2019年9月17日火曜日

ダーク マン:生命力キャスター・リチュアリスト

前回のカンジュラーですが、最近シャッタードレルムは相当にやり込んでいたので、記事が出てすぐSR75-76の動画を見た瞬間にひと目でヤバイと思って速攻で試してみました。とにかく、通常攻撃なしのオフハンドキャスター、生命力属性、カンジュラーと、ここからはとても最強パワーのイメージが出ないところを見事にやられた感じです。(・_・;) ということで、もう一つのバージョンとなるsir_spanksalot氏のリチュアリストの方も注目の商品ということで試してみました。→ リンク

*グラディエーターW151-170を設備・祝福無しで7分25秒というのは、John Smith氏のスーパーボンバーマン・シールドブレイカーの7分35秒を上回っており、おそらく最速記録だと思いますが、まあ、装備がチート気味なのを差し引いてもそのレベルの火力があることは確かです。


タイトルは1990年のサム・ライミ監督、リーアム・ニーソン主演に、音楽はダニー・エルフマンのヒーロー物映画からですが、ギャングに襲われて顔や手が醜く焼けただれた科学者が、自ら開発したゴムマスクで他人に変装しながら復讐するという話ですが、病院で治療された際に神経を遮断された副作用で怒りによってアドレナリンが放出され怪力を発揮するという能力を持ちます。また、マスクの技術は未完成なので99分間経過すると溶けてしまうという設定がが緊張感を出します。あと映像面では画面をぶち破ったり落ちていくサム・ライミ特有のアメコミ的表現が実に楽しいです。ということで、今回のビルドですが、え~と、よく見たら「ダーク マン」ではなくて「ダーク ワン」(Dark One's Gift/闇き者の賜物)でした。(まあ、アドレナリンが吹き出るパワーはあります。(・_・;))

では、装備から見てみますが、「闇き者の賜物」セットとレリックの「エルドリッチの契約」以外は総入れ替えで、簡単に言うとリチュアリスト向けの装備に変わっていますが、主力スキルが「ラヴァナス アース」になるので、酸→生命力変換としてオフハンドの「神話級 ブラッド オーブ オブ クトーン」にスキル変化でのリチャージ短縮として、武器の「パンデミック」(MI版では「ボーンスパイク」)、レアメダルの「バシリスク クレスト」の選択です。また、カオス→生命力のダメ押しとしてMIベルトの「ルナール'ヴァルゴスズ ウェストガード」、あとは定番的な選択と言って良いでしょう。欲を言えばイーサー→生命力変換もあるとベストですが、殆どはセット装備と被るので仕方ないところです。最後に武器のコンポーネントは「影の印章」でアイテムスキルの「バイティング ブレイズ」を通常攻撃として使います。

星座に関しては、「ウェンディゴ」の代わりに「グール」を取ったようなイメージですが、こちらのビルドは通常攻撃を使うため必要だということになります。あとは「守護者の凝視」は酸・カオスの属性変換を活かすことでの選択ですが、火力重視の構成です。最後にスキルは「ラヴェナス アース」「ディケイ」はフル強化で、前回の「ブラディ ポックス」と同じような振り方になっていますが、火力としてはこちらのほうが遥かに強力です。あとは、排他スキルが「ハービンジャー オブ ソウルズ」になることもあり前回のカンジュラーよりは生命力減衰DoTの割合が増えてきます。

では、作ってみますが武器は「ボーンスパイク」でAffixが「オブ アナイアレイション」付きのものがあったのでこちらにしてみました。まあ、MI版はGD Stash使用のダブルレアなので、それよりは劣化しますが耐性も確保できてバランス的にも悪くない感じになりました。唯一移動速度が低めなので突然変異で移動速度が下がるとやや厳しく、耐性に余裕があればブーツのコンポーネントは移動速度の上がるものにしたほうが快適です。

カカシのヘルスリセットまでのタイムは20秒程度で、カンジュラーの火力を考えるとかなり期待できそうな感じです。とりあえず、最初に派閥の評判を上げるためにFGエリアを最後までクリアしてみましたが、驚くのが終盤の「カイモン神父」「コルヴァークの発現」を倒す速さで、まさに秒殺という感じで、これほど速く倒せたビルドは初めてかもしれません。また、「バイティング ブレイズ」が結構強く感じますが、これはオフハンドの酸→生命力の変換に耐性低下の強さが効いている感じで、非常に素晴らしい選択だと思いました。

では、次にシャッタードレルムで65~75を戦ってみた感じですが、結構ヤバイです。(・_・;) なにか異常な爆速モードという感じで突き進んでいって、デバフ持ちのキャスター型ヒーローの集団だろうがネメシスだろうが、回復持ちだろうが、お構い無しでなぎ倒して行きますが、蛆虫のマップをわずか3秒でクリアしたときは思わず茶を吹いてしまいました。(・_・;)

まあ、たまに死ぬことはありますが、少なくとも敵の数は減らせるのでドンドン突撃していけば爆速でクリア可能で、「アレクサンダー」もメテオの1,2発ぐらいは受けてもなんとかなったりするので、気にせずに張り付きで押したほうが速かったりします。流石に「マッドクイーン」「ガルガボル」は張り付きではヤバそうですが、それ以外の相手は基本的に張り付いたままのゴリ押しでサクッと倒せたりします。というか、ゴリ押しで殴ってないとヘルス回復スキルがないところに「瀕死の神」「神話級 ブラッド オーブ オブ クトーン」のペナルティでヘルスが減っていくので、速攻で殴りに行かないと逆に危ないです。*ちょうどDIOと戦っている時の承太郎の心境という感じで、自分のスキルで逝っちまったらシャレになりません。(・_・;)


なんとなく、戦っている感じが2刀ナイトブレイドに似ていますが、これがオフハンドキャスターというのが不思議だし、なんでリチュアリストがこんなに強い???とか思ってしまうほどの殲滅速度です。ということで、シャッタードレルムの奥深くまで行くことに関しては前回のカンジュラーの方がディフェンスが強いので上だと思いますが、75-76あたりでクリア速度優先なら、こちらの方が優れていて、ちょうど先日の2H雷ヴィンディケイターにも感じが近いですが「イーサーの塊」が無いと破綻していたところを、このビルドの場合「闇き者の賜物」セットが補うことで見事に成立している、という感じがしました。


GrimDawnTools
前回のカンジュラーも凄いビルドでしたが、こちらもかなりぶっ壊れた感じで、75シャードがいつのまにかクルーシブルのタイムアタックになったような変わりようです。それにしてもカンジュラーとリチュアリストが最強というのが、なかなか感慨深い感じがします。(・_・;)

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