第14話:理想を求めて

前回までのGrimDawnTownは!
神の啓示に従い最後のピースを完成させるべくビルド作成を開始したカースンだったが、それは巧妙な罠だった。耐性を下げられたカースンは精神に大きなダメージを受けてしまう。

全身全霊で取り組んだトリックスターでしたが、(嘘つけ)見事空振りで、これを野球で例えるならスイングした後にバランスを崩して尻餅をつき、バットは手をすり抜け味方ベンチを直撃するという状況に匹敵する程の超恥ずかしい級の空振りと表現することが出来るでしょう。

あまりのショックに、「もうビルド作成は終わりで良いかな」と冷め気味でしたが、なんとなく、あと一つやり忘れていることがあるような無いような感じがして、いろいろ考えていると、そういえばグラディエーターをクリア出来るビルドは作れたけど、遠隔スタイルだけでグラディエーターのクリアって出来るのだろうか?と思いました。

確かに過去にはソーサラーのメテオビルドは出来たというのも見ましたがファビウス+メイデンはやはり辛いと書いてあるし、火炎・イーサー型ウォーロックも不可能なわけではないですが、同様にどんな組み合わせでも勝てるわけではないし、運頼みの部分があるのでとても胸を張ってクリア可能とは言えないところです。

まあ、遠隔型って他に何があるかってところですが、両手銃や2丁拳銃は無理として(断言しますか…(・_・;) )魔法職ではそもそもヘルス変換があまり効かないしアルカニストメインだと盾が使いにくいのでディフェンス的にやはり厳しい展開になりそうで、火炎はファビウス、メイデンに対して相性が悪いし、冷気、雷はやはり普通はアルカニストを使うだろうし、エレメンタリストのスタンジャックスビルドははたして遠隔型になるのか?などと考えると毒酸というのが一番可能性が高そうだな~という感じがしました。

そういえばカンジュラーは予想外に近接型の方向に向かっていきましたが、遠隔で戦えないわけではなく、「カオスストライク」で突っ込んでバフを発動させればフルパワーで火力も出せるし、単に「ウェンディゴ トーテム」「テナシティ オブ ザ ボア」が遠隔向きでないならいっそ遠隔型専用ということでサブクラスを別のに替えれば行けるのかな?ということで、またしても実験開始。

ウィッチハンターは毒酸の世界では業界スタンダードの定評あるブランドですが、この火力の高さは流石です。ただ純キャスター型よりは2刀型のほうが持ち味が出る感じがするのと、いくら回避やデバフスキルがあるとしてもグラディエーターでは耐えられなさそうな気がします。しかし、火力が高いと殲滅速度が速いのでDoTの遅さがなくなるのは良い感じです。脈ありってところでしょうか。

次にウォーロックですがディフェンス的にみると「メイヴェンの スフィア オブ プロテクション」「ナリフィケイション」「エレオクテスの鏡」の便利スキルに「オレクスラの フラッシュ フリーズ」で足止めできるので、そこそこ行けそうですがその程度では安心できないのがグラディエーター。あと、突撃するためにはカンジュラー同様武器のコンポーネントに「リフトストーン」が必須になるのもウィッチハンターより不利な点で火力はどうしても下がります。

残るは、パイロマンサーは無理なので(また断言しますか…(・_・;) )必然的にウィッチブレイドとなりますが、「ブリッツ」もあるし、たしかに「オーバーガード」ならディフェンスも充分耐えられそうだし、「シージブレイカー」のソルジャー全+1が使えるしで、敵にあまり近寄らない感じで戦えばなんとか乗り切れるのかな~。ということで作戦開始、いや作成開始です。

毒酸型は前回カンジュラーで2回も育てているのでレベリングは簡単です。(・_・;) 遠隔型ということで星座も火力重視にしているので、さくさくレベルは上がりノーマルは超余裕のLV44でクリア。まあそのまま行けるでしょうということでエリートに進みますが、全く問題無しでLV63でクリア。増強剤のLV70まで遠いですがそのままアルティメットに進みます。そして意外にも苦戦することはなく進んでいきます。コンポーネントや手持ちの装備をいくつか使っていますので資産0の状態と比較はできませんが、レベル差が結構ある敵が出てきても普通に倒せてしまうのが良い感じ。

ということで、LV60くらいになるとはっきりと、このウィッチブレイドはかなり強いと感じました。ディフェンスは基本「オーバーガード」だけで充分なので残りを全て火力につぎ込むことが出来ます。そして、星座の「忌まわしきもの」に到達するのですが、ここでバトルメイジで使っていた「ブリッツ」+気絶のをコンビネーションを思い出します。星座スキル「腐敗の爆発」は混乱がついているのでディフェンス面で非常に助かりますが、「ブリッツ」に割り当てて突っ込むと爆発して敵は混乱、その隙きに毒スキルを撒いて離脱すればあまりダメージを受けること無く攻撃のサイクルがうまくハマるいう感じです。とにかく「ブリッツ」だけでも最初に遠距離から瞬時に敵に接近できるので、後の操作は離脱するだけで済むのが非常にありがたいのですが使ってみると思いの外星座スキルの発動率が高い上に、カンジュラーの時の「カオスストライク」に比べて「ブリッツ」だと盾のダメージも乗るので単体ダメージとしての火力自体も非常に強力です。これを持って戦闘スタイルが確定しました。

そしてこれ以降は、完全に敵なしの状態となります。いろいろなビルドを作ってきましたが最終装備が整わないLV70付近で大した装備を使ってないにも関わらず、圧倒的な火力で押しまくるこのウィッチブレイドは非常に強いです。そして、LV75で「ドリーグの覆いセット」を装備する前に本編は終了、装備後は、もう相手になる敵はいません。

後は、ローグライクダンジョンを軽く3つこなしてレベルを上げてからチャレンジャーに挑みますが、設備・祝福無しで余裕のクリア。そしてグラディエーターですが、ここまでで、この遠隔スタイルの操作に慣れてきたこともあって、良い感じでに進んで行きます。若干耐性や移動速度など調整したほうが良さそうな部分はありましたが、最初ということで設備・祝福を出し惜しみなく使ったことと敵の組み合わせにも恵まれて一回目にして「あれ?行けちゃった」といった感じでクリア出来てしまいました。

「いや~ウィッチブレイド流石に強いな~」という感じでしたが、よく考えると、もともとキャスター型が好きでウォーロックの頃から無意味なジグザグ走行とか円を描くような旋回軌道で移動したりしていたこともあり、このブリッツで突っ込んで毒を撒いて引くという戦法自体が非常に自分に合っているということが有利に働いているような気もしました。とにかくDoTだと移動している時間もダメージが入り続けるので動いている時間も火力のロスが殆ど無いのが良いです。おそらく、この戦法が使えるのは毒か出血がメインのビルドだけのような気がします。(出血で遠隔だとナイフだと思うのでブレイドマスター、ウィッチハンター、トリックスターあたり?。ブレイドマスターはwikiにビルド例がありますが、アレンジすればいけるのか?)

「ブリッツ」で突っ込むところは、純粋な遠隔スタイルとはちょっと違うという感じもしますが、引き撃ちだけでなく、正面から向かっていく感じが「戦う気持ち」として出ている気がして、とても気に入りました。ともかく、悲願とも言える遠隔スタイルのみでのグラディエーターのクリアが達成出来たのでカンジュラーの変形版という位置づけでwikiに追記することにしました。

もう少し続きます。

ビルドの好き嫌いというのは普通にありますが、自分自身と相性ぴったりなビルドというのを感じたのはディアブロ2のネクロマンサー以来。
そういえば、このキャラは見た目や雰囲気がどことなくネクロに似ている気も...なんか潜在意識レベルとかで関連があるのでしょうか?




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