2018年3月22日木曜日

引くか押すか:カオス・イグナファーの炎デシーヴァー

今回は、前回に続きChthon氏の登場ですが、あなたも作るの速すぎです。(・_・;) とてもついていけないペースですが、今回はついに出た!イグナファーの炎をカオス・生命力で使うデシーヴァーと、「マルマスの布告」2本で生命変換するアポステイトの2本立てで、スター・ウォーズとスタートレックの2本立て上映のような、好きな人にはたまらない感じの内容なので、やるしか無いでしょう。(・_・;) →リンク

とりあえず、デシーヴァーの方が興味深いので、頑張って新キャラを作ってみますが、それだけで結構時間がかかるため、アポステイトの方はパスです。その代りに、ちょうどSuperfluff氏から「ドレインエッセンス」のアポステイトが出たので、最初にこのビルドに少し触れておきます。→リンク 

これは、「ウロボルークの外装」フルセットということで、スキルや装備は、以前記事に書いたビルドに非常に近いのですが、星座は全く違ってこちらはCDR型で、スキルでは「インクィジター シール」を取らないという冒険に出ているのが特徴ですが、これでグラディエーターの170をクリアしているのが驚きです。しかも150-170のクリア時間が10分台というのは、かなり速いタイムです。(ただし、バナー1つと祝福4つを使っています。)

では、どこがポイントなのかと言うと、「ドレイン エッセンス」に星座「インプ」「イーサファイア」を割り当てている所で、「ハンガリングリーチ」を強化すると標的数が5体まで増えますが、全部に「イーサファイア」が発動するとのことで、アイコン砦の3体のカカシで試してみるとたしかに全てに発動します。ということで、チャネリングスキルに関しては、詠唱速度強化での速度を生かし、CDの短い星座スキルを割り当てて、効果的に使うことが大事かな、という感じです。(Superfluff氏は、ここの所ビルド例が出るのが遅いな、と思っていたらチャネリングを研究していたのですね。ということで「イーサファイア」今後イーサー型の「ドレインエッセンス」では必須となりそうです。)


GrimDawnTools
時間の関係でビルド例通りでなく、以前作ったビルドを少し改良してみただけですが、確かに火力が上がりました。最初は別記事にして、「霊との交信」みたいなチャネリング的なタイトルでもつけようかなと思いましたが、どちらかというと「例の更新」という感じなので止めました。(・_・;) 

では、本題に行きます。「テインテッド フレイム」を取って「イグナファーの炎」をカオス・生命変換するファン待望のビルドですが、AoM導入直後あたりでは、これはとても無理だよな~としか思えないキワモノスキルにも見えました。(・_・;) しかしながら、チャネリングスキルにとって、革命的なパッチともいえるV1.0.5.0で「黒焦の誓約」セットに「イグナファーの炎」の強化が施されたことで活路が見えてきました。そう、時代はチャネリングです。(本当かな? (・_・;))

では、詳しく見ていくと、「黒焦の誓約」のフルセットに、ポイントになるのがアミュレットの「ルーンの囁きの導管」で付与スキルは当然ながら「イグナファーの炎」のスキル変化が付いたもので、これは必須です。このスキル変化で武器ダメージが18%付くのが重要で、これにより合計の武器参照は54%になり、ヘルス変換などの乗り方にも違いが出てきます。パンツ、ベルトは典型的なDA装備ですが、DAに特化しているわけではなく不足分を補う形でこうなったという程度です。あと、このビルドにとってはパンツの「神話級 アルケイン ハーモニー レギンス」のスキル妨害耐性も有効です。最後に前回も書きましたがAffixも含めてこれしかないというレア装備ですが、リングがOA・DAと詠唱速度、胴がヘルス・エナジーに耐性で、靴はコメント不要の定番品ですね。

スキルは、「インテンシファイ」は無し、「インファーナル パージ」は1振りとバッサリ切っています。このため生命力は捨てたカオス特化型です。そして、またも「ドゥーム ボルト」フル強化ですが、今回コンポーネントは「リフトストーン」「カオスストライク」を使っています。星座についてはエナジー確保も兼ねて「吟遊詩人のハープ」を必須とした感じですが、他はカオスビルドのセオリーに沿ったものです。全体的には耐性低下と詠唱速度を重視した上でOA.DAのバランスを取った感じだと思います。

レベリングは、いつもどおりインクィジターメインで、星座「瀕死の神」の代わりに「ローワンの王冠」を使って、スキルは2つのルーンにコンポーネントスキルの「上位ファイアーブラスト」/「ストームファイア」を使ってLV94まで進めました。このクラスはスキルでエレメンタル耐性低下を積めることと、オカルティストのサブクラスとしての能力の高さもあって、全く苦労するところはなく、デシーヴァーは普通に強いな、と感じました。そして、レベル94でリセットしますが星座は「瀕死の神」を変えるだけなので楽です。ただスキルは大幅に変更が必要で、また、レア装備は厳選している余裕がなく、とりあえず出たものレベルなので劣化しています。あとは「熟達の記章」「ドゥーム ボルト」+5も無理なので、今回はやや寂しいですが+2で妥協です。

細かく見ていくと、いろいろな要素がポイントになっていますが、例えば上に挙げたスキル妨害耐性による、安定した「イグナファーの炎」の発動に、詠唱速度Maxで武器参照の上がった攻撃によって、コンポーネント「ホーンテッドスチール」のヘルス変換での回復に、さりげなく耐性超過や行動系耐性もしっかり確保していて、何か測定機械でも使って綿密に調整したかのような無駄のない作りになっています。

では、実際に戦ってみますが、まず、カオスレイと同様に、見た目が通常の炎から赤いカオスの炎に変わるのですが、蛇の舌がニョロニョロと出ている感じで、なにか異様な光景にも見えます。(・_・;) まあ、見た目は置いておいて、スキルで耐性低下を持っていることと、装備をよく見てもらえればわかりますが、他にもかなりの耐性低下を積んでいるだけあって火力はなかなか強力で、「カオスストライク」「ドゥーム ボルト」の威力も高いです。加えてエナジーも全く減らなく、見事にバランスよくまとまっているのは流石です。ただ、カオス特化なので敵との相性は避けられなく、ヒーロー程度は問題ないものの「エケット'ズール」辺りは倒すのに時間がかかります。また、Act6終盤あたりでは、張り付きのままでは余裕とは言えない場面も出てくるので、ディフェンス力ということでは上のアポステイトのほうが、はるかに上で、やはり実験的なビルドという感じがします。

まあ、強さは別としても、あたらめてChthon氏のビルド作りの質の高さには唸らされるところで、参考になる部分が多いですが、いかんせん、とても人気が出るビルドとは思えず、実際に作る人が何人いるかな?という気もしますが、デシーヴァーを作ったなら是非試してみてほしいところです。しかし、フォーラムの常連が、次々にチャネリングビルドを出してくるというのは、やはり時代の到来でしょうか。(・_・;)

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今回のビルドも質の高い作りによって、キワモノビルドが見事にまとまっているのは流石で、アポステイトの方もいつか試してみたいところです。なお、タイトルに間違いがあり、正しくは「引くカオスか?」で、これは思わず引いちゃうようなキワモノなカオスビルドか?と世間に問いかけたものです。(出た。最悪な衝撃のエンディング。(・_・;))

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