第6話:バランスこそ全て

前回までのGrimDawnTownは!
ウォーロックと並行し、カースンは他人のビルドを模倣することで知識を吸収していく。そして、そこから新しいビルドの構想が形作られていくのだった。

幾つかビルドを作ってみて、ゲームシステムの理解も深まってきたところで新しいビルドを作ってみることにしました。とりあえず、得意なアルカニストと組み合わせることにしましたが、どのクラスにするかは結構悩みました。とここで、この後しばらく続く一つの方針ができます。

人気のあるクラスは、他の誰かが良いビルド例を載せてくれるので、出来るだけビルド例の少ないクラスで作ろう。

ということで、ちょうど「鍛えられたベロナス」の設計図が手に入ったこともありソルジャーと組み合わせて、エレメンタル属性の2刀バトルメイジを作ってみることにしました。しかし、結果的にこれはうまく行かず倉庫行き(アイテム保管専用キャラ)かなと思っていた所で、パッチによりカデンツが強化されたこともあり、じゃあ物理に特化してみたらどうかなと言うことで両手武器で物理のみに特化したバトルメイジが出来上がりました。

まず、この時期バトルメイジと言うのはエレメンタルを使うというのが共通の認識だったような気がしますので結構面白いのではないかと思いました。また、前回の話しに出たコマンドーが火力さえあれば面白いのにという気持ちがあったのでここで火力を強化してどうなるか試してみたいということもありました。そして、これはクラフトで作る強力な両手武器、レヴィアタンを使うまたとない機会でもありました。(クラフトで作成するレジェンダリー武器は強力な性能を持つのものが多いですが作成にあたっては大抵希少な素材を要求してきます。)

まず、「大司法官の防具セット」を使うことは確定で、リング、ベルトも定番の「裁判官の印環セット」「ティンカーの工夫」で簡単に決まります。星座もクラーケン以外はウォーロックに沿った形で「生命の樹」を取ってディフェンスの安定を図るということですぐに決まり。残りの部分がポイントとなりますが、「大司法官の防具セット」なのでスキルが強化される「フォースウェーブ」を必然的に使いますが、実際使ってみると気絶効果がなかなか優秀でした。ということでメイス武器となることもありディフェンスは気絶を最大限に使うという方針としました。これに星座で「ローワンの王笏」「ダイアベア」を選択し、メイスの利点を活かしてみました。

結果、強化された「カデンツ」がいい感じで火力を出している一方、ディフェンスもしっかりしておりなかなかバランスは良好で、さっそくwkiに第2段(最初のウォーロックはすでに作った本人が存在を忘れています。(・_・;) )のビルドとして掲載しました。しかし、掲載後、作ったキャラがもともと2刀用でマスタリーが50/50だったので、すぐに25/50で作り直します。(またしても同じビルドのキャラを作っておりますが…それに前のキャラは結局倉庫キャラに転職です。)単体火力中心ではありましたがクルーシブルのチャレンジャーは問題なくクリア。さすがにグラディエーターは無理(この時期グラディエーターをクリアできるのはほんの限られたビルドだけでした。)でしたが、「ブリッツ」の単体ダメージと強力な気絶効果で敵の動きや手数を劇的に減らせたのはうまく行きました。

さて、ビルドの仕上げとして重要なのが火力とディフェンスのバランスをどこで取るかということですが、これはさまざまで、ファビウスやチャレンジャーをクリアできるというところであったり、実際戦ってみた中でちょっと不安定(ダメージを受けてヘルスが減りやすいとか)だから少しディフェンス寄りに調整するとかであったりします。しかし、火力を強化すれば敵が速く死ぬので攻撃を受ける割合が減ってディフェンスが楽になることもあり、一方ディフェンスを強化することで火力は落ちるものの耐久力が上がり安定して戦えるようになることもありどちらを優先するかというのは難しい問題のように思えます。

私の場合、大抵最初にディフェンス志向か火力志向かを決めた部分が大きく作用しますが、そのビルド自体が持っている特徴で方向性が決まることもあります。つまりこのビルドは火力を強化したほうが持ち味が出るなと思ったら、火力重視になると言った感じで。とは言っても、ウォーロックのようにディフェンス寄りのビルドが最終的に火力特化に変わることもあるので、パッチ変更や装備変更などでも変化します。これは調整している中で連鎖的に少しずつ風向きが変わっていくという感じで変わることもあります。(ここを変えるとこのスキルが上がるので強化してみると、これならもっと火力を上げたほうがいいな、といった感じです。) 例えばOA/DAは2000以上、装甲は1000以上とかいうような数値的な目安も無くはないですが、ソルジャーメインとアルカニストメインではそもそも数値に大きな差が出るのは当然なので結局のところは実際に戦ってみてしっくり来る(安定している?)かが判断の基準となるのではないでしょうか。火力が最高に高くてもディフェンスが弱くてあっけなく死んだりするようでは厳しいし、いくらディフェンスが高くて死ななくても、時間がかかりすぎるようだとつまらなくなったりと、やはり火力重視でもディフェンス重視であってもどこかで一定のバランスが取れている必要はあるな。というのが強く思ったところでした。

さて、ここで使った「ブリッツ」+気絶のアイデアは、その後、毒酸遠隔型ウィッチブレイドで形を変え再度登場することになります。

完成したバトルメイジ。結構見た目が格好良く絵になるビルドであります。
なお、wikiに掲載した当初、一部このブログのような、おふざけな感じで書いていましたが、あれでビルドの品位を落としたであろうことは容易に想像がつきます。

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