動画としては「Crate オブ エンターテイメント」の方が目を引くかもしれませんが、87シャードの動画も良いと思います。まあ、この難易度で戦ったことがないと一見地味に見えるかもしれませんが、普通この難易度のボス戦でこんな戦い方は無理で「カイラン埠頭の雑談」の記事の物理・酸報復ウォーロードの85,86シャードの動画と比較すると違いがよく分かると思います。(・_・;)
で、前回の中華PDFファイルのビルドを眺めていて、報復ビルドもたくさん載っているのでいくつか試してみましたが、その中に作者がcccsennnというビルドがあり、作りからすると2H感電DoTヴィンディケーターの作者cccsennn2氏と同一人物に間違いなさそうなので、今回はこれをじっくり見てみたいと思います。
タイトルは2H感電DoTヴィンディケーターの最初の記事が「神々の遺産」となっていたので合わせる感じで持ってきましたが、これはグラハム・ハンコックの古代文明の謎を解き明かそうというノンフィクションの書籍からです。90年代に出版された当時大ブームになったそうで、そういえば読んだような記憶もありますが全く内容を覚えていません。(・_・;) ともかく、cccsennn2氏のビルドがフォーラムに与えた影響は計り知れないと思うので、新しいビルドを見ることができるのは嬉しいところです。
追記:
V1.1.5.0の翻訳ファイルが公開されました。Zantaiによるとアイテムだけでなくクエスト関連での追加もあるようです。まあ、さすがに来週のリリースというのは無いと思いますが12月の1週目とかはあり得ると思うので身辺の整理をして(倉庫を整理して。(・_・;))準備をしておきましょう。パッチノートも凄い量になりそうです。(・_・;)
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まず、前回のPDFファイルについてもう少し詳しく書いておくと、やはり中国語のままで見たほうが良さそうな感じで、日本人だとある程度漢字が読めるので他の国よりは有利だと思います。ということで、クラスは英語で書いてあるので良いとして、下の色枠のところを中心に見るのが良いと思います。
緑枠:ゲームバージョンのようなので基本的にはV1.14のものを見ておけば良いと思います、まあ、多少は古くても参考にはなると思いますが1.11以前だと結構パッチで変わっている部分があると思うので、そのまま使えるのかはわからないと思います。
青枠:ビルドのメイン属性で、物理はそのまま、物反は物理報復という感じですね。あとは、穿刺→刺突、流血→出血、火焰→火炎、冰冻→冷気、闪电→雷、活力→生命力、虚化→イーサー、混乱→カオス な感じで、まあ、なんとなく分かりますね。
赤枠:武器スタイルで「双」がついていれば2刀、「盾 」がついていれば盾持ち、「法」がついていればキャスターという感じだと思います。
オレンジ枠:ペットと分ける意味で「类招」ならペットビルドということでしょう。ただ、プレーヤーボーナス型ペットを使ったビルドも含まれる感じです。
黄枠:装備入手の難易度のようで「高」に+の数が多いほどレア度が高く再現が難しいビルドということだと思います。
紫枠:動画リンクで「av......」で始まるものは「https://www.bilibili.com/video/」を前につけたのが動画のリンクで、それ以外はYouTubeなので「https://www.youtube.com/watch?v=」を前につければOKだと思います。
全体的に見るとオプレッサー、テンプラー、リーパー、サバター辺りが少ないですが、アポステイトもV1.14は1つだけと人気の無さがハッキリ出ています。(・_・;) 反対に人気なのはウォーロードにピュリファイアって感じです。また、カバリスト、カンジュラーが多いのははペットがあるからですね。あと、報復ビルドもかなり多い感じで注目度が高いようです。それ以外では、よく見ると日wikiからは「エルドリッチの旋風/the Eldrich Whirlwind」のセンチネルと、自作の酸報復ウォーロードの初期バージョンの方も載っていました。
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で、中華ビルドのPDFファイルにも報復ウィッチブレイドがあったので見てみましょう。全体的には非常に近い構成で、やはり同じようなことを考えている人がいるものだな~と思うところですが、自作のビルドとの違いを見ると、「三神の衛兵」セットはフルセットで、報復ダメージを最大限使おうという火力優先の構成だと思います。また、ベルトで酸→物理変換を使って物理に寄せる形ですが、変換前だと酸報復のほうがかなり高いのでこれだと逆に損をする形になるような気もしますが、どうなんでしょう?
次に星座は、耐性低下は使っておらずディフェンシブです。「戦争の使者」を全部取っていないのと、通常攻撃が無いのに「グール」を取るというところが意外性のあるところでしょうか。最後にスキルはオカルティスト側はほぼ同じで「フィーバード レイジ」も当然使います。ソルジャー側に関しては「カウンターストライク」だけで、他に攻撃スキルは一切ないので基本殴られるだけという作りです。
まあ、報復ダメージに関しては非常に高そうな感じはしますが、これだと種族ボーナスも稼いでいないのでイセリアルなどのキャスター系に対して非常に時間がかかりそうな気がします。物理耐性は星座で結構稼いであるので通常時で50%はあり十分ですが、やはり耐性低下がちょっと少なすぎな感じで、何が最優先なのかというのが読みづらい構成ではあります。(・_・;)
動画を見るとやはり、基本殴られるだけの戦い方で、自作の酸報復ウォーロードの最初のバージョンと同じようなコンセプトって感じですが、ガーゴイルの集団あたりは相当に苦戦しているので、相手によって得意不得意がハッキリ出ている感じに見えます。ただ、物理耐性も十分確保しているのでSR75程度はボス戦で突っ込んでも超余裕で、この辺りのシャードを中心に戦う想定であれば、クリア速度も速いので間違いではないと思います。
GTリンク 動画リンク
動画を見ると流石に火力は高い感じでボス戦で4体同時を軽く倒していますが、やはり相性の悪い敵は相当に厳しそうな感じです。あえて難点があるとすると耐性低下で、攻撃能力が低いので「アサシンの刃」は取らないというのはわからないでもないですが、毒酸の方も「ヴァルネラビリティ」しか無いのでちょっと足りない感じがします。
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その他の報復ビルドも簡単に触れておきますが、まずは、火炎報復コマンドーです。結構無理矢理な感じで火炎報復を稼いでいますが、流石に攻撃能力2000はどうなんだろ?とか思うところはあります。(・_・;) 一応作って試してみたところ、ディフェンスは思った以上に強力で物理ダメージもデバフ攻撃も完全シャットアウトしてしまうような安定ぶりです。ただし、火力の方はというとスカスカで、ほぼ「カウンターストライク」頼みという感じです。なので本編のFG終盤に居る火炎耐性持ちのキャスター辺りは倒すことが不可能な感じで、とてもシャッタードレルムでは戦えない感じにも思えます。まあ、ディフェンスだけは強いので時間をかければってところでしょうが、とてもやる気にはなりません。(・_・;)
GTリンク
まあ、レア装備の難易度も高いし火力が低すぎるので実用性は低い感じがしますが、ヘルス再生を「ベテランシー」で稼ぐというのはある意味斬新で見るべき部分はあるビルドだと思います。
次は火炎報復のパラディンです。基本的には以前紹介した「神話級 ヘルボーン」を使ったハイブリッド報復型に近い感じですが、こちらはハイブリッドではなく完全な報復型で、とにかく火力は「正義の熱情」のRtAを使おうという狙いだと思います。しかし、報復型で武器攻撃メインの場合は攻撃速度を稼ぐのが難しいので、このためグローブのスキル(攻撃時5%の確率で攻撃速度+100%)で「なんとかならへんかな?」という感じでしょうが、ちょっと無理があるでしょう。(・_・;) 一応作って試してみたところ、ディフェンスは十分合格で、75シャードでもクリアは可能なものの火力が低くて普通に戦っているとタイムオーバーしかねない辛さで、やはり無理があったようです。(・_・;)
GTリンク
斬新な構成ではありますが、「正義の熱情」に特化するのは良いとして、耐性低下が少なすぎるのと、遠隔攻撃の強化を優先した分報復のフラットダメージも低くなったのが結果として出てしまった感じにも見えます。
まあ、流石に中華ビルドいえども動画がないと今ひとつ本当の実力はわからないので、どれもがトップレベルという感じではなさそうです。全体的に見るとフォーラムのビルドに比べるとディフェンシブなバランスのビルドが多い感じに思えます。また、報復ビルドに関しては物理耐性は意識的に40%辺りを確保しようというのが見えるのと、耐性超過もすべての属性をまんべんなく確保しようという感じのようで、興味深いところです。
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若干期待はずれな感じもあった今回の中華報復ビルドですが、次の雷報復ウォーダーに関してはcccsennn2氏ということであれば試さないわけには行かないので、じっくり確かめてみます。
構成は、物理報復型をベースに「曙光」セットを当てはめた形で、ここまでは普通なところですが、ヘルムの「ブラッドナイトの面」での「カウンターストライク」のリチャージ短縮と、ベルトの「神話級 純白の蓮」のスキルでのヘルス回復を持ってきたところが、意表をついた選択で、ヘルムは「キャラガドラの容姿」の全+1を簡単には捨てられないと思うし、このベルトの選択は普通は出てこないでしょう。(・_・;) あと、コンポーネントの「聖化した骨」2個はcccsennn2氏の代名詞とも言えます。
星座に関しては「建築神 ターゴ」を取るディフェンシブな形で、あとは「ローワンの王冠」と「未亡人」で耐性低下もしっかり稼いでおくという無駄のない配置になっています。最後にスキルに関しては当然「カウンターストライク」がメインになりますが、「サヴィジリィ」にもRtAが乗るので、イメージ的には物理報復のウォーロードと似たようなスタイルになります。それ以外でポイントになりそうなのはヘルス回復強化も考えて「ウェンディゴトーテム」「テナシティ オブ ザ ボア」「ハート オブ ワイルド」をフル強化しているところでしょうか。
全体的に見るとウォーダーならではのヘルスと装甲値の高さによって素のディフェンス力が高いところが目を引きます。物理耐性はやや低めなものの、ヘルス変換やヘルス再生を組み合わせることで物理ダメージとデバフに対するディフェンスをバランスを考えて調整している感じが伺えます。また、増強剤の使い方も、いかにもcccsennn2氏らしく非常に考えられていて、耐性超過も完璧に確保されているのが流石です。
では作ってみますが、メダルのAffixはダブルレアではないものの、かなり入手難易度が高く、多少は劣化するので耐性は少し下がります。ただ、刺突とカオス耐性はもっと低くても大丈夫だと思うので許容範囲だと思います。で、最初にFGエリアの終盤あたりを戦ってみた感じでは、ディフェンスが恐ろしく強くヘルスは1mmも減らない感じで鉄壁です。また火力も「カウンターストライク」のリチャージが0.2秒と速いのが効いていて、想像以上の火力で正直驚きですが、これはヘルス変換も強化されるのがポイントです。
シャッタードレルムも非常に楽勝な感じで65シャードから76シャードまで一気に駆け抜けましたが、ディフェンスは物理攻撃、デバフの攻撃のどちらにも強くこれ以上望めないくらいの最高レベルという感じです。また、火力の高さも驚きですが、雷報復はダメージのばらつきが大きいのですが、「カウンター ストライク」のリチャージが速い分結果として安定した火力になっているようで、そう考えるとヘルムの選択の正しさが非常に効いている感じです。
ということで、雷報復型でここまで強いビルドが作れるとは全く思っていませんでしたが、実力としては物理・酸報復のウォーロードと互角以上の出来で、ビルドの作りとしても非常にハイレベルと言って良いでしょう。正直直前でウィッチブレイドを作ってなければショック死しそうなくらいの素晴らしいビルドですが、(・_・;) やはり「フィーバード レイジ」のパワーに勝つのはちょっと難しいでしょう。ただ、GrimDawnToolsのビルドのバージョンは1.1.2.2で、5月の時点でこれを作っていたというのは本当に驚くばかりで、cccsennn2氏の凄さを改めて感じるところです。
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いや~本当に脱帽という感じの珠玉のビルドってところで参りました。とにかく、ディフェンスや火力というより、この攻守のバランスの素晴らしさには驚く限りで、凡人には到底不可能とも思えます。ウォーダーはちょうど日wikiに資産0向けのビルド例がありますが、このビルドなどは最終形として非常に良いのではないかと思います。
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