2018年3月15日木曜日

限りなく近く:2刀型火炎ソーサラー

最近面白そうなビルドが減ってきた感がありましたが、やっと来ました。今回はおなじみTZ Tz氏の2刀型ソーサラーを見てみることにしましょう。→リンク 

まずはじめに、「苦悶の階段」が予想外に速く片付いてスケルトンキーが余ってしまったので、気乗りはしないもののカオスの要塞に行ってみました。で、「シャー’ズール」と軽く10回ほど戦ってみましたがエピックすら出ないというありさまで、挙句の果てに宝箱から「神話級 地獄の業火」「神話級 鉄拳制裁」が同時に出て、「おまえには、これがお似合いだな。 ハッハッハッ」とコケにされている感じです。(・_・;) 完全に舐められているようで「むかつくなあ」という感じですが、こうなったら、グウの音も出ないくらいに、徹底的に締め上げてやりましょう。(しかし未だに出ず、こちらの方が音を上げそうです。(・_・;) でも、代わりに「神話級 ケアンの復讐者」の設計図が出た~\(^o^)/)

ではビルドの方に行ってみましょう。装備は「大司法官の防護」セットに、リングが「エレメンタル ハーモニー」セット、レリックは「コルヴァークの欺瞞」。まず、ソーサラーで2刀型というのが珍しいですが、完全に武器攻撃の近接型というのは、さらに珍しいです。ということで、そうです、ソーサラーというよりはコマンドーっぽい構成ですね。武器は「神話級 オルタス」「神話級 ワープファイア」の組み合わせですが、全体的に重視しているのは攻撃速度で、ワープファイアはスキル全+と耐性低下が目的で、属性変換はリングの冷気ダメージのみと控えめです。また、武器のコンポーネントは「破壊の印章」ですがアイテムスキルの「ストームファイア」は使ってなく基本的に武器攻撃型です。

星座は火炎属性のビルドのセオリーに沿ったもので、特に変わったところはありませんが「グール」は重要でしょう。ということで、ポイントとなりそうなのはスキルですが、「ブラックウォーター カクテル」はあまり強化していません。そして驚きなのが、「メイヴェンのスフィア オブ プロテクション」を取っていないことです。おそらくマスタリーが50/50になるので下手にポイントを振ってダメージ修正を受けるよりは、火力に回して一気に倒し切るほうが良いという判断かもしれませんが悩むところでしょう。ただ、多くのビルドを作っていると、毎回同じような考えで、おきまりのパターンでしかスキルのポイントを振らなくなってきたりするのですが、そうではなく、どれ一つとして決まりきったパターンなどは存在しないので、常にビルドに合わせて細かく考えていかないといけない、という教訓になります。そして、単に取らないのは簡単ですが、それでビルドをバランスよくまとめ上げられるのかは実力あってこそ、といえるでしょう。

それでは、実際に作ってみますが、在庫を調べた所「神話級 ネックス」は10本ほどあるのに「神話級 オルタス」がありません。(・_・;) しかたがないので、材料も余っていることだし鍛冶屋でレジェ作成してみたところ、

1個目「神話級 呪われし者の胃」(....)
2個目「神話級 ネックス」(うっ...)
3個目「神話級 オルタス」(げっ...マジですか...)
*嘘のような本当の話です。長いことプレイしていると、極稀にこのような不思議な現象が起きます。(・_・;)

このビルドは装備も、星座も、スキルも特に目新しい部分はなく、属性変換もなければステータスもおとなし目で、まさにコマンドーをコンパクトに纏めた感じにも見えますが、結果としては、ソーサラーでありながら、正真正銘の近接2刀型に出来上がっているというところが、作りの旨さを感じます。動画では「ガルガボル」を張り付きで倒していて流石ですが、星座「グール」の回復と「エレオクテスの鏡」を前提に考えた上で、慎重に戦っている感じなので、ちょっとでも火力が落ちると張り付きは無理なくらいのシビアさはあると思います。

ということで無事装備が揃ったところで、BWCソーサラーをリセットして例通りに作ってみましょう。(下のコメントを見ると若干調整したほうが良いかもしれませんが、とりあえず今回はそのままで。(・_・;))ただ靴は例によって、とても作れない激レア品なのでサンダーストラックだけで勘弁してもらいましょう。(・_・;) で、戦ってみた感じですが、よく「フラッシュバン」だけでディフェンスが持つな、と思うところですが、最大のポイントとなるのが「神話級 オルタス」の発動スキルのヘルス回復で、攻撃速度が重要なのはこのためでもあるわけです。通常2刀型はコンポーネントや星座でヘルス変換を稼ぐのが一般的なやり方ですが、アイテムスキルの発動率を上げてヘルス変換の代わりをさせるというのは斬新ですね。また、「大司法官の防護」セットを含めた装備はDA、装甲が高めなので、十分近接でも耐えられるというわけです。そして高火力でスキルが派手で、アクションスキルも少なく、回復スキルなどもないので操作が楽で快適です。

クルーシブルが導入されて以降、トレハンはクルーシブルが中心で、ビルド例などでも、長らくグラディエーターをクリア出来ることが基準となっている感じがありました。しかし、クルーシブル導入以前は「ファビウス」などのネメシスやボスを倒すほうがトレハンのメインでした。そして現在においては、もうクルーシブルに縛られる必要は全く無くなったと思います。例えば「苦悶の階段」を周回するだけで、十分な数のレジェンダリー品がドロップします。そしてなにより、スキル変化を持っているレアイテムやMI品などは、本編でないと入手しにくいものが増えてきました。このためビルド作成の基準も考えを変える必要があるように思えます。今回のビルド例もクルーシブルには触れていないし、動画もありません。ということで、もはやクルーシブルをクリアする必要もなければ、DA型が必須なわけでもなく、今後はクルーシブル以前のように、単に本編で特定のターゲットを効率良く倒せるビルド、というところの方が重視されるかもしれません。

GrimDawnTools
見た目も中身もどこから見てもコマンドー。しかし、2刀型にしたことで火力の高さとエナジー管理の楽さなどソーサラーの良さも出ていて、なかなか良い出来です。このビルド、「神話級 オルタス」以外は特に目新しい要素は無く、一見作りやすそうに見えて実は上手く纏めるのは結構難しいので、お手本にしたいビルドだと思います。

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