2018年10月8日月曜日

高い城の男:CDR型スペルバインダー

折角の連休ですが、特にやることもないので、(・_・;) またまた、cccsennn2氏のビルドを試してみるということで、CDR型のスペルバインダーを使ってみます。このタイプのビルドは以前に魔法のレシピシリーズで取り上げて、そのときに1,2を争うような強ビルドと書きましたが、それよりさらに強いってありえるのか?と、トロザン・ドルイドと同様の疑問が浮かびますが、前回の経験からすると、やっぱり強いでしょう。(・_・;) → いつものリンク

*タイトルは、フィリップ・K・ディックの原作をもとにした海外ドラマですが、制作がリドリー・スコットで、「ブレードランナー」に続くディック作品ということから、その筋の人には必見とも言えるところですが、先日待望のシーズン3が来ました。この作品、原作自体がすでに分かりにくいですが、(・_・;) シーズン1では原作と同じ場面がいくつか見られたものの、回を追うごとに独自の方向に進んでいる感じで、当初は2シーズン分くらいの話しかないので、そこで終わるよね?という読みを軽く裏切って、どうやらシーズン4にも突入しそうです。そして、強ビルドだけど操作がややマニアックなCDR型のスペルバインダーだけど、大体完成しきっているよね?という読みを裏切って、今回のビルドも、まだ強く出来るの?という感じの驚きのアレンジです。(・_・;)


その前に、公式twitchでは新しいゲームモードが出ていましたが、ランダムにマップを移動しながら4回目にポータルを移動するとボス戦で、勝てば宝箱という感じのようですが、ドロップアイテムを集める要素もあるし、時間制限もあるしで、新装備を集めるならこれをやるしか無いって感じかもしれませんが、動画では新しい敵は出てきていないので、まあ、この程度で済むはずはないな、と覚悟はしておきましょう。(・_・;)

新クラスのオースキーパーは、回転にジャンプと、さらにDiabloのバーバリアンぽさが増してきた感じですが、シャーマン強化の煽りを受けてか最近デモリッショニストが死にかけている感もあるので、(・_・;) 火炎系ということでなんとか息を吹き返してほしいところです。(一方でアルカニストとの組み合わせに未来が見えませんが、はたしてエナジー再生やリチャージ短縮で生きる場面があるのか?(・_・;))

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では本題、まずはスタンダードなところで、普通のイーサー型を見てみますが、以前記事に書いたCDR型のスペルバインダーはメイン攻撃に「ボーン ハーベスト」、ディフェンス用に「ディケイ」を取り、星座は「天の槍」を使う形でしたが、今回のビルドはメイン攻撃を「キャリドアのテンペスト」の連射型にして、ディフェンスを星座の「春の乙女 イシュターク」を取る形に変えたものと言って良いと思います。

ということで、装備は基本同じですがオフハンドには「神話級 アグリヴィックスの古写本」を持ってきました。これはスキル変化が目当てですが、「サイフォン ソウルズ」にイーサー耐性低下10%と「キャリドアのテンペスト」に武器参照18%と範囲1m追加で、これは、ネクロマンサーが得意とするヘルス変換を使う狙いが感じられますが、リチャージ短縮した「ボーン ハーベスト」より詠唱速度と武器参照を上げた「キャリドアのテンペスト」のほうがヘルス変換面で有利ということかもしれません。

また、リングは、エレメンタル→イーサー変換でエピックの「ザ メイジロード」セットを使うケースが多いですが、今回は「神話級 アルブレヒトの二重性」を使ってきました。あと、アミュレットはバージョンによって違いがありますが「神話級 憤怒の炎」は珍しいです。ということで、通常属性変換はエレメンタル→イーサーを使う所を、カオス→イーサーと火炎→イーサーを使う形に変えたところがこのビルドの全てです。これで、「ファブリック オブ リアリティ」のカオス成分を無駄なく火力に活かせるし、火力の柱となる「キャリドアのテンペスト」「デヴァステイション」、星座「フィーンド」「インプ」は、ほぼ全てがイーサーになるということで、非常に考えられた構成だと思います。

星座に関しては、「春の乙女 イシュターク」がポイントですが、これを取ったおかげで格段にディフェンス力は上がっています。例えば「ディケイ」を使う場合に比べると、効果範囲に縛られないので動きやすくなるというメリットもあると思いますし、リングのコンポーネントに「フローズン ハート」を使っていることからも、行動系耐性は最大限積んでおきたいという考えもあると思います。あとは「フィーンド」「インプ」が攻撃面で大事ですが、このビルドは星座の割当も非常に重要なので間違えないようにしましょう。

最後にスキルではあまり特筆する部分はないですが、「リープ スピリット」は装備のスキル強化で1振りすれば10ポイントになるし、「春の乙女 イシュターク」のペットボーナスも活かせますが、「イオンの砂時計」のスキル発動用も兼ねています。あとはフル強化した「キャリドアのテンペスト」を連射型で使うというのは、アルカニストでもエナジーが辛いところですが、「千里眼の集中」セットの「クレアボヤンス」で回復可能な上に時間短縮があるのでバンバン回復できます。なお、耐性超過や装甲吸収が殆ど無いですが、無敵を連射できデバフを消せるこのビルドに耐性超過など必要無いです。(・_・;)

では作ってみますが、今回は「ラヴァジャー」も試してみたいので、「ラヴァジャー」の動画を参考にした装備にしました。これでカカシのヘルスリセットまでのタイムを測ると1分ちょうどで、前回のスペルバインダーは1分5秒だったので同じくらいという感じですが、今回は「ラヴァジャー」用でディフェンシブなことを考えると、かなり火力はアップしていると考えられる上、当然ディフェンス力も上がっているわけで、これは結構驚きです。Act6を戦ってみると、たしかにディフェンス力はかなり上がっている感じで「エレオクテスの鏡」などは全く使う必要が無い感じです。あとは増強剤にイセリアル系へのダメージ強化のあるものを使っていたりしますが、地味に効いているようで、耐性低下の強さも含めてイーサー耐性持ちとの相性も苦にならない感じです。(レリックを「アグリヴィックスの悪意」にするとメダルとあわせて種族ボーナスは36%になり、イーサー特化型なのに耐性持ちもサクッと倒せるのに驚きます。)

ということで、テストにすらならないので、さっさとグラディエーターに行ってみますが、(・_・;) 設備・祝福なしでW150まで問題なくクリアできました。火力では「デヴァステイション」と星座「フィーンド」「インプ」が非常に強力ですが、あとは「サイフォンソウルズ」のイーサー耐性低下が結構効いている感じで、ややディフェンシブな構成にしているのにこの火力かよ!と驚かされます。そしてディフェンスも強力に固いです。これは無敵やダメージ吸収のスキル以外に、「キャリドアのテンペスト」の武器参照を強化したことでのヘルス変換の効果が大きく、安定性を上げている感じです。

あえて難点を上げるとするなら、移動速度が120%くらいと遅めなのと、高難易度においては、あくまで時間短縮を含めたスキルの使い方に慣れているのが前提という所でしょうか。あとは、装甲吸収率が低く防御能力や物理耐性も高くないので、無防備なところにヘルス変換も効かない遠隔攻撃で大ダメージを食らうと流石に死にます。ということで、何も考えずに「セオディン マルセル」に突っ込んだら最初のビームで即死しましたので、一応油断は禁物でお願いします。(・_・;) しかしながら、的確にスキルを使うことができれば、ネメシスクラスや「シャー’ズール」「アナステリア」などの耐性低下の厳しい相手までもノーダメージで倒せるほどの無敵ぶりで、慣れれば設備・祝福なしでのW170クリアも可能かも、と思えるほどの潜在能力があります。

では、一応「ラヴァジャー」にも挑んでみましたが、(薬品類はなしです。)エリートの「心のラヴァジャー」はギリギリで勝てました。しかし、アルティメットの「魂のラヴァジャー」はちょっと無理っぽく、もって20秒かな?という感じでした。(・_・;) まあ、「ラヴァジャー」の手数を減らしたり、攻撃をかわしたりする部分は特にないので、ダメージを受けまくって無敵やダメージ吸収ではとても追いつかないのは、ある意味当然というところですが、まあ、あと少し星座スキルが上がりきっていないものがあるので、またいつか挑戦してみることにしましょう。

ということで、残念ながらアルティメットの「ラヴァジャー」には勝てませんでしたが、それでもトンデモなく強いビルドなのは間違いなく、2H火炎タクティシャン、カオス・ペットカバリストに先日の雷DoTヴィンディケイターと今回のCDR型スペルバインダー辺りは、間違いなく現時点での最強ビルドと言っても良いのではないかと思います。

GrimDawnTools
「ラヴァジャー」相手ということで、ウェンディゴっぽい見た目にしておけばごまかせるかなと思いましたが、通用しませんでした。(当然です。(・_・;)) なお、レリックを「アグリヴィックスの悪意」に替えるだけでカカシのヘルスリセットまでは55秒になるので、個人的にはこちらの方が好みです。そして、これで操作をマスターしたら、いよいよイーサーレイに変更だ!(・_・;)


ということで、イーサーレイ型の方も、いつの間にかGrimDawnToolsのリンクが追加されていましたが、これでグラディエーターを余裕でクリアしている動画は必見でしょう。(V1.0.5.0だと今より難易度的には厳しいはずなのに3回連続クリアって...)確かに前回レベリング中に「神話級 トウム オブ ザ アルケイン ウェイスツ」「抹消」を使った感じは悪くなかったですが、もしかしたらここからヒントを得て「アルブレヒトのイーサー レイ」を使ったのかもしれません。ということで、イーサーレイをけなす人がいたらこのビルドを見せてあげましょう。他のビルドを含めても、これより強いビルドというのはそうは無いと思います。(もうチャネリングが弱いとは言わせない。(・_・;) )

さて、戦った感じとしては、火力的な差は殆どないと言って良いと思います。そして、カカシのヘルスリセットまでのタイムは45秒と少し速くなりました。このイーサーレイ版のメリットとしては、遠隔攻撃が出来るようになることで、全く動かずにかなり遠い敵でも狙い撃ち出来「ザンタリン」も超遠距離から焼却出来ました。(・_・;) ただし、このスペルバインダーは「スペクトラル バインディング」「サイフォン ソウルズ」「キャリドアのテンペスト」などが範囲が狭い近距離用のスキルなので、遠距離攻撃だと耐性低下が乗らなく火力は多少落ちます。なのでこのビルドに関しては、あくまで超接近戦でのレーザー照射が正解です。(・_・;)

一方デメリットとしては、当然足が止まるので動きながら戦えるという利点が弱くなります。あとは普段右クリック長押しで戦うケースは少ないので、慣れて無くて操作しにくいというのが最大の難点でしょうか。(・_・;) ということで、どっちがオススメかと言われれば残念ながらテンペスト型の方が使いやすくて良いです。 あとは、アミュレットに関しては「アルケイン囁きの導管」のランダムスキル変化でイーサーレイの武器参照を強化するのも良さそうなので試してみた所、確かに「アルブレヒトのイーサー レイ」自体は強くなった感じがします。まあ、何を重視するかで変わってくるとは思いますが悪くない感じです。「アルケイン囁きの導管」作るのが大変そうだな、とも思いましたが、倉庫を見たらしっかり2個も在庫がありました。(・_・;))

チャネリングスキルは、とにかく攻撃間隔の短さを活かして星座スキルをうまく使うというのが大事で、このビルドも「フィーンド」を割り当てているところなどは、流石に要所は押さえているているな、というところですが、好き嫌いは別にしてもグラディエーターで暴れまわるイーサーレイというのは非常に痛快で、「私はこれが見たかった」という感じの、この世に未練を残した悪霊達も一瞬で成仏してしまうくらいの、チャネリングファンの夢を叶えた歴史的なビルドと言って良いでしょう。(・_・;)(ということは、もしかしたら「パネッティの複製ミサイル」というのも行けちゃう?)

アミュレットは「アルケイン囁きの導管」に変えて、星座やスキルも比較しやすいように基本的には上のビルドからできるだけ変更しないようにしてみました。動画ではDPSが250k~270Kと非常に高いですが、設備・祝福を入れても230Kがやっとって感じだったので、装備もかなり厳選されているのかもしれませんが、それを抜きにしても今まで見たチャネリングビルドとは次元の違う強さです。


追記:
更に試したところでは、イーサーレイを重視するということであればオフハンドは「神話級 嘘の古写本」が良さそうで、発動スキルの耐性低下のおかげで火力が出るし、遠隔攻撃時の火力のロスも少ないです。また、武器のコンポーネントを「ホーンテッド スティール」にしておけばヘルス変換もそこそこ乗るので安定感も問題く、特に本編ならこっちのほうが楽しめる感じです。これだと、カカシのヘルスリセットまでのタイムは35秒で、もうどこから見ても文句のつけようもないくらい立派な強ビルドです。

GrimDawnTools
「セオディン マルセル」は第1形態を2,3秒、第3形態も壁からビームが出る前に撃破と、もはやトリックスターやペットビルドと同レベルの火力と言って良いです。ただ「ローカー」は結構ギリギリで、テンペスト型の方が安定感があるので、ヘルス変換においてはテンペスト型のほうが上ということになるでしょう。

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