2018年8月9日木曜日

究極VS至高 味勝負:アルカノア・タクティシャン

先日紹介したsigatrev氏のペットビルドは3つ共にビルド作品集入り、ということで、めでたいところですが、sigatrev氏のビルド例のように、解説が殆ど無いのものが作品集に入るのは珍しいです。しかし、特にカオス・カバリストについては、これを入れないでどうする、という感じの異次元レベルの壊れビルドなので入って当然でしょう。(・_・;) という具合にペットビルドが盛り上がっていたところに、同じくいつものように解説なしのShopping氏からも、3つもビルドが出ました。(え~ お買い物は1日につき1点限りでお願いいたします。(・_・;))

内容としては、3つのビルド共に、冷気インクィジターシリーズの続編物という感じで、ネックス&オルタスの「聖なる調和」セットを使った冷気インフィルトレイター、「デスマークの影」フルセットの冷気ブレイドマスター、「ルミナリの刃 アルカノア」を使った冷気タクティシャンです。まあ、ナイトブレイド2つはオーソドックスな感じなので良いとして、タクティシャンは「フォース ウェーブ」を使わない、というのが意外な感じですが、このタイプのビルドは記事にはしていなかったので、この機会に書いてみることとして、せっかくなのでSuperfluff先生のビルドと勝負をしてみるということで、スタローンVsシュワちゃんか、ザ・ロックVsヴィン・ディーゼルみたいな大物二人の直接対決と行ってみましょう。→ インフィブレマス

「アルカノア・タクティシャン」
Superfluff版 → リンクGTリンク
Shopping版 → リンクGTリンク

さて、今回に関しては上のGrimDwanToolsのリンクを2つ同時に開いて比較して見てもらいたいところですが、双方が装備を「ザ ルーンバインダー」セットをベースにしているものの、Superfluff先生は「フォース ウェーブ」、Shopping氏は「ハガラッドのルーン」をメインとしていることから分かるように、これはある意味ソルジャーVSインクィジターの代理戦争でもあるわけです。また、装備は、Superfluff先生はリングが「エレメンタル ハーモニー」セットのところ、Shopping氏は「神話級 氷炎の統治」2個と、こちらもライバル同士の戦いという感じになっています。あとは共に刺突→冷気変換を使っていますが、Superfluff先生はメダルの「ルミナリの推賞」、Shopping氏はグローブの「神話級 ハガラッドのチリング グリップ」なのが面白いところです。あとは、Superfluff先生はグローブが「正義のハンドガード」ですが、スキル変化の属性変換を嫌って神話級でなく下位版にしたのだと思います。

星座については、Superfluff先生は「ウルズインの松明」「盲目の賢人」が目を引きますが、エレメンタルにフォーカスした配置、Shopping氏は冷気ビルドに沿った配置と対象的です。最後にスキルですが、Superfluff先生は「レンディング フォース」を強化していて、ここが刺突→冷気変換の使い所になっています。またエレメンタルが主軸なので「ワード オブ ペイン」を使っています。Shopping氏は「ハガラッドのルーン」はツリー全てをフル強化に、当然「アーティファクト ハンドリング」もフル強化です。そして、こちらの刺突→冷気変換ははもちろん「ハガラッドのルーン」ですね。あと双方ともに「アルケイン エンパワーメント」を強化しているので、ここも刺突変換が活かせるポイントです。

では、今回はもう少し細かいところまで比較してみると、Superfluff先生は火炎・冷気・雷が2300~2600%と均等でDoTはほぼ無し。Shopping氏は冷気が3000%と抜けていて凍傷DoTがあります。装甲・行動系耐性はShopping氏の方がやや高めですが、耐性超過が無く、ヘルスも低めなところなどは全く同じ感じで面白いです。また緊急時の保険として、Superfluff先生はヘルムのコンポーネント「プリズム状ダイヤ」と星座の「グール」、Shopping氏はメダルの「神話級 神聖の標章」を使っています。また、Superfluff先生は「フォース ウェーブ」なので詠唱速度を意識した装備ですが、Shopping氏も「チル スパイクス」用として、詠唱速度重視になっています。

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それでは、ここで味勝負~ (・_・;)

まずは、Superfluff氏の方から食してみよう。

「なに~! これはっ!」

「フォース ウェーブのなんとも言えないサクサク感が口の中で実に心地よい~。」

「さすがはルミナリ、刃応えが違う~。」(字も違います。(・_・;))

「そして、ウルズインの松明 と 盲目の賢人がねっとりと絡み合い、そこに色鮮やかなエネルギーの波が...」

「踊る~~。」

「まさに、絶妙な、味のハーモニー。」(エレメンタルハーモニーです。(・_・;))

「これぞ、至高の味わい。」

では、続いて、Shopping氏の方を頂いてみるとしよう。

「なんと~!」

「あえて フォースウェーブ捨てて、ハガラッドのルーンをたっぷりと使ったボリューム感あふれる味わいが、どこまでもジューシーで実に力強い~。」

「そこに、チル スパイクスのスパイスがピリッと効いていて、食が進む~。」(シャレも効いています。(・_・;))

「うまい、う~ま~い~ぞぉぉぉ~。」

「これ、究極なり。」


*前回「精進せいよ」とか書いていたら「ミスター味っ子」を思い出したので遊んでみました。(・_・;) しかし、子供の頃に見たアニメは強烈なインパクトがありましたが、動画サイトで1話だけ無料だったので見てみたら、「材料は金さえ出せば手に入る。大事なのはそれを調理する料理人の技量だ。腕だ。心だ。」とビルドも同じか~耳が痛い~ (・_・;)

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さて、アホな味勝負は置いておいて、(自分で言うか。(・_・;))先日レベリングで作った単体インクィジターのキャラを使って、サクッと作ってみると、Shopping氏の方のカカシのヘルスリセットまでのタイムは20秒と流石ですが、速いというより一発の火力が半端なく、火薬盛りすぎって感じです。(・_・;) また特筆しておきたいのは「ローカー」で、張り付きで10秒程度とインクィジタークラスでも最速レベルで、これだけ速く楽に倒せるビルドはそれほど多くはないでしょう。

一方、Superfluff先生の方は、カカシのヘルスリセットまでのタイムは45秒で、火力的には普通かなと言う感じもしますが、星座スキルのレベルがまだ低めなので、もう少し速くはなりそうです。ということで、こちらも張り付きで「ローカー」は倒せますが、時間は遅めで、エナジーがポーションを一回使ってギリギリ持つくらいで倒せる感じでした。でも、「現実のふち」で攻撃してくるやっかいな岩は「フォース ウェーブ」ならタコ殴りしてると倒せるので、そこは結構メリットかも。(・_・;)

実際戦ってみた感じですが、Shopping氏の方は、毎違いなくトップレベルの高火力でしょう。改めて「チル スパイクス」「ハガラッドのルーン」の壊れっぷりが分かるというものです。ただし難点はあります、まず、耐性超過は無く、防御能力も最低限なので、基本は「インクィジター シール」頼みのディフェンスで、ダメージを受ける前に圧倒的な火力でなぎ倒すことを前提にしたバランスです。さらに、「アルケイン デヴァステイション」はどうしてもエナジー消費が高すぎで、クルーシブルの祝福でウルズインを取るとかしないと常用はちょっと無理です。ただし、使わなくても火力は十分なので、普段は使わなくても全く問題ない感じではあります。

Superfluff先生の方は、火力は落ちるものの範囲攻撃力は高いので、カカシのタイムほどの差はない感じですが、クルーシブルでもネメシスあたりになると倒す速度の違いを感じます。ただし、「フォースウェーブ」は撃っているだけでディフェンスになるし、ヘルス変換も乗るので、ディフェンス力ではShopping氏より上で、これはMaxまで上げた詠唱速度が効いている感じです。また、エナジー消費も少ないので「アルケイン デヴァステイション」も普通に使えます。ということで、V1.0.6.1時代のSuperfluff氏の作品としては、バランスが取れている感じですが、それでもグラディーエーター150までを設備・祝福なしだと、結構ギリギリのディフェンス力という感じでした。


おっ~と~ 番組終了間際ですが、ここでveretragna氏が乱入です。「Superfluff先生! あんたにはここで引退してもらうぜっ!」 ということなのか、Superfluff氏のバージョンを「カデンツ」型にした改良版のビルドを出してきました。→ リンク(またか... え~ 書いてる途中で似たようなビルドを出すのはお控えください。(・_・;))

装備はほとんど同じですが、グローブに「神話級 ヴォイドスチール ガントレット」でカデンツ強化。ブーツに「神話級 ゴーレムボーン グリーヴ」、ベルトに「神話級 ベロナスの鱗」で装甲強化、というように改良してきました。また、スキルも「バイティング コールド」「チルサージ」に少し振って、火力にもテコ入れしています。星座は、「盲目の賢人」「嵐の番人 ウルトス」に変更していますが、確かに、「エレメンタル シーカー」は強いのですが、発動率が今ひとつだったので正解かもしれません。

カカシのヘルスリセットまでのタイムは42秒と大きくは変わらないですが、こちらも星座スキルが上がりきっていないのでもう少しは速くなりそうです。しかし、ディフェンスに関しては強くなっているし、耐性超過も確保されているので、クルーシブル向けとしては良くなっています。ただ、逆にマスタリーレベルを落としたことでエナジーは厳しくなっているので、本編ではエナジーの節約が必要です。

ということで、それぞれ持ち味は充分に出ていて流石という感じですが、もう好みの問題かなと思います。Superfluff先生とveretragna氏は、基本的にはオーソドックスな作りという感じですが、火炎型と比べても大きな違いはありません。そのような理由もあってShopping氏は、徹底的に単体火力特化の道を選んだのかもしれませんが、最初から「ルミナリの刃 アルカノア」自体が、あまり眼中になかったのではないかという感じです。で、結局誰が勝ったのかというと、どれもグラディエーターの150までを設備・祝福なしというのは結構厳しめのディフェンスで、そういうことであれば「シャー’ズールズ ワールドイーター」の火炎型タクティシャンの勝ち、というオチでしょうか。(・_・;)

Shopping氏
GrimDawnTools
Shopping氏作の火炎型タクティシャンは今でも総合力ではNo1だと思いますが、同じスタイルではなく全く別のビルドにしてきたところがShopping氏らしいです。「フォース ウェーブ」をあえて捨てるというのが流石ですが、「チル スパイクス」の方が強いってことか!と考えるとある意味問題作ともいえます。(・_・;) しかしながら、それによって武器攻撃型ではなくなって、近接張り付きのキャスター型というユニークなスタイルになっているのは非常に面白いところで、ディフェンスは弱いものの、ネメシスだろうと数秒レベルで倒し切る高火力が最大の魅力です。

Superfluff氏
GrimDawnTools
意外なことに、Shopping氏の火炎型タクティシャンに近いのは、こっちのSuperfluff先生のバージョンで、戦い方も、雰囲気も非常に近く、まさに兄弟ビルドという感じがするのが面白いところです。実力的にもいい勝負だとは思いますが、火炎型はDAが高く、グラディーエーター150までは設備・祝福なしでも余裕。151以上も祝福2個程度で余裕でクリアできるので装備をディフェンシブに替えたとしても及ばないでしょう。

veretragna氏
こっちも「フォースウェーブ」を捨てましたが、さらに近接色が強くなって、ここまでくるとjajaja氏のダブルブリッツコマンドーに近い感じです。ですが、ソルジャーを含むクラスなので個人的には、納得できるところで、「アルケイン デヴァステイション」はここぞというときだけでOKだし、そもそも魔法でガンガン攻めたいのならメイジハンターでやるべきかな、とか思ってしまうわけです。ということで、Superfluff先生に引導を渡せたのかはわかりませんが、今後のフォーラムを支えるのは君だ!ってことで頑張ってほしいところです。(・_・;)

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