2020年12月21日月曜日

レイジング ディオン:2H雷ドルイド3連発

 別のゲームをやりながらパッチが出るのを待っていたのですが、今回はなかなか出ないです。(・_・;) 仕方ないのでもう一つだけ記事を出しておくことにしますが、ちょうどValinov氏から久々にクルーシブル3分台のビルドが登場したので取り上げよう、と思ったら、ここに来て何故か他にも雷型のドルイドが出てきて、予想外の雷ドルイド三連発で行ってみます。(・_・;)


そういえば、Wolcenの方は大型パッチが来ましたが、新しいゲームモードを作ってキャラはまた最初から作り直しという、正式リリース後なのにまたちゃぶ台をひっくり返すような掟破りの反則行為をかましてきました。(・_・;) これを受けて翻訳のMatougi氏も「もう、やってらんね~」と思ったのかは不明ですが、今回をもって翻訳作業から退陣。以降はHAC氏が翻訳を引き継ぐという、海外ドラマばりの急展開となっています。(・_・;) ということで、もはやここまで来たら、「良いゲームになるのなら、何をやってもいいから、とにかく頑張って!」という感じでしょうか。(・_・;)

タイトルは、テレキネシスやテレポートなどのスーパーな能力を持つ8歳の黒人の少年(ディオン)を中心とした、いわゆるヒーロー系の海外ドラマです。最近はやたらヒーロー物が多いし、同じような設定の「パッセージ」が、激つまらなく予想通り1シーズンで打ち切りになっているので、(・_・;) 実は全く期待していませんでしたが、意外に侮れなく、亡くなった父親の親友や、同級生の女の子など脇役のおバカっぷりが良いアクセントになっています。 で、この超能力や敵が雷に関係しているところからのタイトルなわけですが、終盤に来て、ちゃぶ台をひっくり返したような予想外の雷ドルイド三連発級の展開になります。(なんだそりゃ。(・_・;))

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ファーストバッターは、またもやShopping氏の新作で、今度は正統派の雷型「プライマルストライク」を使ったドルイドです。→ 動画リンク

で、こちらも前回同様最初はGTリンクが無く、見た目からすると武器は「まさか!「テンポラル アークブレイド」か?!!」とか思いましたが、その後GTリンクが公開されているのを見たら、ストレートに「ウルトスのテンペスト」フルセットという引っかけでした。(・_・;) そして、別の意味で驚きなのが、今回のビルドは火力特化でも無くかなり普通の作りで、星座もディフェンス重視なのがShopping氏らしからぬ感じですが、雷型のドルイドだとやはりディフェンスが問題になる感じなので、「バランスを取るとこうなるよね。」みたいな考えは頷けるところです。

それにしても、アクセサリーの増強剤が「スカイシャードパウダー」でなく「生存者の工夫」なところや、「モグドロゲンズ パクト」「アルケイン ウィル」にしっかりポイントを振っているところ辺りはかなり意外な感じもします。(あと、1ポイントだけ振った「マニフェステイション」が結構謎。(・_・;))

装備はレア無しなので全く同じ構成でSR75-76を試してみましたが、ウォーダーではやや微妙かな?と思っていた「ウルトスのテンペスト」も、意外に悪くない感じで、星座をディフェンスよりにしたのが成功したのかバランスは良好で、十分安定クリア可能といって良さそうな感じです。僅かに難点らしき部分としては、やはり耐性低下が少なめなので耐性持ちとの相性が感じられます。特に火炎・雷属性は「グラヴァ'スル」に時間が掛かるのが結構辛いので、このために日wikiに出している2H雷ヴィンディケイターなどはヘルムとチェストのコンポーネントにクトーニックへの種族ボーナスが付いた「聖化した骨」を使っているわけですが、個人的にはこのビルドでも使った方が良さそうな感じがあります。

GTリンク
このタイプの原点は、jajaja氏がカンジュラーの前に作った、最初期のウルトス型そのものと言っても良い感じですが、今でもちゃんと戦えるというのは結構驚きというか感慨深いところがあります。(・_・;)

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ということで、ちょっとShopping氏のビルドは予想外の展開だったな~とかしみじみ浸っていたところに、(・_・;) eardianm氏からテンポラル アークブレイド」を使った雷ドルイドが登場! まさに海外ドラマばりの出来すぎた展開という気もしますが、せっかくなので見てみましょう。→ 動画リンク

追記:

フォーラムに記事が出ました。→ リンク 

詳しく説明が書かれているので興味がある方は見ておくと良いと思いますが、eardianm氏は結構考え方が自分と似ていて親近感を感じてしまいます。(・_・;) 上の動画の構成からはグローブとパンツが変わっています。また「イスカンドラのエレメンタルエクスチェンジ」を下げていますが、これは正解でこのスキルはこのビルドではほとんど効果が無いはずです。で、代わりに「モグドロゲンズ パクト」ツリーに投資してディフェンスを補強している感じですね。星座は「グール」を外して「エルドリッチの太陽 コルヴァーク」に、防御能力もさらに減ってなにか下のValinov氏のビルドみたいなバランスになっていますが、やけくそ気味でしょうか。(・_・;)


構成は、奇しくも前回の物理型を作る前に作った雷型のドルイドとアクセサリー意外はほぼ同じでしたが、ここでは「プライマルストライク」ではなく、エピックの「ザ・アルケイン テンペスト」3点セットの「イーサー ライトニング」をメイン攻撃に持ってきたところがポイントで、なかなか通な選択だと思います。

それ以外では、星座はこの手のビルドの定番的な配置で、通常は「真面目な見張り」辺りを取るところを他に回した分、防御能力が少し低めという計算通りのステータスという感じです。(・_・;) 全体的には火力重視ですが、ディフェンスもギリギリの線で揃えてバランスを取った形とみて良いでしょう。

こちらも、レアのチェストのAffix以外は同じ構成で作って見ましたが、「イーサー ライトニング」は改めて使ってみると、なかなかに面白いスキルで、威力は当然コンポーネントスキルよりは遙かに上で、しかも場所によってはかなり離れたところまで届くので使い勝手が非常に良いです。ただ、問題のSR75-76となると、雑魚戦は範囲攻撃力があるので快適ですが、ボス戦はやはりディフェンスが弱く、特に殴りの強い相手は立ち回りである程度かわさないと一対一でもやられる感じで、ちょっと安定クリアには届いていない感じがしました。まあ、だから自分としては物理型のドルイドになったわけですが、雷型でこれぐらい火力重視にすると、やはりこれぐらいのバランスになるという、計算通りの実力という感じもするところです。(・_・;)

GTリンク
上のShopping氏のビルドを見ると攻撃速度が足りていないのが分かりますが、アルカニスト込みだと詠唱速度の方が稼ぎやすいので魔法系のスキルをメインに持ってきた方が有利、という考え方もあったのかもしれません。あと、雷型のドルイドはクリティカルダメージを稼ぎやすいので、攻撃能力を上げるのが大事です。

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では、最後にValinov氏の2H遠隔雷ドルイドです。→ リンク

ポイントとなるのは、「魂渦」の100%貫通+「アプヒーヴァル」になるわけですが、これを活かすべく、加えての攻撃能力強化+リング・チェスト・ベルトでの100%イーサー→雷変換が全てだと思います。それにしても防御能力が2,300というのは、また思い切って削ったな~と言う感じですが、(・_・;) 星座も無理矢理「エルドリッチの太陽 コルヴァーク」まで取る配置に、ディフェンスを限界まで削った、まさにクルーシブルのタイムアタック仕様という感じの超火力特化型の作りです。

実は「アプヒーヴァル」については、つい最近じっくり試してみたのですが、やはり攻撃能力が大事で4000近くあると非常に効果が出ます。ということで、攻撃能力を稼ぎやすいクラスが有利なわけですが、雷は魔法系属性なので狡猾性強化は向きません。また、ソルジャーの「ファイティング スピリット」やインクィジターの「デッドリー エイム」込みの場合などは、GrimDawnTools上では高く見えますが常に高いわけでは無いので、発動率を高く保ちたい場合はアルカニストが一番適しているということでのドルイドという考えだと思います。

こちらも、作って見ましたがレアMIは同じものは無理なので微劣化という感じです。で、軽く本編で戦ってみると、雑魚は一発で即死できるし、ほぼ殴られる前に遠距離から殲滅できてしまうので非常に快適です。という具合に、火力は相当に高くGrimInternalsの統計情報で見てもトップレベルの火力が出るのが驚きです。

追記:

少しクリティカルダメージについて補足してみます。以前フォーラムのクリティカルダメージに関する記事を紹介しましたが、→ リンク  この計算機でOA(攻撃能力)の数値を上げていくと当然Chance to Critが上がっていくわけですが、さらに下の方を見ると140%~180%の5段階で Crit Chanceが並んでいて、それぞれの段階ごとに発動率がありこれもOAと敵のDA(防御能力)の差によって変動します。ここでポイントになるのは、今回のビルドはクリティカルダメージが100%もあるので、数値を変えてみると140%~180%だったのが210%~250%に跳ね上がりますね。そして、OAとDAの差が大きくなるほど最大の250%の部分の確率が上昇していくことが分かると思います。ということで、本編の雑魚のようにDAの低い敵は「アプヒーヴァル」が250%クリティカルで必中するので即死するわけですね。(しかも貫通なのでまとめて。)ということで、MI版の構成で無理してまでOA4000を目指しているのはこのためでもあり、統計情報で報復ビルド級のダメージをたたき出せるのもここが理由というわけです。(・_・;)


問題は、遠距離攻撃を有効活用するということでのディスエンゲイジ型のメダルの移動スキルで、日wikiにはバックステップと書いてはありますが、正確には本体の位置を境に反対側に跳躍するスキルという感じで、マウスカーソルが本体の右側にあるときに使うと左側に飛ぶみたいな感じで、同じように後方にカーソルを持って行ってから使えば前方に飛ぶことも出来ます。とはいえ結構慣れないと使い辛いのは確かで、思ったような位置に飛ばせるようになるには相当に練習が必要でしょう。(・_・;)

SR75-76を戦ってみた感じでは、火力は高いのでチャンク1~3のマップは戦いやすくかなり余裕がありますが、ボス戦は殴りの強い相手は一対一でも張り付きのままでは勝てないケースが多いので、立ち回りの操作が良くないと安定クリアは難しい感じです。そして、予想通りですが「グラヴァ'スル」が結構鬼門で時間が掛かります。ともあれ、このようなスナイパー的なビルドは珍しく、非常に新鮮な感じはあるので「魂渦」を使ったことが無い人は是非一度使ってみてほしいところです。


ということで、今回の3つのドルイドは火力が上から弱・中・強の火加減になっているようなバランスになっていて分かりやすいですが、(・_・;) それに伴って調理操作の難易度も上がっている感じです。ただ、構成は違えど結局はバランスの違いで、素の実力的にはどれもそう変わりは無い感じもして、逆に言うと、ビルド間のバランスとしては非常に取れているともいえ、そこは流石にパッチでまめに調整しているだけはあるな~というところです。ともかく、トロザン型以外にパッとしたビルドは少なかった感じのドルイドですが、他の構成でも十分戦えるようになったのが確認できたし、やはりアルカニストは強かった、みたいな感じがする、先日のバトルメイジであり、今回のドルイドというところでしょうか。

GTリンク
Valinov氏はどこかのコメントで500以上のビルドを作ったと言っていただけあって、非常に考えられた興味深いビルドが多いですが、今回はクルーシブルのW150-170を3分53秒と大台を切ったところで、自信を持って出してきた感じでしょうか。まあ、再現不可能なMIのAffixにディフェンス0仕様なので、そのままだと全くオススメは出来ませんが、多少ディフェンスよりに変えても十分強いと思うし、非常に個性的なビルドなので作る価値はあると思います。

2020年12月8日火曜日

星域の雑談

今回のパッチは、予想に反して出るのが遅い感じですが、事前のシャッタードレルムのボス戦の変更の予告でコメントが荒れていたこともあってか、結構調整に時間をかけているのかもしれません。(・_・;) で、最新のGrim Misadventuresでは新セット装備の情報が出ました。→ リンク


ちなみに、このセットは、すでに前回のパッチの翻訳ファイルに含まれていたので日本語ファイルの中身を見てみると次のような説明が付いています。

「遥か昔、 忘れられた神の 護り手として 存在していた 毅然たる ラリオスの 番人たちが、 かつて その身に 帯びていた 礼装。」

・エンバーズ コーリング(Ember's Calling)

ヘルム、チェスト、ショルダー、アミュレット(メダルの間違いでした。(・_・;))の4点で、属性は火炎・カオスですが、属性変換からみると火炎で使うセットでしょうか。セットボーナスでは攻撃・防御能力のブーストが目を引きます。あとは、スキル変化が「ベール オブ シャドウ」「ヴィンディクティヴ フレイム」「ドリーグの邪眼」です。ただ、「ドリーグの邪眼」には属性変換が付いてなく、他の装備で変換が必要になりますが、火炎変換はオフハンドの「神話級 贖罪の大冊」くらいしか無いと思うので、これを使う場合は結構マニアックな構成になる気がします。(・_・;) まあ、装備に冷気・刺突→火炎変換があることからするとサバターかパイロマンサーに適している感じですが、インクィジターやオースキーパーと組み合わせる手もあるかもしれません。


・ゴアドリンカー(Goredrinker)

 同じくヘルム、チェスト、ショルダー、アミュレットの4点で、属性は刺突・出血ですが、スキル変化が「ヴィールズ マイト」「ワード オブ ペイン」でパラディン向けというのが全く予想外的なところをグサッと突かれて出血したみたいな、(・_・;) ニッチなセットという感じです。 あとは、「カデンツ」強化もありますが、ウォーロードだと他が強ビルド揃いだし、タクティシャンだと出血強化がほとんど無いのでソルジャー込みは難しそうな気もします。逆にダーヴィッシュとかなら2つのプレイヤーボーナス型ペットが「ヴィールズ マイト」と戦い方的にも合いそうだし結構向いているかもしれません。


・ベールキーパー(Veilkeeper)

ヘルム、チェスト、ショルダーに、こちらはメダルでアミュレットが空くのはポイントでしょう。属性は雷・イーサーで、スキル変化が「アプヒーヴァル」&ネクロマンサーのWPSに「アルケイン ウィル」という、こちらもかなりのマニアック路線で来ました。(・_・;) まあ、装備の属性変換からするとイーサーメインに適している感じですが、イーサーや雷のリチュアリストは見たことが無いし、スペルバインダーでWPSを使う武器攻撃型というのもあまり向いていないと思うので、なかなか難しそうなセットですが、メダルに関しては単体で他のビルドでも使えそうな気がします。


ということではありますが、フォーラムのコメントは今回も荒れ模様で、天気予報は「曇りのち雨。ところによっては血の雨が降るでしょう。」みたいな感じですが、(・_・;) Zantaiもコメントしているように、このセットだけで判断してはダメで、他に既存の装備でも今回のセットに関連する変更が入ってくると話が変わってくるので、パッチが出てみないと正しい評価は出来ないでしょう。ただ、ドロップ場所として高難易度で出る装備にしては、マニアックなステータスという感じだし、見た目が「シャッタード ガーディアン」セットの色違いみたいなわりには、普通のセットとさほど違いは無い性能という気もしますが、全てヘヴィアーマーというところは、シャッタードレルムでは有利です。(・_・;)

まあ、パッチに関してはシャッタードレルムのボス戦で、特に、最大の難所とも言われた「三神の秘密会議所」のマップがどう変わるかがポイントで、このマップが今年の流行語大賞に選ばれたのも納得出来る感じです。(その「三密」じゃないです。(・_・;))

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個人的にGrim Misadventures以上に気になったのが、久々に見た感じのNery氏が投稿した「Mechanics Guide」です。→ リンク


内容は戦闘のメカニクスの補足みたいなものをOneNoteにまとめたもの、と言う感じですが、「戦闘のメカニクスを制するものは、GrimDawnを制す。」といわれるくらい重要性が高く、(・_・;) 正直初心者と上級者の差はこの辺りの知識量の違い言っても過言では無いでしょう。ただ、OneNoteだとそのままGoogle翻訳できないのが痛いのと、まだ書きかけみたいで全項目が埋まっているわけでは無いですが、サラッと見た感じでも結構有用な情報が書いてあるので上級者であればじっくり見ておいた方が良いと思います。

例えば、「デッドリーモメンタム」の属性変換は、「カデンツ」に対する100%ローカル変換では、バフのフラットダメージは変換されないとかしっかり書いてありますが、グローブの「神話級 ヴォイドスチールガントレット」や囁きの導管などの「カデンツ」のスキル変化を使うときに、これを知っているかどうかはかなり大事だったりします。

あと、ここには書いてありませんが、個人的に試したところでは「カデンツ」の派生スキル「ディスコード」(3ポイント)を取った場合は、GrimInternalsの統計情報を見ても物理ダメージは出力されないので、「デッドリーモメンタム」の物理フラットダメージはエレメンタルに変換されてるようです。と、このように、実際試してみないと分からない動作が多いので、初心者のようにプレイ時間が少ない段階でこれらを把握するのは結構難しいと思います。(・_・;)

ということで、日wikiもこんな感じでまとまっていると凄い便利かな~と思いつつ、結構検証するのが難しい動作もあるので、たとえ上級者でも書くのは大変そうでもあります。(・_・;)

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続いて「おもしろビルド発見!」のコーナーに行ってみますが、(・_・;) 前回に続いてeardianm氏の作品で、なんと火炎・冷気・雷にイーサーを加えた4属性のビルドというのは、初めて見たというか、う~む、同じく前回のShopping氏に続いてこの時期に来て再び幻の珍獣的なビルドが拝めるとは思いませんでした。(・_・;) → リンク

まあ、「骨狩り卿」セットは通常イーサー属性で使いますが、スキル変化がイーサーとエレメンタル両方の耐性低下が付いていて、「なんか使わないのももったいね~な~」みたいな感じがあるのと、毎回エレメンタル→イーサーをきっちり100%変換するのも「めんどくせ~な~」みたいな感じがすることもあるでしょう。(・_・;) ということで、「両方使っちゃえばいんじゃない?」みたいな考えが出てくるわけですが、このような安易な考えでビルドを作る初心者は大抵失敗するので通常は問題ありません。(・_・;) しかし、常連がこれを作っった場合、「あれ? いけちゃった。」みたいにごくまれにではありますが作り切れてしまうことがあるから始末が悪いです。(・_・;)

というような、いきさつがあったかどうかは不明ですが、(多分ない。(・_・;))4つの属性を全て均等に4分割して使おうというネタ妄想色が強いビルドで、耐性低下のスキル変化を全て使うためのパラディンという考えになります。装備構成はかなり特殊で、エレメンタルの半分程度をイーサーに変換することで、装備のスキル変化を有効に使おうという狙いですが、非常にユニークな考えでしょう。

まあ、動画を見るとかなりの火力ではありますが、星座は完全に火力重視だし、ヘルスや装甲値の低さが響いてるのかディフェンス的には結構厳しそうに見えます。実は最近「骨狩り卿」セットのイーサー型のアポステイトを試したのですが、たとえ「インクィジター シール」が22ポイントでも、これだけではとても持たないし、やはり移動しにくいのはシャッタードレルムではかなり不利な感じで、この辺りがビルドランキングでインクィジターが最下位に甘んじている理由かもしれません。

ということで、これに懲りずに次はピュリファイアで火炎・冷気・雷・カオス・イーサーの5属性ビルドとか、全属性ダメージ強化に全耐性低下を稼ぎまくる究極の全属性ビルドなどにもチャレンジして頂きたいところです。(具体的なたとえが過去に試したことがあることを匂わせます。(・_・;))

GTリンク

このビルドを見ると必ずしも一つの属性に絞るのが正解とも言えない感じもしてきますが、2属性以上だと確実に敵との耐性の相性が少なくなるメリットもあるので、耐性低下と補正ダメージが十分稼げる場合は、積極的に狙って行っても良いのかもしれません。

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次に、先日、日wikiに「プライマルストライク」メインの物理ドルイドを出したので触れておこうと思います。そして、何故か毎回ビルドを出すとその直後に似たようなビルドがどこからか出てくるという現象が起こり、今回もその例に漏れず同じ事象が発生しているので比較してみたいと思いますが、今度はなんとShopping氏が「プライマルストライク」メインの物理ウォーダーを出してきていて、「げっ!もしかしてShopping氏と対決するんッスか? 無理ッス。素手で勝てる相手じゃ無いッス。(野生のクマかよ。(・_・;))みたいな、戦う前から諦めムードの噛ませ犬モードで見てみましょう。(・_・;)


まず、近接型の「プライマルストライク」ですが、雷で組んでみると、やはり「サヴィジリィ」型に比べると、「テナシティ オブ ボア」のバフやWPSが使えないところが難点で、火力は問題ないですがディフェンス的には劣るというところがあり、AoM以降ではあまりビルド例を見ない感じでした。ただ、V1.1.8.0以降のソルジャー&物理強化の影響もあるので、「ディフェンス能力の高い「自然の復讐者」セットを使えば結構いけるんじゃね?」的な発想から作ってみたものですが、最初にウォーダーで作ってみたら火力・ディフェンス共に十分な感じなのは分かりましたが、スキル変化を全部捨てるのがもったいないし、これなら普通に「サヴィジリィ」「ゾルハンのテクニック」のままでいいんじゃね?的な感じがあるので、ここは2H雷ヴィンディケイターの弱点であるディフェンス力を改善する方向での同じ路線を目指すとして、今のシャッタードレルムに適したビルドにしてみよう!という野望の元にドルイドにしてみたものです。(・_・;)

で、このビルドは排他スキル「プライマル ボンド」「メイヴェンの スフィア オブ プロテクション」の2つのダメージ吸収スキル+「自然の復讐者」セットのディフェンス力が全てです。マスタリーでのダメージ吸収スキルについては他に「メンヒルの防壁」「ポゼッション」もあるのですが、属性の組み合わせの絡みもあり2つ同時に使うケースというのは少ないと思います。ただ、以前からカオス・生命力型ウォーロックでの「ポゼッション」「メイヴェンの スフィア オブ プロテクション」のディフェンスの強さは知っていたし、今回はさらにヘヴィアーマーなので、最初から結構行けると思っていました。

そして、これが実際使ってみると予想以上に強力で、とにかく特定の場面で非常に受けるダメージが少ないのに驚きましたが、日wikiでも書いているようにイーサー床や溶岩の上で戦っても全く平気だし、SR75-76などでは、設置物からの攻撃や床から出る溶岩の噴火なども結構バカに出来ないダメージを受けたりするのですが、これも全く平気。さらに、ビルドによっては「ザンタリン」に張り付いて戦ってたりすると、ヘルス変換が効かないこともあって結構死にかけたりするケースもあるわけですが、このような場面でも全くヘルスが微動だにしない感じで楽勝なのに感動しました。(・_・;)

まあ、ダメージ吸収はあらゆるダメージを軽減してしまうのである意味最強ともいえますが、多くのスキルはリチャージありで一時的な時間しか効かないところ、今回の場合だとオーラで常時掛かっているのでアレクサンダーのメテオだろうと、キャスターのデバフだろうと驚くほどダメージを軽減してしまうし、オーラなので自由に動けるしで「こりゃ、ええわ。」という感じでいたく気に入ったので日wikiに出してみたというわけです。たぶん動画だけでは、このビルドの本当の良さは伝わらないと思うので、出来れば実際に試してみてほしいと思います。(・_・;)

GrimDawnTools

シャッタードレルムでは火力よりディフェンスをしっかり整えた方が圧倒的に戦いやすくなりますが、デバフや設置物のダメージなどに関してはウォーダーどころか、報復ビルドなどと比べてもディフェンス力が上な感じで、非常に安心して戦えるのが素晴らしいです。装備構成などはあまり新鮮味は無いし、火力特化でも無いですが、とてもドルイドとは思えないディフェンス力でかなり珍しいタイプのビルドではないかと思います。


では、いよいよ問題のShopping氏のウォーダーです。→ 動画リンク  何故か今回は動画だけでフォーラムに記事は無く、動画にGTリンクも貼ってないので詳細が見えない部分があります。まあ、徹底的にディフェンスを削ったりと、削り方には定評のある人ですが、前回のフォーラムの記事で動画とGTリンクだけのこれ以上削れない限界までそぎ落としたな、と思ったところ、それでも満足できずに、とうとう記事自体まで削ってしまったというオチなのか、(なんだそりゃ。)あるいはこのビルドが解けるか?という謎解き方面に走ったのかは不明ですが、相変わらず何を考えているのが分からない人です。(・_・;)

ということで、動画から科学捜査の技術を用いてビルドを解明してみると、(・_・;) まず、簡単なところではスキルアイコンから使用スキルが分かります。

これを見ると、アクションスキルは「プライマル ストライク」「ウェンディゴ トーテム」で、あとは、左から「ブリッツ」「ウィンド デビル」「ウォークライ」にメダルの移動スキル、アミュレット「ベロナスの比類無き目」のスキルですね。


次に、バフアイコンを見てみると、まず左下の画像ではトグルスキルは左から「カウンターストライク」「オレロンの激怒」「フィールド コマンド」「力の印章」「モグドロゲンズ パクト」で、その隣が「ウィンド デビル」、最後の右端は同じアイコンで何種類かありますが、速度強化系のバフアイコンで「バルバロスのショーツ」のスキルでしょうか?

上の段は「ファイティング スピリット」「ネイチャーズ アヴェンジャー」(自然の復讐者セットのスキル)、星座「コルヴァークの伝令 ウルザード」までは分かりますが、最後の剣のアイコンは攻撃能力強化系で、最初はメダルの「熟達の記章」で+5「プライマル ストライク」か?とも思いましたが、(・_・;) リチャージの感じがちょっと違うみたいでよく分かりません。

次に、右の画像の上の段ですが、左から2つめはシャッタードソウルのバフ(10段階。)、その隣の黄色枠はおそらく低ヘルス時に発動したレリック「平穏」「プリズム状ダイア」のスキルだと思います。

あとは、戦闘時のエフェクトで星座「オレロン」のスキル「盲目的激怒」が見れますが、本体から出ていないので、どうも「ウィンド デビル」に割り当てている感じです。あと雷ダメージが全方向に出ているのはリングの「神話級 星の瞑想の印環」では無いかと思います。

という辺りの情報から想像で組んでみたのが下のビルドですが、試しにこれでSR75-76を戦った感じでは、やはり事前にウォーダーで試した時と大きな違いは無く、火力は高いのですが、耐性低下の少なさによる敵との相性を多少感じるし、三神の秘密会議所のマップで「スラッサー イーサーゲイズ」みたいに近寄ってこない敵が出てくると、攻撃が届かないのでやっかいです。


注:下の画像とGTリンクはあくまで想像で、動画のビルドではありませんのであしからず。(・_・;)
GrimDawnTools
まあ、最近は「三密」マップも慣れてきて、どちらかというとこちらのマップの方が、「さて、どんな敵が来るか~」という楽しみがある感じですが、いきなり「グラヴァ'スル」が突っ込んでくるのは、まあ、許せたとしても、一歩も動いていないのに何故そこに「マッドクイーン」も突撃してくるかな~というのは「ちょっと待てよ!ゴルァ~」という感じなので、そこはしっかり修正して頂きたいところです。(マジで笑わせてくれるというか、こちらも「マッド」化しそうです。(-_-メ))

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最後に余談ですが、定額サービスの「XBOX GAME PASS」について。Xbox&PCの両方のゲームが遊べるXbox Game Pass Ultimate が3ヶ月100円という驚きのキャンペーンを開始していて、先日「たっぷり遊べる体験版」で楽しく遊ばせてもらった、(・_・;) 『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』も早速リストに入っているではないですか。ということで、体験版の続きをやるべく早速加入してみたのですが、Steamのセーブファイルとは互換性が無いようで、続きからプレイは出来なくてもう一度最初からやる必要があるという落とし穴にハマってしまいました。(・_・;)

*このXbox Game Passでダウンロードしたゲームはセーブファイルも含めて結構ややこしい場所&特殊な形で保存されるようで、上記セーブファイルは「C:\Users\【ユーザー名】\AppData\Local\Packages\39EA002F.DQXIS_n746a19ndrrjg\SystemAppData\wgs\」みたいなところにある感じでしたが、ファイル名も数字の羅列で、試しにSteamのセーブデータのファイル名を書き換えてみましたが認識しなかったので、セーブファイルの移行は出来ない感じです。ということで、他にもSteamなどでは有志の日本語化MODが使えるタイトルなどの、日本語化もおそらく難しそうなので、この辺りはちょっと注意が必要な感じです。

一応、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』は教会で昔ながらの「ふっかつの呪文」である程度の進行状況で復元できるようですが、残念ながら体験版では「ふっかつの呪文」は使用できないのでダメです。あとは一度Steamで正式版を購入→「ふっかつの呪文」を聞いて即返金という技が使えなくも無いですが、面倒なので結局やり直すハメに。

まあ、製品版は体験版では使えなかった2Dモードが使えるので、こちらでやり直せば多少は新鮮味があるかな?と思いましたが、やってみると2Dだとかなり短時間で進む感じで、3Dだと体験版終了まで9時間ほどでしたが、2Dだと4時間ほどで同じ場所まで行けました。ということで、まあ許容範囲でリカバリーできたわけですが、同じPC版でもセーブファイルに互換性が無いということは、後で再びやりたくなってもXbox Game Passでしか続きが出来ないわけで、なかなかやっかいです。あとはゲームによっては最初のダウンロード場所はシステムドライブしか選べないようで、システムドライブがSSDで空き容量があまりない場合などは注意が必要な感じです。

と、いろいろ注意点はあるものの、100円で3ヶ月も好き放題遊べるのは破格な感じもするし、PCだけなら通常でも月850円なので、もっとタイトルが増えれば決して悪くは無い感じもします。ということで、ゲームも海外ドラマのように定額で楽しむ時代になったようです。(・_・;)

ようやく体験版の続きが出来るところまでリカバリーできましたが、右下の一際浮いているガキ(ビアンカ)は製品版特典の装備品を着ているところです。(・_・;) まあ、2Dの方が短時間だとしても利便性やわかりやすさの観点から3Dモードの方が断然良いですが、海外ドラマファンとしては吹き替えで「小山 力也」が出てくるところがポイント高めです。(・_・;)