前回までのGrimDawnTownは！
グラディエーターをクリア出来るビルドの作成に成功したカースンは、最新技術を導入してバトルメイジとパイロマンサーを蘇らせる計画を開始した。まずバトルメイジに着手し見事パワーアップに成功するが、大きく容姿を変えてしまったその姿にカースンは少なからず心を痛めるのだった。
バトルメイジを改造した後、残るのがパイロマンサーですが、アイテムスキルで火力を確保していたため、簡単に火力UPができず、ディフェンスもファビウスにすら負ける始末でこれは難航しそうです。
長いこと良い案が浮かばず悩んでいましたが、あるとき突然思いつきました。両手武器から片手＋盾持ちに変えてみるというのは誰でも考えそうなところですが、当然火力は落ちるだろうし単に盾持ちに変えただけでディフェンスが大幅に上がる気もしません。ですがこのビルドはもともと武器切り替えで近接型と遠隔型を切り替えられるのが面白さだったので、盾持ちということは、そう2丁拳銃が使えます。クラーケンが外せるので、星座「ウルズインの松明」を使えば火力もなんとかなる気もするし、「生命の樹」が使えないのは「ビヒモス」や「死者のチャリオット」で代用可能な気もするし、2丁拳銃ビルドは少ないのでうまく行けば面白いかもということで方向性が決まりました。
星座は全て一新、マスタリーLVも変えて、スキルも大幅変更。これってもう別ビルドじゃない？とも思いましたが実際使ってみると、以前と比べてそれほど違和感が無いから不思議。耐性低下が主体になっているのは変わらず、主力攻撃が武器のアイテムスキルから星座に変わったものの、メテオなのは同じなので思ったほどの違いは感じないのかもしれません。それより、火力がかなり上がったので盾持ちでも充分戦えるのことに加えて、2丁拳銃の火力が強く遠隔型の出番が増えるのがうれしいところです。（耐性低下が多くあれば火力は最低でも良いというのはやはり間違いで、一定の火力を確保した上で最大限耐性低下を積むというのが正解だと思います。もう一つ、以前はオカルティストのマスタリーレベルが15でしたが、あまりにマスタリーレベルが低すぎると属性値が低くて装備要件に届かなくなり苦労することになります。ということで25くらいが限界かなと思います。）2丁拳銃ビルドとして見ると弱点のディフェンスを盾持ちに切り替えることによって克服できるというところがアイデア商品的に見ても、「使わないときは収納できるだけでなく電気代も半分に！」くらいにパワーアップした感じです。
そして装備はここでも流行りのソレイルガーディアンのMIパンツとベン'ジャールMI肩の2つを使うというカンジュラー以降のスタイルが出ていますが「ウィルムボーン ハンドガード」も装備可能になり攻撃はさらに派手になりました。ファビウスも倒せて、チャレンジャーもクリアできたことで非常に時間がかかりましたが改造はうまくいきました。こちらもバトルメイジ同様グラディエーターは難しいですが、このビルド作成時点では、まだグラディエーターのクリアは一般的ではなかったので想定していなかったこともあり、しょうがない部分があると思います。
ここで、大事なところですが、火力がすごく上がったと言いましたが、たしかに前の画像のステータスと比べて攻撃能力の数値は上がっていますがDPSは下がっています。なのに大きく火力だ上がったというのはなぜ？。これはDPSの数値が左クリックに割り当てたスキルの攻撃力しか示していないこと、耐性低下やクリティカルによる上昇分は含まないことなどもあり、総合的な火力としては比較できないのです。仮にDPSの数値が低くても他にダメージを出すスキルが多数あればビルドとしての総合的な火力は充分だったりします。また、持続系（DoT)ダメージや星座・装備のアイテムスキルなどを主体に火力を確保している場合もDPSの数値はたいてい低めになることが多いです。DPSの数値は高いに越したことはないですが、その数値だけでは総合的な火力が判断出来ないので注意です。
さて、このビルドは、耐性低下を積むことによって火力を確保して、武器切り替えによる火力重視とディフェンス重視、近接型と遠隔型を状況によって変えながら有利に戦うという思想で作られており、あまり装備に依存はしていません。そのため他のビルドに比べると色々装備を変えて遊べます。ということで、今となっては若干小粒な感じもしますが攻守のバランスは良好で面白さは充分に出ていると思います。
是非そうであってほしいところです。
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