2017年10月28日土曜日

フォースの戦士 バトルメイジ

現在メインキャラとなっているバトルメイジが大枠完成したので纏めてみます。

拡張直前に「カデンツ」から「フォースウェーブ」に変更して、装備も「ウォーボーン アーマー」セットから「大司法官の防具」に変えることで強化出来ましたが、AoMでは物理・体内損傷系も大幅に強化されており、装備についてもかなりの種類が増えました。またバトルメイジについても数種類のセット装備が用意されていて素晴らしい強化具合になっています。今までは若干マニア向けのクラスの感がありましたが今後はコマンドーやウォーダーにも見劣りしない人気クラスになるかもしれません。

ということでAoMでも最初に使って問題なくメインクエストはクリア出来たわけですが、装備を1箇所更新するたびに強化されていくのが良い感じでとても楽しめました。そして半分ほど上位装備に置き換わった辺りで本編はほとんど余裕で回れるようになったので、最終的にはかなり強くなりそうな予感もありました。メインクエストクリア後はクルーシブルのチャレンジャーでひたすら装備集めをしていましたが、装備が揃ってくるに従って火力がどんどん上がっていき最後の方は完全に無双状態で、マッドクイーンやシャー'ズルも出現場所で瞬殺できる程になりました。

では強化の詳細についてですが、基本的には従来の装備を神話級に置き換える形で強化していきますが、まずは何と言っても「神話級 レヴィアタン」です。通常版に比べて物理・体内損傷ダメージの強化具合が半端ではありません。間違いなく最強の両手武器でしょう。そしてこの強化されたダメージはヘルス変換量にも直結します。通常ヘルス変換は「ホーンテッドスチール」に加えてアイテムや星座などで変換量を稼いだ上で2刀などの速度が早い武器スタイルで戦うのが効率が良いのですが、このアイテムは一発のダメージが強烈なので「ホーンテッドスチール」だけでも充分なヘルス回復が出来てしまいます。
当初はコンポーネントの「キルリアンの粉砕した魂」も使っていましたがダメージを受ける前に倒してしまうので発動する機会が無くなり外しました。

続いてAoMでは新しく装備に特定のスキルに対して特殊な効果を持つステータスが追加されているものがありますが、特に「フォースウェーブ」に対して付いているのは結構多く、これが拡張直前で「フォースウェーブ」に変えておいた理由の1つでもありますが、(オビ・ワンの「フォースを使え」という声が聞こえたことも理由としては大きいと思います。(・_・;))メダルの「神話級 くまモンの印」(いや「神話級 熊王の印」です。)には「フォースウェーブ」に対してクリティカルダメージ+15%と体内損傷が+150%付いていて非常に強力で、さすが、くまモン印は違うなというところでしょうか。次にセット装備ですが本来は盾持ち用のセット装備「オクタヴィアスの熱意」セットの盾を使わない3点を採用する予定でしたがディフェンスは問題なさそうなので頭はソルジャー+1のある「ウォーボーン バイザー」でも良いと思いこちらにしました。(「ウォーボーン バイザー」は見た目が悪党面になるので当初の構想からは除外されていましたがAoMでは見た目を変えることが出来るようになったので気にしなくて良くなりました。\(^o^)/ )

そして、もう一つキーになるのがリングですが、当初「裁判官の封印」セットを使う予定でしたがこちらもディフェンスが問題なかったので火力強化に変更で、出血ウィッチブレイドで使って気に入ったことと、運良く2個揃ったこともあり「神話級 ベルゴシアンの印」を使うことにしました。発動スキルのバフで詠唱速度がMax値の200%に達しますがこれは火力の跳ね上がり方が恐ろしく強力です。ただ、「裁判官の封印」「熟達のバッチ」のヘルス再生が無くなるのでヘルス回復は、ほぼヘルス変換だけと言って良くDoTを食らった場合殴っていないと回復できずに死ぬ可能性があります。つまり前進するか死ぬか、で後退は許されません。まあ、とことん連打・強打で殺られる前に殺るビルドなのでこれで合っている気がします。

一般的にディフェンスは当然ながら重要で、DA、装甲値に各種耐性に物理耐性と強化していくことは大事ですが、特定の難易度(たとえばグラディエーター)に限れば、ある一定の火力になると殆どディフェンスは無くても勝てるという境界点に達することがあります。(天文物理学で言うところの特異点ってやつか、悟りの領域に達するイメージかな? (・_・;) ) そうなると今まで苦労していた物理ダメージや耐性低下がウソのように受けなくなってくるから不思議で改めてこのゲームの奥の深さを感じるところです。ディフェンス強化は正しいですが、ディフェンスを捨てて火力強化もまた正しいのです。

さて、チャレンジャーはすでに無双状態になっていたのでグラディエーターでどのくらい戦えるか気になるところでしたが、全く問題なくクリア出来ました。ダメージは最大で350kくらいは出るので出血ビルドに匹敵しますが、速度は遥かに速いのでDPS的には倍くらいありそうで戦闘中のDPSは120k以上ありました。これは強いはずです。ただ、耐性低下の強力なアナステリア、シャー'ズル、センチネルあたりはあまり無茶な突っ込み方をすると危ないので一応注意は必要です。あとはメイデンは気絶などで速度を落とされるのか倒すのに時間がかかる印象があります。(これだけ火力が強いと頻繁に敵が吹き飛ぶのが楽しいですが、時折ものすごく高く飛ぶ時があるのは何か理由があるのでしょうか? またマッドクイーンなども吹き飛んだことがあるので動画とかに撮れれば面白いのですが、なかなか思うようには飛んでくれません。)

ということで、まず1キャラ完成です。アミュレットは他のキャラで良いのが出たら交換することにしましょう。


「フォースと共にあれ」って感じで左のジェダイ・マスター風にイリュージョンしてみましたが、この効果だけでフォースウェーブの物理・体内損傷ダメージが200%くらいはアップしているに違いありません。また、右はイセリアルの暗黒面に落ちたタイプですが派閥の評判がガタ落ちになることでしょう。(・_・;) 






Ashes of Malmouth その3

拡張パックAshes of Malmouth(AoM)についての3回目です。

物資調達用キャラのバトルメイジですが、アミュレット以外は神話級に置き換わって完成まで後ちょっとというところですが、リングを「ベルゴシアンの印」2個に置き換えたところで火力が倍増しました。最近は設備無しの祝福のアマトクだけ使って高速周回していますが、戦闘中はリングのバフで詠唱速度がMax値の200%に到達するので破壊力もヘルス変換も恐ろしく上がり、ダメージも150kクラスを連打するのでネメシスだろうと秒殺しそうな勢いで、マッドクイーンやムージラウクなどが次々と吹き飛んで行きます。試しに戦闘中のDPSを見てみたら120kを超えていたので強いのも当然です。「オラオラオラオラ、無駄無駄無駄無駄」という感じでとても楽しいのですが、そろそろグラディエーターに引っ越しの時が来たようです。(空振りしたり雑魚相手にスキルを使いすぎると結構エナジーを消費しますが、そうなると「無駄」の意味が変わってしまいます。厳重注意です。(・_・;) )

さて、本編の方はLV94まで上げた他のキャラの装備も置き換わってきたので、LV100まで上げるついでに「クリーグの武装」セットを集めてみます。マルマス郊外のリフトからすぐ下にある地下室「燃焼室」にいる「ターノックス」が靴。マルマスのリフトから右にある祠の横に出る「ヴァラックス テリア」が腕と肩。ラスボス前の「肉工場」にいる「フレッシュクリーグ」が頭と胴を出すということで回してみますが結構出ません。靴は30回位で胴と腕も全く出ませんでした、が、あるとき同時に3つ出て肩透かしを食らった感じですが無事に揃いました。もう1キャラバトルメイジがいるのでその内装備させてみようと思います。

次に、前に話したクルーシブルの管理人がいる「現実のふち」というエリアに出る人間型のヒーロー「リフト クレイムド」から、「闇き者の賜物」セットが出るのというので行ってみますが、今のところ行けるのがバトルメイジだけなのでクルーシブルに疲れた合間に行く感じで、まだあと2個足りません。ついでなので試しに管理人「ローカー」とも再戦してみた所、以前のように全く相手にならないほどではなくなりました。耐性とヘルス変換あたりを強化すれば意外に倒せるかもしれません。後日装備が揃ったら試してみることにしましょう。

さて、この「現実のふち」に何回も行く途中のマルマス郊外のリフトから少し下のあたりで「イセリアルの先鋒」のネメシス 「アレクサンダー」が出現しました。時折頭上から落としてくるイーサーのメテオが大ダメージですが、それ以外は特に問題なくサクッと倒せました。ということで今回のネメシスの中では比較的倒しやすい相手ではないかと思います。そしてアミュレット「エルドリッチの囁きの導管」の設計図が出ました。これはオカルティスト+1のついたものですが全クラス分の8種類あり、「熟達の記章」に代わるランダムでAffixが付くクラフト厳選必須アイテムです。スキルに対する効果が結構強力なものがあり、今後これを利用したビルドが出てくると思われますが「熟達の記章」に比べると9種類なのでまだ楽です。ただ今のところ素材を集めるのが大変なので簡単に作れないのは代わりありません。さらにこの新ネメシスについては一体につきMIパンツが2種類用意されていて旧ネメシスのMI肩のようにスキル+が付いたものになっています。

ではここで、少し要注意の敵について挙げておきましょう。 
まずは、マルマス地区終盤あたりのフィールド上で出る「ハラクシス」という見た目が緑色のヴァルダランといった感じのヒーローですがイーサーの耐性低下が強烈で、耐性確保していないとかなり離れていてもレリックの「アグリヴィックスの悪意」の発動スキルのようなイーサーの渦が飛んできて瞬殺されることがあり、ビルドによっては非常に危険です。この敵はバウンティもあるので受けるときは注意が必要でしょう。

続いて青みがかったでかいゴーレムの「アルキャニス」。なんとなくふざけた名前ですがこれもマルマス終盤で出てきます。固くて打撃の痛い系なのにバフ剥がしやエナジー吸収も使ってくるのは反則級でキャスター系はバフを剥がされたところに強打がくるので、殺される可能性大です。なお、たまに他のキャスター型で「パブロス」とかいう犬みたいな名前(それはパブロフ)のヒーローや回復持ちの雑魚と一緒に出てくることがあり、その場合はキャスター系を先に倒さないと体力を削ることも出来ず倒すことができない可能性もあります。(バフ剥がしは経験値アップポーションの効果も解除され剥がされると掛け直しになりますので使っている場合は気をつけましょう。)

まあ、しかしながら現在メイン稼働しているバトルメイジの場合、上記のヒーローは共に張り付きでさくっと倒せるのはもちろん、ボスクラスでも大抵は張り付きで倒せてしまうのでビルドがある程度強くなれば問題ないレベルかもしれません。

だいたい一通りAoMも把握できた感じがしてきましたが、全体的な評価としては非常にバランスが取れていて良い出来だと思います。メインクエストは最初は厳しいかもしれませんがLVや装備が揃ってくると楽になっていくし、その後にはネメシスや隠しボスもいるので長く楽しめそうです。若干バグや問題点もあるようですが、このあたりはパッチで修正や調整がされていくので問題ないと思います。
「闇き者の賜物」セットを落とすヒーロー。このエリアに4人いますがやはり簡単には出ません。しかしながら「クリーグの武装」セットと同様本編でレジェンダリーセットを集められるのは良いですね。

2017年10月25日水曜日

AoMの火炎・イーサー型ウォーロック

ビルドとして完成仕切った感があった火炎・イーサー型ウォーロックですが、AoMでLVや星座の上限が上がったとなると話は変わってきます。ということでバトルメイジでかき集めた装備を使ってどのような改良が可能か探ってみます。なお、LV94までは装備更新無しで問題なく上げてありクエストもクリア済みですので、装備を上位版に変更してからLV100まで上げるかたちで戦ってみました。

まず、増えたスキルポイントをどう使うかですが、バランス的に火力に寄り過ぎているので、「シジル オブ コンサンプション」「ウェイスティング」に振ってディフェンス強化と言う考えも有りかと思います。しかし、ディフェンスの調整は最終段階なので、まずは火力強化を考えるべきのところですが、アルカニスト側を見てみると大体上げきっている感がありこれ以上強化する場所がない気がします。(・_・;)  攻守のバランスやクルーシブルでの戦い易さを考えると「ラース オブ アグリヴィックス」を外して「キャリドアのテンペスト」をメイン攻撃にするのが通常の考え方ですが、それではこのビルドらしさが無くなってしまいます。ということでここは「上位ファイアーブラスト」を外して「パネッティの 複製ミサイル」を使うことにします。

この「パネッティの 複製ミサイル」を使うビルドは非常に少ないのでワクワク感があり良いですね~。なんでも魔法連射型は近いうちに絶滅が危惧されるビルドとして環境庁のレッドリストに登録されているとかいう噂もあるくらい希少価値が高いので、環境保護の観点からも使ってあげる必要があるでしょう。(・_・;) 冗談はさておき、「上位ファイアーブラスト」に比べると火力は上がるのと属性がイーサー寄りに変わります。また「プロリフィレイション」を中心に上げますので範囲攻撃力が出てきます。

と、ここまでやってみると方向性としてはAoMでイーサー属性が強化傾向になっていることも有りイーサー寄りで強化するのが自然な感じに見えてきましたので、「ファブリック オブ リアリティ」をMaxにしてベースの火力を上げておきます。そして装備的にもイーサー強化を念頭に選択する感じが良さそうです。あとは星座ですが、まさにこれを取りなさいというような新しい星座が用意されており、必要ポイントも調整の必要がなく取得可能な状態になっているところが素晴らしいです。ということで追加の5ポイントをそのまま
「アラドラーの不死鳥」に振ります。この星座は火炎・イーサー強化で最適なだけではなく発動スキルにダメージ吸収効果があるのがスグレモノでディフェンスが厳しいこのビルドにはまさに打ってつけです。

最後に装備ですが、とりあえずは上位版となる「イスカンドラの統一」セットが4点揃っているので使ってみます。武器は「神話級 ワープファイア」もありますがイーサー的には強化具合がなかなかな「神話級 ラース オブ ザ アセンダント」にしました。このビルドでは初期に「ラース オブ ザ アセンダント」を使っていましたので嬉しい復活です。あとは靴をイーサー強化と発動スキルの近接攻撃回避のある「神話級 レイスウォーカーズ」に変えた意外は基本上位版に置き換える形で整えました。耐性が若干足りないのでとりあえずLVが低いままのソレイルガーディアンのパンツで確保しておきます。あとリングが中々数が出ないので古いままですがとりあえずはこれぐらいでOKでしょう。

で、戦ってみた感じですがバランスは取れていて普通に戦えます。詠唱速度がMaxの200%あるので「パネッティの 複製ミサイル」の連射力が高くて使えるのと、見た目が華やかになりとても良い感じです。一応ディフェンスにも気を使っているのでデカくて硬いイセリアルコロッサスやビヒモス相手に正面から突っ込んでも充分に耐えられAoMの終盤あたりでも特に厳しい感じはありません。また、ヒーローやボスにはすでにこのビルドの顔となっている「デヴァステイション」「アポカリプス」の大技スキルがあるので火力にも困ることはありません。特に今回「神話級 ヘラルド オブ ザ アポカリプス」「デヴァステイション」の火力を強化する効果が加わっていますが、まさにこのビルドのためにあるような強化具合になっていて開発側としても同時使用を想定していたのだなあ~と思ってしまいました。

さて、全体としては悪くない感じですが他のビルドと比較してどうかというと、ディフェンスはソルジャーや盾持ちのような硬さはもともと無理ですが、本編を戦う上では全く問題ありません。そもそも戦い方自体が違うのでそこまでのディフェンスは必要ないと思います。火力については瞬間的な範囲火力だけならどんな火力ビルドでもかなわい程の高火力があります。かなりの火力を誇る2hバトルメイジや出血ウィッチブレイドが数発殴らないと倒せない敵でも瞬殺可能なのでとてつもない火力なのは間違いありません。ただし本編は楽勝ですが相変わらずクルーシブルは耐久性が足りないので不利です。あとネメシスはまだ戦っていませんが相手によっての得意不得意がハッキリ出てくると思います。

AoMでは遠隔武器に強化が入っていると思いますが魔法系のキャスター型でも十分いけます。とりあえず遠隔型で面白いビルドがたくさん出てくると良いな~と思っていますが、なら自分で作れって感じでしょうか? (実は「イージス オブ ザ リージョン」セットは3点なので揃ったし、「ザ ルーンバインダー」セット、「ダガロンの破壊」セットもあと1点で揃うので遠隔銃ビルドが作れそうではありますが新クラスは育てるのに時間が掛かるしアイテムや星座もまだ把握しきれてないのでもう少し後ですね。)

まあ、このビルドも今のところは暫定的な装備なので今後大きな変更の余地がありますが、とりあえずは拡張後も問題なく戦えそうということで「やれやれ」って感じでしょうか。多分完成までには一ヶ月以上はかかるでしょう。(前回「追放者の秘密」はアナステリアから出たのは上位版ではなかったと書きましたが、GrimDawnToolsではやはりドロップはアナステリアになっていました。ということは上位版も出るのかもしれませんが、万が一出なかったら精神崩壊しそうなので情報待ちが無難そうです。)
いつの世にも受け継いでいかなくてはいけない大切なものが存在するものです。そして、この魔法連射型ビルドもその1つです。な~んて。とりあえず生き残り出来そうで良かった。

2017年10月23日月曜日

Ashes of Malmouth その2

拡張パックAshes of Malmouth(AoM)の続きです。

バトルメイジが順調に強くなって行ったのでチャレンジャーから初めて、装備が揃ってきたらグラディエーターへと進む感じで装備や設計図を集めて行ったわけですが、ある程度やったところで設計図は滅多に出なくなり神話級レジェンダリーアイテムもダブりが多くなってきました。傾向的には以前と同様で、とにかくアクセサリー類が出ないので不足気味です。新しいレジェンダリー作成の鍛冶屋が追加はされていますが、アクセサリーは無いのでここが非常に入手が難しい感じです。(というかこの鍛冶屋、作成には新しい素材を使いますが、とにかくこの「イセリアルの変異原物質」「イセリアルの信書」がヒーローやボス辺りしかドロップしないのでアイテム作成に使う余裕はとてもありません。また、「ウェンディゴの霊」「ウグデンブルーム」クラフトで結構使うのですが特定の場所や敵からしか出なく設計図はあっても素材が足りなくて作れない状況です。)

というわけで、そのあたりも考えて(実はクルーシブルが飽きてきただけ)他のキャラのレベル上げをいくつか進めてみることにします。最初にクエストやMapなどはメモしておいたのでクリア自体は大体5,6時間位でいけます。派閥の委任状もあるので評判もすぐ上がり、さらに、今回は経験値アップのポーションが使えるのでレベル上げも楽です。さんざんクルーシブルをやったおかげで鉄片が10,000,000も貯まったので後は素材だけです。1キャラでメインクエストをクリアするまでやると、おそらくアクセサリーは2,3個は出るだろうし、今回のAoMから素材が共有倉庫に入れられるようになったので素材を集めるのにも良いです。しかし、久しぶりに使うキャラだと、スキルの使い方などを忘れていて思うような戦い方ができなくなっているのが悲しいところです。

とりあえず、出血盾持ちウィッチブレイド、毒酸型ウィッチブレイド、火炎イーサー型ウォーロック、毒酸生命型カンジュラーの4つを最上級の装備が可能なLV94以上まで上げてみました。ビルドによってダメージの受け方や戦い易さが結構違うのが面白いところです。さすがにウォーロックは死にやすいかと思いましたが、意外にそれほどでもなく「デバステイション」「アポカリプス」の火力で押し切れるので、ボス戦でも攻撃をうまくかわしていければ比較的楽に勝てます。逆に出血ウィッチブレイドはクルーシブルでは非常に強いですが範囲攻撃力が低めなのと、足が遅いのでやや戦いにくいです。またAoMでは強めのヒーロー程度でも厄介な攻撃を仕掛けてくる敵が多く、盾持ちでも終始張り付きでは耐えられないケースが多いので注意が必要です。毒酸型ウィッチブレイドはヒットアンドアウェイの戦法が使えるのと範囲攻撃に優れるので戦いやすく、全く装備変更することなくクリアまで行けました。(というかセット装備のビルドはまとめて変えないとセット効果が無くなるので1,2点揃っただけでは交換しにくいところが難点です。)

厄介な敵についても書いておきます。今回ポイントは耐性低下とバフ剥がしになると思います。耐性低下は特にウェンディゴ系の出血、イセリアル系のイーサー、植物系の毒が注意で強めのヒーローやバウンティのヒーローなどでも強力な耐性低下を掛けてきますので耐性を80%以上に超過していないと盾持ちソルジャーでもさくっと死にます。幾つかのキャラで確認したところでは大体40%くらいの耐性を下げてくるようなので、80ぴったりなら半分になるのでボスクラスなら即死もありえます。ということで40%くらい超過させておくと安全ですが、最低でも20%くらいの超過は必要でしょう。AoMではレアアイテムに高い耐性がついたものが多く出ますが、これを使いなさいということでしょう。

もう一つのバフ剥がしについては、ハッキリとは分かりませんがウェンディゴのヒーロー、虚無界のデーモン、イセリアルのヒーローなどがかけてくるようです。特にダメージ吸収のオーラなどでディフェンスを稼いでいるキャスター系のクラスなどはバフを消されると殴られただけで即死レベルの脆さになるので危険度が高いです。バフ関連はスロットの切り替えに入れているケースが多いですが、すぐに張り直せるように操作を練習しておくか、大事なものだけ1ページ目のスロットにも入れておくかした方が良さそうです。(ただ押し間違えると自分で剥がしてしまうので注意。)(追記:バフを剥がししてくる敵は名前に「アルケイン」がついていて体が青みがかっている敵のようです。)

さてと、素材は多少は集まったもののアクセサリー類はまだまだ足りませんので、またもやグラディエーターかAoMの強めの場所でトレハンかというところですが、ふと思い立って「追放者の秘密」の上位版が出るかと思って敵対しているキャラでアナステリアと戦ってみました。結構普通の神話級レジェンダリーを落としてくれるのがありがたいですが、肝心な「追放者の秘密」は上位版ではありませんでした。ということは別の新MIがいるのでしょうか? ということは「アルドリッチの布告」の上位版などもヴァルバリー港では出ないのかもしれません。

あとはAoM関連で色々情報が出てきましたが、クルーシブルの管理人と戦う新ストームハートクエストというのをやってみました。やることがわかっていれば比較的簡単に出来るのですが、最後の青いゾンビの出現だけは出ないキャラも居るのでLV100とか何か条件がありそうです。で、クルーシブルの管理人のローカーですが、さすがに強すぎて倒せません。逃げていれば死にはしないのですが単発ではヘルスを削れず、張り付くとブレスみたいなのが即死級なので近接系はつらそうです。(追記:wikiに情報が出ましたが青いゾンビはランダムで3箇所に出るとのことで他のキャラも行けるようになりました。)

最後に、通称お祭りと呼ばれる導入直後でよくあるバグ的な壊れによる大バーゲンといったのが今回も出てきました。この時期だけはフォーラムや掲示板をチェックしていると恩恵に預かれますが、さっそく試してみました。

●コンポーネント 「刀の印」
AoMの新コンポーネントですが、アイテムスキルが星座の発動スキルに割当が可能でしかも発動率が並ではありません。両手に2個付けてCDなしの攻撃スキルやヘルス変換の星座を割り当てると凄い発動で結構チート級かも。しかし、「ターゴのハンマー」のようなディフェンス時に発動スキルまで割り当てできるのはどう見てもおかしいので修正が入るのは確実でしょう。でもこれでヘルス変換ができれば2刀や2丁拳銃はディフェンスが大幅に楽になるので、多少は残しておいてほしい気もします。

●Ravagar階段はめ殺し
バロウホルムのクエストで出現し、会話選択で戦うことが出来ますが、セレスチャル属性なので殴りが即死級に加えてヘルスも1mmも削れないというモグドロゲン級の怪物です。ところが階段の下側からおびき寄せて、階段の上ギリギリで止まると敵が全く攻撃してこないという完全なバグ技。(よくこういうのを見つけるなと感心します。)でお祭りなので、早速試して見ると、たしかに全く攻撃してこなくなるので殴り放題です。しかしながら硬さが半端じゃないので相当な時間がかかります。

この敵はクエストの選択に応じて3種類いてドロップするアイテムも変わります。ということで3キャラ使って3種類Getしてみますが、最初のバトルメイジが結構時間がかかりました。フルパワーで殴ってもダメージは15,000くらいしかでなくクリティカルはまず出ないので結局40分近くかかりました。ということで2キャラ目は単体ダメージの高い出血ウィッチブレイドで行きますが、さすがにこちらは60,000程はでるので20分位で倒せました。AoMを回っている分にはバトルメイジのほうが楽ですが単体火力ではやはりDoT強しというところでしょう。ということで3キャラ目は新セットで「アベンジャーズ」セットが揃ったこともあり急遽出血ウォーダーをレベル上げして挑みました。とりあえずウィッチブレイドと同じ装備の状態ですが少し火力は落ちて50,000程度で30分以内には倒せてる感じです。「ターゴのハンマー」はディフェンス時発動なので火力的にはウィッチブレイドと差はあまりないのですが「サヴィジリィ」はチャージ系なので戦い方は若干変わってきます。

ということで、めでたく3種類の頭装備をGetできましたが、これはまず普通には手に入らないだろうし、実際戦うのはエリートが限界のような気がするので期間限定の大バーゲンです。しかし、お祭りは置いておいて、このRavagarですがカカシよりダメージのテスト台にもってこいでスキルやアイテムの効果や使い方の違いが分かって良い感じです。とにかく耐性低下の効果でダメージが大幅に上がるのがハッキリ分かります。是非テスト用にデビルズクロッシングで一匹購入してほしいところです。


Ravagarを階段ではめている所ですが、数日以内に修正が入っても不思議ではないでしょう。ドロップ品は全+1が付いた強力な頭装備ですが、さすがにこれはビルド例では使えない感じです。過去にマッドクイーンが崖の上から遠隔攻撃ではめ殺しに出来たのと同じような感じですね。



2017年10月17日火曜日

Ashes of Malmouth その1

Ashes of Malmouthが導入されたので、とりあえずクエストを進めてみることにしました。キャラは毒酸ウィッチブレイドが好みではありますが事前にGrimDawnToolsで新アイテムを見たところでは、あまり良さそうな装備が追加されていなく「ドリーグの欺瞞」セットは揃ってからでないと現在のセットボーナスが無くなるので装備更新しづらいだろうということで、拡張直前に良い感じだった両手物理のバトルメイジでやってみることにしました。(毒酸ウィッチブレイドはこのあとにやってみて全く装備更新なしの状態で拡張のメインクエストはクリアできました。範囲攻撃力とヒット・アンド・アウェイの戦法はどんな敵でも戦いやすいので有利に戦えるのはさすがです。)

まず、最初に感じたのがレアアイテムの充実ぶり。耐性がかなりついてるしステータスもかなり良く、これはMIパンツの時代は終わって新しい装備スタイルの時代を予感させます。これからはいろいろな部位で耐性確保ができそうです。そして新装備ですが初めて1時間もしない内に「神話級 レヴィアタン」が出ましたが...まじですか...しかもステータスの強化具合が強烈で目眩がしそうです。(現在、神話級 レヴィアタンは4本出ましたが、旧アイテムに比べて個々のステータスにかなり差があるのでアイテムの厳選は必須になってくる感じがします。)

いきなり1回表でホームランが出た感じで気分が盛り上がったところで先に進みます。クエストは、とにかく場所がわからないのでMapは隅々まで回って今後のために隠しエリアなどもメモっておきます。が、グルームヴァルトが広すぎで疲れます。特にバウンティで出現場所がわからないので何回もMapを回る羽目になりますがけっこう大変です。でもそのかいあってMapは殆ど暗記できたので良しとしましょう。(今回の拡張で何より大変なのは翻訳のMotougi氏とwiki管のShirasumi氏ではないでしょうか。体に無理しない程度に頑張って欲しいところです。)

次にヒーロー・ボスですが、結構強い感じです。このバトルメイジはグラディエーターもクリアできるし火力は高い方ですが、倒すのに時間がかかる敵が結構いますので、ビルドによっては結構苦戦するかもしれません。難易度的にはヴァルバリー港より少し上な感じがします。ただLV85から進めているので新キャラで普通に進むともう少しLVが上かもしれないのでレベル差的なところはあるかもしれません。

拡張ではLVが100までになり、属性値が+15、スキルポイントは+21、祈祷が+5増えますが、星座は「マンティコア」を取って耐性低下を強化、属性値は体格に少し振って後は装備変更が終わるまで10ポイントくらいは残しておきます。スキルは「インターナルトラウマ」「ファイティングスピリット」辺りを強化してみます。

というところで、終盤でLV94になって「神話的レヴィアタン」が装備できましたが、ステータスの数値ほど強くなった感じはないものの、確実に火力は上がりました。火力的にはやはり「マンティコア」の耐性低下が効果大で、スキルレベルが上がって来るに従って殲滅力が上がります。そしてレベル上昇と他の装備も神話的のものに置き換わってくるに従って強力に火力が上がっていきました。大体装備が4箇所ほど置き換わったところでは、ボス以外では特に苦労しそうな敵はいない感じになりました。

結局のところメインクエストクリアまでに2,3回は死にましたが、ボス以外では大きく苦労する部分は無い感じで、LV100まで上がって派閥も全て崇拝になりました。これで他のキャラのレベル上げは楽になります。ネメシスは新しいクトーニアンのに遭遇しましたが、反則気味に強いので装備が揃うまで後回しにすることにしました。

では、装備集めのためにクルーシブルチャレンジャーをやってみますが、さすがに敵のレベルも上がって強くなっています。しかし設備・祝福を使えばクリアは出来るので、1回に付き平均5個くらいの新装備が確保出来ます。そして装備が少しずつ置き換わっていくと祝福は無しでOKになり、さらにエクストラ・スポーンでも行けるようになりました。というか、火力が非常に上がってきているのでクリア時間が非常に速いです。ヴァンガードバナーしか使わなくポイントは余るので、何回も繰り返しやればかなりの量のアイテムが貯まっていきます。1セット(W100-150が1回とW130-150が3回)で20個位貯まりますが、アイテム整理を含めても1時間もかからないのでグラディエーターより時間単位では効率が良さそうです。(現在新装備は200個以上は貯まりましたが、まだ足りないのでもうしばらくはクルーシブルの周回がメインになりそうです。)

ということで、拡張をすすめるにあたって最初のビルドとしてはチャレンジャーを出来るだけ短時間で回れるのが、重要かなと思いました。ネメシスやMIなどは装備が揃ってからのほうが楽なのでその後の方が良いでしょう。それにしても「カデンツ」から「フォースウェーブ」に変えたバトルメイジは正解で、今回「フォースウェーブ」が強化された装備が多く火力のアップ具合がなかなかです。全体的にアイテムは新クラスのものに加えて、やや人気のなかったバトルメイジ、トリックスター、パイロマンサーあたりにセット装備が用意されているので期待できそうです。そしてシャーマンも強化されたことで両手武器ビルドは復活の兆しが見えてきました。


集まった新規追加の装備を並べてみた所で、すでに1画面に収まっていませんがかなりの量があります。
上位版的な神話級装備は物によってはあまりステータスアップしていない微妙なものも多いので、ビルドによって強化具合にかなり差が出てきそうです。

装備のドロップはやはりアクセサリーが少ないのと最上級のセット装備は落ちにくいようなので、グラディエーター辺りで頑張るしか無いかもしれません。

あとは、旧装備も含め特定のスキルに対してボーナスのついたステータスを持つものが追加されていますが、これは結構重要になりそうで、今回バトルメイジの強さは「フォースウェーブ」が強化されたステータスの装備によるところがあると思います。








2017年10月7日土曜日

バトルメイジACT3

毒酸、火炎燃焼・出血と3種類の盾持ち型ビルドを作ってみて、それぞれ確かな強さがあったわけですが、その後のBWCソーサラーを見ると必ずしも盾持ちでなくてもグラディエーターのクリアは出来るわけで、さらに考えを推し進めると別にDoTがメインでなくても行けるんじゃないかといいう気もしてきました。

ということで、以前にグラディエーターは無理だろうと諦めていたバトルメイジを使って最近学んだ成果を試してみることにします。毒酸ウィッチブレイドを作った辺りから気絶がなかなか便利で「フォースウェーブ」を使うことが増えてきましたが、出血ウィッチブレイドでさらに使い込んだ所、「インターナルトラウマ」の減速デバフが結構使えそうだと気が付きました。「ウォークライ」のダメージ減少と合わせることでディフェンスを確保できるのではないかという考えです。

次にヘルスを安定させるためには、ヘルス変換を使うしか無いわけで「ホーンテッド スチール」「キルリアンの粉砕した魂」は使わざるをえないところですが、変換量を稼ぐためには攻撃速度が必要です。「フォースウェーブ」は攻撃速度ではなく詠唱速度になるので「メンタル アラクリティ」で上げることが出来ます。ということで、両手武器は変化スキルの「トレマー」が使えるのでメイン攻撃を「カデンツ」から「フォースウェーブ」に変えることにしました。気絶は使えなくなりますが、射程距離が長いのも良いところです。

他にはヘルス再生も最低限必要ですがどのくらい必要かについては実戦で戦って調整するしか無いと思います。何回かグラディエーターを戦ってみて最大で1000くらいのヘルス再生が欲しい感じですが、全く足りないので可能な限り調整して、リングの「裁判官の印環 セット」、メダルの「熟達の記章」に星座を「死者のチャリオット」から「ビヒモス」に変更することで900くらいになり、これくらいあればなんとかなりそうです。

あとは、耐性を確保した上で火力をどこまで上げられるかですが、「フォースウェーブ」を使う時点で装備は「大司法官の防具 セット」中心で、靴も「大地粉砕のトレッド」で決まりでしょう。あとはパンツ、アミュレットですが「ソレイル-セクト レッグガード」「ベロナスの比類なき目」より「バルバロスのショース」「ケアンの復讐者」の方が良かったので後者にしました。あとは腕を耐性確保で「ヴォイドスチール ガントレット」に変えて大枠完成です。見た目はほぼ最初に作った時の装備に戻った感じです。

星座も「ビヒモス」に変えたついでにもう少し工夫してみますが、最近DoTビルドを作ってみて強力さを実感したわけですが、メインで使わないとしても最大限有効に使うべきだと思うので、まず体内損傷の時間を延長できる「雄牛」を使ってみることにしました。効果は微々たるものですが単体ダメージの高いこのビルドでは1発分でも追加でダメージが増えるのは大きいです。さらに、補助攻撃に出血の「ブレイドアーク」を使ってみます。出血はあまり強化して無くポイントも振ってないのでそれほど期待はできませんが、武器参照があるスキルは「レヴィアタン」の実数値ダメージが半端じゃ無いので、1ポイント振った程度でもかなりのダメージが出ます。ここは両手武器のメリットでしょう。(ちなみに盾持ちではないのに「ブリッツ」でも高いダメージが出るのも「レヴィアタン」の威力です。通常の片手武器+盾の場合実数値ダメージは100+130前後くらいだと思いますが「レヴィアタン」は最大700近いので盾がなくてもダメージが出ます。ただメイス系はダメージの幅が大きいく当たりハズレの差があるのが難点ですが、このビルドはクリティカルの高さでカバーできます。)


さて、残るは耐性低下への対処です。「ナリフィケーション」「エレオクテスの鏡」を有効に使うのは前提ですが、「ナリフィケーション」は10ポイントに増やします。これだけ振るとエレメンタル攻撃吸収の効果時間がリチャージ時間を上回るので常時バフとして使えるのと、吸収量としても充分な数値になります。これは、おそらく通常は無くてもそれほど困るケースは少ないので軽視されがちですが、グラディエーターの場合は非常に強力でエレメンタル系の耐性低下はほぼ無効に近い感じになり、多数のヒーローの耐性低下が重なるケースからネメシスのヴァルダラン、ムージラウクまでダメージを大きく軽減してくれます。あとは、生命系の耐性低下あたりに気をつけておけばなんとかなるので随分と戦闘が楽になります。

ということで、グラディエーターをクリアできる形に見事に出来上がりました。ちゃんと火力の強さが感じられるのと同時に、ヘルスも安定していてバランスは良好です。ただ注意点としては殴っていないとヘルス回復しないので耐性低下を受けている状態で攻撃を止めると死ぬ危険があります。混戦時などで安易に逃げようとすると危ないのでデバフ解除や無敵を使ってから逃げるか、「フォースウェーブ」は射程距離が長いのでギリギリ届く距離まで離れるかなど状況判断が必要です。

最後に大したことではないのですが少し気になるのは、多少敵によって倒しやすさに差がある感じがあり、通常これは相性の悪い属性の敵だったりするのですが今回は不思議な事に傾向が読めません。属性は関係なさそうなのでもしかしたら相性とかではなくダメージやクリティカルのバラツキの問題なのかもしれませんが、一度じっくり調べてみたいところです。

少なくとも考えたとおり、適切に作れば盾持ちでもDoTメインでなくともグラディエーターをクリア出来るビルドを作れることはわかったので、今までは無理だと諦めていた2丁拳銃や両手銃でもうまく切り抜ける方法があるのかもしれません。グラディエーターをクリア出来るビルドはソルジャー、盾持ち、DoTメインなどが作りやすいのは事実ですが、あくまで一例で装備・スキル・星座・コンポーネントの最適な組み合わせ次第ではどんなクラスや戦闘スタイルでも可能ではないかと最近は感じるようになりました。

今回このビルドですが、実のところ最初に作ったバージョンとそれほど大きな違いはないのですがメイン攻撃スキルと補助攻撃スキル、ヘルス変換とヘルス再生、物理と体内損傷・出血のDoT、OA・攻撃速度とクリティカル、耐性とデバフなどを適切に組み合わせることでより完成度を上げることが出来ました。やはりバランスが大事だということだと思います。

つい最近まで、このビルドでグラディエーターがクリア出来るとは思っていませんでしたがなんとかなるものです。見た目もかっこよさが戻ってきて「やはりこうでないと」という感じです。(でも後数日で拡張発売なのですぐにまた改良が必要になるでしょう。(・_・;) )


2017年10月2日月曜日

BWC ソーサラー

youtubeで動画を見ていたらBWCコマンドーをアレンジした形のBWCソーサラーを発見。しかも作ったのはフォーラムで有名なDrizzt氏。これは期待できそうと思いましたが、それ以上に驚きのビルドでした。

基本的にはBWCコマンドーをベースにしていて装備はレアのパンツと靴で耐性を確保、盾からオフハンドに変えた以外は全く同じと言って良い感じです。問題はサブクラスがソルジャーからアルカニストに代わる部分をどう当てはめるかというところですが、ディフェンスが落ちるところは「スフィアオブプロテクション」のダメージ吸収と「エレオクテスの鏡」「ナリフィケイション」でカバーするのは当然として、ここでは星座をかなりディフェンスよりに変えています。驚きなのは、星座で「マギ」「ウルズインの松明」も取っていないところです。BWCコマンドーではある意味メイン攻撃とも言える部分を切り捨てて果たして火力が確保できるのか?

ところが動画を見ると結構火力がありますし、ウェーブ100-150を18分はかなり速いタイムです。早速手持ちのソーサラーをGrimDawnToolsのレシピ通りに作ってみると、まさに驚きの火力。これはBWCコマンドーより火力は上かもな感じです。え~と、なんで??
火炎・燃焼のフラットダメージ、%ダメージはコマンドーより低いです。で、「マギ」「ウルズインの松明」はなしでさらに「ファイアストライク」も無し。おまけにオフハンドなのに「デヴァステイション」も無しです。ぱっと見て分かるのは「キャリドアのテンペスト」で燃焼の高いインフェルノにポイントを振り切って使っているのが流石な感じですが、実際使ってみるとこれがなくても充分火力は高いので、あと考えられるのは「エレメンタルバランス」のクリティカル強化が効いているのか?クリティカルはステータスでは70%。これはかなり高い数値ですがOAもコマンドーよりは高いので多少は関係あるのかも。それから詠唱速度が187%で結構差があり、どうやら、この辺りに秘密がありそうです。

詠唱速度はカカシを殴ってみるとダメージ表記の出る頻度の違いでよく分かりソーサラーのほうがDPSが高いことが感じられます。ただ、ステータス画面では左クリックに割り当てたスキルのDPSしか分からないので、このビルドのようにアイテムスキルなどがメイン攻撃になっている場合は実際戦ったり、目で見て判断するしかないので非常に分かりにくいと思います。クリティカルに関しては倍率の数値が上がっている感じはしますが、ダメージの数値自体は大したことはないので見た目では分かりません。

さらに、火力としては何が大きな役目を果たしているのかが気になったので、装備やレリックなどを外していって調べてみると、アイテムスキルなので正確な数値は分かりませんが、リングの「エントロピックコイル」が結構な火力を出していることが分かりました。50%クリティカルダメージにCDも短めなのと、2個使っていることが効いているようです。しかし、このビルドは耐性低下の効果も非常に大きいのでステータス画面、ダメージ表記などがあてにならなく、結局のところ実際に戦って判断するしか無いので、たくさんビルドを作っていて何度もグラディエーターをクリアしているような経験なしには出来ないスキルや星座の構成という感じもしました。

このビルド問題点としては、レアのパンツと靴で耐性確保していますが、同時に気絶耐性も確保していますので必須です。共に付いているAffixがこれ以外にないという感じの装備なので、大多数の人はこれと同じに作るのは難しいでしょう。ということで、普通の人でも作れる形にできないか考えてみましたが、「デヴァステイション」を使っていないので盾に変えても問題ないことから「ヴァンガード オブ ザ リージョン」あたりにすると耐性確保しやすいかなと思いました。ただ、気絶耐性が低すぎるのもキツイので他にも探した所、「ラヴナのガード」が刺突耐性60%以上に気絶耐性25%、更にヘルスも700程あるので、これならレア装備にヘルスや気絶耐性がなくても良く、作りやすいかなと思いこれにしました。オフハンドの「トウム オブ ザ アルケイン ウェイスツ」は全+1にクリティカルも8%前後あるので火力は落ちますが代わりにディフェンスは上がるので悪くないと思います。

試しに、グラディエータ-を戦ってみた所問題なくクリアできたので動画と合わせてwikiに追記してみました。しかし、オフハンドでメテオなしでも近接に近い形でグラディエータ-を戦えるというのは少し前までの常識ではまず考えられなかったので凄いと思います。以前からBWCと耐性低下の強力さは分かっていたつもりでしたが、まだ認識が甘かったと改めて思いしらされました。

ということで、デモリッショニストの部分だけである程度火力とディフェンスが確保できるのなら、ソルジャーやアルカニスト以外のサブクラスでも、そこそこ行けそうな気もしてきますが、そのうち試してみたいところです。なお、Drizzt氏は同じくソーサラーでメテオを使ったビルドも動画がありました。デモリッショニストのスキルについてはほぼ同じですが装備はかなり変わっていて、更にレア度が高くなっているので再現は難しい感じです。ただ一箇所「レックレスパワー」ではなく「スターパクト」を取っているところが目を引きますが、属性変換があるのでイーサーは捨ててクールダウンを優先したというところでしょうか。ただ個人的にはメテオなしの方がインパクトを感じました。

なお、このDrizzt氏の動画ですが、グラディエーターのクリア動画が多いのですがExtraSpawnのものは一つもありません。個人的にはトレハンにおいてExtraSpawnにするメリットはあまりないと思うのでビルド例に動画を出す場合にも仮にクリアできるとしても通常クリアのものしか出さないつもりですがExtraSpawnは是非自分でビルドをアレンジして挑戦してもらいたいと思っています。


オフハンドで正面からグラディエーターの後半を戦えるビルドというのは、それほど無いと思います。しかもギリギリクリア出来るのではなく充分余裕を持ってというのは他に思いつくことが出来ません。それにメテオ、デヴァステイション、ファイアストライクのどれも使わないという発想が頭で考えているだけでは絶対作れない感じがして凄いなと思ってしまいました。