2019年2月24日日曜日

ソプラノズ:リープスピリット型イーサー・スペルバインダー

まず、前回の拡張関連の情報について、いくつか追記しましたが、既存の星座に報復ダメージが追加されていることや、「アイ・オブ・レコニング」に星座スキルが割り当てできないことについては、ZantaiとGrimDawnToolsの管理者Dammitt氏からコメントが有り、正しい情報ではないとのことなので、取り消し線が大量発生してしまいました。(・_・;) とりあえず、まだリリース前なので他の部分についても変更の可能性あり、と考えておいたほうが良さそうです。それ以外ではGrimDawnToolsの「オースキーパー」の部分が日本語化されてスキルの説明なども読めるようになりました。また、スキル名はいつもより日本語名が多めですね。


では、今回ですが、なんとなくスペルバインダーをもう1キャラ作ってしまったので、(・_・;) CDR型イーサースペルバインダーで、「リープスピリット」をメイン攻撃にしたビルドを試してみたいと思います。このタイプは「キャリドアのテンペスト」「アルブレヒトのイーサー レイ」「パネッティの複製ミサイル」「ボーンハーベスト」などメイン攻撃で使用できるスキルの種類が多いし、装備も「千里眼の集中」「イスカンドラの統一」「アグリヴィックスの激怒」と非常にバリエーションが多いのですが、今回は「リープスピリット」メインということで「ディヴァイナの予見」セットを使います。→ リンク


*タイトルはニュージャージーのイタリアンマフィアを題材とした異色の作品ですが、数々の賞を受賞した名作で、特に最終話は数ある海外ドラマの中でも非常に意外な終わり方をする作品として有名です。そして、内容もギャング抗争がメインではなくどちらかというと人間ドラマが中心で、先日の「マッドメン」と同様に、最初のシーズンあたりは地味な展開が多く良さがわかりにくいです。しかし、中盤から終盤にかけてはかなりスリル感や「なに、いきなり殺してんの?」みたいな場面も増えてきて面白くなってきます。(・_・;) あと、日本語ではサブタイトルに「哀愁のマフィア」と付きますが、各話の最後が非常に哀愁漂う感じの終わり方をすることが多くぴったりな感じがします。ということで、今回のビルドはおなじみロシアン・マフィアコミニティのビルドですが、コメントでアレンジ版を出してくるのが中華系(中国人ではないらしいですが)ということで、縄張り(イーサースペルバインダー)を巡ってのギャングの抗争って感じもします。(・_・;)

ふと思い出したので追記 (・_・;)
このドラマで二人のマフィアのボスが裁判にかけられることになりますが、この二人の役者は、このあと弁護士ドラマの「グッド・ワイフ」で共に裁判官役を演じており、このドラマを見ていた人は思わずニヤリとしてしまいます。(・_・;) また、バイカーギャングを描いた「サンズ・オブ・アナーキー」もこのドラマの影響が大きい作品ですが、アドリアーナ役でスタイル抜群のドレア・ド・マッテオが全く同じような役で出ているのが面白いところで、この人は他にも「デスパレードな妻たち」「シェイズ・オブ・ブルー」など似たようなキャラクターの役が多く定番アイテムって感じです。(・_・;)


その前に、CDR型イーサースペルバインダーと言えば、個人的にはcccsennn2氏の「パネッティの複製ミサイル」型が一番好きですが、動画ではフォーラムのものより新しい1.0.7.1版もあるので、ついでに紹介しておきましょう。弱体化された「スターパクト」はそのまま使っていますが、火力が落ちる分を星座「瀕死の神」を使うことでカバーして、代わりに「エレメンタルバランス」を下げて、そのポイントをリチャージ時間を稼ぐために可能な限り「エレオクテスの鏡」につぎ込むということで、あいかわらず調整の仕方が見事です。(ただ、ヘルムの「エクトプラズム」は結構謎。(・_・;))

装備では、メダルの「スラッサーズ クレスト」が「ソーサラーズ」+「レディネス」という、これしか無いような理想形に変わっています。まあ、自分の手持ちの品も「シャーマンズ」+「レディネス」なので、一応カスッてはいるのかもしれませんが、(・_・;) 「パネッティの複製ミサイル」+2に「10%の確率で+280%イーサーダメージ」はロマンなのでいつか手に入れたいものです。(・_・;) で、結果としてグラディエーターW151-170を5分23秒と弱体化前と同等のタイムを出すというところが只者ではない感じです。(・_・;)

GTリンク動画リンク
弱体化で致命傷を受けても、最後の力を振り絞って同じタイムを出すところまで持っていくというのが凄いですが、やはり精神的に堪えたのか、その後新しいビルドや動画はなく、ろうそくが燃え尽きる寸前の最後の輝きというところだったのかもしれません。(・_・;) なんとなく、中華マフィアのボスが撃たれて倒れたあと、打ち返したところで力尽きた、という感じにも見えてしまいますが、 十分に静養して拡張で復活してほしいところです。(・_・;)

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では本題ですが、まず「リープスピリット」については、あまり使う機会がないスキルなので正確に理解できていない方も多いのではないかと思います。で、日wikiに詳しい説明は書いてありますが、一応おさらいしておくと、このスキルは非常に特殊で、単にペットの召喚スキルではなく、魔法スキルが敵に命中してその後にペットが出現して戦ってくれるという感じの物で、攻撃魔法スキル+ペットの2つの効果を持つスキルという形です。なので、ペットビルド以外で使う場合は、ペットではなく魔法ビームの部分が大事になってきますが、属性はイーサーと生命力減衰ダメージで、しかも、武器ダメージ付きで26ポイントだと120%まで上がります。あとは、デフォルトだとリチャージが6秒で、星座発動の判定は魔法攻撃の部分だけということもあり、他のペットスキルより割当可能な星座が多いです。

次に、ここからが大事ですが、「ディヴァイナの予見」フルセットを使うと3秒リチャージ短縮できます。そして、「神話級 イーサーリーチ」も使うとさらに2秒短縮できるので、そこに装備のクールダウン短縮を含めるとリチャージは1秒以下になり連射可能になります。イメージとしては両手武器で殴っている感じに近く、ヘルス変換を稼いでいればガンガン回復させることができます。さらに、この魔法は射程距離が長いので遠隔攻撃スタイルで戦うことが出来ます。

そして、ペットですが、こちらは属性は冷気・生命力ですが、当然ペットなので「ペットの攻撃」を使うとかなり遠いところまで突撃していきます。また、複数出せるので狭い場所で連射していると壁になって防いでくれたりもしますが、連射しているとヘイトを稼ぐのか意外に敵が本体に向かってこなかったりします。このため、引き撃ち的な戦い方も出来たりするのが面白いです。

さて、予習が終わったところで、記事のビルド例を見てみますが、「ディヴァイナの予見」セット以外は、まさに、CDR型イーサー・スペルバインダーそのままって感じです。なお、日wikiにも似た構成のビルド例がありますが、星座は完全に違っていて、というか、作るにあたってのコンセプト自体が違うって感じです。

では、ここで問題です。(・_・;) 下のビルドは全体的には悪くない感じがしますが、上の説明を理解していればいくつか問題点があることが分かります。下のGTリンクを見てどこに問題があるか答えよ!(解答はすぐ下。(・_・;))

GTリンク

まず、星座に関してはペットを強化しても効果はないので「ラトッシュの杖」はあまり意味がないです。同じ理由で排他スキルの「マスター オブ デス」もイマイチでしょう。それに、「冬の精霊 アマトク」は単体火力として優秀ではありますが、属性変換も無いし、クリティカル発動のスキルに「リープスピリット」を割り当てるのは完全に使い方を間違っている感じです。(・_・;)

他には「ファブリック オブ リアリティ」をフル強化するのであればリングはやはり「神話級 アルブレヒトの二重星」でカオス→イーサー変換したほうが良いと思います。また、パンツの「神話級 バルバロスのショース」は優れていますが、今回総合速度はあまり関係ないので優先度は下がります。そして、最大の問題点としては「リープスピリット」の武器参照の高さを使っていないことで、多少なりともヘルス変換を加えないと宝の持ち腐れという感じがします。(ただ、動画で逃げ撃ちスタイルというのは珍しいので、そこは貴重かも。(・_・;))

ということで、コメントで中国語版の動画とともに改良したビルドが投稿されていますので見てみましょう。

GTリンク

こちらは、グラディエーターのW151-170を7分19秒で、流石に作りもよく分かっている感じですが、コンポーネントの「聖化した骨」2個、メダルの「神話級 ダイアウルフの頂飾」、増強剤での種族ボーナスに、「ホーンテッドスチール」「安らぎ無き遺骸」、レリックの「インピュリティ」でヘルス変換を積みまくりなのは、少しやりすぎな感じもします。まあ、装備的には耐性面でも有利なので間違いではないですが、無敵を回すスタイルでも無いのに装甲吸収率78%は若干リスキーな感じもします。

実際に作って試した感じでは、想像以上に火力が高くて驚きですが、ヘルス変換も非常に強力で戦闘中の安定感ということでは、このタイプの中でもトップレベルで非常に戦いやすいです。ただし、回復スキルがないところに「瀕死の神」のペナルティもあるので、戦闘後はもろにヘルスが減っていくのと、気絶や凍結などで攻撃が止まると危ないのはヘルス変換での回復が中心の2刀型などと同じです。

ということで、最終的に自分としては少しマイルドな感じにアレンジにして下のようにしました。星座とスキルは同じですが、装甲吸収率はもう少し上げて、レリックもカオスの属性変換と種族ボーナスで「アグリヴィックスの悪意」に替えました。Grim Internalsで確認すると「インピュリティ」より火力が高くカカシのタイムも5秒くらい速くなります。他にはアミュレットのランダムスキルは、イーサー耐性低下の物もあり火力に違いはないのでどちらか入手できればOKですが、耐性低下は「サイフォン ソウルズ」なので近接向きで総合的な火力では上です。一方「リープスピリット」強化は遠隔向きって感じですが、同時にヘルス変換が強化されて安定感が増す効果があるので甲乙つけがたいです。

カカシのヘルスリセットまでは35秒で、上のパネッティ型が55秒、アグリヴィックス+テンペスト型も45秒程度だと思うので、このタイプとしては非常に速いです。特に「フィーンド」に割り当てた「リープスピリット」は元がCD6秒のスキルなので発動率が100%で非常に火力が出ます。実際Act6で戦ってみてもイセリアルと人間への種族ボーナスがあるので、強烈に強く「3人の評議員」「ヴァラクステリア」が簡単に死ぬし「セオディン マルセル」もペットビルド級の速さで驚きです。また、「ローカー」も問題なく「クラ'ヴァール」も無敵もあるし余裕。あとは、武器参照の高さでヘルス変換が強く、連射すればガンガンにヘルス回復しますので敵がいればまず死にそうな感じがしないです。ただ、古代の森の「デスストーカー」のように一部ヘルス変換出来ない敵がいるのでそこだけは無敵を使うなど注意しておきましょう。

ということで、他のタイプがアルカニスト色が強いところ、このビルドは排他スキルもネクロマンサー側なのでスペルバインダーらしさがよく出ていて、個人的にはとても気に入ってしまいました。また、ヘルス変換での安全性も高いので、CDR型イーサー・スペルバインダーは操作がシビアすぎて辛いと感じていた人にも、是非試してもらいたいビルドかなと思います。

GrimDawnTools
「ディヴァイナの予見」セットはAoMが出てすぐにアポステイトで試してみたことがあるのですが、あまりの斬新さにかなりぶっ飛びました。(・_・;) しかし、今回あらためて使ってみると、なんとなく火炎・イーサー型ウォーロックを彷彿させる古き良き魔法キャスターという感じで遠隔攻撃も楽しめるし、ディフェンスも安定していて脆さもなく、「リープスピリット」に対する評価が変わること間違いなしでしょう。


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