2018年2月28日水曜日

謎は全て解けた:雷イグナファーの炎・ヴィンディケイター

キャラのレベル上げが終わった所で、前回紹介したイグナファーの炎ビルドが気になったのでヴィンディケイターを作って試してみることにしました。ただ新キャラ作成はそれなりに時間がかかるので、今回は資産をフルに使って速度優先で作ってみました。

レベリングがどんな感じで進んだのか記録の意味でも書いておくと、
・まず作成直後にクルーシブルに入ってスクラップやポーションなどの消耗品、鉄片への換金用の要らないエピックやレアアイテムをなどを適当に渡し、装備は「ローカーの戦利品」セットを4箇所に装備させます。また各派閥の委任状も使っておきます。

・次に本編を開始してクエストを進めてLV7まで上げます。そして武器に「焦熱の残り火」、装備の2箇所に「鱗で覆われた皮」アクセサリーと頭に「エクトプラズム」を付けたら、一旦終了してクルーシブルの1~10を数回戦って祈祷ポイントを5ポイント稼ぎます。

・再度本編に戻りますが経験値アップポーションを常に使っていきます。スキルはインクィジターメインで、最初は属性は絞らずにエレメンタルで行く方が楽なので「ワード オブ ペイン」「ハガラッドのルーン」中心で進めます。このため星座も「ローワンの王冠」を最初に取ります。

という感じで進めてみると、各Act開始時のレベルは下のようになりました。基本的にメインクエストと祠中心ですが時間がかかりそうなサブクエストなどはいくつかスルーしました。
ノーマルAct2:LV23
ノーマルAct3:LV40(派閥選択時点)
ノーマルAct5:LV53
エリートAct1:LV67
さすがにエリートはローカー装備だと装甲値が低く油断すると痛いダメージを受けますのでAct3でLV75になった所で、下位レジェンダリー装備に替えました。

エリートAct5:LV82
ここで、ちょっとLVが上がり過ぎなのとAoM派閥の評判もそこそこ上がっていることからAct5,6は省略してアルティメットに進みます。で、アルティメットはメインクエスト以外はかなりスルーしてサクサク進めていきます。(エリート開始はLV65以上だと敵より自分のほうがレベルが高くなる感じなので、サブクエストあたりはもっと省略しても良い感じです。)

アルティメットAct4:LV94
ここまでくれば最終装備が使えるので後は消化試合です。

で、時間としては休日1日でLV85まで行けましたので、休日2日あれば余裕で1キャラ作れる感じです。現在手持ちのキャラ数は26ですがクラスとしては17なので、まだ9クラス作ってないのがあるわけですが、正直全部は無理なので気が向いたら増やしてみることにしましょう。(実績に全クラスLV100とかあったら作る人がいるのだろうか?とか考えてしまいます。(・_・;))


エリートAct4クリア時点の派閥の評判ですが、バロウホルムがやや低めなの以外は充分上がっているのでAct5,6はバッサリカット。これでかなり時間短縮できます。

では、サクッとできた所で前回のイグナファーの炎ビルドを作って試してみますが、ダメ元で「熟達の記章」をいくつか作ってみたら7個目で運良く「イグナファーの炎」付き(しかも+3)のものが出たので結構近い感じに作れました。他は、耐性が不足する部分は気絶耐性を捨てて他の耐性確保に回して、星座も「蝙蝠」はディフェンス的に足りてそうなので「船乗りの指針」「ジャッカル」2ポイントにして、耐性と移動速度、詠唱速度を取ることにしました。

しかしながら、LV94まで「エルゴロスのストーム ボックス」「ハガラッドのルーン」をメインにしたエレメンタルビルドで戦ってきましたがこれでも結構強いので、もしかしたら強さ的にはそれほど違わないのかな?とか思っていたら考えが甘すぎました。とにかく火力が強力で、もうチャネリングとかに関係なく高火力ビルドと言って良いレベルです。また、ディフェンスも鉄壁に近く「インクィジター シール」を使っている分にはヘルスが減っている場面を見ることはほとんど無いです。そして、実際に新ダンジョンの「ガルガボル」と戦ってみたら、結構ダメージは受けるものの張り付きで勝てました。なかなか凄いです。

それにしても何故ここまで強いのかが今ひとつよくわからないので装備を変えたり、以前作ったピュリファイアと比較しながら調べてみました。まず「イグナファーの炎」自体は火炎・燃焼ダメージだけなので26ポイントにしても、腕の「シンダータッチ」の火炎→雷25%変換の効果自体はさほどないのでは?という予想は正しい感じです。では何故Maxまで上げるかというと武器参照がついているので武器で雷ダメージがついているものなら、それだけで結構な割合の属性ダメージが出るし、ヘルス変換も僅かではありますが乗ってくるということで火炎だけだとしても上げる価値あり、ということのようです。そのようなわけで武器の「ウルトスの火花」は雷で結構高めの実数値ダメージがついている所と冷気→雷45%変換で「アルケイン エンパワーメント」などのエレメンタルのフラットダメージが変換され火力の上乗せになるところが選択の理由になっているようです。それから雷ダメージということであれば「インテンシファイ」「インファーナル パージ」の方が重要なわけですが、良く見てみるとトータルのダメージ量としては火炎と雷は雷のほうが上、燃焼と感電は燃焼が上の数値になっているのが面白いですね。

しかしながら、火炎属性のピュリファイアだとここまでの火力は出ないわけで、そうなると考えられる答えとしては、それ以外で火力を出している、ということになるわけです。で、試しに「イグナファーの炎」を使わないで戦ってみるとたしかにボスでも十分倒せるだけの火力はあります。では何が火力を出しているかというと「シンダータッチ」のアイテムスキルです。これはウィンドデビルに似た召喚物が発生するタイプのスキルですが、コンポーネント「刃の印章」のトリガーが優秀なせいか次々に発生します。これはカカシだと良く分かりますが近づいただけで永久機関のように発生しまくるのでダメージが積み重なって高火力を出します。実際にピュリファイアに「シンダータッチ」を装備させると火力が上がりました。やはり優秀な発動スキルを持つ装備というのは重要だな、と思うところです。

ということで、「イグナファーの炎」が異常に強くなったわけではなく、+アルファが大事というのは他のビルドと同様です。それでも火力に占めている割合は充分高いのでメインスキルで使用可能になったのは間違いなくドレインエッセンスと比べても、もう差はないと言って良いでしょう。

あとディフェンスに関しては、「インクィジター シール」を使わなくてもある程度戦えるので、やはり「ウェンディゴトーテム」が効いている感じです。ただ両方なしだと簡単に死にますしバフを剥がされると余裕で即死しますので決して油断はできないのですが、普通に戦っている分には耐性低下以外は全くダメージを受けない感じで、こちらも「インクィジター シール」に加えて何をプラスするかで違いが出るという感じです。また、チャネリングスキルはエナジー消費が多いので出来ればオフハンドが良いのですが、近接張り付きのスタイルになるため装甲や物理耐性を上げておかないとゴーレムなどの打撃の強い敵に囲まれると辛くなる感じがあります。(そう考えると「オークスキン」も意外に重要ですね。)

で、このあたりも踏まえてピュリファイアの腕を「シンダータッチ」に変えて、装甲値を2300位に上げてみるとかなり良くなりました。ただ、これだと火力ではヴィンディケイターに劣るので、ここから更に火力UPが出来るかが勝負の分かれ目ということになるのでしょう。ということで、行き詰まったときは別のクラスで似たようなビルドを作って比較してみると答えが見えてくることもあるということで、とにかく実際に作って試すということが大事です。しかし、パッチ後1日でよくこれを作れたなあと思うようなTZ Tz氏の技が冴えた会心のビルドというところでした。

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「イグナファーの炎」がどうというよりはビルドの作り方がうまかったという感じでしたが、それでもオフハンドなのに「ガルガボル」を張り付きで倒せるというのは凄いと思いますこれなら気持ちよく汚物消毒が可能で快適です。(・_・;) ただ、ビスミールガーディアンのように雷耐性の高い敵はやはり時間がかかり気味になります。



2018年2月25日日曜日

パッチの波紋:イグナファーの炎&懲戒のオーラ

キャラのレベル上げもだいたい終わったし、コンポーネントも不足気味なので、今回はフォーラムからパッチ変更のあったスキルを使った興味深そうなビルドを見てみることにします。

その前に「ガルガボル」試験の続報を。クリーグデスナイトも張り付きは無理で死亡、DA型ナイフ投げリーパーも近接ではある程度かわせるものの当たれば即死でDA4000くらいでは通用しません。ただ遠くから遠隔で戦えば問題なく倒せます。同様にデバフ特化のパイロマンサーも遠隔引き撃ちなら安全に倒せました。ペットカンジュラーはやや崩れかけたものの無事撃破。厳しい場合は今回新しく追加された薬品が強力なので使うと良いでしょう。ということで、以前マッドクイーンが登場したときを思い出させるような初見殺しの凶悪さで、遠隔攻撃できないクラスは苦労するでしょう。とりあえず前かがみになったら足元に溶岩が出るので移動しないと死ねます。

では、おなじみTZ Tz氏のイグナファーの炎ヴィンディケイターから行きますが、パッチが出たばかりだというのに作るの早過ぎでいかにも廃人って感じです。(・_・;)→リンク

まず、ポイントとなるのはパッチで強化された「イグナファーの炎」ですが、これを雷で使っている所が興味深い所で、今回は正真正銘「イグナファーの炎」をメインに使うビルドになっています。スキルに関しては特に変わったところはない感じで、「オークスキン」は報復というよりは刺突耐性と装甲確保でしょう。星座に関しては「死者のチャリオット」「ビヒモス」のヘルス回復2つに火力用の「テンペスト」辺りがポイントでしょうか。最後に装備ですが、「光のガーディアン」セット3点に腕を「シンダータッチ」にして火炎→雷変換を加えた形です。ただ25%と変換率は低めで「イグナファーの炎」自体は火炎のみなので無理やり26ポイントにしても効率的には良く無さそうな気はします。あとはリングをエピックの「ザ アルケインテンペスト」セットの2点、アミュレットはエレメンタル系で詠唱速度も欲しいという所で「強化版 ベロナスのエッセンス」を選択したのでしょう。

全体的には、OA、クリティカルダメージは高いものの詠唱速度は低めです。では動画を見てみますが、「古代の森」の動画はウォークスルー的でフォーラムでは珍しいですが、中ボスや隠しエリアをスルーしてたりで気まぐれ感が感じられます。(・_・;)  ただ、アイテムが沢山散らばる場所はフィルターで消しておくというのは賢いかも。で、問題の「ガルガボル」ですが張り付きでサクッと倒していますがマジですか... 「インクィジター シール」「ウェンディゴ トーテム」に2つの回復用星座、さらにパッチでダメージ減少が付いた「懲戒のオーラ 」ということでディフェンスの強さにちょっと驚きましたが、火力も属性変換率が低めな割にはかなり高いです。いつか実際に作って試してみたい感じもしますが、レア靴はまず無理なのでリング辺りを耐性装備に変えないとダメな気がします。

ということで、「イグナファーの炎」が実用レベルになったのを再確認、という感じですが、あとはカオス・生命変換でも行けるのか気になるところです。それにしても「懲戒のオーラ 」はちょっと強くなりすぎたかも?(・_・;)

雷でもいけるのね、って感じですがその割には火力もディフェンスも強いのが驚き。とてもオフハンドのビルドとは思えませんし、盾持ちソルジャーでも軽く殺される「ガルガボル」に張り付きで勝てるってどういうこと?

次~低解像度の四角い画面でおなじみSuperfluff氏のエレメンタル・デシーヴァーで、こちらも作るの早すぎで廃人認定2号を適用します。(・_・;)→リンク

*ちなみに低解像度の画面はヘルスやアイコンが大きくて見やすいし、特にクルーシブルなどの高難易度で戦う場合、敵やキャラではなく殆どは下側のヘルスやバフ・デバフのアイコンだけを見て戦う感じになったりするので、画面中央からの距離が近くなり視線の移動が少なくて済むので理にかなっています。ということで機材がしょぼいのではなくプロ仕様ということですね。(・_・;)

このビルドの見どころですが、グラディエーターの170をクリアしているとかは大事でなくパッチで変更の入った「懲戒のオーラ 」をスキル変化で更に強化するとどうなるかという、ある意味実験的な側面が強いビルドともいえると思います。そして、星座で火炎、スキルで冷気、装備で雷の攻撃ソースを使い分けてエレメンタルを演出しているところは職人的な技を感じます。(そう、ビルドはアートです。(・_・;))とりあえず動画のあるクルーシブル版の方の構成を見ていきます。スキルは武器の「神話級 束の間の嵐」のスキル変化を活かすため「ワード オブ ペイン」をメイン攻撃にしていますが、このスキルは強化すると効果範囲が広がります。そして頭の「エンピリオンの凝視」「懲戒のオーラ 」の効果範囲を広げること、「カース オブ フレイルティー」を強化して「ヴァルネラビリティ」の効果範囲を広げ広範囲に耐性低下をかけるということで広範囲AOEビルドとも呼べそうです。

装備は「大異変」3点セットを使ったオフハンド持ちですが、「インクィジター シール」を使わないという、まさかの逆転の発想的な完全開き直りの逃げ撃ちスタイルです。このため「ウェイスティング」のOA低下に加えて「カース オブ フレイルティー」、リングの「神話級 タイムフラックバンド」、メダルの「神話級 ギルダム アルケイナムの推賞」、星座「ソレイルの魔剣」などを使って敵の移動速度を徹底的に下げる工夫を行っているところがポイントです。

作り方の難しいデシーヴァーということで、たしかにクラス間でシナジーが少ないビルドは作りにくいと思われがちですが、毒酸ウィッチブレイドなどはソルジャー側に毒酸要素は全く無いのに普通に強かったりするので必ずしも双方に属性のシナジーが必要なわけではありません。それに、オカルティスト、インクィジターは共にサブクラスで使うスキル構成が確立されている程の優秀なクラスなので、片方で属性を固めるだけでも十分火力は出せそうな気がします。そのようなわけで、考えるのは火力のシナジーをどうするかだけではなく、このようなやり方もあるということで非常にためになります。ということで「懲戒のオーラ」が超快適になったというビルドを2つ紹介してみました。(最悪のオチです。(・_・;))

さすがビルド職人の名に恥じない見事な工夫が凝らされた面白いビルドだと思います。動画はクルーシブルなので逃げ撃ちオンリーですが、「ストームファイア」も使っているので本編では普通に戦えるのではないかと思われます。なお、本編版のセッティングの武器「バルゴールズハート」は「古き森」の商人が売っているので入手しやすいです。

2018年2月23日金曜日

属性は雷、防御は紙なり:2刀型雷エレメンタリスト

パッチの記事が間に入ってしまいましたが、その前の2刀型の続きになります。

その前に新ダンジョンのボス「ガルガボル」ですが第2形態はやはり近接型には結構厳しい相手のようです。冷気2刀トリックスターで行ったら火炎耐性の低さが響いてか一撃で即死。両手バトルメイジは一撃で死ぬことはないものの、まともに行ったら無敵を持ってしても耐えられず死亡。ギリギリの距離からフォースウェーブでちまちま行くしか無さそうです。一方、火炎イーサー型ウォーロックの場合は遠隔型で敵の移動速度も遅いので普通に倒せて意外な感じです。そういえばバトルメイジは「スクワッド タクティクス」に詠唱速度がついたり「クラーケン」の強化などで強くなりましたが、ウォーロックもパッチで「ストームファイア」が強化されたので強くなりました。まあ、向き不向きがあるというのは良いことでしょう。あと商人が売っている設計図の「熟達の記章」は固定ではなくランダムでした。(たまたま3回連続で売っていただけだったようです。)

では本題、トリックスター用にフロスト系のAffixのついた「ウグデンボーグ チルストライフ」を目指してトレハンしていましたが出るのは雷系の「ウグデンボーグ ストームストライフ」ばかり、ただこっちは結構良いのが出たので是非使ってみたいところですが、そういえばjajaja氏のビルドは火炎、冷気はあるのに雷はないな、とか思っていたら、タイミングよく「光の守護者のプレート」が出て「光のガーディアン」セットが揃いました。そして倉庫キャラを除くと最後のLV85キャラのエレメンタリストが残っています。

どうやら雷2刀型を作って奉納せよ、というのが神のご意思のようなので適当に作ってどんな感じになるか試してみましょう。しかし、立て続けに3キャラも2刀型を作るとなんとなくコツが見えて来ます。今回の使用キャラはもともと「スタン ジャックス」ビルドなので、エリートはそのままでレベルを上げてlv94で装備変更する形で行きました。基本的には「スタン ジャックス」メインから「サヴィジリィ」に変えてjajaja氏のビルドに沿った感じで2刀型に整えてみようと思います。

装備は「光の守護者のプレート」のフルセットにパンツと靴を耐性確保用のレアイテムにして他はよくある定番装備というところで目新しさはないです。武器に関しては「ウグデンボーグ ストームストライフ」の良品が2本ありますが、スキル変化の「ストームトーテム」召喚+1はCD短縮でもしないと5個設置は無理なので片手だけにして、もう片方は攻撃速度、気絶耐性確保も考えて「神話級 クリスタラム」にしました。あとは2刀有効化の装備をレリックとメダルのどちらにするかですが、レリック「嵐の目」のバフと攻撃速度は重要なのでメダルで対処することにしました。

星座はjajaja風ということで「ジャッカル」「レブナント」「ヒキガエル」「グール」でヘルス回復と攻撃速度を確保しておいて、OAを「鷹」「死者のチャリオット」、DAを「真面目な見張り」「羽根ペン」、耐性低下を「未亡人」「ローワンの王冠」「嵐の番人ウルトス」ということできれいにまとまりました。スキルについては特に変わったところはありませんがポイントとしてはこのjajaja2刀型はディフェンスを捨てた火力重視で、とにかくスピードが勝負なのでDoTの感電は上げてもあまり効果がありません。あとディフェンスの補助として「スタンジャックス」の気絶と「ブラックウォーター カクテル」のOAの低下を使ってみました。最後に移動スキルがないのは寂しいので武器のコンポーネントで「リフトストーン」を使いました。

ということで、とりあえず攻撃速度、クリティカル、OAと稼げて「肉の支配者」も張り付きでサクッと倒せたので、こんな感じかなと思います。ちょっとスキルの数が多くなったのが難点ですが、「ドリーグの血」のように定期的に押すスキルは無いし、雑魚には全部使わなくても良いので大丈夫でしょう。意外に武器やアクセサリーなどは選択肢が多いし、セット装備はフルセットでなくても良いと思うので色々遊べる感じです。戦い方としては絶対に逃げたらダメでポーションの使い所がポイントかなという感じでした。

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エレメンタリストもビルド例が少ないクラスですが、使える装備も多いしデモリッショニスト側に雷スキルも多いということで遊べるクラスだと思います。ということで無事に2刀型の火炎・冷気・雷が揃いました。

では次に、以前からオフハンドの「永久嵐の古写本」を使ってみたかったというのがあり、ちょと試しに2刀ではない形に変更してみます。この装備はスキル変化が「720 感電ダメージ/6s : モーター トラップ」「生存時間 3秒 : ウィンド デビル」「-30% スキルエナジーコスト : ウィンド デビル」と盛りだくさんで特に感電720はかなり強力な数字だと思います。ということでスキルを調整して「モータートラップ」を2機設置可能な16ポイントまで振ってみます。あとはメダルが不要になるのでとりあえず耐性確保でレアメダルに変えた程度です。

で、戦ってみるとダメージは中々で、オフハンドだとエナジーも全く減らないので快適です。やはり個人的には強さは別として張り付きで一歩も動かないというのは苦手なので遠隔型の方が好みです。ということで手持ちのキャラのレベル上げもだいたい終わった所ですが、かなりハイペースで色々作っているのでコンポーネントの素材が尽きた感があります (・_・;)

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遠隔型の雷ビルドということではヴィンディケイターで「エルゴロスのストーム ボックス」を使って作ってみたいところでしたが、このオフハンドに関してはエレメンタリスト向けなので使えてよかったなというところです。海外ドラマの定額サービスのようにエナジー使い放題というのは個人的にプライオリティが高いのですが、単に貧乏性なだけでしょうか。(・_・;)




2018年2月22日木曜日

パッチv1.0.5.0

てっきり週末かなと思っていたパッチv1.0.5.0が来ました。今回の目玉は新ダンジョンの追加ですが、その他にも変更点がたくさんあって大型パッチの名に恥じない充実度となっています。

まずは新ダンジョンからですが、マップを見るとウグデンボーグのリフトの下側に「古代の森」が追加されていました。早速行ってみますが、途中で死んでは話しにならないので手持ちで最強のキャラ体内損傷型ウィッチブレイドを使って万全の体制で挑んでみます。場所としては、魔女団の隠れ家から右下に進んだ辺りに入口があってクエストを受ける事ができます。(今回はアナステリアではなくモグドロゲンの化身ですね。)「古代の森」からダンジョンまではウグデンボーグと違いはないですが、ダンジョンに入って進むに連れてイーサー化やヴォイド化した獣類が出てきて景色も暗くなっていきます。そして、今回も閉じ込められる場所や大量に敵が湧いてくる場所がありますが、ヴァルヴァリー港のように打撃系の敵が多数突進してくるのでディフェンスが弱めのキャラは苦労しそうです。また、中ボスも何体か出てきますが結構固い感じで、ご褒美にMIのアミュレットを出してくれます。

おそらく今回ポイントとなりそうなのが商人で、神話級でない下位バージョンのレジェンダリーの設計図を売っています。特にセット装備の頭の設計図は非常に出にくいものなのでありがたいし、新規のプレイヤーは「熟達の記章」固定で(ランダムでした)売っているようなのでぜひ買っておきたいところです。また「レヴィアタン」などの武器の設計図も出るので資産が少ない場合はお勧めです。他の店と同様エリアの切り替え後10秒ほど待ってから戻れば品揃えが変わるようなので、移動が面倒ではありますが欲しいものがあれば粘ってみるのも良いでしょう。あとは隠しエリアもありますが、「汚染された森」の右端の場所は結構広くて敵もたくさん出て宝箱もあります。それにしてもコンポーネントの素材が大漁でお腹いっぱいです。(・_・;)

最後にボスの「ガルガボル」ですが弱くて拍子抜けかな?と思ったらやはり第2形態がありました。そして、中央からの炎とエケット'ズールのように溶岩の召喚物もあって、ディフェンスに関しては最強レベルのこのウィッチブレイドでも結構ダメージを受けます。ということで並のビルドであればヒットアンドアウェイか遠隔で攻撃しないと厳しいかもしれないくらいには強いです。MIはディファイラー向けの遠隔銃ですがついに来た~って感じでしょうか。まあ当然簡単には出ないし、ディファイラーを作って「やってやるぜ~」という人がどれくらいいるかも不明ですが、(・_・;) 燃焼、生命力減衰の持続時間延長がイケているのとスキル変化も面白いので悪く無さそうです。また他にMIリングもあり、こちらは簡単に落としてくれましたが余裕で店売りでした。(・_・;)

全体的には前回気合を入れて作ったヴァルバリー港が凝りすぎて移動は面倒だしイーサー床がキツイわで利用者数が伸び悩んでいるので、今回はシンプルに移動しやすくしてみました、という感じで、広さはカオスの要塞に近い感じですが道が広くて移動は楽です。慣れてきたら雑魚は無視でヒーローを探しながら移動する感じになると思うので通常マップと変わらない感じで進んで行けます。あとはもう少しMIが良ければというところでしょうが、とりあえず新レリックの設計図を入手するまでは通うしか無さそうです。(・_・;)

お約束の閉じ込められて敵が大量に出る仕掛けの場所ですが、アイテムも大量に出て敵が見えなくなります。もしかしてこれもトラップ?(・_・;) ちなみに右側はイーサー床でダメージを受けるので逃げ回って自分でとどめを刺さないように注意しましょう。(・_・;)

次にダンジョン以外の変更点についてもいくつかポイントになりそうな部分を見てみます。
DA装備の弱体化
今回のパッチの最大の焦点と考えられていましたが、一部の尖った%強化のアイテムを実数値に置き換えるだけでAffixのほうはお咎めなし、という判決でこれは勝訴と言っても良いでしょう。(・_・;) ということでDA型というスタイルが公式に認められたという見方も可能です。まあ、DA6000で無敵は流石にヤバイけど4000くらいなら全然OKということでしょうか。

・クルーシブルの高難易度の敵の攻撃力を弱体化
ある意味当然とも思えるところですが、やっと調整が入りました。これで少しは現実的な難易度になったかと思いますが、デスナイトで軽く2回ほどチャレンジャーを戦ってみた感じではたしかに170クリアも余裕になりました。しかし、気のせいか150クリアの報酬は下がった感じがします。これはもしかしたら「難易度下げてやったんだから最後までやれよ!」ってことなのかも。 (・_・;)

・チャネリングスキルの強化
細かいところまでは見切れていませんが、実際に使った感じではイグナファーの炎が火力エナジーともにかなり改善された感じです。オフハンドならエナジーは全く減らなくなったのでカオスレイと同レベルにはなった感じで、あとはディフェンスだけってところです。カオスレイとドレインエッセンスは色々いじっていたので違いがそれほど分かりませんでしたが共にDPSが上がっています。

その他
・「スクワッド タクティクス」に詠唱速度追加:
「フォースウェーブ」使いやキャスター型にとっては大きい変更です。

・「懲戒のオーラ」に ダメージ減少を追加:
これも大きな変更です。AoM導入前後からは考えられないくらい優秀なスキルになりましたが、これはインクィジター自体が更に強くなるということでもあります。

・「エルドリッチ ファイア」のカオス耐性低下を最大 -35%
AoMでのイーサーの強さは耐性低下の装備やスキルが増えたおかげと言って良いので、それを考えるとカオス属性にとってこの変更は大きいと言って良いでしょう。

・エリート, アルティメットで敵の刺突耐性を減少:
他にも「神話級 タイタン ポールドロン」に刺突耐性低下が追加されたりと(刺突耐性が下がっただけでした。)、ついに刺突にも手が入ったか!というところですが出来ればもう一声欲しい感じかも。

・「黒炎の誓約セット」にセット効果ダメージ修正総計UP、他諸々
AoM以降で非常に優秀なセットになった感がありましたが、通常デシーヴァー用の装備を別に追加するようなところを既存のセットに足してしまったという驚きの強化です。さらにセット効果のダメージ強化も大きく、何か凄いセットになった感じがします。

・「聖なる調和 」セットのスキルボーナスをDE/NBの全+1に置き換え
サバターで火炎・冷気のビルドが実現できるか期待させますね。

・「ドリーグの欺瞞」フルセットにアイテムスキル追加:
個人的には嬉しい強化で、毒酸ウィッチブレイドで少し試してみたら火力はかなり上がって良い感じです。ただこのセットは耐性やヘルスも不足気味でDoTは火力自体は高くても倒す速度としては決して速くないので、今の毒酸はナイトブレイド中心の方が良いのかなという気がしてしまいます。

という感じですが、今回も変更点が多すぎてすぐには確認しきれません。(・_・;) 全体的には「盾持ちソルジャーなどはもう充分遊んだだろうからちょっとマニアックなクラスでもビルドを作って遊んでみてくれ」というような変更かな?という感じがしました。他にもGrimDawnToolsを見るとリリースノートに書いてない変更もされているようなので両方チェックしておいたほうが良さそうです。また実績も追加されていますがノーマル・エリートは別にいらないかな。(実績が解除されていなかったのはバグでした。)(ということで予想外に早くパッチが来たので慌てて書いて疲れました。(・_・;))

特にネタバレとかは気にする必要はないと思うのでボスの「ガルガボル」です。GrimDawnToolsのモンスターデータベースを見ると火炎・カオスに酸というところですが本体以外にペットや召喚物も耐性低下を持っているので重なると危険です。ただ耐性は低めなのでダメージは通りやすいのかもしれません。


2018年2月21日水曜日

じゃじゃ馬ならし:2刀型ウィッチハンター&サバター

前回の冷気2刀型トリックスターが驚きの強さだったので、jajaja氏の他の2つの2刀型作品についても作って試してみることにしました。この2つのビルドについては以前の記事でも書いていますが、完全に忘れてしまったので(・_・;) 読み直しながら作ってみますが、まずは毒酸ウィッチハンターから行きましょう。→リンク 

では、先日のナイフ投げ型をリセットして作りますが、このキャラはもともと毒酸型で星座スキルは充分上がっていてレベルも100なので直ぐに出来ます。装備的には武器の「デスガード ブレイド」が2本必要というところが要求高めですが、属性変換はこのビルドの柱なので必須です。あとはレアアイテムでの耐性確保ですが、オリジナルのビルド例を見てもらうと分かるように出血・カオス辺りが厳しいので耐性優先で別のレアアイテムでもやむを得ないでしょう。

で、戦ってみた感じは強さ的にはトリックスターより気持ち火力が低くめかなと思う程度で、ディフェンスや操作感なども含めてほぼ同じと言って良いです。このため装備が揃っている方で作ればどちらでも大きな違いはないでしょう。「肉の支配者」を倒すスピードもほぼ同じ感じで流石です。ポイントとしては毒酸の場合は「ドリーグの血」のフラットダメージが効果的なので他の属性でオカルティストをサブに使う場合に比べてかなり有利になります。また「第2儀式」の生命ダメージを酸変換で火力UPしている部分も重要です。ウィッチハンターの場合「ドリーグの邪眼」を使いたくなるところですが2刀型なら属性変換で火力を上げたほうが効果が高いと思います。

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今回はディフェンシブ版を元に作ったのでトリックスターと若干火力の差が出たのかもしれませんが、使っているスキルや装備は違えども兄弟のように似ています。「ベロナスのかけら」のチャージ型通常攻撃、属性変換、「エクセキューション」中心のパッシブ強化、星座「グール」「ヒキガエル」でのヘルス回復など、比較することで2刀型の作り方のポイントが良くわかりますね。

続いて火炎サバターの方へと行きますが、手持ちのキャラはLV85なのでエリートのAct5から評判や祈祷ポイントを稼ぎながらレベル上げします。星座とスキルを変えLV94までは装備は全く同じ物の下位バーションで整えましたが、まあ当然エリートは全く問題なしで、クリア直前辺りでLV94になりました。装備を変えてアルティメットAct5に進みますが、前出の2つのクラスに比べると火力は1ランク低い感じで、調べてみたところではこのビルドに関しては他の2つとは異なる部分が多いです。まず、属性変換がないところと、BWC型に近いので星座や装備のアイテムスキルの火力の割合が大きく、通常攻撃もチャージタイプでなく「エクセキューション」も属性が合わないので「ブリムストン」頼みです。さらに「シャドウストライク」を使わずレリック「コルヴァークの欺瞞」「ブレイジングチャージ」を使う、ということで、若干2刀型らしさが薄い気もします。→リンク (ページのタイトルはTri-Elementですが実際は火炎・燃焼型です。)

このため、攻撃速度よりは属性ダメージを強化したほうが火力が出るのと、耐性低下の付いた武器などを使ったほうが効果がある感じです。こちらも耐性確保が結構厳しいのでイーサー耐性の付いた「ウグデンボーグ フレイムストライフ」はありがたいですが、Affixでかなり差が出るのでステータスが良くなければ他のレジェンダリー武器のほうが上だと思います。(このアイテムも前回のトリックスターと同じで「ジャナクシア」が落としますが火炎・冷気・雷と3種類でますので他のクラス用にも集める楽しみがあります。)そしてもう片方の「キルリアンズ スカルブレイカー」は名前の通り「キルリアン」が落としますのでコンポーネントの素材確保も兼ねて集めておくと良いと思います。

ということで他の2つのクラスより若干微妙感はありますが、武器が2つともMIなのでトレハンしながら育てる楽しみはあると思いますし、属性変換がないということはあまり装備に依存しないとも言えるので実は作りやすいタイプだと思います。とは言えやはりスキル構成を見るとナイトブレイドの必要性があまり感じられないところが若干気になります。
火炎や雷の2刀型というのはイメージ的には惹かれるものがありますが、デモリッシュニストの火炎・雷両方共にナイトブレイドでは活かすことが出来ないところがサバターというクラスの辛さでしょうか。

という所で個人的に3つの2刀型作品を評価すると、一位:トリックスター、二位:ウィッチハンター:三位:サバターという感じです。特にトリックスターはビルド例より劣った装備を使っているにしては恐ろしく火力が高いので、さらに火力を上げられると考えると異常とも思える強さだと思います。(なんでこれがフォーラムの作品集に入っていないのかと思いたくなりますが、リングの「アルカモスの煩悶の接触」セットやウグデンボーグ チルストライフ」の良品を頑張ってでも集めたくなりますね。)

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メダルが若干悩みどころで、グラディエーターでなければ「神聖の標章」は不要で、「ウグデンボーグ フレイムストライフ」「ブラックウォーター カクテル」のスキル+4は望み薄ということを考えると「熟達の記章」でスキル+の付いたものが良いかもしれません。

なお、ようやく男性キャラの見た目の整え方も掴めてきましたが、炎と光のマジックショーって感じでしょうか。(・_・;) 

ついでに、おまけのジェイソン・ステイサム風。ノーマルならこれでも行けるかも。

2018年2月19日月曜日

次世代エネルギー:冷気トリックスター

LV85キャラも残り少なくなってきましたが、ここからが正念場です。(・_・;) ということで今回はトリックスターのレベル上げにチャレンジですが、まず、LV94までをどうやって上げるかが問題でどのビルドにするか大いに迷うところです。ということで今回はいつもと違い、いろいろなビルドを試しながらレベル上げをするという形になりました。

まず最初に試したのが、ナイフ投げビルドですが、旧デーモンスレイヤーセットがあるのでこれで軽く戦ってみた所、馬力(火力)=低め、ボディ(ディフェンス)=紙、燃費(エナジー)=最悪で、普通のヒーロー相手にも瀕死状態で、これじゃ「瀕死の紙だ!」という感じですが、なんとなく「やっぱり、トリックスターってこれだよね。」「うん、これ、これ」と納得できてしまうところが怖いです。(・_・;)

しょうがないので考えた所、ナイトブレイド最強ビルドといえばアルカモス3種の神器を使った冷気ビルド、ということで早速装備してエリートのAct5からスタートしたら一転して強烈に強くて目眩がしました。なんかウソみたいですがほとんど無敵な上にサクサク進みすぎて違った意味で怖いくらい順調に進みましたが、アルティメットに入った途端今度はウソのように即死しまくりで「センチネル」あたりに全く刃が立ちません。やはり紙かな...(・_・;)

完全に路頭に迷った感じになったので良いビルドがないかフォーラムを見たところ、何とハイブリッドペットビルドがあるではないですか。「これってあの冬王だよね?」「これはジョーク?それとも訓練?」「ハイブリッドって古くない?時代はEVか水素じゃないの?」とにわかには信じがたいですが、もうこれをやるしか無いなということで、とりあえず冷気アルカモスにペットを追加して再度「センチネル」と戦ってみると、やはり旧装備では無理ゲーでした。しかしペットのネメシスは全くダメージを受けていないことに気がついたので、ペットに星座「リバイアサン」を割り当てて柵の向こうに送り込んだら勝てました。「う~ん、猫の手 意外に侮れず」(・_・;) 

センチネル戦ですが、敵が壁の反対側の本体に気を取られている間に猫が後ろからお尻をかじるという戦法。 ラヴァジャーの階段ハメ技的なインチキ戦法ですが勝てば良いのです。勝てば...(・_・;)

では今回もペットに名前をつけておきますが2匹だけなのでチルメインが「くまモン」、ネメシスが「ねこたん」でOKでしょう。(やる気の無さが出ています。(・_・;)) でビルドはこちら→リンク

ということで、何とかLV94になって装備が整いAct5に挑みますが、いきなりグルームヴァルト入り口のヒーロー相手に苦戦するありさまで「やはりダメか?」という感じでしたが、何回か戦っているとコツが分かってきました。まず「ねこたん」はほとんどヘルスが減らないし自動で体力回復するので心配無用。一方「くまモン」は火力はOKですが毒酸耐性が無いので毒花相手に一瞬で溶けてしまい苦戦をしいられます。魔女団の増強剤が使えるまでは我慢するしか無いでしょう。最後に本体ですがディフェンスは紙ですが「ウェンディゴ トーテム」を立ててペットと一緒に戦っている分には「ニューマチック バースト」の回復だけで何とかなる感じです。それに「シャドウ ストライク」を強化しているので火力は高く速攻で倒していけばあまりダメージも受けないので意外となんとかなる感じです。ただ下手に逃げようとすると耐性低下やDoTで簡単に死ぬのでいかに速く倒すかが大事です。とは言ってもAct6になるとペットも死ぬし、気を抜くと本体も瀕死の紙なので弱くはないものの若干微妙な感じはあります。

GrimDawnTools
以前の弱さを知っていれば、驚くほどましになったと感動するところですが、基本的には「シャドウ ストライク」の単体火力に頼っている感じでペットビルドぽさは少ないです。もう少しペットの耐性を確保できれば安定しそうですが、ちょっとペットが死にやすいかなという印象です。

ということで、最後の手段 jajaja氏の冷気2刀型を試すことします。アルカモスリングは旧バージョンしか無いし、レアアイテムもとりあえず出たものなのでかなり劣化していますが、星座はハイブリッド型と非常に近いので修正は簡単です。で、戦ってみると... 恐ろしく強いです。こちらは「シャドウ ストライク」中心でなく「サヴィジリィ」+2刀の火力ですが雷→冷気の属性変換に「エクセキューション」が異常に強力でAct6程度の敵相手では無敵に近く、ラスボスの「肉の支配者」も張り付きで軽く瞬殺です。速度的にはあのペットカバリストをも上回る速さで最速記録を更新です。ただし、ディフェンスはかなり捨てているのでヘルスには充分にケアが必要で、星座の「グール」はポイントになります。「食屍鬼の飢え」は強力ですがリチャージが30秒なので発動した後は無理をしないように注意が必要です。とにかく火力を可能な限り上げてダメージを受ける前に倒しきるしか無いという以前作った両手型バトルメイジと同じようなスタイルのビルドだと思います。→リンク

それにしても、ナイトブレイドの冷気型はやはり強いな~という感じですが、jajaja氏の冷気ビルドを使ってみると、もはやトリックスターがイマイチなどとは口が裂けても言えなく、全クラス的に見ても非常に強いビルドなのは間違いありません。そしてこれだけのビルドを昨年末の時点で作っているとは流石 jajaja氏だな、と思ってしまいました。これだけ強ければアルカモス3点の両手型でも相当に強そうな気がします。(しかし、「裂魂」はまだしも指輪セットはマジで心が折れるので覚悟が必要です。(・_・;))ということで次世代エネルギーは水素(冷気)とEV(雷)で間違いないようです。(・_・;)

GrimDawnTools
装備はかなり劣化しているはずなのにそれでも驚くほどの強さで、あっという間にAct6クリアまで突き進みました。2刀型が好みならば無条件でおすすめでメダル確定レベルの出来です。(・_・;) 一見ディフェンスが弱そうに見えますが実際は結構ヘルスは安定していて簡単に死ぬようなことはありません。なお、レア武器の「ウグデンボーグ チルストライフ」は魔女団の村の直ぐ右の洞窟にいる「ジャナクシア」が出しますので集めやすい方だと思います。






2018年2月17日土曜日

スタイルは血統:CDR型リーパー&体内損傷タクティシャン

シールドカデンツやDA型のように革新的なビルドが出ると、当然それを応用した別のビルドが出てくることになるのですが、例えばBWC型は最初コマンドーで登場しましたが、その後それを応用したソーサラー版が出ました。そして個人的は遠隔寄りでエナジーに余裕があり「ナリフィケイション」「エレオクテスの鏡」の使えるこのソーサラー版のほうが好みで、それまであまり好きでなかったソーサラーへの評価が一変しました。さらには先日改良したパイロマンサーも単にBWC型を別のクラスで応用したパターンです。

というわけで、素晴らしいアイデアを元にどのように活かすかという部分もビルド作成の面白さであるわけですが、今回はその応用を使ったパターンという所に注目して2つのビルドを見てみることにします。なお残念ながらクラスや装備がなく実際に作ることが出来ないのでGrimDawnToolsの画像を張っておくことにします。

ではまず最初にCDR型リーパーは、前回に引き続きSuperfluff氏の登場ですがペース速過ぎです。(・_・;) →リンク (ただこのビルドはこれまた常連のChthon氏も作っておりほぼソックリですがSuperfluff氏のバージョンのほうが今回の趣旨には最適な感じでした。→リンク  )

このビルドは2刀型ですが属性がイーサーということで装備をアルカニストを含まないビルドなのに「千里眼の集中」セットを持ってきたところが面白いところで、AoM以前の固定観念が強すぎると思いつかないところかもしれません。そしてポイントとなるのが「シャドウストライク」「マーク オブ トーメント」を徹底して強化しているところで、ここを時間短縮させ回転率を上げるというところがこのビルドの全てです。そしてこれは先日紹介したカオス生命カバリストの「マーク オブ トーメント」のダメージ吸収でディフェンスを構築するスタイルを2刀型に応用したパターンと見ることが出来ます。

こう考えると、装備の「千里眼の集中」セットはイーサー強化だけでなくCD短縮でも重要で理にかなっています。とにかく装備は「シャドウストライク」「マーク オブ トーメント」のスキル強化とCD短縮優先で選択されています。まあ、武器に関してはAoM以降の壊れ装備を代表する「マインドワープ」「クレアボヤンツ ワンド」というのが若干卑怯な感じもしますが、今回はCDR型がメインなので良しとしておきましょう。(%ダメージがやたら高いのはこいつらのせいです。 (・_・;))

さて、動画を見た感じですがやはりダメージの受け方としてはカオス生命カバリストに似ているかなという気がしますが「ポゼッション」のダメージ吸収分の低さを「マーク オブ トーメント」を徹底的に強化することで同じ60%くらいまで稼いでいる形で、そこそこダメージは受けるものの近接2刀型でもグラディエーターの170がクリアできるというのは流石ですね。これを見ると毒酸、冷気、生命などでも可能かも、という気がしてきますので大いに参考になる良いビルド例だと思います。

GrimDawnTools
「熟達の記章」「シャドウストライク」+5はご愛嬌ですが、レリック「ベルゴシアンの修羅道」のCD短縮やクリーグセット2点でイーサーと「マーク オブ トーメント」を同時に強化しているところなどはさすがというところでしょう。

では続いて体内損傷タクティシャンですが、これは以前紹介した体内損傷ウィッチブレイドをタクティシャンで応用したパターンで、作者はこれまたフォーラム常連のTZ Tz氏ですが、今回はそれでなくこのビルドのコメント欄にChthon氏がさらにアレンジしたバージョンがあり、より洗練されている感じなのでビルド例としてはこちらがおすすめです。→リンク

*フォーラム常連者が入り交じる感じでこの記事も面白くなってきましたが、(・_・;) このChthon氏が作るビルドは、希少なレアアイテムを使ったりでややマニアックなものが多いような気もしますが、それだけに装備については非常に詳しく的確なコメントが多いです。またTZ Tz氏はこの体内損傷型でデスナイト版も出していますが、ちょっと極端すぎかなという感じがして強さは別として個人的にはイマイチかも。(・_・;) →リンク

さて、内容については「オクタヴィアスの熱意」セット+「フォースウェイブ」の火力に星座「生命の樹」「春の乙女 イシュターク」「エンピリオンの光」「メンヒルのオベリスク」のディフェンスを使う形ですが、正直な所このスタイルのビルドはおそらく現段階では最強ではないかと思っています。とにかくディフェンスの強力さが半端じゃないですが、それなのに火力も強力でいくらDA型でもちょっとここまでの完成度を作るのは難しいと思います。ということですがこのスタイルはソルジャー+「オクタヴィアスの熱意」セット+星座で完成しているのでサブクラスは別のでも良く、そこをどれだけ上手く使えるかで差が出てきます。

それでは、今回のタクティシャンですが「エルゴロスのストーム ボックス」を使うところがポイントで、これを属性変換でおなじみの「鍛え直したベロナス」で物理変換するわけですが、TZ Tz氏は「エルゴロスのストーム ボックス」を重視していますがChthon氏は「ライトニング テザー」を重視していて体内損傷メインのビルドというスタイルから考えるとChthon氏の方が正解かなと思うのと、さらに「ブレイドアーク」も使っているところも理にかなっていると思います。「エルゴロスのストーム ボックス」は他のスキルの影に隠れて若干過小評価されている気もしますがDA低下、減速のデバフも付いて使うポイント数も少なく星座発動率も良いと非常に優秀なスキルだと思います。)

ということで、このビルドに関しては動画を見る必要もないくらいに強いのは当然なので、見るべきポイントはいかに基本部分以外の所で工夫が凝らされているかになり、適当にアレンジしただけで強いと思って喜んでいても、実は自分で考えた部分は全然イケてなかったという可能性もあるので、僅かな部分たりとも気を抜いてはいけない、と自分への教訓にしたいビルド例ともいえるでしょう。(・_・;)

GrimDawnTools
またまた「熟達の記章」「エルゴロスのストーム ボックス」+5とか使ってたりしますが、装備については腕と靴以外はありきたりで、せめてリングあたりは別のを使ってほしい感じもしますが、まあクリーグセットのように初心者へのわかり易さということではこれでもOKかなという気もします。



2018年2月15日木曜日

暗闇の中のナイフ:出血ナイフ投げウィッチハンター

今回はフォーラム常連のSuperfluff氏の作ですが、2刀型のちょっと変わったナイフ投げビルドかと思いきや、実は大事なのはそこではなく減速デバフを特化させたディフェンスがメインの非常に興味深いビルドです。これはおそらく動画を見ても良く分からないのではないかと思いますので実際に作って調べてみることにします。→リンク

とにかくこのビルドに関しては、非常にユニークな点が多いので順を追って見ていきましょう。まずビルドとしては「ファンタズマル ブレイズ」を使ったナイフ投げビルドですが、前回のDA型リーパーとは違って「フレネティック スロウ」は取っていないので連射型ではなく「ブレイドアーク」使う場合と同様に一発で大ダメージを与えるタイプになります。そして装備についても「デーモンスレイヤーの武装」ではなく単品の装備を組み合わせていますが、どれもあまりビルド例では見ないものばかりでユニークです。さらに2刀型ではありますがこれは装備の減速効果が目的で、一発当てればDoTが入り続けるので張り付く必要がなく、ヒットアンドアウェイや逃げ撃ちも可能な遠隔キャスター型に近いスタイルで、以前作った毒酸型ウィッチブレイドなどと同じタイプのビルドだと言って良いかと思います。

次に、ウィッチハンターについてもおさらいしておくと属性では刺突・冷気、毒酸、カオス・生命辺りがよく使われるところですが純粋な出血型というのは結構珍しいと思います。またどの属性を使っても火力は計算できるもののディフェンスが厳しくなりがちで、通常はヘルス変換で補助するというのがセオリーではないかと思います。いままでにディフェンスが弱いビルドにおいてはこのヘルス変換に加えて、最近話題のDA強化型にCDR型やダメージ吸収型やデモリッシュニストであればBWC型などがありますが、今回はそのどれでもなく減速と回避を使うというところがポイントになります。

ではこの減速ですが装備ではベルトの「ラセレイター ガードル」が攻撃時、武器の「夜の鉤爪」も攻撃時、リングの「神話級 タイム-フラックス バンド」が被打時発動、さらにスキルの「ベール オブ シャドウ」といった所で、どれも%での減速なので全てスタックすれば100%以上減速することになります。そして、それに加えて「サークル オブ スローター」の近接回避45%とヘルス変換でディフェンスを確保しています。一方火力の出血に関してはスキル変化での「ファンタズマル ブレイズ」の強化に装備で持続時間の延長を重視しているのが特徴です。なお星座に関しては一般的な出血ビルドに沿った形で「ファンタズマル ブレイズ」に星座「隼」「ハヤブサの急襲」を割り当てて範囲攻撃力を上げているところもよくあるパターンです。

さて、実際に作って戦ってみた感じですが、たしかに受けるダメージが少ないです。減速で影響するのは攻撃速度、詠唱速度、移動速度ですが、LV1で武器を持たない場合の攻撃速度は100%でGrimDawnToolsを見ると敵の攻撃速度もデフォルトで100%です。しかし、全く当たらなくなるわけではなく、どういう計算なのか正直なところさっぱりわかりません。(・_・;) ただ、近接で張り付いて「リング オブ スチール」使うと一気に受けるダメージが少なくなり、感じとしてはDAが4000以上ある場合に似ていますが確率発動なのでDA型よりはダメージを受けます。というわけで、張り付きではなく少し離れた位置で動きながら戦う感じになると思います。特に敵の移動速度も結構遅くなるので引き撃ちに向いていると思います。

その他、減速以外の部分については、「ファンタズマル ブレイズ」のダメージも前回のリーパーと比べると砲弾数が少ないこともあり低めなのと、エナジー消費がかなり厳しいのでクルーシブルはまだしも本編では何らかの対処をしないと実用的ではない感じです。なので出来るだけ使用回数を抑えてDoTの持続ダメージで倒すように心がけるという、食事制限されている糖尿病患者のような苦労があります。(・_・;) ただそれ以外は特に問題点もなくバランスよくまとまっているのは流石というところでしょう。なんとなくDA型で有名になった出血ウォーダーに対してDA以外で同じ出血ビルドを出してきたのは中華ビルドへのお返しかな?という気もしてフォーラム常連者としての意地を感じる力作というところでしょうか。とりあえず、まだこんな方法もあったのかと感心しましたが、以前のカオス生命カバリストと同様パッと見では分からないビルドだろうな、という気がしました。

GrimDawnTools
フォラームのビルドではありがちですが、今回もレア装備については実際にビルド例通りに揃えるのは不可能に近いです。特に2つのAffixが共にレアの装備というのはカラー版の日本語化ファイルを使っているとよく分かるのですが、100個に1,2個出るかくらいなのであくまで理想形ってことでまず同じものは出ません、なので動画でもこのような装備を使っている場合は差し引いて評価しないといけません。

2018年2月12日月曜日

北の敵を倒せ:エレメンタルペット・カンジュラー

AoM以降ペットビルドといえばカバリストばかりでしたがフォーラムにペット・カンジュラーが出ていたので今回もLV85キャラのレベル上げを兼ねて作ってみます。→リンク
(今回は韓国産ですがフォーラムでも中国に続けという感じなのか増えてきましたね。)

今回の見所としてはカバリストに比べて、以前はペットといえばこれしかなかったカンジュラーはどうなのかと言う所と、前回のカバリストがサモン ヘルハウンド2匹の所、今回はブライアソーンが2匹ということで比較にもなりそうです。

例によって最初にペットに名前を付けておきますが、今回は海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」から命名してみます。(ドラマを見ていない人はさっぱりわからなそうですがHBO制作のドラマはとにかくハイクオリティで、他にも「ウエスト・ワールド」「シリコンバレー」など面白いドラマがたくさんあっておすすめです。)

・まず、今回目玉の2匹のブライアソーンをドラゴンに例えて「ヴィセーリオン」「レイガル」、チルメインを一番でかいドラゴンに例えて「ドロゴン]としておきましょう。
サモン ヘルハウンド:ハウンドといえばサンダー・クレゲインですが、ここはジョン・スノウのダイアウルフの「ゴースト」にしておきましょう。
カンジャー プライマル スピリット:これはアリアのダイアウルフ「ナイメリア」
サモン ファミリア:これは三つ目のカラスということで「ブラン」
スウォームマインド:虫といえばグレイワームということでアンサリード「穢れなき軍団」と呼んでおきます。

最後に本体については、キャラの名前がTKだったので夜の王(The Night King)が良さそうでしたがそれだとネクロに骨のほうが合っている感じだし、北の王ジョン・スノウは明らかに見た目に無理があり、せいぜいロバート・バラシオンがいいところですがすでに死んでいるので、個人的にお気に入りの野人の戦闘指揮官「トアマンド」に決定。で、それっぽい見た目にしてみました。これでイセリアルことグリーンウォーカーと、肉の王こと「セオディン・マルセル」を倒すため北へと進軍して行くわけです。(・_・;)

さて、お遊びはこのへんにして真面目に行きます。 まずビルドの概要ですがビーストコーラーセットの上位版「ネイチャーズ コールの礼装」セットは順当として、属性としては雷を中心にしつつ、火炎と冷気もあるということで、エレメンタルというところが珍しいところです。このため星座もエレメンタル系の耐性低下を取っています。ペット強化用星座としては「羊飼いの杖」「モグドロゲン ザ ウルフ」ですね。スキルの方ではペット自体はあまりポイントを振らずにバフの方を強化しているが特徴で、全体的には耐性低下とペットの攻撃速度にペット強化用のバフを重視している感じです。あと「カース オブ フレイルティー」が1ポイントというのは結構珍しいですが、効果範囲がかなり狭くなるので今回は3ポイントに増やしました。(物理要素は少ないし、範囲が広いと本体が狙われやすくなるから、という考えかもしれません。)

で、実際作って戦ってみた感じですが強さ的には、以前紹介したペットカバリストと遜色ないレベルで「セオディン・マルセル」などを倒す速度も同じく最速レベルです。また、グール系や「クバカブラ」などのライフ減少や(GrimDawnToolsを見たら足元の赤い渦はウェンディゴトーテムみたいです。なので耐性の稼ぎにくい出血ダメージということで死にやすいのでしょう)「ハラクシス」「ナクセン シェイド」などの耐性低下込みのイーサー攻撃に弱いのも同じで、とにかくいかに速攻で倒せるかが勝負で、時間がかかるとどんどん不利になるので、ペットが死にそうなときは数が減らないように早めに召喚し直して一気にかたをつけるしかありません。なお、ペット自体にあまりポイントを振っていないのは全く気にならなく簡単に死ぬようなことはありません。

カバリストとの比較としては、スケルトンのようにまめに補充する必要が無いのは楽で、ペットに耐性低下スキルを割り当てておけばボス以外なら本体は何もしなくてもOKな感じです。ただ、ボスクラスについては「ナイメリア」がいるかどうかで結構差があるので使い所を考えないといけません。火力的にはカバリストはスケルトン、カンジュラーは「穢れなき軍団」が柱という感じで、やはりポイントになるのは数の力というところでしょうか。ちなみにこのビルドはローカーを19秒で倒せたということで動画もありますが、薬品を使っているようなので、使わずに試して見た限りではちょっと厳しくカバリストと違いはない感じでした。(やはり北の壁は高かった...(・_・;))

このビルド、ポイントの振り方やフォーラムのコメントなどを含め若干どうかな?と思える部分があったりはしますが、全体的には上手くまとまっており強さ的には全く問題ないレベルで良いビルドだと思います。しかし、ペットビルドの場合最後は装備の揃い具合で差が出るので、なるべく揃っている方でビルドを作ればカバリストでもカンジュラーでもさほど違いはないかなと思います。ともかくAoMでペットビルドも複数の選択肢ができたというのは良いことでしょう。

GrimDawnTools
実は男性キャラは初期に作った2キャラしかいないので個人的には貴重なキャラとも言えますが、顔や声は良いとして体型がでっぷりしているのでいかんせん見た目がちょっとな感じでその後は女性ばかりになりました。しかしながら、このような見た目の場合は男性の方が合っている感じもします。唯一「トアマンド」君本体はほとんど戦ってないのが残念ですが彼ならたまに死んでも許せるでしょう。(・_・;)

2018年2月10日土曜日

深淵の雑談:

雑談シリーズの第2段です。(なんとなくスティーヴン・セガールの沈黙シリーズを連想させますが、シリーズを追うごとに内容が劣化しないように気をつけましょう。(・_・;) )

・v1.0.5.0パッチは今月末ということで、まだ少し時間があります。でも、後やることと言ったらレジェンダリーMI集めくらいですが、シャー’ズールは使わなそうなのでパスで良いとして「アルドリッチの布告」はほしい。でも先日の「追放者の秘密」があまりのキツさに心が折れまくって、肋骨が4本くらい折れた重症患者みたいになっているので (・_・;) たまには他のゲームでもやって静養しつつパッチを待つことにしようと思います。

・その先の1.0.6.0パッチではレジェンダリーセットが追加になるらしいですが、画像を見ると見た感じがドリーグセットらしきものがあります。これは毒酸ビルド用に期待が膨らみますが、できれば汚物系はイメージが悪いのできれいなのでお願いしたいです。(・_・;)(しかし、また集めるのか... )

・クエストでどうしても気になってしまうのがAct6の「片割れ」で、もう一人の自分を倒すやつですが、この「アロストリア」はどう見ても弱すぎます。なにか特別な攻撃方法があるわけでもなく下手するとヘルスが回復したかな?程度で形態変化にも気が付かず打たれるがままのサンドバック状態で「これがもうひとりの自分か?」って感じです。

・気がついたらいつの間にか実績の残りがハードコアのLV100とクリアの2つだけになっていました。ハードコアキャラは毒酸ウィッチブレイドしかいませんがLV100は良いとして、装備が集まらないとAct5,6の何処かで死にそうな感じがします。まあ、実績はあまり興味が無いので放置で良いかな。

・レベルLV85のキャラがまだいくつか残っていますが、もともと強いキャラならそのままアルティメットのAct5,6を戦えますが、後は微妙なキャラばかりなのでLV94にならないと装備が弱くてキツイです。ということで、経験値ポーションを使ってエリートのAct5,6からすすめるとクエストで経験値が入っていい感じでLVが上がります。大体Act5の終盤から敵のレベルも同じくらいになります。まあ、時間はかかりますが派閥の評判上げも考えるとこっちのほうが効率が良さそうです。

・そういえば、DA型ビルドが出て以来、ソルジャークラスのビルドを使わなくなりました。やはり使わなくて済むなら火力の強い遠隔キャスター型の方が好みなので自然とそっちの方に流れてしまうのかも。(・_・;)

・最近はフォーラムのビルド例も落ち着いてきた感じですが、例の中華ビルドの例は面白いビルドばかりで勢いを感じます。そういえば一昔前は中国産のゲームは微妙なのばかりでしたが、最近のものは質が上がっている上に面白いアイデアのものも増えてきている感じがします。

・先日、残念ながら失敗に終わったイグナファー・ピュリファイアでしたが、フォーラムにビルドが出ていたので、試しにこの例通りに作り直してみました。→リンク
で、どうかというと、流石にフォーラムのビルドだけあってバランスは良好で、オフハンドなのでエナジーも問題なく快適に戦えます。が、よく見ると火力を出しているのは星座やアイテムスキルじゃないの?と思って「イグナファーの炎」を使わないようにしてみると、やっぱり火力はあまり変わりません。う~んビルドとしては問題ないけど「イグナファーの炎」メインはやはりダメということかな、というか、これなら別のビルド作ったほうが...とか思ってしまいます。(・_・;)
しかし、この「ザ メイジスレイヤー」セットは「イグナファーの炎]の火炎、雷にナイトブレイドの冷気を足してエレメンタルね。という何か安直なネタか?と思うようなセットですね。(・_・;)


・チャネリングついでで、以前改良途中で消えたカオスレイ・ウォーロックも再度使えるようになったので少し星座を変えてみました。「忌まわしきもの」から「瀕死の神」に変えて「イオンの砂時計」も取ってCDR型にしてみました。そして、クリティカルダメージは「瀕死の神」で上がるので「エレメンタルバランス」を外して「エレオクテスの鏡」をリチャージ上限の12ポイントぴったりにします。ただ無敵は本当に危ない時だけ使う感じ。こっちはなんとか合格ラインです。
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たまに襲ってくる一気にヘルスが減る場面を無敵で乗り切れるようになったことで実用的になりました。ただ、クルーシブルはリスクが高いのであまり向かないかな、という気はします。

2018年2月5日月曜日

二つの塔:デバフ特化型パイロマンサー

今回はまだ残っているLV85のキャラの中から、長いこと放置気味だったデバフ特化型のパイロマンサーのレベルを上げて更新してみます。

早速「闇炎の服装」セットが揃っているので使ってみるか、というところでフォーラムをチェックしてみた所、このセットは火炎→カオス変換があるせいでカオスメインになって火炎の成分がなくなってしまうのがちょっと引っかかります。そういえば、祈祷ポイントが増えたお陰で、「ウルズインの松明」「瀕死の神」「忌まわしきもの」の内2つを同時に取れるようになったんだな~と。そしてスキルの方もポイントが増えたおかげで「シジル オブ コンサンプション」「ウェイスティング」も取ることが出来るな~とか思っていたらやる気が出てきました。

ということで、「闇炎の服装」セットは止めて、先日揃った「地獄のチャンピオン」セットを使ってBWCソーサラーをベースにカオスをふんだんに加えてどうなるか試してみることにします。ポイントになりそうな星座については「ウルズインの松明」「瀕死の神」の2つにしますが、特に「瀕死の神」はAoMでレベルの上限が上がったことが効いているのかさらに強くなった感じがします。また、ヘルスコストの方も以前より軽くなった感じで特に意識しなくても回復スキルや装備についたヘルス変換あたりで充分賄えるレベルなのでデメリットは感じなくなりました。

スキルに関しては、ディフェンスが厳しくなるのが見えているので、上に書いた「シジル オブ コンサンプション」「ウェイスティング」を両方取ってみます。他には火炎・カオスということであればペット犬の「ヘルファイア」を強化してバフとして使う手もありますが、使ってみた所火力はまずまずなものの、直ぐ死ぬので召喚し直すのが面倒で止めました。(・_・;) あとは、武器をどうするかですが、このパイロマンサーは片手+盾と2丁拳銃を武器切り替えして、近接・遠隔を敵に応じて使い分けできるようになっていました。そこで色々試してみましたが、現在ではもうあまり近接・遠隔の違いを気にする必要はないかな、というのが結論で単純に耐性低下を優先して片手銃の「神話級 絶滅者」にしました。そしてもう片方は悩みどころですがオフハンドなら「ヘルスカージ」あたり、盾、2丁拳銃ならいろいろな選択肢がある感じ。結果としてはエナジー確保の面でオフハンドにしたかったのですが、若干ディフェンスの弱さを感じたので片手銃必須で全+1の優秀な盾「イージス ディフェンダー」を使うことにしました。

で、だいたい組み上がったところで戦ってみましたが、なんというか火力が強烈です。2丁拳銃のピュリファイアかと思うような火力ですが、実は通常攻撃を使っていないので片手はおろか銃自体撃ってなく、それでありながら敵が溶けまくるというのが耐性低下を特化しているビルドならではという感じです。ただ流石にエナジーが厳しいのでスキル連打は出来なく節電プレイが必要で、しばらく戦ってみたところでは一回スキルを撒いたらエナジーとヘルスをコントロールしながら動き回るというスタイルがマッチしている感じがしてきました。BWCスタイルなので燃焼DoTも威力があり持続時間も長いので、逃げ撃ちしているだけで楽に倒すことが出来ます。また、「シジル オブ コンサンプション」も自分の足元ではなく離れた場所の敵の足元に置いて遠隔攻撃スキルとして使ってみましたが、意外に良い感じでした。

試しにチャレンジャーを戦ってみた所150までは設備・祝福無しでOK。150以上も火力は設備・祝福無しで全く問題ありませんが、遠隔スタイルとしては行動系の耐性が少し低めなので敵の組み合わせによっては動きを止められて苦戦するという感じでした。まあ、とりあえず火炎もカオスも充分に火力として出ているし、銃を使わずに「シジル オブ コンサンプション」「テルミット マイン」を使って遠隔スタイルで戦うというのはなかなか新鮮で楽しめました。それにしても、「瀕死の神」はやはり強いなという感じです。

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火炎とカオスで2つのTire3星座に強力な耐性低下、BWCとウェイスティングのダブルの攻撃能力低下と充実していて、クラスもデモリッショニストとオカルティストがガッチリ噛み合っています。通常両方のクラスを均等にすると大抵はうまくいかないので珍しいケースかもしれません。ただ、見た目は普通のBWCビルドだし相変わらずGrimDawnToolsのステータスを見てもパッとしないところが実力はあるのに知名度で他のクラスに負けてしまうB級クラスの悲しさでしょうか。(・_・;)

2018年2月1日木曜日

新世界:DA型ナイフ投げリーパー

DA強化型のスタイルも浸透してきて様々なビルドで応用が試されている感じですが、今回はフォーラムからその中の一つ紹介してみようと思います。→リンク

早速ですが、今回はナイトブレイドの「ファンタズマル ブレイズ」を使ったナイフ投げビルドで、装備は「デーモンスレイヤーの武装」セットを使います。とはいうものの、実は今までにこのスキルも装備も使ったことがありません。まあ、AoM以前では強化すればそれなりに火力は出るものの、生命力属性自体が今ひとつだった上に、ディフェンスは弱くエナジーもキツイということで、趣味ビルドの烙印を押されていた感がありました。ということでこのビルドがAoM以降、そして最新のDA強化型を取り入れることでどう変わったのかという所が今回の見所です。

まず、最初に言っておくとこのビルド自体は完成度が高いとか、何かが凄いとかではなく装備もかなりレア度が高く集めるのが大変なのと、耐性確保なども無理矢理感が強いので、ビルドの例通りに作るのは無理で多少のアレンジは前提です。ただし大事なのはこれどおりに作ることではなく考え方の部分とも言えるので、ソックリに拘る必要はないと思います。また、オフハンドと盾の2パターンがありますが、オフハンドは本編向き、盾はクルーシブル向きという感じだと思います。あと、マクロキーで装備を切り替えて耐性低下をかけるというのもありますが、これは流石にマニアックなので今回は考えないことにします。

では、詳しく見てみましょう。まず、「デーモンスレイヤーの武装」の4点セットですが、セット効果で「ファンタズマル ブレイズ」の砲弾数2追加が重要なのでフルセットが必須です。ただ今回「ブレイド スピリット」を使ってないのでスキル変化がややもったいない感じはしますが、いつかこれについても試してみたいところです。後はリング以外の箇所は基本的にDA強化用とも言え、特にレア装備はAffix次第なので難しさがありますが、逆に言うとここを探す楽しみがあるともいえます。そして、ここでポイントとして是非上げておきたいのがオフハンドの「グローブル デス エフィジー」です。ハッキリ言って通常この装備を集める人はまずいないだろうと思うようなMI品ですが、「ファンタズマル ブレイズ」の強化とスキル変化にエナジー再生と、このビルドでは非常に有用です。そして、こここそが大事ですが、このようなMI品は落とす敵が決まっているのでレジェンダリーアイテムを集めるより簡単に入手出来、Affixを厳選するという楽しみがあります。(このMI品はイーストマーシュ周辺にいる「グローブル クラン デス xxx」の名前の敵が落としますので「センチネル」辺りとセットでトレハンすると楽しめるでしょう。ということで、このようなMI品のステータスを見て、そこからビルドを作るというのも十分ありです。)

その他については、星座は「瀕死の神」「ベールの番人 ラトッシュ」「ウェンディゴ」がメインに、スキルは「ブラッドボイル」の補助火力に「ディケイ」のダメージ減少でディフェンス補強、装備としては耐性低下とDA強化を重視して火力とディフェンスを整える形になっています。興味深いのは「マーク オブ トーメント」を取ってないところでしょうか。そういえば、このビルドは詠唱速度を上げていますが「ファンタズマル ブレイズ」はてっきり攻撃速度だと思っていました。4000時間近くやっていても知らないことはあるものだと目からウロコです。(・_・;) なお、オフハンド版で「シーア ソウルズ」を取っているのは間違いだと思うので今回取っていません。

ということで、かなり適当な感じで作ってみたので著しく劣化していますが、 (・_・;) 本編あたりでは全く問題なくボスクラスでも命中率は50%くらいなのでディフェンス的には余裕です。やはりエナジーがきつめなので本編はエナジー再生がついているオフハンドのほうが快適です。そしてなにより「ファンタズマル ブレイズ」の砲弾数が増えたことで、こっちの方がクロスボウなどよりよほど弓ビルドっぽくて非常に良い感じです。クルーシブルでもチャレンジャーなら設備・祝福無しで全く問題ないですが、エナジー吸収攻撃だけはキツイので珍しいですが祝福でウルズインを取っておくと良いと思います。全体的にはDA強化型にしては非常に火力がありクリア時間が速いのが意外ですが、これは耐性低下によるところが大きいのでできるだけ稼いでおく事が大事です。

DA関連は今後パッチで調整が入る可能性はあるものの、ここにおいて盾持ちソルジャー中心の時代は完全に終わったと宣言して良いかと思います。もはや2刀型でもオフハンド型でも遠隔型でもスタイルに関係なく強いビルドを作成することは可能で、特に今まで火力はあるもののディフェンスが脆すぎるといったビルドでも、ディフェンスを確保する手段ができたことで生き返らせる事が可能です。さらにこのDA強化型というのはレベリング時においても装備が集めやすいので育成時から使っても良いし、このビルドのように最終的には装備の半分以上がDA装備になったりすると、何か世界が変わったな~と感じるところです。(もし開発がAoMでこのような意図でDA装備を用意したのであれば驚きですが、これでビルドの幅がさらに大きく広がったのは間違いないでしょう。)

GrimDawnTools
遠隔型なので行動系の耐性が無くても何とかなりますが薄着すぎて寒さを感じます。このあたりはレア装備のAffixにかかっているのでグラディエーターを目指す場合はそれなりに気合で集めないと厳しいでしょう。とりあえず、使うことは無いと思っていた「ファンタズマル ブレイズ」「デーモンスレイヤーの武装」セットの出番がついに来たということで涙です。(・_・;)