2019年5月5日日曜日

パッチv1.1.2.0 Preview

パッチについてはGrimDawnToolsの更新を待とうかと思いましたが、時間があるときに書いたほうが楽なので先に書くことにしました。で、今回パッチについては時間がかかっただけあって結構てんこ盛りの変更ですが、簡単にまとめるとFGの地ならしというか、バランス調整に特化したパッチというところです。まあ、ようやくオープンベータテストが終わって正式リリース間近ってところでしょうか?(・_・;)

大きなところでは、
・報復のバランス調整
物理報復は装備やスキルのフラットダメージを減らす形での調整で、これは予想通りです。ただ、それだけに終わらず合わせて火炎・酸報復を強化しているのが素晴らしいところで、酸報復はセンチネルを試した感じからすると良い感じに思えます。火炎については装備が「大司法官の防護」セットに新装備の「ドーンシャード」系が中心になると思いますが、ちょっと未知数というか、オースキーパーが物理・火炎がセットになっていることを考えると火炎単独ではなく物理と混ぜて使う想定なのかもしれません。

・オースキーパーのバランス調整
新クラスということを考えると特に強すぎるイメージはありませんでしたが、かなり弱体化というか調整が入っています。内容的にはランクスケールの変更が多いので、これはレベリングも含めてのバランス調整というところなのかもしれません。

・シャッタードレルムのバランス調整
ここが最大のポイントですが、こればかりは実際にやってみないとなんとも言えないです。(・_・;) とりあえず低いシャードの難易度は下げられたとは思いますが、敵が分離できない場合50シャードあたりでも、場合によってはグラディエーターのW170をクリアできるビルドですら全く歯がたたないような状況だったので、そのあたりが改善されているだけでも結構違ってくるはずです。あと、マップが5種類追加になるようですが「ドクロ砂漠」とかは勘弁して下さい。(・_・;)

・使用頻度の低い星座のテコ入れ
今回の星座に関しては結構大事で、全耐性低下、気絶耐性など重要なステータスが追加されているので、多くのビルドで見直しが必要になってくる可能性が高いです。

・スキルエフェクトの変更
先日のTwitchの動画では「メイヴェンのスフィア オブ プロテクション」のエフェクトが、バリアが点滅するような感じに変わっているのを見ることが出来ましたが、それ以外にも多数の変更が入っているようです。特にエフェクトが重なると画面が真っ白になって見えなくなることがあるので、これが軽減されるのであればプレイしやすくなるのでありがたいところです。また、100%属性変換での効果については属性によってスキルの色が変わるということかもしれませんが、ここは結構モチベーションが上がるので大きいです。

あと、Twitchでの紹介があった従来の4つのセットの変更については、何故かパッチノートには個別の変更が出ていませんでしたが、動画の方では「ブラッドレイジャーの果てなき狂乱」セット以外は全部位ステータスを見ることが出来るので気になる方はそちらをご覧ください。(・_・;)


・報復のバランス調整について

まず物理ダメージ報復関連ですが気持ち良いくらいにバッサリ斬られています。(・_・;) 数値が書いてないものに関してはどれぐらい減らされているのかが分かりませんが、いくつかの装備から考えると2割~5割引きって感じでしょうか?(たたき売りですか?(・_・;))

・「ストーンガード」セット
セットスキルの物理ダメージ報復:2000 → 1600

「ストーンガード ウォード」(アミュレット)
[12% 報復ダメージを攻撃に追加 : 正義の熱情]: → 9%

・「キャラガドラの容貌」(ヘルム)
270-540 物理ダメージ報復:← 残ってました
+55% 物理ダメージ報復: 削除
まあ、全報復は残ると思うので物理報復以外は影響ないですね。

・「ギルドアのガード」(チェスト)
アイテムスキルのステータスを減少
1056 物理ダメージ報復: → 変更なし?
+150% 全報復ダメージ: → 100%に減少

・「神話級 ドレッド アーマー オブ アズラゴー」(チェスト)
アイテムスキルの物理報復ダメージ
400-700 物理ダメージ報復: →  手元の装備では300-460に減少

・「神話級 ソーンハイド レッグガード」(パンツ)
物理ダメージ報復 :840-1100 → 250-500
アイテムスキルの+325% 全報復ダメージ: → 200%に減少。

・「神話級 ファイナル ストップ」(盾)
[30% の報復ダメージを攻撃に追加 : 強打] → 15%
アイテムスキル[40% の報復ダメージを攻撃に追加] → 33%に減少

・「神話級 ゾルハンの報復」(盾)
[30% の報復ダメージを攻撃に追加 : ゾルハンのテクニック] → 15%
アイテムスキル[22% の報復ダメージを攻撃に追加] → 15%に減少

・「神話級 復讐の拳骨」(リング)
物理ダメージ報復 :320 → 100
全報復ダメージ:+50% → +40%

それ以外では、アミュレットの「神話級 ケアンの復讐者」は全報復は下げられたものの物理ダメージ報復はノータッチ。レリック「レコニング」もお咎め無し。また、[% の報復ダメージを攻撃に追加]系では単体で強かった「オカロスの容貌」「神話級 タリオンの復讐」「神話級 規律のアバター」あたりもしっかり数値が下げられています。

あと、星座に関しては「戦争の使者」の物理ダメージ報復が火炎報復に変更されたのは影響が大きそうです。他には「クズリ」から物理ダメージ報復が削除されていますが、こちらはさほど影響はないでしょう。それよりも、「ウルザード コルヴァークの伝令 」「鉄床」「メンヒルのオベリスク」などは報復に関しては全くノータッチで、逆に「アラドラーの不死鳥」「建築神ターゴ」などは報復が強化されているので、なかなか楽しめそうです。

最後に、スキルではソルジャーのスキル「カウンターストライク」に関しては[% の報復ダメージを攻撃に追加]は下げられたものの物理ダメージ報復や%全報復には変更無しで、「メンヒルの防壁」も全く変更なしというところは大事で、要は刺突報復→物理ダメージ報復で変更されたところ以外はほぼ想定通りだったということでしょう。

まあ、これについては、報復はFGでの目玉ではあるが、元がマイナーな仕組みなので多少マシになった程度では誰も使ってくれないので最初は多めに盛っておこうという政治的な配慮ということだったのかもしれませんが、ちょっと火薬盛り過ぎでドッチラケ気味の強さになったのは予想外だったのかもしれません。(・_・;) ただ、今まで報復ビルドなど使ったことがない人にまで使わせたという意味では、見事開発の思惑通りになったとも言えるかもしれません。(・_・;) ということで、賢い人は罠と知りつつもしっかり頂くところは頂いておくという形でお祭りを有効利用出来たのではと思いますが、このような心理的な駆け引きも楽しめるすばらしいゲームです。(・_・;)


・装備の変更について
かなり量が多いですが気になるところをピックアップしてみます。

レジェンダリーセット
・「オクタヴィアスの熱意」セット
[-0.3 秒 スキル リチャージ : メンヒルの盾]の削除と、3セットボーナスの[225 体内損傷 (5 秒間で)][30 体内損傷 (5 秒間で)]になる形でしょうか? 結構な弱体化です。

・「ドリーグの欺瞞」セット
これも旧セット強化の一環なのか結構な強化で、フルセットならもれなく生命力→酸変換50%になるので、カバリストでも使えそうな感じもします。

・「アグリヴィックスの激怒」セット
[110 火炎ダメージ : ヴィンディクティヴ フレイム] → イーサーダメージに置き換え
[+8% 詠唱速度 : ヴィンディクティヴ フレイム] → +10%に増加
[-10% イーサー耐性 : サイフォン ソウルズ] → -15% 火炎耐性を追加

「神話級 アグリヴィックスの古写本」(オフハンド)
[90 燃焼ダメージ(3秒間) : ヴィンディクティヴ フレイム] を追加
[-0.3秒リチャージ短縮 : ヴィンディクティヴ フレイム] を追加

「神話級 アグリヴィックスのベストメント」(チェスト)
[雷ダメージ の 25% を 火炎ダメージ に変換] を追加

結構謎な強化ですが、そもそもスペルバインダー用というよりはソーサラー用に作られた装備だと思うのでya_氏がコメントしていたように思い切って火炎特化のセットに変えたほうが良いのかも?(・_・;)

・「三神の衛兵」セット
FGの目玉セットだけあって、結構盛ってきました。(・_・;)
[12% 物理耐性] を追加
[8% 報復ダメージ攻撃:カウンターストライク]を追加
加えて「エルドリッチシャード」に酸報復ダメージ追加

「三神の鎧」(チェスト)
アイテムスキルに[% の報復ダメージを攻撃に追加] を追加

「三神の防衛者」(盾)
[8% クールダウン短縮] を追加

・「シャッタード ガーディアン」セット
アミュレットの全スキル+1が無くなってフルセットボーナスに全スキル+2がついた形です。

・「大竜巻」セット
簡単に言うとオースキーパー側は下げてシャーマン、デモリッショニストは上げるという、旗揚げゲームみたいなイメージですが、(・_・;) アルコンと他のクラスのバランスを取った形でしょう。「テルミット マイン」は今回かなり力が入っていますが、「ま~ いん」じゃないでしょうか。(・_・;)

[武器ダメージ : アイ オブ レコニング]:16%  → 8% に減少
[雷ダメージ : アイ オブ レコニング]:1-150 → 1-120 に減少
[火炎ダメージ : テルミット マイン]:100 → 180 に増加

「大竜巻の彫像」(オフハンド)
 [+3 召喚上限 & +10秒 存続時間:テルミットマイン] を追加

「大竜巻の仮面」(ヘルム)
[ 1-250 雷ダメージ: テルミットマイン]  に増加(追加?)
[火炎ダメージ : アイ オブ レコニング] :25 → 18 に減少
[雷ダメージ : アイ オブ レコニング] :1-50 → 1-36 に減少
[火炎ダメージ : ウィンド デビル]: 36 → 60 に増加
[雷ダメージ : ウィンド デビル]: 1-70 → 1-120 に増加

・「美徳の光」セット
この弱体化については難しいですが、かなり思い切った読みをすると、jajaja氏が使っていたので、とりあえずいつものように弱体化しとけば間違いないだろう、という理由でしょうか。(そんなアホな。(・_・;))

スキル クールダウン短縮:+18% → 8% に減少
[火炎ダメージ : メンヒルの盾]:100 → 40 に減少

「美徳の防御」(盾)
[クリティカル ダメージ : メンヒルの盾]:+18% → 10% に減少

「美徳の守り」(アミュレット)
[-0.4 秒 スキル リチャージ : メンヒルの盾]: ← 削除

あと「病害卿」セットは使っている人もいないと思うのでスルーで良いでしょう。(・_・;) 個人的には「ラー’ズィンの苦悶」セットがノータッチだったのがちょっと意外でした。


レジェンダリー単品
「囁きの導管シリーズ」
多くのスキル変化を改定。またか~... 修羅場と化しそうです。 (・_・;)

「神話級 嘘の古写本」(オフハンド)
詠唱速度:+10% → +14% に増加
[クリティカル ダメージ : アルブレヒトのイーサー レイ]:+8% → +12% に増加
[50 イーサー ダメージ : カース オブ フレイルティー]: → イーサー耐性低下に置き換え
となるとアイテムスキルのイーサー耐性低下は無くなるのかが謎ですが、アップグレードされる「千里眼の集中」セットと合わせてお使いくださいってことでしょう。(・_・;)

「神話級 ドリーガル’アノレ」(両手剣)
非常に力が入っていますが、個人的は両手型や2刀などで、そもそも報復ビルドが成り立つのかが謎で、人柱向けのアイテムでしょう。(・_・;)

+12% 物理耐性 を追加
全報復ダメージ:+180% → 215% に増加
生命力・生命力減衰ダメージ:← 削除
[6% ヘルス回復 : ドリーグの血]:→  100% ヘルス再生量増加に変更
[+120% 全報復ダメージ : ドリーグの血] : →  400 酸報復 に変更(追加?)
[報復ダメージを攻撃に追加 : ジャッジメント]:18% → 22%に増加

「神話級 処刑人の裁き」(アミュレット)
[物理ダメージ の 50% を 冷気ダメージ に変換 : カデンツ]:→ 100% 冷気変換
これはちょっと面白いかも。

「神話級 オレロンの鍛え直した鎖」(ベルト)
[+1 オースキーパーの全スキル]: ← 削除 (あれ~。(・_・;))
物理ダメージ:21-30 → 15-21 に減少
+2 神の信任:を追加

その他
「赦免」(レリック)
アイテムスキルの-100% シールド回復時間: →  -35%
かなり痛いですが、冷静に考えると-100%はマズイとも思えるので仕方ないでしょう。

「名誉」(レリック)
アイテムスキルの28% の報復ダメージを攻撃に追加: → 25%
まあ、こちらは大したことはないでしょう。

「根深き怨恨」(両手剣)
「ファンタズマル ブレイズ」と「デヴァウリング スウォーム」で再デザイン
両手剣で「ファンタズマル ブレイズ」ってどうなの?って感じで根が深そうです。(そのままじゃん。(・_・;))

「~の印章」(コンポーネント)
スキルのダメージ調整
嫌な予感がします。(・_・;)


星座について

・気絶耐性追加
「死者のチャリオット」:15%
「テンペスト」:15%
「水の番人ウロ」:10%(凍結・石化も同様)
特に「死者のチャリオット」はよく使う星座なだけに大きいところでしょう。

・全耐性低下追加
「ビスミールのコマンド」(ビスミールの枷)
「レイズ ザ デッド」(レブナント)
「形勢一変」(ウルカマの天秤)
どれも、それなりに使えそうな感じで、しっかり頭に入れておきたいところです。

・酸報復強化&追加
「難儀」:追加
「鼠」:追加
「スカラベ」:強化
「哀れな者」:カオス報復 →酸報復に変更
他にも報復関連はいろいろ強化が入っていますので、かなりバリエーションが増えました。

それ以外では「虚無の飢え」(瀕死の神)の弱体化が影響がありそうですが、そもそもカオス・生命力以外でも使えてしまうということ自体が間違っているような気もするので、ある意味当然かもしれません。

クラススキルについて
疲れたのでクラススキルは雑感だけにします。(手抜きか。(・_・;))

ソルジャー
先日の「オーバーガード」を含めたオースキーパーと組み合わせた場合のディフェンスの調整という感じなので特に問題ないでしょう。弱小クラスにとっては辛いところですが、クラスの数も増えたので代わりに忘れ去られるクラスが多少出てくるのはやむを得ない所でしょう。(・_・;)

デモリッショニスト
ついに「ファイア ストライク」にも強化が来ましたが「エクスプローシブ ストライク」と合わせてなかなかの強化で、特にピュリファイアにとっては恵みの雨って感じでしょうか?(・_・;) 火炎報復強化は未知数ではありますが、全てが強化なので、死にそうになりながらも、なんとか首がつながったという、非常に有り難みのある変更というところでしょう。

オカルティスト
殆どのビルドが使う「ドリーグの血」「アスペクト オブ ザ ガーディアン」は半自動的に強化される形なので恩恵が大きいでしょう。また、「メンド フレッシュ」も効果によっては今後ペットビルドで重要性が上がってくるかもしれません。

ナイトブレイド
「アマラスタの クイック カット」は2刀使いには大事なところですが、まあポイントをつぎ込むほどにはならないでしょう。「アナトミー オブ マーダー」の出血時間延長の追加はDoTビルドでは時間延長は大事なので大きいと思います。また、「シャドウ ダンス」の防御能力強化、捕縛時間短縮追加も共にありがたい所で全体的に良い修正ではないでしょうか。

アルカニスト
「アルブレヒトの イーサーレイ」の貫通は今回のパッチの目玉ですね。また、「コンバージョン」の捕縛時間短縮追加も魔法クラスなのでありがたいところでしょう。他の「アルケイン ウィル」「オーバーロード」については、あまりポイントを振るスキルではないので恩恵は少ないでしょう。

シャーマン
なんといっても「サヴィジリィ」「レイジング テンペスト」を更に強化して大丈夫かというのはありますが、狙いが読めない謎強化です。(・_・;) あとは、珍しく「モグドロゲンズ パクト」ツリー全体に手が入りましたが、一番恩恵をうけるのはペットビルドではないかと思います。

インクィジター
最近弱体化路線というか、負債を抱えて資産を切り売りしてやりくりしている感じにも見えてしまいますが、(・_・;) 今回は「懲戒のオーラ」「スチールリゾルブ」を生贄に差し出した形です。まだまだ余裕はあると思いますが、今後も続くとボディーブローのように効いてきそうです。(・_・;)

ネクロマンサー
「リープ スピリット」は弱体化されてもおかしくないと思っていましたが逆に強化されてしまいました。(・_・;) まあ、特定の装備がないと使いにくいスキルなのでこれぐらいでも良いのかもしれません。「ドレッド」「イル オーメン」「ネクロティック エッジ」は他のクラスも含めて今回多くのスキルで恐怖を混乱に置き換えていますが、恐怖はビルドによっては邪魔なので変更によって困ることはないでしょう。

オースキーパー
予想外にかなり弱体化されているのが意外ですが、これは弱体化と言うよりは開店特価だったのがセール期間が過ぎたので定価に戻ります、という風に考えると納得がいくというか、無理やり納得したほうが幸せな感じです。(・_・;) まあ、個人的にはインクィジターの時のように飛び抜けるよりは、そこそこの強さに収まっている方が歓迎という気もしますので問題ないでしょう。



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