第2章:守護者の目

前回までのGrimDawnTownは!
突然姿を消したカースンの手掛かりを探すため、ドゥーアーレーはカースンの部屋を捜索するが、そこで見つけた書物に書かれていたのはビルド作成の全記録だった。

今回は星座だが、いろんなケースがあって難しいので、Tier 1は岐路の種別、Tier 2,3は使用頻度が高いという辺りで書いてみる。


Tier 1アセンダント上昇(紫)

Tier 1ではトップレベルの性能を持つ星座。以前よりは弱体化されたがそれでも優位性は変わらない。発動スキルの火力+射程距離が長いので、発動率の高いスキルに割り当てるとかなりの割合で出る。範囲攻撃力がほしいケースはもちろん、魔法系でも大抵物理からの変換があったりするので悪くない。また、ボーナスが紫3,緑3なのでいろいろなケースで組み合わせやすいところも優れている。

カオス 混沌(赤)
ジャッカル
優れているというよりは、3ポイントで赤3なので、足りない時に取りやすいということから使用頻度が高い感じだ。効果はさほどでもないがどんなケースでも可もなく不可もなくビルドを選ばないのが良いところ。

エルドリッチ 不気味なもの(緑)

これは発動スキルはないものの3ポイントにしては優秀。+3% 攻撃能力と+8% クリティカルダメージはあらゆるビルドで有効なステータスで、うまく当てはまりそうな場合は優先的に使うと良い。

あと、ここで個人的に押したいのが「蝙蝠」。発動スキルの見た目はややしょぼいが生命、出血属性が入っていれば結構強くヘルスも回復するので、発動率の高い星座につけると結構強力だ。

オーダー 秩序(黄)
ドライアド
ステータスも程よく揃っていて、LVが上がると常にヘルス回復、中毒・出血短縮のバフとして機能するので特に初心者向けにはありがたいが、ボーナスが少なく「ヒョウ」「亀」の方がポイント的には取りやすいということで、意外に取るケースは少ないかもしれない。

もう一つ外せないのが、「アサシンの刃」。物理・刺突を使うならほぼ必須。発動スキルは4ポイントで取れるので場合によってはそこまでしか取らないのもあり。

プライモーディアル 原始(青)
船乗りの指針
大抵のビルドで最有力になるのがこれ、発動スキルはないもののビルドによっては耐性が揃っている上、移動速度が+8% と高く、これが足りないビルドは取ることを半ば強制されると行っても良い。オーダーはいらなくてもこれだけは取るというケースも多いと思う。


Tier 2
このグループは多いので同系統で比較という感じにしてみます。

「ビヒモス」+「死者のチャリオット」
ヘルス回復用として全ビルドの8割程度はこの2つとTire3の「生命の樹」の3つの中から最低どれか一つを組み込む形になると思う重要な星座。「ビヒモス」がヘルス主体の保守的で「死者のチャリオット」はステータスの攻撃能力と発動スキルの防御能力UPで火力重視向き。

「マンティコア」「ソレイルの魔剣」「未亡人」「女狩人」「ローワンの王冠」
耐性低下のデバフ型星座だが、対象となる属性を使う上では、ほぼ必須となる。「マンティコア」に関しては全耐性となるので毒酸属性ではない場合でも有効。「ローワンの王冠」だけは必須という感じではないがエレメンタル系ならできるだけ使いたい星座。

「真面目な見張り」「水の番人ウロ」
共にボーナスが黄2、青3で調整に使いやすいことから使用頻度が高い。「真面目な見張り」は発動スキルはないが、防御能力に優れていてディフェンス力が不足している場合の補強として使いやすい星座。「水の番人ウロ」は各種耐性が充実しているので不足している場合や、また地味ながらエナジー吸収耐性(エナジー再生の低いビルドはエナジーを吸収する敵に吸われると完全にエナジーが枯渇して非常に厳しい)もありがたみがある。そして発動スキルはアルカニストのナリフィケーションに似てデバフ解除が非常に役に立つ。発動率が100%なので通常は普段使わないスキルにこのスキル発動専用として割り当てておいて必要な時にそのスキルを使うことで発動させるという使い方になると思う。というところでこの星座は特に近接型のビルドにおいて役に立つ星座。

その他、「クラーケン」は両手武器型ならほぼ必須。「ウェンディゴ」はヘルス回復が不足する場合の手段として有効。



Tier 3
このグループはどれも非常に強力なので全部さらっと触れてみよう。

忌まわしきもの
途中から毒酸とカオスに分岐し2つの発動をスキルを持つ珍しい星座。通常はどちらかの発動スキルだけを取るというのが一般的だが、カオス側のスキルはヘルスupが美味しいので毒酸メインの場合は全部取るという選択もあり。

イオンの砂時計
各種耐性が充実したステータスに発動スキルがクールダウン短縮という変わり種の星座。クールダウン短縮はいろんな活用が考えられるが、アルカニストの「スター パクト」の短縮と合わせて「エレオクテスの鏡」「デヴァステイション」の稼働率を上げるパターンは確立されている感がある。

盲目の賢人
発動スキルの「エレメンタルシーカー」は大量に発生させると結構な火力で、メインの属性がエレメンタルならぜひとも取りたいところだが、単体で火炎、冷気、雷の属性を使う場合に比べて少数派なためか、あまり使ったビルドを見る機会は少ない。また全てのポイントをとらずに発動スキルだけ取るパターンの方が多いかもしれない。

瀕死の神
発動スキルの生命・カオス、クリティカルダメージのブースト量が半端じゃないものの、ヘルスが毎秒単位で減っていくというメリット・デメリットがあるリスキーな星座。充分なヘルス回復手段を用意していないと逆に危険になる。また、この星座を最大限に活かすにはペットを使いたいところだが、そうなるとクラスが非常に限られてくる。星座自体の攻撃能力のステータスが優秀なので発動スキルは取らずに3,4ポイントだけ取るというパターンの方が目にすることが多い。

リヴァイアサン
発動スキルの火力に不足はなく、冷気属性メインなら是非取りたい。必要ポイントが盲目の賢人と近いため、そちらも取るか最初のうちは迷うかもしれない。星座は振り直しが簡単なので色々試してみよう。

エンピリオンの光
パッチで強化されたりしたが、正直な所これを採用したビルドを見ることは殆ど無い。決してステータスが悪いわけではないが必要ポイントの近い「生命の樹」「メンヒルのオベリスク」と比べると採用するメリットが低いというところが影響していると考えられる。(実は、初期の火炎・イーサー型ウォーロックは採用していました。(・_・;) )

モグドロゲン ザ ウルフ
ペットビルドでは必須とも言えるが、一方で出血ビルドでも必須に近い優秀な星座。というか、他にはコメントのしようがない。

メンヒルのオベリスク
装甲と報復に特化した星座だが、発動スキルの装甲のブーストが強烈。取得パターンは3つあり、盾持ちで報復を使う場合は全部。盾持ちで報復はいらない場合は6ポイント。盾持ちでない場合は1~3ポイント。必要ポイントが「生命の樹」に近いので合わせて取るケースをよく見かける。

オレロン
ステータスも優秀なら発動スキルも文句なしということで、物理属性メイン、ソルジャーメインなら真っ先に取得を考えるべき星座。

天の槍
ステータスは問題ないものの、発動スキルが「ウルズインの松明」のような範囲攻撃タイプでないため若干コレジャナイ感がある星座。このため火炎属性で「ウルズインの松明」「マギ」なら圧倒的に前者を使うが、雷の場合はこれを取らず「テンペスト」だけを使うというケースをよく目にする。

生命の樹
クルーシブル以前ではこれさえあれば安泰といえるほど絶対的な信頼性のある星座だったが、弱体化とクルーシブルではヘルス変換の方が効率が良いケースも多いためか以前よりは使用頻度が減った。しかし発動スキルはヘルスだけでなくエナジーも強力に回復するためビルドによってはエナジー確保も兼ねて取るというケースも有りえる。

ウルズインの松明
発動スキルは、星座スキルの中では非常に範囲攻撃力が高い特徴を持ち使い勝手にも優れている。ステータスも2ポイント目に+5% 攻撃能力があるので別の属性のビルドでもこれだけ取るのは有りだろう。火炎属性メインなら必ず抑えておきたい星座。

無名戦士
刺突・出血の強化にヘルス変換ということで星座自体は優秀だが、場所の関係でナイトブレイドメインのビルドにしか使われない。他の場所にあればもっと使われただろうにと、やや残念さが感じられる星座。


では星座についても使えない物をあげてみましょう。
「ヒドラ」
やはりナンバーワンはこれに決定。エレメンタル属性で遠隔武器必須という、まったくここからビルドの形が想像出来なく、使っているところを見たことすら無い、ヒドラというよりヒドイと言いたくなるマイナーな星座。せめて遠隔武器必須は取り払うべきだろう。

「戦争の使者」
報復ビルド自体がマイナーなので、当然のごとく使用頻度が著しく低い星座。多くの人がこれを使うこと無くこのゲームを終えるだろう。

「秋猪」
この星座に関しては、ステータスが悪いわけでなく発動スキルも使えないわけではないはずなのに、使っているところを見ることが極端に少ない星座。他の有用な星座に競争で負けた下町の商店的な哀愁漂う存在。

「蟹」
これも性能は悪くないはずだが、とにかく使われない星座。まあ、アセンダント(紫)のグループはやや汎用性に欠けるところがあるので使用頻度の少ない星座が多めという気がする。

その他ペット専用星座などのように、ペットビルドを作らなければ永遠に使うことはないようなものは他にもいくつかあります。しかし、一度はそういうマイナーなものを使って予想外のビルドを作ってみてみたいものです。


星座は、ネメシスと倒すとたまにドロップする。「明晰のトニック」で全リセットできることと、スピリット ガイドでの振り直しもスキルとはポイント数自体に差があり費用が上がりにくいため気軽に振り直しができます。問題は依存関係が分かりにくく思ったように取り消しできないことで、面倒なら思い切ってTire3星座から取り消して行って10ポイント以上位確保したあとで依存関係を解消し、それからまとめて取り直したほうが早い場合もあります。



GrimDawnToolsで見た毒酸・生命型カンジュラーの星座画面
全部のポイントを取っていない星座がありますが、特にボーナスのないTire3は全部取らないケースのほうが多いかも。また、Tire3以外でも1,2ポイントしか取らないケースというのはよく有ります。この場合は余った端数のポイントで不足した耐性であったり、ヘルス+○%、攻撃能力+○%辺りを取るケースが多いと思います。



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