2019年12月31日火曜日

三神の前衛の雑談:2019年まとめ

めでたくグラディエーターも3分55秒という大台を突破した訳ですが、前回、本来ぶっ壊れビルドとして盛り上がるはずのところを、忙しくて時間がなかったことも有りテストを完全にミスって微妙な内容になってしまいました。

では、改めて宣言しておきますが、前回のナイフ投げ刺突ブレイドマスターは昨年のペットカバリスト以来のカカシ10秒に、設備・祝福なしのグラディエーターも5分43秒と「完全にぶっ壊れ」です。(・_・;) で、当然これが許されるはずもなく、両手剣の「悪意」はすでにzantaiよりV1.1.6.0で弱体化が確定だそうで、ベルトの「苦痛の鎖」も間違いなく修正が入ると思いますが、弱体化しすぎて「普通の鎖」にならないようお願いしたいところです。(・_・;) いずれにしても、試すならお早めにどうぞ。

あとは、最後の実績解除のためハードコアでトレハンしていましたが、ウィッチブレイドの火力が一向に上がらないので無謀にも「フィーバード レイジ」を使ってみたら、意外に大丈夫だったので、なら「新規キャラで最初からでもいけるんじゃね?」ということで、トレハンそっちのけで、またしても資産0からキャラを作って日wikiに載せてしまいました。(年末の忙しいときに何やってんだか。(・_・;))

ともかく、今年も一年の締めとして10大ニュースのコーナーがやってきました。(・_・;)


1.タイムアタック型、クルーシブルの主流となる。
これは公道を走る普通のビルドではなく、あくまでレース仕様のビルドであり、本編ではエナジーやディフェンスが足りなくて走れないこともありえます。で、その特別仕様のビルドが市民権を得た事件と言えるでしょう。

まあ、タイムアタック自体は初期の頃からあったのですが、昨年末のmad_lee氏を中心とした2刀型ナイトブレイドのビルドあたりからで、特に「ネックス」&「オルタス」のインフィルトレイターがぶっ壊れたのをきっかけに、常連人の頭もぶっ壊れたのか、(・_・;)
マップが「死の坩堝」、祝福3+1バナーで完全にルールが定着し、立ち回りの徹底的な合理化も進んで6分以下も当たり前のような感じになり、先日とうとう3分55秒という、「何だよそれ!」みたいな所まで来てしまいました。まあ、ダブルレアのAffixなど入手不可能な装備を使ったりと、絵に描いた餅みたいなビルドもありますが、このタイムアタックが素晴らしいビルドを生み出していることも事実です。

2.「Forggottenm Gods」リリース。
開発の限界説もあり、最後のDLCとも噂される期待の商品で、直前の超大型パッチの事前公開を含めて大いに盛り上がりました。

いや~リリース前のGrimDawnToolsのデータ公開からがお祭りムードでしたが、ツール上でも理論作成のビルドなどが溢れて、とても記事に書ききれないくらいの賑わいになりました。また、個人的には日本語翻訳のチェックをやりましたが、パッチでゲームがクラッシュするようになったのがフォントが原因と判明し、そこからフォント作成という別のお祭りが始まって、こちらも盛り上がってしまいました。(・_・;) DLCに関してはちょうどクルーシブルとAoMを足して2で割ったような感じの内容でしたが、難易度開放やセット装備変換など便利すぎる機能があるので必須なのは間違いないでしょう。まあ、毎回のパッチでのバランス調整の難しさを考えると、これ以上のクラスの追加は不可能なのかもしれませんが、ロイヤリストパックにストーリー部分だけでも加えてくれれば、それなりに売れるかも?(・_・;)

3.「報復ウォーロード」史上最強のぶっ壊れで新DLCをもぶち壊し。
開発が計算を間違えたのか、テスターがダメだと言っているのを無視して強硬に刺突報復を物理報復に変えたのがまずかったのかは不明ですが、火力もディフェンスも完全にぶっ壊れで、過去最強の凶悪さを誇る「キャラガドラ」をいきなり1分台で倒してしまうのは流石にヤバかった。(・_・;) 

DLCなどの大型変更があるときに2,3のぶっ壊れはあるにしても、普通は笑って許せる範囲ですが、今回は壊れすぎて完全にドッチラケ気味で、シャッタードレルムもいきなりSR75-76がターゲットになってしまいましたが、はっきり言って他のビルドにはキツすぎる難易度で、全てはこいつのせいです。(・_・;) まあ、鳴り物入りで導入されたRtA(報復ダメージを攻撃に追加)というシステムですが、他にも両手銃「ヘルボーン」のパラディン、「ドレインエッセンス」のオプレッサー、「ブラックウォーターカクテル」のコマンドー、「グラスピング ヴァインズ」のアルコンなど壊れ気味のビルドを次々と排出しては弱体化を繰り返すという、ある意味「システム自体が壊れてるんじゃね?」的な強さですが、AoMでスキル変化が付けばどんなスキルでも強い、に加えて、FGではRtAが付けば何でも強い、になった感じとも言えるでしょう。(・_・;)

4.「シャッタードレルム」驚異的な難易度の高さ。これはク○ゲーか?
確かに報酬は美味しいし、ここでしか入手できないアイテムもある。そして、クルーシブルと違い死んでもOKだし、マップもたくさん種類があるので飽きにくい、など多大なメリットがあるものの、厳しすぎる突然変異や、ボス戦でネメシス4体を同時に相手にさせるなどは、本当に想定通りの作りなのかが疑問にも思えるところです。

いや~なかなか評価が難しいコンテンツです。(・_・;) 最初にプレイしたときは、新鮮だったものの、グラディエーターの170をクリアできるビルドでも50シャード辺りのボス戦で無理ゲー感が漂うほどの難易度の高さに驚きましたが、結局今も大して変わって無く、開発側が「完全に殺しに来ている」と結論づけ出来そうな無茶苦茶なコンテンツとも言えるかもしれません。(・_・;) まあ、死んでもあまりデメリットがないので、ボス戦だけ乗り切れれば先に進めるのが救いではありますが、誰もが「バランスおかしいんじゃない?」と思うのは決して間違いではないと思います。(・_・;) ただ、クルーシブルもそうでしたが、このゲームは難易度の高さがチャレンジ要素となってゲームを長持ちさせている面もあるとは思うので、完全に駄目とも言えなく、なかなか評価が難しいコンテンツです。(・_・;)

5.デモリッショニスト&アルカニストへのテコ入れで「キャニスター ボム」と「アルブレヒトのイーサーレイ」が最強スキルに。
イーサーレイに関しては初期の頃から「トウム オブ ザ アルケイン ウェイスツ」のスキルのように貫通すべき、との声がありましたが、それやったら壊れるだろう、との意見もあり、開発も頑なに拒否していましたが、なぜか突如解禁。結果として「やはり壊れました。」というお話。(・_・;)

FGリリース前にイーサースペルバインダーがかなりの弱体化を受けたことも伏線としてあったかもしれませんが、完全に取り残されていた感のあったデモリッショニストとアルカニストを立て直すべく、本腰をいれて強化が入りましたが、力を入れすぎたのか強くなりすぎです。(・_・;) デモリッショニストでは「キャニスターボム」の強さが凄まじく、とりあえずこれと「ウルズインの選民」をMaxにしておけば、火炎でも雷でも火力はOK的な凄まじさで、結構弱体化されたものの未だに最強レベルの火力です。一方アルカニストも結構強くなりましたが「アルブレヒトのイーサーレイ」は以前とは別物的な強さで、こちらもイーサーだけでなく火炎、冷気、雷、カオス全てで強いという無茶苦茶さになっています。まあ、ある意味これで「クラス間のバランスは取れたな。」というどんぶり勘定的な調整とも言えるでしょう。(・_・;)

6.「John_Smith」ブレイク。彼は超サイヤ人か?
ゴリラのマークでおなじみのJohn_Smith氏ですが、巷ではあれは大猿化した姿で、実はサイヤ人ではないかと噂されていましたが、「キャニスターボム」のボンバーマンビルドあたりで目覚めたのか超サイヤ人のような伝説の存在へと昇華しました。(・_・;)

上の報復ウォーロードのようにぶっ壊れたビルドというのはたまに出ますが、こちらはプレイヤーの方がぶっ壊れたケースで、(・_・;) 過去にはjajaja氏(あとはshopping氏も近いかな?)くらいでしょうか。(他にSuperfluff先生、sigatrev氏、cccsennn2氏あたりもレジェンダリー品だとは思いますが、こちらは不思議と壊れた感じはないです。(・_・;))ともかく、彼がプレイするとフォーラム常連人のタイムより更に30秒は短縮させてしまうという神業テレポートに、出すビルドすべてが壊れ気味と完全にイッちゃってる感じで、民衆に「zantaiはJohn_Smithを弱体化すべき。」という名言をを吐かせてしまった程でした。(・_・;)

7.ハッキングでフォーラムにも大型パッチ適用。(・_・;)
ぶっ壊れの報復ビルドに対する報復攻撃なのか、情報隠蔽での内部テロなのか真相は不明ですが、トップページの改ざんを受けて別のシステムに一新されました。ただ、バックアップとの差分なのか18日分の投稿は消失し、ページのリンクなども切れて大混乱となりました。

まあ、結果的には以前よりは多機能で使いやすくなった感じもあるので、要は慣れの問題なのかもしれませんが、せっかく復帰したjajaja氏のビルドは消失してしまって、当ビルドの記事に面影を残すだけになってしまったのは、なんとも哀愁が漂うところです。(・_・;) ともあれ、小さな会社なのでありがちではありますが、大きな問題にはならなかったようで良かったと思いたいところです。


8.「生命力・カンジュラー」祝、生命力初のぶっ壊れ。
ヘルス変換力は定評があるもののイマイチ火力がパッとしなかった生命力属性の悲願の初勝利。まさにぶっ壊れ級のディフェンス力で、ついに「フィーバード レイジ」を常用できるビルドが登場しました。

最強のディフェンス力を持つオフハンドキャスター。というのはよく考えるとどこか間違っている感じもありますが、ともかく生命力が最強の座に付いたということで素直に「おめでとう。」と言いたいところです。パッチで強化された「闇き者の賜物」セットを使ったオフハンドキャスター型ですが、報復ビルド以上のディフェンス力を持つというのは驚きで、FG以前と違い火力に特化したビルドでなくディフェンス力が飛び抜けたビルドが最強の地位を獲得するというのがシャッタードレルム時代を表している感じがします。


9.ゆく人くる人
大抵は半年から1年ほどでフォーラムの主要メンバーも入れ替わっていくものですが、今年も新たな人材に入れ替わってきつつあり、時の流れを感じさせます。

Superfluff先生は超火力仕様の冷気スペルブレイカーに代表作の刺突ブレイドマスター、John_Smith氏はBWC報復コマンドーとペット・カンジュラーという残されたスタイルのビルドを終わらせることで自身のビルド人生の締めと考えたのか、その後一線から退いた感じです。(・_・;) 一方、あとに残ったmad_lee氏は飽きずにビルドを作り続けていて、「この人どういう生活してんだろ?」という思わずにはいられないところですが余計なお世話でしょう。(・_・;) ただ、最近コメントも穏やかになって大人になったかなと思ったら、また暴れたりと人間性格は簡単に変えられないようです。(・_・;) それ以外では、ya1氏やsigatrev氏も新作の投稿頻度は減りました。

一方、新しい人材については、なんと言ってもPlasmodermic氏が素晴らしい活躍で、操作においてもレベルが高く明日のJohn_Smithと成りうるかもしれません。あとは今年に関しては、コメントを含めてsir_spanksalot氏の活躍が目に付きthejabrixone氏、x1x1x1x2氏より一歩リードした感じでしょうか。(・_・;) またNery氏も成熟してきてフォーラムの主要メンバーになりました。最後に毎回フォーラムに多大な影響を与える中華ビルドも相変わらず高いレベルを維持している感じで、今後も期待できそうです。


10.新ローグライクダンジョン「異端者の墓」を含む入魂の巨大パッチ。
変更数6000件の謳い文句で史上最大のパッチとも言われたV1.1.5.0ですが、これだけのものを無料で提供するサービス精神に感謝するものの、そんな事に力を使わないで早くXBOX版や街づくりゲームを出さなくて大丈夫か?という心配もあります。(・_・;)

残されていたローグライクダンジョンが追加され、ようやくForggottenm Godsも完成といえるかもしれません。(シャッタードレルムはこれで完成でいいのか?というのはありますが。(・_・;))今回はダンジョンだけでなく、その前にクエストも追加されていたりと結構新エリアも追加されているし、ダンジョンでのドロップ品も豪華です。ただ、敵はかなりの強さな上に、7人の魔術師の指輪は200回以上は周回しないと揃わない感じのドロップ率の低さで、血を吐く人が耐えないと思われます。まあ、隠しクエストのハードコアでクラス選択無しでアルティメットまで育てるというのよりはまだマシですが。(・_・;)(*アルティメットの「三神の前衛」で「Badge of Preserverance」というしょぼいメダルがもらえます。)


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では、おまけとして、海外ドラマについても触れておきたいところですがベストを選ぶのは難しいので、個人的に今年見たドラマの中で気になった作品を5つ挙げてみます。

・チェルノブイリ
前々回の記事でも出たドラマですが、やはりインパクトが凄い作品で外すわけにはいかないです。ほぼ実話に沿った内容なのでドキュメンタリー的な見方もできそうですが、そこはドラマとして見ても良く出来ている感じで、前半の事故の場面から最終話は法廷物のような構成になっていたりと非常に凝った作りだと思います。

・ゲーム・オブ・スローンズ
シーズンを重ねるごとに人気も作品の規模も巨大化していった感じの大作ですが、最終シーズンは賛否両論のエンディングで大勢の人が困惑気味となりました。(・_・;) まあ、この作品は序盤から意外な人物が次々に死んで「ウォーキング デッド」のように誰が生き残るのか?みたいな側面が無くはないですが、前シーズンで最大限に盛り上げておいて「これかよ!」的な感じがしないでもないです。(・_・;) また、スピンオフ作品のほうも白紙になったとの話もあり予断を許しません。(・_・;)

・エクスパンス
一旦打ち切りになった後、Amazonに拾われて奇跡的に継続となった作品で、数少ない本格的SF作品として期待の商品です。最新のシーズン4では新しい出発になるので、内容的には前シーズンよりおとなしめですが、ファンの期待も高いのかIMDBでのスコアも非常に高く、次シーズンも継続が決まっているので楽しみです。

*なお、この作品は海外ドラマにありがちなイケメン&美女などは全く登場しない硬派な作品ですが、 そのためか、長く見ていると、だみ声でオバサンの国連議長やサモア系のマッチョな女性兵士のボビーも可愛く見えてくるから不思議です。(・_・;)

・高い城の男
フィリップKディック原作の期待の作品で、原作部分はシーズン1で網羅した感じだったので、そこからどこに行くのか楽しみでしたが、ちょっと微妙な感じで中途半端に終ってしまいました。ただ、今後も他のフィリップKディック作品の映像化の予定があるらしいので、個人的には「ユービック」あたりをお願いしたいところです。(・_・;)

・スニーキー・ピート
Amazonオリジナルで、詐欺師が別人になりすまして他人の家庭に紛れ込みつつ大仕事を仕掛けるみたいな内容ですが、実に面白いドラマです。残念ながら今回のシーズン3で打ち切りになった上、内容的にも前シーズンほどではありませんでしたが、Amazonではトップクラスの出来だと思います。


来年は「ホームランド」、「ウエストワールド」の新シーズンに、ゲームから実写になる「ウィッチャー」辺りが楽しみなところですが、海外ドラマも最近は映画のように質が高くなって来ていて新時代という感じです。

それでは、良いお年を~



2019年12月24日火曜日

シカゴ・ファイア:ナイフ投げ刺突ブレイドマスター

前回そのうちグラディエーターで4分を切るのも出てくるかも。とか言ったそばからジャスト4分のビルドが出てしまいましたが、う~む、あと1秒短ければ前人未到の3分台となっていたのに少し惜しい感じもします。(・_・;) で、動画は「属性変換の魔術師」の異名をとるPlasmodermic氏ですが、ビルドは、なんと先日取り上げたsir_spanksalot氏のナイフ投げブレイドマスターではありませんか。たしかこの記事では6分30秒程度で、武器の「悪意」でのアップデートを考えても5分半ばくらいが精一杯ではないかと思っていましたが、「これが 何故4分になる? 計算が合わね~ぞ ごるぁ~」という感じです。(・_・;) →  動画リンク

タイトルはDCコミックのアローバースと同じように複数の作品がつながって展開する形のドラマで、シカゴを舞台に本作の消防署に加えて「シカゴP.D.(警察署)」、「シカゴ・メッド(病院)」の登場人物が頻繁に入り乱れます。なので、全てを同時に見ているとより楽しめますが、この手のドラマはなぜか日本では配信先がバラバラなので、同時に見ていくのは困難です。(・_・;) ということで、今回世界最速を記録した記念すべきビルドではありますが、お約束的にディフェンスは脆いので「死覚悟ファイア」と「死覚悟PB」で頑張った後に「死かも。もっと...」になる感じでしょうか。(・_・;)


あとは、V1.1.5.2のディスカッションで気を良くしたのか、あるいはもう考えるのが面倒なので修正点はユーザーに考えさせようという作戦に出たのかは不明ですが、V1.1.6.0用も出来ていて、結構賑わっています。(・_・;) → リンク

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X'masなのでさっそく本題に行きますが、(・_・;) 前回のバージョンと速攻で比較してみると、いくつか改良が施されています。まず、装備ではパンツが「グラヴァ’スルズ レッグガード」に変わっていますが、ここで、狡猾性と防御能力を稼ぐとともに耐性を確保することで、他の部分を更に火力に回そうという考えのようですが、まあ、同じものを入手するのは難しいでしょう。あとは、コンポーネントも変わっていて、武器の「獰猛な棘」は殆ど見ない選択ですが、確かに刺突属性なら納得できます。その他、増強剤も含めて刺突ダメージに攻撃能力を極力稼ぐ形で整えられています。

星座は「ウルカマの天秤」は外して「コルヴァークの伝令 ウルザード」に変わっています。あと、スキルも「シャドウダンス」は下げて「オレロンの激怒」に振っている所あたりが違いでしょうか。sir_spanksalot氏のバージョンと比べるとアミュレットの「全滅の印章」を外したので詠唱速度が少し下がっていますが、刺突フラットダメージは2000程増えました。


追記:
動画がアップデートされて3分55秒と正解記録が更新されました。そして、sir_spanksalot氏の記事も更新されて、セーブファイルも貼られていたので試してみましたが、そこで大失敗が発覚しました。どうやら、自分で試していたときには「フレネティク スロウ」を外し忘れていたようで、これが著しく火力が低い理由だったようです。ということで、前回の文面はバッサリ取り消し線となってしまいました。m(_ _)m → リンク

で、めげずに最新版での変更点を書いておくと、(・_・;) まず、レリックが「アズラカーの新機軸」に変わりました。あと、ベルトは驚きの「神話級 苦痛の鎖」です。これはステータスが下がるデメリットがあるため、まず使われたかった装備ですが、パッチで変更が入ったこともあり、それでも取る価値ありとの判断のようです。

セーブファイルでのカカシのヘルスリセットまでのタイムは10秒程で凄まじい火力です。なお、前バージョンの構成を再度試したところでは15秒ほどだったので、おそらく2,3秒程は時間短縮できているのではないかと思います。いずれにしても、最強の火力というのもしっかり納得できて、これでぐっすり眠れそうですが、もはや0ディフェンスではなくーディフェンスとでも言いたくなるような、火力超特化のビルドという感じです。(・_・;)




で、可能な限り再現してみたのが下ですが、減速耐性以外はかなり近いところまでできました。これでカカシのヘルスリセットまでのタイムを測ると30秒弱で、前回より10秒ほどは速くはなりましたが、これで4分台まで行けそうな感じは無いです。(・_・;) ということで、グラディエーターで戦ってみますが、残念ながらトリビュートポイントが無かったのでW100からスタートです。(・_・;) しかし、このようなタイムアタック型ビルドは祝福なしだと結構厳しく、このビルドもW150が乗り切れません。なんとかある程度ポイントを稼いだところで祝福とストームコーラー ビーコン1機を使ってW100-170まで一気に駆け抜ける作戦に出てみましたが、それでもW150で死んでしまい断念。(・_・;)

まあ、殲滅速度は悪くないですが、火力的には前回のイーサーレイ・スペルバインダーのほうが上のような気はします。また、動画と比較してもちょっと火力が足りない感じがするのは、ストームコーラー ビーコンが3機設置してあるところと、レジェンダリ装備のステータスも最大値レベルなのかもしれません。ということで、GrimDawnToolsで「悪意」の最大値を見てみると、ここが結構差になりそうなので新たに2本作ってみて、ステータスの良い方に変えてみると、カカシのヘルスリセットまでのタイムは25秒まで上がりました。

とりあえず、今回のように武器がポイントとなるようなビルドの場合は、ステータスの振れ幅でかなり火力に差が出るがよく分かりましたが、やはりディフェンスがスカスカのタイムアタック型というのは、(今回は、前回のスペルバインダーほどスカスカではないですが...)普通にやると一回でもミスって死ぬと、トリビュートポイントを取り戻すのに相当な時間がかかるので実用的ではなく、ツール類必須とも言えるので、一般の人には全くオススメはできないです。

FG以前であればトレハン目的として、一回の祝福で3回繰り返せることから短時間でのクリアというのも意味があったのですが、現在は死んでもOKのシャッタードレルムの方が遥かに報酬が美味しいので、今のクルーシブルというのはタイムを競う以外の価値は無い気もして、実は何故フォーラムはまだクルーシブルの方が主体なのかが不思議なところで、需要としてはエリートの75-76シャード辺りを高速で回せるようなビルドの方が価値が高い気もするところですが、楽しく遊べているのならOKだろう、と無理やり納得しておきますか。(・_・;)

実用性は低いとしても昨年の同時期であれば5分30秒位が最速だった所、ついに4分まで来たか~という感慨深いものがあります。それにしても「キャニスターボム」や「イーサーレイ」を超えたのが刺突のナイフ投げだったというのは、全く予想できませんでした。(・_・;) 細かい部分では、やはり刺突だと敵の耐性による相性が感じられるのと、狡猾性や攻撃能力での火力の上がり具合が結構大きい感じがしました。あとは、設備はストームコーラー ビーコンが主流になりつつあるようです。



2019年12月23日月曜日

チェルノブイリ:SRマルチプレイ

個人的にはあと残っているのは実績のハードコアでの「モルゴネス」撃破だけですが、これは現状のキャラでは、ちょっと勝てそうにないのでノーマル・エリートのシャッタードレルムで装備強化をする必要があり時間がかかりそうです。ということで、今回は、Duskdeep86氏からマルチプレイでシャッタードレルムをどこまで行けるのかチャレンジしている記事が出ているので見てみることにしましょう。 (今の所SR160まで到達していますが、先日のグリムドーン戦記の記事のようにリアルタイムで更新している記事のようなのでもっと先まで行けるのかもしれません。)→ リンク*動画とGTリンクはコメント欄の下の方にあります。

タイトルはHBOがまたしてもトンデモナイもの作ったという、衝撃の海外ドラマからですが、実際のチェルノブイリ原発事故をウィキペディアで見てもほぼ事実に沿った内容みたいで、登場人物もほとんどが実名です。5話完結なのでドラマと言うよりは長編映画みたいな感じですが、並の戦争映画やホラー映画顔負けの怖さというか重さというか、映像も非常にリアルなのですごい迫力です。あとは「人生で最も重要な90秒」など名言も多いのでネタとしての活用も大いに期待できるでしょう。(・_・;)ということで、今回のマルチプレイですが、特に52分にも及ぶSR158はこのドラマ動画のハイライトとも言え、ずっしりと重い悲壮感が映像として良く出ています。(・_・;)

*ちなみに、主演のジャレッド・ハリスは名優ですが、マッドメンでおどおどした小心者の会計士を見事に演じたかと思えば、エクスパンスではタフでマッチョな反乱分子のリーダー役もやったりと、目つきや顔つきまで全く別人のような変わりぶりが凄いです。あとは、エミリー・ワトソンの役はオリジナルキャラみたいですがこちらも名優で、配役も全く抜かりがないです。

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最初にromanN1氏のイーサーレイ・スペルバインダーの更新版が出ていて、グラディエーターのW151-170は、なんと4分19秒と世界最速クラスのタイムが出ています。え~たしかイーサーレイは前回のパッチで弱体化が入っているのにタイムが速くなるって「どういうことよ!」とも思うところですが、装備構成を見ると「千里眼の集中」セットは捨ててレアMI中心の装備へと変更されています。→ リンク

で、装備ですが、オフハンドの「フレッシュワープト トウム」は、まあ普通に使われる装備として、ショルダーの「アセンデット ショルダープレート」はエレメンタル→イーサー変換と耐性の確保の役割になっています。要はこれとヘルム、チェストの「ディヴァイナの予見」セット2点で80%程度のエレメンタルがイーサーになるということですね。そして最後の武器の「クリムゾンズ アルケインセプター」は雷ダメージ強化のスキル変化付きですが属性変換があるので使えるというわけです。このセプターは「セタンの墓」の「シスター クリムゾン」が落としますが「ヴァイル セプター」と2種類ある上に確率も低めなので、行きやすい場所にも関わらず非常に出にくく、良いAffixのものを入手するのはかなり難しいと思います。

星座は、見事にディフェンスを捨て去った配置であっぱれです。(・_・;) 最後にスキルの方も火力に振り切った構成で、こちらもネクロマンサー側のスッキリ感があっぱれです。(あと、属性値も精神力極振りですね。) ということで、火力超特化の0ディフェンス スタイルですが、動画を見ると凄まじい火力で「何これ!」的な異常なパワーが凄いです。 もはや「エレオクテスの鏡」「マーク オブ トーメント」も不要らしく、全てを火力で押し切るビルドというのは、もう行くところまで行っているという感じでしょうか。(・_・;)

GTリンク
クルーシブル動画リンク
現在マスタリースキルで「キャニスター ボム」と最強の座を争う程にまでなった「アルブレヒトのイーサーレイ」ですが、この火力は流石に凄いの一言に尽きます。まあ、シャッタードレルムでは一瞬で死ねるので実用性は低いですが、ドラッグレース用の特別仕様って感じで、そのうち4分を切るビルドとかもありえるのか?(・_・;)

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もう一つ、今回は行くところまで行ったビルド特集というところで、(・_・;) AlkamosHater氏のSR115をクリアした物理報復ウォーロードも見てみましょう。さらにコメントで出ている中華ビルドのバージョンも載せておきます。→ リンク

まあ、基本は物理報復ウォーロードなので大きな違いは無いですが、ベルト、ブーツ、メダルをディフェンスよりの装備に変えた以外は定番的な装備で、初期の物理報復ウォーロードに比べると、最近はレア盾の「コロッサル フォートレス」アミュレット「神話級 ケアンの復讐者」は定番化した感じです。なお、チェストも以前は「ギルドアのガード」も使われていましたが、やはり「神話級 ドレッド アーマー オブ アズラゴー」に落ち着いた感じでしょうか。(・_・;)

星座は「建築神 ターゴ」「エンピリオンの光」を取るディフェンシブな配置で、スキルも同様にディフェンシブ重視で、特に解説の必要はないと思いますが、個人的には「テリファイ」の3ポイントが結構謎です。(・_・;) 動画の方では薬品フル活用に、マップの回転も使った、なり振り構わずの戦法ですが「ムージラウク」はもはや張り付きでは無理なのか「オーバーガード」「アセンション」が切れたらすぐに逃げるという苦しい戦い方になっています。ということで、この辺りになるとネメシスもスーパーボス以上の強さという感じです。

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まあ、ここまでしてSR115をクリアする価値がどこまであるのかは不明ですが、動画では「Crate オブ エンターテイメント」を薬品無しで倒しているので、そういう意味では実用性は十分にあると思います。

次に、下は中華ビルド版で、レア装備が増えていて、上はまだ再現が不可能ではない感じですが、こちらはツールなしでは無理でしょう。(・_・;) ただ、考え方としては、こちらの方がより深く考えられている感じで、上の構成と比べるとショルダーやベルトの酸・エレメンタル→物理変換など無駄が無いです。また星座に関しても、一見「石の守護女神 ヴィール」を取る配置に変わっただけのように思えますが、それだけでなく可能な限り物理耐性を稼ぐ目的での選択になっており徹底しています。ということで、ウィッチブレイドには負けますが、追加的バフ無しで物理耐性60%を確保しています。(あと、スキルは大きな違いはないです。)

動画は、相手ごとに装備を入れ替えて微調整するこだわりですが、こちらも「ムージラウク」に殺られていて、ここが難関のようです。あとは「カイザン」は高難易度だと召喚するシャードが壊せなくなるので、とにかく倒すのは最後の方にしないと積みになりかねない感じがします。

高難易度向けのディフェンスとしては、耐性超過、行動系耐性はある程度必須として、物理耐性、装甲値、ダメージ吸収・減少意外に、「ゴリアテ」の記事で紹介したsir_spanksalot氏の酸報復ウォーロードのように盾のブロックを重視する方法もありますが、高難易度になるほど盾のブロックでは耐えきれなくなってくる感じがあります。また、自作の酸報復ウォーロードは「生命の樹」「刈入れの大釜」でヘルス再生も強化しましたが、ヘルス回復スキルを持たないウォーロードでは持続系のダメージに対して、それなりの効果があります。ということで、この辺りを抑えておいてから次のマルチ用ウォーロードを見てみるとしましょう。

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SR115動画リンク
レアAffixの「インコラティブル」3箇所+「オブ アタック」4箇所というのがちょっとアレですが、これで攻撃能力を500以上稼いでいるのはあっぱれな感じです。(・_・;) また、物理耐性を徹底して稼ごうというところはいかにも中華ビルドらしいところですね。

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では、本題のマルチ用ビルドですが、クラス構成的には、ウォーロード✕2を壁役として基本に据えて、そこに火力担当の「モータートラップ」メインのソーサラーとペット・カンジュラーですが、終盤SR158の「ガルガバン」第2形態で心が折れたのか、(・_・;) ここの途中からカバリスト、リチュアリストのペットビルド2つに変更しています。

動画を見ると、ウォーロードの片方がターゲット以外を切り離す役割で、少し離れた場所に引き連れてぐるぐる回りながら時間稼ぎをしています。そして、ウォーロード以外のクラスは共にあまりヘイトを上げないペット型で、これは火力が強くてヘイトを上げてしまうと、狙われて即死するので、出来るだけ殴られるのはウォーロードだけにして、なおかつ火力の高いビルドということでの選択になるかと思います。またペットやカンジュラーに関しては仲間へのバフに優れていることも選択理由だと思います。個別に見ると、ウォーロード以外はそれほど通常のビルドとの違いはないので、下のウォーロードが最大のポイントと言えるのかもしれません。

で、そのウォーロードですが、盾持ちのディフェンス特化型で報復成分は無く壁役に特化した構成で面白いです。まずレアアイテムのAffixは5箇所に「オブ ドレングール」での攻撃・防御能力、ヘルス再生、装甲値の強化が目を引きます。個別に見ると、盾は「コロッサル ブルワーク」の方で「オーバーガード」のリチャージ短縮効果での選択、ショルダーも「ショルダーガード」の方ではなく「アイアン・メイデンズ マント」の方で、これは「ウォークライ」重視での選択です。ヘルムの「フレッシュワープト トウム」も同じ理由ですが、これは「ウォークライ」の挑発効果が最重要なためでしょう。あと、リングは共に「ゴラス リング」で、ヘルス再生を重視しているのが分かります。最後にパンツに関しては耐性確保用でしょう。

それ以外では武器が仲間への回復効果がある「神話級 清浄の接触」というのが珍しい選択です。全体的には物理耐性を可能な限り稼ぎつつ、耐性、ヘルス・ヘルス再生、装甲値を上げるということで、かなり考えられた選択になっています。あとは増強剤もヘルス強化重視ですが、%回復はヘルスの総量が多いほど回復量も増えますが、ヘルス35,000に防御能力4200、装甲値7,500というのは結構凄いステータスです。(・_・;)

星座もかなりヘルス・ヘルス再生を重視した火力0って感じですが、上のスペルバインダーと真逆なのが面白いです。(・_・;) 最後にスキルはヘイト確保で最重要となる「ウォークライ」をフル強化に、あとは見事にディフェンスオンリーの振り方で、「メンヒルの意思」「ベテランシー」「レジリエンス」フル強化というのがあっぱれです。(・_・;)

最後に動画に関しては長いので全部見るのは大変ですが、どうやら出てくる敵というのはある程度偏ってくるみたいです。問題のSR158は、やはり「ムージラウク」2体が相当に厳しい感じで苦戦しています。一応なんとか1体倒した後はスムーズに進みますが、最後の「ガルガバン」の第2形態はウォーロードでさえも死ぬという凶悪さで、ソーサラーはもう無理と判断したのか、ここでペットビルド2つにチェンジしています。まあ、普通の人にはなかなかできないと思いますが、マルチプレイというのはシャッタードレルムのもう一つの楽しみ方だと思うので、興味が湧いた方は年末年始にでもどうぞ!(・_・;)

ウォーロード
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火力が0に近いこのビルドはソロプレイではありえないですが、マルチということであればこのようなビルドも有りかな、と思わせるなかなか興味深いビルドとも言えるでしょう。

ウォーロード以外のソーサラー、カンジュラーは軽く触れておくだけにしますが、ソーサラーはヘルス再生重視の構成、ペット・カンジュラーは普通にソロでも使えそうな構成ですが、やはりマルチとなるとシャーマンが持つのバフの価値が高くなる感じがします。ということで、この2クラスが実質敵のヘルスを削る役割で、ヘイトを上げずに火力を出すというところで選択された感じでしょう。

ソーサラー
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ウォーロードと同じく「ゴラス リング」2個にアミュレットのAffixも定番のヘルス再生用の装備です。火力を受け持つクラスではありますが、かといってディフェンスもある程度は必要なので、通常のビルドと比べると火力も低めな感じです。

カンジュラー
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このビルドに関しては、至って普通な感じですが、それだけに動画を見ると一番死にやすい感じで、やはり動画を撮るならウォーロードにしないと映像的にはバフのかけ直しのシーンがメインになってしまいます。(・_・;)



余談ですが、「クバカブラズ ショース」のAffixで 「ストリーキング」(それは裸で走るやつ。(・_・;))「ストーワート+キングス」という素晴らしいのが出ました。さらに「追放者の秘密」も出ました~\(^o^)/ このピンクのレジェンダリーMIは相当に確率が低いようで、私も2,3回くらいしか出たことはなく「追放者の秘密」は初めてです。


2019年12月14日土曜日

ジ・アメリカンズ:2H&DW冷気インフィルトレイター

V1.1.5.2のHotFixが来ました。あとはGrim Misadventureによると、来年以降でV1.1.6.0というのもあるらしいですが、まあシャッタードレルムは無限だし、装備やスキルが調整され続ける限りは、いつまでも遊べそうな感じはします。 で、今回は前回に続いて、「果て無き夜の防具」セットを使ったビルドですが、インフィルトレイターのバージョンも予定通りに (・_・;)出揃った感じなので見ておくことにしましょう。 → リンク

タイトルは米ソ冷戦時代のスパイ物のドラマからです。アメリカに潜入したKGBのスパイとFBIの攻防という感じですが、主人公となる夫妻はソ連側で、アメリカ人の夫婦を偽装しつつ情報収集や秘密工作を遂行していくという危険な任務を行っていきます。で、誰にいつバレるのかというのが緊張感を出しているなかなか面白いドラマで、その当時のヒット曲?がたくさん流れ、そこから考えると80年代の初め付近のようで、非常にレトロ感があります。(・_・;) ということで、今回のような冷気ナイトブレイドはフォーラムに潜入しているロシアンコミュニティの工作員の得意分野ともいえますが、破壊工作(ビルドの壊れっぷり)がいつ開発当局にバレるのかという緊張感を楽しむことが出来ます。(・_・;)


まずはV1.1.5.2からですが、微調整という感じで大きな変更は無いです。今回イーサーレイと物理報復に少し弱体化が入っていますが、共に強いビルドなので問題ないでしょう。一応いくつか挙げておくと、

全般
・シャッタードレルムで「クバカブラ」の「ウェンディゴトーテム」での回復量を20%減少
これは、うれしいところですが、今回の冷気インフィルトレイターで早速試してみたところでは、全く違いが感じられませんでした。(・_・;)

・「異端者の墓」の魔術師の指輪のドロップ率を増加
当然でしょう。(・_・;) まあ、ドロップ率としては頑張ればいつかは出るとしても、普通の人はスケルトン・キーが尽きてしまうと思うので「クトーンの血」とかもたまに出してあげたいところです。(・_・;)

星座
「飽くことなき夜 ユゴール」スキルにダメージ減少を追加
毒酸型ビルドの多くはダメージ減少を確保しにくいので、これはありがたいところでしょう。

装備
「ウォーボーン バスティオン」「オレロンの激怒」にクリティカルダメージ+10%追加
これは、おそらくmad_lee氏から「鍛えられたベロナス」が弱体化を受けたこともあって2刀型のデスナイトが「弱すぎ~ どうにかして!」という久しぶりの暴れっぷりに対してzantaiが「しかたね~な。」とお情けで少し強化を入れたものだと思われますが、まあ、気休めです。(・_・;)


そういえば、パッチ後のシャッタードレルムでは新しい敵「リグの仲間」や7人の魔術師も出てくるようになりましたが、新ローグライクダンジョンの敵は雑魚犬でもセレスチャルなので、もはやセレスチャル=強い、とは言えなく「ラヴァジャー」などはスーパーボスと言わないといけなくなりました。(・_・;)

あと、前回のパッチでは派閥装備品も強化されていますが、派閥で設計図を売っているクラフト品のベルトにクラス+1が追加されたのでLV35でこのベルトを作るのはオススメです。特にAct1~4の派閥のベルトにはアイテムスキルが付いているのでレベリング時は助かります。また、カイモンの選民→デモリッショニスト、死の目覚めの修道会→アルカニストなので派閥選択は結構悩むところかもしれません。一方Act5~7の派閥のベルトはアイテムスキルの代わりにランダムAffixが付きますが接頭辞か接尾辞のどちらかだけなので、あくまでレベリング向けでしょう。

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最初に以前紹介したスパンキーことsir_spanksalot氏の刺突ナイフ投げブレイドマスターの更新版が出ているので触れておきます。→ リンク

で、以前の記事では武器は「根深き怨恨」を使っていましたが、せっかく刺突変換があるのに「フレネティック スロウ」で連射したい場合は、その刺突が生命力に変換されるのでよろしくない!というのをzantaiが何らかの形で調整すると言っていたのが、今回のパッチで派閥装備として追加された「悪意」(両手剣)というわけです。(長い説明でした..(・_・;))

要は刺突で連射したい場合はこの武器を使ってね!ということですが、まさか「フレネティック スロウ」と同じような効果を持つスキル変化の付いた武器を新たに追加してくるとは思いませんでした。なので、-3秒リチャージ短縮でCD無しにして、同時に武器ダメージとダメージ修正統計を減らすというスキル変化になっています。それにしても、だんだん何でも有りになってきた感じもします。(・_・;)

で、一応試してみた感じではカカシのヘルスリセットまでのタイムは40秒弱と奮いません。それでもシャッタードレルムでは65シャードは問題なく75もまあ行けそうかもしれませんが、やはりこれぐらいの火力だと刺突耐性持ちの「カイザン」が辛いです。あと、以前のバージョンと比べて星座も結構変わって、スキルも「ブレイド スピリット」重視になっていますが、耐性確保が更に辛くなっているのでもう一箇所はレア装備にしないと厳しい感じです。

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ある意味sir_spanksalot氏のために追加されたとも言えそうな武器ではありますが、強さ的にはあまり変わらないんじゃ...というのは禁句でしょうか。(・_・;) 個人的にはナイフ投げは破片数増加が最も効果が高いと思いますが、エナジーが全く減らないので非常に使いやすいのは良いです。

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では、「果て無き夜の防具」セットを使ったthejabrixone氏の2Hインフィルトレイターですが、まさに前回のリーパーをそのまま冷気型にしたイメージです。(・_・;)

全体的にあまり説明の必要はないと思いますが、パンツの「神話級 スリススケイル レッグラップス」「シャドウストライク」メインの場合の定番装備、ブーツの「神話級 毒針グリーブ」「ニダラのジャストファイアブル エンズ」の強化目的だと思いますが、加えて耐性確保も考えた選択のように見えます。

カカシのヘルスリセットまでのタイムは22秒程と、全く申し分のない火力で、シャッタードレルムも65を戦った感じからすると75も行けると思いますが、ディフェンスはそこまで強くはないのであくまでヘルス変換頼みのような感じです。ただ、生命力型よりは火力が高く実力的にも上なのは間違いないでしょう。

GrimDawnTools
ベルトは同じものを用意できないので、コンポーネントや増強剤を少し変えて調整しました。ただシャッタードレルム中心で戦う場合はもう少しディフェンス寄りに調整した方が良いと思います。

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続いて2刀型のバージョンですが、ya1氏から出ているので見てみます。→ リンク 武器に「シャドウ ストライク」のスキル変化がついたレアダガーの「ロクシミア フロストブレイド」「チルハート」のコンビで、イメージ的には以前紹介したSuperfluff先生の冷気スペルブレイカーと同じような火力特化の作りですが、「アニューバーの指輪」2個は反則だし、レア装備のレア度も高いので再現は難しいです。

一応、リングの片方を「モルゴネスの始まりの指輪」にして、コンポーネントや増強剤も少し変えて整えてみましたが、これでも、カカシのヘルスリセットまでのタイムは20秒とかなり火力は高いです。ただ、シャッタードレルムでは65シャードでも簡単に死ねる感じなので「インクィジター シール」も取ってはみましたが、それでもちょっと厳しいです。ということで、実力的にもSuperfluff先生のスペルブレイカーと同じような感じです。(・_・;)
こちらは、流石にシャッタードレルムで戦うには脆すぎですが、火力が強力なので本編やクルーシブルであれば非常に楽しいです。

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そして、上のthejabrixone氏からも追加で「ネックス」「オルタス」を使った2刀バージョンが出ました。で、こちらはカカシのヘルスリセットまでのタイムは驚異の17秒!と強烈です。やはりシャッタードレルムだとディフェンスが少し弱い感じがありますが、多少死んでもOKなら、このままでも十分戦えそうで、両手型よりはこちらの方が上ではないかと思います。

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インフィルトレイターであれば「裂魂」よりは2刀だと思いますが、シャッタードレルムではやはり両手武器よりは2刀の方が有利で、特にレア武器2本の場合はかなりの違いが出てくる感じがします。


まあ、最初にこのセットを見たときから、いつものごとく結局はインフィルトレイターが美味しいところを持っていくのかな?と思っていましたが、まさに読み通りという感じです。(・_・;)

一応最後にシャッタードレルムを想定して自分用に少しアレンジしてみました。武器は「ロクシミア フロストブレイド」2本の強打を連発する感じは楽しいのですが、やはりスキルの回復効果のせいか「ネックス」「オルタス」の方が安定感があります。あとは、パンツ、ブーツと星座にも物理耐性付きのものを加えて、星座「イオンの砂時計」「シャドウストライク」のリチャージを短縮させるという狙いです。

シャッタードレルムの65~75までやってみましたが、以前紹介したNery氏の「ウグデンボーグ チルストライフ」「シャッタード ガーディアン」セットのタイプと比較すると、こちらの方が火力は上ですが、安定感ではやはりNery氏の方が上で、どちらが良いのかはなかなか判断が難しいです。

結論として「果て無き夜の防具」セットを使ってみて分かるのは、ある意味予想通りではありますが生命力より冷気型のほうが火力は遥かに上。冷気型ならリーパーよりインフィルトレイターの方が上。という感じでしょうか。そういう意味ではリーパーはなんとか生命力型で活躍してほしいところです。

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冷気型ナイトブレイド用のセット装備というは、どんどん増えてきて今やかなりの数がありますが、結局は武器攻撃型かキャスター型の違いしかない感じで、何を使ったとしてもそれなりに強いです。(・_・;)


先日のパッチでは変更件数は多かったものの、最終装備としては新規追加されたもの以外はあまり大したものがなかったので、わずか1週間で終了してしまいました。(一気にやり過ぎ。(・_・;))ということで、年末は他のゲームでもやりながらゆっくり過ごすことになりそうです。(・_・;)

2019年12月6日金曜日

カーニバル・ロウ:冷気&生命力リーパー

今回は「果て無き夜の防具」ことモルゴネス・セットを使ったリーパーのビルドが、想定通りにいくつか出てきたので実力の程を確かめてみましょう。(・_・;) まあ、いくつかありますが、ここはやはり、一流のプロが手掛けた確かな品質と信頼の品ということで、(・_・;) Nery氏の冷気型と、現代の巨匠mad_lee氏の生命力型の2つを見てみることにしましょう。

実はパッチ後は英語環境でプレイしていたのもあって「モルゴネス」という名前がしばらく覚えられなくて、ボスの名前って?「モルグール」でもなく「モンゴメリ」でもなく「森ゴリラ」でもなく「マリオ・ゴメス」でもなく...(誰だそりゃ。(・_・;))たぶん「モンゴルッスね?」とか、言ってました。(何故問いかける。(・_・;))

タイトルはAmazonオリジナルの海外ドラマからで、架空の国で人間と妖精やコボルドなどの異種族が普通に暮らすというファンタジーものではありますが、時代背景が産業革命時代のヨーロッパで、役者が英国系の俳優で固めてあることからもイギリスをイメージしているようです。ただ、「ハリーポッター」や「マジシャンズ」とは違いコメディ要素はなく暗くて重々しい大人のファンタジーと言う感じです。で、問題は面白いのか?というところですが、シーズン1は8話しか無いこともあって判断が難しく、これからが本番ってところでしょうか。ということで、今回のパッチで追加された新装備ですが、こちらも今ひとつ判断が難しい感じで、これからでしょうか?(・_・;)

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まず、モルゴネス関連の装備についておさらいしておくと、「果て無き夜の防具」セット4点に、リング、ブーツ、パンツ、両手メイスも単品で同じようなステータスのものがある上に、全て同じ場所で出るMI品というのが、今までにない特殊な感じですが、セット装備については、時間的には短時間で回れることもあり「覇者」セットよりは集めやすいのではないかと思われ、ラスボス以外からもレジェンダリーMIが出るという意味ではお得感が高いダンジョンではないかと思います。セット装備に関しては、やはりリーパーがベストだとは思いますが、武器に関してはシャーマンがメインになってくると思うので、同時に使う必要は全く無いと思います。

「果て無き夜の防具」セットについては、「シャドウストライク」「ボーンハーベスト」「イル オーメン」のスキル変化に、雷→冷気変換、刺突→生命力変換がポイントですが、難点としてはグローブに攻撃速度強化がないので、武器攻撃型にする場合はここをカバーする必要が出てきます。あとは装甲値が高めなところに、3セットボーナスに装甲強化18%があるので素のディフェンス力はあります。


では、Nery氏の冷気型リーパーから行ってみます。定番的な2刀型冷気ナイトブレイドそのままにセットの箇所だけを「果て無き夜の防具」セットのに置き換えた感じで、ある意味無難な構成とも言えますが、こうすることで他のビルドとの比較ができるという見方もあるでしょう。→ リンク

動画ではグラディエーターのW151-170 が5分25秒ということで、十分に合格ラインは超えている出来と言って良いと思います。まずレシピ通りで作ってみて、カカシのヘルスリセットまでのタイムを計ると20秒弱で火力的に全く不足はありません。ただ、シャッタードレルムの65-66を戦った感じだとちょっとディフェンスが危なっかしい感じなので、「瀕死の神」を外して星座を少し変更しました。これで、かなりマシになりましたが属性値ももう少し体格に振り直しても良いかもしれません。

ということで、火力的にはこれでも十分なので75-76も大丈夫だとは思いますが、インフィルトレイターと比べて何かアドバンテージが有るのかというと、大して変わらない気もするし、さらにディフェンスを安定させるために「シャッタードガーディアン」セットに変えると今回のセットの存在意味がなくなるので、「う~ん」と唸ってしまう感じもするところです。(・_・;)

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流石に冷気型のナイトブレイドは研究しつくされているので間違いのない強さで、合格と言って良いでしょう。まあ、同じ強さならインフィルトレイターの方が遥かにお手軽に作れるというのは確かだと思いますが、「ネクロティック エッジ」のWPSと「ソウル ハーベスト」のバフに、先日のパッチで「イル オーメン」も強化されたので悪くはないと思います。個人的にはネクロマンサーは「マーク オブ トーメント」「アセンション」のような普通のバフスキルになれば随分違うような気もします。

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次に、もう一つ、mad_lee氏の方を見てみますが、こちらは生命力属性で「果て無き夜の防具」セット4点以外にもブーツとリングに新装備を持ってきました。(ただ、リングはやはり簡単には入手できなかったのかLV75の下位版です。(・_・;))GTリンク動画

装備は武器が両手斧の「烈魂」で、リーパー向けとして順当な選択に、アミュレット「リーヴァーの飢え」「ボーンハーベスト」強化用。あとはメダルの「グルの標章」「おや?」と思うところでしょうが「ソウルハーベスト」強化での選択です。また、ベルトはクラス全+は捨ててエレメンタル→生命力変換目的です。

星座は生命力属性の場合は殆ど同じなので解説は不要でしょう。スキルについてはセット装備に沿って「シャドウ ストライク」「ボーン ハーベスト」を重点的に強化した形です。ただクルーシブル用の火力重視のバランスなので「ニューマチック バースト」は低めになっていて、シャッタードレルムではちょっと厳しそうな感じもします。全体的に見ると攻撃速度は諦めたのか特に稼いでいませんが、クリリティカルダメージは高いので一発のデカさで勝負する方針という感じです。

カカシのヘルスリセットまでのタイムは30秒程ですが、ペットの攻撃ボタン無しだとかなり遅くなるので、意外にスキルで召喚するペットの火力が大きいようです。全体的な火力としては悪くはないのですが、やはり冷気型と比べると低めなのは変わらない感じです。シャッタードレルムでは65シャードからやってみましたが、残念ながら脆すぎて通常マップでも簡単に死ねます。なので、かなりディフェンス方向に調整する必要がありそうですが、そうすると更に火力は落ちるので、やはりこのビルドはクルーシブル向けということになるかと思います。


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このビルドは動画だけでフォーラムの記事としては出ていませんが、やはりmad_lee氏もちょっと微妙かな~という感じだったのかもしれません。まあ、生命力型のリーパーはナイフ投げ以外は成功例を見た記憶がないので難易度は高いと思います。

追記:
記事が出ました。(・_・;) → リンク 75-76シャードの動画を見るとヘルス変換の力でゴリ押しするスタイルで、予想通り結構死んでいるものの意外にイケてる感じです。


スキルで召喚されるペットは、リングのスキルが触手で最大3匹、青いポータルみたいなのがセットスキルで最大2体ですが、共にプレイヤーボーナス型です。

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最後に自分でもチャレンジしてみますが、やはりリーパーということであれば生命力型で行きたい感じがしますので2刀型で組み直してみます。まあ、やはり生命力型だと攻撃速度を確保するのがちょっと難しい感じがしますが、となると他で火力を出す必要があるので、今回は耐性低下を積んでみることにしました。また、最終的には「シャドウ ストライク」「ボーン ハーベスト」もポイントを減らして、すでにセット装備の意味がなくなってきた感じはしますが、(・_・;)「リーサル アサルト」「ソウル ハーベスト」のバフ頼みの構成です。あとはアミュレットだけが決まらず、相当試行錯誤を重ねていたところ、前回の「オレクスラのフラッシュフリーズ」を思い出しました。そうです、ついに伝家の宝刀「ブレイド トラップ」を使う時が来ました。(・_・;)

「夜の囁きの導管」「ブレイド トラップ」に生命力ダメージ、100%刺突→生命力変換、-30%捕縛時間短縮を追加するのランダムAffixがあり、おそらく、多くの人がこの導管をクラフトした過程で失敗作として1,2個は入手できているものと想像できますが、(・_・;) 生命力型のナイトブレイドという、まさにこのビルドでしか使う機会がないような最適なAffixです。(・_・;) そして、12ポイントで防御能力-35%というのは500~700くらい下げられるので、シャッタードレルムでの厄介な雑魚をサクッと片付けるのに役立ってくれそうです。

パンツは攻撃速度を出来るだけ上げたいので「キングス」付きを使ってみましたが無くても「神話級 バルバロスのショース」で代用できるので必須でないし、どちらかというと「ソウルハーベスト」強化付きの「リーパーズ レッグガード」のほうが良いかもしれません。また、ベルトもAffixは何でも可能だと思います。要は耐性低下を積んだところに武器の「マルマスの布告」とベルトで、冷気とカオスの50%を変換させてフラットダメージを乗せておこうという狙いです。

星座は定番的な部分以外は、攻撃速度を重視した配置です。スキルは武器攻撃型なのでWPSはネクロマンサー、ナイトブレイドが50%ずつで合計100%になる感じに合わせたのと「ブレイド トラップ」に12ポイント振ったのがポイントです。あとは耐性超過、行動系耐性も最低限確保してほぼ万全かな?(・_・;)

カカシのヘルスリセットまでのタイムは35秒くらいで、結論から言うとディフェンスはまずまずですが火力は冷気型に比べるとやはり及ばない感じです。しかし、シャッタードレルムでは物理耐性と装甲がそこそこあるのと、ヘルス変換はかなり強力なので結構行けます。また、肝心の「ブレイド トラップ」が素晴らしい効果で、防御力が下がるところに耐性低下も加わるのでクリティカルの赤文字がガンガン出るのが楽しいです。(・_・;) まあ、-30%だとネメシスなどの138%クラスには効かないはずですが、「アイアン メイデン」「ファビウス」にも一瞬は入ることがあり、タイミングが良ければクリティカルもちゃんと出てくれます。

ということで、無事に65シャードから75シャードまで一気に行けましたが、Nery氏の冷気型に火力は負けるものの、クリアのしやすさということでは互角ではないかと思います。一応75まで行った後の76を動画で撮ってみたのでサンプルとして出しておきます。途中で一回死んでしまいましたがどんな感じかは分かると思います。流石に「三神の秘密会議書」のマップで最初に2体同時に突っ込んできたり、マップ中央までしか来ない相手だったりすると厳しいですが、一対一なら「クバカブラ」「アレクサンダー」も含めどんな敵でも張り付き倒せるので悪くないと思います。

サンプル動画:76シャード

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ついに「ブレイド トラップ」メインのビルドを作れた~\(^o^)/ と、さらにマニアック路線を突き進んでいる感じですが、(・_・;) よく考えるとこの「ブレイド トラップ」のAffixは耐性低下も付いているので、かなり強力なスキル変化という感じにも思えてきました。一応75シャードをクリアできたので日wikiに載せようかなとも思いましたが新セットはwiki内にまだデータが無いし面倒そうなので止めました。(・_・;)

2019年12月2日月曜日

ゴリアテ:毒酸ペット・リチュアリスト

流石に7人の魔術師のリングは疲れましたが、正直なところ、このレジェンダリーリングを2個も使うビルド例は禁止にしないとダメかな、という気もします。(・_・;) まあ、そこまで必須な性能という感じではないと思いますが、「コンサルの指輪」は貴重なペットへの属性変換があるので、これを使った壊れビルドとかが出ないことを祈りたいところです。(・_・;) で、今回ですが、ダンジョンに嵌っている間に色々と注目すべきビルドが出ていますが、ここはSR115クリアを達成したsigatrev氏久々のペット・リチュアリストを試してみたいと思います。→ リンク  あと、GrimDawnToolsも更新されましたが、一部ワールドマップなどは日本語になっていなかったり、新エリアが無かったりと完全ではないようです。

タイトルは弁護士物の海外ドラマで、邦題は「弁護士ビリー・マクブライド」ですが、落ちぶれた弁護士が一人で巨大な相手に立ち向かう、ということでのタイトル名らしいです。で、シーズン1はなかなか面白かったものの、シーズン2で作風が一変して賛否両論、そしてシーズン3では前シーズンの背景を引き継ぎつつもシーズン1に戻した感じで、ホッとしました。(・_・;) で、今回のsigatrev氏のビルドのタイトルが「グルの悪意」セットをもじって「GhOLIATH 」となっているところから持ってきたわけですが、かつてのカオス・カバリストのような火力特化のスタイルとは作風が一変しており、そのイメージだと???という感じもするかもしれません。まあ、シャッタードレルムには非常に不向きなペットビルドが巨大な相手に立ち向かっていくために、現実を見た上で「すべきことをした。」というところなのかもしれません。(・_・;)


とか思っていたら、上でダメだって言っているのを全く聞いていない感じのsir_spanksalot氏から「セスリスの指輪」を2個使った酸報復ウォーロードが出ました。(・_・;) → リンク

まあ、基本的には少し前から動画の方では頻繁にテストで出ていたビルドですが、ようやく記事に出す気になったようです。個人的には目新しい部分はないですが、「メンヒルの防壁」の代わりに「三神の道」を取ったところと、「応報」「リプライザル」などは低めでリチャージ短縮や耐性低下に注力して火力寄りのバランスにしたところが、クルーシブル主体の常連人ならではという気がします。

GTリンク
火力重視の構成ではありますが、報復ダメージ自体はさほど高くなく、どちらかというと耐性低下と属性変換で火力を出そうという考えで、シャッタードレルムも深くまで行くのではなく75-76辺りで最大のパフォーマンスが出ることを狙った作りというところで、こういうのも当然ありだと思います。

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で、パッチでのエピックやAffixの変更点も確認できるようになりましたが、大部分はAffixの変更で、レアは装備レベルで種類が多いので件数としても多くなった、ということのようです。Affixについては多くはスキル強化が+1から+2になったか、あるいは耐性が追加された程度ですが、行動系耐性が付いたものに関しては価値が上がるのではないかと思います。いくつか挙げてみると、

接頭辞
・クレリックス(ベルト) 25% 気絶時間短縮
・コンセクレイテッド(すべての防具) 25% 減速耐性
・デモニック(すべての防具) 30% 気絶時間短縮

接尾辞
・オブ アノマリーズ (リング) 35% 気絶時間短縮
・オブ アマラスタズ フラーリ(リング、アクセサリー)35% 減速耐性
・オブ サバイバル(ブーツ) 35% 気絶・凍結時間短縮
・オブ ザ カバール(すべての防具) 35% 気絶時間短縮 
・オブ ザ ディヴァイナ(リング) 35% 気絶時間短縮
・オブ ストーン フィスツ(グローブ) 35% 気絶時間短縮

それ以外では、

・オブ ザ アビス(両手武器)+15% 攻撃・詠唱速度、14% 標的のダメージ減少・ 20% 標的の耐性減少 を 5 秒

攻撃・詠唱速度追加にダメージ減少と耐性低下も強化されて「バートホーレムズ ウォーモール」「オブシディアン ウォー クリーバー」からFG以降で追加されたハルバード系の両手武器で強力なブーストになるのではないかと思います。

・オブ ベンジェンス&オブ ブライト(盾) 全報復ダメージ

報復ビルドにおいては低レベルからでも使えるという意味でも大事なところです。


あと、エピックに関しては、こちらも多くはスキルと耐性の強化で、まあ、最終装備としても有効なものはあまりないと思いますが、初心者がレベリング時に使うものとしては、かなり選択肢が増えた感じで、バニラ派閥の店売り装備品の強化などは素晴らしいものの、既存のプレイヤーは使う機会がもうないと思うし、このあたりに関してはXBOXに向けに整備しておこうという考えかもしれません。

気になったところとしては、

・神話級 メイジロードのグリーヴ(ブーツ)30% → 50% 減速耐性
減速耐性確保用としては「神話級 最後の進軍」がよく使われていましたが、強力なライバルとなりそうです。

・ヴァンガード オブ ザ リージョン(盾)8% 物理耐性
かつては定番品の位置づけでしたが、これで名門復活となるか?(・_・;)

・神話級 テネブリスの鎌(両手斧)物理 → 生命力ダメージ の 50% を カオスダメージ に変換

レジェンダリーは雷→カオス変換にオカルティスト+2のところ、こちらは生命力→カオス変換にネクロマンサー+2ということで、なかなか面白い感じです。特に今回エピックの両手武器はかなり強化されているので、以前よりはかなり使えるようになっているのではないかと思います。

最後にそれ以外も少し。

・神話級 死の弁者(オフハンド) 「イル オーメン」のスキル変化 -10% → -18% 冷気耐性
突然謎な盛り方...(・_・;)

・アナイアレイション(レリック)メテオ 636 → 1200 燃焼ダメージ (3 秒間で)
倍増かよ...(・_・;)


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続いて、パッチによる新要素の中で書いていなかったことについて補足しますが、実績「契約のお手伝い」でリグの仲間を一回の冒険中に5人倒す、というのがありますが、リグとの会話の中で「そいつらを連れて来いよ!」という選択肢を選ぶことで出現するようです。


で、問題はどこに出るかですが、私の場合は下の3箇所にいるのを確認しました。ただ、毎回同じ場所に居るわけではなくネメシスなどのように何箇所かのランダムで出現するようです。また、必ず4人一組で出るようなので、5人倒すためには1セッション内で2箇所を探す必要があるでしょう。

「コルヴァン砂漠」リフトから真っすぐ北に進んだ辺りで発見。

こちらは「炎陽オアシス」にある「ホランの至聖所」に入ってすぐのところです。

こちらは「アビド遺跡」リフトから少し下にいった「アテフ寺院」の入口前辺りです。

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次にちょっと気になったビルドとしてPlasmodermic氏のネックス&オルタスを使った冷気2刀型のスペルブレイカーに触れておきます。→ リンク

ちなみに、時間がなくて取り上げる機会がないですがPlasmodermic氏のビルドはどれも素晴らしいアイデアに溢れているのでぜひじっくり見てほしいです。特に刺突属性に変換したダブルルーン型のインフィルトレイターなどは傑作という感じで実に素晴らしい出来です。→ リンク 参考までに動画一覧も → リンク

で、今回も素晴らしい出来だと思いますが、ビルドの構成などは置いておくとして、動画を見るとフラッシュフリーズで「カイザン」「迷いし者の死神」などのネメシスがガンガン凍結しているのが驚きです。ちょっとおかしいな、と思って一年前くらいに「オレクスラのフラッシュフリーズ」で実験したときの記事によると「センチネル」の凍結耐性は170%と書いてありましたが、GrimDawnToolsのモンスターデータベースでは500%以外で最高なのは138%のようなので、どこかの時点で敵の凍結耐性は一律で下げられていたようです。ということで、現在においては、おそらく、凍結できないのは「コルヴァークの発現」以外のセレスチャルとアンデッド系の「ムージラウク」「アルカモス」「マルカダール」くらいではないかと思います。

ということで、「オレクスラのフラッシュフリーズ」が使えない、などという考えはもう改めたほうが良さそうで、となると「ブレイド トラップ」についても同じことが言えるかもしれませんが、まあ、刺突・出血で、近接型だとあまり役に立たないと考えると、やはりナイフ投げくらいしか... (・_・;)


GTリンク
いや~それにしても、セット装備ありきとはいえ、ついに「オレクスラのフラッシュフリーズ」も使える時代になりましたか。(・_・;) とりあえず、5chあたりでいつまでも「フラッシュフリーズ使えね~」などと書き込んでいると「いつの時代の話だ?」とか言われかねないので注意しましょう。(・_・;)

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では、本題。まあ、SR115というのは流石という感じもしますが、高難易度のシャッタードレルムでは本体は殴られたら一発で即死しかねないダメージが来るので、そこをどうするのかというところが最大の難関となります。そこで、sigatrev氏が最終的に出した答えは、可能な限りペットのヘイトを強化して本体に向かってこないようにするということだったようです。

構成としては、「グルの悪意」フルセットに「神話級 うわばみのサークレット」「サモン ブライトフィーンド」をメインに強化、あとはリングの「神話級 ユゴールの脳梁」2個で毒酸ダメージ強化というところまでは、まあ普通です。そこに、武器、オフハンド、アミュレット、レリックは全クラス+1を目的とした選択で、これはペットのヘイトを最大限上げるためには、スキルポイントを可能な限り上げる必要があるというところからの選択になるかと思います。

星座に関しては、最も重要なのは「春の乙女 イシュターク」で、星座スキルでのヘイト強化として必須になります。というかそれが全てという感じでそれ以外は耐性低下の「噂の女王 マーマー」を取りつつ本体のヘルス再生強化を盛り込むという感じでバランスを取った感じに見えます。最後にスキルですが、柱となる「サモン ブライトフィーンド」は限界までのフル強化で、ヘイトを最大まで上げるのを最優先としています。次に「サモン ブライアソーン」「グラウンド スラム」にヘイト増加があるので可能な限り上げています。あとは、「リープスピリット」「カンジャー プライマルスピリット」が火力をフォローするという感じの構成です。それ以外では本体のディフェンス強化で「ウェンディゴ トーテム」「ディケイ」もフル強化しているところが目を引きます。全体的に見ると重要なスキルのポイント数をよくこれだけ稼げているな、と思いますが、逆に言うとこのための全+1を優先した装備選択ということになります。

自分としても、最終的には「サモン ブライトフィーンド」「リープスピリット」メインのカバリストを作ったので、狙いとしては非常に近かったのですが、星座は「瀕死の神」はシャッタードレルム用としては難しいので「モグドロゲン ザ ウルフ」にしました。で、sigatrev氏の場合、ヘイト増強のために「春の乙女 イシュターク」を選ぶというところが非常に徹底している感じですが、これと「ウェンディゴ トーテム」の回復がディフェンスの柱になっている感じです。

では、作ってみますがレアのパンツに関しては再現が無理なのでAffix「タスクマスターズ」までが精一杯です。このため、メダルのコンポーネントは「防護石」にしてエレメンタル耐性をカバーしました。カカシのヘルスリセットまでのタイムですが24秒と思ったより速いです。これは時間が経つに従って加速していく感じなので毒のDoTダメージが効いているようです。そして、シャッタードレルムの75から戦ってみた感じは、やはり火力的には物足りませんが、これは攻撃用の星座がなく範囲攻撃力が殆どないのでやむを得ないところでしょう。ただ、ディフェンスに関してはすこぶる良好で、本体が殴られることが非常に少ないし、殴られてもある程度は耐えることが出来ます。問題となるボス戦は、立ち回りや操作がまずいと流石に危ない場面もありますが、ヘイトさえコントロールできれば時間はかかろうとも確実に倒せるので問題なくクリア可能です。

全体的に見ると、ペット本来の爽快感はないですが、抜群の安定感に攻守のバランスもこれ以上は難しそうなギリギリのところで釣り合っているのが流石としか言いようがない素晴らしい出来です。それにしてもよく115シャードまでやるな~という感じがしますが、普通の人が同じようにできるわけではないので、子供は真似しないように。(・_・;)

GrimDawnTools
おそらく、普通の人がペットビルドで75シャード以上を戦う場合の最適解ではないかとは思いますが、かなり妥協を強いられている感じで、今後のパッチでもう少しペットへの強化がないとシャッタードレルムでは苦しい感じはあります。

おまけ
「異端者の墓」でやりすぎたためについに8,000時間を超えてしまいました。(そろそろ辞めた方が良いかも。(・_・;))