2019年9月22日日曜日

ブル:DW冷気インフィルトレイター

シャッタードレルム研究所のマップも、あまり更新するところが無くなってかなり埋まってきた感じです。あとは変異した専用ボスが2体残っていますが、正直81シャード以上を楽に戦えるビルドというのは限られてくるので結構面倒です。ただ、この専用ボスに関しては60シャードのボス戦だと3体同時とか出てくることがあるので、見てみたいならそこで戦ってみると良いです。また、この60シャードはレジェンダリーも10個程度にレアMIもまずまずの数が出る感じだし、この辺りなら難易度的にもそこまできつくはないと思うので、やはり本来はこの60シャードというのが一つの起点となっていた感じかもしれません。なので、仮にウェイストーンが60までだったら、納得の行く難易度という評価だったのかもしれませんが、リリース直後の報復ウォーロードの強さがすべてを狂わせた感じでしょうか。(・_・;)

で、今回ですが、やはりシャッタードレルムのデバフや持続ダメージの攻撃にはヘルス変換で対応するのが一番効率が良い感じなので、定番の冷気型のインフィルトレイターを使って実力の程を再確認してみたいと思います。

タイトルは心理学の博士ジェイソン・ブル率いる陪審員コンサルタントのチームが裁判で勝ちまくる、という法廷物のドラマですが、2003年公開のジョン・グリシャム原作の映画「ニューオーリンズ・トライアル」のような雰囲気です。序盤はエリートが見事に事件を解決して金を稼ぐみたいな、なんとなくありきたりの展開かな?と思っていましたが、シーズン2の中盤あたりから、だんだん金銭など度外視して弱きものを助けるために全精力を尽くして戦う戦士、みたいな感じで、体が「ブルッ」と震えるような熱い展開になってきます。(・_・;) ということで、今回のインフィルトレイターですが、正直いかにもな、ありきたりなビルドかなと思っていましたが、流石エリートビルドだけに侮れない実力というか、はっきり言ってこのビルドこそが最強だな、とまで思えるほどの素晴らしさで、さんざん、いろいろなビルドを試したものの、結局インフィルトレイターが美味しいところを持っていくといういつものパターンです。(・_・;)

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

その前に、まず前回、前々回の「闇き者の賜物」セットを使ったカンジュラーとリチュアリストについて少し調べてみましたが、実験としてカンジュラーのグローブを「神話級 リフトワープト グラスプ」に交換してみました。これで、パッチで強化された部分での「ウェンディゴ トーテム」の召喚数+1にヘルス回復3%を失います。あとは、ヘルムの「ウェンディゴ トーテム」への15%ダメージ減少と90 生命力ダメージは残りますが、セットスキルの「ダークワンズ ギフト」もなくなります。

で、これで75-76シャードを戦ってみても全く問題なくクリア可能で、たしかに「ウェンディゴ トーテム」の強化部分の効果は大きくはありますが、それがなくてもこのビルドは十分に強いのは間違いなく、パッチで盛りすぎたという感じではなさそうです。まあ、いずれにしてもちょっと強すぎるので何らかの調整は入るかもしれませんが、生命力属性ならディフェンスよりは火力を落とすほうがそれらしいバランスになるのかもしれません。

あと、ダメージ減少が重なっているのかについては、はっきりとは分かりませんが、統計情報などのデータを見た感じだと流石にダメージを75%もカットしているようには思えませんし、基本的には重ならないはずなので、このあたりはオフハンドとブーツのアイテムスキルでのダメージ吸収や、星座「蝙蝠」「ウェンディゴ」でのヘルス回復なども含めた総合的なディフェンス力の賜物という感じではないかと思います。

ということで、個人的な評価としては「闇き者の賜物」セットのパッチでの強化ありきのビルドではなく、それ以外の構成や作りの部分が素晴らしいから強い、というのが正解かなと思います。あと、「ウェンディゴ トーテム」は火力自体はそれほど高くはないので、あくまでディフェンス力がメインだと思います。また、リチュアリストの方は、そもそも通常攻撃も使って火力で押すスタイルなので「ウェンディゴ トーテム」の召喚数が+1になる事より「マーク オブ トーメント」「グール」「ホーンテッド スチール」などの保険的な部分の方が重要性が高く、弱体化が入ったとしても、それほどは影響は受けないかもしれません。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

では本題のインフィルトレイターですが、構成的にはいくつかのパターンがあるものの、ちょうどNery氏から、ぴったりな感じのビルドが出ているのでこれを使ってみます。 → リンク

*Nery氏については、最初はコメントばかりでビルド例は投稿していませんでしたが、最近はビルドもたくさん出すようになってきました。正直なところビルドの出来については、どちらかというと、既存の強い構成をなぞっている感じでオリジナリティ的な部分は少ないし、動画を見るとプレイ的にも甘さがありますが、特に大きな問題点があるわけでもなくビルドの種類も幅広いので、実は初心者が参考にするのには一番良いのではないかという気がします。いずれにしてもフォーラムの明日を担う人材ってところでしょうか。(・_・;)

構成的にはズバリ武器攻撃型の冷気2刀型になりますが、装備は「シャッタード ガーディアン」セットに武器がレアMIの「ウグデンボーグ チルストライフ」2本で説明終わりって感じです。(おい!(・_・;))では、もう少しだけ補足するとリング、グローブ、メダル、ベルトはほぼ決まりの装備で、パンツも「リーサル アサルト」強化の重要性から決まり、と認定されている物で、実はあまり変更の余地は無いです。唯一レリックが、以前は「イグナファーの燃焼」を使うことが多かったのですが今回は「ニダラの大感染」です。ただ、これはクラフトボーナスでの「リーサルアサルト」「シャドウ ダンス」+1も含めての選択ということもあると思います。

星座も特に解説の必要はないと思いますが、FG以前との違いはパッチでの変更に伴って「レブナント」を最後まで取ったのと、武器の種別がダガーになったこともあって「オクレインのランタン」の選択になっているあたりでしょうか。スキルも特に解説の必要はない定番的な構成ですが、「リーサルアサルト」「デュアルブレイズ」「シャドウダンス」「ナイツチル」「ファンタズマル アーマー」をフル強化でそれ以外は1振りに近いという非常にメリハリのあるスキル配分になっています。

では作ってみますが、久々すぎて「ウグデンボーグ チルストライフ」の良品がどこにあるのか見つからなかったので、倉庫にあった中級品という感じ物で代用しました。(・_・;) あと、このようなナイトブレイド2刀型については火力+ヘルス変換が命なので耐性超過の優先度は低く行動系耐性の方が大事になります。

カカシのヘルリセットまでのタイムは、32秒程度とまあ普通かな?という感じですが、シャッタードレルムの65~75を戦ってみた感じでは、爆速です。(・_・;) いや~思っていた以上に強いと言うか、まさに前回のリチュアリストと全くソックリとしか思えない火力とディフェンスで、思わずキャラを間違えてないよね?とか確認してしまいそうですが、ヘルス回復スキルが2つあるおかげなのか、安定感としてはこちらのほうが上に感じます。

やはり物理耐性、行動系耐性に高い装甲があると格段に安定感が上る感じで、驚くほど快適に戦えます。また、冷気系は凍結で敵の動きを止められるところも非常に大きいと思います。装備に関してはリングの「アルカモスの恐怖の印」は入手に時間がかかるだろうし、「シャッタード ガーディアン」セットもシャッタードレルムのそれなりの難易度をクリアできないと入手できないでしょうが、「ウグデンボーグ チルストライフ」も含めて、頑張れば狙って入手出来るものばかりなので、そういう意味では2H感電DoTヴィンディケイターと共に初心者にも向いたビルドではないかと思います。

確かに報復ウォーロードや前々回の生命力カンジュラーなら81シャード以上でも十分に戦えるだけの力がありますが、そもそもそのあたりを戦う理由というのはチャレンジ用途以外ではないので、基本的には75-76を楽に戦えるビルドというのがベストと考えても良いかもしれません。で、そういうことであれば、このビルドは敵との相性も殆ど無く、デバフ攻撃にも強く、火力が高くてクリア速度も速く、操作的にも楽なので最適ではないかと思います。ということで、少し意外かもしれませんが個人的にはシャッタードレルム用のビルドとして現時点でのNo1としたいと思います。(・_・;)

GrimDawnTools
まあ、冷気のインフィルトレイターがある程度強いのは当然ではありますが、これだけの強さなのは流石って感じです。シャッタードレルムに向いたビルドとしてはいくつかのタイプがありますが、最も戦いやすいのは武器攻撃での高火力+ヘルス変換型なのは間違いないと思います。そういう意味ではシャッタードレルム用のリファレンス的なビルドと言っても良いかもしれません。


最後に、元記事の動画はボス戦だけなので本当の実力は分かりにくい感じがしました。なので、今回に関してはサンプルの動画を出してみます。(あと、日wikiでおなじみの解説も入れてみました。(・_・;)) → 動画リンクSR75-76

基本的には突っ込んで殴るだけなので操作は楽で、エナジーも全く減らないし、ヘルスポーションを使う必要も殆ど無いです。この動画ではネメシスも偏らずに万遍なく出てきてくれたのと、やっかいなヒーロー集団も何箇所かで出ているので非常に良いサンプルではないかと思います。欲を言えば終盤で火の玉小僧に不覚を取って死んでしまったのが悔やまれますが...(完全にナメてました、(・_・;))

75シャード:チャンク2 
中盤過ぎでの「ダル'ヴァゴル ザ メイジクロウ」「リダル'グルヴォア ザ ストームブラッド」のダブルバフ剥がしのコンビは、後者は回復持ちなので多くのビルドはヘルス回復されて時間がかかったところにバフ剥がしを受けてやられる羽目になりがちです。で、このビルドの場合は、凍結が効いていて動きを止めることでヘルス回復やバフ剥がしを防げるのが非常に大きく、何事もなかったように倒せるのが素晴らしいです。あと、「カイザン」も非常に余裕ですが、このビルドはヘルス変換型なので、やっかいな召喚物「エルドリッチ シャード」の攻撃にも平気なのが優れているところです。

75シャード:チャンク3
このマップは大量の敵がなだれ込んでくる場合があるので注意が必要ですが、特に動画で祠のある位置付近は、厄介なデバフをかけてくるヒーロー集団が出ることが多いし、ネメシスが近い距離で2体いることもあるのでむやみに突っ込むと危ないです。今回ネメシスはいませんでしたが、ヒーロー集団は油断できないので安全を考えて地形を盾にしながら戦っています。

75シャード:チャンク4(ボス戦)
敵の種類を確認せずに下側に移動していますが、これは経験則で下側の2体に関してはどのような組み合わせでも2体同時を相手に倒せる確信があるからで、このマップの場合はどちらかというと上側の2体の組み合わせが問題で、ビルドによっては変に反応されるよりはすぐ下に移動したほうが安全という考えです。今回は「ヴァルダラン」のテレポートで飛ばされたので結局上側の敵が反応してしまいましたが、3体同時でも問題なく倒せてしまうのが流石です。

76シャード:チャンク1
ここでは「迷いし者の死神」が出てきますが、全く問題ないです。この相手も「カイザン」同様召喚するペットのほうが危険で、これだけまめに倒しておけば楽な相手です。このため、この手の相手に対しては、範囲攻撃力がないビルドだと苦戦しがちになります。

76シャード:チャンク2
序盤の「灼熱火花のハヴォク」「束縛なきオルガ ~ 時間歪曲」「炎舌のエヴァリン」「悟りのニヴォンド ~ 支援」の大量のデバフ&回復持ちのヒーロー集団も結構厄介ですが、その後に出てくる。ガーゴイル4体のヒーローはおそらくシャッタードレルムにおいて最大の難敵で、多くのビルドは倒せないか即死しても不思議でない凶悪さを誇ります。(・_・;) 特に全種類が「ガーゴイルの金切り声」というスキルを持っていて確実にこれをかけられますが、これがとんでもなく凶悪なデバフで、これを相手にして正面から勝てるビルドというの少ないと思います。

ほとんど全耐性低下に総合速度まで下げてくるのがヒドイとしかいえない凶悪なスキルです。他のデバフと混ざると動きが激遅くなって逃げられないところに耐性低下が重なって死亡確定です。(・_・;)

76シャード:チャンク4(ボス戦)
「ザンタリン」は後ろの敵が反応しそうな微妙な位置ということもあって、キレイに攻撃が当たっていません。そして最後の「アレクサンダー」ですが、ナイトブレイドはパッシブスキルで人間への種族ボーナスがあるところに、このビルドはイーサー、物理耐性、エレメンタルの耐性がバッチリなのでメテオを受けても結構大丈夫で、張り付きでサクッと倒せるのがシャッタードレルムを戦う上で大きな強みでしょう。

*シャッタードレルム研究所のまとめ記事を書く時間がなさそうなのでついでに書いておくと、秘密会議所のマップでのボスのおびき寄せ方ですが、John Smith氏の動画などを見るとグルグル回転しながら近づいておびき寄せています。これには理由があって、例えば一歩ずつ近寄る場合、すぐに敵が反応しなくてもその場で1,2秒待つと敵が反応する場合があります。ここから考えると敵が反応する範囲に関しては、なにかゆらぎのようなタイミングの差ががあるようで、回転することで反応する範囲に触れるのが一瞬だけになる(点で接触する感じ)ことから、より敵を切り離しやすくなる、ということのようです。で、実際に試してみるとたしかに有効ですので、うまく切り離せないときは試してみると良いでしょう。

ということで、シャッタードレルムを戦うにあたって、一つはデバフや持続ダメージにどう対処するかというのが問題になりますが、これに対してはヘルス変換が最も有効なのは間違いないでしょう。加えて、殴りのダメージに対する装甲と物理耐性に、ダメージ減少と近接攻撃回避も持つということで、このビルドは優れています。そして、もう一つのポイントになるのがボス戦ですが、相性が悪くて時間がかかる相手がいないというのは大きなアドバンテージになります。特につまずく原因となりやすい「カイザン」「アレクサンダー」「グラヴァ’スル」をサクッと倒せるのは大きく、死にまくってどうしようもなくなるケースというのが起きにくいです。


追記:
似たような冷気型のインフィルトレイターとしてya_氏の「ハガラッドのルーン」を使ったビルドがありますが、この記事にはキャラデータも置いてあるので、一応実力を確認するだけの目的に限定してサラッと試してみました。(インベントリや倉庫のヤバい装備類は見なかったことにして... (・_・;) ) → リンク

で、すでに星座のスキルもマックスの状態になっているので、早速シャッタードレルムの65からやってみましたが、火力は恐ろしく強烈で同じya_氏の毒酸ダーヴィッシュと同レベルの凄まじさです。ただ、当然ながらディフェンスはかなりシビアなので65付近でギリギリだと、75はちょっと厳しそうな感じです。

 GTリンク

ということであれば、上と同じように「シャッタード ガーディアン」セットに置き換える手がありますが、試してみたところ確かにこれなら、安定して70まで行けたので75も全く問題ないでしょう。Nery氏のビルドと比較した場合、火力が少し高いかわりに、ディフェンスは少し落ちますが、これは構成どおりという感じです。

ともかく、実力的には互角でこのビルドも非常に強いですが、火力的にはやはり「リーサルアサルト」がちょっと強すぎるかな?とも思えます。また、シャッタードレルムでは凍結が、他の気絶や混乱より遥かに効果が高いのと、ネメシスで冷気の耐性持ちとして「ファビウス」「ムージラウク」「ザンタリン」は人間、アンデットの種族ボーナスが稼ぎやすいので楽で、あと残るのは「クバカブラ」ぐらいです。ということで、冷気型は他の属性よりかなり有利な感じがします。


0 件のコメント:

コメントを投稿