前回書いたように、V1.1.9.0でのシャッタードレルムの大改編にフォーラムが揺れる中、常連人数名が「ブラックウォーターカクテル」を投げるなどデモ抗議がエスカレート、(まさにデモリッショニスト。(・_・;)) これを受けてZantaiが異例とも言える独白文を出すという荒れた展開となっていますが、正直なところパッチが出てみないとなんとも言えないので、今騒いでもあまり意味がないような気もするところです。(・_・;) → リンク
ということで、シャッタードレルムは激変しそうで、今やってもしょうがないということで待ち状態ついでに2,3ビルドをさらっと流して、当たり障りのない記事でも出してお茶を濁しておくか。(・_・;) とか思っていたところ、突如Shopping氏から入魂の新作が登場。急遽予定を変更してメインディッシュとして取り上げてみました。(・_・;)
タイトルは、2016年公開で主演にジェイク・ギレンホールとエイミー・アダムスという曲者というか強力な実力者を持ってきたスリラー風の映画で、離婚した夫からかなり暴力的な内容の小説が送られて来るのですが、この小説の部分が現実の部分とクロスオーバーする形で実写で進行するという斬新な設定で、そこに絶妙の演技が加わって非常に見ごたえのある内容になっています。おそらく大ヒットはしないものの玄人好みの良作って感じで実に味わい深い作品です。ということで、今回紹介するビルドはどれもトップビルドというところまでは行ってないと思いますが、結構斬新な構成に確かな実力で作られたビルドで、実に味わいの深い作品ではないかと思います。(・_・;)
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まず、ロシアンコミュニティー出身で初登場のeardianm氏から2つビルドが出ているので見てみます。
商品番号1:二丁拳銃生命力・オプレッサー → リンク
商品番号2:2Hイーサー・アポステイト → リンク
動画は横長のワイド画面が新鮮な感じです。タイム的にはそれほど速くもないし、何度か死んでもいますが、ボス戦でマップ反転は使っていないし、素のビルドの実力がわかる動画として好印象です。そして、SR76のボス戦は見事で会心のプレイと言って良いでしょう。(・_・;)
GTリンクビルドの実力的なところとしては、まずまずってところかと思いますが、単純にエレメンタル→生命力変換ではなく、火炎・冷気を小分けにして必要な分だけ100%を目指すという発想がポイントで、頭が柔軟でないと、なかなかこのような考えはできないでしょう。
続いて、商品番号2は「イグナファーの炎」メインのアポステイトと言うアバンギャルドな作品ですが、(・_・;) 装備構成もちょっと驚きな感じで、ここに「ルミナリの刃アルカノア」というのはちょっと普通の人では持ってこないような斬新な選択だと思います。
このビルドは、それ以外にも興味深い点が多いですが、「シーア ソウルズ」も何で取るの?みたいに思うところかもしれません。これは星座「盲目の賢人」「蜃気楼のアタークセル」が攻撃時発動型で、持続系のスキルが多いほど発動率が良くなるためではないかと思います。なので、属性はここでは関係なく+6秒の持続時間目当てで取った形でしょう。このように、星座スキルによっては発動率というのは結構重要になるので要注意です。
それにしても、このビルドも防御能力が低いし、「イグナファーの炎」メインにしては、スキル変化はグローブのみだし、ヘルス変換も少ないし、補正ダメージやスキルポイントも稼げるのか~?とか思うところですが、不思議と稼げてます。(・_・;) それにしても、もうサブはネクロマンサーでなくても良さそうな気もする感じのスキルポイントの少なさです。
で、このビルドは結構興味があったので実際に作って試してみましたが、戦ってみた感じは予想を遙かに超えた強力なDoTの火力が驚き、というかショッキングな強さです。もはやネタと言って笑って済ませられるレベルでは無く間違いなく強ビルドといって良い強さで「いや~これはマズいですよ。」(何がマズいんだか。(・_・;)) SR75-76も火力的には全く問題なく、非常に戦いやすい方ですが、ちょっと気絶耐性が低いので「アイアンメイデン」辺りは危ないのと、「インクィジター シール」&ヘルス変換がないと異常に脆いので、いきなりファビウスに突っ込んだら即死したりと、立ち回りには十分注意が必要な感じで少し安心しました。(・_・;)
GTリンクまあ、星座スキルや「ワード オブ ペイン」も使ってはいますが、間違いなく「イグナファーの炎」メインといって良さそうなこのビルドの強さは驚きで、イーサーレイと比べても全く見劣りするところはありません。また、特筆しておきたいのが戦いやすさで、DoTも含めた持続ダメージが強力なので、デバフが嫌なヒーローの集団などを楽に倒せるのが素晴らしいです。ということで、もう「イグナファーの炎」も決して馬鹿にできない感じですが、このビルドもよくこの構成を思いついたな、という感じで脱帽です。
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次に、こちらも当ブログでは初登場ですがロシアンマフィア、もといサファレル・ディスコードコミュニティでは常連のFirozo氏による物理パネッティ・バトルメイジです。 → 動画リンク(SR85)
で、このビルドである意味凄いのが、攻撃は「パネッティの複製ミサイル」だけという割り切り方で、これで大丈夫なのか?と思わずにはいられないところですが、このスキルは一見ダメージが低いように見えて、意外にしっかり削って行けるところがあるので、他のスキルと同じような感覚で見ていると実力を見誤ってしまうかもしれません。
で、こちらも上の「イグナファーの炎」と同じく、それほど「パネッティの複製ミサイル」のスキル強化はなさそうで、スキルポイントが稼げるのか?と思うところですが、しっかり稼げています。(・_・;) まあ、アルカニスト全+5なので、あと5ポイント稼げればフルになる計算ですが、ここでポイントになるのが重要性の高い「パネッティの複製ミサイル」「プロリフィレイション」の2つをフルに上げることを優先して装備を選択しているところではないかと思います。あとは、オールレジェンダリーの構成で物理強化がない装備を何箇所か使っていながら、補正ダメージ3,300%、ヘルス20,000、攻撃能力3,400も稼いでいるところなどは結構驚きという感じもします。
このビルドも一応作って試してみましたが、やはり一見火力は強そうな感じはないですが、意外にボス戦で張り付きで戦っても大丈夫だったりするのが不思議な感じです。まあ、この理由として物理属性は星座の配置がディフェンス的に有利というのが、一つあるような気がします。そして、これにヘヴィアーマーなので装甲値も高めになることから、普通のキャスター型よりはディフェンスが遥かに強いというところが最大のメリットというところでしょうか。まあ、トップクラスの火力というところまでは行けてないですが、物理キャスター型として、なかなか良い出来で、個人的にもこれぞバトルメイジという感じで結構気に入りました。
GTリンク他に火力系のスキルはなく「パネッティの複製ミサイル」のみで攻めるという、こだわりの一品という感じですが、(・_・;) 物理キャスター型としてイーサーレイ型にもさほど見劣りしない強さなのが驚きで、やはり全部物理変換すると結構な火力になるものなのか~としみじみ考えてしまうところです。(・_・;)
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では、最後に今回の締めを飾っていただくShopping氏のビルドですが、リンクが2つ貼ってあるだけという、いつも以上にミニマル感あふれる投稿になっています。(・_・;) → リンク
で、今回のビルドですが、一見オースキーパーの盾持ち近接型にエピックの「ミュルミドン バスティン」セットを使ったパターンという感じですが、タイトルにハイブリッドと入れたのは、スキルと装備は通常のWPSをフル強化した近接の殴り型であるものの、星座は完全に魔法系で火力系のスキルを物理変換で使う配置になっており、武器攻撃+魔法のハイブリッドという極めて革新的というか独創的なビルドになっています。
ということで、驚きの星座ですが、前回の中華ビルドでも出てきた「蜃気楼のアタークセル」+「リヴァイアサン」という最新のトレンドをいち早く取り入れてきましたが、「これじゃまだ、足りね~」ということなのか、ダメ押しで「インプ」「津波」「ローワンの王冠」までブチ込んで来るところが流石Shopping氏というところです。(・_・;)
では、構成的な部分では、
問1:「なんでネクロマンサー?」
問2:「なんでエピックセット?」
というところがポイントかと思いますが、(・_・;) 1については「ソウルハーベスト」は使ってなくWPSと耐性低下を目的とした選択だと思います。特に魔法系のスキルがメインの場合は耐性低下の量が火力に直結するので大事です。
2については、間違いなく「シャタリング スマッシュ」強化での選択だと思いますが、もう一つはこのセットはショルダーが空いているので、ここにイーサー→物理変換の装備を使うことで、「蜃気楼のアタークセル」を有効に使おうという狙いがあると思います。
*加えて、もしかすると盾持ち近接型の最大の弱点である範囲攻撃力の弱さをなんとかできないかというような考えがあったのかもしれません。
ということで、極めて珍しい構成ではありますが、このようなハイブリッド型というのは必要な要素が多く、どこかに足りないところが出てくるところが難しさでもあり、そこがビルドの数が少ない理由でもあるわけですが、ここでは近接武器攻撃型としては攻撃速度が低すぎるのと、ヘルス変換も少なく、フラットダメージも低いです。また、ディフェンス面では装甲吸収率が86%と低めなところに、耐性超過も少なく、物理耐性もそれほどないですが、これは足りないというよりは必要最低限しか積んでいないという、例えると片道分の燃料しか積んでいない特攻機みたいな作りなので仕方ないでしょう。(・_・;) あとは、これだけ星座スキルが多いとWPSなどにも割り当てる必要が出てくるので、ある程度発動率は割り切って考える必要があると思います。
では、作ってみますが、なんと!ショルダーは全く同じAffixのものがありました。(・_・;) ブーツの方は気絶耐性は確保するとして耐性は妥協したので、コンポーネント類をいくつか変えて調整しました。戦ってみた感じは盾持ちのガチガチ系なのに、星座の魔法スキルで範囲攻撃力があるというのが、結構不思議な感じですが、特にヒーローなどの集団戦には強く星座スキルが重なると結構なダメージが出る感じで火力に不足はないです。そして問題のSR75-76ですが、たしかにうまく戦えばギリギリ行けるくらいの絶妙なバランスではありますが、残念ながら自分のプレイヤースキルではわずかに届かなく、安定クリアできる感じではありませんでした。(・_・;)
*余談ですが、ネクロマンサーのスキルが上のeardianm氏オプレッサーと同じように非常にシンプルなのが面白いところだと思いますが、Grey-maybe氏のビルドランキングを見るとここのところネクロマンサーの強さが光っています。この理由の一つとしては今回のようにサブクラスとしてのネクロマンサーの使い勝手の良さというのがあると思います。
GTリンク多くの人が「鍛えられたベロナス」「バルバロスのショース」「剣闘士の殊勲」を使ったビルドを作ったことがあるのではないかと思いますが、この構成はなかなか考えつかないと思います。現在「シャタリング スマッシュ」を含めたWPSが強いのでそこを使うのはある意味当然ですが、そこだけに頼るのではなく、さらに斬新な解釈を盛り込んでビルドを作って来る辺りがやはり並ではない感じで、実にShopping氏らしさが炸裂した見事なビルドだと思います。(・_・;)
前々から思ってたのだけどフォーラムの常連のために調整しているんだろうか?
返信削除正直SRの調整より本編の拡充やアイテムの追加、強い敵の追加とかをして欲しいのだけど。
フォーラムの常連が作ったエンドコンテンツ向けのビルドに対してパッチで弱体化されることがあるのでそう見えがちかもしれませんが、Zantaiのコメントからすると、そのようなエンドコンテンツをプレイしている人はごく少数はのであまり気にしてなく、もっと下の一般的な人のレベルでバランス調整している感じですね。まあ、壊れたビルドというのは明らかにバランスがおかしいということがはっきりわかるので「すぐに修正しておこうね。」とにっこり笑顔で叩き潰しているだけでしょう。(・_・;)
削除で、本編はそのようなエンドコンテンツ向けのビルドだと確かにヌル過ぎになりますので、もう一つ上の難易度を追加するというような考えもあるかもしれませんが、上記のようにあくまで少数向けなのでModやクラスレスなどの縛りプレイでどうぞ。という感じでしょうか。(・_・;)