2020年12月21日月曜日

レイジング ディオン:2H雷ドルイド3連発

 別のゲームをやりながらパッチが出るのを待っていたのですが、今回はなかなか出ないです。(・_・;) 仕方ないのでもう一つだけ記事を出しておくことにしますが、ちょうどValinov氏から久々にクルーシブル3分台のビルドが登場したので取り上げよう、と思ったら、ここに来て何故か他にも雷型のドルイドが出てきて、予想外の雷ドルイド三連発で行ってみます。(・_・;)


そういえば、Wolcenの方は大型パッチが来ましたが、新しいゲームモードを作ってキャラはまた最初から作り直しという、正式リリース後なのにまたちゃぶ台をひっくり返すような掟破りの反則行為をかましてきました。(・_・;) これを受けて翻訳のMatougi氏も「もう、やってらんね~」と思ったのかは不明ですが、今回をもって翻訳作業から退陣。以降はHAC氏が翻訳を引き継ぐという、海外ドラマばりの急展開となっています。(・_・;) ということで、もはやここまで来たら、「良いゲームになるのなら、何をやってもいいから、とにかく頑張って!」という感じでしょうか。(・_・;)

タイトルは、テレキネシスやテレポートなどのスーパーな能力を持つ8歳の黒人の少年(ディオン)を中心とした、いわゆるヒーロー系の海外ドラマです。最近はやたらヒーロー物が多いし、同じような設定の「パッセージ」が、激つまらなく予想通り1シーズンで打ち切りになっているので、(・_・;) 実は全く期待していませんでしたが、意外に侮れなく、亡くなった父親の親友や、同級生の女の子など脇役のおバカっぷりが良いアクセントになっています。 で、この超能力や敵が雷に関係しているところからのタイトルなわけですが、終盤に来て、ちゃぶ台をひっくり返したような予想外の雷ドルイド三連発級の展開になります。(なんだそりゃ。(・_・;))

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ファーストバッターは、またもやShopping氏の新作で、今度は正統派の雷型「プライマルストライク」を使ったドルイドです。→ 動画リンク

で、こちらも前回同様最初はGTリンクが無く、見た目からすると武器は「まさか!「テンポラル アークブレイド」か?!!」とか思いましたが、その後GTリンクが公開されているのを見たら、ストレートに「ウルトスのテンペスト」フルセットという引っかけでした。(・_・;) そして、別の意味で驚きなのが、今回のビルドは火力特化でも無くかなり普通の作りで、星座もディフェンス重視なのがShopping氏らしからぬ感じですが、雷型のドルイドだとやはりディフェンスが問題になる感じなので、「バランスを取るとこうなるよね。」みたいな考えは頷けるところです。

それにしても、アクセサリーの増強剤が「スカイシャードパウダー」でなく「生存者の工夫」なところや、「モグドロゲンズ パクト」「アルケイン ウィル」にしっかりポイントを振っているところ辺りはかなり意外な感じもします。(あと、1ポイントだけ振った「マニフェステイション」が結構謎。(・_・;))

装備はレア無しなので全く同じ構成でSR75-76を試してみましたが、ウォーダーではやや微妙かな?と思っていた「ウルトスのテンペスト」も、意外に悪くない感じで、星座をディフェンスよりにしたのが成功したのかバランスは良好で、十分安定クリア可能といって良さそうな感じです。僅かに難点らしき部分としては、やはり耐性低下が少なめなので耐性持ちとの相性が感じられます。特に火炎・雷属性は「グラヴァ'スル」に時間が掛かるのが結構辛いので、このために日wikiに出している2H雷ヴィンディケイターなどはヘルムとチェストのコンポーネントにクトーニックへの種族ボーナスが付いた「聖化した骨」を使っているわけですが、個人的にはこのビルドでも使った方が良さそうな感じがあります。

GTリンク
このタイプの原点は、jajaja氏がカンジュラーの前に作った、最初期のウルトス型そのものと言っても良い感じですが、今でもちゃんと戦えるというのは結構驚きというか感慨深いところがあります。(・_・;)

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ということで、ちょっとShopping氏のビルドは予想外の展開だったな~とかしみじみ浸っていたところに、(・_・;) eardianm氏からテンポラル アークブレイド」を使った雷ドルイドが登場! まさに海外ドラマばりの出来すぎた展開という気もしますが、せっかくなので見てみましょう。→ 動画リンク

追記:

フォーラムに記事が出ました。→ リンク 

詳しく説明が書かれているので興味がある方は見ておくと良いと思いますが、eardianm氏は結構考え方が自分と似ていて親近感を感じてしまいます。(・_・;) 上の動画の構成からはグローブとパンツが変わっています。また「イスカンドラのエレメンタルエクスチェンジ」を下げていますが、これは正解でこのスキルはこのビルドではほとんど効果が無いはずです。で、代わりに「モグドロゲンズ パクト」ツリーに投資してディフェンスを補強している感じですね。星座は「グール」を外して「エルドリッチの太陽 コルヴァーク」に、防御能力もさらに減ってなにか下のValinov氏のビルドみたいなバランスになっていますが、やけくそ気味でしょうか。(・_・;)


構成は、奇しくも前回の物理型を作る前に作った雷型のドルイドとアクセサリー意外はほぼ同じでしたが、ここでは「プライマルストライク」ではなく、エピックの「ザ・アルケイン テンペスト」3点セットの「イーサー ライトニング」をメイン攻撃に持ってきたところがポイントで、なかなか通な選択だと思います。

それ以外では、星座はこの手のビルドの定番的な配置で、通常は「真面目な見張り」辺りを取るところを他に回した分、防御能力が少し低めという計算通りのステータスという感じです。(・_・;) 全体的には火力重視ですが、ディフェンスもギリギリの線で揃えてバランスを取った形とみて良いでしょう。

こちらも、レアのチェストのAffix以外は同じ構成で作って見ましたが、「イーサー ライトニング」は改めて使ってみると、なかなかに面白いスキルで、威力は当然コンポーネントスキルよりは遙かに上で、しかも場所によってはかなり離れたところまで届くので使い勝手が非常に良いです。ただ、問題のSR75-76となると、雑魚戦は範囲攻撃力があるので快適ですが、ボス戦はやはりディフェンスが弱く、特に殴りの強い相手は立ち回りである程度かわさないと一対一でもやられる感じで、ちょっと安定クリアには届いていない感じがしました。まあ、だから自分としては物理型のドルイドになったわけですが、雷型でこれぐらい火力重視にすると、やはりこれぐらいのバランスになるという、計算通りの実力という感じもするところです。(・_・;)

GTリンク
上のShopping氏のビルドを見ると攻撃速度が足りていないのが分かりますが、アルカニスト込みだと詠唱速度の方が稼ぎやすいので魔法系のスキルをメインに持ってきた方が有利、という考え方もあったのかもしれません。あと、雷型のドルイドはクリティカルダメージを稼ぎやすいので、攻撃能力を上げるのが大事です。

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では、最後にValinov氏の2H遠隔雷ドルイドです。→ リンク

ポイントとなるのは、「魂渦」の100%貫通+「アプヒーヴァル」になるわけですが、これを活かすべく、加えての攻撃能力強化+リング・チェスト・ベルトでの100%イーサー→雷変換が全てだと思います。それにしても防御能力が2,300というのは、また思い切って削ったな~と言う感じですが、(・_・;) 星座も無理矢理「エルドリッチの太陽 コルヴァーク」まで取る配置に、ディフェンスを限界まで削った、まさにクルーシブルのタイムアタック仕様という感じの超火力特化型の作りです。

実は「アプヒーヴァル」については、つい最近じっくり試してみたのですが、やはり攻撃能力が大事で4000近くあると非常に効果が出ます。ということで、攻撃能力を稼ぎやすいクラスが有利なわけですが、雷は魔法系属性なので狡猾性強化は向きません。また、ソルジャーの「ファイティング スピリット」やインクィジターの「デッドリー エイム」込みの場合などは、GrimDawnTools上では高く見えますが常に高いわけでは無いので、発動率を高く保ちたい場合はアルカニストが一番適しているということでのドルイドという考えだと思います。

こちらも、作って見ましたがレアMIは同じものは無理なので微劣化という感じです。で、軽く本編で戦ってみると、雑魚は一発で即死できるし、ほぼ殴られる前に遠距離から殲滅できてしまうので非常に快適です。という具合に、火力は相当に高くGrimInternalsの統計情報で見てもトップレベルの火力が出るのが驚きです。

追記:

少しクリティカルダメージについて補足してみます。以前フォーラムのクリティカルダメージに関する記事を紹介しましたが、→ リンク  この計算機でOA(攻撃能力)の数値を上げていくと当然Chance to Critが上がっていくわけですが、さらに下の方を見ると140%~180%の5段階で Crit Chanceが並んでいて、それぞれの段階ごとに発動率がありこれもOAと敵のDA(防御能力)の差によって変動します。ここでポイントになるのは、今回のビルドはクリティカルダメージが100%もあるので、数値を変えてみると140%~180%だったのが210%~250%に跳ね上がりますね。そして、OAとDAの差が大きくなるほど最大の250%の部分の確率が上昇していくことが分かると思います。ということで、本編の雑魚のようにDAの低い敵は「アプヒーヴァル」が250%クリティカルで必中するので即死するわけですね。(しかも貫通なのでまとめて。)ということで、MI版の構成で無理してまでOA4000を目指しているのはこのためでもあり、統計情報で報復ビルド級のダメージをたたき出せるのもここが理由というわけです。(・_・;)


問題は、遠距離攻撃を有効活用するということでのディスエンゲイジ型のメダルの移動スキルで、日wikiにはバックステップと書いてはありますが、正確には本体の位置を境に反対側に跳躍するスキルという感じで、マウスカーソルが本体の右側にあるときに使うと左側に飛ぶみたいな感じで、同じように後方にカーソルを持って行ってから使えば前方に飛ぶことも出来ます。とはいえ結構慣れないと使い辛いのは確かで、思ったような位置に飛ばせるようになるには相当に練習が必要でしょう。(・_・;)

SR75-76を戦ってみた感じでは、火力は高いのでチャンク1~3のマップは戦いやすくかなり余裕がありますが、ボス戦は殴りの強い相手は一対一でも張り付きのままでは勝てないケースが多いので、立ち回りの操作が良くないと安定クリアは難しい感じです。そして、予想通りですが「グラヴァ'スル」が結構鬼門で時間が掛かります。ともあれ、このようなスナイパー的なビルドは珍しく、非常に新鮮な感じはあるので「魂渦」を使ったことが無い人は是非一度使ってみてほしいところです。


ということで、今回の3つのドルイドは火力が上から弱・中・強の火加減になっているようなバランスになっていて分かりやすいですが、(・_・;) それに伴って調理操作の難易度も上がっている感じです。ただ、構成は違えど結局はバランスの違いで、素の実力的にはどれもそう変わりは無い感じもして、逆に言うと、ビルド間のバランスとしては非常に取れているともいえ、そこは流石にパッチでまめに調整しているだけはあるな~というところです。ともかく、トロザン型以外にパッとしたビルドは少なかった感じのドルイドですが、他の構成でも十分戦えるようになったのが確認できたし、やはりアルカニストは強かった、みたいな感じがする、先日のバトルメイジであり、今回のドルイドというところでしょうか。

GTリンク
Valinov氏はどこかのコメントで500以上のビルドを作ったと言っていただけあって、非常に考えられた興味深いビルドが多いですが、今回はクルーシブルのW150-170を3分53秒と大台を切ったところで、自信を持って出してきた感じでしょうか。まあ、再現不可能なMIのAffixにディフェンス0仕様なので、そのままだと全くオススメは出来ませんが、多少ディフェンスよりに変えても十分強いと思うし、非常に個性的なビルドなので作る価値はあると思います。

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