2019年4月30日火曜日

ハードコアの道 その6(FG編)

連休になりましたが、まだパッチが来ないのでここで恒例の実績解除のためハードコアをやってみることにしました。で、今回の標的は2つ。

1.アルティメットでForgotten Godsのクリア
2.アルティメットのシャッタードレルムで、25シャードのクリア

まあ、1番目に関してはラスボスの第4形態あたりが嫌な感じですが、それ以外は耐性超過が十分にあればさほど問題はないのではないかと思います。難関は2のシャッタード レルムでボス戦の組み合わせ&分離できるかが全てとみましたが、一瞬で死ねるケースもあるので事前調査が必要でしょう。(・_・;)


その前に、今回は日記というか自己記録の意味合いが強く記事として面白いかは微妙な感じなので、(・_・;) 他のビルドについても少し混ぜておくと、以前紹介したomnitrio氏がいくつか興味深いビルドを出しているので紹介しておきます。まず先日の「ブレイド スピリット」✕4体の冷気型インフィルトレイターですがオフハンドの「神話級 死者の抱き付き」が入手できたので改めて試してみました。結局「インクィジター シール」は取らずに2刀部分を削った程度で、オリジナルとは少し違いますが、細かい部分は多少違ってもさほど影響はないでしょう。

カカシのヘルスリセットまでは18秒程度と、こちらもさほど違いはありませんので前回の2刀型でも問題はない感じもします。「ブレイド スピリット」が4体だと「ペットの攻撃」を使って敵にぶつければ雑魚やヒーロー程度はそれだけで勝てるのでペットビルドっぽくも戦えますが、「ブレイド スピリット」は移動速度が遅いのでやはり自分から突っ込んだほうが快適です。ともかく、火力も快適、移動も快適ということで今のインフィルトレイターとして非常にオススメできるビルドではないかと思います。

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インクィジターは若干弱くなったとは言ってもインフィルトレイターやヴィンディケーターは確実に安泰です。それ以外ではタクティシャンに関してはやや微妙感が出てきた感じもしますし、ピュリファイアも結構苦しいかもしれません。ということで、4、5月というのは人員配置の見直しの時期でもあります。(・_・;)


次に、驚きのオースキーパー単体ビルドです。→ リンク  まあ、内容的には、前回紹介したパラディンからインクィジターを外した感じに近く「メンヒルの盾」「ジャッジメント」を主力とした形ですが、武器は自作のシールドブレイカーでも使った「神話級 シンダースコーン」、メダルは「神話級 災厄的欲望の標章」と少し違いがあります。星座は単体クラスなので当然パラディンよりディフェンス寄りで、スキルもバフ系にフルにポイントを使っています。

全体的に見ると、「美徳の光」セットがオースキーパー専用なので、ソルジャーでの「ウォーボーン バスティオン」セット、インクィジターでの「ザ ルーンバインダー」セットと同様でどのようなクラスとの組み合わせでも使えますが、メインは「正義の熱情」でも報復でもなく火炎属性で、しかもスキルポイントをいっぱいに使うとなると必然的に燃焼DoTの割合も高くなるという所は一つポイントかなと思います。あと、リングの「神話級 光の誓約」をここでも2個使っていますが、アイテムスキルが珍しい遠隔型の攻撃スキルで、炎の矢が敵に向かって飛んでいくタイプにリチャージが1.4秒と短めで発動率もよく、John_Smith氏もシールドブレイカーの最新版で使っていました。

ということで、オースキーパーは単体でも十分に強いクラスであるのは間違いないですが、実はこの火炎型というのが基本と考えると、組み合わせ的にはパラディン、デモリッショニストは非常に向いているクラスではないかと思うところです。そして、「アイ オブ レコニング」に関してはオースキーパーの中ではかなり特殊なスキルという感じがします。ともかく盾持ちの場合ディフェンスだけでなく火力もブーストされる形になるので、それ以外のクラスと組み合わせる場合においても有効に使いたいところだと思います。

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このビルドを見るともうデモリッショニストは要らないな、とも思えてくるところですが(久しぶりに暴言が出ました。(・_・;))もうデモリッショニストの方は思い切って属性を刺突、出血メインにして、おまけでカオス、イーサー付けてあげれば遊べるクラスとして需要が出てきそうな気もしますが、所詮ピエロになるだけという気も... (・_・;)

最後に、omnitrio氏でもう一つ興味深いビルドとして、片手銃+盾持ちのパラディンですが、これは5chで非常に人気のある「大司法官の防護」「リージョンの砦」セットのピュリファイアを新クラスに置き換えたものと言って良いでしょう。→ リンク

装備は「大司法官の防護」は3点でヘルムが「エンピリオンの凝視」に変わっていますが、これはセットボーナスを考えると正解だと思います。そして、リングはここでも「神話級 光の誓約」2個ですがパラディン+遠隔型だと、さらにに相性が良さそうに見えます。星座は遠隔型なので「ヒドラ」を取る形ですが、ここでも「マギ」を取っているところと、「フィーンド」に気絶耐性も確保しているところから、近接で戦うことも考えた構成という感じです。

最後にスキルに関しては、「ファイアストライク」の代わりに「正義の熱情」「テルミットマイン」の代わりに「サモン ガーディアン オブ エンピリオン」が置き換わった形ですが、残りの部分をデモリッショニストと比較すると盾持ちだとWPSが使えること、「ヴィールズマイト」で機動力が上がること、バフも「ブラストシールド」より上ということでピュリファイアより強そうな感じがします。ということで、パラディンを作った際には一度試してみたいところですが、とにかく、このomnitrio氏はどれも良さそうなビルドばかりで、作りも確かなのでオススメだと思います。

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デモリッショニスト心の支えとも言われたピュリファイアがお払い箱となると非常にヤバイところではありますが、シールドブレイカーは十分に一線級の力があるので今後はそちらで頑張ってもらうしか無いでしょう。(・_・;) ともかくピュリファイアユーザーは「サポートが切れますので新製品にお切り替え下さい。」って感じでしょうか?(・_・;)

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では本題です。まずハードコアでの使用キャラですが、使うのが一年ぶりなので完全に忘れています。(・_・;) まあ、ウィッチブレイド1キャラしか無いのでこれを使う以外ないのですが、ビルドとしては当時ディフェンスに優れていた体内損傷DoT型で星座で、「生命の樹」「春の乙女 イシュターク」「エンピリオンの光」「メンヒルのオベリスク」のTire3星座を4つ使う形の安定重視の構成でした。それ以外では、いくつかクラフトで装備とコンポーネントを作っているため、鉄片&素材がかなり不足していて、まず装備やレリックのクラフトは無理、AoMコンポーネントも2個作れるかどうかって所で苦しい台所事情です。(・_・;)

とりあえず軽く戦ってみた感じでは、やはり火力が低くこれは苦労しそうです。(・_・;) ということで、改良しますが、ここは今一番強い報復を加えてみることにしました。こういうときに拡張以前にウィッチブレイドで報復ビルドを作っていた経験が生きてくるので、マニアックな実験をやるというのも案外馬鹿にできません。(・_・;) ただ、装備は殆ど無いしウォーロードでもないのであまり火力は期待できないでしょう。まあ、基本的に報復型というのはディフェンス重視なのと、報復自体は攻撃能力が低くてもダメージが出るので今回のような装備が不足するケースでは悪くないと思います。なんとなく、やっている途中でパッチが来たら計画がおじゃんになりそうではありますが、星座主体なので装備の弱体化であればそれ程影響はないはずです。

ということで、リセットポーションを使って星座をウォーロードで使っていた報復重視の配置に変更します。若干の違いはありますが、ほぼ同じで物理報復の付いた星座を重視しつつ、保険の「グール」、エナジー再生と行動型耐性確保で「吟遊詩人のハープ」を加えた配置です。スキルは排他オーラを「オレロンの激怒」から「メンヒルの防壁」に変えて「カウンターストライク」を強化した程度です。最後に装備ですが、このキャラは今までにトレハンは全くやっていないので、そもそも交換できる装備がないのですが、(・_・;) Forgotten Godsにはタダで使える装備があるので、最初にそれをゲットしておきましょう。

まずは、拡張エリアにポータルで飛んだあとすぐ右の脇道においてある宝箱から100%出る見た目は盾だけど実はメイスという「全く普通の盾」です。これは物理の盾持ちなら最適なサービス品なので使わせて頂きましょう。あとはコルヴァン砂漠リフトのすぐ右の隠しエリアにあるイソギンチャックみたいなオブジェ?の横にある壺から100%出るエピックヘルムの「フェッタンのマスク」ですが、貴重な全+1に耐性も付いているということで採用です。あとAoMではアミュレットはイーサー耐性確保に充てましたが、FGエリアではイーサー耐性はまずいらないので、倉庫にあった「神話級 慈悲のアバター」に変更です。これで、「グール」と合わせて2重のガードになるのでバフを剥がされたとしても即死はないでしょう。

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ブーツは材料がなかったので本編はコンポーネント無しで戦いました。最終的には「旅人の標章」を貼りましたが、移動速度は「戦争の使者」のバフで上がるので特に無くてもOKな感じでした。あと報復は大した量ではないですがそれでも普通に物理で行くよりはまだ火力になる感じがします。

では、FGエリアに突入してみますが星座スキルが低いので経験値ポーションを使って上げながら進めていきます。火力的にはイマイチで時間はかかりますが、ディフェンスに関しては物理攻撃には完璧で、また耐性超過も十分なのでボス以外は全く問題ない感じです。要注意なのはバフ剥がしと終盤のボスですが、バフ剥がしは一対一なら剥がされても特に問題はないので、引き気味で周りから倒していけば問題ありません。終盤のボス「オカロス」「ドラヴィス」「スチュワード」「カイモン神父」は流石にギリギリって感じもしましたがなんとか倒せました。そして問題のラスボスですが、念の為消耗品で火炎耐性を強化して望みましたが、第4形態は柱に密着していると足元に渦は置けないみたいだし、飛んでくる火も少しはかわせるので問題なく勝てました。ということで実績クリアです。

今回はレベルや祈祷ポイントに違いはないのでAoMのときに比べると本編の方はまだ進めやすいかな、という気もします。ただ、死んだら終わりなのには違いはないので、慣れてなければ十分に装備を集めてからやったほうが無難なのは間違いないです。

さて、次が難関ですが正直25シャードまでは長いので一回で進むのはきついです。そこで作戦ですが、途中から再開出来るウェイストーンの設計図に関しては、ノーマルやエリートでも出ます。なので、最初は実地調査を兼ねてノーマルでウェイストーンの設計図をゲットしてみます。流石にノーマルだとかなり余裕な感じなので35から再開できるウェイスートンまで取るために36シャードまでやりました。これで、20シャードから25シャードまでやるか、35シャード一回だけで終わらせるかの2つの選択肢ができたわけですが、ノーマルで敵やマップの配置を確認したところでは、そこまで難易度に違いはなさそうなので、ここは一発で終わる35シャードからのほうがリスクは低いと見ました。あと最大の問題となるボス戦ですが、おそらくネメシスは出てこないので、要注意としては耐性低下を持つ「ブラッドロード タロニス」「センチネル」あたりになりそうですが、マップはバルバリー港なら分離できるはずなので大丈夫ではないかと思います。万一無理だと思ったら必殺技のESCキーでのセッショ終了すればOKでしょう。(ESCというよりEPM[電磁パルス]って感じです。 (・_・;))

では、やってみますが、流石にこれは慎重に行かないと危ないので時間は完全に無視して、とにかく各個撃破で少しずつ進んでいきます。また、念の為耐性強化用の消耗品をいくつかと、秘密兵器として物理報復をパワーアップするブラックリージョンの店で売っている「ブレイドウォード チンキ」を10個ほど買っておいて敵が硬いときはこれで削ってみることにします。で、戦ってみると雑魚は問題ない感じですがヒーローが3体以上同時にくると流石に厳しくて、地形なども使って工夫しないと危険な感じですが、少しずつ減らしていけばなんとか乗り切れました。そしていよいよボス戦ですがマップは読み通りバルバリー港で、ヤバそうな相手はなくラッキーでしたが、ヴォイドリーチ2体とグール3匹がなだれ込んできたのでそこまで楽でもないです。とにかく敵が硬いので「ブレイドウォード チンキ」を使って削っていって、ヘルスが持たなそうになったらヘルスポーションも使ってという感じでなんとか乗り切って勝てました。ということで、今回も無事に全実績解除できました。

今回も装備集めをしていないのでかなり苦しい装備構成ですが、それだけに緊張感があってなかなか楽しめました。とにかく少ない材料をやりくりして戦うのは総合力を試されるので、これも一つの楽しみ方ではあると思います。まあ、死んだらショックが大きいのでオススメは出来ませんが、ハードコアでなくてもセーブデータを全て退避して真っさらでやってみれば同じように出来るので、最強ビルドなど考えずにまったりソロでやってみるという意味ではこちらのほうが楽しめるのかもしれません。それにしても、こんな装備でも35シャードくらいなら十分に戦えるというのは結構意外な感じにも思えます。

2019年4月26日金曜日

Forgotten Gods その9:審判の日

最近はフォーラムの記事も非常に多くてとても全ては見きれない感じですが、結局の所シャッタード レルムに関してはいくら死んでもOKだし、終盤の方はボス戦で各個撃破できるかが全てのような感じなので、現状はビルドの強さを計る目安にはなりえないく、パッチで調整が入るまでは待ちかなという感じで、Superfluff先生もシャッタードレルムの動画は調整されるまで怪しい呪文で封印したようです。(クリードかよ。(・_・;))要するに、今シャッタードレルム用にビルドを作っても調整後は全く役に立たないビルドになる可能性があるということです。まあ、AoMのときもネメシスやクルーシブルの難易度が異常に高かったのでおなじみって感じですが、トレハンする分にはOKなものの、ビルド作りという意味においてはもうしばらく待ったほうが良さそうです。で、パッチについては前回聞き間違えていたのか配信は4月下旬から5月上旬とのことです。

*タイトルですが、映画ターミネーター2では機械が人類に反乱を起こした日ということで、タイトルに「ジャッジメント・デイ」と付いていますが、ここでは単に「ジャッジメント」を使って楽しく遊ぶ日って感じで、野球の審判団が家族と仲良くにっこり笑顔で写真撮影しているようなイメージです。(感謝デーかい。(・_・;))なお、当初タイトルは「ジャッジ・ドレッド」や「デモリッションマン」という案もありましたが、(どちらもスタローンですか...(・_・;))やっぱりデモリッショニストはマイナーなクラスということか、と誤解を受けそうなので却下されました。(・_・;)


では、今回のお題ですが、 オースキーパーに関しては「正義の熱情」「メンヒルの盾」「アイ オブ レコニング」と使ったので残った「ジャッジメント」を試すべくシールド ブレイカーを作ってみました。一応John_Smith氏が拡張リリース後最初に出した「地獄のチャンピオン」セットを使ったビルドを目指す感じで進めてみますが、このビルドはオフハンドの完全キャスター型だし、そこまで「ジャッジメント」に特化しているわけでもないので、そこは適当にアレンジしてみます。また、拡張の直前で強化の入ったデモリッショニストについても合わせてじっくり見てみたいところです。

一応このビルドも簡単に触れておくと、「地獄のチャンピオン」セットはAoM以前に有名だったBWCコマンドー/ソーサラーでおなじみの「ブラックウォーターカクテル」+燃焼DoTをメインとしたビルドに最適な装備で、拡張リリース前に「ジャッジメント」の強化が加えられたことから今回の目的に最適です。ということで、当然燃焼DoT強化というのが一つポイントになるわけですが、特にエピックリングの「神話級 燃焼地獄の印環」の燃焼時間延長にアイテムスキルが結構強力です。このリングについては新しいレジェンダリー品で「神話級 永劫火葬の指輪」という上位版ぽいリングがあるのですが、エピックのほうが優れている感じなのが不思議な所で、もしかしたらどちらかに修正が入るかもしれません。あと、定番の「神話級 エントロピックコイル」もアイテムスキルが強力で、リングは選択肢が多いです。

あとは、その他の装備に星座やスキルも燃焼ダメージ強化ということで徹底していますが、武器ダメージ付きのスキルが殆ど無いのでヘルス変換が無いのと、回復スキルも「蝙蝠」ぐらいしかないので「アセンション」「ブラストシールド」頼みという感じですが、当然それだけでは厳しいので、相当に立ち回りでもカバーしないと厳しいでしょう。このあたりは動画を見るとよく分かりますが、ガンガンヘルスが減っているので結構操作はシビアだと思います。

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燃焼ダメージを最大限に使って引き回すという完全にシャッタードレルムをターゲットにしたビルドですが、多分操作で疲れ切ってボロボロになりそうなので試すのはやめておきました。(・_・;) 



*ちょうど書いている所で新しい動画が追加されていました。何故今になってまたこのビルドを使い始めたのかが謎ですが、(・_・;) 75シャード以上を進んでいく感じは完全に虐待ビデオと言う感じで非常に時間がかかりそうですが、コメントを見たら「2時間35分!」 よくやるな~という感じです。(・_・;) 最新の動画はこちらを → リンク

で、ここに、mad_lee氏の新作「ハラの術策」セットを使ったインフィルトレイターでグラディエーターのW151-170を5分44秒でクリアしている動画もあるのでついでに触れておくと、セットの「ファンタズマル ブレイズ」のスキル変化を使った冷気型のナイフ投げビルドです。このセットのポイントはエナジー再生力が高いので、ナイフ投げの弱点であるエナジー不足の解消に役立ちますが、ビルドとしては至って普通であまり面白くなく、どうせなら「スタン ジャックス」にしてほしかったというのが本音です。しかし「スタン ジャックス」では弱過ぎたってことでしょう。(・_・;) というところで、結局美味しいところを持っていくのはインフィルトレイターか、という感じがしますがサバターやスペルブレイカーなども使ってあげたいところです。mad_lee氏の記事はこちら → リンク

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では本題ですが、今回はキャラを作るついでにレベリングについても書いておきます。難易度開放アイテムを使ったレベリングについては、単にレベル100にするだけなら、少しだけノーマル、エリートで祈祷ポイントを稼いでからアルティメットだけを進めることで、一日もあれば十分に育てることが可能な感じです。ただし、これだと派閥の評判が足りなくて、あとから上げる必要が出てくるので、その手間を考えると評判はある程度最初に上げておいたほうが結果的には早い感じもします。

ということで、今のところは下の感じでやっています。
(基本常に経験値ポーションを使います。また、承認状やクエストで必要になる素材なども最初にクルーシブルで渡しておきます。)

最初はとりあえずこれぐらいあれば一人暮らしができるだろうということで、支度金として仕送りしておきました。(・_・;)

手順1.ノーマルで難易度開放アイテムを使ったら、拡張エリアに入ってジャーナルを5ヶ所?読むとLV9くらいになります。(ドリーグ教団の商人のいる壁の隠し部屋にも一つあります。)そうするとLV7から使える「鱗で覆われた皮」を付けた「ローカー」セットを装備できるので、毎回同じ装備を使いまわし出来て便利です。

拡張エリアでジャーナルを読むだけでLV9になったのでローカーセットを装備して、ついでに倉庫に次の装備切り替えポイントとなるLV50前後で使えそうな装備類を適当に放り込んでおきました。

手順2.そのまま普通にAct1からノーマルを進めてOKですが、適当な所でアルティメットの最初のクエストをいくつかやっておくと一気にレベルが上がるのでそれも良いかもしれません。ただ、経験値ポーションがもったいないので無くなるまで使ってみることにしました。で、1本でクロンリーを倒すところまで進んでLV25になりました。

手順3.ということで、ここでアルティメットに行きますが、ここでも経験値ポーションを使って序盤のクエストをいくつかこなしてみます。敵はかなり強い上に耐性がガタガタなので気合で行かないと死んで経験値ポーションを無駄にしますので注意しましょう。(・_・;) なるべく、敵と戦わないで済む救出系のクエストだけやるのが良いと思いますが、2,3個クリアしただけでLV40になりました。

手順4.とりあえず、進められるだけ進めたら(あるいは死んでポーションが切れたら。(・_・;))ノーマルに戻って続きを進めますが、大事なのレベルを上げることではなく派閥の評判上げのためのクエスト消化と祈祷ポイントです。なのでザコ敵と戦う必要はまったくなくドンドン無視して進んでいきます。このとき移動スキルがあると便利なので、オースキーパーなら「ヴィールズ マイト」は必ず取りましょう。また、メダルの移動スキルもLV15になったらすぐに付けるべきでしょう。

「ヴィールズ マイト」はターゲット無しでダッシュできて移動に非常に便利で、このためメダルの増強剤もラッシュ系にすればダブルダッシュになるので速く移動できます。(なんとなくボートを漕いでいる感じもしますが。(・_・;))


LV50まではすぐなので、装備は多少耐性が欠けていても問題ありません。派閥の評判は栄誉くらいまで行ければ残りはアルティメットだけで崇拝まで上がるのでその辺りが目安でしょう。

手順5.Act3でLV50になったので、私はここで特に理由がなければ「近衛兵」セット+適当なレジェンダリー装備に変更します。このセットは3点なのに装甲吸収率や装甲が高いのに加えてセットボーナスの物理耐性15%、イーサー・カオス耐性35%が非常にありがたいところで、LV75まではこれでOKです。ただ、近接型なら特に問題ないのですがスキルを使いまくるケースではエナジーが足りなくなるので、その場合は別の装備のほうが良いかもしれません。

手順6.ノーマルはどこまでやるかが悩む所で、最後までやっても良いですがマルマスレジスタンスは上がりやすいので、速く進めたいならバロウホルムのクエストまででも良いかもしれません。今回は最後までやってLV68くらいでした。多くの派閥は最初に会話をするところまでやれば、敵を倒すことでも上がるので、クエストはある程度省略しても良いと思います。

手順7.レベル的にはそのままアルティメットでも良いのですが、祈祷ポイントはあればあるだけ楽だし、星座スキルの経験値を稼ぐという意味でも早く取ったほうが良いし、アルティメットの祠開放は素材が高価になるので、エリートで取りやすい祠を少し開放しておいたほうが良い気がします。今回はアルティメットまでに45まで取りました。また、評判が足りていない場合は少しクエストも進めておくと良いです。そして、レベルもピッタリ70になりました。

手順8ここからようやくアルティメットがスタートしますが普通に進めるだけです。LV75で低レベルのレジェンダリーセットが使えるので、今回は「地獄の騎士」セットに変えてみましたが、低レベルのセットの方にはオースキーパーの強化が無いのが許せないところです。(バグ報告だ~!(・_・;)) なお、今回に関してはセット装備なのでこのままでもAoMクリアまでは全く問題ないですが、Act6に入った辺りでLV94になりましたので上位版の「地獄のチャンピオン」セットに交換しました。そして、AoMクリアでLV98になって拡張エリアに入ってすぐにLV100になりました。このため、もっとサブクエストを削ったり 雑魚を無視したりしても大丈夫そうです。あと、拡張の3派閥はアルティメットだけだと評判が足りないので、バウンティを5,6回くらいはやる必要がありました。



ということで、ビルドについては最終的に下のような感じになりました。「ジャッジメント」強化の例としては日wikiにも出ていますが、そちらは「地獄のチャンピオン」セットではなく、「大司法官の防護」セットで、属性もあまり燃焼ダメージは強化していない感じです。

では装備から、まずはレア盾「フレッシュワープト ディフェンダー」のリチャージ短縮が必要です。また、武器の「シンダー スコーン」「ヴィールズ マイト」の強化も付いていてなかなか美味しい装備です。あと、メダルの「ウルズインの標章」にもリチャージ短縮があり、これで「ジャッジメント」のリチャージは1.6秒になりました。それ以外ではグローブの「神話級 正義のハンドグローブ」にもスキル変化がありますが、どちらかというと単にスキル強化目当てです。あとは耐性確保でパンツとブーツをレアアイテムにしていますが、耐性が確保できれば何でも良いでしょう。

星座に関しては、かなり試行錯誤して5,6回は変えましたが、まず燃焼DoTビルドなので「マギ」は取りたいところだと思います。当然「ウルズインの松明」も取りたい所で、あと耐性低下の「ソレイルの魔剣」「ローワンの王冠」も必須でしょう。という所で残りをどうするかですが、完全逃げ撃ち型ならJohn_Smith氏のパターンで良さそうですが、本編では問題なくてもクルーシブルだとディフェンスが持たない感じだったので、ヘルス変換と保険を加えることで、「ヒキガエル」「グール」を取ることにしました。そしてエナジーに減速・捕縛耐性確保で「吟遊詩人のハープ」を加えた形です。個人的にはこのエナジー確保だけは譲れないところで、大体デモリッショニストを使う場合はこの星座のお世話になります。(・_・;)

最後にスキルですが、「ジャッジメント」「ブラックウォーター カクテル」「ヴィールズマイト」の3つの燃焼ダメージを持つスキルがメインですが、「ヴィールズマイト」で効果的にダメージを与えるのは結構難しいのと、クルーシブルではある程度ヘルス変換がないと持たないので最終的にはポイントを減らして「正義の熱情」も併用することにしました。ということで近接でのダメージを減らすために「フラッシュ バン」も追加注文です。(・_・;)

では今回のお題となる「ジャッジメント」というスキルはどうなのか?というところですが、これは結構強烈です。(・_・;) 序盤のレベリング時は「ジャッジメント」をかけて敵が集まったところに「ヴィールズマイト」をぶつけるとまとめて敵を倒せるのが快適で実に楽しいのですが、スキルを強化していくと範囲が広がっていき、そこに耐性低下と燃焼DoTを強化してあげると、これだけで最後まで戦えるほど火力がでます。そして、最終的に装備のスキル変化でリチャージ短縮することにより連発できるのが凄いです。このあたりは「メンヒルの盾」なども同様という感じもしますが、このリチャージ短縮については本来はリチャージの長いスキルであるため、星座スキルの割当によっては100%発動で連射できる形になりますので、うまく使いたいところです。

ともかく、一瞬ピカッと光っただけで触れた敵は確実にDoTで死ぬのが北斗神拳というか、オースキーパーだと元斗皇拳というところかもしれませんが、(・_・;) 動画を撮ってスロー再生すればそこには無数の突きが見えることでしょう。(見えない、見えない。(・_・;))まあ、結局の所、耐性低下をかけたところに「ヴィールズマイト」で突っ込んでから、カメラのシャッターを押す感じでカシャッと「ジャッジメント」を使えば敵がみんな死んで「にっこり笑顔」というのが、やはりこのスキルのイメージかなと思いました。(・_・;)

21ポイントの「ジャッジメント」範囲はこれくらいですが、リチャージが短いので大量に敵が居ても2発も撃てば殆どの敵にヒットします。まあ、審判の日というのは天国行きか地獄行きを審判する日なわけですが、結局の所問答無用で全て地獄行きだと思うので、特にジャッジする必要はなさそうです...(・_・;)

まあ、スキルポイント数はかなり必要になるものの全部の敵に効くし、このスキルだけで終盤まで戦えるので「オレクスラのフラッシュ フリーズ」の立場が完全に無くなった感もします。あとは、Act6あたりの回復キャスターは多くのビルドで嫌な相手ですが、この辺りにノックダウンが非常に効くのは大きなメリットなので、これ用に数ポイント振って使うというのもありかもしれません。*ちなみにソレイル教団の生贄を捧げるクエストで「ジャッジメント」を連射したら転げ回って爆笑ものでした。(・_・;) 


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クルーシブルを基準にしてバランスを取った感じですが、操作に自信があれば完全引き撃ち型にしたほうが火力は高いです。ただ、逃げてばかりだとやはり面白く無いので、その辺のバランスは難しいところです。とにかく、「ジャッジメント」の範囲と火力は素晴らしく「苦悶の階段」や「暴君の砦」など雑魚が多くてうざい場所での快適さは異常なレベルで、マップの巡回速度が抜群に速いのが最大のセールスポイントでしょう。なので、レベリングもやりやすいビルドだと思います。


追記:ちょうど動画のサンプルとして良さそうなのがomnitrio氏から出ました。→ リンク こっちはパラディンで、「メンヒルの盾」「ジャッジメント」での引き撃ちキャスター型ですが、今回作ったビルドと戦い方も含めて近い感じです。で、この動画を見ると特にシャッタードレルムの通常マップでの「ジャッジメント」の威力がよく分かると思います。そして、「ジャッジメント」は壁や柱などの障害物を通過して範囲内の敵には全てヒットするので、障害物越しに攻撃することも可能で、これはクルーシブルでも非常に有効です。ちなみにメダルの増強剤がリープ系の場合「死の坩堝」の通路側の壁は飛び越せるので戦い方に幅が出てきて楽しいです。ということで機動力を活かすビルドって感じです。(・_・;)

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まあ、今回は「ジャッジメント」のお試し的なビルドでしたが、そんなことをやっているとSuperfluff先生から似たような構成のビルドが出てくるから不思議です。まあ、「お前が作ればやって来る」という「あれ」なのかもしれませんが、(・_・;) せっかくですので試してみましょう。→ リンク

装備構成は日wikiの例と同様に「大司法官の防護」セットを使っていますが、装甲や耐性ではこちらのほうが優れていて、近接型ということでこのような選択になったのでしょう。盾のレア装備は自作のと同じですが、武器も「正義の熱情」のスキル変化がついたレア斧の「サービターズ クリーヴァー」を使ってきました。この装備は虚無界のデカイ虫系が出しますが、3種類あるので本編で厳選するのは難しくクルーシブルやシャッタードレルムでないと良いAffixは望めないでしょう。ということで、今回使ったのはとりあえず倉庫に転がっていたもので性能は良くありません。あと、やはりここでもレリックは「赦免」で、ディフェンスが足りないと思ったらこれしか無いでしょう。

星座に関しては、火炎系ということで分かりやすい構成ですが、「アラドラーの不死鳥」は狙ってというよりは「死者のチャリオット」を取るためという意味合いの方が強いのではないかと思います。最後にスキルは「正義の熱情」フル強化で「ヴィールズ マイト」「フラッシュ バン」「ブラックウォーター カクテル」なども切り捨てたコテコテの殴り専門のスタイルで、ただ殴りながらダメージコントロールするだけという、すごい地味というかオールドスクール的なレトロ感のある作りという気がします。

実際試してみた感じでは、カカシのヘルスリセットまでのタイムは35秒くらいで、レア装備が劣っていることを考えると十分な火力はあり、燃焼DoTの成分も高いです。しかしながら、報復ウォーロードなどを使ったあとだと並にしか感じない上に、基本殴るだけなので地味過ぎて多くの人にはつまらないビルドに見えてしまうかもしれません。ということで、評価としては非常に難しいところですが、火炎ビルドとして前回のjajaja氏のセンチネルあたりと比較する意味では、火力も安定感も問題なく確かな作りのビルドで、今回クルーシブルをじっくり戦ってみた感じでは、最初は若干微妙な感じが強かったのですが火炎型のシールドブレイカーを近接で使うという意味では最適解に近いと思いました。

ともかく、デモリッショニストの場合は「ブラストシールド」の性質もありヘルスが半分程度になるのは全く問題がないのですが、そのあたりに慣れていないと弱く感じてしまいがちかもしれません。あとは「アセンション」とレリックの「赦免」でダメージコントロールしながら戦うのがコツで、そうすればヘルスポーションも殆ど使わずに十分戦えます。そしてこれは、ウォーロード以外のオースキーパーを含む盾持ち近接型にそのまま当てはまるかもしれません。ということで、ここを他のクラスと合わせる意味での「オーバーガード」の弱体化と考えると納得できる感じがします。


結論としてはデモリッショニストもオースキーパーとの組み合わせであれば得意の火炎が活かせる上に課題のディフェンスも盾との相性が良いため十分で、合格圏内という感じで喜ばしいところですが、どうしても戦闘スタイルが地味になりがちなので、既存クラスを使った雷型などにも期待したいところです。(・_・;)

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Superfluff先生は年末辺りからテストしていたはずなので、このビルドなどを見ていると、きちんとバランス調整は出来ている感じがするし、デモリッショニストも十分に戦える強さで実に素晴らしいところではありますが、火炎型ということではやはり2H火炎タクティシャンなどの方が使っていて楽しいのは間違いなさそうで、その辺りが非常に難しいところです。(・_・;)


2019年4月21日日曜日

Forgotten Gods その8:帰ってきたウルトラマン

だんだんサブタイトルが訳のわからない方向に行っている感じがしますが、そうです、ついにjajaja氏が帰ってきました。ということで復帰第一弾は「美徳の光」セットを使って「メンヒルの盾」をメインとしたパラディン、じゃなくて「えっ!センチネル???」う~む、流石にこの人は何を考えているのか全く予測できませんが、グラディエーターのW151-170が8分30秒?「まあまあ、じゃない?」と思った方はまだ若い。これは何とハードコアです。ということで、今回も存分に楽しませてくれそうです。(・_・;)

*サブタイトルはズバリそのままですが、普通続編のタイトルというのは頭に「新」「続」や最後に「2」なんかが付くものですが、「帰ってきた」というのは珍しい気がします。まあ、「バットマン リターンズ」などが同じ感じだと思いますが、やはりウルトラマンのほうがインパクトがありそうなのでこっちにしてみました。(・_・;)


その前にTwitchの動画配信がありましたが、内容としてはGrim Misadventuresで出ていた、既存のセット装備4点のアップグレードについての紹介でした。パッチは来週早々みたいですが、そんなことより他のバランス調整のほうが先だろうという気もしますが、(・_・;) シャッタードレルムや他の弱体化に埋もれる可能性があるので触れておきましょう。(・_・;)

・「千里眼の集中」セット
スペルバインダーの定番が「アグリヴィックスの悪意」セットに移ったことで行き場を失った感がありましたが、「アルブレヒトのイーサーレイ」がついに待望の貫通レーザーとなるということで今回の目玉です。まあ、これでウォーロックが生き返るとは誰も思っていないと思いますが、とりあえず、お客さんが集まれば作戦成功と言って良いでしょう。(・_・;)


・「イスカンドラの統一」セット
これまたイーサー・スペルバインダーの弱体化の巻き添えを喰らって、路頭に迷った感のあるセットでしたが「トロザンのスカイシャード」を無理やり火炎化して使っちゃおう、というこれまたドラゴンボール的な「もう、何でもありね。」というか、それだとただのメテオじゃないか、という気もしてきますが見た目も紫のメテオに変わっていて、ソーサラーも少しは使ってね、というところです。ただ、このクラスの場合、もはや棺桶に片足を突っ込んだレベルではなく、セメント詰めで海の底に沈んでいる状態なので、果たして蘇生が可能なのかは不明な感じです。(・_・;)



・「ウルズインの地獄のアバター」セット
このセットについては火力は素晴らしく、フォーラム常連もその辺りは認めているところですが、耐性も装甲も弱くまさにグラスキャノンの典型的なパターンに陥るために避けれている感じがするセットかなというところかなと思います。で、今回突然の「キャニスターボム」強化ですが、それが何故なのかというのが分かればだれも苦労はしません。(・_・;) とりあえず、デモリッショニストというのは本来「投げ物」で稼いでなんぼのクラスなので、「ポイポイ」するのは間違いではないと思いますが、両手銃とどう噛み合うのかは謎です。ともかく「ヴィールズ マイト」辺りと合わせれば機動力は出ると思うので、その辺りが活路でしょうか?(・_・;)



・「ブラッドレイジャーの果てなき狂乱」セット
このセットに関しては特に微妙なセットではなく、出血ビルドの現役バリバリだと思っていましたが、何が気に入らなかったのかテコ入れ対象となりました。そして、動画でどう変わったのか紹介されるわけですが、ただ殴っているだけにしか見えなく、全く凄さが伝わって来ませんが... (・_・;) さすがにZantaiもこれはマズイと思ったのか、すぐに紹介を切り上げたので全部の装備のステータスを見ることが出来ませんでした。(・_・;) え~強化としては火力強化というより、物理耐性やヘルス回復が’加わったディフェンス中心の強化なので、当然ただ殴っているのを見て違いが分かるはずがないです。(・_・;) 個人的にはテコ入れするなら「ワイルドブラッド」セットのほうが先だろうという感じはしますが、出血装備は新ネタが少なかったこともあり出血ファンがうるさいから「とりあえず適当に盛っておけ」というどんぶり勘定的な強化なのかもしれません。(そんなアホな。でもありえたりして... (・_・;))



あともう一つ「オーバーガード」の変更についても出ていましたが、リチャージが20秒から24秒へと延びました。さらに気絶耐性もLV1で100%から26%に落ちているのが確認できました。そして変化スキルの「マーコヴィアンの防御」についてはシールド回復-10%が付いた代わりに報復ダメージの修正総計-18%が付きました。まあ報復にもペナルティがないとおかしなことになるので、これは仕方ないでしょうが明らかな弱体化です。これは、他のクラスとのバランス調整という形だと思いますが、方向性として「アセンション」のように常のかかるのではなくリチャージ込みでやりくりしながら戦ってほしいという意思表示かという気もします。まあ、結局の所「オーバーガード」は使うしか無いですが「マーコヴィアンの防御」についてはかなり火力が落ちるので、よほどの理由がない限りは取らないほうが良いとは思います。



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では本題ですが、最初にセンチネルでya_氏が「三神の衛兵」セットを使ったいかにも真っ当な毒酸報復型を出しているので見てみましょう。→ リンク

装備は「三神の衛兵」セット以外は、順当に酸報復強化の装備を集めていますが、ポイントとしてグローブの「闇き者のグラスプ」はスキル変化のダメージ減少目的でしょう。まあ、「ドリーグの邪眼」「フォーカストゲイズ」でも代用は可能だと思いますが、スキルポイントやスキル割当も不要だし、攻撃能力強化としても良さそうというところでの選択でしょうか。あと、ここで重要なのがレリックの「赦免」でアイテムスキルのシールド回復-100%、シールドブロック率+25%のディフェンスに、全報復400%と非常に高性能で、しかも属性が火炎・毒酸なのでいろいろなビルドで使用可能です。ということで、オースキーパーで報復を使う場合、ディフェンスが不足するクラスの場合はこれと「アセンション」の組み合わせで対応するというのが常套手段になるのではないかと思います。

星座に関しては、基本的に前回のカオス型センチネルと同じ考え方で、「アセンション」などのリチャージ短縮での「イオンの砂時計」にディフェンス&報復強化での「メンヒルのオベリスク」ということで、非常に納得できる配置です。スキルについては、オースキーパー側は報復メインということで、「メンヒルの盾」「リプライザル」「正義の熱情」「応報」メインの強化。あとは「美徳の存在」「アセンション」はツリー全て強化に「三神の道」「セレスチャル プレゼンス」をフル強化ということで、物理報復型と方向性は同じです。オカルティスト側での注目はやはり「フィーバード レイジ」でしょう。ある意味「諸刃の剣」ではありますが、報復ビルドで使わずにどこで使う、という感じもするので正しいと思いますが、注意して使わないと即死もあり得るので使用にあたって注意が必要なのは間違いないです。(・_・;)

では作ってみますが、集まった装備の耐性が標準より低めだったので、メダルを耐性確保でレア装備に替えました。拡張以降のビルドにおいて、特に近接型の場合は耐性超過を疎かにすると安定して戦うことは不可能と思って良いのでここは大事です。カカシのヘルスリセットまでのタイムは1分15秒と全く奮いませんが、本来報復ビルドというのはこんなものです。まあ、物理報復とはそもそも比較するのが間違いなので、それを考えると十分だし、いざとなれば秘密兵器の「フィーバード レイジ」もあるので火力に関しては問題ないでしょう。

ということで問題はディフェンスですが、おそらくウォーロード以外のオースキーパークラスはこのディフェンスをどうまとめられるかがポイントで、今回は上で書いているように時間短縮と、レリック、星座で補強しているイメージです。なので、これを適切なタイミングで使用すれば十分なディフェンス力が見込めるわけですが、問題は前回のカオス型と同様、非常にややこしいスキル操作が必要で、この辺りは「スペルバインダーのクリエイターが作った近接報復作品」という宣伝文句を付けたくなる操作の難しさで、ビルドの出来も強さも問題なく、作りも流石ではあるのですが、何かが違うような感じがするのは気のせいでしょうか。(・_・;)

ということで、ya-_氏は報復ビルドを作るのは初めてと言っていますが、作り自体は見事で流石というところなものの、この後に出てくるveretragna氏、jajaja氏のビルドと比較すると、単に強さだけではなく操作性や戦いやすさまで考えているところが年季という感じで、この辺りが突っ走りがちな若手とベテランの違いというところでしょうか。(・_・;)

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せっかくなので見た目も「センチネル」ファッションにしてみましたが、まあ、悪質な耐性低下の悪いイメージが大きいせいか、正直かっこ良い感じはないです。(・_・;) 多分「三神の衛兵」セットについても性能は悪くないと思いますが、物理報復のインパクトが強すぎたので、他の属性の報復はかなり損をしている感じがしてしまうのはやむを得ないかもしれません。ということで、傷がいえるまでにはしばらく時間がかかるでしょう。(・_・;)

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次に、jajaja氏復帰祝いということなのか (・_・;) veretragna氏も久々のビルド投稿ですが、これがまたjajaja氏の「マーコヴィアンの要塞」セットを使ったシールドカデンツ型で、少し前にも似たようなビルドを出してはいましたが、なんとなくダブルブリッツ・コマンドーをさらにパワーアップした感じのトリプルブリッツ・ウォーロードという感じのビルドになっています。→ リンク

装備はほとんど解説の必要がないくらい定番品で固めていますが、レリックに「名誉」、メダルに「セーフガード」強化と耐性確保で「神話級 サンクトゥスの紋章」を使っているのが珍しいです。このメダルはクラフトだしステータスも優秀で便利ですね。星座もいかにも定番という感じですが、耐性も含めてディフェンス寄りの配置です。ポイントになるのは「ウルザード、コルヴァークの伝令」だと思いますが、この新星座のスキルは報復でも優秀ですが、それ以外でも物理ダメージと装甲強化に、物理、刺突、体内損傷+200%のバフが強力で物理型なら最優先で考えたいところだと思います。

最後にスキルですが、ソルジャー側は特に解説の必要がないくらいに定番的な割り振りで、「ブリッツ」強化というのがこのビルドでのポイントになります。そしてオースキーパー側ですが、ここでも「ヴィールズ マイト」だけを強化した上で「セーフガード」をフル強化して盾持ちのメリットを引き出す作戦です。あとは耐性低下の「セレスチャルプレゼンス」とバフの「美徳の存在」以外は1振り程度とメリハリがはっきりしていますが、オースキーパーをサブで使う場合の構成としては結構特殊なパターンではないかと思います。あとはメダルの増強剤の「焼き尽くされる終焉のルーン」が3つ目の「ブリッツ」ということになるわけです。

全体的には耐性超過も十分に稼いで、ディフェンスをしっかり固めた安定重視のバランスで、いかにもveretragna氏らしい作りですが実際戦ってみるとこれが非常に良い出来で、ド安定のディフェンスに火力も十分なのはまあ当然という感じもしますが、突撃3連発が結構面白く単調になりがちなこの手のビルドのアクセントになっています。カカシのヘルスリセットまでのタイムは30秒で、物理盾持ちとしてはかなり良いタイムだと思いますが、ダメージの入り方が突撃の強打でゴリゴリっと削る感じなのは、なかなか見ることが出来ない感じで新鮮です。

ウォーロードと言えば「ブッ壊れ」の物理報復のイメージが大きいかもしれませんが、フォーラムの常連あたりだと、そのような期間限定の特価商品などにはさっさと見切りをつけているので、いつまでも執着して別のクラスで同じ装備を使って強いと喜んでいるようでは、いつまでも三流の域を出ることは出来ません。(・_・;) なので、そろそろきちんと地に足がついた正しいビルドを作るべきでしょう。そういう意味では、目新しさはなくても火力良し、ディフェンス良し、操作性良し、とさすがはベテランの仕事という感じです。(・_・;)

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特に目新しい部分はまったくないのですが、あえて突撃スキルに特化することで、初代シールドカデンツの基本であるマーコヴィアン+「ブリッツ」の良さをそのまま引き出しているのと、まとめ方もそつがない感じで、veretragna氏久々のヒット商品かもしれません。(・_・;) それにしても、このビルドの基本は2年以上経過してもまだ強いというのが他のビルドではちょっとありえないところですが、そこがjajaja伝説というところでしょう。(・_・;)

追記:一点気になっていたので少し試してみましたが、「ブレイクモラル」の代わりに「シャッタリング スマッシュ」を使った場合ですが、やはりこちらの方が僅かではありますがカカシ相手のタイムでもGrim Internalsの統計情報でも火力的には上になるようです。まあ、「ブレイクモラル」にはスキル妨害の効果もあるので何を狙っての選択なのか分かりませんが、そのうちコメントで説明があるかもしれません。

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では、いよいよjajaja氏のセンチネルを見てみますが、たまたまセンチネルを作っていて良かったいうのもありますが、早くも3回目のビルド変更で、意外にセンチネルもバリエーションが広いなという感じがします。→ リンク

基本的な構成としては「美徳の光」セット+「メンヒルの盾」メインというのが柱ですが、今回の新クラスのオースキーパーのスキルについては戦前の予想通り、スキルのリチャージ短縮をかけて稼働率が上がればどれも非常に強力です。ということで、「メンヒルの盾」もレベリング序盤では大して強い感じはしないのですが、このレベルになると異常に速度が速い上にそれが遠隔で範囲攻撃できるし、しかも武器は片手でOKだし、なにより通常攻撃ではないので攻撃速度が必要ないところも優れているとなると、すでに「フォースウェーブ」の立場がない感じですが、(・_・;) まあ、セット装備が必須なので許せる範囲でしょう。

「メンヒルの盾」については序盤はリチャージが長いのでカデンツみたいな感じになり微妙感がありますので、盾持ちの場合はここにポイントを振るよりは「セーフガード」などのパッシブを強化したほうがディフェンス力も上がるのでお得かもしれません。なお、「セーフガード」は盾持ちならすべての攻撃に有効ですが、「強打」「シャッタリング スマッシュ」は通常攻撃にしか乗らないので注意しましょう。

それ以外で重要性が高そうなのがレリックの「赦免」で、これはya_氏のセンチネルと同じ考えで、火炎・毒酸なので当然ここでも真っ先に選択肢となるわけです。あと、メダルの「神話級 神聖の標章」はハードコアならではの保険用途での採用でしょう。それにしても、普通の人は武器の「ブレーズ ハート」はまだしもグローブの「神話級 ウィルムボーン ハンドガード」ブーツの「神話級 灰色の魔術師のフットパッド」の選択はまず出てこないと思いますが、良く見てみると決して間違った選択ではない感じで実に不思議です。

星座に感しては耐性低下以外はディフェンス系の星座ばかりというのが意外な感じですが、ここもハードコアというところでバランスを考えた構成という感じです。最後にスキルについては、オースキーパー側は当然「メンヒルの盾」「セーフガード」はフル強化。耐性低下の「セレスチャル プレゼンス」排他オーラの「神の信任」もフル強化。そして「美徳の存在」「アセンション」のバフ系にも十分に振っていて、この辺りはもう定番という感じもしてきました。最後にWPSの「強打」「シャッタリング スマッシュ」「メンヒルの盾」のリチャージの合間の通常攻撃だけにしか効かないので、取らなくてもよいのかもしれませんが1振りなのであまり気にする必要はないでしょう。また、操作が面倒でなければ「神聖化」のバフ目当てで「正義の熱情」併用する考えもありだとは思います。

では作ってみますが、今回はすべて装備は揃っているのでほぼ同じに出来ました。で、カカシのヘルスリセットまでのタイムは40秒程で平均的かなという感じですが、Act6やFG終盤のエリアで少し戦ってみると、これが非常に戦いやすいのに驚きます。まず、操作がシンプルで扱いやすいのが良いですが2つの移動スキルも快適だし、耐性超過も稼いであるのでディフェンスも非常に安定していて安心してプレイできます。全体的には「ヴィールズ マイト」に加えてメダルの増強剤も結構考えて選んでるようで、上のveretragna氏と同様、ダブルブリッツ・コマンドーに近いタイプのビルドではないかという気がしました。

解説を読むとパラディンでは無いのは「懲戒のオーラ」より「神の信任」だから、シールドブレイカーでは無いのは「アスペクト オブ ザ ガーディアン」の物理耐性が重要だから、ウォーロードでは無いのは火炎強化に何も貢献しないから、というような理由みたいで、なかなか考えさせられるところではないでしょうか。そして、やはりオカルティスト側のサブクラスとして最小限のポイントの振り方は、最近はあまり見なくなりましたがメインクラスの方にスキルポイントをたくさん使えるという意味では非常に効率が良いということを改めて感じさせます。

まあ、一年以上ブランクがあったわけで、まだウォーミングアップ程度というところかもしれませんが、それにしてもGrimDawnToolsを見ただけでは良さはわからないし、実際に戦いながら組み立てないと絶対に作れないビルドだと思います。そして先日のsigatrev氏もそうでしたが、人気や話題の新装備などに全く動じること無く、セット以外はありふれた装備をうまく使って完璧なバランスのビルドを仕上げてくる辺りが流石に只者ではないな、という感じがします。とにかく、このような意外性のあるアイデアというのは単にゲームに詳しいから出来るというものではないので、ぜひ引き続きビルドを出してほしいと思うところです。

GrimDawnTools
残念ながらビルドの強さということではveretragna氏の勝ちかな、という気がしますが、果たして何人の人がセンチネルでこの構成のビルドを思いつけるかということを考えると、非常に考えさせられるものがありこの辺りがウルトラマンというところでしょう。個人的にはケンシロウが帰ってきてバットマンに「バット。男の顔になったな。」と声を掛けて皆が抱き合って涙を流すシーンを想像してしまいましたが、(何かが違うような... (・_・;))ともかくリハクが言ったように「われらの叫びが、奇跡の男をよみがえらせた。」のだと思っておきましょう。(・_・;)

2019年4月17日水曜日

Forgotten Gods その7:ねじの回転

Grim Misadventuresによると、パッチ警報が発令されたようですが、シャッタードレルムの調整は良いとして、はたして物理報復がどのくらい調整されるのかというところが焦点ではないかと思います。ともかく開店特別サービス的にブッ壊れビルドで遊べるのは楽しいのですが、今回はあまりに壊れすぎていて普通のまともなビルドが作りにくくなっている感すらあるので、「どんどん吊せ~」という感じで、サクッと息の根を止めてもらうしか無いでしょう。(お祭りも終了間近のようです。(・_・;))

タイトルはヘンリージェイムスの名作小説で映画化もされていますが、古いので知っている人は少ないでしょう。内容は怪奇ホラー物かと思いきや怖さはなく心理劇というか謎だらけで結局よく分からないというところが面白さです。(・_・;) 要はネジをひと捻りということで捻りまくった作品ということです。というところで、今回のテーマとなる「アイ オブ ザ レコニング」の回転スキルですが、ただの回転ではなく動作自体に捻りが入っていて、こちらも今ひとつ良く分からないという謎スキル的な雰囲気が感じられます。(・_・;)


最初に、ちょっと余談ですが注目のSuperfluff先生やJohn_Smith氏は次に何を作るのかな~と動画をチェックしていたら、なにやら二人共にベルゴシアンのブレイドマスターでタイムアタック合戦をやっているではないですか...(・_・;) 実はこれにはその前の話があり、先日のSuperfluff先生の記事のコメントでJohn_Smith氏がWPSスキルの比較を出していて、意外に「マーコヴィアンのアドバンテッジ」が優秀な数字を出していることが分かりました。で、

Superfluff先生:「こんなはずはないんだが...」
Superfluff先生:「むっ!「ベルゴシアンのマスク」にはスキル変化がついておったか!ワシとしたことが見逃しておったわ。ガッハッハ。」

という感じで、Superfluff先生から一本取るとはJohn_Smith氏も流石ですが、大いに盛り上がった所で二人共このブレイドマスターにどっぷりハマってしまったとさ... (日本昔話かよ。(・_・;))で、Superfluff先生は再度更新版が出てエピック斧の「ノッチト ボーン オブ ア サウザンド デス」を使ったバージョンが出ています。(ついにファビウス化しました。(・_・;))一方、John_Smith氏もグラディエーターで5分48秒まで出していますが、情けをかけて「リビングシャドウ」を取ったのが仇となったのか、(・_・;) Superfluff先生にはわずかに3秒届かずと激戦で、なんとなく、平成最後の名勝負という感じですが、この戦いを通してSuperfluff先生とJohn_Smith氏はマブダチになったようです。(・_・;)

ベルゴシアン・ブレイドマスター(ノッチ仕様)
Superfluff版 → GTリンク
John_Smith版 → GTリンク

*John_Smith氏は3秒負けましたがレア装備を全く使っていないので、試合に負けて勝負には勝ったともいえるでしょう。(・_・;)

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では本題。「大竜巻」セットが揃った所で先日紹介したJohn_Smith氏のアルコンを試してみました。→ リンク 残念ながら武器の「神話級 エンピリオンの慈悲」が無かったので代わりに雷耐性低下の付いた「神話級 エルゴロスのルーン」を使いました。また新キャラで派閥の評判が足りていないので耐性確保のためパンツは妥協してネメシスパンツに替えました。

とにかく最初に、「アイ オブ ザ レコニング」について書いておく必要がありますが、アルコンのレベリング時に中盤からあえて使ってみましたが、このスキルはかなり特殊な感じで、押している間だけ発動なのでチャネリング的な動作で、攻撃の間隔が非常に速く星座やスキルの発動に優れています。また、武器参照付きではありますが26ポイントで40%と控えめです。ただ、攻撃している間も移動できるし、詠唱速度ではなく攻撃速度に依存するようで、他のチャネリングスキルとは結構な違いがあります。

さらに、本体の「アイ オブ ザ レコニング」だけの場合は普通の近接の攻撃スキルという感じですが、派生スキルの「ソウル ファイア」を取ると範囲攻撃力が出てくるというところが変わっていて、イメージ的にはチャネリングという感じは薄いです。ということで、ツリーの2つのスキルの性格がかなり違うので近接型がメインなのか、範囲攻撃を重視するのかということをスキル変化での強化を含めてしっかり把握しておく必要がありそうです。

で、今回のビルドに関してキャスター型の引き撃ちメインのスタイルですが、試してみた感じではスキル的には「アイ オブ ザ レコニング」の殴りの火力というよりは、このスキルの発動率の高さを生かして星座やアイテムのスキルで火力を出すというイメージです。このため、装備がないと火力は半減しますので装備依存度が高いです。ただ、その火力はたしかに強烈でボス相手であろうと直接殴らなくても勝てるくらいの火力があります。一方ヘルス変換はあまり稼いでいないし、武器参照も低いのでヘルス回復は星座「蝙蝠」のスキル頼み、その他はフル強化した「アセンション」で持ちこたえるという方針なので、スキルの使い方や立ち回りを考えて戦う必要があり、ここが分かっているかで実際の強さにかなりの差が出てくる感じです。なのでキャスター型に慣れていないと本来の力が出ない可能性がありそうです。

ということで、コツ的な部分があるとすれば、まず「ウィンド デビル」は火力の要なのでとにかく連射しまくって火力をスタックさせることが大事です。一方「アセンション」はリチャージがそこそこあるので、バフがあるときと無いときで立ち回りを考えないと痛いダメージを受けることがありますので注意が必要です。このため、「ヴィールズマイト」「天地のルーン」の移動スキルで立ち位置を調整するというのがある意味コツなのかもしれません。そのためにも、スキル操作はできるだけシンプルにして動き周りやすいようにしておく必要があると思います。この辺りは動画やスキルスロットの割当などもよく見ておくと良いと思います。なお、流石はキャスターアーマー+オフハンドでエナジーに関しては全く減らなく常に回転していてもOKです。(・_・;)

カカシのヘルスリセットまでのタイムは30秒くらいで、装備が揃いきればもう少しは短くなると思いますが、これでも火力的には十分にトップレベルという感じで驚くばかりです。まあ、このビルドに関しては「アイ オブ ザ レコニング」を使うビルドの中では結構特殊な部類という気がしますが、ディアブロの回転スキルのイメージとはちょっと違うかなという感じです。

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火力は流石の一言ですが、純粋なキャスター型でかなりプレイヤースキル的な部分を要求するビルドだと思うので、慣れが必要でしょう。ともかく、操作や立ち回りも含めて考えていないと成り立たないわけで、それを短期間で仕上げるJohn_Smith氏は凄いです。

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では、「アイ オブ ザ レコニング」の特性を確かめるためにもう一つビルドを試してみるということで、ya_氏のカオス型のセンチネルですが、これまたなかなか見ごたえのあるビルドです。 → リンク

装備は、リリース前から噂の「神話級 テネブリスの憤怒」ですが、スキル変化での「アイ オブ ザ レコニング」の物理→カオス100%変換に「ドゥームボルト」強化。16%ヘルス変換に攻撃速度20%と非常に強力です。さらにグローバルでの雷→カオス50%変換も付いていて、「ソウルファイア」の変換に有効と至れり尽くせりな感じです。他には「ラー’ズィンの苦悶」セット3点で、このセットは決してセンチネル向きではないのですが、アミュレットの耐性低下が優秀なので使いたいところ、チェストに関しては「神話級 信仰断絶の法衣」がマッチしているし、フルセットのスキル変化もアイテムスキルも必要ないので、それなら3点のセットボーナスまで頂いておこうという考えでしょう。

あとは、メダル、ブーツが意外な感じかもしれませんが単にスキル強化のための選択です。またレリックに関しては全+1なら新レリックの「平穏」の方が良さそうに思えますが、トグルスキルの攻撃速度強化を優先した選択です。ただ、今回のはクラフトボーナスの属性値強化を前提とした割り振りになっているのは流石にやりすぎでしょう。(・_・;)

星座の方は、いかにもカオス型というような配置ですが、新星座の「エルドリッチ 太陽のコルヴァーク」を使ってきました。あと、「イオンの砂時計」を取るCDR型ですが、これは攻撃スキルの短縮というのも当然ありますが、メインとなるのは「アセンション」の回転率を上げることでのディフェンス強化で間違いないでしょう。新クラスのオースキーパーを使う上で、この「アセンション」はディフェンス面で非常に重要なわけで、これを時間短縮を使って有効に使おうというのはある意味鉄則なので必ず抑えておきましょう。それにしてもya_は星座の組み方が相変わらずうまく、この星座の配置も非常に見事な出来という感じがします。

最後にスキルですが、「アイ オブ ザ レコニング」「ドゥームボルト」は当然フル強化としてポイントになりそうなのは「神聖化」のバフ目当てで「正義の熱情」を1振りですが、ひとつは攻撃速度を目当てとした選択でしょう。あと、同じく1振りの「サモン ガーディアン オブ エンピリオン」に関しては星座スキル発動用としての選択で、操作を増やさないようにペットで自動化しようというナイスなアイデアだと思います。全体的にはスキル強化と攻撃速度を最優先とした構成で、あとは時間短縮を使ってディフェンスを乗り切ろうという考えに見えます。

では作ってみますが、装備はすべて揃っているものの星座スキルが上がりきっていないし、スキルポイントも全て取れていないので、多少は劣化しています。また、レリックは新しいのを試す意味であえて「平穏」を使ってみました。カカシのヘルスリセットまでのタイムは35秒程度で、火力的には全く不足感はないです。ディフェンスに関しては「アセンション」の使い方が全てという感じがしますが、武器のヘルス変換は残念ながら武器参照の低さが災いしてイマイチです。となるとやはり「アセンション」「ドリーグの血」頼みになりますが「ドゥームボルト」は間隔が速すぎるので時間短縮のタイミングが計りにくいのと、流石に連射するとエナジーが尽きるので、ボス戦でなければ連射せずに、「時間拡張」のリチャージの16秒に一発程度の割合で使ったほうがストレスがない感じがします。この辺りは上のアルコンと違ってキャスターアーマーではないので、装甲値は高いものの装備にエナジー再生がないところが響いています。

ともかく、「アイ オブ ザ レコニング」に関しては上の雷型よりは本来の使い方という感じもしますが、「正義の熱情」を少しだけ使ってバフをかけてから「アイ オブ ザ レコニング」。あとは「アセンション」「ドリーグ血」でダメージコントロールしながら「ドゥームボルト」で追加ダメージ&時間短縮と、結局キャスター型と同じくらいに忙しいビルドになっているのが難点ではありますが、ya_氏もJohn_Smith氏もキャスター型は得意なのでこういう作りになったのでしょう。ともかく一見装備などはマッチしてなさそうに見えて実は細部までよく考えられているのが流石だなと思うところです。


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「アイ オブ ザ レコニング」についてハッキリ分かるのは、「カデンツ」「フォースウェーブ」のようにシンプルにこれだけ打っていればOKなスキルではなく、星座やスキルの発動を活かす構成だったり立ち回りだったりをしっかり考えて使わないと駄目な感じで、開発のマニアックさが感じられるところです。(・_・;)

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続いて前回登場したomnitrio氏の「チルウィスパー」セットを使ったインフィルトレイターを見てみます。→ リンク  これは非常に面白いビルドで、「チルウィスパー」セットの「ブレイド スピリット」強化を生かすべく、オフハンドの「神話級 死者の抱き付き」「夜の囁きの導管」「ブレイド スピリット」の召喚数+1を使って、4体の「ブレイド スピリット」を使ったハイブリッドペットビルドに近い構成で、動画を見ればよく分かりますが、逃げているだけでどんどん敵が死んでいきます。

とにかく、気絶耐性や耐性超過が低めで、これで大丈夫なのか心配になるところですが、それでも88シャードまで行けるというのが凄いというか、シャッタードレルムでの引き撃ち型との相性の良さを感じるところですが、「ブレイド スピリット」ってこんなに強かったのかと考えさせる斬新なビルドかなと思いますので、是非動画の方も見てほしいと思います。

まあ、全体的には一般的なインフィルトレイターと大きな違いはないですが、オフハンド装備ということで、通常攻撃に「チルスパイクス」を使うキャスター型の構成です。星座も重要なところは抑えてあるので問題はないですが、新星座の「蟷螂」「蓮」は特に重要ではないので変えても良いでしょう。スキルに関しては逃げ撃ち型ではありますが「インクィジター シール」は取っています。

では作ってみますが、オフハンドの「神話級 死者の抱き付き」が未入手なので考えた所、手近にあった新装備の片手メイス「神話級 アマトクの布告者」「ブレイドスピリット」のスキル変化があるので思い切って2刀にアレンジすることにしました。このため、2刀パッシブにも1振りして、「アマラスタのブレイドバースト」も強化しました。また星座もヘルス変換を加える感じでアレンジしています。ということでオリジナルからかなり変わってしまいましたが2刀ならこのような形のほうが良いと思います。更に2刀よりにするなら武器のコンポーネントも「ベロナスのかけら」にして、「エクスキューション」も強化すればよいでしょう。

これでカカシのヘルスリセットまでのタイムを計ると20秒弱で、火力は申し分ありません。そして、肝心の「ブレイドスピリット」の火力もなかなかで、引き撃ち的に戦っても十分な火力があるので、近接と引き撃ちを自由に変えられてとても戦いやすいです。ということで、もともと強クラスのインフィルトレイターではありますが拡張でも安泰の強さであることは間違いなく、他にも新装備が多々あるのでいろいろ遊べそうです。

omnitrio氏が登場したのは年末ぐらいだったと思いますが、最近のビルドはどれもなかなかの出来だと思います。それにしてもロシアコミュニティは若手も育っているようで層が厚いですね。「ブレイドスピリット」もスキル変化があれば馬鹿にできない火力になることと、引き撃ち型はシャッタードレルムに向いているので、なかなか目の付け所が良いと思います。


*omnitrio氏は他にも「オクタヴィアスの熱意」セットを使ったパラディンを出しているのでこちらも簡単に紹介してきましょう。→ リンク

ちょうど先日ya_氏がこのタイプのウォーロードを出していますが、このビルドのもとはタクティシャンがベースなので、ソルジャーでなくインクィジターを使うのもありではないかという考え方だと思います。ということで、「メンヒルの盾」と合わせて使うメイン攻撃が「フォースウェーブ」の代わりに「カラスターのルーン」を使う形になっています。ウォーロードに比べるとDoT成分は少なくなると思いますが「カラスターのルーン」は引き撃ちにも向いているので、これもシャッタードレルムに合っているスタイルではないかと思います。

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では長くなりましたが、最後にもう一つ自分で試したものがあるので書いておきます。2H感電DoTヴィンディケイターは特に弱体化を受けなかったことから、拡張後も安定した強さがありますが、雷型のヴィンディケイター用の新装備としては「ルドリガンの誇り」セットがあるので軽く試してみました。

とりあえず、このセットはセットスキルの「ストーム トーテム」の召喚数+1に存続時間+12秒というのがポイントになるのですが、これに、レアオフハンドの「グローブル スカイエフェジー」とアミュレットの「ハラコーのセレスチャルストーン」を組み合わせると「ストーム トーテム」は最大6体召喚が可能になるわけです。これは今までだとリチャージ短縮しても5体召喚がギリギリと言う感じでしたが、存続時間が延びて24秒になるので余裕で6体召喚できるようになりました。

ということで、考えただけでもヤバそうですが、実際試して見るとやっぱりヤバく、(・_・;) カカシ相手のDPSで1,200K程出ましたが、結構装備は適当なのでもっと上がるのは間違いないです。

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レア装備はとりあえず手元に転がっていたものを使ってみただけなので、大した性能ではないです。とにかく拡張後のビルドに関して一つ言えるのは耐性超過をしっかり整えたほうが確実に安定するので、そのような意味ではレア装備で耐性を整えたほうが戦い易いです。

という感じで素晴らしい火力なわけですが、実は実際戦ってみると6体召喚するまでに殆どの敵は倒してしまうし、シャッタードレルムのように移動が多い戦い方だと6体召喚までの時間がかかりすぎてフルに火力が出しにくいし、どうしても戦いのテンポが悪くなります。ということで、結局の所John_Smith氏のアルコンのように「ストーム トーテム」よりは「ウインド デビル」重視の方が戦いやすいのは間違いなく、下のように変えてみました。

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難点としては体格、狡猾性、精神力と全ての属性値が厳しいので、どこかでレア装備を使ってカバーする必要があります。あとは欲を言えば刺突属性を変換したいところですが、適当なものが無いので若干もったいない感じがあります。

メリットしては自由に動けるのでメダルの増強剤の移動スキルも活きてくるのと、「ウインド デビル」に割り当てた「エレメンタル ストーム」の発動が良くなるところでしょうか。Grim Internalsで見た最大DPSだとかなり落ちる感じになりますが、カカシのヘルスリセットまでは30秒ほどで結局の所John_Smith氏のアルコンと比べてもあまり差はないのではないかという気もします。つまり、John_Smith氏のアルコンの強さは「アイ オブ ザ レコニング」の強さではなく、雷ビルド+スキル変化での強化の強さだということで、これを理解して正しくビルドを組めば他のクラスでも火力は間違いなく期待できるでしょう。


ということで、なんとなく、プレイし過ぎにビルド試し過ぎで訳が分からなくなってきているので、 少しペースダウンして、まったり残りのクラスでも作ろうかと思っている今日この頃です。(・_・;)

2019年4月16日火曜日

Forgotten Gods その6:ペットセメタリー

どれくらいシャッタードレルムを繰り返したかもうわかりませんが、レジェンダリーセットは「覇者」セット以外はすべて揃いました。その他の装備では、やはりアクセサリーと設計図があまり出ていない感じで、「神聖なる囁きの導管」の設計図は出ましたが、特にアミュレットは少ない感じです。あとは、レジェンダリーのMIの方も、今回はリフトから近い場所が多いのですぐに集まりました。ということで、装備がある程度集まった所でいくつかビルドを試してみましたが、一度に書ききれないので今回はペットビルドについて書いてみます。(なお、テストしたビルドは拡張エリアをクリアしてないのでスキルポイントが取れていないし、装備も完全に揃っていないのでお試し程度の感想になります。)

ちなみに主要なレジェンダリーMIについて(必修課題 (・_・;))
・「オカロスの容貌」(ヘルム)
コルヴァン市の残骸のマップの左下あたりのクネッた道の先にある「贖罪の穴」という洞窟にいる「オカロス  "ザ メッセンジャー"」から出ます。

・「イナシュコルの首」(オフハンド
「三神の前衛」から少し先に進んだところにある地下マップ「アテフ寺院」の2階層目にいる「イナシュコル, 寺院守護者」という鳥が落としますが、AoMの「モーンデイル」にある虚無界でクトーン信者を助けていると出現しないらしいので、やってしまっている場合は新規キャラで出直しましょう。(・_・;)

・「砂王の心臓」(アミュレット)
「陽毒オアシス」リフトからすぐ右上の砂漠地帯に出る「砂漠の王, ギャンナー'ヴァッカー」が落とします。

・「コルヴァークの角」(ヘルム)
ラスボスの宝箱から出ます。

*あとは隠しクエストのボスから出るヘルムとアミュレットがありますが、かなり無理ゲー感があるので入手は難しいでしょう。(・_・;)


他には実績の方も、あとはハードコアを残すだけになりましたが、難しそうなのはシャッタードレルムで5種類の祠を使うというヤツで、これは死んだら祠の効果が消えるのでノーマルやエリートの中盤以降くらいのシャードでやるのが良いと思いますが、5種類全てはなかなか揃わなく結局12シャードぐらいやる羽目になりました。なので時間があるときにやらないと泣きを見るでしょう。(・_・;) あと、突撃型スキルで15体の敵を倒すのはノーマルの敵の多い場所で、「ヴィールズ マイト」辺りを使うと一発で終わります。

ネメシスのカイザンです。レアMIのアミュレットは全+1で優秀ですが、大抵は「シャッタードレルム ウォード」の方が優れていると思うし、出現場所が多すぎるので狙って探すのは面倒な感じです。強さはシャッタードレルムで混戦になったときの凶悪さに比べるとマイルドな感じですが、緑の召喚物の回復が厄介です。


*サブタイトルはスティーヴン・キング原作の1989年の映画からですが、愛するが故にペットを生き返らせようとする、というどこか哀愁を感じさせるホラー映画です。で、今回はペットビルド中心の内容ですがいくら新装備が強かろうとも、流石に壊れビルドのカオス・ペットカバリストを生き返らせることは出来ないわけで、だからといってペットを「責めたりー」してはいけないわけです。(・_・;) 

なお、原題は「Pet Cemetery」ではなく「Pet Sematary」で、子供が綴りを間違えている感じを表現したとのことで、日本語タイトルも「ペット セマタリー」となってたりとバラツキがありますが、かなり紛らわしいです。(・_・;)

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その前に、Grim Internalsのx64がアップデートして(最新V1.77)設定画面ができました。これで、x86版と機能的な差は無くなったと思うのでお乗り換えOKになった感じです。

新しい設定画面で、レイアウトはとりあえず顔だけは見せておこうかという配置かと思いますが、個人的には隠していただいてい一向に問題ありません。(・_・;) まだ、空きスペースがあるので、さらに機能追加されるのかもしれませんね。

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では本題。sigatrev氏より新作のエレメンタル・ペットカンジュラーが登場。ただ、強さとしてはマイルドに収まった感じで、凄いビルドを期待していた方には少し肩透かしな印象を受けるかもしれませんが、sigatrev氏は初期の頃からカンジュラーを基本としていたことがあり、また、今回のビルドをよく見るとAoM以前のペット・カンジュラーに非常に近い感じになっていて、原点回帰とも思える構成になっているのが興味深いところです。→ リンク

装備は「ネイチャーズ コールの礼装」フルセットにおなじみの定番アイテムで構成されていて、新装備は武器の「ビスミールの精神網織機」のみですが、これはビスミール教団の派閥ショップで設計図が買えるので入手は簡単です。ともかく至って普通という感じがする構成です。

星座は、sigatrev氏のビルドとしては非常に珍しい「モグドロゲン ザ ウルフ」を取るパターンで、他には「ウルズインの松明」「リヴァイアサン」を取っているところがポイントになるでしょう。たしかに初期のペットカンジュラーは「リヴァイアサン」を取っているケースも有りましたが、ペット強化だけにこだわらずに総合的な強さとしてバランスを取るという考え方は大事だと思います。最後にスキルについては至って普通という感じで特筆する部分は全くありません。あとはアクセサリーの増強剤は火力でなくカオス・イーサー耐性確保に割り当てているところもポイントかなと思います。

実は、今回のビルドに関して最も大事なのは装備や星座などではなく、耐性超過ではないかと思います。今までのペットビルドというのは本体の耐性は80%ギリギリというのが定番的なセッティングでしたが、ここでは意識的に超過をさせているのがハッキリ分かります。これは当然シャッタードレルムを戦うための調整ですが、非常に参考になるところではないかと思います。

では一応試してみますが、今回の拡張で鉄片を他のキャラに受け渡すことが出来るようになって、スキルリセット費用を稼がなくて済むのが非常にありがたいところで、私の場合これだけのためだけでも買う価値があると思ってしまいます。(・_・;) 装備的にはレシピ通りですが、星座スキルが上がりきっていないのでフルパワーではありません。これでカカシのヘルスリセットまでのタイムを計ると25秒くらいなので、火力的にはカオス型と同レベルという感じです。属性的には雷が全体の半分程度を占めていて、続いて冷気、火炎の順です。あと、当然ながら毒酸や出血も少しありますが「カース オブ フレイルティー」「デヴァウリング スウォーム」にはほとんどポイントを振っていないので完全に切り捨てた形です。

全体的には特別火力が強いというわけではないですが、無理にペットの火力のみに集中するのではなく星座スキルの割合を増やしたり、耐性を重視したのはシャッタードレルムを戦いやすくするためで、とにかく安定感が素晴らしくどこでだろうと安心して戦えるバランスになっているのが流石かなと思いました。ということで、拡張でのペットビルドの一つの基準とも言えるだろうし、初心者が最初に作るビルドとしてお手本になる出来ではないかと感じました。
ペットの神様sigatrev氏ということで、見た目も神様っぽさを表現してみましたが、(・_・;) 構成的には普通に見えてもそこは信頼のブランド、的確なバランスで作れば安定した強さを発揮するというところが匠の技というところでしょうか。(・_・;) 上級者の人はスキルの割り振りを変えてスーパーチャージの装備入れ替えをやってみるというのも面白いかと思います。

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次に、ペットビルドの注目の品としては「グルの悪意」セットがありますが、ロシアの新鋭omnitrio氏がこれを使ったリチュアリストを出しているので見てみましょう。→ リンク

装備は当然「グルの悪意」セットが目玉ですが、新ペットの「エルドリッチ タロン」(恐竜?)に、グローブの「エルドリッチ ウェブウィーバー」(クモ3匹ですが召喚時に上から落ちてくるのが芸が細かいです。)が使えます。あとはリングにペット用で強烈な毒ダメージを持つ「ユゴールの膿漿」2個に、耐性低下に回復効果を持つアミュレット「ビスミールの虹彩」というところが新装備です。あと、パンツも新装備ですがこちらに関しては耐性確保用だと思います。とにかくリチュアリストで毒酸型というのは非常に新鮮ですね。

星座は、耐性低下で「噂の女王マーマー」に、「春の乙女 イシュターク」を取る耐性確保を重視したバランスの取れたの構成という感じです。スキルの方はネクロマンサー側は「レイズ スケルトンズ」は無しにして「ソウル ハーベスト」「コール オブ ザ グレイブ」でのペット強化に本体のディフェンス強化で「ディケイ」。シャーマン側は「プライマル ボンド」「モグドロゲンズ パクト」のペット強化にディフェンス用で「ウェンディゴ トーテム」とこちらも火力重視ではなくバランスを考えた配分という感じです。特にリチュアリストの場合は「ドリーグの血」によるペットの回復が無いところが弱点になるので、「ウェンディゴ トーテム」は大事かなと思います。

そして、sigatrev氏もコメントで、自分が作ったのとほとんど同じと言っているので、上のカンジュラーは実は先を越されたので違うのを出したという感じだったのかもしれませが、それにしても、omnitrio氏はペットビルドを出すのは初めてだと思いますが、変に火力に走ってバランスを崩した感じなどは全くなく、sigatrev氏のように非常にバランスが取れた作りで見事な出来だと思います。ただ、本体の耐性超過は無いので、そこがsigatrev氏との違いという感じでしょうか。なお、omnitrio氏は最近他にも興味深いビルドを出しているので、次回にも登場する予定です。

で、「グルの悪意」セットと「ビスミールの虹彩」はあるので、軽く作って試してみましたが、「ユゴールの膿漿」が無いのでかなり劣化した状態で、火力の評価については保留します。ただ、これでも強さ的にはなかなかだしバランス的にも良好で、ついにリチュアリストもカンジュラー、カバリストと比べて全く見劣りしなくなった感じなのは非常に喜ばしいところではないでしょうか。とにかく、非常に新鮮味のあるビルドで、ペット好きなら一度は試してみるべきかなと思います。あと、動画の方も戦い方の参考としてためになるので是非見てほしいと思います。

何はともあれ新ペットの楽しさだけでも作る価値はあると思いますが、シャッタードレルムではペットビルドは敵を分離しにくい不利さがあるにもかかわらず、75シャードをちゃんと乗り越えているので強さとしても十分な実力を持っているのは間違いないでしょう。

右側のペットが「エルドリッチ タロン」ですが恐竜というよりはカンガルーってところでしょうか... (・_・;) ともかく、動きが可愛いので人気が出そうです。





2019年4月11日木曜日

Forgotten Gods その5:ワールド・ウォーZ

いや~フォーラムもたくさんビルドが出て大賑わい。しかし、報復ウォーロードで似たようなのがいくつか出た後に、Superfluff先生がとどめを刺すという流れが最高のオチという感じで傑作です。(なんとなく正解はコレね。みたいな....(・_・;) )*ただ、似たような構成に変えてみたらディフェンスはシビアだったので、凡人向けでは無いかも。(・_・;)

あと5chのスレも勢いが凄くてとても読みきれませんが、弱体化への悲痛の叫びが続いたと思ったら、次は報復ヤバイの波が押し寄せてという、まあ、弱体化などはパッチのたびに毎回だし、報復は昨年のDA型と同じようなものなのでいつものコーヒーって感じです。(・_・;) しかし、今の時期に関してはとにかく新装備を集めないことには楽しいビルドが作れないわけで、ビルドの好き嫌いよりも「我々に今必要なのは勝てるマシン。」(・_・;) ということで、物理報復ウォーロードが弱体化されるまでにとにかく取れるだけとっておくというのが大事でしょう。(殆ど火事場泥棒ですが、今を生き抜くというのがこのゲームです。(・_・;))


*サブタイトルは2013年のゾンビ映画で、ゾンビが押し寄せてくる凄まじさが非常にインパクトが有りました。で、ここで「Z」というのは、もちろんゾンビではなくZantaiのことですね。そう、実はこのゲームの真のエンドコンテンツは最終ボスZと戦うことで、フォーラム常連者はこれと戦っているわけですが、シャレにならないデバフ(弱体化)を使ってきて永続的なステータス減少攻撃やスキル剥がしは凶悪です。 ということで、実に楽しいゲームですね。(・_・;)


では、今回はまずSuperfluff先生の「ベルゴシアンの屠殺」セットを使ったブレイドマスターの更新版を見てみます。物理報復ウォーロードの記事の追記で動画リンクだけ先に載せておきましたが、グラディエーターW151-170を5分台半ばに、シャッタードレルムも75シャードは問題なく行けるみたいですが、(詳細は追記待ち)このビルドはSuperfluff先生の代表作とも言えるので非常に力が入っていて、ただ古いビルドを新セット装備に置き換えただけのような安易な構成ではなく、徹底的にビルドを磨き上げるという格の違いを感じさせる作りなのが流石です。→ リンク

で、ビルドはズバリこれ。
GTリンク

まず、レアMIが6箇所とSuperfluff先生にしては非常に多用しています。そして目を引くのが攻撃能力が4000で狡猾性はなんと2291です。つまりレアMIは狡猾性強化のためということですね。

装備はレアMI以外は従来と同じ。MIもアミュレット以外は従来からあるもので、全てが狡猾性強化付きということで徹底していますが、結構入手難易度は高いです。(武器の「リレントレス デルマプテラン スライサー オブ ルスレスネス」は殆ど呪文に近い名前ですが早口言葉での難易度も高い感じです。(・_・;))あとは、コンポーネントの「聖化した骨」2個に最近のトレンドを取り入れた感じで、若者受けをも考えた製品作りという感じがしました。(・_・;)

星座の方は、新星座の「アズラカー、永遠の砂」「ウルザード、コルヴァ-クの伝令」を使ってきました。「アズラカー、永遠の砂」の星座スキルについてはまだ判断が難しいですが、少なくとも近接回避は使えると思うし、星座のステータス自体は刺突ビルドには最適です。一方「ウルザード、コルヴァ-クの伝令」の方は完全に星座スキル狙いですね。あと、やはり「無名戦士」の星座スキルを取る考えはなかったようです。(・_・;) *なお、ウルザードさんは普通に敵として出てきます。存命中に星座になるとはよほど優秀なのか、間もなく亡くなる寸前の人間国宝みたいな人なのかは不明ですが、見かけたら敬意を払ってあげましょう。(・_・;) *よく見たら敵の名前は「ウルザール」でした。(親戚かな?(・_・;) )

最後に、スキルについては特筆するところはないと思いますが、やはり「アナトミー オブ マーダー」フル強化での狡猾性へのこだわりを見ると、人間行くときはとことん行かないとダメ、ってことでこのあたりが人間国宝のSuperfluff先生ならではというところでしょう。(そのうちこの人も星座になるかも。(・_・;))

ということで、装備入手の難易度はかなり高いですが、新装備に振り回されること無くあくまで己の信念を貫く渋い作りのビルドが異彩を放っていて実に味わい深い出来です。ということで、いかにもSuperfluff先生らいしい火力特化のビルドで良いですね。あと、このビルドがよほど気に入っているのかプロフィールの画像も今回からベルゴシアンに変わりました。*なんとなく最近活躍のJohn_Smith氏がゴリラなので、「元祖筋肉ゴリラは俺だ~」みたいなボス猿の縄張り争いみたいな感じにも見えますが...(・_・;)

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トレハンの物理報復ウォーロードは最終的に下の構成で70~71シャードを繰り返すことで安定しました。大して変わっていませんが「グラヴァ’スル」を速攻で倒すために「聖化した骨」2個に変えたのと、バフ剥がし対策は空いているスキルスロット3個に「メンヒルの防壁」「美徳の存在」「フィールドコマンド」(星座割当は「ストーンフォーム」「戦争の使者」「食人鬼の飢え」)を入れておいて、これだけすぐに張り替えればとりあえずは問題なく戦えると分かったので、ヒット・アンド・アウェイ気味で戦いながら速攻で倒す形で楽に勝てるようになりました。

あとは、「アレクサンダー」はメテオさえかわせばOKなので、かわしたら叩いてすぐ離れるという形で行けば大丈夫な感じです。また、マップが「三神の秘密会議所」なら上の出っ張りの場所でメテオがブロックできるので楽勝です。あと「アナステリア」「センチネル」はデバフを受けないように、引き撃ち気味で他の敵から倒していけば大丈夫みたいです。

これで、20回ほどやってギブアップはなし。時間は速ければ10分以下、死ぬ場合でもせいぜい2,3回程度なので長くても15分程度で収まる感じです。(突然変異でも左右される感じはありますが消耗品類は使っていません。)まあ、クルーシブルは飽きたので新鮮で良い感じですが、MI品と不要なレジェンダリーを売りまくっているだけでもどんどん鉄片が貯まっていきます。

で、レジェンダリーのセット装備の方は、ガンガン集まって「ラー’ズィンの苦悶」「大竜巻」「三神の衛兵」という美味しいところのセットは揃って武器の「神話級 テネブリスの憤怒」も出ました。また、「ハラの術策」「病害卿」「骨狩り狂」はヘルムの設計図が出たのでセット変換で行けます。(ヘルムは作成するのに「天界の蓮」が4個も必要ですがすでに40個ほど貯まったので十分作れそうです。)あと「覇者」セットはローグライクダンジョンなので、残りとしては「チルウィスパー」「美徳の光」「ビスミールの策動」くらいで、集まるペースが非常に速いです。とりあえず、物理報復の弱体化は間違いないようなので、それまでにどれだけ装備を稼げるかが今後の戦いを左右しそうです。(何と戦ってんだか。(・_・;))

GrimDawnTools
やはり、耐性超過を確保して、星座も「グール」「建築神ターゴ」、スキルは「オーバーガード」「ウォークライ」とディフェンス重視の方が安定して戦えます。まあ、この時期は強さよりは作業効率のほうが重要なので、安定して速く勝てるというのが大事ってわけです。








2019年4月8日月曜日

Forgotten Gods その4:シャッタードレルム

ウォーロードは結局物理報復型に戻しましたが、いろいろな情報を元に調整してみたらシャッタードレルムも75シャードまで行けたので一応コツみたいなのも含めて書いてみようと思います。(装備などの詳細は特集の記事に追記しました。)実は最近までシャッタードレルムは長時間やるとフリーズしてなかなか先に進めなかったのですが、x64だと平気なのに気が付いてやっと安心してプレイできるようになりました。さらにGrim Internalsもx64だと、しばらく前から使えなくなっていたGrimCamが使えるので、なかなか良い感じです。


では、まず最初に、x1x1x1x2氏から報復ドレインエッセンスを使ったオプレッサーが出たので少し見てみましょう。→ リンク

なんとなくベースになっている装備は物理報復ウォーロードと同じで、武器、盾、アミュレットが変わった程度という気もしますが、(・_・;) ここでポイントになるのは当然アミュレット「神話級 規律のアバター」とレア盾の「スペクトラル ウォーシールド」のスキル変化で、ドレインエッセンスに報復ダメージが追加されるところですね。そして、盾の方はAffix「オブ ソーンズ」で物理報復付きという贅沢な品になっています。なお、武器の方は単に全報復+詠唱速度強化で選んだ程度ではないかと思います。

次に、星座ですがウォーロードの特集でも書いたように「戦争の使者」「盾の乙女」「メンヒルのオベリスク」「鉄床」と要所になるところしっかり抑えてあります。あと、Tire3は「石の守護女神ヴィール」を取るパターンです。

最後にスキルですがネクロマンサー側は普通にドレインエッセンスを使う形の配分という感じですが、「えっ、これ物理報復だよね?」と思った方は鋭いです。(・_・;) まあ、よく見るとウォーロードの「正義の熱情」と同様、「ドレイン エッセンス」自体は一振りになっていて重要なのは後続のツリーだということが分かります。なので「スペクトラル バインディングは」はヘルス・攻撃能力強化、「スペクトラル ラース」は物理耐性低下目的での強化です。オースキーパーの方は「破壊の裁定」フル強化が目を引きますが、これは攻撃能力が不足している分を防御能力低下でカバーしようという狙いでしょう。

ということで、今までのビルドではちょっとありえないような構成が実に面白いですが、今回の%で報復ダメージが乗るパターンというのは、そのスキルが本来持っている属性というのは全く関係なく、報復ダメージで積んだ属性が全てになりえるということです。なので、装備さえあれば「アルブレヒトのイーサーレイ」を使った物理報復ビルドなども可能というわけです。まあ、物理報復はちょっと強すぎな感じですが、仕組みそのものは非常に面白いので、是非へんてこなビルドがたくさん出てきてほしいところです。(・_・;)

GTリンク
「ドレインエッセンス」は標的数も多くヘルス回復に優れるのでチャネリングスキルの中では扱いやすいスキルだと思います。問題は火力の低さだけだったので、なかなか面白いアイデアだと思いますが、報復装備の価値が急上昇してきた感じです。(・_・;)

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では、本題。シャッタードレルムで特徴&戦う際のコツみたいなのを自己メモ的に書いてみたいと思います。

*ウェイストーンは5段階あってその付近のシャードに到達して報酬をもらえば大体設計図が出ますので、時間がない場合はウェイストーンのシャード数を超えた辺りで一度終わらせると良いと思います。また、ウェイストーン作成用の素材はガンガン報酬で出るので
ボス戦がクリアできなくてギブアップばかりでなければ足りなくなることはないでしょう。

・砕かれたウェイストーン:5~15シャードから再開可能
・共振するウェイストーン:20~30シャードから再開可能
・呪われたウェイストーン:35~45シャードから再開可能
・冒涜されたウェイストーン:50~60シャードから再開可能
・天界のウェイストーン:65~75シャードから再開可能


■たまに設置してある祠がありますが、メリットとデメリットの両方があるのでよく分からなければ触らないほうが吉です。

■タイムが0になってもボス戦をクリアすれば次のシャードに進むことが出来ます。ただし、それ以降のシャードはタイムが0のままで、ペナルティとして報酬が減額されます。(宝箱が減ります。)

■宝箱のエリアはポータルをリセットするまで何度でも出入りできるので、アイテムを持ちきれない場合でも一度外に出てから売るか倉庫に入れておいて、再度中に入って回収することが出来ます。また、回収し忘れても次のポータルを作った後、宝箱のエリアに行けば前回のアイテムは残っています。(おそらくセッションリセットまでは残っていると思います。)

■次のチャンクへのポータルの出る場所はだいたいパターンが有るようなので、メーターが一杯になりそうになったら前回ポータルが出ていた方向に向かうと長い距離を移動しなくて済む感じです。

■これは最重要ですが、チャンク4のボス戦は中盤以降はネメシスクラスが4体ほど出てきますが、自分から向かっていかなければ、半分は近寄ってこないので、最初に敵から一番遠い端の方に後退して2体だけを切り離して相手にするのが大事です。正直これをやるかやらないかで難易度が完全に違ってくるので必須とも言えますが、そのうち修正されるかも?(・_・;)*上の報復ドレインエッセンスの動画を見ると分かりやすいです。


シャード70~71の場合ボス戦のマップは下の2つなので狩猟ポイント?の例を書いてみます。
*開始後下側の丸の地点に移動すると、うまく行けば敵の何体かは上に残ったままなので各個撃破できます。どうも、うまく分離できるかは敵の種類によって違うようで「ベン’ジャール」「ムージラウク」「センチネル」などは分離しやすく「グラヴァ’スル」「アレクサンダー」などは向かって来やすい感じです。

*上側の丸はフォーラムの記事によると「アレクサンダー」のメテオを防げるらしいとのことで、試したら確かに防げました。また、ズームアップの部分は「カイザン」ですが、この場所は「ラヴァジャー」の階段ハメ技のようにたまに敵がハマるみたいで、無抵抗なところを袋叩きにしているところです。(・_・;) *「グラヴァ’スル」も一度ハマりました。


*星の印の位置は溶岩でダメージを受けますが、この場所なら敵が反応しにくく高確率で敵を分離できます。あと、上のマップもそうですが、分離に失敗したあとは一度マップの反対側に敵を引っ張ってからわざと死ぬと、再度分離できる場合もあります。あと運が良ければ「アレクサンダー」のメテオが柱に当たってくれることもあります。

追記:星印の上側は敵が反応しにくいので、敵を引っ張るときは上から近寄るのが良い感じがします。

上の星印の位置ですが、「グラヴァ’スル」は何回か柱にハマって動けなくなるときがありました。攻撃はしてきますがこうなると楽勝に近いです。丁度上の画像が柱にハマっているところです。



■中盤辺りからはバフ剥がしが厄介で、体が青い敵を見ると「ドキッ!」とします。正攻法で戦うならバフ剥がしのピンクの玉を出すまで離れて待ってから、出した後に集中攻撃で倒すのが安全ですが、最も楽なのは無視して別の敵を倒しに行くことだったりします。(ネメシスや苦手な敵も触らぬ神に祟りなし。(・_・;))


ミニマップのドクロ(ネメシスマーク)にカーソルを合わせると名前が分かるので確認しながら嫌な相手は無視して先に進んだほうが賢いです。

■メダルの移動スキルはかなり重要で、ターゲットを指定しなくても移動できるタイプなら、溶岩やイーサー床を飛び越えたり、ポータルまでの移動時間を短縮できたりと便利です。また、敵の攻撃をかわすのにも必須で、本編などでしっかり操作をマスターしておきたい所です。

■終盤のボス戦になるとネメシスも改良型が出てきて、他のネメシスやボスが持っている能力を使ってくるのが非常に厄介ですが、特に召喚物を大量に設置されるとどんどん不利になっていくので敵が多い場合はどんなビルドでもヒット・アンドア・ウェイや引き撃ちしながら数を減らさないと厳しいです。ボス戦はこっちが死ぬとヘルスが全快してやり直しですが倒した敵は復活はしないので、とにかく1匹ずつ減らしていくしかないです。

■グラディエーターのW151-170との比較ですが、時間的にはクルーシブルのほうが短時間でできるかもしれません。ただ、設計図はシャッタードレルムのほうが多く出る感じがします。また、60シャード以上くらいであれば報酬は十分な感じですが、そこまでいけないようならクルーシブルのほうが良いかもしれません。

シャード75~76の宝箱でレジェンダリーは15以上は出ますが新装備は1,2個出るか程度かなと思います。ただ、メダルの増強剤の設計図はかなり出るのである程度はやっておきたいところです。


75シャード近辺では、「アレクサンダー」が結構ヤバく、「センチネル」みたいな能力まで追加されているので耐性を下げられてボロボロ、そしてメテオを受けると一発退場なので、操作のシビアさがあります。(・_・;) 特にウォーロードのような近接型は非常に辛いですが、倒し方としてはなんとか一対一にしてから、小刻みに本体の周りを回りながらメテオを避けつつ削っていくしか無いと思います。なお、2体同時に出てきた場合はファミコンなどのク○ゲー死にゲーのごとく(・_・;) 死んではやり直しの無限ループにハマりかねないので、無理だと思ったら早めにギブアップしたほうが心の傷は軽めで済むでしょう。(他にはグラヴァスルのバフ剥がしも当然辛いです。(・_・;)) ということで、ウォーロードの場合はシャード70~71の方が敵の相性がまだマシな感じだし報酬も大して変わらないので、こちらをメインにやることにしました。

*注:ボス戦がクリアできなくてギブアップした後に同じセッションで再度シャッタードレルムをプレイすると、ボス戦で前回倒していなかった敵のが残っていて凄まじい地獄絵になるらしいです。当然パッチで修正されるでしょうが、今のところはギブアップしたあとは一度ゲームを終了してからやり直したほうが良いでしょう。(まあ、これはこれで一度見てみたい感じですが。(・_・;))

ということで、何回かやった所でセット装備はまず「ルドリガンの誇り」「グルの悪意」セットが揃いました。ただ、今はまだ新装備を数多く集めるのが先決かなと思いますので、ひたすらこれを繰り返すしかない感じです。

追記:
では、ウォーロードで戦う場合という条件付きではありますが戦い方について書いてみます。(★は難易度)

・「アレクサンダー」★★★★★
耐性低下がかかったところにメテオが直撃すれば、間違いなく即死なので移動スキルを使って確実にかわす必要がありますが、他の敵が耐性低下を持っていると重なってメテオでなくても死ねるので、ヒット・アンド・アウェイを使ってすぐに倒せそうな敵から減らしていくしかないです。敵を分離できなかったり2体出てくると「マジかよ。」という悲壮感が出てきますが「マージです。」(なんだそりゃ。(・_・;))

・「グラヴァ’スル」★★★★★
バフ剥がしを受けると確実に即死なのでかわしたいところですが、他の敵がいるとなかなかそうもいかず、かといって引き撃ちも出来ないので、そうなると詰みに近いのですが、いろいろ試した所、「聖化した骨」を2個付けて種族ボーナスを活かして真っ先に殺すしか無いという結論です。バフ剥がしを避けるため2,3回は離れないとダメですが運任せという感じです。

・「センチネル」★★★★
この相手自体は大したことはないのですが、耐性低下をかけられると他の敵の攻撃で即死するので、立ち止まったら殺られます。可能な限り最初に分離するとして、ダメなら走り回りながら敵の数を減らしていって戦況を打開するしか無いでしょう。要は洗剤などによく書いてある「混ぜるなキケン」というやつですね。

・「アナステリア」★★★★
これも「センチネル」と同じで耐性低下がヤバイので、デバフが掛かったら消えるまで逃げるか、気合で最初に殺すかしかないでしょう。

・「カイザン」★★★
耐性超過があればなんとか耐えらますが、他の敵と混ざった場合は油断禁物です。なんとなく、でっぷりした体格に両手に自前の包丁ということでいかにも食通という感じがします。(それは海原雄山か?(・_・;))

なんとなく、解説になっていないような気もしますが、良いシャタードレルムライフを!