2019年4月16日火曜日

Forgotten Gods その6:ペットセメタリー

どれくらいシャッタードレルムを繰り返したかもうわかりませんが、レジェンダリーセットは「覇者」セット以外はすべて揃いました。その他の装備では、やはりアクセサリーと設計図があまり出ていない感じで、「神聖なる囁きの導管」の設計図は出ましたが、特にアミュレットは少ない感じです。あとは、レジェンダリーのMIの方も、今回はリフトから近い場所が多いのですぐに集まりました。ということで、装備がある程度集まった所でいくつかビルドを試してみましたが、一度に書ききれないので今回はペットビルドについて書いてみます。(なお、テストしたビルドは拡張エリアをクリアしてないのでスキルポイントが取れていないし、装備も完全に揃っていないのでお試し程度の感想になります。)

ちなみに主要なレジェンダリーMIについて(必修課題 (・_・;))
・「オカロスの容貌」(ヘルム)
コルヴァン市の残骸のマップの左下あたりのクネッた道の先にある「贖罪の穴」という洞窟にいる「オカロス  "ザ メッセンジャー"」から出ます。

・「イナシュコルの首」(オフハンド
「三神の前衛」から少し先に進んだところにある地下マップ「アテフ寺院」の2階層目にいる「イナシュコル, 寺院守護者」という鳥が落としますが、AoMの「モーンデイル」にある虚無界でクトーン信者を助けていると出現しないらしいので、やってしまっている場合は新規キャラで出直しましょう。(・_・;)

・「砂王の心臓」(アミュレット)
「陽毒オアシス」リフトからすぐ右上の砂漠地帯に出る「砂漠の王, ギャンナー'ヴァッカー」が落とします。

・「コルヴァークの角」(ヘルム)
ラスボスの宝箱から出ます。

*あとは隠しクエストのボスから出るヘルムとアミュレットがありますが、かなり無理ゲー感があるので入手は難しいでしょう。(・_・;)


他には実績の方も、あとはハードコアを残すだけになりましたが、難しそうなのはシャッタードレルムで5種類の祠を使うというヤツで、これは死んだら祠の効果が消えるのでノーマルやエリートの中盤以降くらいのシャードでやるのが良いと思いますが、5種類全てはなかなか揃わなく結局12シャードぐらいやる羽目になりました。なので時間があるときにやらないと泣きを見るでしょう。(・_・;) あと、突撃型スキルで15体の敵を倒すのはノーマルの敵の多い場所で、「ヴィールズ マイト」辺りを使うと一発で終わります。

ネメシスのカイザンです。レアMIのアミュレットは全+1で優秀ですが、大抵は「シャッタードレルム ウォード」の方が優れていると思うし、出現場所が多すぎるので狙って探すのは面倒な感じです。強さはシャッタードレルムで混戦になったときの凶悪さに比べるとマイルドな感じですが、緑の召喚物の回復が厄介です。


*サブタイトルはスティーヴン・キング原作の1989年の映画からですが、愛するが故にペットを生き返らせようとする、というどこか哀愁を感じさせるホラー映画です。で、今回はペットビルド中心の内容ですがいくら新装備が強かろうとも、流石に壊れビルドのカオス・ペットカバリストを生き返らせることは出来ないわけで、だからといってペットを「責めたりー」してはいけないわけです。(・_・;) 

なお、原題は「Pet Cemetery」ではなく「Pet Sematary」で、子供が綴りを間違えている感じを表現したとのことで、日本語タイトルも「ペット セマタリー」となってたりとバラツキがありますが、かなり紛らわしいです。(・_・;)

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その前に、Grim Internalsのx64がアップデートして(最新V1.77)設定画面ができました。これで、x86版と機能的な差は無くなったと思うのでお乗り換えOKになった感じです。

新しい設定画面で、レイアウトはとりあえず顔だけは見せておこうかという配置かと思いますが、個人的には隠していただいてい一向に問題ありません。(・_・;) まだ、空きスペースがあるので、さらに機能追加されるのかもしれませんね。

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では本題。sigatrev氏より新作のエレメンタル・ペットカンジュラーが登場。ただ、強さとしてはマイルドに収まった感じで、凄いビルドを期待していた方には少し肩透かしな印象を受けるかもしれませんが、sigatrev氏は初期の頃からカンジュラーを基本としていたことがあり、また、今回のビルドをよく見るとAoM以前のペット・カンジュラーに非常に近い感じになっていて、原点回帰とも思える構成になっているのが興味深いところです。→ リンク

装備は「ネイチャーズ コールの礼装」フルセットにおなじみの定番アイテムで構成されていて、新装備は武器の「ビスミールの精神網織機」のみですが、これはビスミール教団の派閥ショップで設計図が買えるので入手は簡単です。ともかく至って普通という感じがする構成です。

星座は、sigatrev氏のビルドとしては非常に珍しい「モグドロゲン ザ ウルフ」を取るパターンで、他には「ウルズインの松明」「リヴァイアサン」を取っているところがポイントになるでしょう。たしかに初期のペットカンジュラーは「リヴァイアサン」を取っているケースも有りましたが、ペット強化だけにこだわらずに総合的な強さとしてバランスを取るという考え方は大事だと思います。最後にスキルについては至って普通という感じで特筆する部分は全くありません。あとはアクセサリーの増強剤は火力でなくカオス・イーサー耐性確保に割り当てているところもポイントかなと思います。

実は、今回のビルドに関して最も大事なのは装備や星座などではなく、耐性超過ではないかと思います。今までのペットビルドというのは本体の耐性は80%ギリギリというのが定番的なセッティングでしたが、ここでは意識的に超過をさせているのがハッキリ分かります。これは当然シャッタードレルムを戦うための調整ですが、非常に参考になるところではないかと思います。

では一応試してみますが、今回の拡張で鉄片を他のキャラに受け渡すことが出来るようになって、スキルリセット費用を稼がなくて済むのが非常にありがたいところで、私の場合これだけのためだけでも買う価値があると思ってしまいます。(・_・;) 装備的にはレシピ通りですが、星座スキルが上がりきっていないのでフルパワーではありません。これでカカシのヘルスリセットまでのタイムを計ると25秒くらいなので、火力的にはカオス型と同レベルという感じです。属性的には雷が全体の半分程度を占めていて、続いて冷気、火炎の順です。あと、当然ながら毒酸や出血も少しありますが「カース オブ フレイルティー」「デヴァウリング スウォーム」にはほとんどポイントを振っていないので完全に切り捨てた形です。

全体的には特別火力が強いというわけではないですが、無理にペットの火力のみに集中するのではなく星座スキルの割合を増やしたり、耐性を重視したのはシャッタードレルムを戦いやすくするためで、とにかく安定感が素晴らしくどこでだろうと安心して戦えるバランスになっているのが流石かなと思いました。ということで、拡張でのペットビルドの一つの基準とも言えるだろうし、初心者が最初に作るビルドとしてお手本になる出来ではないかと感じました。
ペットの神様sigatrev氏ということで、見た目も神様っぽさを表現してみましたが、(・_・;) 構成的には普通に見えてもそこは信頼のブランド、的確なバランスで作れば安定した強さを発揮するというところが匠の技というところでしょうか。(・_・;) 上級者の人はスキルの割り振りを変えてスーパーチャージの装備入れ替えをやってみるというのも面白いかと思います。

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次に、ペットビルドの注目の品としては「グルの悪意」セットがありますが、ロシアの新鋭omnitrio氏がこれを使ったリチュアリストを出しているので見てみましょう。→ リンク

装備は当然「グルの悪意」セットが目玉ですが、新ペットの「エルドリッチ タロン」(恐竜?)に、グローブの「エルドリッチ ウェブウィーバー」(クモ3匹ですが召喚時に上から落ちてくるのが芸が細かいです。)が使えます。あとはリングにペット用で強烈な毒ダメージを持つ「ユゴールの膿漿」2個に、耐性低下に回復効果を持つアミュレット「ビスミールの虹彩」というところが新装備です。あと、パンツも新装備ですがこちらに関しては耐性確保用だと思います。とにかくリチュアリストで毒酸型というのは非常に新鮮ですね。

星座は、耐性低下で「噂の女王マーマー」に、「春の乙女 イシュターク」を取る耐性確保を重視したバランスの取れたの構成という感じです。スキルの方はネクロマンサー側は「レイズ スケルトンズ」は無しにして「ソウル ハーベスト」「コール オブ ザ グレイブ」でのペット強化に本体のディフェンス強化で「ディケイ」。シャーマン側は「プライマル ボンド」「モグドロゲンズ パクト」のペット強化にディフェンス用で「ウェンディゴ トーテム」とこちらも火力重視ではなくバランスを考えた配分という感じです。特にリチュアリストの場合は「ドリーグの血」によるペットの回復が無いところが弱点になるので、「ウェンディゴ トーテム」は大事かなと思います。

そして、sigatrev氏もコメントで、自分が作ったのとほとんど同じと言っているので、上のカンジュラーは実は先を越されたので違うのを出したという感じだったのかもしれませが、それにしても、omnitrio氏はペットビルドを出すのは初めてだと思いますが、変に火力に走ってバランスを崩した感じなどは全くなく、sigatrev氏のように非常にバランスが取れた作りで見事な出来だと思います。ただ、本体の耐性超過は無いので、そこがsigatrev氏との違いという感じでしょうか。なお、omnitrio氏は最近他にも興味深いビルドを出しているので、次回にも登場する予定です。

で、「グルの悪意」セットと「ビスミールの虹彩」はあるので、軽く作って試してみましたが、「ユゴールの膿漿」が無いのでかなり劣化した状態で、火力の評価については保留します。ただ、これでも強さ的にはなかなかだしバランス的にも良好で、ついにリチュアリストもカンジュラー、カバリストと比べて全く見劣りしなくなった感じなのは非常に喜ばしいところではないでしょうか。とにかく、非常に新鮮味のあるビルドで、ペット好きなら一度は試してみるべきかなと思います。あと、動画の方も戦い方の参考としてためになるので是非見てほしいと思います。

何はともあれ新ペットの楽しさだけでも作る価値はあると思いますが、シャッタードレルムではペットビルドは敵を分離しにくい不利さがあるにもかかわらず、75シャードをちゃんと乗り越えているので強さとしても十分な実力を持っているのは間違いないでしょう。

右側のペットが「エルドリッチ タロン」ですが恐竜というよりはカンガルーってところでしょうか... (・_・;) ともかく、動きが可愛いので人気が出そうです。





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