2018年2月28日水曜日

謎は全て解けた:雷イグナファーの炎・ヴィンディケイター

キャラのレベル上げが終わった所で、前回紹介したイグナファーの炎ビルドが気になったのでヴィンディケイターを作って試してみることにしました。ただ新キャラ作成はそれなりに時間がかかるので、今回は資産をフルに使って速度優先で作ってみました。

レベリングがどんな感じで進んだのか記録の意味でも書いておくと、
・まず作成直後にクルーシブルに入ってスクラップやポーションなどの消耗品、鉄片への換金用の要らないエピックやレアアイテムをなどを適当に渡し、装備は「ローカーの戦利品」セットを4箇所に装備させます。また各派閥の委任状も使っておきます。

・次に本編を開始してクエストを進めてLV7まで上げます。そして武器に「焦熱の残り火」、装備の2箇所に「鱗で覆われた皮」アクセサリーと頭に「エクトプラズム」を付けたら、一旦終了してクルーシブルの1~10を数回戦って祈祷ポイントを5ポイント稼ぎます。

・再度本編に戻りますが経験値アップポーションを常に使っていきます。スキルはインクィジターメインで、最初は属性は絞らずにエレメンタルで行く方が楽なので「ワード オブ ペイン」「ハガラッドのルーン」中心で進めます。このため星座も「ローワンの王冠」を最初に取ります。

という感じで進めてみると、各Act開始時のレベルは下のようになりました。基本的にメインクエストと祠中心ですが時間がかかりそうなサブクエストなどはいくつかスルーしました。
ノーマルAct2:LV23
ノーマルAct3:LV40(派閥選択時点)
ノーマルAct5:LV53
エリートAct1:LV67
さすがにエリートはローカー装備だと装甲値が低く油断すると痛いダメージを受けますのでAct3でLV75になった所で、下位レジェンダリー装備に替えました。

エリートAct5:LV82
ここで、ちょっとLVが上がり過ぎなのとAoM派閥の評判もそこそこ上がっていることからAct5,6は省略してアルティメットに進みます。で、アルティメットはメインクエスト以外はかなりスルーしてサクサク進めていきます。(エリート開始はLV65以上だと敵より自分のほうがレベルが高くなる感じなので、サブクエストあたりはもっと省略しても良い感じです。)

アルティメットAct4:LV94
ここまでくれば最終装備が使えるので後は消化試合です。

で、時間としては休日1日でLV85まで行けましたので、休日2日あれば余裕で1キャラ作れる感じです。現在手持ちのキャラ数は26ですがクラスとしては17なので、まだ9クラス作ってないのがあるわけですが、正直全部は無理なので気が向いたら増やしてみることにしましょう。(実績に全クラスLV100とかあったら作る人がいるのだろうか?とか考えてしまいます。(・_・;))


エリートAct4クリア時点の派閥の評判ですが、バロウホルムがやや低めなの以外は充分上がっているのでAct5,6はバッサリカット。これでかなり時間短縮できます。

では、サクッとできた所で前回のイグナファーの炎ビルドを作って試してみますが、ダメ元で「熟達の記章」をいくつか作ってみたら7個目で運良く「イグナファーの炎」付き(しかも+3)のものが出たので結構近い感じに作れました。他は、耐性が不足する部分は気絶耐性を捨てて他の耐性確保に回して、星座も「蝙蝠」はディフェンス的に足りてそうなので「船乗りの指針」「ジャッカル」2ポイントにして、耐性と移動速度、詠唱速度を取ることにしました。

しかしながら、LV94まで「エルゴロスのストーム ボックス」「ハガラッドのルーン」をメインにしたエレメンタルビルドで戦ってきましたがこれでも結構強いので、もしかしたら強さ的にはそれほど違わないのかな?とか思っていたら考えが甘すぎました。とにかく火力が強力で、もうチャネリングとかに関係なく高火力ビルドと言って良いレベルです。また、ディフェンスも鉄壁に近く「インクィジター シール」を使っている分にはヘルスが減っている場面を見ることはほとんど無いです。そして、実際に新ダンジョンの「ガルガボル」と戦ってみたら、結構ダメージは受けるものの張り付きで勝てました。なかなか凄いです。

それにしても何故ここまで強いのかが今ひとつよくわからないので装備を変えたり、以前作ったピュリファイアと比較しながら調べてみました。まず「イグナファーの炎」自体は火炎・燃焼ダメージだけなので26ポイントにしても、腕の「シンダータッチ」の火炎→雷25%変換の効果自体はさほどないのでは?という予想は正しい感じです。では何故Maxまで上げるかというと武器参照がついているので武器で雷ダメージがついているものなら、それだけで結構な割合の属性ダメージが出るし、ヘルス変換も僅かではありますが乗ってくるということで火炎だけだとしても上げる価値あり、ということのようです。そのようなわけで武器の「ウルトスの火花」は雷で結構高めの実数値ダメージがついている所と冷気→雷45%変換で「アルケイン エンパワーメント」などのエレメンタルのフラットダメージが変換され火力の上乗せになるところが選択の理由になっているようです。それから雷ダメージということであれば「インテンシファイ」「インファーナル パージ」の方が重要なわけですが、良く見てみるとトータルのダメージ量としては火炎と雷は雷のほうが上、燃焼と感電は燃焼が上の数値になっているのが面白いですね。

しかしながら、火炎属性のピュリファイアだとここまでの火力は出ないわけで、そうなると考えられる答えとしては、それ以外で火力を出している、ということになるわけです。で、試しに「イグナファーの炎」を使わないで戦ってみるとたしかにボスでも十分倒せるだけの火力はあります。では何が火力を出しているかというと「シンダータッチ」のアイテムスキルです。これはウィンドデビルに似た召喚物が発生するタイプのスキルですが、コンポーネント「刃の印章」のトリガーが優秀なせいか次々に発生します。これはカカシだと良く分かりますが近づいただけで永久機関のように発生しまくるのでダメージが積み重なって高火力を出します。実際にピュリファイアに「シンダータッチ」を装備させると火力が上がりました。やはり優秀な発動スキルを持つ装備というのは重要だな、と思うところです。

ということで、「イグナファーの炎」が異常に強くなったわけではなく、+アルファが大事というのは他のビルドと同様です。それでも火力に占めている割合は充分高いのでメインスキルで使用可能になったのは間違いなくドレインエッセンスと比べても、もう差はないと言って良いでしょう。

あとディフェンスに関しては、「インクィジター シール」を使わなくてもある程度戦えるので、やはり「ウェンディゴトーテム」が効いている感じです。ただ両方なしだと簡単に死にますしバフを剥がされると余裕で即死しますので決して油断はできないのですが、普通に戦っている分には耐性低下以外は全くダメージを受けない感じで、こちらも「インクィジター シール」に加えて何をプラスするかで違いが出るという感じです。また、チャネリングスキルはエナジー消費が多いので出来ればオフハンドが良いのですが、近接張り付きのスタイルになるため装甲や物理耐性を上げておかないとゴーレムなどの打撃の強い敵に囲まれると辛くなる感じがあります。(そう考えると「オークスキン」も意外に重要ですね。)

で、このあたりも踏まえてピュリファイアの腕を「シンダータッチ」に変えて、装甲値を2300位に上げてみるとかなり良くなりました。ただ、これだと火力ではヴィンディケイターに劣るので、ここから更に火力UPが出来るかが勝負の分かれ目ということになるのでしょう。ということで、行き詰まったときは別のクラスで似たようなビルドを作って比較してみると答えが見えてくることもあるということで、とにかく実際に作って試すということが大事です。しかし、パッチ後1日でよくこれを作れたなあと思うようなTZ Tz氏の技が冴えた会心のビルドというところでした。

GrimDawnTools
「イグナファーの炎」がどうというよりはビルドの作り方がうまかったという感じでしたが、それでもオフハンドなのに「ガルガボル」を張り付きで倒せるというのは凄いと思いますこれなら気持ちよく汚物消毒が可能で快適です。(・_・;) ただ、ビスミールガーディアンのように雷耐性の高い敵はやはり時間がかかり気味になります。



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