Forgotten Gods その３：ビルド最前線

とりあえず、旬なうちに書いておこうということで先に物理報復ウォーロードの記事を出しましたが、発売後一週間が経過して色々な動きが出てきました。ニュースとしては、GrimDawnToolsのコンテンツの全てが「Forgotten Gods」に完全対応して、マップやチェックリストもバッチリですが、早くもネタバレの嵐と化しているのは良いのか悪いのかなんとも言えないところです。(・_・;) あと、ペットデータベースというのが追加されて、ようやく日本語化も戻ってまともに検索出来るようになりました。他には隠しクエストの方も早くも解明されていて、一応砂漠のラクダも見学してきましたが、今回の隠しクエストはネタ的な要素が強い感じで、これはマンネリ打破のためコメディ路線へ舵を切ったということでしょうか？(・_・;)

＊一応、自己メモも兼ねてシークレットクエストを解説した記事のリンクを貼っておきますが、ご利用は計画的に。(・_・;)　→　リンク

＊そして、またしても書いている所でv1.1.1.2 Hotfix 3の修正に対する修正パッチが来ましたが、(・_・;) バグ修正程度なので特に気にしなくて良さそうです。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

では一本目のビルドですが、物理報復ウォーロードが本編、スーパーボス、クルーシブルと最強路線まっしぐらな「ぶっ壊れ」にもかかわらず、シャッタードレルムでは他のビルドと比べてもそこまで優れていないところを、ya_氏が同じウォーロードでなかなか凄いのを出してきました。グラディエーターW151-170を6分25秒、肉ラヴァジャーを消耗品無しで6分、そしてシャッタードレルムは81シャードをこちらも消耗品なし、というのはかなり凄い肩書 (・_・;)ですが、いきなり、昨日のv.1.1.1.2-hotfix3で弱体化されているのはこのビルドを見て速攻で入れたものなのか謎です。まあ、それにしてもクルーシブルやシャッタードレルムは時間との戦いという側面がありますが、ビルドの紹介も弱体化される前に試すことが出来るのかという、時間との戦いになってきた感があります。(・_・;)　→　リンク

さて、このビルドですが「オクタヴィアスの熱意」フルセットに新装備はブーツだけという、パッと見目新しさが感じられない装備ですが、このタイプはAoM直後から体内損傷DoT型として定評のあるビルドで、それをベースにオースキーパー用として改良を施したバージョンという感じです。

装備は上で書いたように定番的な装備ですが「オクタヴィアスの熱意」セットに追加された「メンヒルの盾」のスキル強化が全てと言って良いかもしれません。正直レベリング時点の「メンヒルの盾」はそれほど強くないのですが、スキル変化の強化とリチャージ短縮が加われば話が変わってきます。特に26ポイントで武器参照445%はかなり強力で、これを遠隔で複数の敵に対して連射できれば弱いわけがないです。

星座に関しても「メンヒルのオベリスク」「盾の乙女」「鉄床」「エンピリオンの光」「石の守護女神ヴィール」で特に目新しい部分はなく、というか前回の物理報復型とも大きな違いはないです。スキルについても簡単に言うと「正義の熱情」が「フォースウェーブ」に置き換わっただけとも言えますが、移動は「ヴィールズ マイト」ではなく、おそらく武器参照を重視して「ブリッツ」を使用、あと補助火力として「ブレイド アーク」を使っています。

では、作ったばかりの物理報復型をあっさり変更して試してみますが、スキルや星座は非常に近いし、実は「エンピリオンの光」「石の守護女神ヴィール」もレベリング時にある程度スキルレベルを上げていて、星座スキルが低いのは「雄牛」くらいなので楽です。唯一ブーツだけは入手できていないので「メンヒルの盾」強化にイーサー、カオス耐性付きということで、エピックの「神話級 ヴェイルスコーン グリーヴ」で代用しました。

で、戦ってみた感じですが、イメージ的には前バージョンとも言えるSuperfluff先生のビルドのほうがDoTが強烈だったような気もするし、物理報復型が強烈だったせいか比較的地味な感じもしますが、ディフェンス力はどこで戦っても全く問題ないレベルで、あまりヘルス変換を稼いでいないにしては抜群の安定度なのがちょっと不思議な感じもします。これは「メンヒルの盾」の気絶が結構効いている感じで、たしかに気絶で4秒は破格の長さで、連射できればかなり敵の動きが止まります。あと、体内損傷で問題となる反射ダメージですが、これは流石にそれなりにありますが、最大で毎秒2000くらいなので戦闘後はヘルスポーションを使えばOKで許容範囲という感じです。

まあ、たしかに強いビルドではありますが、個人的には「メンヒルの盾」以外は目新しさがないのと、DoTなので殲滅速度は遅いほうで最近の火力の強いビルドに比べるとストレスが溜まる感じで、まだ物理報復型の方が良いかなという気はしました。しかし、シャッタードレルムに関してはDoTに遠隔攻撃できるということで戦いやすいかもしれないし、何と言っても新装備がほとんど必要ないので、そういう意味では価値のあるビルドなのかもしれません。ともかく「メンヒルの盾」に限らずスキル変化などで強化すれば、他のスキルのどれもが強力になるだろうということは間違いないと思います。

GrimDawnTools
パッチの影響でシャッタードレルムでウェイストーンが使えなくなったので英語に戻しています。(・_・;) このビルドについては、強いというよりはしぶといというかジックリ型なので好き嫌いは出るかもしれません。あとは、昨日の弱体化も結構影響がが大きかったのかもしれません。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

と思っていたら、ya_氏のライバルJohn_Smith氏が、これまたトンデモナイのを出してきました。え～シャッタードレルムは驚異の93シャードにグラディエーターW151-W170は設備・祝福無しでなんと7分切ってますね。これは設備・祝福無しでの最速タイムだと思います。更に凄いのが画像のDPSの数値で423,590というのはバフ込みとしてもこんなに出るの？って感じです。(・_・;)　→　リンク

まあ、目玉スキルの「アイ オブ レコニング」が弱いわけは無いし、やはりアルコンか、というのはありますが、これは流石にヤバすぎって感じで、これを見ると物理報復ウォーロードも普通かな？とかにも思えてくるところですが、「大竜巻」セットはまだ2個しか無いので試せないのが歯がゆいところです。まあ、揃うまでに弱体化されずに生き残っていたらいずれ試してみたいと思います。(・_・;)

ビルドの作りとしては、John_Smith氏やmad_lee氏が作っていた「ウインド デビル」型の雷シャーマンビルドをベースに「アイ オブ レコニング」強化の装備をふんだんに使って組み上げた感じで、その様に考えると非常に自然な装備構成に見えますが、おそらくポイントになるのはチェストの「フェイトウェーバーの服」のアイテムスキルでの耐性強化で、耐性を見てみると全属性を30%以上超過させているのが分かると思います。これはFGのボス相手としては、特に毒・出血は重要でここが低いと、どんなビルドだろうととても持ちこたえることは出来ません。分かりやすいところでは「陽毒オアシス」リフトのすぐ右上に「砂漠の王, ギャンナー'ヴァッカー」というMIレジェンダリーを落とすボス（通称サソリマン (・_・;)）がいますが、これが結構強烈で、毒酸・出血の耐性超過がないと軽く返り討ちに会います。(・_・;) ということで、シャッタードレルムを生き残るためにはこの耐性超過は重要ということで、実際には30%超過でも足りないので消耗品も併用してこれだけってことになると思います。

＊「フェイトウェーバーの服」のように耐性強化のついたスキルを持つ装備は保険として有効、また毒酸・出血に強いベルトの「ティンカーの工夫」も結構役に立ちそうな感じがします。

星座については、雷型の典型的な配置をベースにディフェンス強化で「メンヒルのオベリスク」「春の乙女 イシュターク」で補強した感じで、高難易度でなければ定番の「嵐の番人 ウルトス」ですね。スキルは「アイ オブ レコニング」「ウインド デビル」をフル強化、あとは、バフ系に注力という配分で非常にシンプルです。

まあ、とりあえずビルドの強さはおいておくとして、方向性としてはグラディエーターは設備・祝福なし。シャッタードレルムはシャードの深さが基準になりそうで、ビルドとしては引き撃ちが出来るタイプで耐性超過やヘルス回復重視という路線で進みそうな感がしてきました。ともあれ、戦前の予想の通り今勢いのあるya_氏、John_Smith氏両名はは流石の出来というところですね。

GTリンク

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
その他、
●mad_lee氏のヴィンディケイター　→　リンク

ヴィンディケイターを使った新デビルマンビルドですが、装備以外は従来の雷ヴィンディケイターと大きな違いはない感じで、75シャードも行けてるし新キャラを作るのが大変ならまずこの辺りを目指してみると良いかもしれません。そして上のJohn_Smith氏のビルドと共通する部分も多いですね。

GTリンク

●John_Smith氏が先陣を切って出したシールドブレイカー。→　リンク

出したのが早かったので若干手探り感が感じられますが、「ヴィールズ マイト」と「ジャッジメント」をメインにしたプレイは、今までとは全く違ったプレイ感で非常にインパクトがありますので、是非動画を見てほしいと思います。装備も新装備は少ないのでシールドブレイカーの最初の目安として非常に参考になるビルドかなと思います。

GTリンク

●sir spanksalot氏の冷気インフィルトレイター。 →　リンク

従来の2刀型冷気インフィルトレイターを「チルウィスパー」セットで置き換えた最新型って感じですが、シャッタードレルムは引き撃ち型と相性が良いので当然「ハガラッドのルーン」は向いています。セット装備は集めるのが大変ですが頭の設計図さえ出ればあとはセット変換でゴリ押し出来なくもないので、以前よりは遥かにマシかなと思います。

GTリンク


他にも新しいビルドはいくつかありますし、イキナリ弱体化されて幻に終わったオカルティスト単体ビルドなどもありますが、(・_・;) まだまだ、これからってところかなと思います。