2021年4月12日月曜日

クイーンズ・ギャンビット:ハイブリッド報復ウォーロード

 今回は、パッチ後に出たビルドの中で気になったものを適当にいくつかピックアップしてみますが、中華ビルドで見つけたウォーロードはSR75-76を6分18秒!驚きのタイムで、 報復はかなり弱体化されているはずのに「逆にタイムが速くなってね~か?」という苦情が出そうな強さで困ります。(・_・;) → 動画リンク


タイトルはNetflixオリジナルの海外ドラマからで「クイーンズ・ギャンビット」はチェスの序盤の指し手の名前のことですが、時代は1960年代、天才的なチェスの才能を持つ孤児の女の子の8歳から22歳までを描いた作品です。題材的にはよくあるストーリーではありますが、わざとらしい展開はなく主人公も多少変わり者ではあるものの基本的には人の言うことを聞く良い子で、恋愛や死んだ両親の話なども非常にあっさりしています。1シーズンで完結なのでドラマと言うよりは長編の映画という感じですが、長すぎず短すぎずで非常にテンポが良いです。正直全くのノーマークでしたがストーリーや演技だけでなく美術も素晴らしくて大変気に入ってしまいました。(・_・;) ということで、今回ビルドですが装備構成などには特に目新しさはなく非常にあっさりしている感じはあるのですが、通常の近接攻撃と報復が上手くバランス良く噛み合っているのがわかり、何故今まで出てこなかったのが不思議なくらいの自然な造りで気に入ってしまいました。(・_・;)

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まず、Zantaiから次のパッチでエピックセットが追加になるという話を受けて、便乗して今のうちにおねだりしておこうという狙いなのか、(・_・;) エピックセット・ディスカッションなるものが登場しました。 → リンク

で、その中に出ていたもので興味深いのが、Valinov氏による薬剤師のおばさん ソーサラーですが、(・_・;) ヘルス再生は5,900ですか... もう、多少のダメージは瞬時に帳消しにしてしまいそうな数値ですが、こんな時代だし注射器でワクチン打っておきましょう、みたいなイメージが実にタイムリーな感じで、「キンキンに冷えたファイザーを1本よろしく!」って感じでしょうか。(ビールじゃないんですが。(・_・;))基本的には、「モータートラップ」「デヴァステイション」メインで、あとは逃げ回るタイプなのでヘルス再生を盛ってみようという狙いでしょうか。(・_・;)

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武器は銃ではなくピストル型の注射器なのでお間違えなく。(・_・;) ということで、腕の赤十字の腕章は医者なのでジュネーブ条約に基づいて攻撃を受けないように計らったものだと考えられますが、奇抜なヘルムはどう見ても地球を侵略しに来た宇宙人にしか見えないので問答無用で攻撃されるでしょう。(・_・;)

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ロシアン・ディスコードからはSupertolik氏の同じく「モータトラップ」メインのソーサラーですが、こちらは珍しい雷型です。そしてグラディエーターW150-170を4分14秒はこのスキルから考えるとかなり高速なタイムだと思います。青い砲弾が実に美しい感じで動画は一見の価値がありますが、召喚数+を重視した構成に、こちらは「ザ ビッグワン」もフル強化です。→ 動画リンク

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驚きのダメージの高さではありますが、ディフェンスは相当にシビアな感じでシャッタードレルムでは辛いかもしれません。上のビルドより顔はマシですが、この程度ではやはり袋叩きにさせるのは避けられないでしょう。(・_・;)

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次もSupertolik氏で、前回の自作のピュリファイアは「オブ バランスト スチール」を積み重ねましたが、こちらは「オブ アルケイン ブレーズ」を11箇所!も積みまくった超マニアックなスペルバインダーです。そして、グラディエーターW150-170を4分35秒は驚きです。 → 動画リンク

基本的には「キャリドアのテンペスト」メインのスペルバインダーですが、流石にこれは考えすらしなかったというか、まず作れないと思うのでそのような意味では貴重な動画かもしれません。(・_・;) このAffixのスキルは単品で使う限りではとても火力になる感じはありませんが、そんなスキルでも数を積めばバカにはできないダメージが出るという例でしょうか。

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スペルバインダーは何を使っても強いというところがありますが、一応GDIAで検索してみたらベースが違ってもよければ全部位揃えることは出来そうだったので、実験として発動率などを確かめる程度ならできそうな感じもします。とは言え、これで実用的なレベルに作るのはちょっと難しいでしょう。

追記:さらに改良された凄いのが出ました。(・_・;) 「リーピング アーク」+両手武器に変わっていますが、祝福・設備なしのW150ー170は何と5分8秒!で、これは過去最速タイムではないかと思います。→ 動画リンク

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中華ビルドからは、以前紹介した遠隔銃専門の未得未曾有氏からパッチで強化された「ヴァイパー サンドスピッター」を使った2丁拳銃パラディンが出ていてSR75-76を7分40秒は非常に速いタイムです。→ 動画リンク


「ヴァイパー サンドスピッター」リリースノートには出てませんでしたが貫通率が50%→100%に強化されています。*GrimDawnToolsを見ると変更されているのがわかりますなので、片手に使うだけで属性変換もきれいにまとまる感じです。以前日wikiに出した同じタイプのパラディンではアミュレットは「囁きの導管」で物理耐性低下を使って、レリックをスキル全+1の「平穏」にしましたが、こちらは逆でアミュレットが全+1でレリックが物理耐性低下にしたパターンです。クラス全+1の観点からは前者のほうが良いのは間違いないですが、アミュレットの回復スキルを重視したのかもしれません。また、「アサシン マーク」「サモン ガーディアン オブ エンピリオン」に割り当てていますが、攻撃能力的には「デス ストーカー」の方が上ですね。(まあ、ネコたんは気まぐれなので。(・_・;))

簡単に試せそうだったので、同じ構成にしてSR75-76を戦ってみたところ火力もディフェンスも全く問題なく非常に安定感がありますが、自作の2丁拳銃パラディンのときと同様、「迷いし者の死神」が苦手なのが不思議です。

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以前試したときよりは遥かに強くなった感じで、これなら武器攻撃型でも全く問題ない感じがしますが、やはりピュリファイアと比べると単体火力型という感じで好みは分かれるかもしれません。

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では本題ですが、尹芳菲的小迷弟氏のウォーロードです。まあ、報復が弱体化されても「シャタリング スマッシュ」が無傷なうちは死ぬことがないような感じはしますが、最先端のハイブリッド技術を用いて、通常のダブルシールド形をベースに、そこに報復を加える感じで作れば問題ナッシング(or 問題無しing。(・_・;))というところが「中華ビルド恐るべし!」って感じです。


さらに少し違う構成もありますが、面码俺の嫁氏のビルドも6分40秒と近いタイムになっています。→ 動画リンク  

で、上のビルドは結構レア度が高く耐性確保などもきつく、どちらかと言うとこちらのほうが作りやすいので試してみました。SR75-76を戦ってみた感じは当然クリア的には余裕ですが、報復色はあまり無く通常の物理盾持ち+WPSビルドという感じです。ややエナジーが不足気味ですがポーションでカバーできる範囲なので問題ないでしょう。

ということで、いくら対策(弱体化)をほどこしても次々に変異種が登場してもはや収集がつかない感じもしてきましたが、(コロナみたいです。(・_・;))またしても、新たなウォーロードが猛威を奮いそうです。(・_・;)

*まあ「ストーンガード」の報復ウォーロードも使ってみたらまだ強いし、報復ウィッチブレイドもこれだけ弱体化されてもSR75-76程度はまだ余裕なので、全然死んでない感じですが。(・_・;)

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作った人は違うのに、構成は全く同じと言って良く、このあたりはコミュニティとして最適化されているということでしょうか。もはや、報復を弱体化しただけでは駄目な感じですが、次のパッチでどうなるのかが注目されるところです。(・_・;)


ついでに、超级阿苏打氏の新作は報復無しでAoM時代かと思うようなレトロな盾持ちソルジャーって感じの装備構成ですが、SR75-76は6分17秒!です。まあ、この動画はちょっとマップの引きが良すぎるので多少割り引かないと駄目な感じですが、もう一つの動画でも6分57秒と7分は切っているので強いのは間違いないです。

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やはり「シャタリング スマッシュ」は他のクラスなら良いんだけどウォーロードに使わせたらだめかな~とため息が漏れるような強さで、普通なら弱体化されても不思議ではない感じですが、フォーラムのShopping氏のダブルシールド型の強さを見ても修正されなかったところをみると、やはり初心者にDLCを買わせるエサとしての狙いがあるかもしれません。(「WPS疑惑」って感じです。(・_・;))

2 件のコメント:

  1. そうなんですよね~~
    最近は、1.1.9.0以来遠隔・キャスター系やペットビルドでさっくりアルチSR75-76周回できるのでウォーロードは、それに飽きたら久々にウォーロードで周ってみるか!
    という使用頻度だったのですが、報復系も物理系も、、殲滅速度落ちてる感覚が
    あまり無いんですよね。

    エンドコンテンツが、様々なビルドで楽しめるという観点から、
    1.1.9.0のSR改革は過去最高のバランス調整だったのかなと思います。

    主が仰る通りシャタリングスマッシュ放置は、DLC販売のためでしょうね!(笑

    それにしても、遠い昔はパネッティ・イグナファーの炎eとか使いずらかったスキル
    もいつの間にかメインで使うに値するスキルになってますし、
    使いずらいと感じるスキルもだんだん少なくなって、ビルドもバラエティに富んできました。

    せっかく、ここまでハクスラのノウハウを積み上げてきたのですから、
    いっそのことシステムはそのままで、デザインとストーリーを少し変えて
    Grimdawn2の開発に舵を取ってくれませんかね?(祈

    それは、無いですね!はい・・・

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    1. 以前クルーシブルも出た当初は最後までクリアすること自体が難関でしたが、その後大抵のビルドでは問題なくクリアは出来るように調整されました。今回のシャッタードレルムも同じ感じという気がしますが、そのクルーシブルでせっかく追加された新マップは全く動画でも見ない感じで、なんとかしてあげたいところです。(・_・;)

      GD2については海外ドラマで言うところのスピンオフみたいに、システムは同じで、クラス、マップ、装備だけを全く別のものにするだけでも十分売れるとは思いますが、まあ、小さい会社で作るほうも飽きてるかもしれないので外注に出すとかでもしなければ難しいかもしれません。(・_・;)

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