2020年8月28日金曜日

低予算ビルド研究 (後編)

前回の低予算ビルド研究の続きです。今回は日wikiの資産0イーサーレイ・メイジハンター、ウィッチブレイド、リチュアリストの記事に出ている難易度開放アイテムを使ったレベリング方法と、そこでは語られなかった壮大なる計画について、(・_・;) 書いてみたいと思います。

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最初に、ビルド例が不況の中、ありがたいことにPlasmodermic氏から、生命力・出血のナイフ投げトリックスターの動画が出たので見てみましょう。→ 動画リンク

いや~ナイフ投げでトリックスターというのは、ありそうでなかなか目にしないビルドではありますが、Plasmodermic氏が得意とする属性変換がここでも炸裂していて、リングの「バスティの指輪」2個とレアMIショルダーの「コルヴァン ポールドロン」でエレメンタル→生命力、グローブの「ヴァルグールの接触」とレアMIベルトの「ルナール'ヴァルゴスズ ウェストガード」でのカオス→生命力変換がポイントです。(あとは、ヘルム、チェストで冷気・刺突の変換も少しあります。)

それ以外では、グローブを属性変換優先にしたので詠唱速度を稼ぐために、パンツのAffixを「オブ キングス」でカバーしている感じ、それ以外ではレリックの「皆殺し」がピッタリハマっています。星座に関してはTire3が「ベールの番人 ラトッシュ」「忌まわしき者」の組み合わせですが、ここに「女狩人」と属性変換を生かしての「ヒドラ」という選択が実に見事です。最後にスキルについては、ナイトブレイドは当然「ファンタズマル ブレイズ」「ブレイド スピリット」フル強化ですが。ここで「アナトミー オブ マーダー」が見事にハマっています。シャーマン側は排他オーラの「プライマルボンド」加えて「ブラッド パクト」をフル強化です。

今回は実際に作って試す余裕がないので、動画だけでの判断ですが、クルーシブルのW151-170を4分28秒はトップクラスのタイムで、ライフスティールの強さからするとSR75-76も余裕で行けると見ました。ということで、今回もPlasmodermic氏らしさが出た素晴らしいビルドだと思います。

GTリンク
まあ、傑作だった刺突インフィルトレイターがパッチで「ナダーンのリーチ」が弱体化を受けて痛かったところ、めげずに同じナイフ投げを使って見事なビルドを作って来るところが実に流石だな~という感じですね。(・_・;)

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続いてgrey-maybe氏からもイーサー属性の2刀型リーパーという非常に珍しいビルドが出ているので見てみましょう。→ 動画リンク

まあ、このクラスでイーサー属性ということだとまず耐性低下をどうするかですが、ヘルムの「神話級 ソウラーエの兜」、アミュレット「夜の囁きの導管」、武器の「ブレーズ ヘラルド」、リングの「神話級 バンド オブ エターナル ホーント」と十分稼いでいます。あとは、同じくヘルムと、リングの「メイジロード」バンド、レアMIショルダー「アセンデッド ショルダープレート」でのエレメンタル→イーサー変換、レアMIチェストの「ガラクロス ドレッドプレーティング」とレアMIベルト「チェインズ オブ イグラード」での生命力→イーサー変換辺りがポイントでしょう。

それ以外の装備では、やはりイーサーでの武器攻撃型ということでは、通常攻撃スキルにA耐性低下のあるレアMI「ハート オブ セオディン マルセル」は優秀です。星座に関してはA耐性低下が不要ということもあってかTire3は「ベールの番人 ラトッシュ」「天の槍」という組み合わせを使ってきました。最後にスキルについては、WPSはネクロマンサー側をフル強化、あとは「ソウル ハーベスト」「リーサルアサルト」のダブルバフがいかにも強烈そうです。(・_・;)

こちらも、クルーシブルのW151-170を4分37秒は、上のPlasmodermic氏と互角という感じです。他にSR90やラヴァジャーも倒している動画では流石にディフェンスが苦しそうですが、やはりこの火力の高さは驚きで、高難易度も高いフラットダメージによるライフスティールの強さで頑張れている感じで、そこに関してもPlasmodermic氏とよく似たビルドだという気がします。

GTリンク
MI品が多いので再現は難しいかもしれませんが、なかなか作るのが難しそうなイーサー型リーパーを実現させた見事な出来で、「人間やれば出来る!」というお手本という感じです。(・_・;)

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では本題。今回は難易度開放アイテムを使ったレベリングについて書いてみます。レベリング時において序盤でスキル変化の付いたMI品が使えるとかなり有利に戦えるわけですが、資産0の場合だとAct5以降でしか手に入らないものは入手するのが遅くなるので使いにくい部分があります。しかし、難易度解放アイテムを使う場合なら速攻でその場所に行って入手出来るわけですね。つまり、MIの多くはLV20~40位から装備できるものが多いので、とりあえずそこまでレベルを上げられれば、かなりの数のMIを最初から使うことが出来ることになります。


そこで、日wikiにも載せたように最速でLV30程度まで上げる手段として、最初にアルティメットでいくつかクエストをクリアするということになるわけですが、実際試してみると、装備無し、耐性ガタガタ、星座無し、でアルティメットの「キゾッグ」を倒すのは結構厳しく、いろいろ試行錯誤した上で一番良さそうだったのが「ヴィールズ マイト」でした。まあ、一応他のクラスでも可能でしたが、「ヴィールズ マイト」以外だと何回か練習しないと難しいかもしれません。あとは、経験値ポーションにさえ余裕があればエリートでも同じことをすることでLV35位までは上げることが出来る感じです。

で、LV35あれば超越的レリックや派閥装備もすぐに使用できるので、かなり楽に進めることが出来ます。あとは、ノーマルかエリートでメインクエストを追いながら祈祷ポイントを稼いで行けば、スキル、星座、装備、派閥の評判などが整ってくるので、その辺りでアルティメットに戻って続きをやればOKという感じですね。まあ、このゲームはつまるところパズルゲームなのでパズル出来ればいくらでも楽しく遊べるということだと思います。ということで、トレハンや普通のビルド作りに飽きたら是非低資産ビルドというのも試してほしいところですが、日wikiのビルド例としてももっと選択肢があると良いのではないかと思います。

*資産0のビルド例は書くのが大変そうですが、無理に詳しく書く必要も無いと思うので、装備例も最低序盤、中盤、終盤の3つくらいあれば事足りるような気もします。 


ということで、今まで難易度開放アイテムを使った例みたいなのはなかったと思うので、それなりに価値はあったのではないかと思いますが、もしかしたら何人かの人は、「何故ローカーセットを使わないのか?」「何故装備は資産0なのか?」という疑問を持ったかもしれません。実はこれは、ハードコアも想定していた、というのがその理由です。

ということで、日wikiではリチュアリストを出しましたが、実はハードコアではカンジュラーの方を作りました。ハードコアではウィッチブレイドが1キャラだけいる状況でしたが、そのキャラで「闇き者の賜物」セットを集めておいてから、LV94まで上げてしまえば勝ったも同然というところで、(・_・;) 最終的に驚くほど短時間で出来たのが下のビルドです。一応ハードコアなので盾持ちのままにしていますが、ほぼ最終装備といっても良さそうなくらいに整いました。

GrimDawnTools

これだけの強さがあればエリートのラヴァジャーくらいは倒せると思いますが、流石にハードコアでそんな危険を犯す勇気はありません。(・_・;) 実際のところとしては、操作量が多いので、多少弱くても報復型のウィッチブレイドの方がやはり使いやすい感じはしました。

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そして、ここに来て、ようやく壮大な計画が明かされるのですが、(・_・;) 実はこの低予算ビルド特集というのは、単にハードコアというだけではなく、このゲームの究極のエンドコンテンツとして存在するクラスレスを目指した物だったのです!!(海外ドラマ風衝撃の事実。(・_・;))そう、これをやるために短時間でハードコアのキャラを作る必要があったのです。(・_・;)


まあ、クラスレスビルドについては以前に一度紹介したことがありますが、ハードコアのアルティメットで「三神の前衛」まで行くという、少林寺三十六房か巡礼の旅、あるいは死を悟った廃人が最後に行き着く象の墓場という感じの鬼畜なクエストがあるわけですが、(・_・;) これは1キャラではまず無理で、ハードコアの別キャラで装備や資産を稼いでおいてから、レベリング中は常時それらを供給し続けることが出来ないとおそらく無理です。(補給が命の第二次世界大戦という感じです。(・_・;))で、いろいろ考えたところでは、やはりマスタリースキルが使えなく、星座と装備のみで戦うことになるので、報復型が最も可能性があるような気がしました。ただ、マスタリーが無いということは属性値が完全に不足してくるので、星座や装備で属性値軽減や、属性値の%強化の物を使う必要が出てきます。


そして、このクエストに関しては、キャラのレベルはあまり問題ではなく要はアルティメットのAct1ウォードンさえ倒せれば、Act7に進むことが出来るので、ここと、Act7の「三神の前衛」までのメインクエストをクリアできるだけの強さがあれば良いわけです。ただ、アルティメットの敵の最低レベルがあるし、装備が弱すぎるのも厳しいだけなので、最低でも低レベルのレジェンダリー品やAoMのコンポーネントが使えるLV75以降ということになるでしょう。

ということで、まずはハードコアではなく通常モードでクラスレスを作ってみてリハーサルをしてみましたが、確かに、下の程度の装備があればLV76で無事アルティメットの「三神の前衛」まで行けました。

まあ、実験なのでかなりの回数死んでいますが、実質予定外で死んだのは2回くらいで、やはりAct7はノーマルでもデバフが危険すぎてパスした方が良さそうな感じがしました。あと、ウォードンに関しては報復と相性が良いので比較的楽に倒せますが、アルティメットのAct7の幽霊系が難関で、回復持ちとかだとまず倒せないので相手によってはセッションリセットなどを駆使せざるを得ない感じでした。(・_・;)


おそらく、装備でポイントになるのは、赤丸のトグルオーラ付きのアイテムで、報復の場合は星座スキルの割り当てのためにどうしても4,5カ所は必要になってきます。ただ、アミュレットの「ケアンの復讐者」はLV75品である必要があるので、今となっては「暴君の砦」の鍛冶屋でランダム作成するしかなさそうで、入手は相当に難しいでしょう。あと、黄色丸はアクティブスキルの方ですが、特にメダルの増強剤は火力としても重要です。ちなみにヘルムの「銀騎士の栄光」はAct6までだとイセリアル&クトーニックへの種族ボーナスが強力なので非常に使えますが、Act7ではほとんど役に立たないのが難点です。ただ、他にあまり選択肢がないのも確かです。(・_・;)


で、これを書いている時点で、すでにハードコアでの本番キャラが進行していて、実はアルティメットのウォードンまでは倒せてリーチがかかっているのですが、やはりAct7がかなり厳しく、もう装備でどうにかするしか手がない感じです。まあ、LV94になれば少なくともエピックの「大赦」セットが使えるし、あるいはウィッチブレイドのキャラの装備をそのまま使うことも出来るので、そこまでレベルを上げるか、それでもダメならひたすら装備集めの日々が続くか、イチかバチか捨て身のギャンブルに出るか、(・_・;) の選択となりそうです。


ということで、次回は上手くいけばグリムドーン戦記ですが、上手くいかなければ1,2ヶ月はハードコアで装備集めになるかもしれません。(・_・;)


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