2018年8月31日金曜日

限界を超えろ:ペットカンジュラー

ペットビルドで一躍有名になったsigatrev氏ですが、またまた凄いのが来ました~ 内容的には新作というよりは、カンジュラーの改良版とも言えますが、凄いのは、まず「サモンファミリア」に特化した装備の状態で召喚して、次に「サモン ヘルハウンド」用の装備に変えて召喚、そして「サモン ブライアソーン」用の装備に変えてから2匹召喚、最後に戦闘用の装備に入れ替えて戦うという、ペットへのスキルブーストを最大限に乗せて限界まで強化した、掟破りの4回装備入れ替え必須という型破りなビルドです。→ リンク

*ペットは召喚するときの装備の強さで登場して、その後装備を変えても強さはそのまま変わらない、という性質を使うわけですが、Superfluff先生もコメントで、まだパッチで修正されてなかったのか、と言っていますが、一応今後修正される可能性もあるということは頭に入れておきましょう。また、今回カオス型と雷型の2種類がありますが、時間の都合により (・_・;) カオスの方を試してみます。


最終型として見てみると、以前紹介したカオス・カンジュラーからの変更点は、装備はアミュレットが「神話級 ビスミールの意志」、パンツが「神話級 バルバロスのショース」に変わっただけ。星座は、「守護者の目」「真面目な見張り」から、「牡鹿」「学者の明かり」「冬の精霊アマトク」に変更されています。星座については装備変更に伴う耐性確保のための調整という側面がありますが、「冬の精霊アマトク」は取りやすい位置で発動率も悪くないというところからの選択でしょうか。全体的にはエレメンタル耐性は「サモンファミリア」のバフ込みでギリギリにした代わりにイーサー耐性は超過させてと、必要なもの以外は切り捨てたクルーシブルに特化した火力重視の構成と言えるでしょう。

それでは、順を追って各ペット召喚用の装備を見ていきますが、注意点としては召喚の順番があり、「サモン ブライアソーン」を2匹召喚するのは「ネイチャーズ コールの礼装」フルセットが必要なので一番最後にする必要があります。あとは、オフハンド装備で精神力が724必要ですが、かなりきついので、精神力+が付いたコンポーネントの「磨かれたエメラルド」や、リングに使える増強剤「ローワンの知恵」を使って凌ぐことにしました。(なお、その他の召喚用の装備については増強剤などはつけてなかったりします。)


最初は「サモンファミリア」です。
武器をクラフト作成の「ハガラズの鉤爪」、オフハンドをこれもクラフトの「マルマスのストームブリンガー」。チェストは「神話級 ネクロロードの覆い」。ショルダーは「モグドロゲンのマント」。パンツは「神話級 ワイルドショーン レッグガード」。ヘルムは「破壊者の恐視」。メダルは「神話級 腐敗飲みの紋章」。ベルトは「神話級 シャドウフィーンドのコード」。リングはバロウホルムの派閥装備「ウェンディゴ カンジュリングシール」2個。最後にレリックを「モグドロゲンの熱情」

という風に総入れ替えに近いですが、スキルブーストを可能な限り使うということで、ペットツリーのスキルボーナスをできるだけ上げて、ない場合は全+1を使うということで揃えた装備になっています。で、ここまで入れ替えたら「サモンファミリア」を召喚します。

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次は、「サモン ヘルハウンド」です。
上の装備から、オフハンドが「激動の目」。ショルダー、メダルは「ネイチャーズ コールの礼装」に戻って、リングも最終装備の「神話級 ヴォイド ウィスパーバンド」になります。これで、「サモン ヘルハウンド」を召喚します。

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最後に、「サモン ブライアソーン」です。
今回は珍装備が多くどれだけの人が揃えられるかという気もしますが、正直このような装備をちゃんと確保している自分自身も結構ヤバイな、と思ってしまった次第です、(・_・;)

武器は「神話級 ブラックハンド オブ サナー'シーン」。オフハンドは適当に拾ったやつでOKな「ブラッドスウォーン コデックス」。ヘルム、チェストは「ネイチャーズ コールの礼装」に戻してフルセットにします。ブーツは「神話級 グリムハーベスト ブーツ」。リングは「神話級 ブライアソーンバンド」2個。ベルトを「アヴェンジャーズ ガードル」に変えます。そして、「サモン ブライアソーン」を2匹召喚します。

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ということで、最後に最終装備に変更して、足りないバフをかけてあげれば完成ですが、「ネイチャーズ コールの礼装」セットがフルセットじゃなくなると「サモン ブライアソーン」が一匹消えるので注意なのと、当然ペットが死ぬと効果が消えるので、まさに一発勝負のドーピングって感じですが、これで、カカシのヘルスリセットまでのタイムを測ってみると13秒でした。ちなみに最終装備の状態のままで召喚した場合だと17秒ってところなので、たしかにペットは強化されています。

ということで、まあ、実際にはクルーシブルのグラディエーターでタイムアタックするときくらいしか使わないテクニックかもしれないし、これだけ装備を集めるのも結構ハードルが高いかもしれませんが、可能な限り可能性を追求するという姿勢は大事だと思います。それに、殆ど使われない珍装備の出番があるのは、ここだけだと思うので是非使ってあげましょう。(・_・;)

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プラモデルの取説のように、装備する順番をメモしておかないとどこかで間違えて、召喚し直しになる可能性大なので、材料も適切に配置しておいてミスのないように装備変更する必要があるでしょう。(・_・;) ということで、限界を超えた強さというのが素晴らしいところですが、装備集めも装備切り替えも限界を超えてます。(・_・;)

2018年8月26日日曜日

Cataclysm Redone パート1:イントロダクション

フォーラムの方はビルド例だけでなく、書き込み自体も激減して店じまい間近?(・_・;) って感じですが、まあ、拡張が出るまでは休眠状態かな、というところでしょう。となると、ネタが無くなってこのブログもスリープモードに移行する必要が出てくるわけですが、(・_・;) いやいや、ちょっと待て、このような時にこそModというものがある、ということで、「Cataclysm」の新シリーズが始まります。(・_・;)

Modとしては「Grimarillion」の方が有名かもしれませんが、こちらは何度か試してみた感じでは、クラスが非常に多く選ぶ楽しみはあるものの、難易度的なバランスに関しては若干大味で、新クラスなども低レベルから耐性低下を持つスキルが揃っていたりと、組み合わせでは簡単に火力が出るような設定になっています。ただ、それで楽勝かというと必ずしもそうでもなく、雑魚は余裕なもののヒーローの出てくる数が半端ではないので、時としては非常に厳しかったりと、場面によって差が激しい感じで、これはどちらかというと、マルチでワイワイ、ガヤガヤと楽しむのに向いているようなバランスかな? という感じがします。(試してないのでマルチで可能なのかもわかりませんが、親しい友人とかがいないと難しいそうな気がします。)

ということで「Cataclysm」ですが、まず最初の導入のところから簡単に書いてみます。「Cataclysm」は日wikiにコーナーがあり、日本語化もされているのが非常にありがたいですが、使うのはAoMに対応した「Cataclysm Redone」の方です。また、ファイルのダウンロードに関しては、NexsusModsというサイトから落とすことになりますが、ユーザー登録が必要です。アカウント作成は簡単で、ユーザー名とパスワードを入力して、Bot防止用のチェックと質問の答を入力、最後に同意にチェックすれば、メールが送られてきて、そのメールのリンクをクリックすると登録完了してファイルがダウンロードできるようになります。(登録時に有料サ-ビスの選択画面が出てきますが、選ぶ必要はないので費用はかかりません。)

導入方法については、他のModと違いはなくModフォルダにファイルを置いて、ゲームのメニューから「カスタムゲーム」を選ぶだけです。日本語化の方法についてもwikiのコーナーに書いてあるとおりで、通常の日本語化ファイルを別名でコピーしてから、Explzhで開いて、そこに「Cataclysm Redone」用の日本語化ファイルを上書きします。あとはゲームのオプションから言語を「Japanese(CaRe)」に変更するだけです。

では早速開始してみますが、目玉となる独自のクラスとしては5つで、マスタリースキルをサラッと眺めてみると、

「アークマージ」:
いかにも魔法職という感じで、火炎・冷気中心ですが、相互に属性変換があったりと、結構マニアックで頭を使いそうなスキルが多いです。また、ペットもありますが内容的にはハイブリッド的な使い方になるでしょうか?

「マレフィカー」:
属性は生命力・イーサーですが、ネクロマンサーとはかなり違う感じで、レベル1からイーサー耐性低下を持つが、イーサーの50%を生命力に変換するスキルと、全く逆で生命力耐性低下を持つが生命力の50%をイーサーに変換するスキルの2つがあったりで、なかなかマニアックです。

「ウォーリア」:
武器の種類に応じてスキルツリーが別れていて、分かりやすい感じですが、どちらかというとサブクラスをどれと組み合わせるかで大きく変わるような感じがします。

「ヴォイドコーラー」:
名前から分かるようにカオス属性メインですが、「フィーンド」「ハービンジャー」のペットスキルが多くを占めている、ペットビルドに適したクラスで、これも分かりやすく、オカルティストやネクロマンサーと組み合わせてみたくなるところでしょう。

「エアロマンサー」:
こちらも「アークマージ」同様にいかにも魔法職って感じですが、属性は雷中心のエレメンタルってところで内容的には似た感じにも見えます。

ということで、どれも全く未知のクラスなので、正直なところさっぱりわからないわけですが。(・_・;) とりあえず、一番無謀そうな「アークマージ」+「エアロマンサー」の「アストロマンサー」という、いかにもディフェンスが弱くてすぐ死ねそうな感じのクラスで行けるところまで進めてみようと思います。(・_・;)

とにかく、オリジナルにはない新要素というのが多々あるわけですが、スキルについてはスキルポイントに応じて追加のボーナスが増える仕組みになっていて5,10,15,25ポイントごとにダメージが増えたり、範囲が広がったりなどとスキルの性格が変わってくるので、どこまでポイントを振るのかが大事になってきます。また、新クラスについてはトグルバフは少なめで、あとは、やはり属性変換が非常にトリッキーな感じという印象です。

「アークマージ」のスキル画面で、いろいろ試しながら進めているところですが、一番上の「つらら」は氷のファイアーボールという感じで、これをメイン攻撃にしつつ、下の「メテオストライク」で大ダメージを与える感じです。で、これを活かすために中央にある「凍てつく大地」の派生スキルを取って、凍結時に物理耐性-50%、火炎耐性-100%を使っています。また、上から2番目はペットの「アイス スペクター」という幽霊の常駐型ペットですが、一番下にあるパッシブスキルで冷気から火炎に属性変換しています。そして、LV50の排他スキル「パイロマニアック」は流石に強力で、メテオシャワーレベルの破壊力です。


では序盤を戦ってみた感じですが、アイテムやコンポーネントも新しい物が増えていて結構新鮮です。また、アミュレット専用で各種属性変換コンポーネントがあるのが面白いです、あとはドロップアイテムで、「神秘の箱」というのがドロップしますが開けると、Affix付きのエピック品が出たりして結構開けるのが楽しみなのと、ダイナマイトチェストもエピックが山盛り出るので、ダイナマイトが大量に必要です。


見慣れないものが多数ありますが、「ロイヤルゼリー」の左の12個は使い捨ての増強剤で、店売りではなくドロップします。その下の派手なアイコンが「トランスミュータ-」というアミュレット用の属性変換コンポーネントに、その他新コンポーネント。で、一番下が左から「神秘の箱」経験値アップの「知識の一口」鉄片が詰まった「コイン袋」に薬品類というところです。あとは、「ウグデンブルーム」やレア素材なども序盤から出ます。

右上はAffix付きのエピックですが、「オブ ヘイスト」が付いた爆速の「探検家のフット パッド」が非常にイケている感じです。Act2のスキナーは、助けたあとは商人になりますが、このようなAffix付きの装備を売る珍品屋です。左上はレジェンダリー品ですが、これも低レベルから出ます。最後に右下は新コンポーネントで完成するとクラス全+1が付きます。

「エアロマンサー」のスキル「アイス ウォール」で壁を作って「ウォードン」の接近を防いでいるところですが、ボス戦はこれ頼みって感じです。(・_・;)

ということで、バランスも良好で結構遊べる感じなので、このまま進めてみようと思いますが、この「Cataclysm Redone」の記事がどこまで続くのかは不明です。(・_・;)

アーコヴィアの雑談:

どうやら拡張パックの新クラスは1つだけのようで一安心ですが、2クラスだとクラスが増えすぎて作れないというか、作ってもキャラが多すぎるとタイトル画面でフリーズが多発してしまいそうな感じもします。(・_・;)

まあ、今後のスケジュールを読むとすると、12月リリースというのは、クリスマス休暇までにある程度不具合修正を終えたいとするなら厳しい日程だと思うので、やはり10月~11月の線が濃厚かなとも思うわけです。そして、当然リリース前には先行パッチも出ると思うので、9月になれば動きも出てくるのかな、という気もしますが、あくまで予想です。

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さて、報復ビルドは、先日のヴィンディケイターでグラディエーターのW151-170も挑戦してみましたが、基本的にディフェンスは「インクィジター シール」「ウェンディゴ トーテム」で耐えられるものの、耐性低下の重なりだけは耐えられないので、その場合は移動するしか無いのですが、動き回るとディフェンスがもろくなるので、設備・祝福のありなしに関係なく厳しさがあります。ということで、ヴィンディケイターは火力で押す分には強いですが、ディフェンスビルドとしては若干苦しさがある感じです。

あとは、タクティシャンも試してみました。こちらは属性は刺突報復メインで、ヴィンディケイターよりは動きやすいのが利点ですが、ソルジャーを含む場合は「オーバーガード」「メンヒルの砦」が盾必須なので、両手武器への切り替えは難しく、非報復ダメージが伸ばせず問題となるキャスター相手に速度が出ません。それから、Chthon氏の報復バトルメイジも試してみましたが、こちらも同レベルという感じで、本編のAct6辺りでも結構時間がかかる場面が出てきます。そういう意味では、ウィッチブレイド、ヴィンディケイターは本編なら我慢出来ないほどではないので、まだましかな、という感じでした。

最後に、報復ではないですが「カウンター ストライク」に特化したパターンでCeno氏のウィッチブレイドも試してみました。→ リンク このビルドも「フィーバード レイジ」を使うということでは、先日作った報復ウィッチブレイドと同じですが、「カウンター ストライク」をヘルムの「ブラッドナイトの面」「曙光」フルセットのスキル変化でリチャージ短縮して、発動率を上げることで火力を出すという、非常にユニークなビルドです。試した感じでは報復ではないのでキャスター系もそれほど問題なく倒すことが出来て、良い感じですが、いかんせん属性が雷で、%ダメージも低く耐性低下もあまりないので、3人の評議員に、「アナステリア」「ヴァルダラン」などの雷耐性持ちのキャスターとの相性が最悪で、結局の所報復型と同じで非常に時間がかかります。(・_・;) また、ディフェンス力も報復ウィッチブレイドよりは低いので、グラディエーターのW100以降は設備・祝福なしだと結構厳しい感じでした。

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若干装備・スキルを変更しましたが「カウンター ストライク」「フィーバード レイジ」を組み合わせるというところが非常に面白いアイデアです。ただ、やはり全くシナジーのない雷メインというのはちょっと無理がある感じで、非常に惜しいところですが、「カウンター ストライク」はMI盾の「コロッサル フォートレス」でもリチャージ短縮可能なので、物理・刺突にアレンジすれば結構イケるかもしれません。


ということで、現状の報復ビルドとしては、クルーシブルのW150辺りまでが良いところで、報復が効かない相手を倒せる手段が実装されない限り実用性という意味ではちょっと難しそう、というところだと思います。また、比較でいうと、以前紹介した中華CDRのバトルメイジが非常にディフェンス重視のビルドですが、こちらは、同じく時間はかかるにしてもグラディエーターのW170は安定してクリアできるし、エリートの「ラヴァジャー」も薬品類を全く使わずに倒せるので、力としては数段上というところだと思います。

中華CDRバトルメイジだとエリートのラヴァジャー(魂)も張り付きで倒せますが、実は「エレオクテスの鏡」はそれほど必要ではなく、重要なのは「ナリフィケイション」のバフ消しで、デバフアイコンをまめに消していればあまりダメージは受けません。ということで、セレスチャルやクルーシブルのW151以上では、基本的なディフェンスは装甲や物理耐性などでも十分防ぐことが出来ますが、たまに襲ってくる耐性低下や防御能力低下などのデバフにどう対処するかがポイントになってきます。

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続いて恒例の「実験してみよう」のコーナーですが、(・_・;) 極稀に行動系耐性にマイナス効果を持っているアイテムというのが存在します。よく知られたところでは新セット「ライムタン」の捕縛時間短縮ですが、これを使うことで通常捕縛できないような敵にも効果が出るようになる可能性が出てくるわけです。

では、他に使えそうなものがあるかというと、実用性としては凍結時間短縮があります。装備としては、アミュレット「夜の抱擁」が-50%、ダガーの「神話級 アスターカーンの破片」「ウインドデビル」のスキル変化で-15%、あとは、「ルミナリの礼装」のフルセットボーナスは各種行動系耐性が全て-20%になります。それから、「神話級 アスターカーンの破片」の2刀流というのは、どうやら重ならないようで、少なくともスキル変化の[-1 秒 スキル リチャージ : ウィンド デビル]はステータス上では加算されていませんでした。しかし、下位版の「アスターカーンの破片」はオーラで-20%なので、重なるかもしれません。となると-85%は下げられるので、かなり凍結可能になる敵が増えると思われます。

ということで、トロザン・ドルイドをカスタマイズして「神話級 夜の抱擁」「神話級 アスターカーンの破片」「アスターカーンの破片」の2刀流で実験してみると、「クロンリー」「ジャナクシア」のように凍結耐性135%くらいの敵は、「オレクスラのフラッシュ フリーズ」で凍結させることが出来て楽勝です。他には「高等評議会会議所」の3人の評議員も全く無抵抗になるのが面白いです。しかし、「センチネル」「ウォードン」のような170%クラスになると、ちょっと凍結させるのは難しいようです。

残念、あと一息って感じでしたが、通常の雑魚も凍結時間が長くなるし、「夜の抱擁」は非常に効果が高く12秒と長いので、十分に「ダルマさんが転んだ」を遊べるレベルにはあります。(・_・;) なので、さらに時間短縮を積めば凍結する敵に対しては完全に無力化出来るかもしれません。

*「神話級 便利なツール」の記事を読み直したら書き忘れていたので追記しましたが、GrimDawnToolsの検索で、”*”のワイルドカードを使うと数字部分を置き換えることが出来るので、「-*% 凍結時間短縮」のように指定するとマイナス効果の装備だけを抽出できます。なので耐性低下アイテムなども「-*% 冷気耐性」とかで探すと良いです。


センチネルは以前記事に書いたとおり、ペットだけを中に送り込んでから、おびき寄せるとノーダメージで攻撃できるので、じっくり試してみましたが凍結はしませんでした。「オレクスラのフラッシュ フリーズ」は火炎耐性-100%なので火炎型ビルドの方がより効果が高そうですが、火炎型のソーサラーあたりは%ダメージが落ちる分微妙で、やるなら凍結効果を持つ装備を多く揃えた冷気ビルドで使うほうが良さそうに思えました。

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では次に、ちょっと前に5chの掲示板で、毒酸型ウォーロックという話題がありましたが、「ウォーロック」のような危険なキーワードが出ると監視システムがアラートを出す仕組みになっていて、自称ウォーロックマスターとしては見逃せません。(NSAのエシュロンかい。(・_・;) )しかし、今のウォーロックで毒酸型というのは、結構考えてしまうところで、先日の毒酸型ウィッチブレイドのように、盾持ちで「イオンの砂時計」「建築神ターゴ」の中華CDRを使えばディフェンスはなんとかなると思いますし、「エレオクテスの鏡」の時間短縮も使えるので、問題は火力が出るかということですが、考えてると眠れなくなるので少し試してみました。(・_・;)

まず、属性変換を使うということで、エレメンタル→酸変換のスキル変化を持つ、レア片手遠隔銃の「ウグデンボーグ ヴェノム ランチャー」とレアアミュレットの「ピュートリッド ネックレス」は共に45%変換なので、2つ使えば90%になります。(ただ2丁拳銃はディフェンスが弱めのウォーロックでは厳しいでしょう。)で、これを使うとアルカニスト側のエレメンタル系スキルを使えるようになるので、燃焼DoTの高い「インフェルノ」「トロザンのスカイシャード」あたりを火力として使えそうです。

また、盾に「スペルスカージ ブルワーク」を使って物理と酸に変化した「デヴァステイション」を使うという荒業も一応可能ですが、試してみた感じではやはり微妙でした。というか、いろいろ試してみた結論としては、「インフェルノ」の毒変換はなかなか面白かったものの、この属性変換を使う方法は、%ダメージが上がらなく火力不足で、ちょっと現実的には難しそうです。これは、スロットが専有されることで「ドリーグの欺瞞」セットなども使えなく、単品アイテムの組み合わせになるという不利もあると思います。

ということで、考え方を変えて別の形で作ってみたら、下のような感じになりましたが、これでも火力的にはもう一つという感じで、素直にウィッチハンターを作ったほうが良いな、というのが結論かなと思いました。

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まあ、作り的には悪くはなさそうですが、実際クルーシブルなどで戦ってみると、やはり装備がウォーロック向けで無く無理矢理感が感じられるところで、不可能ではないけどやや苦しい感じで、よほどの愛着とか理由がないと難しいな、というところでした。

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最後に雷両手シャーマンのちょっと変わったパターンとして、雷変換した「フォースウェーブ」「プライマル ストライク」のコンビをメインとしたウォーダーを試してみました。

装備としては、「神話級 ウィルムボーン マスク」のスキル変化で「フォースウェーブ」を100%雷変換しますが、他は2H雷シャーマンとの違いはありません。パンツは神話級 バルバロスのショース」にすれば詠唱速度もMaxになりますが、耐性がかなりギリギリって感じだったのでMIパンツにしました。あと、「フェラルハンガー」「アプヒーヴァル」は通常攻撃必須なので使えませんが、「ブルート フォース」は使えるということで、フォースが2倍になるって感じでしょうか。(なりません。(・_・;))

カカシのヘルスリセットまでは55秒で、もう一声って感じですが、ウォーダーだと「ブリッツ」もあるし、「フォースウェーブ」は射程距離も長くディフェンス力もあるので、ヘルス変換を用意してあげれば結構安定して戦え、悪くない感じです。

とか、戦っていたら「ラダガンのマスク」の設計図が出て、ついに設計図は全て揃いました。\(^o^)/ アイテムとしても「ラダガンの愚行」セットのチェストとショルダーの2個を残すのみですが、拡張パック発売までに出るかは謎ってところです。(・_・;)

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見た目は弁慶か三国志の張飛みたいなイメージを目指してみましたが、この場合に関しては男性キャラのでっぷり感が欲しかったところです。(・_・;) 「フォースウェーブ」の属性変換については、生命力、カオス、イーサーなど他の属性も50%くらいなら不可能ではないですが、やはりスキル変化での100%変換がほしいところで、カオスなどは、あれば結構面白そうな気がします。


2018年8月24日金曜日

トゥルーブラッド:出血ブラッドナイト

流石にフォーラムの方もこの時期にビルド例を出す物好きは、veretragna氏とShopping氏くらいしかいなくなった感じですが、(・_・;)「ザ ブラッド ナイト」セットが揃ったので試してみたいと思います。このセットは、生命力と出血のどちらもいけるというところが珍しく、悩むところですが、最近出血ビルドがなかったので出血型で行ってみます。

とりあえず、出血ということであれば以前紹介した、TZ Tz氏のビルドを作ってみますが、→ リンク 簡単に内容を見てみると武器が「神話級 バーウィッチの屠殺人」「神話級 夜の鉤爪」の2刀型に「カデンツ」を使う武器攻撃型です。その他「ザ ブラッド ナイト」フルセット以外では、グローブの「真紅の鉤爪」はAoM以降での定番装備、リングは「神話級 デス・ロードの指輪」「神話級 ベルゴシアンの印」で武器攻撃型なので、攻撃速度を優先させた選択です。あとレリックは「デス ストーカー」です。出血ビルドにおいては、特にグローブ、リング、ベルトは選択肢が多いので、目的に合わせて調整しやすい感じがします。

星座は、「女狩人」「モグドロゲン ザ ウルフ」と定番のパターンですが「バーサーカー」は4pだけにして、「ウルズインの松明」をきっちり3p取っているところが非常に賢い取り方という感じがします。スキルについては、「カデンツ」はツリーを含めてフル強化で「ファイティングフォーム」にこれだけ振っているのを見るのは珍しいです。あとはセット装備で強化される「カウンター ストライク」も極振りです。オカルティスト側は攻撃速度強化で「ソレイルのウィッチファイア」を取っている以外は最小限ですが、「アスペクト オブ ガーディアン」も物理耐性が欲しかったのかフルにポイントを振っています。

では、作ってみますが、例によって「キングス」のAffixは厳しいので、微劣化になるものの、レア装備は靴だけなのでさほど差は無いでしょう。戦ってみた感じとしては、まず、このセット、常時召喚型と発動型で2種類のペットが付いてきます。召喚型は「リープスピリット」のような幽霊ですがプレイヤーボーナス型なので死ぬときは「デス ストーカー」とシンクロして仲良く同じタイミングで死んでくれます。(・_・;) 発動型は「リビンシャドウ」ような従者3名ですが、派手に広がる赤い玉を出していて、結構頑張っている感じが伝わってきます。(・_・;)

おなじみのカカシのヘルスリセットまでの時間は1分5秒でしたが、まだ、星座のレベルが低いのでもう少しは速く出来そうです。それでも、それほど速くないな?と思うかもしれませんが、出血ビルドはDoTのみなので、このような速度を優先したテストでは、実際の体感での火力よりは、かなり低めの結果になります。ということで、DoT系は攻撃速度を強化しても、そこまで火力が上がる感じにはなりませんが、ヘルス変換による回復に関しては、攻撃速度で違いが出てくるのがポイントです。今回は物理耐性や防御能力もしっかり確保していることもあってか、ディフェンスは非常に安定しています。

*DoTに特化したビルドは、DPSは全く参考になりません。そして基本的には攻撃速度や詠唱速度も不要で、攻撃能力も低くてもそれほど問題にならないというところは特殊です。ただ、クリティカルのダメージは効果が大きいので攻撃能力が不要というわけではありません。とにかく、毎秒一定のダメージなので速度は出ませんが、DoTの攻撃はどんどん積み重なっていくので、攻撃ソースが多かったりクリティカルのダメージが高いと、時間と共にダメージが飛躍的に上がっていくのが特徴です。

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最近超火力型が多かったせいか、若干火力はマイルドな感じもしますが、バランスは整っていて安心して戦えます。(・_・;) あと、出血ビルドは久しぶりだったので、非常に懐かしい感じがしますが、速度は速くないものの単体ダメージは高く、急速に敵のヘルスが減っていくという非常にDoTらしいダメージの入り方をします。ということで、一発入れば離れていても敵を倒せますが、ヘルス回復のためには殴る必要があります。そして、ウィッチブレイドの場合は「ドリーグの血」の回復もあるので非常に戦いやすいクラスだと感じました。

せっかくなので両手型シャーマンにしたパターンも試してみたいな、と思ったもののちょうどぴったりのがなかったので、星座は上と同じにして、Chthon氏の作った「神話級 ギロチン」を使った両手型デスナイトを参考にして、→ リンク サブをシャーマン代えたウォーダーを試してみました。スキルは「サヴィジリィ」「ブルート フォース」「ブラッド パクト」と、美味しいところをふんだんに取ってみましたが、かなり適当です。(・_・;)

これだと、カカシのヘルスリセットまでは40秒と、かなり速くなりました。単体ダメージも350k位はでますので、これだけ出れば放置しているだけで殆どの敵は死にます。しかしながらウォーダーだと回復スキルがないので、殴りによるヘルス変換頼みになり、安定度ということでは上のウィッチブレイドよりは劣る感じです。まあ、適当に作ったので、調整の余地はありますが、ディフェンスを強化するか、DoTを使ったヒットアンドアウェイに特化するかどうか、といったところでしょうか。

とか考えていたら、かつて出血DoTにハマっていた頃の熱い感覚が戻ってきて、やっぱりこのDoTをさらに活かすということなら遠隔武器の「神話級 ガットリッパー」を使って麻酔銃的な猛獣狩りを楽しむのも良さそう、とか、ナイトブレイドでナイフ投げもありだよな~とか、イメージが膨らんできて、遊べる遊べる~(このような症状を出血熱と呼んでいます。(・_・;))

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海外ドラマ「トゥルーブラッド」は数年前に「ヴァンパイア ダイアリーズ」映画「トワイライト」と共にヴァンパイアブームを築いて、当然7シーズンをコンプ済みですが、(・_・;)(ちなみに小説も13冊コンプ済みですが、ラストが微妙すぎ。(・_・;) ) 出血ビルドも同様に今となってはブームも去って、忘れられがちな存在になっていたような気がします。そういう意味では、この「ザ ブラッド ナイト」の出血・生命力と「ラダガンの愚行」の毒酸・生命力は、人気の落ちた感があるDoTに手を入れるということで、導入された感じなのかもしれません。


2018年8月21日火曜日

沈黙の報復:報復ヴィンディケイター

先日の報復ウィッチブレイドに気を良くして、シリーズ第2弾のヴィンディケイターが大枠完成しました。で、何故ここに来て報復かというと、報復って専用のステータスもあるくらいだし次の拡張で手が入るとしたらここしか無いよな~という、鋭い読みから今こそ押さえておくべき必修課題かな、というところでの連作ということになります。

*タイトルは不滅のワンパターンで有名な、(・_・;) スティーヴン・セガールの沈黙シリーズの15作目ですが、火炎報復やイーサー報復などもあるので、全クラス作ればシリーズ化もできそうってことで、次のタイトルは「報復の戦艦」とか「報復の要塞」(レリックはもちろん「要塞」ですね。)にするしかないでしょう。(・_・;)

とか思っていたら、公式で新クラスOathkeeperのニュースが来ました。これは非常に嬉しい半面、また8キャラ作るのか...という責め苦が待っているのが辛いところでもありますが、クラスリセットポーション辺り追加してほしいところではあります。(しかし、この新クラス、動画では盾を投げてますが通称はキャプテンという呼び名が定着しそうです。(・_・;))そして、まさに読み通りというか、新しいシステムとして、ヘルス回復と報復ダメージに手が入るようです。ということで、楽しみです。

では、本題、前回のウィッチブレイドは「フィーバード レイジ」を使って殲滅速度をあげようという野心作でしたが、(・_・;) クルーシブルだと、うまく逃げながら敵に触らせてダメージを与えるという、当て逃げというか、「触らせるのはちょっとだけよ」のお触りバー的な感じで、面白いんだけど今ひとつ男らしさがないかな、という難しさがありました。(・_・;) ということで、今度は基本的にじっくり構えてひたすら耐えるという、いかにも報復ビルドという感じのスタイルで、熱い風呂に入って黙々と耐えるという実に男らしい感じで行ってみたいと思います。(・_・;)

今回、属性は雷・刺突になりますが、雷は刺突と並んで報復では稼ぎやすい属性で、報復ダメージも200,000以上にすることが可能です。ただしダメージの幅が結構あり、当たり外れがあるのが難点というところでしょうか。ということで、シャーマンは確定ですが、通常サブはソルジャーにするところ、刺突・エレメンタルの耐性低下があるというところでインクィジターにしました。それに、「インクィジター シール」もあるのでディフェンス的にも問題ないと思います。

で、実は最終装備にたどり着くまでには、かなり試行錯誤がありましたが、結論としては雷報復を強化しすぎると、エレメンタル系キャスターのボス・ヒーローが半端じゃないくらいにキツく、クルーシブルの141や161あたりで回復持ちのキャスターが複数出てきたときは、マジで倒すのに20分くらいかかりました。(・_・;) あとは「アーキビスト セロン」にはエナジーを吸われまくってカラカラに干上がってしまうし、「ヴァルダラン」「ザンタリン」も激硬いしで、やはり報復ビルドで問題となるのはこのキャスター系や耐性持ちをどうやって倒すかになってきます。

で、まず最初に試したのが「サヴィジリィ」を強化して殴る方法ですが、よく考えたらキャスター系だけになってしまえばディフェンスはいらないので、両手武器に切り替えて殴ればダメージも更に出ると思い、「ブルート フォース」ツリーにも振ってみると、確かにだいぶ速く倒せるようになりました。それに、「神話級 ストームリーヴァー」なら
+2 シャーマン全スキル、+1 インクィジター全スキルに[+100% 敵の呪文からエナジーを吸収]のおかげで「アーキビスト セロン」にも吸われたエナジーを吸い返せるということで、なんとなくエナジー取り合いの戦いというのが、虚しさを感じるところではありますが、勝つためにはやむを得ないでしょう。(・_・;)

と、一応の改善は見られたものの「ザンタリン」2体に敗北、仕方ないので生命力耐性も超過させて、141のキャスターヒーロー5人衆(ギニュー特戦隊と呼んでいます。(・_・;))に挑みますが、やはりこれは結構辛いです。耐性持ちでさらにキャスターだと、硬さが2倍ということで、非報復ダメージを多少強化した程度では歯が立ちません。ということで、最終的には「神話級 ストームリーヴァー」は使うとして、非報復ダメージとしては「ハガラッドのルーン」にして、報復も刺突を多めにして、あとは装備で耐性低下をできるだけ稼ぐという具合に調整してやっと、許容範囲になった感じです。

装備は、エピックの「ドーンガード」セット3点(ヘルム、チェスト、グローブ)が良い感じですが、耐性低下を稼ぐため、最終的にヘルムは「神話級 ウルズインのヘッドガード」に変更。あと、パンツ、アミュレット、リング、メダルを刺突報復にして、属性の割合を調整しました。武器は、報復主体の場合は盾持ちで「曙光」セット3点ですが、武器切り替えで、「神話級 ストームリーヴァー」を使います。というか、実はディフェンス的には結構足りているので基本両手武器の方がメインでも良く、報復が効きそうな相手だけ盾持ちに変えるのでも問題ない感じでした。

星座は、前回のウィッチブレイドとほぼ同じ感じですが、今回は耐性や親和性に、攻撃力がほしいということも考えて「エンピリオンの光」を使いました。最後のスキルは、シャーマン側は報復強化での「オークスキン」にエレメンタル耐性低下の「レイジングテンペスト」、あとは回復用の「ウェンディゴトーテム」がポイント。インクィジター側は「デスセンテンス」の刺突耐性低下、「懲戒のオーラ」のエレメンタル耐性低下にディフェンス用の「インクィジター シール」で、「ハガラッドのルーン」「アーティファクト ハンドリング」が非報復ダメージ用になります。

で戦った感じとしては、基本張り付きでじっと耐える感じですが、ディフェンスビルドだけに耐久性が半端でなく肉工場のデブヒーロー相手でもヘルスは1mmも減りません。そして、アルティメットの「ラヴァジャー」相手でもディフェンスは十分行けそうな感じなので、専用に調整すれば倒せそうな感じもします。(ただ、報復だけだと結構時間がかかるので速度を上げるとなると結構工夫が必要な感じです。)クルーシブルは一応W150までを設備・祝福無しで行けたので、まずまずかなとは思いますが、基本動かないスタイルなので「アナステリア」「サラザール」などは戦いにくいし、あとは何故か「マッドクイーン」が強烈にダメージがキツく難敵です。(反射?)

ということで、かなり報復についてもコツは掴んできたかな、というところですが、苦手なキャスター型については、もう一気に高火力で叩くしかない感じで、特に回復持ちは時間がかかりキリがないので、「ハガラッドのルーン」「セイクリッド ストライク」を使う形になりました。あとは、非報復ダメージの場合はやはり攻撃能力が必要になるところでの「バイティング コールド」の防御能力低下が必要というところもあります。まあ、いずれにしてもクルーシブルでは、どうしても時間がかかる部分が出てきてスコアは不利になりますが、拡張パックで報復はポイントになるかもしれないので、研究しておいて損はないでしょう。(空振りに終わる可能性も大ですが...(・_・;))

GrimDawnTools
パイロマンサー以来の武器変更を使う切り替えスタイルですが、報復特化と、非報復を増やしたハイブリッド的なスタイルを切り替えることで苦手なキャスター型に対処しようという考えです。上の画像の攻撃能力や防御能力などのステータスを見ただけでは想像できないと思いますが、耐性低下が重ならなければクルーシブルの終盤でもマップ中央で仁王立ちできるくらいにタフで、これならガマン大会でも優勝が狙えそうです。(・_・;)

2018年8月18日土曜日

疾風伝説:2H火炎タクティシャン

先日のアルカノア・タクティシャンの時に、やはり火炎型がNo1と書きましたが、それを知ってか知らずかShopping氏が最新版を出してきました。(さすがに、持ちネタが尽きてきたのかもしれませんが。(・_・;))ただ、先日も書きましたがこのビルドは設備・祝福無しでグラディエーターのW150までを余裕で行けるし、W170も祝福2つだけで安定クリア可能なので、強さとしてはもう充分という感じもしますが、簡単に修正できるので一応試しておきましょう。→ リンク ちなみに旧バージョンはこちら → リンク


その前に、前回の2丁拳銃物理デスナイトですが、結構コメントが面白く、
Q:「クリアの確率はどれくらい?」
A:「慣れてりゃ、7,8割ってとこかな。」

Q:「まじかよ~、信じられね~。3回連続クリアとかできんの?」
A:「ほらよ。」
*ということで、グラディエーターW151-170の3回連続クリアの動画を出してくれましたが、1,2回「イーサーの塊」を使ってはいるものの(タイミングが絶妙!)見事です。

Q:「ダメだ信じられね~。イカサマだ~。チートだ~。」
A:「てめえ、最後まで見て言ってんのか~。」

みたいな感じで笑えます。
まあ、彼については常識は通用しないので、一般人のレベルで考えたらダメでしょう。(・_・;)

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では、本題で、どう変わったかというところですが、実は大して変わっていません。(・_・;) まあ、特に変更しなくても十分強いということで、微調整レベルって感じです。全体的には旧バージョンは、高DA時代のビルドなので、今だとそこまで防御能力はいらないとのことで火力強化になるわけですが、そこはShopping氏、ディフェンスの削り方が悪徳商人のように情け容赦無く、手当たり次第に奪っていきます。(・_・;)

装備はベルトが「神話級 ベロナスの鱗」、レリックが「イグナファーの燃焼」と火力重視に変わっていますが、まあ順当です。あと増強剤も火力・攻撃能力重視に変更しています。星座に関しては「猟犬」「豹」に変わっただけです。と、ここまでは、まあ分かりますが、属性値も体格を削って狡猾につぎ込んで、スキルは「スカーズ オブ バトル」をゴッソリ減らして「インターナル トラウマ」に注ぎ込んでいます。ということで、気絶耐性はわずか8%にヘルスも思いっきり下がりました。(またしても、タコメーターと燃料計だけのこして、不要なシートや計器類にブレーキまでも取り去ってしまったって感じでしょうか。(・_・;))

当然コメントでも突っ込まれてますが、
「気絶耐性8%って大丈夫か~」

彼には常識は通用しないんだよ。と言ってやりたいところですが、まあ、まだまだ若いな、って感じでしょうか。(・_・;) その点Superfluff先生は、至極当然という感じで、

「祝福のウロを使えば問題ないじゃろう。時に星座は「フィーンド」を取って「フォースウェーブ」に割り当てるともう一分短縮も可能かもしれんのう。ほっほっほっ。」(いつから老人になったんだ?(・_・;))
と、先生は常に先を見ておられて流石です。


では、修正は簡単なので直ぐに出来ますが、まずはいつものカカシのヘルスリセットまでのタイムです。

旧バージョン:45秒
旧バージョン(ベルトとレリックのみ変更):34秒
新バージョン:28秒

旧バージョンは多少スキルを変更していたので若干違うかもしれませんが、そうは変わらないと思います。また、新バージョンは「フィーンド」も試してみましたが、時間的には殆ど変わりませんでした。

*Superfluff先生のコメントを補足すると「フォースウェーブ」は前方への直線的な攻撃なので「フィーンド」があると側面を補完できてアルカノア・タクティシャンでは有効だったとのことです。ただ、このビルドの場合は「シャー’ズールズ ワールドイーター」のスキル「シャー’ズールの憤怒」が全方向火力なので、アルカノア・タクティシャンと比べると、特に側面や背後のディフェンスにも不足感は無い感じがします。なのでアルカノア・タクティシャンでも「ハガラッドのルーン」を使うケースでは同様だと思います。ということで、使うなら火力で判断する感じでしょう。

次に軽くAct6辺りを戦ってみますが、はっきり言って強すぎて比較にならない感じです。(・_・;) ただ、旧バージョンに比べると火力が高いのはひと目で分かり、時折赤文字で200K超えのダメージが出て、攻撃能力を上げた効果が確認できます。では、次にグラディエーターの100から設備・祝福なしでテストしてみますが、え~ なにか異常に強いです。思わず「チャレンジャーと間違えちゃったかな。てへ。」とか思うくらいに (・_・;) 爆走街道まっしぐらな感じですが、ディフェンスはかなり落ちているはずなのに、ほとんどヘルスは減らないし、火力は凶悪過ぎて無双状態だしで、ほんとに設備・祝福なしでこれか~、と、余裕で、しかも爆速でW150をクリアしました。ということで、

「ダメだ信じられね~。イカサマだ~。チートだ~。」
(所詮自分も同じ穴の狢だったというオチですか。(・_・;))

あと、気絶耐性ですが「アイアン・メイデン」「アナステリア」「ヴァラックステリア」なども、ちゃんと分かっていれば問題無い感じなので、さらにウロの祝福があれば余裕でしょう。ということで、このビルドも充分に壊れビルドの仲間入りです。(・_・;)

*ただ、本編の場合はもう少し「スカーズ オブ バトル」に振って気絶耐性は上げておいたほうが無難だと思います。と、こう考えると以前は本編よりクルーシブルはディフェンス重視というのが当たり前でしたが、今はもしかしてクルーシブルのほうが火力重視なのか?と不思議な感じです。

GrimDawnTools
ヘルス、防御能力、気絶耐性と思いっきり削ってきましたが、それでもディフェンスが弱くなった感じがしない時点でもう終わってます。(・_・;) そして、当然火力はさらに凶暴化して、もう好きにしてって感じでしょうか。ということで、いくらペットカバリストが壊れていようとも、個人的には総合力ということではNo1の座は揺るがないかなって感じに思えます。

2018年8月15日水曜日

誰がために鐘は鳴る:2丁拳銃物理デスナイト

Shopping氏の新作、2丁拳銃物理デスナイトが出ましたが、これは、少し前にveretragna氏が出していたものと非常にそっくりで、早速veretragna氏もコメントを出していますが、「Shoppingさんよ~ あんた俺と勝負しようってのかい。」という感じで、またしても味勝負か~ってところですが、(・_・;) 実は、veretragna氏のビルドを見たときは、ある程度強さは見えている感じがして、パスかなと思っていましたが、クリーグデスナイトも飽きてきたし、じゃあどこが違うのか、という部分を見てみる意味で取り上げてみましょう。

veretragna氏 → リンク
Shopping氏 → リンク

その前に、ペットビルドで一躍名を上げた感のあるsigatrev氏ですが、その後は研究に没頭しているようで、特定のペットや装備をメインとしてクラスを変えるとどのような変化が見られるかという実験に挑戦しており、いくつかの論文が提出されていますので紹介しておきましょう。(ペットだけにモルモットを使った動物実験って感じでしょうか。(・_・;))

・ネイチャーズ コールの礼装セット固定(全12クラス) → リンク
・サモンファミリア主力型(全9クラス) → リンク
・サモンヘルハウンド主力型(全7クラス) → リンク

まあ、詳しくは実際に記事を眺めてもらうとして、ビルドも結構壊れていたけど、この人も壊れているな、と思わずにはいられないですが、(・_・;) 暇人+廃人パワーが無いと、とても出来ない実験です。(What The Hell(Hound)というジョークが出る辺りからも、彼は本物と言って良いでしょう。(・_・;)) ザックリ掻い摘んでみると、実験の内容からリチュアリストは入っていないですがカバリスト、カンジュラー以外ではデシーヴァー、ウォーロックが健闘していて、以前作ったマインドコントロール・ウォーロックもあながち間違いではなかったかな?と、顔には出さないまでも心の中ではニンマリしてしまう感じですが、(・_・;) やはりカラスが強く犬はダメだな、ということが分かります。(・_・;)(ただ、ヘルハウンドはあくまで実験としてなので、ビルドとしてはもう少し強くできそうな感じがします。)

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では、本題へ行ってみましょう。武器に「神話級 デスディーラーズ サイドアーム」を2つ使った2丁拳銃型ですが、発動スキルの[武器ダメージ300%]というのが目を引くものの、装甲貫通が高かったり、というのもあって、AoM以前から使えそうで使えないという微妙感のある武器でした。(・_・;) そこにスキル変化も付いたということで、デスナイトならいけるんじゃね~の、というところで、装備に「ウォーボーン バスティオン」セット3点他、物理をメインにしたある意味想定通りの、ど真ん中のストレートって感じの構成です。そして、Shopping氏とveretragna氏の装備の違いはベルトだけで、あとはコンポーネントの使い方に違いがありますが、veretragna氏が「ウグデンボーグの革」を多用しているところ、Shopping氏は「抗毒膏薬」を使っています。

スキルも当然似た感じですが、veretragna氏はベルトの「神話級 剣闘士の殊勲」で生命力→物理変換を使って「ボーンハーベスト」「サイフォン ソウルズ」を取っています。あと、ソルジャー側で「テリファイ」を取っているのが珍しいですが、遠隔型ということでの選択でしょう。ただ、個人的には3ポイントも使う価値があるかは疑問って感じです。Shopping氏はソルジャーの最下段の「デコレイテッド ソルジャー」「スカーズ オブ バトル」にかなりポイントを振っているのが目を引きますが、パッシブスキル中心で、アクションスキルが少ないです。また、今回も防御能力が低めですね。

*コメントで言ってますが、防御能力より「fitness」を選択したってことで、これはヘルス、ヘルス再生、活力などの方を重視したってことのようで、結構驚きですが、あとはマスタリーレベルの中途半端感も、普通はなかなか出来ないところです。(・_・;)

最後に、この2つのビルドで決定的に違うのが星座で、veretragna氏は「春の乙女 イシュターク」「エンピリオンの光」を取ってますが、他には攻撃系のものはほとんど無く、非常にディフェンシブな構成です。まあ、2丁拳銃でクルーシブルを戦うならこれくらい必要という考えだと思います。一方Shopping氏は「オレロン」「無名戦士」と非常に火力重視の選択ですが、共に星座スキルを取らないという、またまたセオリーに反した行為をやってきました。「クリティカルでしか出ないようなスキルなんぞいらね~」って感じかもしれませんが、「盲目の激怒」は耐性低下は「ブレイクモラル」、減速も「ゾルハンのテクニック」と被るということであえて取る価値はないということかもしれませんが、なかなか思い切った考えです。あとは双方共に「水の番人 ウロ」を取っているところは興味深いところで、耐性低下やデバフの攻撃の対処用としての選択です。

クルーシブルの動画では、veretragna氏は、最近画面の解像度を下げてSuperfluff氏のようにプロ仕様のセッティングに変えたようで、このゲームにかける本気度が伺えます。(・_・;) ここでは、中盤でのストームタイタンのド派手なジャンピングダイブが見どころでしょう。(そこかよ。(・_・;) )一方、Shopping氏の動画を見ると、GrimDawnToolsのステータス以上に火力の差を感じますが、W161-170クリアタイムがveretragna氏の8分に対して、Shopping氏は6分弱ということで驚きです。

では、実際に作ってみますが、「神話級 デスディーラーズ サイドアーム」が倉庫に一つもない~と思ったらクラフトでしたか。(・_・;) ということで、ダークヴェイル村あたりを彷徨って物資調達に走ります。で、なんとかGetして装備は揃いましたがレアアイテムはないのでほぼ同じになりました。まあ、2丁拳銃は基本2刀流と同じで、攻撃速度、クリティカルダメージ、攻撃能力の3つが大事で、あとはヘルス変換が多くあれば言うことなしって感じです。

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さて、ここで一時休憩して、新企画「実験してみよう」のコーナーです。 (・_・;)

veretragna氏の記事のコメントに、装甲アップの付いたコンポーネントをつけるならベルトにしないとダメだぜ~みたいなことが書いてあって、確かにベルトの装甲は他の部位にも加算されるとwikiの戦闘のメカニクスのページに書いてあったな~と思い出しました。(完全に忘れていたってことです。(・_・;))ということで、ちょうど「神話級 戦闘騎士の殊勲」が2個あったので「魔性の板金」の有りと無しで比較してみると、コンポーネント自体は装甲+30ですが、全部位で44~45アップしています。そしてベルト以外の場所だと当然その部位の装甲が30上がるだけです。

ということで、意外に大事なので忘れないようにしたいと思いますが、今回の「神話級 戦闘騎士の殊勲」はアイテムスキルに装甲+8%がありますが、両手武器必須なので今回は使えないのが残念ですね。また、そう考えると「神話級 ハンマーフォール ガードル」の装甲強化30%は壊れているな~という感じがします。

左が「魔性の板金」の有りで、右は無しです。

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では、再開して、まずveretragna氏の方から試してみます。画面ショットとGrimDawnToolsを取り忘れましたが、(・_・;) まあ、上のリンク先の記事を見れば分かるし、星座スキルが上がりきっていないこと以外は差はないと思うので良しとさせてください。まず、結構火力はある感じですが、カカシのヘルスリセットまでのタイムとしては、1分5秒と今ひとつ振るわないところです。基本的にはヘルス変換が十分にあるので攻撃している分にはヘルスは安定しているが、問題は耐性低下やデバフ系の攻撃で、ヘルス回復スキルがないので、そこを「マーク オブ トーメント」「コール オブ ザ グレイブ」に割り当てた「ネイチャーズ ガーディアンズ」で耐えて、デバフは「サイフォン ソウルズ」に割り当てた「浄化の水」で解除するという流れになります。(ただ、「ネイチャーズ ガーディアンズ」は被打時25%だし、「サイフォン ソウルズ」も普段使わないのはもったいない感じがします。)

では、グラディエーターの100から設備・祝福なしでどんな感じかテストしてみると、まあなんとか戦えるものの、確かに耐性低下やデバフがかかると、かなりヘルスが減っていくので、うまく上に挙げたスキルで対処する必要があります。しかし、それでもファビウスあたりはなかなか厄介で、設備・祝福なしでの150クリアは結構厳し目って感じです。

では、Shopping氏のバージョンに作り変えてみますが、カカシのヘルスリセットまでのタイムは45秒と十分に合格ラインです。それにしても通常使うスキルが「カデンツ」「ウォークライ」「ドゥームフォース」の3つしか無いというのは削りすぎでしょう。(・_・;) なんとなく指が余って寂しい感じですが、こっちも危ないときは「ベロナスの凝視」に割り当てた「浄化の水」「マーク オブ トーメント」で対処します。同じくグラディエーターの100から設備・祝福なしで戦ってみますがveretragna氏とディフェンス力の差は全く感じません。それでいて火力は明らかに高いというのが流石ですが、これには理由があります。

まず、火力が強いぶん殲滅速度が上がるので、攻撃を受ける量も減ってディフェンスが楽になるというのはありますが、ダメージが上がると当然ヘルス変換もより乗ってくるというところは大事で、このような2丁拳銃や2刀型のスタイルでは、とにかく、攻撃速度やダメージを上げることで、基本的なディフェンス力も大きく上がるということを忘れてはいけません。ようは「黙って撃ちまくってりゃなんとかなるんだよ。怪我なんぞ包帯と絆創膏さえあれば問題ね~」って感じであいかわらずワイルドですが、どうせヤバくなるのは一瞬だけなので、そこだけ「マーク オブ トーメント」で乗り切ればあとは火力で押し切れるという作りです。

ということで、勝負としてはShopping氏の貫禄勝ちですが、纏めてみるとveretragna氏は、ベルトの生命力→物理変換を使って火力を強化しつつ、星座はディフェンシブにして、防御能力、装甲、耐性、行動系耐性などもある程度整えて、しっかりバランスをとるという、ある意味教科書通りの堅実な作りという感じです。一方Shopping氏は、相変わらず防御能力は低いし、耐性超過も少なく、パッと見だと火力重視は良いけどちょっと雑だな~と思えるかもしれません。しかし、突き詰めるとスポーツもビルドも最後は結果が全てともいえるわけで、とことんやるならディフェンスは限界まで切り詰めて火力重視にするべきという考え方は正解だし、あまり懲りすぎるよりはシンプルが一番強いというところを体現している感じもします。

*ちなみに、Shopping氏バージョンのベルトを「神話級 戦闘騎士の殊勲」に変えても、それだけでは大して火力に違いは出ないので、まあ「小細工なんかいらね~」ってことだと思います。(・_・;)

たしかに、Shopping氏やSuperfluff氏、jajaja氏などの火力重視のビルドは、初心者には扱いづらいものも多いですが、動画が証明しているように決してプレイできないようなバランスではなく、自分の操作の技量も含めて可能な限り火力を上げて、ディフェンスを削る、というのをひたすら繰り返してたどり着いた結果で、実際に自分で作ってみれば分かるのですが、このように限界まで火力を上げる形でバランスを取るのは、一見簡単に作れそうに見えて実は非常に難しく、大抵は火力は高いけどすぐ死ねる、というだけのビルドで終わります。ということで、おそらくトップレベルのビルドとその他のビルドの一番の差はここかな、という感じがするところで、そのように考えると、今回のShopping氏のビルドはveretragna氏にこそ見てほしいビルドだったのかな、とも思えてくるところです。

GrimDawnTools
得意のインクィジタークラスの超火力に比べると若干おとなしめではありますが、存分にShopping氏らしさは出ています。ビルドとしては基本撃つだけの良い意味でシンプルなビルドで、ピュリファイアなどよりは2刀型のブレイドマスターなんかに近い感じもします。それにしても、このような最大の火力とギリギリのディフェンスという際どいバランスでビルドを作れるようになるためには、なにより「俺は最強だから死ぬはずはね~」というような強い気持ちが必要でしょう。(・_・;)



2018年8月12日日曜日

スーサイドスクワッド:報復ウィッチブレイド

今回はすごく久しぶりにオリジナルのビルドです。先日の毒酸ウィッチブレイドのレベリングをやっている時に、ちょっと閃いて、「フィーバード レイジ」ってやっぱり使いこなすなら報復しか無いよな~ → そういえば報復ってちゃんと作ったことなかったな~ → もう、あまりやることもないしやってみるか~(やはりそこか。(・_・;))ということで、無謀にも「フィーバード レイジ」をグラディエーターでぶっ放してみようという。久しぶりに子供は真似しちゃダメよ、のPG16ビルドってところでしょうか。(・_・;)

まず、GrimDawnToolsを使って適当に報復関連の装備を当てはめて、ざっくり作ってみると、やはり刺突報復が稼ぎやすいし優れている感じです。じゃあ物理・刺突なら耐性低下のスキルを持つ、インクィジターかナイトブレイドを使いたい感じもしますが、やはりデシーヴァーやウィッチハンターではグラディエーターは乗り切れそうにないので、ウィッチブレイドしかないな、というところです。

ということで、「ストーンガード」3点セットに、パンツに「神話級 ソーンハイド レッグガード」、グローブは「神話級 ブラック スチール ガントレット」、チェストは「ギルドアのガード」、盾は「神話級 ゾルハンの報復」あたりを装備して、軽く戦ってみると、ダメージ的にはまずまずとしても、キャスター系の敵が倒せないので、とりあえず掃除用具として「ブリッツ」「カデンツ」を確保。(コンポーネントスキルならスキルポイントが浮くのでいくつか試しましたが、エナジー消費の観点からボツになりました。)ディフェンス的には、星座で、「メンヒルのオベリスク」「春の乙女 イシュターク」に中華CDRの「イオンの砂時計」「建築神 ターゴ」、あとはスキルで「オーバーガード」「メンヒルの砦」があるので十分でしょう。

で、さらに、いろいろ検証してみると、どうもGrimDawnToolsのステータスには程遠い感じで、どうやらアイテムスキルの発動率が悪く「ギルドアのガード」などはブロック時発動なので、ガチガチにして殴られるようにしないと発動率が思わしくない感じです。やはり報復といえども火力重視と行きたいところなので、ディフェンスはギリギリで、立ち回りも含めてカバーする感じにして、もう少し詰めてみましょう。あと、気が付きましたが、先日のペットビルドと同様で、どうも属性はあまり関係ない感じで、全報復の%ダメージはほぼ全属性に対して上がるので、あとはフラットダメージを多く稼いで、そこに耐性低下をかけてやればOKな感じがします。であれば、ウィッチブレイドは生命力、出血、毒酸、エレメンタルと耐性低下が揃ってるので、いろいろ使ってみることにします。

「ストーンガード」3点セットは装甲値の高さが魅力ですが、ディフェンスは足りているので外して、全体的に全報復強化の装備を使ってみます。ということで、「ドリーグの血」自体に酸報復があるということから、ベルトは全報復に、酸報復と+2「カウンターストライク」でなかなか良さそうな「神話級 ソーン ガードル オブ ザ ミスティグレイド」にして、武器も同じく全報復に酸報復の「神話級 アゴニー」で物理・毒酸の耐性低下も付いてGoodです。盾は全報復優先なら「神話級 ファイナル・ストップ」の方が良いので交換。チェストも生命力でも問題ないし効果的には上のような感じなので「神話級 ドレッド アーマー オブ アズラゴー」に交換します。あとヘルムも全報復、酸報復で「神話級 森の恐怖」ですが、「興奮の大釜」の毒報復も捨てがたいです。

*ちなみに出血や毒のDoTの場合は5秒間で〇〇ダメージみたいになりますが、どちらが良いのかは結構悩ましいところで、確実にダメージを与えるならDoT、ガンガン殴られるなら直接型の方が良さそうですが、どちらかに揃えたほうが良さそうです。あと、刺突は自動で物理変換される部分がありますが、意外に割合が多い感じです。 (勘違いで関係なしです。(・_・;))

一応大枠は大丈夫ぽいので、チャレンジャーでテストしますが、キャスター系はやはり時間がかかって結構辛いものがあります。特に「アナステリア」「アレクサンダー」は長時間相手をするので耐性超過が無いと危ないです。なので、ヘルムとショルダーを「マーコヴィアンの要塞」セット2点に替えて、カオス・イーサー耐性を稼ぎます。またメダルもAffixでエレメンタル耐性が付いたMI品「イクリックス スケイル」に変更します。これは「オーバーガード」のスキル変化に、全報復も付いていて優秀です。というところで、「マッドクイーン」は、やはりまともに行くと死ぬか、など、(・_・;) ある程度敵との相性も確認して、設備・祝福なしでも150まで行けたということで、グラディエーターの準備OKです。

一応漏れがないように、フォーラムで報復ビルドをチェックしておくことにしますが、探したらChthon氏が作ったバトルメイジとコマンドーがありました。→ リンク 全体的には非常に近い感じですが、メインは刺突・雷になっています。ただ、雷は耐性低下が無いので大丈夫かな?とか思ってしまいます。あと、「ギルドアのガード」はスキルの発動率が悪かったので外しましたが、ビルドによっては使えるのか興味がある感じです。面白いのは狡猾に結構振っていますが、これは攻撃能力・防御能力の調整にいい感じで頂きです。(・_・;) あと、ショルダーの「神話級 ドーンブレイカーのショルダーガード」は+3「カウンターストライク」に雷報復、全報復とかなり優秀です。一応エレメンタル耐性低下もあるので、このビルドでも悪くないと思います。

というところで、グラディエーターですが、まずはトリビュートポイントが少ないので設備だけで進めますが、ディフェンスよりキャスター系の攻撃用として今回はビーコンを使ってみようと思いました。で、どれにするかですが、耐性低下を持つストームコーラーが良さそうです。実際になかなか役に立ってくれて、なんとか一発で150までクリアできたので、終わりにしようかと思いましたが、せっかくトリビュートポイントも貯まったので、150で再開して祝福3つを使って、動画も撮ってみることにしました。

流石に最初から「フィーバード レイジ」は危険なので、安全そうなところで試し打ちしながら様子見です。あとは、163の評議員が死ぬほど硬いので祝福が最後まで持たない感じになってきました。ということで、165のネメシス相手には若干無謀かなとも思いましたが「フィーバード レイジ」全開でテンポアップしてみます。(・_・;) 流石に凄まじいスピードですが、通常の引き撃ちと違って、撃つのはないので引き逃げって感じですが、(一歩間違えば轢き逃げされそうです。(・_・;))うまくやれば、結構いい感じで倒していけそうです。何となくこのスピードが病みつきになりそうでヤバイですが、「セオディン マルセル」とかは異常な動きで笑えます。しかし、ちょうど170に来たところで祝福が切れて、「ベン'ジャール」の捕縛にかかったところに、「グラヴァ’スル」の耐性低下が来て、そこに「クバカブラ」のトドメのフィニッシュと電光石火のカウンターアタックで撃沈。(これがワールドカップの赤い悪魔のカウンターかという感じでしょうか。(・_・;))

まあ、今回はマップも選んでないし、お試し程度で戦った感じですが、クリアするだけなら行けそうです。まあ、冷静に考えると報復ビルドでもグラディエーターがクリアできるというのは結構驚きですが、これは「フィーバード レイジ」の力が大きい感じで、他のクラスでは、やはり結構きつめかもしれません。ということで、なかなか面白かったのでwikiにも載せてみました。

GrimDawnTools
肉工場のデブやタイタンなどが、ものの見事に激突死するのがやめられない感じで、インパクトだけならカオス・ペットカバリストにも負けてないぞ、と、ご機嫌だったところ、いきなりの即死で何事かと思ったら、バフ剥がしでした。しかし、「フィーバード レイジ」のスピードの中で避けるのはちょっと難しいので、一歩間違えれば自殺行為なのは間違いないでしょう。(・_・;)

2018年8月9日木曜日

究極VS至高 味勝負:アルカノア・タクティシャン

先日紹介したsigatrev氏のペットビルドは3つ共にビルド作品集入り、ということで、めでたいところですが、sigatrev氏のビルド例のように、解説が殆ど無いのものが作品集に入るのは珍しいです。しかし、特にカオス・カバリストについては、これを入れないでどうする、という感じの異次元レベルの壊れビルドなので入って当然でしょう。(・_・;) という具合にペットビルドが盛り上がっていたところに、同じくいつものように解説なしのShopping氏からも、3つもビルドが出ました。(え~ お買い物は1日につき1点限りでお願いいたします。(・_・;))

内容としては、3つのビルド共に、冷気インクィジターシリーズの続編物という感じで、ネックス&オルタスの「聖なる調和」セットを使った冷気インフィルトレイター、「デスマークの影」フルセットの冷気ブレイドマスター、「ルミナリの刃 アルカノア」を使った冷気タクティシャンです。まあ、ナイトブレイド2つはオーソドックスな感じなので良いとして、タクティシャンは「フォース ウェーブ」を使わない、というのが意外な感じですが、このタイプのビルドは記事にはしていなかったので、この機会に書いてみることとして、せっかくなのでSuperfluff先生のビルドと勝負をしてみるということで、スタローンVsシュワちゃんか、ザ・ロックVsヴィン・ディーゼルみたいな大物二人の直接対決と行ってみましょう。→ インフィブレマス

「アルカノア・タクティシャン」
Superfluff版 → リンクGTリンク
Shopping版 → リンクGTリンク

さて、今回に関しては上のGrimDwanToolsのリンクを2つ同時に開いて比較して見てもらいたいところですが、双方が装備を「ザ ルーンバインダー」セットをベースにしているものの、Superfluff先生は「フォース ウェーブ」、Shopping氏は「ハガラッドのルーン」をメインとしていることから分かるように、これはある意味ソルジャーVSインクィジターの代理戦争でもあるわけです。また、装備は、Superfluff先生はリングが「エレメンタル ハーモニー」セットのところ、Shopping氏は「神話級 氷炎の統治」2個と、こちらもライバル同士の戦いという感じになっています。あとは共に刺突→冷気変換を使っていますが、Superfluff先生はメダルの「ルミナリの推賞」、Shopping氏はグローブの「神話級 ハガラッドのチリング グリップ」なのが面白いところです。あとは、Superfluff先生はグローブが「正義のハンドガード」ですが、スキル変化の属性変換を嫌って神話級でなく下位版にしたのだと思います。

星座については、Superfluff先生は「ウルズインの松明」「盲目の賢人」が目を引きますが、エレメンタルにフォーカスした配置、Shopping氏は冷気ビルドに沿った配置と対象的です。最後にスキルですが、Superfluff先生は「レンディング フォース」を強化していて、ここが刺突→冷気変換の使い所になっています。またエレメンタルが主軸なので「ワード オブ ペイン」を使っています。Shopping氏は「ハガラッドのルーン」はツリー全てをフル強化に、当然「アーティファクト ハンドリング」もフル強化です。そして、こちらの刺突→冷気変換ははもちろん「ハガラッドのルーン」ですね。あと双方ともに「アルケイン エンパワーメント」を強化しているので、ここも刺突変換が活かせるポイントです。

では、今回はもう少し細かいところまで比較してみると、Superfluff先生は火炎・冷気・雷が2300~2600%と均等でDoTはほぼ無し。Shopping氏は冷気が3000%と抜けていて凍傷DoTがあります。装甲・行動系耐性はShopping氏の方がやや高めですが、耐性超過が無く、ヘルスも低めなところなどは全く同じ感じで面白いです。また緊急時の保険として、Superfluff先生はヘルムのコンポーネント「プリズム状ダイヤ」と星座の「グール」、Shopping氏はメダルの「神話級 神聖の標章」を使っています。また、Superfluff先生は「フォース ウェーブ」なので詠唱速度を意識した装備ですが、Shopping氏も「チル スパイクス」用として、詠唱速度重視になっています。

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それでは、ここで味勝負~ (・_・;)

まずは、Superfluff氏の方から食してみよう。

「なに~! これはっ!」

「フォース ウェーブのなんとも言えないサクサク感が口の中で実に心地よい~。」

「さすがはルミナリ、刃応えが違う~。」(字も違います。(・_・;))

「そして、ウルズインの松明 と 盲目の賢人がねっとりと絡み合い、そこに色鮮やかなエネルギーの波が...」

「踊る~~。」

「まさに、絶妙な、味のハーモニー。」(エレメンタルハーモニーです。(・_・;))

「これぞ、至高の味わい。」

では、続いて、Shopping氏の方を頂いてみるとしよう。

「なんと~!」

「あえて フォースウェーブ捨てて、ハガラッドのルーンをたっぷりと使ったボリューム感あふれる味わいが、どこまでもジューシーで実に力強い~。」

「そこに、チル スパイクスのスパイスがピリッと効いていて、食が進む~。」(シャレも効いています。(・_・;))

「うまい、う~ま~い~ぞぉぉぉ~。」

「これ、究極なり。」


*前回「精進せいよ」とか書いていたら「ミスター味っ子」を思い出したので遊んでみました。(・_・;) しかし、子供の頃に見たアニメは強烈なインパクトがありましたが、動画サイトで1話だけ無料だったので見てみたら、「材料は金さえ出せば手に入る。大事なのはそれを調理する料理人の技量だ。腕だ。心だ。」とビルドも同じか~耳が痛い~ (・_・;)

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さて、アホな味勝負は置いておいて、(自分で言うか。(・_・;))先日レベリングで作った単体インクィジターのキャラを使って、サクッと作ってみると、Shopping氏の方のカカシのヘルスリセットまでのタイムは20秒と流石ですが、速いというより一発の火力が半端なく、火薬盛りすぎって感じです。(・_・;) また特筆しておきたいのは「ローカー」で、張り付きで10秒程度とインクィジタークラスでも最速レベルで、これだけ速く楽に倒せるビルドはそれほど多くはないでしょう。

一方、Superfluff先生の方は、カカシのヘルスリセットまでのタイムは45秒で、火力的には普通かなと言う感じもしますが、星座スキルのレベルがまだ低めなので、もう少し速くはなりそうです。ということで、こちらも張り付きで「ローカー」は倒せますが、時間は遅めで、エナジーがポーションを一回使ってギリギリ持つくらいで倒せる感じでした。でも、「現実のふち」で攻撃してくるやっかいな岩は「フォース ウェーブ」ならタコ殴りしてると倒せるので、そこは結構メリットかも。(・_・;)

実際戦ってみた感じですが、Shopping氏の方は、毎違いなくトップレベルの高火力でしょう。改めて「チル スパイクス」「ハガラッドのルーン」の壊れっぷりが分かるというものです。ただし難点はあります、まず、耐性超過は無く、防御能力も最低限なので、基本は「インクィジター シール」頼みのディフェンスで、ダメージを受ける前に圧倒的な火力でなぎ倒すことを前提にしたバランスです。さらに、「アルケイン デヴァステイション」はどうしてもエナジー消費が高すぎで、クルーシブルの祝福でウルズインを取るとかしないと常用はちょっと無理です。ただし、使わなくても火力は十分なので、普段は使わなくても全く問題ない感じではあります。

Superfluff先生の方は、火力は落ちるものの範囲攻撃力は高いので、カカシのタイムほどの差はない感じですが、クルーシブルでもネメシスあたりになると倒す速度の違いを感じます。ただし、「フォースウェーブ」は撃っているだけでディフェンスになるし、ヘルス変換も乗るので、ディフェンス力ではShopping氏より上で、これはMaxまで上げた詠唱速度が効いている感じです。また、エナジー消費も少ないので「アルケイン デヴァステイション」も普通に使えます。ということで、V1.0.6.1時代のSuperfluff氏の作品としては、バランスが取れている感じですが、それでもグラディーエーター150までを設備・祝福なしだと、結構ギリギリのディフェンス力という感じでした。


おっ~と~ 番組終了間際ですが、ここでveretragna氏が乱入です。「Superfluff先生! あんたにはここで引退してもらうぜっ!」 ということなのか、Superfluff氏のバージョンを「カデンツ」型にした改良版のビルドを出してきました。→ リンク(またか... え~ 書いてる途中で似たようなビルドを出すのはお控えください。(・_・;))

装備はほとんど同じですが、グローブに「神話級 ヴォイドスチール ガントレット」でカデンツ強化。ブーツに「神話級 ゴーレムボーン グリーヴ」、ベルトに「神話級 ベロナスの鱗」で装甲強化、というように改良してきました。また、スキルも「バイティング コールド」「チルサージ」に少し振って、火力にもテコ入れしています。星座は、「盲目の賢人」「嵐の番人 ウルトス」に変更していますが、確かに、「エレメンタル シーカー」は強いのですが、発動率が今ひとつだったので正解かもしれません。

カカシのヘルスリセットまでのタイムは42秒と大きくは変わらないですが、こちらも星座スキルが上がりきっていないのでもう少しは速くなりそうです。しかし、ディフェンスに関しては強くなっているし、耐性超過も確保されているので、クルーシブル向けとしては良くなっています。ただ、逆にマスタリーレベルを落としたことでエナジーは厳しくなっているので、本編ではエナジーの節約が必要です。

ということで、それぞれ持ち味は充分に出ていて流石という感じですが、もう好みの問題かなと思います。Superfluff先生とveretragna氏は、基本的にはオーソドックスな作りという感じですが、火炎型と比べても大きな違いはありません。そのような理由もあってShopping氏は、徹底的に単体火力特化の道を選んだのかもしれませんが、最初から「ルミナリの刃 アルカノア」自体が、あまり眼中になかったのではないかという感じです。で、結局誰が勝ったのかというと、どれもグラディエーターの150までを設備・祝福なしというのは結構厳しめのディフェンスで、そういうことであれば「シャー’ズールズ ワールドイーター」の火炎型タクティシャンの勝ち、というオチでしょうか。(・_・;)

Shopping氏
GrimDawnTools
Shopping氏作の火炎型タクティシャンは今でも総合力ではNo1だと思いますが、同じスタイルではなく全く別のビルドにしてきたところがShopping氏らしいです。「フォース ウェーブ」をあえて捨てるというのが流石ですが、「チル スパイクス」の方が強いってことか!と考えるとある意味問題作ともいえます。(・_・;) しかしながら、それによって武器攻撃型ではなくなって、近接張り付きのキャスター型というユニークなスタイルになっているのは非常に面白いところで、ディフェンスは弱いものの、ネメシスだろうと数秒レベルで倒し切る高火力が最大の魅力です。

Superfluff氏
GrimDawnTools
意外なことに、Shopping氏の火炎型タクティシャンに近いのは、こっちのSuperfluff先生のバージョンで、戦い方も、雰囲気も非常に近く、まさに兄弟ビルドという感じがするのが面白いところです。実力的にもいい勝負だとは思いますが、火炎型はDAが高く、グラディーエーター150までは設備・祝福なしでも余裕。151以上も祝福2個程度で余裕でクリアできるので装備をディフェンシブに替えたとしても及ばないでしょう。

veretragna氏
こっちも「フォースウェーブ」を捨てましたが、さらに近接色が強くなって、ここまでくるとjajaja氏のダブルブリッツコマンドーに近い感じです。ですが、ソルジャーを含むクラスなので個人的には、納得できるところで、「アルケイン デヴァステイション」はここぞというときだけでOKだし、そもそも魔法でガンガン攻めたいのならメイジハンターでやるべきかな、とか思ってしまうわけです。ということで、Superfluff先生に引導を渡せたのかはわかりませんが、今後のフォーラムを支えるのは君だ!ってことで頑張ってほしいところです。(・_・;)

2018年8月4日土曜日

【特集】検証、カオス・ペットカバリスト

「魔法のレシピ」に続くシリーズ最新作 (・_・;) ペットビルド3部作が完結したかに思われましたが、またしても、このタイミングでカバリストも出るかな、という感じで、カカシのヘルスリセットまでのタイムが10秒というのは、その前のカンジュラーの半分以下なわけで、「先輩~なんすかそれ~」「ひどいっすよ~」って感じの「神話級 涙目のマント」というところですが、(なんだそりゃ。(・_・;))これも神のご意思というか、まあ、ちょうど週末だし~ということで、じっくり見てみることにします。

と思っていたら、sigatrev氏から、昨日のカオス・カバリストを更に火力よりに調整したビルドが出ました。(またかよ。(・_・;) )そして、グラディエーターのクリアタイムは何と6分06秒!って、更に1分も縮まるのかいな?ってところですが、よく見たら薬品ありでしたか...ビックリしました。しかし、何か動画を早回しで見ている感じもして結構笑えます。(・_・;) で、修正は簡単なので、このバージョンで改めてカカシのヘルスリセットまでのタイムを測ってみると、

「8秒!!」

もはや、ボタンを押すタイミングや、位置取りなどでも影響を受けそうなレベルのスピードですが、理論限界値でしょう。(・_・;) 昨日からの変更点としては星座の「守護者の目」を外して、「羊飼いの杖」を取ってますが、まあ、こっちのほうが普通でしょう。あとは「ウィル オブ ザ クリプト」を取っただけで装備は変更なしですが、刺突耐性が足りていないので、確保するなら、もうパンツをレアアイテムに変えるしか無いでしょう。→ リンク (現在は一番下に書いてある更に改良したバージョンになっています。)

それにしても、巷ではあまりの強さからインクィジターではなく、インチキィジターとか呼ばれているらしいですが、(呼ばれてない、呼ばれてない。(・_・;))はっきり言ってこのカバリストの方が、はるかにチート級かなと言う感じがします。(・_・;)

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では、最初から順を追って行くと、まず、このカバリストについては、昨日の記事のリンクにもあったSneaky parrot氏のこのビルドが前提にあるわけです。→ リンク そういえば見たな~と思い出しましたが、確か出たのがv1.0.6.0パッチの直後で、面白そうと思ったものの、動画はペットが崩壊寸前だったり(薬品や設備・祝福を使ってないので当然ですが)GrimDawnToolsのリンクがないのでペットのバフ込みのステータスが見れない、などで強さがいまいち分からなく、しかもパッチ直後で慌ただしかったのですっかり忘れていました。(・_・;) 

そのようなわけで、改めて見てみることにしますが、sigatrev氏のバージョンとも比較してみることにしましょう。では装備から見ていくと、sigatrev氏はカンジュラーと基本同じ感じですが、カバリストだと「ネイチャーズ コールの礼装」セットは合わないので、チェストは「神話級 ネクロロードの覆い」、ショルダーは「神話級 マント オブ ザ パトロン」、アミュレット「神話級 ビスミールの意志」、メダルは「神話級 腐敗飲みの紋章」、ベルト「神話級 シャドーフィーンドのコード」、レリックも「モグドロゲンの熱情」と、ある意味当然ですが、毒酸カバリストのほうに近いですね。

一方のSneaky parrot氏の場合も、違いはアミュレット、リング、メダル、パンツだけです。アミュレットが「神話級 ベロナスの凝視」で、全+1によるスキルの上限アップを重視した選択、リングの片方をバロウホルムの派閥装備「ウェンディゴ カンジュリング シール」にしていますが、これはスキル強化での選択と言って良いので、レアリングの「ブラッドスウォーン シグネット」のAffix次第ではこちらの方が良い感じになります。ポイントとしてはAffix「オブ ケージド ソウルズ」の+2「レイズ スケルトンズ」に攻撃速度のペットボーナスということですが、残念ながら在庫がなかったので、今回は市販品で間に合わせましょう。(・_・;) しかし、この装備は、カオスの要塞の商人が売っているので、「シャー'ズールズ ワールドイーター」などを狙いに、ここに行った際は注意深く見て良品を買っておくと良いです。(記事の画像にある、「サブジュゲイターズ ... オブ ケージド ソウルズ」は、ペットの全ダメージ153%に攻撃速度も8%と最終装備レベルですね。)

パンツも同様に、Affix「オブ ケージド ソウルズ」は有用ですが、実はこれに関しては良い物をいくつか持っていて、「ビスミール セクト レッグガード + オブ ケージド ソウルズ」にダブルレアの「グラヴァスルズ レッグガード + オブ ケージド ソウルズ」、あと、他には「オブ キングス」の「バトルクライ」もペットに有効で、使えそうです。でもパンツには何故か「レイズ スケルトンズ」は付かないので、気持ち損している感じもします。(・_・;) まあ、基本的にはペットのボーナス付き+不足している耐性があればOKでしょう。


最後にメダルの「リージョン マーク オブ ヴォイド」は、これもブラックリージョンの派閥装備ですが、他にも選択肢はあるものの、10%攻撃能力は美味いし、簡単に入手出来るので、基本これでも良いと思います。星座に関しては、いくつか違いはあるものの総合的に見るとほとんど差はないと思います。Sneaky parrot氏の「ビヒモス」と、sigatrev氏の「守護者の目」を天秤にかけて選択する感じでしょうか。スキルについては、カカシを殴りながら何パターンか変えて違いを見てみました。

とりあえず、試してみて分かったことは、Sneaky parrot氏のバージョンだと、カカシのヘルスリセットまでのタイムは、13秒くらいが限界で、Sneaky parrot氏のように、スキルで「ビスミールの絆」「ウィル オブ ザ クリプト」「ロッティング ヒュームズ」を強化するよりは、「サモン ファミリア」「コール オブ ザ グレイブ」に振ったほうが火力は出ます。あと、sigatrev氏の場合もアミュレットが「神話級 ベロナスの凝視」だと同じくらいの時間に落ちます。ということで、Sneaky parrot氏は「レイズ スケルトンズ」を柱としていますが、sigatrev氏のビルドにおいては、他に紹介したビルドも含めて、カオス・カンジュラー以外は「サモン ファミリア」が火力の柱になっていて、スキルのフル強化と、召喚数+1が付いたアミュレットの「神話級 ビスミールの意志」は外せないというところでしょうか。そして、それが10秒以下というタイムを可能にしている感じです。

とはいえ、3秒位はそれほど気にする必要もない差といえば、たしかにそうで、代わりにディフェンスや操作性が上がるのであれば、そっちの方が評価としては上ということもあり得るわけですが、正直「ビスミールの絆」「ウィル オブ ザ クリプト」を強化しているからと行って、「レイズ スケルトンズ」が死ににくいということはまったく無く、どちらのビルドも死ぬときはサクッと死にます。また、「ロッティング ヒュームズ」強化の効果もこのレベルになると体感ではほとんど分かりません。

パンツに関しては「オブ キングス」は、やはり被打時発動なので、ペットビルドでは発動率が思わしくなく却下。上の例だと「グラヴァスルズ レッグガード」なら耐性に余裕が出ますが、まあ、「ビスミール セクト レッグガード 」で決まりです。あとは、このビルドでは +3「ヘルファイア」は大きいので、ベースは「リーパーズ レギング」でも良さそうです。それ以外で星座「フィーンド」の割当は「レイズ スケルトンズ」以外だとかなり火力に差が出るので、他の選択肢は無いと思います。

あとは、Sneaky parrot氏のパターンだと、スケルトンが10体になり、召喚が3体単位なので、計4回召喚しないといけなかったりするのが微妙に面倒とかあって、どちらが好みかと言われるとsigatrev氏の方かな、と思いました。ただし、Sneaky parrot氏の解説は非常に参考になるし、ここで使用している派閥装備はレベリング時には非常に有用で、特にメダルの「リージョン マーク オブ ヴォイド」は厳選すれば攻撃速度12%のものが買えますが、非常に高性能だと思いました。

では、いろいろな場所で戦ってみると、まず、本編では、やはり場所によっては「レイズ スケルトンズ」が死にまくるのは避けられなく、まめに見ておくのが面倒です。ただ、クルーシブルになると、設備・祝福でかなり丈夫になるので、クルーシブルではデメリットは少なくなります。あとは、「ローカー」はやはり苦手で、うまく戦えば勝てなくもないですが、インクィジタークラスのように張り付きで簡単に倒すというのは難しく、道中の「現実のふち」あたりも注意していないと危険です。また、「ラヴァジャー」もエリートであっても楽には勝てないので、薬品使用や大幅な調整が前提でしょう。

一方で、その他のネメシスやボス相手であれば、倒す速度は強烈に速く、しかも何ら苦労すること無く簡単に倒せます。さらに、道中の雑魚などはスキルを使うまでもないので、マウスのボタンだけの片手プレイも可能で、トレハンは非常にやりやすいです。ただし、全ての雑魚を倒していく分には最速ですが、経験値がいらなくなると雑魚はスルーしたほうが短時間で済むようなトレハンもあるので、そのようなケースでは必ずしもベストではないかもしれません。

カンジュラーと比較すると、やはりペットはカンジュラーのほうが死ににくいし、左上のペットのステータスだけ見ていれば良いし、バフで本体も硬いので、扱いやすさやディフェンス力は上な感じがしますが、これだけ火力に差がでると、ゴリ押しで大抵は乗り切れるので、やはり総合力ではカバリストに軍配が上がるでしょう。ということで、1つのビルドを紹介するだけのつもりが4回も続いてしまいましたが、この速度はそう簡単には破られそうになさそうで、「我々は、今歴史を体験した」という感じでしょうか。(・_・;)

GrimDawnTools
あちこちで戦っていたら「ブラッドナイトの面」の設計図が出たので見た目に使ってみました。\(^o^)/ それにしてもレア装備無しでカカシのヘルスリセットまでを8秒というのは、ちょっと他のビルドではまず無理では、と思うところですが、それでもペットビルドにとってクルーシブルは決して簡単ではないので、操作がまずいと中盤あたりでも苦戦する可能性があります。まあ、変人と天才は紙一重、オーバーパワーとチートも紙一重ってことで、また、トンデモナイぶっ壊れビルドが出てしまいました。(・_・;)

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追記:8/5  昨日のバージョンからさらに修正が入りました。

やはり、昨日の攻撃よりすぎるバージョンでは一歩間違えば崩壊寸前ということで、さらなる改良を模索してたようですが、スケルトン強化の装備に変えると、耐久性は上がるが火力も落ちるということで、ショルダーを「彷徨える魂のマント」、リングを片方「ウェンディゴ カンジュリング シール」に替えて星座も微調整することで、安定度は上がったとのことです。たしかに、「彷徨える魂のマント」は昨日自分で試していた中でも、良さそうだと思っていました。そして、ついにSuperfluff先生も重い腰を上げて乱入です。(・_・;) 「ペットは%ダメージがすべて、属性は無関係なのでひたすらフラットダメージを積むがよろし。精進せいよ。」という感じで、「先生、出演ありがとうございました。」(・_・;) ということで、もうしばらく目が離せそうにないです。

GrimDawnTools
ショルダーとリングを替えて耐久性をアップ。それに伴って耐性が不足する部分を星座を調整して確保すると共に、使用スキルを減らした上に、更にディフェンスも上げるということで、まさにパズルのような改良ですが、それでもカカシのヘルスリセットまでは8秒と変わらずで、見事と言うしか無いです。

*更に追記で、画像とGrimDawnToolsを貼り直しました。クルーシブルでも戦ってみましたが、昨日のバージョンと比べても明らかにスケルトンは死ななくなっていて、見た目以上にパワーアップしている感じです。

2018年8月3日金曜日

鳩の中の猫:雷・ペットデシーヴァー

前回、前々回とsigatrev氏のペットビルドが非常に気に入ってしまったので、もう一つ作ってみることにしたいと思います。時系列では今回が一番古いビルドになりますが、前回のカバリストと星座や装備が非常に似ていて、実はこのビルドをベースに改良したものだということで、そのあたりも見どころではないかと思います。→ リンク

一応クラスとしてはデシーヴァーとカンジュラーの2パターンがありますが、ここはデシーヴァーを使ってみましょう。というか、インクィジターってペットに効果があるのは「ワード オブ リニューアル」くらい?って感じで、「これで大丈夫か?」というのは前回同様でしょう。(・_・;)

装備は、上でも書いたように前回のカバリストに非常に近くて、武器、オフハンド、リング、ヘルム、ベルト、レリック以外は同じです。武器は雷強化で「神話級 ウルトスの火花」で普通にデシーヴァーの雷ビルドで使う定番品です。また、オフハンドの「激動の目」も全+1狙いで普通に使います。リングの「神話級 ケルファト'ゾースのグリフ」とベルトの「神話級 ヴォイドマンサーのコード」はAoM以前から雷ペットビルドでの定番品です。あとヘルムの「神話級 ビーストコーラーのカウル」は優秀な発動スキル、レリックの「原始的本能」はペットの頭数確保のためって感じでしょう。星座に関してもほぼ同じと言って良く、耐性低下が「未亡人」「ローワンの王冠」に変わって、あとは耐性確保で「魂の看守テュポス」を取った感じですが、こちらの方が古いので、前回のカバリスト、カンジュラーで逆にどう変えたのかという風に考えると面白いと思います。

最後にペットのステータスは、攻撃速度重視な感じなのは良いとして、耐性でカオス・イーサー耐性が低いですが「ワード オブ リニューアル」は当然ツリー全体も仲間に効果があるので、「スチール リゾルブ」で確保できるということで、ゲーム内では数値が上がっていました。

では、作ってみますが、バンバン作り直しているので、そろそろスキルリセット費用の確保が厳しいキャラが増えてきました。(サラ金の返済のごとく高騰していきます。(・_・;) このような場合は、共有倉庫を1ページ開けておいて、他のキャラが拾ったアイテムの中で、サイズが小さくて沢山入れられて、売値も高めなアクセサリーやベルト類を詰め込んでおいて、それをリセットの費用が高くなったキャラで売り払うことで、治療費を稼いでいます。というように悪徳企業がやるマネーロンダリングのような仕組みを使って、やりくりしているわけですが、(・_・;) もはやお金もこれぐらいしか使いみちがないので、気にせずに使うことにしましょう。

今回もレア装備はないので、ほぼ同じになりました。また、装備も多くは移すだけで、コンポーネント類もそのままなので、新しく使わなくて済むのがありがたいです。カカシのヘルスリセットまでの時間は27秒で、その前の2つと比べても殆ど差はないと言って良いと思います。しかし、犬とカラスとハサミムシだけで、この火力が出るというのは驚きです。

また、今回のようにオカルティスト、ネクロマンサー、シャーマンに、それ以外のクラスを組み合わせた場合で、ハイブリッド型というのは以前もありました。しかし、今回はハイブリッドではなく完全なペットビルドで、しかも、これだけの強さがあるというのが驚きですが、更に驚きなのが全然ペットビルドという感じがしないことです。戦っている分には、まさに普通の近接張り付きのインクィジタービルドと言って良いです。ということで、基本は「インクィジター シール」を張って近接でスキルを使うだけなので、インクィジタークラスをお使いのオーナー様からの、お乗り換えやマイグレーションにも最適ということで、価値ある商品というところでしょうか。(・_・;) (いや冗談ではなく、本当にはじめてのペットビルドとしても、オススメできそうです。)

あと、もう一つ忘れてはいけないのが、このビルドのカンジュラー版で、流石にこちらは普通のペットビルドという感じですが、やはりペットのシナジーという意味では、揃っているな、とういう感じがします。そして、先日のカオス・カンジュラーと比較すると、「サモン ブライアソーン」強化は、星座「春の乙女 イシュターク」が取れない代わりのようで、ヘイトを上げるのと、物理耐性のバフによる本体の安全性を高める役割を担っている感じがします。(こちらは、日wikiのカラスビルドと比較してみるのも面白いと思います。)

しかし、ペットビルドがこれだけ強くて楽に戦えるとなると、これでいいや、となってほとんどのビルドを駆逐してしまいかねないな、と、またしても余計な心配をしてしまうくらい、どれもが完成度の高い素晴らしいペットビルドでした。

GrimDawnTools
3夜連続でアガサ・クリスティのミステリー作品集じゃなかった、(タイトルがそうで、今回は、場違いな人という意味です。(・_・;))sigatrev氏のペットビルドを見てきましたが、それぞれ強さもさることながら、内容も非常にユニークで、ペットビルド好きならすぐにでも作るべき、という感じですが、ペットビルドも新たな時代を迎えたようで、バカ犬やアホウ鳥もいつの間にか大きく育ったんだな~と、目頭が熱くなる思いです。(・_・;)



ここで緊急速報です。

この記事 → リンク でペットカバリストが、グラディエーターの151-170をで7分10秒でクリアしたとのことですが、sigatrev氏も直後にコメントで、先日のカオス・カンジュラーから、サブをネクロマンサーに交換したカバリストを使って、7分06秒とファーステスト ラップを更新。ということで、ここフォーラムリンク・サーキットでは激しいポールポジション争いが展開されております。(・_・;)

まあ、4秒くらいは誤差レベルって感じもしますが、これは見逃せないということで、こちらも速攻でマシンを作ってちょっとだけ試してみたところ、カカシのヘルスリセットまでのタイムは、
「10秒!!」 これはヤバ~い。(・_・;)

ついに、ここまで来てしまいましたか...(遠い目。(・_・;))もう、行くところまで行ったなという感じですが、内容としては、装備、星座は、ほぼ同じで、サブクラスが変わっただけですが、やはり火力ならネクロマンサー強し、ってところでしょうか。→ GTリンク (ただディフェンス的にはカンジュラーよりは落ちる感じがします。)

2018年8月2日木曜日

五匹の子豚:毒酸・ペットカバリスト

昨日のsigatrev氏のペットカンジュラーの出来が非常に素晴らしく感激したので、その前に出していたビルドの方も試してみたいと思います。ということで、今回はカバリストですが毒酸に特化したという、ちょっと変わり種で、普通に考えるとネタ的か?と思うところですが、実はこれもグラディエーターのクリアが8分台ということで驚きです。→ リンク

では、内容を詳しく見ていきますが、ペットは「サモン ファミリア」「 サモン ブライト フィーンド」だけな上に、ネクロマンサーの主力スキルである「ラヴェナス アース」「マーク オブ トーメント」「スペクトラル ラース」なども無く「本当にこれで大丈夫か?」って感じの斬新な構成です。(・_・;)

装備についても、今回はかなりの珍品揃いで説明にも力が入るところですが、(・_・;) まず、武器の「神話級 ブライトストーン インヴォーカー」はペット強化での選択ですが、このビルド以外では出番はないというか、出番があったのね、って感じの局地専用武器です。(・_・;) さらに、リングの「神話級 腐敗癒者の指輪」もこのビルド以外使うケースは無さそうですが、発動スキルにヘルス回復が付いているのが美味しいところです。ヘルムの「神話級 うわばみのサークレット」もなかなか目にすることが無い装備ですが、ここではスキル変化の「サモン ブライト フィーンド」「コール オブ ザ グレイブ」のリチャージ短縮が重要なので必須でしょう。あとはメダルの「神話級 腐敗飲みの紋章」もこのビルドのためにあると言って良い装備です。

それ以外では、アミュレットの「神話級 ビスミールの意志」「サモン ファミリア」の召喚数+1がポイントになりますが、他の召喚数+1の装備とは違い、これについてはスキルを使用した瞬間、同時に2体召喚されます。(とは言ってもカラスは基本死ぬことは無いので特にメリットを感じませんが。(・_・;))あとは、スキル強化を中心に選択した感じですが、よくある装備です。そういえば、sigatrev氏は前回も感じましたがコンポーネントや増強剤での耐性の揃え方が独特で個性的です。

星座は、耐性低下に毒酸強化で「噂の女王 マーマー」「マンティコア」にペット強化用としては「羊飼いの杖」「ビスミールの枷」「ラトッシュの杖」にtire3は「春の乙女 イシュターク」ですが、今回のビルドに関しては、どう取るのが良いのかが難しそうで、非常によく考えて作られた配置だと思います。スキルについては、なんと言ってもカバリストなのに「サモン ヘルハウンド」「レイズ スケルトン」無しというのは凄いな~と思うところですが、「サモン ファミリア」「サモン ブライト フィーンド」に全額投資するという、何か捨て身のギャンブルって感じの取り方で、痺れます。(・_・;) なお、「アンステイブル アノマリー」を取っていますので「サモン ブライト フィーンド」は時間制限ありの自爆テロ的なゲリラ戦術になります。(・_・;)

それでは、ペットのステータスですが、なんとなく攻撃方面もあまりパッとしませんし、耐性もそこそこって感じですが、良く考えてみると「サモン ブライト フィーンド」は時限爆弾だし、「サモン ファミリア」はバフの比重も高いし、そもそも死んだりしないし、ということで、そもそもステータスがどれだけ関係しているのか、という事自体がよく分かりません。あとは動画を見ると、「ドリーグの血」を3つのスロットに割り当てていて、おそらく確実に押すということで設定しているのだろうとは思いますが、なにか病院や鉄道会社のように、人命にかかわるので絶対にミスが許されない現場での設定のようで、「あんたプロやね。」って感じです。(・_・;)

では作ってみますが、レア装備はないので完全にそっくりになりました。まず、カカシのヘルスリセットまでのタイムですが、27秒と「マジですか」級の高火力で、ネタどころかペットビルドの中でもトップレベルの火力です。ただ、非戦闘時はカラス2匹だけになるので、クーラーを効かせすぎた部屋のような肌寒さを感じるところですが、(意味の分からない例えに、心の動揺具合を感じとることが出来ます。(・_・;)) 「 サモン ブライト フィーンド」はいわゆる「ドリーグの血」と同じように定期的に押して、数をキープするというバフ的な使い方になるのが、非常に特殊な感じがします。基本的には常時2体で、3体になるのは、ほんの短時間だけですが、もう少しリチャージ短縮して常時3体にできれば、相当に強そうな感じがします。また、「サモン ファミリア」は雷属性のままですが、こちらも結構な火力で「こんなに強かったっけ?」と思う所ですが、パッチ強化での効果が出ている感じでしょうか。

前回同様にアルティメットのAct6辺りは無敵な感じですが、「肉工場」は、大相撲夏場所って感じの力士同士による突撃対決が見もので、これが、初代ガンダムにおけるの黒い三連星、ガイア、オルテガ、マッシュによる「ジェットストリーム アタック」か~という感じで突撃していきますが、いつもはボコボコに殺られる側なので、立場が逆転すると非常に気分が良いです。(・_・;) (機体はドムではなくデブって感じですが。(・_・;))それ以外では「サモン ブライト フィーンド」は敵のヘイトが上がるので、本体が狙われにくくなるのはメリットでしょう。「セオディン マルセル」も前回のカンジュラーと同等レベルで理論限界値付近の異常な殲滅速度です。

ということで、今回のビルドも強さ的にはペットビルド最強クラスですが、作りも操作もかなり特殊な感じで、使いやすさということでは前回のカンジュラーの方が上です。しかし、非常に面白いビルドで、こんなのも出来るんだな~と感心しっぱなしで、本当にこのゲームは底が見えないな、と思うところではありますが、こうなったら明日も頑張って、もう一つペットビルドを作ってみることにしたいと思います。

GrimDawnTools
ビルドに負けないように見た目もアバンギャルドさを出してみましたが、(・_・;)「5匹の子豚」というよりは3匹の子豚と2羽の鶏って感じです。(一応エルドリッチ ハウンドもいるはずですが、あまり画面に出てこないので。(・_・;))少ないペットでもこれだけ強いっていうのが驚きなのと、今回は完全にステータスもあてにならないので、よくこれを作ったな~と思うところです。しかも、単に強いだけでなく非常に面白い作りで、うちの猫ちゃんも大満足って感じです。(・_・;)

2018年8月1日水曜日

そして誰もいなくなった:カオス・ペットカンジュラー

少し前から、なかなか面白そうなペットビルドを出し続けているsigatrev氏ですが、新作が登場しましたので、取り上げてみたいと思います。sigatrev氏は、カンジュラー中心でペットビルドを専門に、少しずつ改良を重ねてきており、最近はコンスタントにグラディエーターの151-170を10分以下でクリアしていて、非常に完成度が上がってきている感じです。→ リンク

では、内容を見てみますが、ペットカンジュラーに関してはある程度完成している感があり、大枠は変更の余地がないので、どの部分を改良してくるか、というところが見どころになるわけですが、今回は武器の「神話級 魔の時」と、リングの「神話級 ヴォイドウィスパー バンド」を使ってカオス特化の作りになっています。「神話級 魔の時」に関しては前回のパッチでやや弱体化を受けたものの、ペットボーナスが高性能な上に、アイテムスキルも非常に強力です。そして、「神話級 ヴォイドウィスパー バンド」でのペットに対する物理→カオス変換を使うことで、星座、「フィーンド」「守護者の目」「瀕死の神」を最大限活かそうという考えだと思います。

星座は、上記に挙げたものがメインで、非常にカオス寄りのパターンで分かりやすく綺麗にまとまっていますが、普通は「羊飼いの杖」あたりは取りたくなるところで、装備が前提になければ、意外にこのような形で取るのは難しいのではないかと思うところで、かなり研究してきたな、という感じを受けます。スキルに関しては、まさにペットカンジュラーそのままという感じですが、カオス強化での「ヘルファイア」に、セット装備で召喚数が+1になる「サモン ブライアソーン」をフル強化しているところが目を引きます。あと、「ドリーグの邪眼」は星座スキル発動用ですね。

次にペットのステータスをひと通り見てみますが、ダメージ、攻撃速度、クリティカルダメージの全てが、先日のSuperfluff氏のペット・リチュアリストの数値を上回っていて、非常に期待できそうです。また、ライフや防御能力もちゃんと確保されているので、火力特化のかわりにディフェンスを削っているわけではありません。耐性については、刺突、出血が低めですが、両手武器なのでコンポーネントが1つしか使えないデメリットが出ているというところでしょう。

では、作ってみますが、レア装備はないので今回はほぼそっくりになりました。とりあえず、いつものようにカカシのヘルスリセットまでの時間を測ってみると、24秒で、これはかなりの高火力だと思います。実際戦ってみてもアルティメットのAct6辺りは、完全に無敵で、「セオディン マルセル」もただの雑魚って感じです。(・_・;) さらに驚くのがディフェンスの安定の高さで、「ウェンディゴ トーテム」を立てておけば、まずペットが死ぬことはなさそうです。「サモン ブライアソーン」はスキルを強化している効果かな?という気もしますが、比較的死にやすい「チルメイン」もかなり丈夫なのが不思議です。あとは、「サモン ブライアソーン」に割り当てた「守護者の目」が凄まじい軌道で動き回るのが個人的には衝撃って感じでした。(・_・;)

ということで、あまり改良の余地は無さそうなペットカンジュラーで、たしかに変更した部分はわずかです。しかし、確実に進化していると実感できる完成度で、今まで使ったペットビルドの中ではNo1の出来だと感じました。個人的にはやはり「カンジャー プライマル スピリット」の強さで、カバリストよりカンジュラーの方が好みですが、やはり「瀕死の神」はカオスを使ってこそ最大限に火力が活かせるのだな、としみじみ思いました。

GrimDawnTools
大抵のペットビルドは通常は無敵でも、ある一定のラインを超えると死にまくりで、「そして誰もいなくなった。」の状態になってしまいがちですが、このビルドは、そう簡単には死なない感じで、ペットの鬼門ともいわれるクロンリーあたりも余裕があります。とにかく、火力の強さだけじゃなく、ディフェンスもド安定ってところで、こんなに楽して勝ったら仕事がなくなるんじゃないか、(・_・;) と心配になるくらいの強さです。sigatrev氏はこのあともペットビルドをどんどん出してくれると思いますので、期待したいと思います。