2021年6月6日日曜日

シャープ・オブジェクツ:S&B物理オプレッサー

超级阿苏打氏の新作物理オプレッサーは久々の面白いビルドなので取り上げてみましょう。あと Last Epochはhotfix連発のエンジン全開モードで早くも0.8.2hまで来ましたが、(Dammit 氏のビルドプランナーの更新も早かった。)とんでもないバグ技?が炸裂して実に楽しくなってきました。(・_・;) ということで、今回はGrimDawnとLast Epochのハーフ&ハーフで行ってみたいと思います。(ピザか海鮮丼みたいですが。(・_・;))

タイトルは、HBO得意 の1シーズン完結型の長編映画という感じのドラマで、エイミー・アダムス主演のスリラー・サスペンス物ですが、流石に実力者らしく何をやらせても実にうまく、ここでも酒にタバコにレッド・ツェッペリンの荒れた女性記者を見事に演じています。ただ内容としては基本的に最後の最後で衝撃の事実が判明するという一発ネタ型なので8話はちょっと長すぎる感じで、「2時間の普通の映画でいいんじゃね。」という感じがしてしまうのが難点でしょうか。(・_・;) まあ、単にフォーラムで刺突の強さが話題になって来たのでそれっぽいタイトルをぶつけてみよう一発ネタではありますが、(・_・;) どこを弱体化するかが結構難しそうでスリラー・サスペンス的な予断を許さない展開になってきた感じです。(・_・;)

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早速、超级阿苏打氏の物理オプレッサーですが、SR75-76は7分後半と十分トップレベルのタイムです。→ 動画リンク

*友人の方がフォーラムに記事を投稿していますが、何故かディスカッションのところに出しています。(・_・;) → リンク

構成としては、基本的には武器の「神話級 鍛えられたベロナス」とベルトの「神話級 剣闘士の殊勲」でエレメンタル、カオス、生命力を物理に変換する定番的な属性変換を使う形ですが、火力としてはWPSを中心とした武器攻撃と「サモン ガーディアン オブ エンピリオン」に星座の「蜃気楼のアタークセル」で範囲攻撃力を加えるという考えです。ここで珍しいのがMIクラフト盾の「ストーンウォール ディフェンダー」で、この物理耐性低下を使うというのは初めて見たかもしれません。(・_・;) 更に驚きなのがリングの「神話級 ライフギバー シグネット」2個ですが、コンポーネントや星座では一切ヘルス変換が無く、この装備だけでヘルス変換を稼ぐというのはかなり斬新な手法だと思います。

星座の方も斬新ですが、「永遠の砂 アズラカー」は星座スキルが取れるのに、あえて取らずに攻撃速度の方を取っているのが驚きというか、まあ、盾持ちは攻撃速度を稼ぎにくいのでできるだけ確保しておきたいというのはあると思いますが、普通は星座スキルの方を取りたくなるのが人情ってところでしょう。(・_・;) 最後にスキルはWPSと「ソウル ハーベスト」を重点強化にディフェンスは「イル オーメン」「マーク オブ トーメント」とうまく纏まっていますが、一見定番的な構成に見えながらさらなる進化を感じさせる興味深い作りです。

では、作ってみますが、盾は久々のクラフトですね~(・_・;) 今回使っているMIはどれもダブルレアではないですが、とりあえず物理耐性+物理ダメージ強化があれば別のAffixでも良いと思います。ただ、この装備はベースが物理なのでAffixは非常につきやすく15回ほどであっさり「キーパーズ」「オブ ルイーン」が出ました。(・_・;) まあ、クラフトボーナスを外したのと、「デュラブル」「オブ ベンジェンス」の方が物理耐性が高く物理フラットもあるので良い感じにも見えましたが、「キーパーズ」はアイテムスキルがあるので同じもので行ってみましょう。あと、GTリンクにはメダルの増強剤が無いですが、何でも良いでしょう。また、使用スキルも少ないので移動用に「ヴィールズ マイト」を1振りで取っても良いと思います。

SR75-76を戦ってみると盾持ち&物理耐性が高いのでディフェンスは万全に近く安定度は高いです。問題は火力ですが、GrimInternalsの数値的には冴えないものの、そこが物理耐性低下の高さなのか、非常にダメージが通る感じでサクサク倒していける&耐性持ちで苦労することもないのですこぶる快適です。更にこの手の物理盾持ちと違って「アルケインカレンツ」の範囲攻撃力がかなり効いている感じで、これは前回の刺突インフィルトレイターでの「ブレイドスピリット」「憤怒の刃(アサシン)と同じくペットの数の多さによる発動率の良さというのが出ている感じです。

ということで、オプレッサーのビルドとしては1,2位を争うような素晴らしい出来だと感じましたが、FG初期の頃と比べるとシャッタードレルムに最適化された進化度の違いが分かる感じで、増強剤に至るまで属性変換を最大限に利用していたり、星座「ダイアベア」の装甲低下など、細部まで徹底的に物理ダメージを活かす工夫がされており、ビルドの作り方として是非お手本にしてほしいところです。ということで、教科書に載せたくなるような見事な作りですね。(・_・;)

GTリンク
いや~この盾はノーマークでしたが、たしかにオースキーパーのWPSと合わせて使うのに最適で素晴らしいアイデアです。それにしてもこのリングとアミュレットの選択はかなり斬新だと思いますが、この辺りは中華系ならではで、ロシア系からでは絶対に出てこない手法という感じもします。(・_・;)

追記:
盾を「カリス カーズ ハーベスト」、星座を「オレロン」に変更した改良バージョンが出ました。→ 動画リンク

動画を見た感じでは大きな違いは感じませんが「オレロン」の発動は良好に見えます。で、3つの動画共に7分台を出しているところからすると少なくとも10%程度はパフォーマンスアップしている感じでしょうか。まあ、耐性低下は一定のところを超えると効果は下がるし、雑魚はそんなの無くても余裕で倒せるので、実際に効果を出すのはネメシスやスーパーボスなど、と考えるとやはりフラットダメージを強化するほうが火力が出る、ということかと思いますが、個人的には上の構成でも全く悪くはないと思います。

GTリンク
今回は「永遠の砂 アズラカー」星座スキルまで取っていますが、やはり解説に困るのでしっかり取っておいてほしいところです。(・_・;) 

そういえば、ついでに思い出したので書いておきますが、SRの特殊マップで7つ (5つですね。(・_・;) )のレバーがあるマップですが、以前から「ユゴールの先駆け役 エケット'ザル」しか出ないな、と思っていましたが、これ、どうもレバーの壊し方で出てくるボスの種類が変わる感じです。(う~む、全く気が付きませんでした。(・_・;))

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では、最後に恒例(かどうかは不明ですが(・_・;))「Last Epoch」日記のコーナーです。

ペットNecromancerは、ようやく最後の拠点(タイムライン)に到達しましたが、終盤になると最後のボス戦が難関で、死ぬとペナルティで「Stability」が減らされるので、もう一回クエスト・エコーをやって入場料を稼いでから再戦というのを繰り返す感じになり疲れます。(・_・;)

そして、大きな壁となって立ちはだかったのがLV85のボス「Emperor of Corpses」というドラゴンですが、戦闘開始するとすぐに霧のようなものが辺りを満たしてしばらくすると突然即死!(・_・;) う~む、これは逃げないと駄目なパターンでしょうか。ということで、霧がかかったら範囲外に移動すると、今度は霧が渦を巻き始めて即死!(・_・;) 「どないせっちゅうんじゃい!」とか思うところですが、ペットビルドは本体のディフェンスが弱いので、範囲攻撃は触れただけで一発退場になりがちなのが辛いところです。

埒が明かないので、Youtubeで動画を探して見てみると、最初の霧が出た数秒後に即死ダメージがくるようで、やはり範囲外に出ないとダメなようです。さらに、直後に霧が回転し始めると毒の即死攻撃が来るので、今度は中央側に逃げないといけないようです。「そんなの動画見ないと分からないし...」とか泣きが入るところですが、再度入場料を稼いでからチャレンジ開始。今回のビルドは移動スキルを取ってないので移動速度が遅く、霧を避けるタイミングがギリギリですがなんとか交わしきったと思ったところで、今度はドラゴンのブレスで即死!(これも避けないとダメなようです。(・_・;) )

で、更に数回試すも結構タイミングがシビアで死にまくり。今更移動スキルを取り直すのもキツイので「どうしたものかな~」とか思案しながら画面を見ていたら、本体が死んでもペットはそのまま戦っていて、よく見るとスケルトン・メイジは攻撃によるヘルス回復が強力なのでダメージを受けても即回復して死ぬ気配がないです。で「ほほぉ~」とか眺めていたら、そのまま倒し切ってクエストクリア!!「まじかよ!」って感じで茶を吹き出してしまいましたが、無事タイムラインは開放されました。(・_・;) 

*「もしかして、他のボスもこの方法でクリア可能?」「本体はもう不要?」「そもそも、ゴーレムより硬いスケルトンってどうなの?」とかゲームの根幹を揺るがすような衝撃的な展開ですが、(・_・;) まあ、そのうち調整が入るかもしれません。ともかく、ラヴァジャーの階段ハメ技級のヤバさですが、リリース前ならではのお祭り技ってところで、楽しませていただきました。(・_・;)

死んだ場合、死因が表示されるところが親切設計ですが「SPIRIT BREATH」でやられているのが分かります。そして本体が死んだ後もスケルトンメイジだけでドラゴンを倒して、背景にしっかりクエストクリアのダイアログが出ていますが、残念ながら操作は一切できなく戦利品は回収できないので没収されました。(・_・;) 

ということで、かなりインチキっぽいクリアになりましたが、最後の3つのLV90の拠点(タイムライン)が開放されました。

で、現在LV85ですが、参考元のビルドはこれです。 → リンク

下が自分で再現してみたキャラですが、このビルドはそこまで入手困難な装備はなく比較的作りやすい方だと思います。ただ、ディフェンス面は流石に同じレベルに再現するのは難しく、全ての耐性を75%まで上げるのは必須として、それ以外にArmor、Endurance Threshold、Ward Retention、Critical Strike Avoidanceなどが必要ですが、これを全部確保するのは結構難しいです。

・Endurance Thresholdはダメージ減少のしきい値で、これが200の場合ヘルスが200の時点でEnduranceの%の確率分ダメージ減少がかかります。LV100だとヘルスは1000前後になりそうなのでEndurance30%+Endurance Thresholdが500ほどあるとかなり安心できそうです。

・Ward Retentionはバリアが減衰していく速度を遅くするもので、バリアの数値を高く維持しやすくなりますが、これはビルドプランナーをみるとIntelligence強化に頼るしかなさそうなので、装備のAffixでIntelligence+10くらいのものがないと厳しそうな感じです。

・Critical Strike Avoidanceは%分クリティカルダメージを通常ダメージに変えてしてしまうもので、100%あればクリティカルは受けなくなりますが、Affixだけで100%稼ぐのは難しいです。ということで、倉庫を検索してみたらユニーク品のチェストで100%を持つものがあったので使ってみました。

このビルドは、最終的に「Rip Blood」のヘルス回復をスペシャライズでWardのバリアとして使う形になるので、ヘルス回復力は0に近いです。なので戦い方としては「インクィジター シール」の上に自分とペットを載せてひたすら耐えるペット・アポステイトみたいな戦い方ですが、火力に関しては「ぶっ壊れ」レベルで爆速の殲滅力を誇ります。(・_・;)

早速、LV90のタイムラインを試してみたところ、今度のボスは冷気系の「Heorot」というお馬さんで、途中までは攻撃を交わしつつペットは順調に体力を削っていきましたが、突如回転する渦が発生して即死!(また、これかよ。(・_・;)) ってな感じで、次週はたしてタイムライン制覇はなるでしょうか?乞うご期待!(無理かな~。(・_・;))

「Heorot」戦ですが、移動しながらだとバリアが張りにくいので渦に触れただけで死んでしまうし、このボスはスーサイド・アタック作戦 (・_・;)は無理みたいなので実力で乗り切るしかなさそうです。

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緊急追記です。(・_・;)

★突如AlkamosHater氏から渾身の最強ペットカンジュラーなるものが登場!リンク

「フィーバード レイジ」を取った捨て身の (・_・;) スペシャルセットアップでグラディエーターW150-170は3分59秒と4分切りの快挙!最大DPSは4,400Kというのも凄いですが、「Crate of エンターテイメント」を過去最速の24秒!はヤバいでしょう。(・_・;)*16秒という動画もありますが... → 動画リンク

動画を見ると全盛期の報復ビルドをも超えたような壊れっぷりで必見です!構成的には先日書いた通り現在は火炎型が最強という当社の調査結果と同じ結論のようで、内心「ほっ」としたというのが本音ですが、(・_・;) DPSの高さはMIのAffixパワーによるものでしょうか。ということで、次のパッチに向けてさらなる弱体化ネタを提供してしまったかもしれません。(・_・;)

時間があったら実際に作って試してみようとは思いますが、基本的には先日の火炎・カオス型とそれほど大きな違いはないと思います。


追記:
ここのコメントで、Maya氏とAlkamosHater氏が議論している中で、「アルケインカレンツ(蜃気楼のアタークセル)がペットに割り当てられるという部分ですが、たしかに割り当てられますね~(今まで気が付かなかった。(・_・;))*同じタイプの「アルケインボム(未亡人)はペットに割り当ては出来ません。ということで、Zantaiより次のパッチで修正するとのことです。→ リンク

5 件のコメント:

  1. ご紹介の物理オプレッサーで、盾を「カリス カーズ ハーベスト」、星座を「オレロン」にしたタイプを作ってみました。MI品は同じものをすべて揃えることはできけないので、
    代替は肝心な接頭辞の方を合わせたものを使用して、メダルだけ「カラスター」が少し気に入らなかったので、ウェンディゴグレアーでシャタリングスマッシュを強化してみました。
    結果、紹介のあったスペックに比べてDAと各耐性値が少し劣化したバージョンではありますが、SR75-76余裕でした。

    ガーディアン オブ エンピリオン3体殴りが、これほどガシガシ削れるとは驚きでした。
    また、道中の範囲攻撃による殲滅力とボス戦のバランスが絶妙でどちらも快適で素晴らしい出来栄えですね。

    耐性低下とダメージ、硬さ、どれをとっても素晴らしいバランスで感服しました。
    物理というと、ウォーロード、ウィッチブレイド、バトルメイジという固定概念がありましたが、このオプレッサーのビルドはいといろ発見があってありがたいです!

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    1. ガーディアン オブ エンピリオン4体殴りの間違いでした^^;

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    2. シャッタードレルム用のビルドとして一つの完成形とも言えるほどの良いビルドですね~。中華の動画はSR75-76をフルに撮ってくれるので動画を見ただけでビルドの出来の良さがすぐに分かるのが実にありがたいです。

      まあ、相当にこのゲームを熟知していないと作れないようなレベルの高さだとは思いますが、いつか自分でもこのようなビルドを作れるようになりたいものです。(・_・;)

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  2. ご紹介の物理オプレッサーで、盾を「カリス カーズ ハーベスト」、星座を「オレロン」にしたタイプで、センチネル・テンプラー・ウォーロードを試してみました。
    それぞれ、マスタリー(ジョブ)のシナジーによって装備は多少変わりますが、
    共通してオースキーパーのガーディアン オブ エンピリオン強化と耐性低下強化がビルドの基本です。

    主さんの予想通りだとは思いますが、

    デメリットはオプレッサーに比べて共通するのは、ソウルハーベストによるペット攻撃力強化が無いということになりますが、
    共通点は、星座スキルのガーディアン オブ エンピリオン割り当てでスキル発動はサクサク発動します。

    他のメリットとしては、
    センチネルの場合は、オプレッサーよりも本体のDPSは上がる。さらに耐性低下も入れやすい
    テンプラーの場合は、OA値が稼ぎやすい。単純にダメ吸収で硬くなる。
    ウォーロードの場合は、OA/DA/装甲値が稼ぎやすい。

    といった予想通りの感じで発見は無かったです。

    結局は、ガーディアン オブ エンピリオン×4体×星座スキルが、優秀なのをまざまざと感じたわけですが、どのタイプでもマップの運不運はそれほど関係なくどれもSR75-76は余裕で回れます

    しかし!

    攻守のバランスや周回・ボス戦のバランスとしては、オプレッサーが頭ひとつ抜けてます。

    次回のパッチでガーディアン オブ エンピリオンの召喚数にスキルポイントによる+1廃止で
    替わりに、装備で+1をつける模様ですが、どの装備になるか気なります。

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    1. 私も何度もやっていますが、装備や星座は同じでクラスだけが違うというパターンは、一見簡単そうに見えて実際は装備を移動させたり、星座スキルのレベルを上げたりが面倒でけっこう大変ですよね。ただ、別のキャラだと交互に使って詳しく比較できるので結構勉強になります。まあ、新発見はなくても「予想が正しかったことを検証できた。」と考えると幸せになれます。(・_・;)

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