デビル]: 36 → 60 に増加
[雷ダメージ : ウィンド デビル]: 1-70 → 1-120 に増加

・「美徳の光」セット
この弱体化については難しいですが、かなり思い切った読みをすると、jajaja氏が使っていたので、とりあえずいつものように弱体化しとけば間違いないだろう、という理由でしょうか。(そんなアホな。(・_・;))

スキル クールダウン短縮:+18% → 8% に減少
[火炎ダメージ : メンヒルの盾]:100 → 40 に減少

「美徳の防御」(盾)
[クリティカル ダメージ : メンヒルの盾]:+18% → 10% に減少

「美徳の守り」(アミュレット)
[-0.4 秒 スキル リチャージ : メンヒルの盾]: ← 削除

あと「病害卿」セットは使っている人もいないと思うのでスルーで良いでしょう。(・_・;) 個人的には「ラー’ズィンの苦悶」セットがノータッチだったのがちょっと意外でした。


レジェンダリー単品
「囁きの導管シリーズ」
多くのスキル変化を改定。またか~... 修羅場と化しそうです。 (・_・;)

「神話級 嘘の古写本」(オフハンド)
詠唱速度:+10% → +14% に増加
[クリティカル ダメージ : アルブレヒトのイーサー レイ]:+8% → +12% に増加
[50 イーサー ダメージ : カース オブ フレイルティー]: → イーサー耐性低下に置き換え
となるとアイテムスキルのイーサー耐性低下は無くなるのかが謎ですが、アップグレードされる「千里眼の集中」セットと合わせてお使いくださいってことでしょう。(・_・;)

「神話級 ドリーガル’アノレ」(両手剣)
非常に力が入っていますが、個人的は両手型や2刀などで、そもそも報復ビルドが成り立つのかが謎で、人柱向けのアイテムでしょう。(・_・;)

+12% 物理耐性 を追加
全報復ダメージ:+180% → 215% に増加
生命力・生命力減衰ダメージ:← 削除
[6% ヘルス回復 : ドリーグの血]:→  100% ヘルス再生量増加に変更
[+120% 全報復ダメージ : ドリーグの血] : →  400 酸報復 に変更(追加?)
[報復ダメージを攻撃に追加 : ジャッジメント]:18% → 22%に増加

「神話級 処刑人の裁き」(アミュレット)
[物理ダメージ の 50% を 冷気ダメージ に変換 : カデンツ]:→ 100% 冷気変換
これはちょっと面白いかも。

「神話級 オレロンの鍛え直した鎖」(ベルト)
[+1 オースキーパーの全スキル]: ← 削除 (あれ~。(・_・;))
物理ダメージ:21-30 → 15-21 に減少
+2 神の信任:を追加

その他
「赦免」(レリック)
アイテムスキルの-100% シールド回復時間: →  -35%
かなり痛いですが、冷静に考えると-100%はマズイとも思えるので仕方ないでしょう。

「名誉」(レリック)
アイテムスキルの28% の報復ダメージを攻撃に追加: → 25%
まあ、こちらは大したことはないでしょう。

「根深き怨恨」(両手剣)
「ファンタズマル ブレイズ」と「デヴァウリング スウォーム」で再デザイン
両手剣で「ファンタズマル ブレイズ」ってどうなの?って感じで根が深そうです。(そのままじゃん。(・_・;))

「~の印章」(コンポーネント)
スキルのダメージ調整
嫌な予感がします。(・_・;)


星座について

・気絶耐性追加
「死者のチャリオット」:15%
「テンペスト」:15%
「水の番人ウロ」:10%(凍結・石化も同様)
特に「死者のチャリオット」はよく使う星座なだけに大きいところでしょう。

・全耐性低下追加
「ビスミールのコマンド」(ビスミールの枷)
「レイズ ザ デッド」(レブナント)
「形勢一変」(ウルカマの天秤)
どれも、それなりに使えそうな感じで、しっかり頭に入れておきたいところです。

・酸報復強化&追加
「難儀」:追加
「鼠」:追加
「スカラベ」:強化
「哀れな者」:カオス報復 →酸報復に変更
他にも報復関連はいろいろ強化が入っていますので、かなりバリエーションが増えました。

それ以外では「虚無の飢え」(瀕死の神)の弱体化が影響がありそうですが、そもそもカオス・生命力以外でも使えてしまうということ自体が間違っているような気もするので、ある意味当然かもしれません。

クラススキルについて
疲れたのでクラススキルは雑感だけにします。(手抜きか。(・_・;))

ソルジャー
先日の「オーバーガード」を含めたオースキーパーと組み合わせた場合のディフェンスの調整という感じなので特に問題ないでしょう。弱小クラスにとっては辛いところですが、クラスの数も増えたので代わりに忘れ去られるクラスが多少出てくるのはやむを得ない所でしょう。(・_・;)

デモリッショニスト
ついに「ファイア ストライク」にも強化が来ましたが「エクスプローシブ ストライク」と合わせてなかなかの強化で、特にピュリファイアにとっては恵みの雨って感じでしょうか?(・_・;) 火炎報復強化は未知数ではありますが、全てが強化なので、死にそうになりながらも、なんとか首がつながったという、非常に有り難みのある変更というところでしょう。

オカルティスト
殆どのビルドが使う「ドリーグの血」「アスペクト オブ ザ ガーディアン」は半自動的に強化される形なので恩恵が大きいでしょう。また、「メンド フレッシュ」も効果によっては今後ペットビルドで重要性が上がってくるかもしれません。

ナイトブレイド
「アマラスタの クイック カット」は2刀使いには大事なところですが、まあポイントをつぎ込むほどにはならないでしょう。「アナトミー オブ マーダー」の出血時間延長の追加はDoTビルドでは時間延長は大事なので大きいと思います。また、「シャドウ ダンス」の防御能力強化、捕縛時間短縮追加も共にありがたい所で全体的に良い修正ではないでしょうか。

アルカニスト
「アルブレヒトの イーサーレイ」の貫通は今回のパッチの目玉ですね。また、「コンバージョン」の捕縛時間短縮追加も魔法クラスなのでありがたいところでしょう。他の「アルケイン ウィル」「オーバーロード」については、あまりポイントを振るスキルではないので恩恵は少ないでしょう。

シャーマン
なんといっても「サヴィジリィ」「レイジング テンペスト」を更に強化して大丈夫かというのはありますが、狙いが読めない謎強化です。(・_・;) あとは、珍しく「モグドロゲンズ パクト」ツリー全体に手が入りましたが、一番恩恵をうけるのはペットビルドではないかと思います。

インクィジター
最近弱体化路線というか、負債を抱えて資産を切り売りしてやりくりしている感じにも見えてしまいますが、(・_・;) 今回は「懲戒のオーラ」「スチールリゾルブ」を生贄に差し出した形です。まだまだ余裕はあると思いますが、今後も続くとボディーブローのように効いてきそうです。(・_・;)

ネクロマンサー
「リープ スピリット」は弱体化されてもおかしくないと思っていましたが逆に強化されてしまいました。(・_・;) まあ、特定の装備がないと使いにくいスキルなのでこれぐらいでも良いのかもしれません。「ドレッド」「イル オーメン」「ネクロティック エッジ」は他のクラスも含めて今回多くのスキルで恐怖を混乱に置き換えていますが、恐怖はビルドによっては邪魔なので変更によって困ることはないでしょう。

オースキーパー
予想外にかなり弱体化されているのが意外ですが、これは弱体化と言うよりは開店特価だったのがセール期間が過ぎたので定価に戻ります、という風に考えると納得がいくというか、無理やり納得したほうが幸せな感じです。(・_・;) まあ、個人的にはインクィジターの時のように飛び抜けるよりは、そこそこの強さに収まっている方が歓迎という気もしますので問題ないでしょう。