●フィーバード レイジ
13-19% 敵のヘルス減少(敵)
40% ダメージ修正総計(自分)
+25% 攻撃能力(敵)
-25% 防御能力(敵)
+150% 総合速度(敵)
-35% スキルエナジーコスト(ブラディポックス)
スキルの説明だけでは、効果が自分なのか敵なのかが良く分からないのですが、スキルを使いながらステータスを見た感じではおそらく上の様になっている気がします。OA/DAが2000だと仮定すると2500/1500になるってことでしょうか。クリティカル率は10%くらいは上がるような気がしますが、逆に敵のOAが上がる分こっちもDAを上げておく必要があるでしょう。また、総合速度は上限値があるかもしれないのでハッキリ分かりませんが1.5倍になるってことであればファビウスなどの2刀型はかなりヤバそうな気がします。
さて、「フィーバード レイジ」といえばwikiにこれを使ったシールドカデンツのウィッチブレイドの例があるので、手持ちのウィッチブレイドをこの例通りに作って試してみることにします。装備やステータスは動画なので詳しく見ることが出来るのでありがたいです。総じて装備のステータスは高めで、暴君の砦で作成したものもいくつかあるように見えます。出血耐性が低いのは「ブラッドサースター」で上がるので低目でもOKって感じでしょうか。あとは、ステータスでクリティカルとエナジー再生の低さが目につきますが、その分低めのOAの強化とヘルスを重視した構成と見ました。そしてさり気なくインベントリに「盲目の敏捷ブーツ」があり、しかもコンポーネントは「旅人の標章」で、本編だと足が遅いのは辛いので「やっぱりそうだよね」と妙に納得できる感じです。
星座は、回復用星座はなしでとにかく火力強化になっています。「ダイアベア」はポイント数はあるのに発動スキルを取っていないのは、気絶をかけると報復の効果が落ちるからでしょうか。さて、装備は揃っているので残りはリングだけですが、とりあえず「慈悲の開手」で耐性は間に合ったのでOAは無いですがこれにしておきます。ビルド例との大きな違いは装甲値でこっちは1900位もあるのが何故なのか不明ですが、まあパッチ変更などで変わっている部分もあるので、気にせずこれで試してみることにします。
さて戦った感じですが、回復系の星座を取っていないにも関わらずあまりダメージを受けないのは、さすがレリック「メンヒルの砦」に排他スキル「メンヒルの防壁」の組み合わせです。「ウォーボーン アーマーセット」は発動スキルで回復があり常時かかっている状態になるので、普通「オーバーガード」はダメージ軽減で使ったりするところを、このビルドはディフェンス重視型なので通常は使う必要もなくどちらかと言えば回復スキル的に使う感じになります。
シャー’ズルは張り付きで余裕、ヴァルバリー港の中ボスもメテオが振ってこようが張り付きで余裕、さらに殆どのビルドが苦戦するヴァルバリーの炎も一歩も動かずにクリアできるという、本編ではある意味無敵さがありますが、カオスの要塞のハービンジャーなどは倒すのに時間が掛かるし、ヴァルバリー港のラスボス戦は普通に死ねる上に火力も不足気味で苦労します。とにかく敵との相性が分かりにくく、今までの常識が通用しない感じがします。wikiにも書いてありますが総じて「フィーバード レイジ」を掛けても殴っては来ない魔法使い系の敵の一部(全てでは無い)は報復ダメージを与えられないためか苦手という感じに見えます。また、シャー’ズルに張り付きできることから耐性低下にも強そうに思えますが、そうでもなくヴァルバリー港などでは普通に死にそうになることもあります。他にはファビウスも意外に平気でしたが、センチネルは一歩間違えると危ないです。このあたりは気絶などの攻撃妨害の力でかなりの部分を防いでいる感じで、変なところで危なくなるのは回復用星座がないので通常回復するところでしてくれないのと耐性超過もそれほど無い所が原因だと思います。
それ以外ではwikiの動画でもわかりますが普段はエナジー再生は余裕ですが、ボスなどの長期戦になると一気に足りなくなることがあります。まあエナジーの総量が少ないのでこれはある程度仕方がないでしょう。
さて、問題のグラディエーターですが、中盤までは問題ないものの終盤に入るとやはり結構辛い感じがあります。アナステリア、センチネルなどキャスター系は倒しにくく耐性低下も重なると危ないので、「浄化の水 」でのデバフ解除と「ブラッドサースター」や「メンヒルの砦」の的確な使い方が必要で、ある程度戦いながら使いどきを覚える必要がありそうです。また、ウェーブ120くらいからは敵によっては「フィーバード レイジ」は使わないという選択も必要だと思います。wikiの動画でもウェーブ140以降はフィーバード レイジを使っていない場面があるように見えます。また、動画の各種統計データの数値から考えると経過時間がそれほど長くないのに死亡数が多いのはそれだけ苦労したということかもしれません。
なんとなく、wikiのビルドの解説みたいになりましたが、グラディエーターで「フィーバード レイジ」を常用するというのはかなり冒険だと思いますので、このビルドのような構成以外では無理かもしれません。敵の移動速度は、「カース オブ フレイルティー」に10ポイント振ってあればそれほど速くなった感じはしませんが、火力については使わない状態と比較すると、かなりの差を感じますので非常に効果は大きいと言って良いです。ただ、それに匹敵する感じで敵の強さも上がります
本編では全く問題なしと言って良いと思いますが、グラディエーターに関しては星座の「瀕死の神」を使うケースと同様なリスキーさがあります。また報復は非常に向いているというかディフェンスを固める必要があるので火力が当然下がりますが、それを埋めるために必然的に必要になるとも言えます。ということで、なかなか面白いビルドだと感じました。
では最後に「フィーバード レイジ」を使わない通常の「ウォーボーン アーマーセット」を使ったシールドカデンツ型と比較してどうかというと、本編では、殲滅速度が速くなるのが良い感じですが、大きな違いはありません。グラディエーターでは安定感ではやはり通常型のほうがあると思いますが、「フィーバード レイジ」は面白さはあるので一度試してみる価値はあると思います。それ以外では通常型はレリックや、排他スキルの変更で火力重視、ディフェンス重視に変更できますが「フィーバード レイジ」の場合はディフェンス重視以外に無いので変更の余地はありません。まあ「ウォーボーン アーマーセット」のシールドカデンツ自体が弱体化を受けた現在でも強さでは今だトップレベルで、正直強すぎる感がありますので、「フィーバード レイジ」を使っても多少アレンジした範囲に収まっています。
今回久しぶりにシールドカデンツ型を使ってみましたが、ディフェンスは非常に強く火力も充分ありますが、本編ではディフェンスはあまりいらないので火力を強化するのでOKとしても、グラディエーターでディフェンス重視にすると足も遅くなり、倒す効率も考えると必然的にベタの張り付きで敵の攻撃はスキルや星座を使って全部受け止めるスタイルになりがちです。別に悪いことではないのですが最初にこのスタイルでグラディエーターをクリアしてしまうと、最終的にビルドの強さは張り付きで戦えるかになって、他のスタイルのビルドが作れなくなってしまう危険性もあるような、そんな気が少ししてしまいました。
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