2019年10月14日月曜日

グリーン・ランタン:2Hイーサー・スペルバインダー

連休だったというのもありますが、またしても面白いビルドが出てしまったので書かざるを得ないという感じで、しばらくお休みするはずの予定が全く思うように行かないのは毎度のことです。(・_・;) で、先日のエレメンタル・デシーヴァーが素晴らしかったPlasmodermic氏の新作ですが、今回のスペルバインダーも傑作という感じの素晴らしい出来で、おそらく武器の「テンポラル アークブレイド」を使った例としては最も成功したビルドではないかと思います。そして、グラディーエーターのW151-170を5分ジャストというのは驚きです。 → リンク

タイトルは、言うまでもなくDCコミックス スーパーヒーローの2011年の映画からですが、ヒーロー物が全盛の近年にあってまれに見る空振りに終わった曰く付きの作品で、「デッドプール2」のエンディングでもネタにされていました。(・_・;) まあ、本来はザック・スナイダーが監督をするはずだったらしく「ウォッチメン」の出来を見ると残念な限りですが、このヒーローの人気がないのは寂しい限りなので懲りずにリブート作を出してほしいところです。(・_・;) ということで、今回のビルドですが100%イーサー変換によってスキルのエフェクトがグリーンに染まっているのが非常に美しく、とても新鮮な感じがしますので、これを期に「テンポラル アークブレイド」も人気を取り戻してほしいところでしょう。(・_・;)


今回は寄り道無しで早速本題です。まあ、上で書いたように「テンポラル アークブレイド」というのは人気商品で日wikiにもドルイドなどで多数の例があるのですが、強さという意味ではもう一つ物足りない感じがありました。で、今回のスペルバインダーですが、まず、このような魔法系同士を組み合わせたクラスにおいて武器攻撃の両手型というのはディフェンスの確保が大変で作るのが難しいです。なので、そこをクリアしているだけでも評価に値しますが、今回も非常に目の付け所が良いと言うか、属性変換の使い方が見事だと思います。

ということで、武器以外の装備でポイントになるのが、ヘルムの「ディヴァイナズ マスク」とエピックリングの「ザ メイジロード」セットによるエレメンタル→イーサー変換と、レアベルトの「チェインズ オブ イグラード」の生命力→イーサー変換です。これは「テンポラル アークブレイド」のスキル「イーサーの導管」に星座の雷ダメージの変換から、「ボーン ハーベスト」「キャリドアのテンペスト」「スペクトラル ラース」のスキルなど多岐にわたるので非常に効果的で、ある意味このビルドは属性変換が全てかもしれません。それ以外では「クリーグの武装」セット4点で、なんとなくバトルメイジみたいなイメージがしますが、やはり耐性低下スキルを持たないクラスの組み合わせというのは辛く、シャーマンもイーサー属性だと同様なので、ある意味必然的にこうなった、という部分はあるでしょう。

星座については両手武器での「クラーケン」以外は定番的な配置ですが、パッチの変更によって攻撃速度だけでなく詠唱速度も強化されるようになったおかげで、武器攻撃型だけでなく魔法攻撃型でも使えるようになり、ビルド例としても武器攻撃型と魔法攻撃型の2種類が用意されています。最後にスキルですが、「ボーン ハーベスト」は冷気・生命力が変換できることから主力になりますが、それ以外では「キャリドアのテンペスト」の火力はそこまででもなく、どちらかというと20ポイントの「スペクトラル ラース」や22ポイントの「イナーフォーカス」「レックレス パワー」の方が重要でしょう。あとは「ファブリック オブ リアリティ」に関してはカオス変換がないこともあり他のスキルを使う考えもありだと思います。

では作ってみますが、レアベルトの耐性はかなりレアで確保するのが厳しいので、出来れば「不朽の囁きの導管」の耐性でカオス耐性付きのものが欲しかったのですが、無かったのでちょっと耐性確保が厳し目です。また、ベルトは体格強化付きのものを選択したので足りている形ですが、普通に組むと体格は1035必要なのでビルド例の配分では少し体格が足りないと思います。

*属性値の割り振りについては、FG以前であれば狡猾性、精神力に関しては装備に必要な分だけで、基本的に体格に振るというのが常識でしたが、個人的には魔法系ビルドの場合、現在であれば今回のように装備に必要な分だけを体格で、あとは精神力に振る方が基本ではないかと思います。まあ、どうしても防御能力が確保できない場合は体格に振るしかないですが、何も考えずに体格に振るのではなく、最初はあくまで火力を優先させるという方向で考えたほうが良い気がします。

まず、カカシのヘルスリセットまでのタイムからですが、40秒程度と並です。(・_・;) ただ、イーサー・スペルバインダーは伝統的にカカシ相手のタイムは良くないので、これだけで火力が低いとは言えないと思います。また、アイコン砦の複数のカカシで試すと良くわかりますが、範囲攻撃力ということでは非常に良好です。では、FGエリアを軽く回ってみますが、まず「イーサーの導管」が発動しまくりで超強力! 「以前からこんなに発動したっけ?」と、ちょっとビックリな感じですが、リチャージが1秒と短いこともあって、ハッキリ言ってこれはイーサー変換された「プライマル ストライク」をぶっ放している感じで範囲攻撃力は非常に強いです。一部「カイモン神父」相手にサクッと殺されたかと思えば次に戦ったらサクッと倒せたりと、やや謎なところがありましたが (・_・;) 基本的には火力・ディフェンス共に大きな問題はなく、両手武器攻撃型のスペルバインダーでこれだけ戦えるというのは驚きです。(まあ、この時は火炎耐性や気絶耐性が低かったのが影響していた感じです。)

このビルドでちょっと変わっているのは、まず、アルカニスト+属性値を精神力に振っているのでエナジーは全く減りません。一方ヘルス回復スキルが無い+「瀕死の神」のペナルティがあるのでヘルス変換できないと、ドンドンヘルスが減っていくのでカカシを殴っていると、死にはしないですが上の画像のようにヘルスが1まで下がるのがちょっとアレな感じです。(・_・;)

次にシャッタードレルムの65シャードから戦ってみますが、通常マップは問題ないもののボス戦は楽勝とは言えず、一対一でも結構ギリギリな場面はあります。とにかく、この手のスペルバインダーはヘルス回復スキルがないところに「瀕死の神」のヘルスペナルティがあるので、持続ダメージ系のデバフは「ナリフィケイション」で丁寧に消しておかないとヘルス変換や「マーク オブ トーメント」だけでは耐えきれなく、常に油断は禁物です。なので、「クバカブラ」はさすがに張り付きのままではちょっときつい感じでした。

ということで、若干不安定気味だったので結局「ファブリック オブ リアリティ」を下げて「ディケイ」に振りました。さらに、気絶耐性もちょっと低いのでレアのパンツに変えて、属性値も体格に振り直しました。これで、かなり楽になりましたが、ボス戦は殴りも持続ダメージも注意が必要なのでややシビアな感じはあります。ただ範囲火力は強いので殲滅速度は速く出来としては決して悪くないです。なお、武器攻撃型と魔法型のどちらが良いかについては、個人的には魔法型の方が少し離れ気味でも戦えるので良い感じがしました。ともかく、「テンポラル アークブレイド」ファンなら絶対に試してみるべきでしょう。

GrimDawnTools
おそらく気になるのはヘルスペナルティだけなので、薬品使用に抵抗がなければロイヤルゼリー系の薬品でも使っておくのが良いと思います。ともかく、出来としては素晴らしくPlasmodermic氏は今後要注意だと思いますが、今回のビルドなどを見ると、常連人だと過去の情報のイメージが邪魔して作れないところ、先入観のない新規のプレイヤーだからこそ現在のステータスを正しく評価出来て作れるのかな?とか思いました。

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