2020年7月24日金曜日

ウィッチャー:2H物理ウィッチブレイド

前回書いた資産0キャラは、ようやくLV100まで上げ終わりましたが、supertolik氏から2H物理ウィッチブレイドでクルーシブルとSR90の動画が出ていて、これは、人によってはそれほど凄そうには見えないかもしれませんが、この手のビルドをやりこんだ人間からすると相当にヤバイ強さに見えます。ということで、速攻でチェックをしておきたいと思います。→ 動画リンク

タイトルは、ゲームでおなじみのウィッチャーを実写化した注目の海外ドラマからですが、内容的には小説版が元になっているらしく、実は前に読んだのですがほとんど覚えて無く、ドラマを見ながら「あ~ そういえばこんな話だっけ?」みたいな感じです。(だめじゃん。(・_・;))まあ、主役もヘンリー・カヴィルと非常に力が入った大作ですが、言われないとスーパーマンと同じ人には見えません。(・_・;) ともかく、シーズン2も決まっているようなのでこれからだと思います。ということで、今回は個人的にはおなじみの「レヴィアタン」「カデンツ」脳筋タコ殴りビルドですが、こちらも、なかなかの大作でしょう。(・_・;)

*まあ、ウィッチブレイドなのでウィッチャーということですが、是非薬品をたくさん飲んで強化しまくりましょう。(・_・;)

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最初に、V1.1.7.2 hotfix2から。
前回書いた通りパッチが来ました。まあ、バグ修正がメインで変更点は少ないですが、簡単にさらっと見ておきたいと思います。

まず、Vsyncやリフト移動のバグ関連は相当に苦労したようですが、このような修正は新たな弊害を生み出すことがよくあるので油断は禁物です。ということで、早速バグ報告が出ていたのが下の画像です。(・_・;)

追記:
zantaiよりコメントがあり近日中にバージョン変更なしで、ここだけを修正したスポットフィックスをリリースするとのことです。

サンウォード尖塔周辺の地面がおかしくなる現象で、なんとなく黒い水面に景色が映り込んでいるようで幻想的ですが、よく見ると解放した祠の下に、解放されていない祠が映り込んで見えるという不思議な光景になっています。

あと、古代の森の商人の品揃えから「クリーピング リング」が無くなったり、売っている設計図がエリア移動しても変わらなかったりとおかしな状態になっていた部分については、正しく修正されていました。

MI・エピック
「クリムゾンズ アルケイン セプター」イーサー・火炎→雷変換追加
イーサーレイ用の定番MIですが、雷への属性変換が入ったことでイーサー型の最終装備での使用は難しくなった感じです。

「エレナズ ネックレス」冷気耐性低下削除
まあ、これは予測できました。やはり、ナイトブレイドのスキルに冷気耐性低下を付けては駄目で、付けるならネクロマンサーやアルカニストのスキルでしょう。

「ドーンガード」セット
軒並み報復関連が削られて代わりに両手武器の「光のチャンピオン」に移された感じです。これはおそらく、「エピックのくせに最終装備で使われるとはなまいきだ~!」ということで往復ビンタ。でも「光のチャンピオン」君は関わっていないので、頭をなでなでみたいな心理が働いたものと思われます。(そんなアホな。(・_・;))

レジェンダリー
「ナダーンのリーチ」エレメンタルから火炎・雷→刺突変換に変更
ちょっと強すぎたので、なにかお仕置きが来るとは思っていましたが、属性変換から冷気だけを外すという変則技を使ってきました。 いや~ちょっと予想外の修正ですが、要は「悪いのはここだ!」みたいな見せしめとしてワザとこのような仕打ちにした感じで非常に陰険な「さらし首」的な弱体化と言って良いでしょう。(・_・;)

「三神の衛兵」セット
今回ソルジャーで「カウンターストライク」が弱体化を受けていますが、このセットを使っていれば大丈夫だよ、という感じの免罪符的な「カウンターストライク」強化でしょう。ということで、報復はもう少し叩いておきたいが、FGの顔であるセンチネルセット様の顔に泥を塗るわけにはいかないということで、お神に配慮した形といえるでしょう。(・_・;)

「ラダガンの愚行 」セット エナジー再生増加
前回のmad_lee氏の要望が通った形です。なお、mad_lee氏は、意外にも「パネッティの複製ミサイル」が好きなのか、弱体化の文句が多数を占める中で「神話級 インヴォーカーの灼熱」が強化されて一人喜んでいました。(・_・;) *で、早速動画が出ていましたが、なかなか良さそうなできで、是非今度試してみたいところです。→ 動画リンク

「神話級 レヴィアタン」「シャーズールズ ワールド イーター」「ベールの末裔」
今回は全体的に弱体化が多く、かなり叩かれている感じですが、君にも叩いてほしいということでの棍棒強化と読むことができそうです。(なんだそりゃ。(・_・;))

で、5chを見てたら「シャーズールズ ワールド イーター」は属性の変換率は再ロールされるみたいで、何を隠そう、これは1本しか持ってなかったはずです。(・_・;) いや~結構「カオスの要塞」には行っているはずだし、「覇者」セット集めでも相当な回数行っているはずですが出ないんですよね~。とりあえず、確認してみたところ...

「47%!」前より上がりました。
「神様ありがとう...」(・_・;)

クラス
「コンカッシヴ ボム」 刺突→雷変換を削除
これは悪い意味で、今回のパッチの目玉とも言えるかもしれませんが結構厳しい弱体化です。まあ、「銃身職工の破壊者」セットに100%刺突→雷変換が追加されたので、これを使っている場合は問題ないですが、それ以外のケースだと相当に火力が落ちるような気がします。

また、「キャニスター ボム」「インプルーヴド ケーシング」も弱体化ですが、デモリッショニストは十分暴れたと思うし、オースキーパーの火炎系を引き立てるためにも、少し休んでもらおうか、という考えでしょうか。(・_・;)

「ブレイド スピリット」
ランクスケールでパワーダウンですが、確かにナイトブレイドは軒並みペットビルド化していたのでやむを得ないでしょう。(・_・;)

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では、本題。両手武器を使った脳筋ソルジャーで、初期の頃から異常な強さを見せたかと思うと、いきなり弱くなって、しばらくするとまた強くなるみたいな、非常に情緒不安定なタイプという感じがしますが、(・_・;) 個人的にもバトルメイジ→タクティシャンと長く使ってきた愛着のあるスタイルです。

前回はSuperfluff先生が「ガッツマッシャー」「ブレイドアーク」でイメチェンを図り、ついに物理フラットは40k超えを果たしています。で、今回は「レヴィアタン」「カデンツ」に原点回帰した形ですが、物理フラットの方は43kと上回っておりさらに凶暴化している感じです。(・_・;) 装備の方は定番の「ウォーボーン バスティオン」セットではなく「ブラッドレイジャーの果てなき狂乱」セットを使ってきました。この選択の狙いとしては、おそらくセット効果の物理耐性12%で、「レヴィアタン」「アスペクト ガーディアン」と合わせて物理耐性60%は両手武器型としては破格の数値で、このために、スキル強化のあるデスナイトではなく、あえてウィッチブレイドというわけです。

あとは、メダルがV1.1.7.0で追加された「神話級 獣殺しの標章」で、このビルドは物理フラットが命なので優秀です。星座は「永遠の砂 アズラカー」「オレロン」ですが、「オレロン」は星座スキルを取らずに「コルヴァークの伝令 ウルザード」に1ポイントというところが驚きですが、「盲目的激怒」は物理ダメージ+40%以下の性能かよ!」というのが哀愁漂うところです。(・_・;) 全体的には星座&スキルはSuperfluff先生のビルドと非常に似ていて、もしかしたら、それを参考に改良した形かもしれません。

では作ってみますが、メダルはまだ入手できていないので、ほかのエピック品で代用しようかと思いましたが、属性変換があるので生命力フラット付きの「ライロック クレスト」にして、「ファイティング スピリット」に少し振ることで装備劣化の度合いを減らす作戦にしました。カカシのヘルスリセットまでのタイムは25秒ほどと、このタイプにしては非常に速く、異常な火力だったSuperfluff先生のバージョンよりさらに上を行く思います。そして、本編で少し戦ってみた感じも、まさにとんでもない火力でガンガン雑魚やヒーローが吹き飛び実に楽しいです。(・_・;)

かなり楽勝ぽいのでウェイストーンを使っていきなりSR80を戦ってみましたが、大枠問題はなく突然変異で敵の物理耐性+15%を引いたのに、火力は全く大丈夫なのが流石って感じです。ただ、耐性超過が少ないこともあって、足を止めたまま戦っているとデバフでやられます。あとは、物理耐性が高いのですが、盾持ちではないので戦い方がまずいとボス戦で即死を食らうこともあり過信は禁物です。(・_・;) ということで、凄まじい火力に痺れましたが、一方で物理耐性が60%もありながら実はグラスキャノン的な雰囲気もあり、非常にメリハリのきいたビルドです。(・_・;) ただ、Superfluff先生のバージョンと比べてエナジー消費も問題ないしディフェンス的にも上で、両手武器型でも普通にSR90を戦えるというのは素晴らしく、文句なしにおすすめ出来ます。


GTリンク
お試しセットアップ
イーサー耐性はチェストの耐性が最大値でもギリギリなくらいなので、通常であればベルトは耐性確保重視で選択した方が無難でしょう。あと、個人的には「カウンターストライク」を1ポイント取ってもよいかな、という気もしました。

*ちなみに物理耐性が高いので試しに「フィーバードレイジ」を使ってみたところ、さらに過激にはなりますが本編のヒーロ軍団相手にも即死するので、流石に報復ウィッチブレイドのようにはいかないです。(・_・;)

2020年7月19日日曜日

アート オブ モア:S&B火炎センチネル

今度はセーブデータを空にして完全な資産0で、また1キャラ作ってアルティメットまで来ましたが、いや~結構楽しく遊べてます。(・_・;) これだけプレイしていてもまだ楽しく遊べるというのが不思議ですが、よく考えてみると複雑なシステム&運の要素がアクションパズル的な側面があり、なんとなくハクスラというより麻雀をやっているような感じなので、何度でも新キャラを作って遊べるのかもしれません。

例えば、
 MI キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! そして裏ドラ(Affixによるスキル強化。(・_・;))は?
ノッタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! DPS12,000でハネ満!
みたいな。(なんだそりゃ。(・_・;))

 おそらく初心者のうちは、早く新しいクラスやビルドを試したいという気持ちで中途半端なキャラが乱立。で、そのうち、ローカーセット+経験値UPポーション+難易度開放アイテムで爆速レベリングを目指したり、という道をたどるわけですが、すでにその段階は完全に通り越して、資産0+縛りを付けないともうヌルすぎてダメなわけです。(それでも、ややヌル気味になってきてますが...(・_・;))ということで、これを最終的に、日wikiに出すかはちょっと考えるところですが、週末は4連休だしやってみるかも... (・_・;)

あと、HotFixがなかなか出ませんがzantaiによると、Vsync問題は相当に苦労したようで、結局前のバージョンにまで戻してから変更したコードを細かく追っていったようです。(相当ドツボにハマっていたのか、ここ一週間はzantaiのコメントが殆どありませんでした。(・_・;) )一応最終テストまでこぎつけたらしいので早ければ今週辺りパッチが来るかもしれません。で、今回ですがbanana peel氏から、今までに見たことがないような非常に変わった構成の火炎センチネルが出ているので試してみたいと思います。

タイトルは、2015年公開の美術品、骨董品やクラッシクカーなどを扱うオークションハウスを舞台にした海外ドラマからですが、このような題材はドラマとして非常に珍しく新鮮です。内容としては、億万長者の実業家相手にあの手この手で駆け引きを仕掛ける、みたいな話ですが、主人公は元兵士でイラクで美術窃盗団と繋がりがあったりと裏の顔を持っていて、なかなか一筋縄では行かないストーリーになっていて面白いです。ということで、今回のビルドも非常に珍しいアートな感じのビルドですが、盾持ちなのに実はディフェンスはバッサリ切った火力重視の構成で、なかなか一筋縄では行かない作りになっています。(・_・;)

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最初に、Plasmodermic氏から新しい動画が出ていて、使っているのはValinov氏作の2丁拳銃パラディンです。で、これがまたしても日wikiに出した自作のと殆ど同じようなビルドですが、なんとなく「ここと、ここと、ここ。間違い~!」みたいに赤鉛筆で修正されそうな雰囲気で、ドキドキ感があります。(・_・;) で、クルーシブルW151-170のタイムは4分38秒でなかなか良いタイムではないでしょうか。→ 動画リンク

まあ、基本的な構成の部分については日wikiや以前の記事で書いているので省略しますが、クルーシブル用なのでどのように火力強化しているのか?というところがポイントでしょう。まず全体的な配分としては2丁拳銃の武器攻撃は必要最小限にして、ダブルルーン+「エルゴロスのストームボックス」に振る形です。ということで、リングを「神話級 氷炎の統治」、グローブを「神話級 ウィルムボーン ハンドガード」「アーティファクト ハンドリング」強化ですが、これは私もすでに試し済みで順当な選択だと思います。

星座は、ダメージ減少を「エンピリオンの光」で対応する考えですが、火力に振っている分キツキツの耐性を確保する意味もあるでしょう。ポイントになるのは属性変換を活かす形での「アサシン」「津波」あたりで、まあ、効果というより好みが出る所かもしれません。(・_・;) 最後にスキルは、排他スキルが「神の信任」で、これも物理耐性を捨てても良いならこちらでしょう。ただ、インクイジターメインのビルドなのでポイント効率的にはあまり良くないです。そして武器攻撃&WPSは1振りの最小限という感じですね。

ということで、残念ながらあまり参考になりそうなところはなかった感じですが、このビルドの素性の良さがよく分かる動画だし、自作と同じような構成のビルドが2つもPlasmodermic氏の御眼鏡に適ったということで良しとしておきましょう。(・_・;)

GTリンク
まあ、これぐらい火力よりにすると当然立ち回りの技術も必要になるわけで、そのようなところから日wikiに出す場合は、ある程度ディフェンスもしっかりしたバランスにするわけですが、ヘルムのコンポーネントの「プリズム状ダイア」なども、結構作るのが大変なので、ビルド例で使うのはためらってしまうところがあります。まあ、上記の立ち回りなども問題ないような上級者であれば、自分で自由にアレンジできるはずなのでポイントとなる部分さえ伝わればOKかな、と思っています。(・_・;)

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次~。mad_lee氏のキャスター型の毒酸カバリストで、ついに来ました!もう最近使っているのを殆ど見なくなった幻の珍獣的な「ドリーグの邪眼」を使用しているので一応見て見たいと思いますが、SR75-76は12分52秒と、やはりこの辺りが限界でしょうか。(・_・;) → 動画リンク

で、装備構成ですが、「ラダガンの愚行」セットを使った「ラヴェナスアース」「シジル オブ コンサンプション」メインで、「ドリーグの邪眼」強化は武器だけなのでおまけって感じですが、まあ、理性的な判断でしょう。(・_・;) ポイントになるのは、リング+オフハンドでの生命力 → 酸変換、アミュレットでの「シジル オブ コンサンプション」「イル オーメン」の酸変換で、これだけ言えばOKでしょう。(・_・;)

「ドリーグの邪眼」に関しては「テリファイング ゲイズ」を切っていますが、火力的には「ドリーグの邪眼」「ブラッドバースト」「ヴァイルイラプション」の破片数がポイントなので、とにかくツリー内のスキルが4つあるものは、どれを優先させるのかということを考えないと効率が悪くなります。ということで、このポイント配分は正解です。あと、「シジル オブ コンサンプション」については、個人的に大好きなスキルですが、強化すると火力もヘルス回復も非常に強力です。まあ、火力的には「デストラクション」がメインですが、スキル自体にヘルス変換が乗るタイプは火力が上がると回復量も激増するので決して侮ってはいけません。

まあ、「ディケイ」が16ポイントあるのに「イル オーメン」も16ポイントとか、生命力変換があるので「ウェンディゴ」を取りたいのは分かるものの、そのために「飽くことなき夜 ユゴール」は中途半端な取り方になっていたりと、非常に苦しい感じで、一歩間違えば空中分解しそうなところを、必死につなぎとめている感が漂ってきて哀愁を感じるところで、毒酸キャスターの辛さがよく出ている作品ではないかと思います。(・_・;)


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「ドリーグの邪眼」メインの毒酸キャスターというのは、多少ひいき目に言っても火力も出ないしディフェンスも脆く辛いです。(・_・;) あと、このビルドはmad_lee氏がエナジー消費のバグ報告を出していましたが、ちょうど新キャラで「ログホリアン」と戦ったときに、ありえないくらいの速度でエナジーを吸われてスキルが使えなくなり、まさかの死亡を拝してしまいました。今までここでエナジーが無くなった経験がないし、正直何がエナジーを吸ったのかが謎です。(・_・;) あと、以前書いた魔法キャスターにダメージが入らないのはパッチでエレメンタル耐性を下げられたので多少はマシになった感じですが、まだおかしい感じは残っていて、たまにミステリーなタフさを目にします。(・_・;)

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では、本題ですが、まずセンチネルというクラスは良いビルドが少ないのですが、個人的な評価としては、オカルティストが持つ、物理・出血、毒酸、生命力、エレメンタルの耐性低下と組み合わせる意味でオースキーパーの「セレスチャルプレゼンス」の物理・火炎、出血 もしくは毒酸・生命力、出血耐性低下は他のクラスに比べても圧倒的に相性が良く、是非ここを最大限利用したビルドを作りたいな~と思いつつ、早一年って感じです。(結局作れなかったってことだな。(・_・;))

ということなのですが、今回のビルドはなかなか興味深いです。で、星座を見るとわかるように基本は火炎属性の盾投げビルドなのですが、この装備構成はかなりアバンギャルドな芸術作品という感じがします。(ビルドはアートです。(・_・;))→ 動画リンク

まあ、個人的に最大の驚きは「メンヒルの盾」メインなのに攻撃速度MAXにWPSも取っていますが、リチャージの合間の素の殴りの部分をWPSで埋めようという考えだと思います。実は、私も以前盾持ちの場合は「ブリッツ」がかなり強力なので、リチャージの合間をWPSで埋めれば「カデンツ」を使うより良いのではないか?とか考えたこともありますが、それと同じような発想なのかもしれません。

ポイントになるのは武器「ブレーズ ハート」+リングの「ブレーズシーア シグネット」での生命力・カオス → 火炎変換で、オカルティストの「ソレイルのウィッチ」「第二儀式」や、「虚無の印章」のWPSスキルを変換させて使おうという狙いです。それ以外ではヘルムはクラス全+1、チェストはトグルオーラ、ブーツはスキル強化+減速耐性確保と考えると納得できます。あとMIに関しては、耐性超過、気絶耐性、攻撃・防御能力に加えて、盾はスキルクールダウン短縮も狙っているので、ちょっと再現するは難しい、というか「ブレーズハート」の変換率が最重要なものの、1キャラに付き1本しか入手できないので厳選するには5,6キャラ程はいないと無理で、相当に資産がないとビルドとして成立しないレベルまで劣化する可能性があります。(・_・;)

星座は一般的な火炎属性の配置ですが、火力重視でディフェンス用の星座が殆どないです。最後にスキルは、なんといっても「セーフガード」「シャッタリング スマッシュ」に思い切り振っているのが目を引きます。で、一応試しに作っては見ましたが、やはり同じレベルまで再現するのはちょっと難しく、なんとか雰囲気は味わえる程度の再現かもしれません。(・_・;)

で、SR75-76 を戦った感じでは、結構厳しくボコボコに殺られました。(・_・;) ただ、何回か戦っていると結構コツがあるのに気が付きました。まず、「ヴィールズ マイト」に割り当てた「蝙蝠」は常に移動するような戦い方なら良いのですが、足を止めた戦い方だと発動率が悪いので「メンヒルの盾」に割当を変えました。また、「メンヒルの盾」はターゲットしないと発動しないスキルなので、押しっぱなしではなく連射したほうが確実で、ここでロスするとかなり火力に影響が出る感じです。

ディフェンス面に関しては、今回は物理耐性20%以上のものを選択しているのですが、それでも厳しく「アセンション」頼みなので、敵の攻撃を見極めた上で、ここぞという時だけ「アセンション」を使い、リチャージが間に合わないときは「ヴィールズマイト」で一旦距離を取るという工夫が必要です。これでなんとかクリアできるようになりましたが、それでもギリギリな感じで、「エンピリオンの光」「メンヒルのオベリスク」辺りを取りたくなるところですが、そうすると火炎の属性強化と合わなくなっていくのが難しいところで、エレメンタル系で盾持ちのビルドが少ないのはこの辺りの理由が一つあると思います。


GTリンク
お試しセットアップ
やはり盾持ちだとしてもディフェンス用のスキルが少ないと厳しい、というか、このセンチネルのディフェンスの弱さこそが、ビルド例の少なさにつながっていると言っても良いのかもしれません。(・_・;) ただ盾持ちなのに盾を使ったディフェンスを全く使わないのは面白いし、たしかに火力に関しては悪くはないです。それにしても、初心者だと全く理解不可能だと思うし、これは誰も考えつかないような前衛作品です。(・_・;)

2020年7月12日日曜日

地獄の荒地の雑談

5chはついにPart200の大台突破でおめでとうございます。それにしてもリリースから4年ぐらい経過しているのにスレの勢いが全く落ちないのが凄いですね。先日のSteamのセールでも全世界売上を見るとしっかり上位に入っていたのでまだ結構売れてるんでしょうか? まあ、フォーラムの方は常連人の投稿がめっきり減って落ち着いた感じですが、今は全体的にビルド間のバランスが良い次期だし次のパッチまで十分時間があるので、じっくり遊べる次期だとは思います。で、 今回はSteamのセールで買ったゲームの消化のため、(・_・;) あまりプレイできなかったので久々の雑談で行ってみます。

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まずは、約一年ぶりの復帰となるShopping氏に登場してもらいましょう。(・_・;)

*とうとうモンスターハンターにも飽きたのか突如戻ってきて、フォーラムにWPSメインの物理型のウォーロードを投稿してきました。→ リンク まあ、ビルドの強さ的にはそこそこかな?と思いますが、「自然の復讐者」セット2点は普通なかなか持って来ない選択で、らしさが出ています。

そして、個人的には是非これを見てほしいと思います。 → 動画リンク

「愛 オブ レコニング」(・_・;) を使ったテンプラーで、GTリンクがないので詳細は不明ですがメテオが降っているところを見ると火炎系のようです。まあ、薬品を結構使っているので強さ的にはそれほどでもないと思いますが、プレイの方は非常に熱いです。(・_・;)

まず、「特攻の拓」と言われていただけに、基本的に引くことを知らない突撃プレイが痛快ですが、やたら音がデカイです。(流石「爆音小僧」... (・_・;) )*話についていけない方は過去のこの記事あたりを参照お願いします。(・_・;) ) こころなしか「うりゃ~」みたいな気合の雄叫びも多く聞こえる感じがしますが(それは敵のうめき声だろ。(・_・;))非常に迫力を感じます。それにしても、たびたび棺桶に片足どころか首まで入っている感じの虫の息になったり「グラヴァ’スル」にバフを剥がされボロボロになったりもしていますが、それでも死なないところが只者ではないです。 (・_・;)

まあ「俺は強いので死なない。」と固く信じていれば死ぬことはない、という理論でしょうが、ハッキリ言ってそれが通用するのはあなただけです。(・_・;) というところで、大事なのはビルドの作りでも立ち回りでもなく、「気合い!」ということを痛感させられる動画という気がしますが、ビルドの作り的には流石にブランクを感じるものの、体のキレは全く衰えていないので、そのうち、何かとんでないことをやってくれるかもしれません。期待しましょう。(・_・;)

速報:
速くも新作が来ましたが、何と!スペルスカージ・バトルメイジです。→ リンク 構成的には装備は無難な選択で、スキル配分も当然ながらディフェンス少なめの突撃スタイルですが、ここを逆手に取っての「アルケインウィル」強化が泣かせます。(・_・;) おそらくポイントになるのは星座で、エレメンタル・酸 → 物理変換を使っての「ウルズインの松明」「飽くことなき夜 ユゴール」ですが、なかなか持ってこれない選択だと思います。まあ、セットスキルにA耐性低下があるので「ブレイクモラル」はいらないし「飽くことなき夜 ユゴール」を取れば「ウォークライ」も必要なくなるという考えなのかもしれません。

で、SR75-76は11分26秒と、今となっては普通のタイムという感じもしますが、こちらも熱い戦いで、ボス戦で虫の息になりながらも、やはり死にませんね~ さらにいうと「ナリフィケイション」や無敵もすぐには使わず、1振りの「オーバーガード」だけで極力耐えきるというのが非常に我慢強いです。(・_・;) ということで、ビルドの出来に関係なく無理やりクリアしきってしまうようなパワーは健在のようで、彼なら「ロットゲイスト」「ヴォイド ソウル」だろうと使いこなしてしまうかもしれません。(・_・;)

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次に、mad_lee氏から「病害卿」フルセットを使った生命力オプレッサーの動画が出ていますが、SR75-76は7分55秒と見事8分以下に達して、彼も無事に第2段階の仲間入りを果たしたようです。(・_・;) → 動画リンク

構成としては、以前紹介したthejabrixone氏のキャスター型生命力・オプレッサーと星座、スキルなどはほぼ同じなので一部の装備が変わっただけという感じですが、オフハンドに酸・イーサー→生命力変換のある「神話級 ハランクスの首」を持ってきました。そして、その属性変換を活かすべくチェストを「神話級 フィーンドスケイルジャケット」、これにリングとベルトでエレメンタル→生命力変換を加えて、これで、エレメンタル、酸、カオス、イーサーの殆どが生命力になるので属性変換的にはこちらのほうが優れている感じです。

で、これだけ属性変換が可能だと、どれを変換させようか考えるところですが、特にメインである「サモン ガーディアン オブ エンピリオン」「ラヴェナス アース」の酸ダメージの変換が大きいです。あとはカオス・イーサーは星座で活かせます。まあ、ヘルムのスキル変化で「ラヴェナス アース」酸→火炎変換されてしまうのがちょっと惜しいところではありますが仕方ないですね。

実力的には、thejabrixone氏のビルドもかなりの強さだったので、まあ納得できる強さだと思いますが、今や生命力はエレメンタルと比べても見劣りしないメジャーな属性になった感じです。

追記:
記事が出ました。→ リンク

あと書き忘れていましたが、コンポーネントの「空の印章」「チェインライトニング」を使うというのは珍しいですね。


GTリンク
火炎・生命力というのは以前はディファイラー向けって感じで非常にマイナーでしたが、オースキーパーが加わったことによってかなり使いみちの幅が広がった感じがします。

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続いて、supertolik氏がmad_lee氏のナイフ投げダーヴィッシュを使って、現時点でSR75-76の最速タイムとなる6分15秒を出しています。ただ、SR75で3連続で特殊マップを引くというのは私も殆ど見たことがないくらいの幸運なパターンなので、実際の所はせいぜい7分台半ばってところかもしれません。→ 動画リンク

mad_lee氏のプレイだと9分01秒なのが何故6分15秒になるのか?と、どこかで計算が間違っているような気もしますが、(・_・;) ビルドの出来としても前回のPlasmodermic氏のインフィルトレイターには及ばないと思います。

一応簡単に構成に触れておくと「デーモンスレイヤーの武装」フルセットにオフハンド「神話級 伝染病」の組み合わせで、まあ、よくある構成ではあります。ポイントはショルダーとベルトでのエレメンタル→生命力変換ですが、それ以外はこのビルドも至って普通という感じですね。


GTリンク
まあ、ナイフ投げの連射型は属性が何だろうと火力に関しては強いです。おそらく、ポイントになるのはディフェンス力とエナジー消費ですが、ヘルス変換頼み+「瀕死の神」のペナルティなので結構シビアになるのは避けられないでしょう。

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最後に、Plasmodermic氏からも新作が出ているので軽く触れておきましょう。これは以前日wikiに出した自作のイーサー・カバリストと同じタイプのもので、クルーシブルW151-170のタイムとしては4分50秒と、まずまずってところだと思いますが、個人的に結構気に入っているビルドなので参考になりそうです。→ 動画リンク

全体的にはmad_lee氏が出したバージョンに近くイーサー→生命力を使う形ですが、「タウロットの指輪」ではなくエピックアミュレットの「神話級 切断石」を持ってきたところが変わっています。全体的にはフラットダメージ強化優先の選択になっていますが、「ドリーグの血」は1振りに落として「ブラディポックス」「ウェイスティング」にかなり振っているのが興味深いです。あとは、メダルのコンポーネントに「燃え盛るルビー」でヘルスと減速耐性を確保しているのも、なかなか見ない選択です。(・_・;) また、レリックの「オブリビオン」は私も使ってみたことがありますが、この構成だと「リープスピリット」のリチャージ短縮が無いので、近接・遠隔回避の効果とカオスフラットダメージ強化と合わせて、通常攻撃手段として持ってきた感じでしょうか。

おそらく、自作やmad_lee氏のバージョンとの最大の違いは星座ですが、「天の槍」ではなく「ベールの番人 ラトッシュ」「エルドリッチの太陽 コルヴァーク」です。まあ、A耐性低下を捨てれば「ベールの番人 ラトッシュ」「天の槍」「イオンの砂時計」3ポイントくらいで減速耐性も確保できるのですが、「ウルカマの天秤」がお気に入りなのか、ここを優先させた感じに見えます。

自作のバージョンからの変更は簡単なので一応作って軽く試してみましたが、思ったよりバランスは良好なもののSR75-76だとちょっと死にやすい感じで、「ブラディ ポックス」を下げて「ドリーグの血」に振ってみましたが、ヘルスも防御能力も足りていないので、もう少し根本的にディフェンス強化しないと厳しい感じでした。ただ、このビルドに関しては、同じイーサー型のスペルバインダーなどに比べると攻守のバランスが良く戦いやすいので、スペルバインダーのCDR型の操作が苦手な人にはオススメ出来ると思います。


GTリンク
お試しセットアップ
動画に撮って比較してみるとヘルス変換がかなり低めなのがディフェンス面で響いている感じです。また、火力的にもそこまで差はなくDPSの数値的なところでは自作のほうが高いです。これは、このようなCDが長めのスキルがメインのビルドの場合だと「イオンの砂時計」の効果が結構大きいということだと思いますが、結果的にはシャッタードレルム向けとしては自作のほうが戦いやすく乗り換えには至りませんでした。(・_・;)

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さて、ついでに本日の釣り自慢のコーナーです。(・_・;) 注目のペット用新MIにペット強化がダブルで付いたダブルレアということで、かなり貴重な一品でしょうか。
*シャッタードレルムSR75-76という沖合からかなり離れた場所で捕れましたが、この辺りは潮の流れが激しいので流されないように十分注意しましょう。(・_・;)


さらに、ついでですが、たま~に敵の名前が都合よく脳内で誤変換されるのか違って見えるときがあります。例えば...

悪臭のキャラクサス → 悪臭で、こりゃ臭いス
*悪臭のイメージからこうなるのかも。(・_・;)

アークマージ アレクサンダー → あ~マジ あれクソだわ~
*メテオ直撃で死にまくってると自然と頭の中でこう呟くようになります。 (・_・;)

エルドリッチの太陽 コルヴァークの発現 → エルム街の悪夢 フレディを発見!
*ジョニー・デップの記念すべき初出演作ですが、映画の見過ぎのようです。(・_・;)

モガラ, 最高女族長 → モイラ 最高の女所属長
*なにかアダルト作品って感じですが、(・_・;)「モグラ 最高機密を盗め!」みたいなのもありでしょう。

特にヒーロー辺りは映画のタイトルっぽい名前が多いし、結構読みにくいのもあるので普通に間違えますね。 (・_・;)

*5chでも結構スキル名とか間違って書いているのがザラにありますが、わざとウケを狙って間違えているのか素で間違っているのかを見分けるのは困難です。(・_・;)

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おまけとして、以前出したGrimCamを使ったギャラリー集のFG編です。

ローディング画面でおなじみFGの顔とも言える「リグ」氏ですが、何故この人が主役なのかは謎です。(・_・;)



「オシール寺院」にいる「お仕置きだっちゃ!」のラムちゃんです。上の生命力オプレッサーの動画でmad_lee氏もしっかりお仕置きを食らっていましたが、やはりあの集中豪雨みたいな即死攻撃は反則でしょう。(・_・;) で、よく見ると「ムンクの叫び」というか「アジャパー」顔で、こんなアホっぽいやつにだけは負けたくないですね。(・_・;)

「炎陽オアシス」にある「ホランの至聖所」にいる「簒奪者ナヴァン」です。毒酸系の人間型キャスターですが、あまり特徴はなく影が薄い感じです。(・_・;)

「地獄の荒地」にある「セタンの墓」にいるMIをたくさん出してくれるお得意さんの「シスター・クリンゾン」ですが、持っている武器は赤色なので「クリムゾンズ ヴァイル セプター」の方ですね。

「アノラック」のクエストで対決することになる「カイラン埠頭」にある「サンブローン遺跡」にいる「狂司祭ティルガン」ですが、ヘルムが「ネクロロードの凝視」にガーディアンぽいのを召喚しているところを見ると、ペット使いって感じでしょうか。

上の「狂司祭ティルガン」の第2形態、あるいは乗っ取られていた中身が出てきたのかは不明ですが、「解き放たれしティルガン」で、こっちもしつこくペットを出してきます。


「オカロス ~ "ザ メッセンジャー"」で、「キャラガドラ」の色違いって感じで、見た目的にはこっちのほうが強そうな感じもするのに、比べ物にならないくらい弱いのは何故?(・_・;)

「カイモン神父」です。こうしてみるとかなりデカイですが結構な短足で、リーチの流さで勝負するタイプのようです。(・_・;)

こちらは「カイザン」で、上と比べてみると「カイモン神父」「コルヴァークのチャンピオン」あたりの死体を改造して作り上げたモンスターって感じにも見えますが、要は「改ざん」されたってことを言いたかったのでしょうか?(・_・;) 

*「カイモン神父」「コルヴァークのチャンピオン」は人間・エルドリッチですが、「カイザン」は人間ではなくエルドリッチだけなのが設定の細かさを感じます。(・_・;) また、攻撃属性が毒酸・雷というのが珍しいし、耐性の高いのが火炎・刺突・生命力というのも見た目に合わなく非常に風変わりなネメシスです。(・_・;)


そして、最後に秘蔵というか暇つぶしに撮ってみた画像を出しておきましょう。
三神の秘密会議に現れたキング・オブ・モンスター「キングギドラ」じゃなかった「キャラガドラ」。(・_・;) これに対し派閥の壁を超えソレイル・ドリーグ・ビスミールの連合軍が結束して、ケアン最大の戦いが始まるかと思いましたが、みんなビビったのか見ないふりを決め込んだようで、戦うものは一人も現れませんでした。(・_・;)

  「キャラガドラ」は地上であればどこまでもついて来るので頑張れば上のような場所まで引っ張ってこれますが、地下マップなどのエリア切り替えの場所は超えることができないです。

2020年7月3日金曜日

第2段階レンズマン:2H刺突インフィルトレイター

結構Vsync問題に手こずっているのか、なかなかHotFixが出ないですが、使っているのがタイタンクエストのエンジンということは、すでに15年以上前のシステムなわけで簡単には修正できないのかもしれません。ちなみに、先日のパッチでは敵が地面に埋まりにくいように調整が入っているようですが、どうも代わりにこちらが地面に埋まりやすくなった感じで、あちらを立てるとこちらが立たずみたいな状況なのかもしれません。(開発の方でもパズルゲームをやらされている感じでしょうか。(・_・;))

そして、ここに来てPlasmodermic氏からとんでもない動画が出ました。(・_・;) 前回SR75-76を7分10秒で驚いていたのもつかの間、キャスター型の刺突インフィルトレイターを使って驚異の6分35秒です。さらに、驚くなかれこれは最後のボス戦で惜しくも死んでおり、もし死んでなければ間違いなく6分を切っていたという、まさにPlasmo伝説を体現したかのような恐るべき動画だと言って良いでしょう。(・_・;) → 動画リンク*フォーラムに記事は出ていません。

今回は妙なタイトルを持ってきましたが、E.E.スミスの名作SF小説からで、「レンズマン」シリーズの3作目です。発行は1941年なので凄く古い作品ですが、中学生でこれを読んだときに、それまでSFは宇宙船やロボットみたいな未来のガジェット類がメインだと思っていた所、この作品は精神力をつかうサイコキネシスを中心とした展開の斬新さに衝撃を受けました。(・_・;) 内容としては「銀河パトロール」と「ボスコニアン」という宇宙海賊との戦いですが、視点を広げるとそれを背後でサポートするアリシア人とエッドール人との善と悪、あるいは神と悪魔の戦いというような側面があります。

レンズは友好種族内のエリート中のエリートに対してアリシア人が与える強力なアイテムで、精神力を高める作用や生きた細胞として本人と同化するので偽物が作れないなど、さまざまな性質がありますが、通常は会話すら不可能な龍みたいな姿や、ドラム缶に触手が付いた姿の異星人とでもレンズマン同士であれば意思の疎通が出来るというメリットもあります。で、レンズの力というのは非常に大きいのですが、この3作目において主人公は、精神的に覚醒してもうレンズを必要としなくなります。で、これが第2段階というわけです。実はレンズはただのきっかけで本当に重要なのは自分自身の精神力の強さだったというわけですね。ということで、長い解説になりましたが、(・_・;) ここに来てSR75-76のクリアタイムは劇的に短縮した感じで、どうやらフォーラムにいる何人かのレンズマン(常連者)は第2段階に到達したようです。(・_・;)

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最初にbanana peel氏のクルーシブルW151-170で3分台に迫る4分6秒という、イーサーレイのスペルバインダーをサラッと見ておきます。 → 動画リンク


ここで珍しいのが、クラフト品のオフハンド「スペルショック トウム」ですが、エレメンタル→イーサー変換があるのでスキル変化が使えるし、クラフトだと狙ったステータスをGetしやすいので、なかなか良い考えかもしれません。あと、チェストの「ホーンテッド ベストメント」「ディシンティグレイション」強化目的での選択ですが、こちらはランダムなのでちょっと入手は無理でしょう。星座では「毒蛇」ではなく「哀れな者」というのが興味深いです。あとはネクロマンサー側のスキルのスカスカ具合がすごいですが、サブのオカルティスト顔負けの削り方という感じで、完全にドラッグレース仕様です。(・_・;)

なお、イーサーレイのスペルバインダーの動画は、他にromanN1氏からも出ていて、3分58秒は僅かではありますが現バージョンでの最速タイムではないかと思います。→ 動画リンク

GTリンク
まあ、イーサーレイは依然としてトップに君臨している感じですが、パッチでの弱体化もあってか、新たな素材を求めて工夫をこらしてきた感じです。それにしても、ネメシス以外はマップ中央でレーザを掃射するだけという王様プレイが異常な感じですが、あまりの 火力の高さに目がくらみます。(・_・;)

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次に、シャッタードレルムの方に行ってみますが、まずは、grey-maybe氏の毒酸ダーヴィッシュで、SR75-76は8分15秒と7分台まであと僅かというところまで来ました。 → 動画リンク

構成的には、両手武器の「神話級 ドリーガル'アノレ」の毒酸型ということで、日wikiの「毒走」ダーヴィッシュと多少装備構成は違うものの、戦い方も含めて同じタイプのビルドと言って良いかと思います。「毒走」ダーヴィッシュとの大きな違いとしては、あちらが「シャドウ ストライク」強化の所、こちらは「アマラスタのブレイドバースト」強化というところですが、星座やスキルの振り方も微妙に違っており、比べてみると結構面白いと思います。

まあ、内容はともかく「毒走」ダーヴィッシュもシャッタードレルムのタイムとしては速い方ですが、その理由としては戦い方によるところが大きく、できるだけ動くことで被ダメージを減らせるので、その分火力を上げることが出来るという考えだと思います。ただ、この動画を見ても分かる通り、ある程度慣れている人でないと動画と同じようなプレイは難しいでしょう。ともかく、8分以下ということであればクルーシブルのW151-170のバフ・バナーなしのタイムと同レベルという感じもするので、今後シャッタードレルム向けのビルドとしては、このような立ち回りを前提としてタイムを意識した作り
が主流になっていくのではないかと思います。


GTリンク
まあ、属性的に毒酸はいまいちパッとしませんが、このダーヴィシュに関しては耐性低下も含めて相性が良すぎる感じで、冷気インフィルトレイターと同じようにどんなスタイルでも強いです。なので、個人的には強くて当然かな、みたいな感じがどうしてもしてしまいますが、逆に言うと使いやすいとも言えるので初心者に向いたクラスではないかと思います。

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次にDMT嬢による刺突インフィルトレイターを使ったSR75-76ですが、7分50秒と見事に7分台のタイムを出してきました。→ 動画リンク

まあ、次のPlasmodermic氏のビルドが同じく「神話級 ナダーンのリーチ」を使った刺突インフィルトレイターと同じタイプなので実際に作って試すのは止めておきますが、「シャッタード ガーディアン」セットを使ってもこれだけ強いということは、それを使っても火力をカバーできるだけの強力なスキル変化の付いた装備があるということで、まあ、武器が相当に強いのだろうということが予測できます。

ポイントとなるのは「神話級 ナダーンのリーチ」+リングの「ブレイド ツイスター シグネット」での100%エレメンタル→刺突変換で、ここはどのような構成でも固定でしょう。あとは、それをどう活かすかというところで、ここではそれほどエレメンタルは意識せず、あくまでメインの刺突強化という方向性で組み立てた感じですが、最終的に「ブレイド スピリット」を使うことにして、パンツとリングの選択が決まり、合わせてレリックも「アズラカーの新機軸」になったというイメージでしょうか。

動画はマップの組み合わせ的には多少恵まれている感じがしますが、結構厳しそうな場面もうまく乗り切っているし、ボス戦も刺突ビルドにおいて「カイザン」は鬼門なので、確かな実力がなければ出せないタイムだと思います。それにしても毎回ボス戦でこんな戦い方で勝てるのか?とか思わないでもないです。(・_・;)

なお、DMT嬢は同時にフォーラムにソーサラーの記事を出していて、こちらも良い出来ですが、特に動画で殴りの強い相手に対して、小刻みに動いて殴りをかわすという立ち回りが、女性的なきめ細かさということなのかもしれませんが、あまりこのような戦い方をする人はいないので非常に珍しいです。(・_・;) → リンク

GTリンク
ビルド構成的には意外な部分は少なく至ってオーソドックスな作りだと思いますが、立ち回り的な部分は相当にやり込んでいる感じで、とても女性プレイヤーとは思えないようなレベルの高さです。(・_・;)

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では、本題のPlasmodermic氏のインフィルトレイターですが、グラディエーターW151-170の方も4分2秒と上のbanana peel氏をわずかに上回って激しいトップ争いという感じで、動画の方も負けず劣らずの凄い火力に見えます。 → 動画リンク

で、この刺突インフィルトレイターはPlasmodermic氏の得意とする属性変換がふんだんに出た感じの実に面白い構成ですが、同じく武器の「ナダーンのリーチ」とリングの「ブレイド ツイスター シグネット」で100%エレメンタル→刺突変換に、グローブ、ブーツも同じです。DMT嬢との違いとしては、前回の自作の2丁拳銃パラディンと同様にダブルルーンをメインに持って来たところですが、ダブルルーンを使う場合はスキルポイントを確保する必要があることから、同じくインクィジター+1中心の選択になっていて、特にアミュレットの「ルーン囁きの導管」で唯一残った物理ダメージもキレイに刺突に変換しきっているところは見事です。

あと、チェストの「神話級 マグニソンのトレンチコート」が珍しい選択ですが「アーティファクト ハンドリング」強化での選択。また、レリックの「ヴェンジェンス」もあまり使われないですが、インクィジター+1と刺突強化ということでの選択です。最後にグローブの「神話級 グラスプ オブ アンチェインドマイト」は、「リング オブ スチール」強化というよりは星座でA耐性低下が取れないので、とりあえず、この装備のスキル変化を充てておいたというところかもしれません。

星座は、当然刺突型の配置ですが、Tire3は「永遠の砂 アズラカー」「無名戦士」を取るパターンで、それ以外では「吟遊詩人のハープ」がポイントでしょうか。おそらく現時点での性能的な部分では「ウルカマの天秤」の方が魅力的だと思いますが、ここでは親和性ボーナスと刺突ダメージ強化もあるということでの選択だと思います。まあ、親和性的にはかなりキツキツで結構考えた配置という感じがします。

最後にスキルでは、ダブルルーンに振り切るのではなく「ワード オブ アゴニー」にも結構振っているのが興味深いですが、範囲を広げるだけでなく遠隔攻撃回避も重視したのかもしれません。全体的には、武器攻撃はなく「チルスパイクス」+ ダブルルーンのキャスター型で、私も前回の2丁拳銃パラディンを試したときに、火力だけを考えるのなら魔法スキルだけのキャスター型にしたほうが良いと感じましたが、このビルドが一つの答えかもしれません。そして、エピックのパンツなどを見るとよく分かるのですが、単にステータスだけで選んだのではなく、これは体格値の要求の低い装備を選ぶことで、狡猾性にポイントを多く振るという狙いもありそうで、2箇所のレアアイテムも耐性確保だけでなく狡猾性強化も兼ねていて細部に至るまでスキなく考え抜かれた見事な作りになっています。

では、作ってみますがヘルムは同じのが見当たらなかったので魂のラヴァジャーのもので代用、また、「ルーン囁きの導管」の耐性は幸運にも同じカオス耐性のものがありましたが、増強剤で防御能力を確保しているので、耐性はカオスか生命力以外だと防御能力確保に苦労するかもしれません。で、星座のスキルが7割ほどまで上がったところでカカシのヘルスリセットまでのタイムを測ってみると、15秒とCDありのスキルメインのキャスター型とは思えない程の速さに驚きます。とにかく武器のスキル変化による「リング オブ スチール」のダメージが強力で、これが火力のメインなのは間違いないですが、次期弱体化候補の最有力かもしれません。(・_・;)

次にSR75-76ですが、てっきりグラスキャノンと思いきや、意外にも簡単に死ぬようなことはなく動きながら戦っていればそう簡単に死ぬことはないし、「サークル オブ スローター」をうまく使いながら戦えば、ボス相手に張り付いて戦っても一撃で死ぬようなことはないです。ただ、ディフェンス自体は決して強くはないので、デバフがキツイヒーローあたりは早めに潰していかないと危ないです。とにかく瞬間的なダメージが非常に高いので短期決戦で勝負をしながら進んでいくのがポイントでしょう。

SR75-76で戦ってみると上の画像のように最大DPSは2,000Kに達しているし、ライフスティールもかなりの量があるのが驚きです。本編で戦っている限りでは、一見そこまで凄いという感じはなく「ぶっ壊れ」という感じもしないですが、モンスタートーテム相手だと確かに報復ウィッチブレイドと遜色ないほどの異常な殲滅速度を感じます。

いや~、「リング オブ スチール」のダメージの高さには驚きましたが、「ワード オブ ペイン」も刺突耐性低下とセットになっているので結構強力だし、ダブルルーンも全て刺突なので威力があるということで、自分を中心とした半径6~8mほどの殲滅力が凄まじく、これがタイムの速さにつながっている感じです。ということで、DMT嬢が「リング オブ スチール」の強いところをさらに強化する方向にした所、Plasmodermic氏は強いのは武器のスキル変化だと割り切って、他の部分を強化することでその火力を最大限活かそうという真逆のアプローチにしたところが見どころでしょうか。結果的にはどちらも間違いではなく、共に素晴らしいビルドだと思いますが、やはりトッププレイヤーの作るビルドというのは非常に楽しめるし流石だな~という感じです。

*試しに前回のパラディンを同じように魔法キャスター型に変えてみると、火力は凄く上がり、これはある意味予想通りなのですが、やはりディフェンス力はかなり落ちるし、2丁拳銃ビルドでもなくなるので日wikiに出すということでは、あれはあれで正解だったと思いました。

GrimDawnTools
たしか以前に自作のダブルルーンのメイジハンターを出したあとに、John_Smith氏が似たようなヴィンディケイターを出したことがありましたが、またしてもダブルルーンのビルドを出したあとに同じような狙いのビルドが出てくるのが実に不思議です。(・_・;) まあ、今回のビルドについては最初からダブルルーンで作ろうと思ったわけではなく、「リング オブ スチール」の火力との組み合わせとして、これが一番良かったというところではないかと思います。