2019年9月22日日曜日

ブル:DW冷気インフィルトレイター

シャッタードレルム研究所のマップも、あまり更新するところが無くなってかなり埋まってきた感じです。あとは変異した専用ボスが2体残っていますが、正直81シャード以上を楽に戦えるビルドというのは限られてくるので結構面倒です。ただ、この専用ボスに関しては60シャードのボス戦だと3体同時とか出てくることがあるので、見てみたいならそこで戦ってみると良いです。また、この60シャードはレジェンダリーも10個程度にレアMIもまずまずの数が出る感じだし、この辺りなら難易度的にもそこまできつくはないと思うので、やはり本来はこの60シャードというのが一つの起点となっていた感じかもしれません。なので、仮にウェイストーンが60までだったら、納得の行く難易度という評価だったのかもしれませんが、リリース直後の報復ウォーロードの強さがすべてを狂わせた感じでしょうか。(・_・;)

で、今回ですが、やはりシャッタードレルムのデバフや持続ダメージの攻撃にはヘルス変換で対応するのが一番効率が良い感じなので、定番の冷気型のインフィルトレイターを使って実力の程を再確認してみたいと思います。

タイトルは心理学の博士ジェイソン・ブル率いる陪審員コンサルタントのチームが裁判で勝ちまくる、という法廷物のドラマですが、2003年公開のジョン・グリシャム原作の映画「ニューオーリンズ・トライアル」のような雰囲気です。序盤はエリートが見事に事件を解決して金を稼ぐみたいな、なんとなくありきたりの展開かな?と思っていましたが、シーズン2の中盤あたりから、だんだん金銭など度外視して弱きものを助けるために全精力を尽くして戦う戦士、みたいな感じで、体が「ブルッ」と震えるような熱い展開になってきます。(・_・;) ということで、今回のインフィルトレイターですが、正直いかにもな、ありきたりなビルドかなと思っていましたが、流石エリートビルドだけに侮れない実力というか、はっきり言ってこのビルドこそが最強だな、とまで思えるほどの素晴らしさで、さんざん、いろいろなビルドを試したものの、結局インフィルトレイターが美味しいところを持っていくといういつものパターンです。(・_・;)

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その前に、まず前回、前々回の「闇き者の賜物」セットを使ったカンジュラーとリチュアリストについて少し調べてみましたが、実験としてカンジュラーのグローブを「神話級 リフトワープト グラスプ」に交換してみました。これで、パッチで強化された部分での「ウェンディゴ トーテム」の召喚数+1にヘルス回復3%を失います。あとは、ヘルムの「ウェンディゴ トーテム」への15%ダメージ減少と90 生命力ダメージは残りますが、セットスキルの「ダークワンズ ギフト」もなくなります。

で、これで75-76シャードを戦ってみても全く問題なくクリア可能で、たしかに「ウェンディゴ トーテム」の強化部分の効果は大きくはありますが、それがなくてもこのビルドは十分に強いのは間違いなく、パッチで盛りすぎたという感じではなさそうです。まあ、いずれにしてもちょっと強すぎるので何らかの調整は入るかもしれませんが、生命力属性ならディフェンスよりは火力を落とすほうがそれらしいバランスになるのかもしれません。

あと、ダメージ減少が重なっているのかについては、はっきりとは分かりませんが、統計情報などのデータを見た感じだと流石にダメージを75%もカットしているようには思えませんし、基本的には重ならないはずなので、このあたりはオフハンドとブーツのアイテムスキルでのダメージ吸収や、星座「蝙蝠」「ウェンディゴ」でのヘルス回復なども含めた総合的なディフェンス力の賜物という感じではないかと思います。

ということで、個人的な評価としては「闇き者の賜物」セットのパッチでの強化ありきのビルドではなく、それ以外の構成や作りの部分が素晴らしいから強い、というのが正解かなと思います。あと、「ウェンディゴ トーテム」は火力自体はそれほど高くはないので、あくまでディフェンス力がメインだと思います。また、リチュアリストの方は、そもそも通常攻撃も使って火力で押すスタイルなので「ウェンディゴ トーテム」の召喚数が+1になる事より「マーク オブ トーメント」「グール」「ホーンテッド スチール」などの保険的な部分の方が重要性が高く、弱体化が入ったとしても、それほどは影響は受けないかもしれません。

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では本題のインフィルトレイターですが、構成的にはいくつかのパターンがあるものの、ちょうどNery氏から、ぴったりな感じのビルドが出ているのでこれを使ってみます。 → リンク

*Nery氏については、最初はコメントばかりでビルド例は投稿していませんでしたが、最近はビルドもたくさん出すようになってきました。正直なところビルドの出来については、どちらかというと、既存の強い構成をなぞっている感じでオリジナリティ的な部分は少ないし、動画を見るとプレイ的にも甘さがありますが、特に大きな問題点があるわけでもなくビルドの種類も幅広いので、実は初心者が参考にするのには一番良いのではないかという気がします。いずれにしてもフォーラムの明日を担う人材ってところでしょうか。(・_・;)

構成的にはズバリ武器攻撃型の冷気2刀型になりますが、装備は「シャッタード ガーディアン」セットに武器がレアMIの「ウグデンボーグ チルストライフ」2本で説明終わりって感じです。(おい!(・_・;))では、もう少しだけ補足するとリング、グローブ、メダル、ベルトはほぼ決まりの装備で、パンツも「リーサル アサルト」強化の重要性から決まり、と認定されている物で、実はあまり変更の余地は無いです。唯一レリックが、以前は「イグナファーの燃焼」を使うことが多かったのですが今回は「ニダラの大感染」です。ただ、これはクラフトボーナスでの「リーサルアサルト」「シャドウ ダンス」+1も含めての選択ということもあると思います。

星座も特に解説の必要はないと思いますが、FG以前との違いはパッチでの変更に伴って「レブナント」を最後まで取ったのと、武器の種別がダガーになったこともあって「オクレインのランタン」の選択になっているあたりでしょうか。スキルも特に解説の必要はない定番的な構成ですが、「リーサルアサルト」「デュアルブレイズ」「シャドウダンス」「ナイツチル」「ファンタズマル アーマー」をフル強化でそれ以外は1振りに近いという非常にメリハリのあるスキル配分になっています。

では作ってみますが、久々すぎて「ウグデンボーグ チルストライフ」の良品がどこにあるのか見つからなかったので、倉庫にあった中級品という感じ物で代用しました。(・_・;) あと、このようなナイトブレイド2刀型については火力+ヘルス変換が命なので耐性超過の優先度は低く行動系耐性の方が大事になります。

カカシのヘルリセットまでのタイムは、32秒程度とまあ普通かな?という感じですが、シャッタードレルムの65~75を戦ってみた感じでは、爆速です。(・_・;) いや~思っていた以上に強いと言うか、まさに前回のリチュアリストと全くソックリとしか思えない火力とディフェンスで、思わずキャラを間違えてないよね?とか確認してしまいそうですが、ヘルス回復スキルが2つあるおかげなのか、安定感としてはこちらのほうが上に感じます。

やはり物理耐性、行動系耐性に高い装甲があると格段に安定感が上る感じで、驚くほど快適に戦えます。また、冷気系は凍結で敵の動きを止められるところも非常に大きいと思います。装備に関してはリングの「アルカモスの恐怖の印」は入手に時間がかかるだろうし、「シャッタード ガーディアン」セットもシャッタードレルムのそれなりの難易度をクリアできないと入手できないでしょうが、「ウグデンボーグ チルストライフ」も含めて、頑張れば狙って入手出来るものばかりなので、そういう意味では2H感電DoTヴィンディケイターと共に初心者にも向いたビルドではないかと思います。

確かに報復ウォーロードや前々回の生命力カンジュラーなら81シャード以上でも十分に戦えるだけの力がありますが、そもそもそのあたりを戦う理由というのはチャレンジ用途以外ではないので、基本的には75-76を楽に戦えるビルドというのがベストと考えても良いかもしれません。で、そういうことであれば、このビルドは敵との相性も殆ど無く、デバフ攻撃にも強く、火力が高くてクリア速度も速く、操作的にも楽なので最適ではないかと思います。ということで、少し意外かもしれませんが個人的にはシャッタードレルム用のビルドとして現時点でのNo1としたいと思います。(・_・;)

GrimDawnTools
まあ、冷気のインフィルトレイターがある程度強いのは当然ではありますが、これだけの強さなのは流石って感じです。シャッタードレルムに向いたビルドとしてはいくつかのタイプがありますが、最も戦いやすいのは武器攻撃での高火力+ヘルス変換型なのは間違いないと思います。そういう意味ではシャッタードレルム用のリファレンス的なビルドと言っても良いかもしれません。


最後に、元記事の動画はボス戦だけなので本当の実力は分かりにくい感じがしました。なので、今回に関してはサンプルの動画を出してみます。(あと、日wikiでおなじみの解説も入れてみました。(・_・;)) → 動画リンクSR75-76

基本的には突っ込んで殴るだけなので操作は楽で、エナジーも全く減らないし、ヘルスポーションを使う必要も殆ど無いです。この動画ではネメシスも偏らずに万遍なく出てきてくれたのと、やっかいなヒーロー集団も何箇所かで出ているので非常に良いサンプルではないかと思います。欲を言えば終盤で火の玉小僧に不覚を取って死んでしまったのが悔やまれますが...(完全にナメてました、(・_・;))

75シャード:チャンク2 
中盤過ぎでの「ダル'ヴァゴル ザ メイジクロウ」「リダル'グルヴォア ザ ストームブラッド」のダブルバフ剥がしのコンビは、後者は回復持ちなので多くのビルドはヘルス回復されて時間がかかったところにバフ剥がしを受けてやられる羽目になりがちです。で、このビルドの場合は、凍結が効いていて動きを止めることでヘルス回復やバフ剥がしを防げるのが非常に大きく、何事もなかったように倒せるのが素晴らしいです。あと、「カイザン」も非常に余裕ですが、このビルドはヘルス変換型なので、やっかいな召喚物「エルドリッチ シャード」の攻撃にも平気なのが優れているところです。

75シャード:チャンク3
このマップは大量の敵がなだれ込んでくる場合があるので注意が必要ですが、特に動画で祠のある位置付近は、厄介なデバフをかけてくるヒーロー集団が出ることが多いし、ネメシスが近い距離で2体いることもあるのでむやみに突っ込むと危ないです。今回ネメシスはいませんでしたが、ヒーロー集団は油断できないので安全を考えて地形を盾にしながら戦っています。

75シャード:チャンク4(ボス戦)
敵の種類を確認せずに下側に移動していますが、これは経験則で下側の2体に関してはどのような組み合わせでも2体同時を相手に倒せる確信があるからで、このマップの場合はどちらかというと上側の2体の組み合わせが問題で、ビルドによっては変に反応されるよりはすぐ下に移動したほうが安全という考えです。今回は「ヴァルダラン」のテレポートで飛ばされたので結局上側の敵が反応してしまいましたが、3体同時でも問題なく倒せてしまうのが流石です。

76シャード:チャンク1
ここでは「迷いし者の死神」が出てきますが、全く問題ないです。この相手も「カイザン」同様召喚するペットのほうが危険で、これだけまめに倒しておけば楽な相手です。このため、この手の相手に対しては、範囲攻撃力がないビルドだと苦戦しがちになります。

76シャード:チャンク2
序盤の「灼熱火花のハヴォク」「束縛なきオルガ ~ 時間歪曲」「炎舌のエヴァリン」「悟りのニヴォンド ~ 支援」の大量のデバフ&回復持ちのヒーロー集団も結構厄介ですが、その後に出てくる。ガーゴイル4体のヒーローはおそらくシャッタードレルムにおいて最大の難敵で、多くのビルドは倒せないか即死しても不思議でない凶悪さを誇ります。(・_・;) 特に全種類が「ガーゴイルの金切り声」というスキルを持っていて確実にこれをかけられますが、これがとんでもなく凶悪なデバフで、これを相手にして正面から勝てるビルドというの少ないと思います。

ほとんど全耐性低下に総合速度まで下げてくるのがヒドイとしかいえない凶悪なスキルです。他のデバフと混ざると動きが激遅くなって逃げられないところに耐性低下が重なって死亡確定です。(・_・;)

76シャード:チャンク4(ボス戦)
「ザンタリン」は後ろの敵が反応しそうな微妙な位置ということもあって、キレイに攻撃が当たっていません。そして最後の「アレクサンダー」ですが、ナイトブレイドはパッシブスキルで人間への種族ボーナスがあるところに、このビルドはイーサー、物理耐性、エレメンタルの耐性がバッチリなのでメテオを受けても結構大丈夫で、張り付きでサクッと倒せるのがシャッタードレルムを戦う上で大きな強みでしょう。

*シャッタードレルム研究所のまとめ記事を書く時間がなさそうなのでついでに書いておくと、秘密会議所のマップでのボスのおびき寄せ方ですが、John Smith氏の動画などを見るとグルグル回転しながら近づいておびき寄せています。これには理由があって、例えば一歩ずつ近寄る場合、すぐに敵が反応しなくてもその場で1,2秒待つと敵が反応する場合があります。ここから考えると敵が反応する範囲に関しては、なにかゆらぎのようなタイミングの差ががあるようで、回転することで反応する範囲に触れるのが一瞬だけになる(点で接触する感じ)ことから、より敵を切り離しやすくなる、ということのようです。で、実際に試してみるとたしかに有効ですので、うまく切り離せないときは試してみると良いでしょう。

ということで、シャッタードレルムを戦うにあたって、一つはデバフや持続ダメージにどう対処するかというのが問題になりますが、これに対してはヘルス変換が最も有効なのは間違いないでしょう。加えて、殴りのダメージに対する装甲と物理耐性に、ダメージ減少と近接攻撃回避も持つということで、このビルドは優れています。そして、もう一つのポイントになるのがボス戦ですが、相性が悪くて時間がかかる相手がいないというのは大きなアドバンテージになります。特につまずく原因となりやすい「カイザン」「アレクサンダー」「グラヴァ’スル」をサクッと倒せるのは大きく、死にまくってどうしようもなくなるケースというのが起きにくいです。


追記:
似たような冷気型のインフィルトレイターとしてya_氏の「ハガラッドのルーン」を使ったビルドがありますが、この記事にはキャラデータも置いてあるので、一応実力を確認するだけの目的に限定してサラッと試してみました。(インベントリや倉庫のヤバい装備類は見なかったことにして... (・_・;) ) → リンク

で、すでに星座のスキルもマックスの状態になっているので、早速シャッタードレルムの65からやってみましたが、火力は恐ろしく強烈で同じya_氏の毒酸ダーヴィッシュと同レベルの凄まじさです。ただ、当然ながらディフェンスはかなりシビアなので65付近でギリギリだと、75はちょっと厳しそうな感じです。

 GTリンク

ということであれば、上と同じように「シャッタード ガーディアン」セットに置き換える手がありますが、試してみたところ確かにこれなら、安定して70まで行けたので75も全く問題ないでしょう。Nery氏のビルドと比較した場合、火力が少し高いかわりに、ディフェンスは少し落ちますが、これは構成どおりという感じです。

ともかく、実力的には互角でこのビルドも非常に強いですが、火力的にはやはり「リーサルアサルト」がちょっと強すぎるかな?とも思えます。また、シャッタードレルムでは凍結が、他の気絶や混乱より遥かに効果が高いのと、ネメシスで冷気の耐性持ちとして「ファビウス」「ムージラウク」「ザンタリン」は人間、アンデットの種族ボーナスが稼ぎやすいので楽で、あと残るのは「クバカブラ」ぐらいです。ということで、冷気型は他の属性よりかなり有利な感じがします。


2019年9月17日火曜日

ダーク マン:生命力キャスター・リチュアリスト

前回のカンジュラーですが、最近シャッタードレルムは相当にやり込んでいたので、記事が出てすぐSR75-76の動画を見た瞬間にひと目でヤバイと思って速攻で試してみました。とにかく、通常攻撃なしのオフハンドキャスター、生命力属性、カンジュラーと、ここからはとても最強パワーのイメージが出ないところを見事にやられた感じです。(・_・;) ということで、もう一つのバージョンとなるsir_spanksalot氏のリチュアリストの方も注目の商品ということで試してみました。→ リンク

*グラディエーターW151-170を設備・祝福無しで7分25秒というのは、John Smith氏のスーパーボンバーマン・シールドブレイカーの7分35秒を上回っており、おそらく最速記録だと思いますが、まあ、装備がチート気味なのを差し引いてもそのレベルの火力があることは確かです。


タイトルは1990年のサム・ライミ監督、リーアム・ニーソン主演に、音楽はダニー・エルフマンのヒーロー物映画からですが、ギャングに襲われて顔や手が醜く焼けただれた科学者が、自ら開発したゴムマスクで他人に変装しながら復讐するという話ですが、病院で治療された際に神経を遮断された副作用で怒りによってアドレナリンが放出され怪力を発揮するという能力を持ちます。また、マスクの技術は未完成なので99分間経過すると溶けてしまうという設定がが緊張感を出します。あと映像面では画面をぶち破ったり落ちていくサム・ライミ特有のアメコミ的表現が実に楽しいです。ということで、今回のビルドですが、え~と、よく見たら「ダーク マン」ではなくて「ダーク ワン」(Dark One's Gift/闇き者の賜物)でした。(まあ、アドレナリンが吹き出るパワーはあります。(・_・;))

では、装備から見てみますが、「闇き者の賜物」セットとレリックの「エルドリッチの契約」以外は総入れ替えで、簡単に言うとリチュアリスト向けの装備に変わっていますが、主力スキルが「ラヴァナス アース」になるので、酸→生命力変換としてオフハンドの「神話級 ブラッド オーブ オブ クトーン」にスキル変化でのリチャージ短縮として、武器の「パンデミック」(MI版では「ボーンスパイク」)、レアメダルの「バシリスク クレスト」の選択です。また、カオス→生命力のダメ押しとしてMIベルトの「ルナール'ヴァルゴスズ ウェストガード」、あとは定番的な選択と言って良いでしょう。欲を言えばイーサー→生命力変換もあるとベストですが、殆どはセット装備と被るので仕方ないところです。最後に武器のコンポーネントは「影の印章」でアイテムスキルの「バイティング ブレイズ」を通常攻撃として使います。

星座に関しては、「ウェンディゴ」の代わりに「グール」を取ったようなイメージですが、こちらのビルドは通常攻撃を使うため必要だということになります。あとは「守護者の凝視」は酸・カオスの属性変換を活かすことでの選択ですが、火力重視の構成です。最後にスキルは「ラヴェナス アース」「ディケイ」はフル強化で、前回の「ブラディ ポックス」と同じような振り方になっていますが、火力としてはこちらのほうが遥かに強力です。あとは、排他スキルが「ハービンジャー オブ ソウルズ」になることもあり前回のカンジュラーよりは生命力減衰DoTの割合が増えてきます。

では、作ってみますが武器は「ボーンスパイク」でAffixが「オブ アナイアレイション」付きのものがあったのでこちらにしてみました。まあ、MI版はGD Stash使用のダブルレアなので、それよりは劣化しますが耐性も確保できてバランス的にも悪くない感じになりました。唯一移動速度が低めなので突然変異で移動速度が下がるとやや厳しく、耐性に余裕があればブーツのコンポーネントは移動速度の上がるものにしたほうが快適です。

カカシのヘルスリセットまでのタイムは20秒程度で、カンジュラーの火力を考えるとかなり期待できそうな感じです。とりあえず、最初に派閥の評判を上げるためにFGエリアを最後までクリアしてみましたが、驚くのが終盤の「カイモン神父」「コルヴァークの発現」を倒す速さで、まさに秒殺という感じで、これほど速く倒せたビルドは初めてかもしれません。また、「バイティング ブレイズ」が結構強く感じますが、これはオフハンドの酸→生命力の変換に耐性低下の強さが効いている感じで、非常に素晴らしい選択だと思いました。

では、次にシャッタードレルムで65~75を戦ってみた感じですが、結構ヤバイです。(・_・;) なにか異常な爆速モードという感じで突き進んでいって、デバフ持ちのキャスター型ヒーローの集団だろうがネメシスだろうが、回復持ちだろうが、お構い無しでなぎ倒して行きますが、蛆虫のマップをわずか3秒でクリアしたときは思わず茶を吹いてしまいました。(・_・;)

まあ、たまに死ぬことはありますが、少なくとも敵の数は減らせるのでドンドン突撃していけば爆速でクリア可能で、「アレクサンダー」もメテオの1,2発ぐらいは受けてもなんとかなったりするので、気にせずに張り付きで押したほうが速かったりします。流石に「マッドクイーン」「ガルガボル」は張り付きではヤバそうですが、それ以外の相手は基本的に張り付いたままのゴリ押しでサクッと倒せたりします。というか、ゴリ押しで殴ってないとヘルス回復スキルがないところに「瀕死の神」「神話級 ブラッド オーブ オブ クトーン」のペナルティでヘルスが減っていくので、速攻で殴りに行かないと逆に危ないです。*ちょうどDIOと戦っている時の承太郎の心境という感じで、自分のスキルで逝っちまったらシャレになりません。(・_・;)


なんとなく、戦っている感じが2刀ナイトブレイドに似ていますが、これがオフハンドキャスターというのが不思議だし、なんでリチュアリストがこんなに強い???とか思ってしまうほどの殲滅速度です。ということで、シャッタードレルムの奥深くまで行くことに関しては前回のカンジュラーの方がディフェンスが強いので上だと思いますが、75-76あたりでクリア速度優先なら、こちらの方が優れていて、ちょうど先日の2H雷ヴィンディケイターにも感じが近いですが「イーサーの塊」が無いと破綻していたところを、このビルドの場合「闇き者の賜物」セットが補うことで見事に成立している、という感じがしました。


GrimDawnTools
前回のカンジュラーも凄いビルドでしたが、こちらもかなりぶっ壊れた感じで、75シャードがいつのまにかクルーシブルのタイムアタックになったような変わりようです。それにしてもカンジュラーとリチュアリストが最強というのが、なかなか感慨深い感じがします。(・_・;)

2019年9月15日日曜日

フォーエバー:生命力キャスター・カンジュラー

ぶっ壊れビルドをお待ちの皆様! 今の時代、もうぶっ壊れビルドなど出ないだろうという読みを裏切って久々に凄いのが出てきました。ということで、おなじみmad_lee氏の「闇き者の賜物」セットを使った生命力のキャスター型カンジュラーですが、早速、実際に試してみたところ火力・ディフェンス力共に非常に強力で、現時点において最高・最強のビルドという感じです。そして、John Smith氏も実に久しぶりの登場ですが、なんと「フィーバード レイジ」を使った設備・祝福無しでのクルーシブルの動画を出してくれてます。→ リンク 

*なおコメントで「ZantaiはJohn Smithを弱体化すべき。」とかアホなことを言っていますが、たぶん正解です。(・_・;)


*タイトルはいわゆるコンビ者の刑事ドラマで、邦題では「モーガン博士の事件簿」となっていて、女性刑事と検死解剖医のコンビドラマです。で、この解剖医が実は普通の人間ではなく死んでも何故か川の中から何度でも蘇るという不死の人間で、その理由の解明というのもストーリー上のポイントになっています。ということで、いささか奇妙な設定ではありますが、意外にこの解剖医の先生というのが非常に善良で好感が持てる人物で、見ていて非常に気持が良く「ほっこり」する感じがあります。IMDBでも評価が高く、個人的にも素晴らしいドラマだと思うのですが、何故かシーズン1で打ち切りになった上に日本ではDVDすら発売されていないという悲しさ....(・_・;) まあ、それはともかく、今回のビルドですが、シャッタードレルムで報復ウォーロードを持ってしても耐えられないデバフ攻撃に余裕で耐え、75シャードあたりでもボス戦で3体同時を相手をしても勝てるというのはまさに不死の存在としか思えません。(・_・;)


その前に、何かに取り憑かれたようにひたすらビルドを量産し続けるmad_lee氏ですが、(・_・;) 「ヴァルダンの背信」セットを使ったピュリファイアもなかなか良い出来なので紹介しておきましょう。→ リンク

*正直なところ、mad_lee氏に関しては、ビルドの強さに関しては申し分がないのですが、どちらかと言うと定評のある星座、装備、スキルの組み合わせを使ってそつなく纏めるという感じで、ビルドの作り的な部分での面白さは少ない感じがしてしまうのですが、ここに来て立て続けに面白いビルドを連発していて、これはmad_leeの時代到来なのかもしれません。(・_・;)

さて、サラッと解説すると前回のSuperfluff先生のビルドといい、ここのところピュリファイアが結構人気です。今回は刺突属性ですが基本的には同じ考えで「ファイア ストライク」+遠隔のWPSをベースにした武器攻撃型の両手銃ビルドです。ということで、スキルは刺突耐性低下用での「デス センテンス」に、排他スキルは久々に見た感じの「信念のオーラ」です。また、星座の方も刺突で非常に美しく決まっている感じですが、やはりパッチでの「ヒドラ」の強化が大きかった感じでしょうか。

実際に作って試した感じでは、以前紹介した、ハイブリッド報復型の両手銃パラディンに似ていて、火力は非常に強く、それを生かしたヘルス変換でディフェンスを行うスタイルですが、あくまで近接で最大の火力が出るタイプなので、遠隔攻撃型ではなくドンドン突っ込んで至近距離でぶっ放すビルドです。とにかく高火力が非常に爽快ですが、シャッタードレルムは物理・刺突はやはり向かなく刺突耐性の高い「カイザン」あたりは非常に厳しいし「アイアン・メイデン」「マッドクイーン」あたりも苦手な感じです。ということで、どちらかというとクルーシブル向けかなという感じがしますが、面白いビルドだと思います。

ショルダーの「ハラのショルダーガード」は耐性確保での選択だと思いますが、mad_lee氏にしては珍しく意表をついた感じの面白い選択です。まあ、火力+ヘルス変換はクルーシブルでは強力ですが、それを持ってしても通用しないのがシャッタードレルムの厳しさってところで、75シャード以上はやはり異常な難易度って感じもします。

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では本題ですが、「闇き者の賜物」セットは先日のパッチで「ウェンディゴ トーテム」の強化が入った特売品って感じの注目のセットですが、そのスキル変化を活かすべく通常攻撃は無しで「ブラディ ポックス」フル強化に「シジル オブ コンサンプション」「ストーム トーテム」の召喚物をメインとした異色のビルドです。このためにオフハンドに「シジル オブ コンサンプション」のスキル変化の付いた「神話級 グル'アマッシュの髑髏」、メダルに「ウェンディゴ トーテム」「ブラディ ポックス」強化の「神話級 禁断の標章」を選択しています。また、アミュレットは「神話級 ドリーグの悪疫」で生命力耐性低下のAffixが付いたものを持ってきました。

星座に関しては、生命力型というのは大体同じになって来ますが「ベールの番人 ラトッシュ」「瀕死の神を使う形です。スキルについては、やはり「ブラディ ポックス」「ウェイスティング」とフル強化なのが目を引くところで、通常はあまり火力としては期待できない感じもしますがスキル変化での「ヘルス再生-200%」という未知の効果が効いているのか結構ダメージが出ている感じもします。(・_・;) また、ダメージ減少も付くし「ウェイスティング」は22ポイントだと攻撃能力-350とディフェンス的にも強力です。これにヘルス変換が強化された「シジル オブ コンサンプション」、召喚数+1にヘルス回復量が強化される「ウェンディゴ トーテム」がポイントになるでしょう。

では戦ってみた感じですが、カカシのヘルスリセットまでのタイムは30秒ほどで、イマイチ冴えない感じですが、火力自体は非常に高くレリック「エルドリッチの契約」「カオスサージ」はリチャージ0.5秒に貫通100%で結構良い感じです。これは武器の「神話級 クトーンの牙」もそうですが「闇き者の賜物」セットとアミュレット「神話級 ドリーグの悪疫」でのカオス→生命力変換が効いている感じがします。あとは細かいところですが、「神話級 グル'アマッシュの髑髏」のイーサー→生命力変換も星座「レブナント」「レイズ ザ デッド」で使えるのも美味しいところです。

とりあえず、本編は問題ないレベルなのでさっさとシャッタードレルムで戦ってみましたが、65シャードから75シャードまで戦ってみて、まず、生命力耐性100%以上の生命力属性の鬼門と言える「クバカブラ」を張り付きで倒せるのが凄いです。とにかく火力は強力で相性が悪くて時間のかかるような敵が殆ど見当たらないのが素晴らしく、確実に削り殺してしまう召喚物パワーは凄いです。そして、それ以上に驚きなのがディフェンス力ですが、普通だったら即死しそうなデバフ攻撃でもびくともしないヘルス回復力は完全に異常なレベルで、デバフがヤバイヒーローの集団に突っ込んでも耐えられるし、バフを剥がされても、そのままで勝ててしまうので、よほど無茶な戦い方をしない限り簡単に死ぬことはないでしょう。そして、組み合わせによってはボス戦でいきなり突っ込んで4体同時を相手にしても勝てるのが不思議としか言いようがないです。(・_・;)

*正直なところ、まだこのビルドのすべてを理解できていないですが、その内詳しく調べてみるとしましょう。(・_・;)

このためクリア速度も非常に速くすこぶる快適ですが、オフハンドのキャスターなのに盾持ちのウォーロードよりディフェンスが強いというのは「ありえない~」って感じで、にわかには信じられないところですが、果たしてこれは弱体化が確定なのか、はたまた許されるのかが心配になってきます。(・_・;) まあ、とりあえず最高レベルの火力とディフェンスを持ち合わせたこのビルドは間違いなく最強と言って良いですが、通常攻撃無しのオフハンドキャスターというのは全くの予想外で、過去のぶっ壊れビルドの中でもひときわ異色を放つビルドではないでしょうか。ということで、例によって弱体化が十分にありえるのでお早めにお試し下さい。(・_・;)

*なお、同じような構成でsir_spanksalot氏もリチュアリストのビルドを出していますが、このあたりはロシアコミュニティ全体の力で作ったビルドという感じなのかもしれません。 → リンク

正直、物理と酸の報復ウォーロード兄弟を超えるのはちょっと無理かな、と思ってたところでの、まさかのオフハンドキャスターというのが衝撃的ですが、このビルドのディフェンス力はまさに驚きとしか言えない感じで脱帽です。

緊急速報!
John Smith氏からSR92~94とSR95のボス戦の動画が出ましたが、おそらく、これはこのゲームの歴史に残るヤバさでしょう。(・_・;) 動画リンク1動画リンク2

自分でも報復ウォーロードでSR87位までは行けましたが、正直ボス戦は1発で即死しかねないレベルのダメージが飛んでくるので、SR92とかだと、もう尋常でないレベルなのが想像でき鳥肌モノの映像という感じですが、それをタイムオーバーしてないというのは異常!(・_・;) そして、SR93の「グラヴァ'スル」などは、もう神業としか思えないようなプレイという感じです。ということで、やはりJohn Smithは弱体化で間違いないでしょう。(そっちかよ。(・_・;))


追記:
まず、上のJohn Smith氏の動画に加えて「魂のラヴァジャー」「モグドロゲンの化身」を薬品無しで倒しているものが追加されましたが、まあSR90以上を戦えるビルドなら当然という感じもしてしまいます。(・_・;)

あと、最新のコメントから考えると、どうやら「ウェンディゴ トーテム」のダメージ減少は重なるのか?って感じで、本当ならダメージ減少は15%✕2に「ブラディ ポックス」も15%で計45%。これにダメージ吸収が「ポゼッション」20ポイントで19%に「闇き者の賜物」セットが10%。ということは、もしかしてダメージは75%くらいカットしているってことでしょうか??? 確かに「アレクサンダー」のメテオが仮に20,000ダメージくらいあるとしても75%カットしたら5,000ダメージなので余裕で耐えられるのに納得がいきますが、果たして本当なのか?...また、火力に関しては個別に使ってみると「シジル オブ コンサンプション」が結構強力な感じです。(リング「神話級 呪われし者の印環」のちっこいシジルもあります。(・_・;))

とりあえず、Zantaiに見つかってしまったので弱体化時限爆弾がセットされしまったかもしれませんが、高難易度のシャッタードレルムで「ヒャッハー」したいなら今がチャンスなので、お見逃し無く。(・_・;)

2019年9月9日月曜日

ザ・ボーイズ:2H雷ヴィンディケイター

右メニューにアーリーアクセス風でサンプル提供開始したシャッタードレルム研究所ですが流石にマップの情報を埋めるのには疲れました。(・_・;) とりあえず、65シャードあたりからなら速く終わるので可能な限り回数をこなして、なんとか70%位は情報が埋まったと思いますが、このゲームのランダムはかなり偏りがあるのでなかなか遭遇しないマップもあったりで大変です。(・_・;) で、今回は75-76シャードを8分50秒!(最高で6分50秒でも行けたとのこと)と凄まじいクリアタイムに驚く新鋭Jason_Huang氏の2H雷ヴィンディケイターですが、GD Stashと「イーサーの塊」必須というのはちょっとね~ って感じである意味問題作ともいえますが、そこはそれとして、チート無しでもはたして強いのかというのは興味があるところなので試してみたいと思います。(・_・;)


タイトルはAmazonオリジナルの最新作ドラマで、いわゆるヒーロー物ではありますが、本来正義のヒーローとされる側が裏では犯罪行為を行う悪の集団で、そのヒーローに恋人を殺された人間が復讐をするという異色の設定です。なんとなくヒーローのチームというのがDCのジャスティス・リーグにそっくりで、リーダーはスーパーマンそのままの能力を持っていたりして、「大丈夫かこれ?」と思うような問題作とも言えますが、(・_・;) 意外にも作品の質はよくお金もかかっている感じでなかなか面白いです。ということで、今回のビルドもかなりチートな感じで問題作ではありますが、シャッタードレルムを戦えるビルドを考える上では一つ参考になるので、そういう意味では悪くないかも?(・_・;)


では、その前にCinder氏の「病害卿」セットを使ったオプレッサーが面白そうなのでを少し見てみます。→ リンク

基本的なコンセプトとしてはセットを含めてカオス・エレメンタルの属性変換を有効活用するということで、レリックの「オブリビオン」をメイン攻撃に持ってきたところでしょう。まあ、「病害卿」はセット「ラヴェナス アース」「サモンガーディアン オブ エンピリオン」の強化になりますが、以前も書いたようにここに何を加えるのかがポイントで、そこにパッチで通常攻撃のスキルになった「オブリビオン」ということです。

それ以外ではオフハンドの「ソレイルの玉音」が珍しいですが「サモンガーディアン オブ エンピリオン」強化での選択、チェストとグローブの「闇き者の賜物」セット2点は「ラヴェナス アース」のスキル強化と属性変換目的での選択、レア装備のメダルは「ラヴェナス アース」のスキル変化目的に、ベルトは属性変換目的ということで、今のビルドというのはスキル変化が非常に重要なので、そこを活かすべくよく考えられた構成だと思います。

星座は生命力属性の場合どれも同じパターンになるのが難点で、もう少しバリエーションが出るように調整してほしいところですが、今回も「ベールの番人 ラトッシュ」「瀕死の神」というお決まりの配置です。最後にスキルではネクロマンサー側は「ラヴェナス アース」フル強化ですが、それでも火力的には弱いのか、このスキルで倒せないと発動しない「ファウル イラプション」は無しです。あとは「サイフォン ソウルズ」のヘルス変換と「ブラッド ボイル」の攻撃能力低下を狙ってかなりポイントを振っています。オースキーパー側は特に「サモンガーディアン オブ エンピリオン」にはつぎ込んでおらず、「美徳の存在」「アセンション」といったディフェンススキルにポイントを振ってバランスを取っている感じです。

動画を見た感じでは「ラヴェナス アース」もなかなか派手なエフェクトになったな~と思うところですが、生命力属性はヘルス変換によるディフェンス力には定評があるものの、イマイチ火力が出にくいのと、見た目が結構地味なのが難点だったのでこれは良い感じで、グラディエーターのW151-170も5分54秒と火力もなかなか良さそうなので、これならシャッタードレルムもそこそこ行けそうな感じがします。

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「病害卿」セットを使った生命力属性のオフハンドキャスター型ですが、今までオプレッサーは「ドレイン エッセンス」の報復型くらいしかなかったので、やはり生命力型の方がそれらしい感じがします。

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では、本題の2H雷ヴィンディケイターですが、ビルドとしては以前紹介したJohn Smith氏のカンジュラーをヴィンディケイターに変えただけとも言えるので、強いのは当然という感じもしますが、それだと話が終わってしまうので、そこは復習を兼ねて、ということで、ひとつ... (・_・;) → リンク

内容的にはもはや説明不要という感じの定番的な作りですが、おそらくポイントになりそうなのは、「テナシティ オブ ザ ボア」は上げずに「ストーム タッチ」を強化。これは攻撃速度を重視したとのことですが、ya_氏がコメント言っているように、攻撃速度強化なら他で稼いだほうが良い気はします。同様に「フィラルハンガー」「アプヒーヴァル」もここでは大した効果はないと思います。


装備に関しては3箇所のレアアイテムはGD stash使用と言っているだけあって、パンツとメダルは入手不可能に近いし、コメントでは他のAffixでも可能だよとか言っていますが、あくまでGD stashを使ってチートしての話なので真に受けてはいけません。(・_・;) 特にメダルのAffixで「プライマル ストライク」+2を確保しているのは完全に反則ですが、実は前回のSuperfluff先生のピュリファイアもアミュレットのAffixで「ファイア ストライク」付きのものを使っているので、装備に関してはそこまでインチキという感じでもないでしょうが、多分他の部位もステータスは最高のものだったりするかもしれないので、そこは割引いて考える必要があるでしょう。(・_・;)

星座は特に解説の必要がない定番的な配置ですが「イオンの砂時計」3ポイントは「テナシティ オブ ザ ボア」を強化していないので減速耐性確保のためでしょう。スキルもポイントは上で書いるように基本は定番的な構成なので、ぶっちゃけて言うとオリジナリティは殆どない感じの構成ではあります。

動画を見ると、まず横長の画面が新鮮ですが横が広いので非常に見やすく、これは4Kディスプレイとかが欲しくなりますが、自前のPCとグラボでは性能が追いつかない気がするのでここは我慢でしょうか。(家庭の事情ってやつです。(・_・;))それはともかく、9分以下くらいのタイムを出す場合は必然的にボス戦は2体以上を同時に倒さないと難しいのですが、正直良くこれで勝てるな、という感じです。まあ、最も生存率が高いのはやはりヘルス変換で、そこに範囲攻撃力があるというのがベストと考えると、ある意味納得がいく結果とも思えますが、他のビルドでこれが出来るものとなるとちょっと思いつかない感じなので、やはりヴィンディケイターは強いとあらためて感じるところです。

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流石にいくつかコメントで反発を食らっていて、後になって説明が書き足されましたが、最初に説明の仕方がちょっと良くなかったかもしれません。(・_・;)

では作ってみますが、GD Stashは使ったことがないので手持ちの装備で可能な限り再現してみました。パンツの「フィラルメント レッグプレート」「プライマル ストライク」フルに上げるためです。このため代わりにリングは片方を「サンダーストラック」付きの物に替えていますが、結構レアなAffixの高級品だと思います。ということで、攻撃・防御能力に装甲値と僅かに劣る感じですが、まあ近いところまでは再現できていると思います。あと感電ダメージの持続時間がかなり下がりますが、このビルドはDoTはあまり関係ないので問題ないでしょう。

で、戦ってみた感じですが、カカシのヘルスリセットまでのタイムは25秒を切り流石の火力ですが、確かに他のスキルを使うほどに「プライマル ストライク」の隙間が出て途切れる感じがあるので、ちょっと操作的にもその辺りを意識する必要がありそうです。

問題のシャッタードレルムは65シャードから進んでみましたが、通常マップ部分は火力が高いので殲滅速度が速くすこぶる快適です。ただし、回復や減速などのデバフを持ったヒーローの集団相手だと少し時間がかかるのですが、そうなると簡単に死にます。(・_・;) まあ、素のディフェンス自体は弱いのである意味当然ですが、これは無理なパターンだと何回やっても不可能に近いので、策としては強引に進んで突っ込みまくるしかありません。ということで、大量の敵をひきつけながら走り回れば弱めの雑魚はサクッと倒せるのでそのうちに方が付きます。(・_・;) 問題はボス戦ですが、一対一で戦う場合においてはこれが意外にディフェンスは大丈夫で、サクッと倒せって驚きな感じですが、まあ、複数同時に相手をすると簡単に死ねて、組み合わせにによっては無理ゲー感が強く、70までは行けそうになく諦めました。

ということで、動画でうまくクリアできている秘密は「イーサーの塊」の無敵の力で、これに頼る部分が大きく、これが効いている間に高火力でねじ伏せるというのが基本的なスタイルということで、まあ、本人がその辺りを理解した上で投稿したのかは分かりませんが、流石にドロップでしか入手できないレアなアイテムを使いまくるのが前提のビルドというのは失格です。(・_・;) とは言え、このような武器攻撃型のビルドでシャッタードレルムを戦う場合、下手にディフェンスを上げるよりは火力や攻撃速度を重視して、それによるヘルス変換を強化したほうが実は生存率が高いというのは間違って無く、前回のSuperfluff先生のピュリファイアが81シャードでも戦えるのも同じ考え方によるものだというところなのは大事です。

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シャッタードレルムはタイムオーバーしなければ何回死んでも特にデメリットはない、と考えるとこのようなバランスもありかもしれませんが、シャッタードレルムの75-76だけに限定して最短でクリアすることを目標に作ったグラスキャノンなビルドという感じです。ただ、本編はすこぶる快適だし、クルーシブルも問題無いと思うのでそういう用途であればとても優れたビルドだと思います。


ちなみに、下はya_氏がコメントで微調整した改正案 (・_・;) という感じのセットアップですが、レア無しなので作りやすいしバランスが良くなっています。気絶耐性だけが少し低いので、個人的にはリングの片方だけは「サンダーストラック」付きのレアリングにしたいかな、ってところです。で、一応これとほとんど同じ構成でも戦ってみましたが、シャッタードレルムでは、これはちょっと駄目な感じで死にまくります。僅かな違いだとは思いますが要は火力が少しでも落ちると根本的に成り立たないビルドだということでしょう。とはいえ、これも本編やクルーシブルなら全く問題ないと思います。


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作り的には全く正しい感じですが、今回は元が正しくない作りのビルドなので、これだと崩壊します。(・_・;)  今回のビルドの場合、防御能力や耐性がどうかというより火力で押せないと成り立たないバランスということで、まあ、賛否両論がでるのもわからなくもないです。(・_・;)


2019年9月1日日曜日

オシール寺院の雑談

酸報復ウォーロードでシャッタードレルムをかなり戦ったので、トップメニューにまとめ記事を出そうと考えていますが、かなり時間のかかる作業なので作りかけの状態で公開しておいてから、少しずつ内容を更新していく形でやろうかなと思います。とにかくシャッタードレルムは専用ボスが出てくる81シャード以降というのが、非常に歯ごたえがあるのですが、この辺りを戦っていると75あたりは楽勝に思えてくるから不思議です。(・_・;)


では、まずHotFixV1.1.4.2が出ていますので少し触れておきましょう。まあ、装備関連については従来どおりの微調整という感じで、今回目玉となるのは星座のテコ入れでしょうか。

装備
「神話級 アルケイナム シジリス」
「ファイア ストライク」カオスダメージ の 100% を エレメンタルダメージ に変換 を追加
インクィジターを基本としてアルカニストなら「パネッティの複製ミサイル」の魔法攻撃ですが、デモリッショニストなら「ファイアストライク」で武器攻撃させてみよう、ということですね。ピュリファイアの場合「ブリムストン」がポイントになるのでこれがエレメンタル変換できるのは大きいし、「テルミットマイン」もエレメンタルの耐性低下になったので面白そうです。

「ガッツマッシャー」
雷ダメージ の 50% を 物理ダメージ に変換
「アイ オブ レコニング」
  12% 武器ダメージ :
  630 出血ダメージ (3 秒間で) 
  +50% 出血ダメージ かつ +100% 持続時間延長
「サヴィジリィ」雷ダメージ の 100% を 物理ダメージ に変換 
かつて、この武器の威力はゲームまでも破壊すると言われた恐るべき兵器ですが(それはバグだろ。(・_・;))さらなる強化が入って魅力的な製品になってきました。まあ、色々考えられますがウォーダーなら「サヴィジリィ」メインにCDありの「ブレイドアーク」の定番のパターン。ウォーロードならメインが「アイ オブ レコニング」に変わる感じですが、耐性低下や両手武器を活かす点ではアルコンの方が向いている感じがするので「サヴィジリィ」はバフ目的でしょうか。そして、そこにクラス全+2があるオカルティストと、4クラスが入り乱れるすごい装備になっています。

*早速、mad_lee氏がウォーダーの動画を出していますが、W151-170は8分とタイム的にはもう一つというところでガッツが足りないって感じでしょうか。(・_・;) → 動画リンク


星座
やや魅力に欠けていた感のあるTire1の星座に強化を入れてきて、どれも良い変更だと思います。

「ヒドラ」
刺突ダメージを削除して、代わりに物理ダメージと4%ヘルス変換を追加。
まあ、遠隔で刺突というのは非常にレアだったので影響はあまりないと思いますが、貴重なビルドが更に死ぬことになるので別に無くさなくても良いとは思います。(・_・;) ともかくヘルス変換の追加は遠隔ビルドにとって大きいと思います。

「蜘蛛」
全面改装
思いっきり変わりましたが全体的に見ると攻撃・防御能力40に、%の狡猾・精神力、攻撃・詠唱速度と悪くない感じです。

「空位の王座」
全体的に強化。
こちらも結構変わっていて、1ポイントで気絶耐性を取っていた人は困るかもしれませんが、最近は気絶耐性は稼ぎやすく、減速耐性に困っていた人は逆に助かるかもしれないので問題ないでしょう。ただ、親和性的に考えるとやはりペットビルド向きかなという感じで「リヴァイアサン」「蜃気楼のアタークセル」辺りの人気が上がらないと紫(アセンダント)には行きづらいです。

「エンピリオンの光」
星座スキルが近接攻撃被打時から被打時発動に変更
事前に予告が出ていましたが近接攻撃でなくても発動するようになった形で、ペットビルドやキャスター型でも使いやすくなるでしょう。

スキル

ナイトブレイド
「アナトミー オブ マーダー」
人間へのダメージを減少。
前回の種族ダメージの調整を考えるとまあ納得がいくところですが、ちょっと減らし過ぎかなという感じがあり、隠居生活に入っていた感があったSuperfluff先生も自身の代表作のペルゴシアン・ブレイドマスターに致命傷とあっては、突如目覚めたのかコメントで悲痛な叫びを上げていました。(眠っている虎のしっぽを踏んだ感じでしょうか。(・_・;))

*ということで、リングの「イーサーの嘲笑」も単体では種族ボーナスが15%と平均値に収まっていますが、2個使うと30%になるということに開発が気がつくのはもはや時間の問題という気がしてきました。(ドキドキ... (・_・;))

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次に上記の「アナトミー オブ マーダー」の弱体化で突如目覚めたSuperfluff先生が久しぶりにビルド例を出してきましたが、5chでおなじみ「リージョンの砦」「大司法官の防護」セットのピュリファイアです。まあ、過去のバージョンとしてはShopping氏のものが一番優れていたような気がしますが、Superfluff先生も当時同じタイプのビルドを出していたので、単に過去の作品をシャッタードレルム用に焼き直しをしたという感じです。あとは最近デモリッショニストは本当に強くなったので、このビルド辺りは強さに定評が合ったこともあり計算できるという読みもあったのかもしれません。→ リンク

まあ、装備、星座、スキルと全体的には以前と大きな違いはありませんが、細かい部分の調整がポイントで、まず、スキルで「バースティング ラウンド」だけ外すというのが「おっ」と思うところですが、これは装備のアイテムスキルも含めるとWPSの発動の合計が100%を超え、重要なスキルの発動率が下がってしまうので、一番効果の少なそうなのを外したとのことですが、いや~細かいというか、この辺りが実にSuperfluff先生らしいところです。

あとは、コンポーネントで「キルリアンの粉砕した魂」というのが結構珍しいのと、増強剤の「ラヴァジャーの目」もSuperfluff先生が使っているのは珍しいし、この構成ではあまり使わないと思うので、特に行動系耐性や防御能力の数値なども含めてシャッタードレルム用ということでかなり慎重に考えて調整されている感じがします。

ということで、今回動画はクルーシブルは無しで、シャッタードレルムだけですが81シャードの動画を見るとかなり良い出来に見えます。このあたりは実際に81以上で戦ったことがないとピンとこないかもしれませんが、ここでは突然変異で敵のクリティカル+60%を引いているので殴り系の敵は特に厳しく、序盤で「カイザン」に苦戦しているのはそのためですが、近接型だとさらに辛いのでこの辺りが遠隔型の有利さが出ている感じがします。

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追記:
実際に作って試してみましたが、最初はそれほど強くは感じ無くおかしいな?と思って動画を見直したところ、スキルは「ファイアストライク」以外はあまり使ってない感じだったので、同じようにプレイしてみたところ良い感じで、確かに他のスキルを使いすぎると通常攻撃が途切れてしまい、火力と共にヘルス変換力も落ちてしまうのがマズイようです。

とにかく、撃ちまくっているだけでも非常に安定して戦えるのが不思議ですが、これが「ファイアストライク」+WPSスキルでの破片数の多さからくるヘルス変換の強さで、一見あまりヘルス変換は稼いでいないように見えて、実際はかなり効果的に回復できています。そして、コンポーネントの「キルリアンの粉砕された魂」と星座の「アラドラーの不死鳥」の選択がうまく行っている感じがします。

まあ、酸報復ウォーロードに比べるとディフェンスは弱いし、耐性超過殆どは殆ど無いので死ぬときはサクッと死ぬ感じがありますが、うまく戦えば結構持ちこたえられるし、遠隔型と破片数の多さによるボス戦での有利さがあり、範囲火力とヘルス変換の強さが効いていて非常に面白いビルドだと改めて感じました。

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さらに、Superfluff先生はもう一つ続けてピュリファイアを出してきましたが、こちらは「ダガロンの破壊」セットを使った2丁拳銃型で、こちらはシャッタードレルムは無しでクルーシブル用という感じのビルドになっています。 → リンク

簡単に見どころを書いておくと、普通は属性を片方に寄せるところを火炎・雷の両方使う形にしたことで、うまくいったとのことで、「スタティック ストライク」もフル強化しているところが珍しいし、「ストーム スプレッド」も意識して振っている感じで、エピックリングの「神話級 星の瞑想の印鑑」という選択は初めてみました。そして星座でも「未亡人」を取っていますね。まあ、考え方としては「ダガロンの破壊」セットのスキル変化を最大限に活かすための構成というところかと思いますが、Superfluff先生のビルドは必ずどこかにひねりが効いる部分があって面白いです。

GTリンク
今回の2つのピュリファイアについては、デモリッショニストがいかに強くなったのかというところを示している感じがしますが、こうなるとサバターやディファイラーとかも結構行けるんじゃないか、とか思ってしまいます。まあ、今回のビルドはペルゴシアン・ブレイドマスターが大きな弱体化を受けたショックから銃器による犯行に至ったというのが、当局の見解ですが「Superfluff乱射事件」としてファイルされることになるでしょう。(・_・;)

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次~。前回復活した感のあったya_氏は、よほど暇なのか(・_・;)ビルドを連発していますが、こちらも過去の作品の焼き直しで代表作のイーサースペルバインダーを更新してきました。→ リンク

ぱっと見、装備は殆ど変わっていない感じもしますが、メイン攻撃を「アルブレヒトのイーサーレイ」に変えたことでオフハンドがスキル変化の付いた「フレッシュワープト トウム」に、アミュレットのAffixもそれに合わせた形になっています。星座については「天の槍」「瀕死の神」の4ポイントで、攻撃能力を重視した火力寄りの配置です。そして、スキルの方も「オーバーロード」にも振って攻撃能力をとにかく稼ごうという方針になっています。

「フレッシュワープト トウム」はマルマスレジスタンスの珍品屋で売っているので入手しやすいです。

で、グラディエーターのW150-170が5分43秒というのが流石ですが、今回のイーサーレイに前回の「イグナファーの炎」、そして、報復で生き返った「ドレイン エッセンス」と、チャネリングスキルもいつの間にか市民権を得た感じなのが感慨深いところです。(・_・;)

GTリンク

ということで、何故か過去の作品の焼き直しがブームみたいになっているようなので、自分もマインドコントロール・ペット・ウォーロックを焼き直して日wikiを更新してみましたが、エレメンタルDoTという非常に珍しいビルドで幻の珍獣的な作品になりました。(・_・;)

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最後にパッチでデスナイト向けに変更された両手メイスの「レヴィアタン」ですが、actuanpanda氏からビルドが出ました。動画では76シャードのボス戦だけですが、「カイザン」「ヴァルダラン」を同時に相手にして勝っているのは見事で、ヘルス変換の高さを感じさせます。 → リンク

このビルドの全体的な構成としては、以前自作の2H物理タクティシャンとほぼ同じで、リング「神話級 ベルゴシアンの印」、ブーツの「神話級 ウィンドシーア グリーヴ」も同じだし、スキルで「ブレイド アーク」を使っているところなども同じです。で、大きな違いとなるのは生命力→物理変換を有効に使うということでの定番ベルトの「神話級 剣闘士の殊勲」とチェストの「神話級 ドレッド アーマー オブ アズラゴー」で、あとの、メダル、ショルダー、ヘルム、アミュレット、レリックあたりは調整用という感じに近いと思います。

星座は物理の定番的な配置ですが、ポイントになるのは「エンピリオンの光」「コルヴァークの伝令 ウルザード」でしょう。基本的には問題ない選択ですが、特に対策がないのでエナジー確保が厳しくなります。ということで、装備のどこか、(ここの例ではヘルム)あるいは増強剤などで補ってあげないとポーションだけでは足りないと思います。最後にスキルについては、「ソウル ハーベスト」のバフとスキル変化のある「ネクロティック エッジ」がポイントでしょう。また、両クラスのWPSスキルを4つ全て取っていますが、mad_lee氏がコメントで言っているようにソルジャー側の「マーコヴィアンのアドバンテッジ」「ソルハンのテクニック」はモーションの悪さから火力が落ちるケースがあるのが難しいところで、確かに実際にポイントを振っても火力は大して上がらない感じがあります。

Forgotten Gods以降は派閥の評判上げにシャッタードレルムも時間がかかるので、実際にはなかなか作って試せないのですが、今回に関しては愛用の「レヴィアタン」ということで、頑張って作ってみました。(・_・;) 装備類はコメントの指摘も考慮して少し変更してみましたが、資産があればこちらの方が理想に近いかもしれません。アミュレットは一応エレメンタル耐性つきのものでの選択、ショルダーもいろいろな種類のものが使用可能ですが耐性重視で選んでいます。あとメダルに関してはヘルス変換にエナジー再生もあって非常に優秀です。

時間の関係でシャッタードレルムの65-66だけ戦ってみましたが、個人的に近接タイプでの評価の基準としている「クバカブラ」「カイザン」を張り付きのままで勝てたので合格です。(・_・;) まあ、ヘルスはかなり上下することもありますが、回復力が高いので殴っている分には物理攻撃だろうとデバフだろうと大抵は持ちこたえられます。特に「カイザン」の召喚する「エルドリッチ シャード」が2個以上設置されていても持ちこたえられるのは結構凄いです。また、物理ビルドは物理耐性の高い「アイアン メイデン」などは結構きつかったりするのですが、耐性低下が十分にあるせいなのか意外にサクッと倒せたので相性的な部分も少ない感じです。

ということで、今両手物理型でシャッタードレルムを戦う場合は「これしかない」という感じのビルドでおすすめできますが、難点としてはかなり地味なのと、エナジー再生が少なめなので武器のアイテムスキルの「大潮流」は実質使えないし、エナジー吸収持ちの敵も結構キツイです。あとは減速耐性がちょっと低いのでレアアイテムで確保するか、なければ「デコイレイテッド ソルジャー」にでもある程度振っておいたほうが良いのかもしれません。


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基本的にはヘルス変換で生き延びるというビルドなので、イメージ的には2H感電DoTヴィンディケイーターなどと同じタイプと思って良いですが、範囲攻撃力が無い代わりに単体火力が高いのと、殴リ続けられるのであれば自由に動くことは可能なのでうまくダメージコントロールできれば生存率はかなり高い方だと思います。


*なお、ステータス画面で「与えたダメージ」が2,129,391というのが凄いですが、実はこれは日wikiの酸報復ウォーロードのところにも書いたとおりシャッタードレルムの深いところに行くほど自然に高くなるようで、この数値が出てるから異常にダメージが高い、とかいうことはなく、もしかしたらバグかもしれません。(本当にこれだけ出たらファビウスなどは2,3発で死ぬはずです。(・_・;))