2018年3月30日金曜日

季節の変わり目:減速・引き撃ち型デシーヴァー

フォーラムでは、ここにきて高DAについての、国民投票&熱い議論が展開されていますが、最近スーパーボスやグラディエーターの150以上を目指す場合は、高DAにするのが一番楽なので、他のスタイルが採用されなくなって来ているとか、やはりクルーシブルの150以上の難易度に問題があるとか、たしかにその通りかなとは思いますが、かと言ってどう修正するのが一番いいのかとなると、なかなか難しそうな気はします。ただ個人的に1つ思うのは、AoM以降はヘルス再生を強化する価値が無くなってしまったので、高レベルでのヘルス再生量のスケールは調整したほうが良いかな、という気はします。

ということで、どうも近々DAに関しては何らかの調整が入ることは間違い無さそうな雰囲気ですが、それによってビルド作成のトレンドが、また大きく変わってくることでしょう。そう、今がビルドにとっても季節の変わり目かもしれません。では、今回はDA以外のディフェンス・スタイルにどのような可能性があるか、というところを改めて考えてみる、ということで、デシーヴァーのキャラも作ったことだし以前記事に書いた、Superfluff氏の、広範囲AOEと減速・逃げ撃ち型のエレメンタル・デシーヴァーを実際に作って試してみることにします。→リンク

まず、本題に行く前に、残ったレジェンダリーMIの「エルドリッチ ゲイズ」の設計図を始末しておきますが、今回使うキャラは先日作ったの2H火炎タクティシャンで行くことにします。火力的には2H銃ピュリファイアが上ですが、雑魚が邪魔なので「ブリッツ」の高速移動スキルを使いたいのと、ディフェンス力も非の打ち所がないので今回の任務には最適でしょう。ちなみにこの2H火炎タクティシャンですが、DA型といってもDAの強化としてはレリック、ベルトに増強剤くらいで、耐性や装甲もしっかり確保されているので、非常にバランスが良いのが素晴らしい所で、無理にDAを上げたビルドに比べると安定感の違いを感じます。そして、やはり「センチネル」は「ヴァルバリー港」に比べると圧倒的に楽で、距離も短いし、リフトも使えて、スケルトンキーも必要ないということで、20回ほどでサクッと出てくれました。

では本題の方ですが、簡単におさらいしておくと、まず、「懲戒のオーラ」をスキル変化を持つ装備で効果範囲を広げておいて耐性低下をかけておき、そこに複数の装備と「カース オブ フレイルティー」などで減速デバフを重ねた所で、「ワードオブペイン」「ハガラッドのルーン」星座の「メテオシャワー」などでダメージを与えていきます。さらに「インクィジター シール」を使わない完全逃げ撃ちスタイルという、ちょっと普通の人は選択しないような奇抜なスタイルですが、Superfluff氏自体は高DAは好きだ、と言っていながら、DAに頼らないビルドも多く、さらに他にも「インクィジター シール」を使わないビルドを作っていて、ディフェンス対しては考えるところがあるのだな、という感じがします。

で、早速戦ってみた感じですが、思った以上に減速デバフの効果は大きく、驚くほど敵の移動速度が遅くなって、敵が近づいてこれないので遠隔からラクラクと攻撃できて快適です。ただし、「ブリッツ」などの移動スキルは止めることが出来ませんので注意が必要です。で、そんな時には「ハガラッドのルーン」の凍結が役に立ちますが「バイティングコールド」しか強化していないので、ダメージ的にはそれほどではありません。設置トラップ的な使い方としては、突っ込んでくるような敵には、自分と離れた場所に設置すると通過するだけで当たってくれないので、トラップを設置したら、直ぐに敵を挟んだ隣側に移動して、自分をおとりにして誘い込むのがコツでしょう。そして凍結している間に離れて再度設置するという感じです。

まあ、ディフェンス自体はそれほど強くはないので、やはり問題となるのはボス戦で、立ち回り的な対処が必要になりますが、意外に「センチネル」「クロンリー」などは、移動速度が遅くなるのと雑魚もAoEでまとめて倒せるので、遠隔型にしては驚くほど倒すのが楽です。また、雑魚が大量にいて邪魔な場所なども、そばを通過するだけで自動発動のスキルだけで死んで行くので楽です。さらに、「大異変」3点セットの効果もあってか、思ったより火力も強力で、場所によっては非常に快適に戦えます。しかし、やはりというか張り付いてくるタイプのボスは苦手で「アルカモス」は注意しないと死ねそうで、そうなると「ファビウス」「メイデン」辺りも苦戦しそうな感じなので、安全を期すなら普段は使わないとしても「インクィジター シール」に少しポイントを振っておくのが無難かもしれません。

とにかく、強い弱い以前に、驚くほど戦いやすいビルドなのに驚きました。残念ながら一部のボスだけは苦手な感じですが、動画ではグラディエーターの170もクリアしているので、非常にユニークではありますが、充分に実用的な強さがあります。特にレアMIのトレハンや素材集め、派閥の評判/悪評上げなどは非常にやりやすいと感じました。それにしても、減速も積み重ねると決して馬鹿には出来ないなと、目からウロコです。独創的なアイデアに、それを実用レベルに持っていくビルド構成の巧みさで、さすがSuperfluff氏というところでしょう。

ということで、トレハンも大体終わって、あとは次のパッチ待ちって感じですが、新装備の追加に加えて、どのような形でDAに修正が入るかがポイントになりそうです。

GrimDawnTools
見た目からは少しわかりにくいかもしれませんが、AoM以前のメテオ・ソーサラーや火炎・イーサー型ウォーロックと同じタイプのキャスタービルドで、敵に近寄らせずに広範囲の敵を殲滅するということを実現できており、そういう意味では、これこそが本来の魔法型キャスタービルドのあるべき姿かな、という気がします。

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