キャラのレベル上げもだいたい終わったし、コンポーネントも不足気味なので、今回はフォーラムからパッチ変更のあったスキルを使った興味深そうなビルドを見てみることにします。
その前に「ガルガボル」試験の続報を。クリーグデスナイトも張り付きは無理で死亡、DA型ナイフ投げリーパーも近接ではある程度かわせるものの当たれば即死でDA4000くらいでは通用しません。ただ遠くから遠隔で戦えば問題なく倒せます。同様にデバフ特化のパイロマンサーも遠隔引き撃ちなら安全に倒せました。ペットカンジュラーはやや崩れかけたものの無事撃破。厳しい場合は今回新しく追加された薬品が強力なので使うと良いでしょう。ということで、以前マッドクイーンが登場したときを思い出させるような初見殺しの凶悪さで、遠隔攻撃できないクラスは苦労するでしょう。とりあえず前かがみになったら足元に溶岩が出るので移動しないと死ねます。
では、おなじみTZ Tz氏のイグナファーの炎ヴィンディケイターから行きますが、パッチが出たばかりだというのに作るの早過ぎでいかにも廃人って感じです。(・_・;)→リンク
まず、ポイントとなるのはパッチで強化された「イグナファーの炎」ですが、これを雷で使っている所が興味深い所で、今回は正真正銘「イグナファーの炎」をメインに使うビルドになっています。スキルに関しては特に変わったところはない感じで、「オークスキン」は報復というよりは刺突耐性と装甲確保でしょう。星座に関しては「死者のチャリオット」と「ビヒモス」のヘルス回復2つに火力用の「テンペスト」辺りがポイントでしょうか。最後に装備ですが、「光のガーディアン」セット3点に腕を「シンダータッチ」にして火炎→雷変換を加えた形です。ただ25%と変換率は低めで「イグナファーの炎」自体は火炎のみなので無理やり26ポイントにしても効率的には良く無さそうな気はします。あとはリングをエピックの「ザ アルケインテンペスト」セットの2点、アミュレットはエレメンタル系で詠唱速度も欲しいという所で「強化版 ベロナスのエッセンス」を選択したのでしょう。
全体的には、OA、クリティカルダメージは高いものの詠唱速度は低めです。では動画を見てみますが、「古代の森」の動画はウォークスルー的でフォーラムでは珍しいですが、中ボスや隠しエリアをスルーしてたりで気まぐれ感が感じられます。(・_・;) ただ、アイテムが沢山散らばる場所はフィルターで消しておくというのは賢いかも。で、問題の「ガルガボル」ですが張り付きでサクッと倒していますがマジですか... 「インクィジター シール」に「ウェンディゴ トーテム」に2つの回復用星座、さらにパッチでダメージ減少が付いた「懲戒のオーラ 」ということでディフェンスの強さにちょっと驚きましたが、火力も属性変換率が低めな割にはかなり高いです。いつか実際に作って試してみたい感じもしますが、レア靴はまず無理なのでリング辺りを耐性装備に変えないとダメな気がします。
ということで、「イグナファーの炎」が実用レベルになったのを再確認、という感じですが、あとはカオス・生命変換でも行けるのか気になるところです。それにしても「懲戒のオーラ 」はちょっと強くなりすぎたかも?(・_・;)
雷でもいけるのね、って感じですがその割には火力もディフェンスも強いのが驚き。とてもオフハンドのビルドとは思えませんし、盾持ちソルジャーでも軽く殺される「ガルガボル」に張り付きで勝てるってどういうこと?
次~低解像度の四角い画面でおなじみSuperfluff氏のエレメンタル・デシーヴァーで、こちらも作るの早すぎで廃人認定2号を適用します。(・_・;)→リンク
*ちなみに低解像度の画面はヘルスやアイコンが大きくて見やすいし、特にクルーシブルなどの高難易度で戦う場合、敵やキャラではなく殆どは下側のヘルスやバフ・デバフのアイコンだけを見て戦う感じになったりするので、画面中央からの距離が近くなり視線の移動が少なくて済むので理にかなっています。ということで機材がしょぼいのではなくプロ仕様ということですね。(・_・;)
このビルドの見どころですが、グラディエーターの170をクリアしているとかは大事でなくパッチで変更の入った「懲戒のオーラ 」をスキル変化で更に強化するとどうなるかという、ある意味実験的な側面が強いビルドともいえると思います。そして、星座で火炎、スキルで冷気、装備で雷の攻撃ソースを使い分けてエレメンタルを演出しているところは職人的な技を感じます。(そう、ビルドはアートです。(・_・;))とりあえず動画のあるクルーシブル版の方の構成を見ていきます。スキルは武器の「神話級 束の間の嵐」のスキル変化を活かすため「ワード オブ ペイン」をメイン攻撃にしていますが、このスキルは強化すると効果範囲が広がります。そして頭の「エンピリオンの凝視」で「懲戒のオーラ 」の効果範囲を広げること、「カース オブ フレイルティー」を強化して「ヴァルネラビリティ」の効果範囲を広げ広範囲に耐性低下をかけるということで広範囲AOEビルドとも呼べそうです。
装備は「大異変」3点セットを使ったオフハンド持ちですが、「インクィジター シール」を使わないという、まさかの逆転の発想的な完全開き直りの逃げ撃ちスタイルです。このため「ウェイスティング」のOA低下に加えて「カース オブ フレイルティー」、リングの「神話級 タイムフラックバンド」、メダルの「神話級 ギルダム アルケイナムの推賞」、星座「ソレイルの魔剣」などを使って敵の移動速度を徹底的に下げる工夫を行っているところがポイントです。
作り方の難しいデシーヴァーということで、たしかにクラス間でシナジーが少ないビルドは作りにくいと思われがちですが、毒酸ウィッチブレイドなどはソルジャー側に毒酸要素は全く無いのに普通に強かったりするので必ずしも双方に属性のシナジーが必要なわけではありません。それに、オカルティスト、インクィジターは共にサブクラスで使うスキル構成が確立されている程の優秀なクラスなので、片方で属性を固めるだけでも十分火力は出せそうな気がします。そのようなわけで、考えるのは火力のシナジーをどうするかだけではなく、このようなやり方もあるということで非常にためになります。ということで「懲戒のオーラ」が超快適になったというビルドを2つ紹介してみました。(最悪のオチです。(・_・;))
さすがビルド職人の名に恥じない見事な工夫が凝らされた面白いビルドだと思います。動画はクルーシブルなので逃げ撃ちオンリーですが、「ストームファイア」も使っているので本編では普通に戦えるのではないかと思われます。なお、本編版のセッティングの武器「バルゴールズハート」は「古き森」の商人が売っているので入手しやすいです。
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