2021年3月15日月曜日

トラベラーズ:中華ビルド その2

 grey-maybe氏のクラスランキングではスペルバインダーが再び首位を取り戻しました。そしてウォーロックはなんとソーサラーも抜いて5位!に昇進です。(・_・;) まあ、以前も書いたようにこのランキングは実際のクラスの強さをそのまま表したものではなく、あくまでZantaiが弱体化の参考に使うリストなのでお間違えないように。(すでに、間違ってるだろ。(・_・;))

*このランキングはフォーラムでの人気のクラスというものを反映している面がありますが、それ以外にもAlkamosHater氏のようにスーパーボスも含めて毎回たくさんの動画を撮る人は、一つのビルドだけで多くのポイントを稼いでしまうので結構偏りが出ます。おそらく今高難易度だけに絞るとSRやスーパーボスに強いペットビルドが軒並み上位に来るような気もしますが、そこはエンターテイメントとして楽しむのが良いかと思います。(・_・;)


タイトルはカナダのSFドラマからですが、実はカナダのSFものは結構侮れなく過去にも「コンティニアム CPS特捜班」「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」「ロスト ガール」など、あまりお金はかかっていないし、役者もそれほど有名な人は出ていなかったりしますが良作が多く、このドラマもなかなか面白いです。最初はなんの説明もないので一話の終盤にならないと何が起こっているのか全く話についていけないのですが、(・_・;) 間違った過去を修正するために未来から多数のエージェントが人の意識を乗っ取る形でトラベルしてくるという話で、乗っ取りは人が死ぬ瞬間を計算してタイムスリップしてくるので、体が健全な状態で死ぬ場合でないとダメなようです。ただ未来の技術も万全では無いようで、乗っ取ってみたらヤク中患者だったり、障害者だったりでミッションも困難を極めたりと、こういうのを見ていると、とんでもないやつを乗っ取ってしまったイセリアルさんの苦労も分かる感じで、非常に興味深く拝見させていただきました。(・_・;)

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前回の中華ビルドが結構良かったので、今回も中華系動画から勤瘦nU氏のビルドを紹介してみます。どれもSR75-76は10分台前後をキープしていてハイレベルですが、特にボス戦で壁に密着してダメージを減らすような戦い方は参考になるところだと思います。


ヴァルダン2H刺突タクティシャン → 動画リンク

ちょうどMaxfritz Numazuさんからコメントをもらったヴァルダン・タクティシャンがあったので軽く見てみますが、やはり、基本的には攻撃能力・攻撃速度、フラットダメージ重視で、エレメンタル変換はベルトだけに留めてあります。注目なのはWPSが「チリングラウンズ」「ストーム スプレッド」だけというところで、私も以前「カデンツ」を遠隔で使うときはWPSの振り方が難しいと思いましたが、ここでも結構考えた上での選択でしょうか。

*ちなみにシルバーボルトのピュリファイアも出ているので比較してみると面白いですが、こちらの方ではWPSは3つとも取ってます。あとは、火力はあるので安定性を考えると「シャッタード ガーディアン」セットという結論でしょうか。→ GTリンク 動画リンク

全体的には、装備、星座、スキルと特筆する部分はないですが、かなりディフェンスには気を使っている感じで、コンポーネントで「聖化した骨」2個やメダルの「イーサー ソウル」の選択辺りは興味深いところです。動画を見た限りでは、この方のビルドの中ではそこそこの実力ってところに収まっている感じに見えます。

GTリンク
タクティシャン、バトルメイジ、デスナイト、ウォーダーなどのソルジャー込みクラスは、確かに安定感はあり実力的にも全然悪くはないのですが、やはり派手さとしては低めかな、というのは感じるところでランキングで低めなのはその辺りが影響しているのかもしれません。(・_・;)

トロザン・ウォーロック → 動画リンク

前回のビルドは「シジル オブ コンサンプション」強化でレアメダルを選択していましたが、こちらは盾を使ってきました。そして星座は「盲目の賢人」「蜃気楼のアタークセル」「リヴァイアサン」の3つ取りで火力を出す配置ですが、よく見ると盾持ちではありますがリチャージ短縮を稼いだCDR型だということが分かります。ということで、こんなトロザン型もあるのか?みたいな斬新な構成で驚きます。(・_・;)

GTリンク
いや~ウォーロックは初期の頃からは想像できないほど強いビルドがたくさん増えて驚きですが、ディファイラーやパイロマンサー信者の方もいつかは強くなる日が来るかも、と励みになる結果かもしれません。(・_・;)

S&B毒酸センチネル → 動画リンク

出ました!連射型の「ドリーグの邪眼」に、火力は出るけどディフェンスがスカスカの「ドリーグの欺瞞」セットという2年程前に絶滅したと思われていたスーパーニッチなビルドですが、まだ生存していたようです。というかボス戦で3体同時相手に勝ってますが...(・_・;) ともかく、このような辛い構成でちゃんとしたビルドを作れるというのは相当な実力の持ち主と言って良いかと思いますが、人間やれば出来るというか、Zantaiから「ほら、ちゃんとバランス取れてるでしょ!」と嫌味を言われかねない実力で困ってしまいます。(・_・;)

盾は、全+1に加えて物理耐性を確保する考えで、コンポーネントの「力の印章」2個も同じく弱いディフェンスをカバーするべく物理耐性を上げるという狙いからでしょう。このセット的には毒の方に優れた装備なので、普通は「ドリーグの邪眼」はCDありで使うほうが多いのですが、ここではヘルス変換によるディフェンス力を考えての連射型という感じです。あとは、補助火力としての「サモン ガーディアンズ オブ エンピリオン」がかなり意外で、召喚数UPの24ポイントにも届いていませんが、この派生スキルは例外的に属性変換が有効なので、結果としてこれが一番良かったということでしょうか。

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スキル自体にヘルス変換が付くものは武器ダメージは関係く、通常の武器攻撃型でのヘルス変換とはかなり違うのですがパッと見が似ているので、もしかしたら結構勘違いしている人もいるかもしれません。なのでスキルの武器ダメージをあげたほうが良いのか、スキルにヘルス変換を付けたほうが良いのかは結構考える必要があります。

*ペットビルドもたくさん出ているので、おさらい的に3つほど見ておきましょう。

エレメンタルDoTペット カンジュラー → 動画リンク

カラスメインのカンジュラーですが、このタイプはDoTが強いので、出血型と同様レリックは数が出せる「原始的本能」ということですね。星座は「春の乙女 イシュターク」を柱に、DoT系の「マギ」、リチャージ短縮&武器ダメージを期待してか「カンジャー プライマルスピリット」「フィーンド」を割り当てるという結構珍しい配置ですが、非常に興味深い感じで参考になります。

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カラスはかなり特殊なペットですが、操作的にも注意が必要で、普通に「ペットの攻撃」で敵をターゲットすると遠くから攻撃するので「ストームオーブ」の破片の当たり方が良くないことがあります。このようなときは、敵の近くの地面をターゲットして移動させてやると至近距離からフルヒットして火力が出たりします。

生命力ペット リチュアリスト → 動画リンク

前回スペルバインダーで使っていた武器の「バルゴールズ コア」が再び出てきましたが、このようにペットビルドで使うほうが本来の形です。レリックはここでも「原始的本能」ですが、ということは、生命力減衰のDoTを使うことを考えているようで「ブラッド パクト」もフル強化しています。あと「ソウルハーベスト」は使わず「モグドロゲンズ パクト」の方を強化してます。星座は日wikiに出したペット・アポステイトで使った「瀕死の神」「春の乙女 イシュターク」の2つを取るパターンで非常に似ていますが、ペットの毒酸耐性確保もあってオカルティストを含まないクラスに向いている配置ではないかと思います。

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アミュレットの「支配のソブリン ルビー」は全ダメージ強化が魅力ではありますが、犬もスケルトン無し、クラス全+1も無しなのにあえて使うというところが驚きな感じです。また、このケースでレリック「原始的本能」もかなり珍しいと思います。

物理・出血ペット カンジュラー → 動画リンク

武器が「ブラック スカージ」なのはDoT型なのでペット付きにしたいが「サラザールズ ソブリン ブレイド」だとスキルスロットを使うから、という理由かと思いますが、この方は操作はシンプルにしたいタイプのようで、上のビルドで「ソウル ハーベスト」を使っていないのも同じ理由だと思います。まあ、この辺りは自分の好みが出やすい部分ですね。星座は私も使った「オレロン」を使う配置で、私は耐性が欠けるので「女狩人」は諦めましたが、ここでは無理してでも取った感じです。ボス戦は流石に複数を相手にするとペットが死にますが、お構いなしに突撃するところがなかなかのチャレンジャーです。(・_・;)

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ブーツの「灰色の魔術師のフットパッド」はいろいろなビルドで多用されていますが、特に物理耐性と操作性を重視している感じが伝わってきます。

S&Bイーサー・スペルバインダー 動画リンク

最後に一番新しい動画ですが、バトルメイジでもデスナイトでもなくスペルバインダーでの盾持ちクリーグ型という、ありそうでなかった感じの意外な構成です。(・_・;) 武器とベルトで生命力、リング2個でカオスをイーサー変換してレリックの「オブリビオン」を使う形の疑似武器攻撃型という感じですが、確かにこの場合であれば詠唱速度なので片手&盾持ちの速度的なデメリットはないです。スキルは「コンバージョン」「マーク オブ トーメント」にかなり振っている辺りが興味深いですが、火力的にはイーサー型の「サイフォン ソウルズ」は持続時間が長いこともあり結構効いている感じに見えます。

このビルドだけは実際に作って軽く試してみましたが、SR75-76はどんな攻撃でもビクともしない安定感で超余裕です。火力的には先日の両手武器型よりは落ちると思いますが、ディフェンス力は遥かに上で、やはりシャッタードレルムは火力特化よりバランスが良い作りのほうが断然楽に戦えるというのが分かります。そして、これを試してみると総合力でデスナイトやバトルメイジより上を行っている感じで、このセットを使うのにソルジャーなど全く必要無い気がしてきます。ということで、クラスランキングもあながち間違いじゃないな、とか思ってしまうところです。(・_・;)

GTリンク
星座の「守護者の目」は結構お気に入りのようで他のビルドでも属性変換を使って多用しています。あと、パンツは防御能力と耐性確保目的だと思いますが、通常はまずありえない選択で驚きです。ともかく、フォーラムに出て無いのがもったいないくらいの素晴らしいビルドだと思います。

5 件のコメント:

  1. 他のPvP系のゲーム含めて、総じて「アジア圏」のプレイヤーは
    「バランス重視」な民族性ですね。

    「欧米」は、わりと攻撃重視な感じです。

    Grim dawnにPvPという概念はありませんが、
    もしもPvPがあったら、やっぱり「スタン」や「凍結」その他行動妨害系は当然アテンドするとして
    PvP向けのビルドというのも、また違った感じになるのかな・・とか。
    「種族ボーナス」で「乗っ取られ」は「人間」なのか「イセリアル」なのかとか、
    PvPは盾持ち近接が最強?とか・・
    妄想が膨らみま・・・す・・^^;;

    実際は、運営側の「チート対策」など大変だな・・、きっと「ハメ」的な戦法とかあるたびに「パッチ調整」がやばすぎることになるんでしょうね。


    ところで、Grim dawnはセールス的にどうなんでしょうね~

    個人的には、前記事にあったような
    ・ボルカニック ストライドが距離に応じて再キャストとか
    ・星座発動はグラスピング ヴァインズが0.4秒、ラヴェナス アースが0.8秒とか・・
    まだまだ、知らなかったこともあって面白いなと思います。

    「ビルド例」で作ってみると、理解がどうしてもできない点があって、
    実際に作ってみて、
    ・「自分ならこうするというパターン」と
    ・「ビルド例そのまま」のパターン
    で、両方比較してみると、「なるほど!」それを優先したのか!とわかることもありますし、
    やはり理解できなかったり・・もあります。

    理解できないと、理解しようと思っていろいろ調べるのですが
    わからないまま放置になります。

    それが、体感していたことが後々、謎が解明するのもまた面白いです!

    それにしても、主は経験・知識ともに凄いので「当たり前」と思っていることでも
    読者は「そうなんだ!知らなかった・・」ということもけっこうあったりしますので、
    時間があれば過去記事も読むのですが、斜め読みになりがちで・・

    未だGrim dawnを体験していない方には、ぜひに一度遊んでみて欲しいなと
    思っても、奥が深すぎて・・時間泥棒になっちゃいますで初めての方にお薦めしにくいです^^;;

    それにしても、開発・運営はよくここまでのバランス・ボリュームに仕上げたなと・・ただただ関心です。個人的には、追加DLCを切に希望しますが、それに見合うコスト回収はなかなか大変でしょうね・・・・
    某ハクスラのような継続課金モデルも難しそうですしね。

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    1. おそらく、ビルドの作り方に民族性は関係ないです。(・_・;)例えばフォーラムではクルーシブルで「死の坩堝」のW150-170のタイムを競い合っていますが、実際にこれを中心にプレイしている人はごく少数だと思います。ついでに言うと何故他のマップじゃダメなのかも謎。(・_・;)

      他には、チート的なツールの使い方の違いみたいなのもありますが、中華コミュニティはアイテムの複製や改造ツールを使って、最適なステータスを徹底的に調べるみたいなことはしますが、GD Stashで装備を作成するようなことはあまりやらない感じです。この辺りは単にコミュニティの中での風習みたいなのが出ている感じだと思います。

      DLCについては、このゲーム初期の頃はかなりシンプルで、属性変換とか殆どなかったし、スキル変化もなければ、クルーシブルやシャッタードレルムのようなエンドコンテンツもなかったわけで、今始める人には複雑すぎる感じがあると思います。その分レベルが上げやすくなってたり操作性が改善されてたりしているわけですが、更に複雑にしても喜ぶのは一部の上級者だけになりかねないので、そこそこバランスが取れているところで止めておくという判断は正しいと思います。(・_・;)

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  2. カーソン先生にお伺いしたいのですが、
    Grim Dawn Item Assistantは利用していますか?
    レジェンドセット装備の整頓が大変になりすぎて、心折れてきたもので…

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    1. 過去の記事を見てみると「ランペイジ 巨獣大乱闘」からなので約一年前から使ってます。ちょうどパッチでレアMIが増えそうだったのでというのが理由でした。やはり、レアMIをたくさん保管しようと思うと倉庫キャラでは辛いというのが本音です。ただ、レジェンダリーやエピックだけならGDIAは無くてもOKで、一部の使用頻度の高い物以外はステータスの良いものを2,3個保管しておけば事足りたりします。実際たった一年でも全部放り込んでいると同じものが30以上貯まっていたりしていますが、ステータスの悪いものは結局使うことはなく邪魔なだけなので売る羽目になります。(・_・;)


      使い勝手としては、ゲームを起動した後一度倉庫を開かないといけないとか、倉庫を開いたままだと出し入れできないなど若干作法がありますが、引き出したいだけならGDIAだけ起動した状態でも可能です。なので、基本的にはキャラの個人倉庫を十分に空けておいて貯まってきたら良さそうのだけまとめてGDIAに入れるみたいにしています。そうすればあまり同時に起動しておかなくても良いので。

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    2. 返信ありがとうございます!
      セット装備もまだ足りない箇所だらけですので…まだ自力で整理整頓頑張ってみます!

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