第7話:近接と遠隔の間

前回までのGrimDawnTownは!
カースンは、コマンドーに対する自身への解答としてバトルメイジを完成させる。それは意外にもエレメンタル属性を排除した完全な物理特化型であった。

この辺りまでプレイしたところで強く感じるのは、とにかくデバフ(耐性低下)の強さでした。実際の火力は低くても耐性低下が入っていると、ものすごいダメージが出ることがあり驚きます。これは特に敵から耐性低下の攻撃を受けた後、強烈な勢いで自分のヘルスが減っていくケースを見れば実感できますが、アルカニストの「オレクスラの フラッシュ フリーズ」は12ポイントで火炎耐性-100%(以前はたしか-120%くらいありました)あり、凍結する敵限定ということを考えても壊れた数値としか思えません。(アルカニストがノーマルで非常に強いのはこのおかげというわけですね。)

では、この耐性低下を可能な限り重ねてみると、基本となる火力は低くても充分戦っていけるものなのかということが気になります。もし、火力にポイントを使わなくても済むならその分ディフェンスを充分に強化できるということなので、ディフェンスに難のあるクラスでもやっていけるのかな?と。このような妄想から次のビルド作成が始まります。

クラスは、アルカニストは続けて使ったので外すことにして、耐性低下だとオカルティストは外せない~ので、なおかつ人気のないクラスからということになると、パイロマンサー! これです。火炎耐性低下を最大限重ねてどうなるかやってみます。さっそく、wikiの耐性低下一覧を眺めながらどれが使えるか見ていきますが、耐性低下は3種類あり重なるものと重ならないものがある…なかなか複雑です。

とりあえず、アイテム保管用で作っておいたキャラでちょっと序盤を戦ってみた所、「カース オブ フレイルティー」に星座の「エルドリッチ ファイア」(ソレイルの魔剣)をアサインして、アイテムスキルの「ファイアーブラスト」で攻撃してみると。
「何この凄まじい破壊力は!」
耐性低下恐るべしです。さらに「テルミットマイン」も撒いてみると、ヒーローでも面白いように吹き飛びます。
「これは、フラッシュ フリーズを超えてるかも…」
攻撃はアイテムスキルのみなので、スキルポイントが使い放題です。非常に楽しくなってきたので倉庫キャラはそのまま大抜擢され一躍レギュラーへと昇格したのでした。

とにかく火力にスキルポイントがいらないので楽です。ということで普段使わない両手銃を持って遠隔からバンバン倒していきますが、ノーマルのラスボス、ログホリアンが10秒程度であっさり死ぬところがいかに耐性低下の威力が強いかを物語っています。さすがに、エリート、アルティメットと進んでいくと耐性低下の威力もそこまでではなくなりますが、火力が不足してきたらちょっと攻撃スキルに振ってあげるだけで十分確保できるので楽です。

さて、このビルドもう一つ目的があって、直近で導入されたクルーシブルで戦いやすいビルドにしたいということで、耐性低下を利用して範囲攻撃を重視した範囲殲滅型というのが最終型のイメージでした。このため遠隔武器とレリックの「ウルズインのパイロクラズム」を攻撃手段として大枠形ができますが、ファビウスやチャレンジャーの終盤あたりでは遠隔武器では戦いにくい部分があり、色々考えた所、武器は戦闘中でも、もう1セットを切り替えで使えるシステムになっているので敵によって近接武器に切り替えればいいんじゃないかと思いつきました。 星座でクラーケンを取っているので両手武器になりますが、「地獄の業火」は発動スキルの範囲攻撃力が優れておりこのビルドに最適でした。というか、これで十分範囲攻撃が出来るので基本これでいいや。という感じです。ただ、遠隔のほうが戦いやすい相手もいるので、そのときは銃に切り替えるということでメインの武器が最後に来て変わりました。

装備、星座については、過去に使った確かな実績のある「大司法官の防具セット」「生命の樹」で固めて(手抜きと言うことも出来るでしょう。)完成です。さっそく、第3段のビルド(まだ、最初のウォーロックは忘れられています。)としてwikiに載せてみました。 耐性低下に特化させるということと、武器切り替えで近接型と遠隔型を切り替え出来るというところが、なかなかアイデア商品という感じで、「使わないときは簡単に収納できます」みたいな便利グッズのようです。

このゲームにおいて、敵の動きを遅くしたり、気絶や凍結で止めたりということは出来ますが、あくまで短い時間が限度で、遠隔型の場合、敵によってはどうしても張り付かれて武器攻撃を直接受けてしまいます。また攻撃(武器・魔法共に)はたいてい足を止めていないと攻撃できなく動きながらの攻撃が出来ないシステムなので遠隔攻撃スタイルのみで戦うということには難しい面があります。しかしながら、接近してこない相手などに対しては、足元への攻撃を受けにくい、耐性低下の攻撃を受けにくいなど近接型のスタイルより安全で有利に戦えるケースも存在します。そう考えると、近接型と遠隔型を切り替えできるということはある意味理想的なスタイルとも考えられます。

そして、この考えはこの後作る毒酸・生命型カンジュラーに引き継がれていきます。

メイン画面で一番下になるようにZで始まるキャラはアイテム保管用の倉庫キャラでしたが、大抜擢。アメリカンドリームです。
その後パッチ変更が相次いだこともあり火力が下がってしまいましたが、攻撃をアイテムスキルに頼っているため修正することは困難でした。

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