2019年10月12日土曜日

ゴッサム:DW冷気スペルブレイカー

前回の記事で、派生スキルの属性変換後にグローバル変換が可能なのは「ストームトーテム」「サモン ガーディアン オブ エンピリオン」だけだったようで、思いっきり訂正文を書く羽目になってしまいました。(・_・;) 逆に言うと、なんでこれだけ可能かというのが謎な感じもしますが、共にプレーヤーボーナスタイプなので、もしかして不死属性に変更した辺りの副作用でしょうか?(・_・;) ということで、しばらく記事はお休みするはずでしたが、ちょうどSuperfluff先生から「シャドウ ストライク」に凍傷DoTメインという極めて珍しいスペルブレイカーが出て、グラディエーターのW151-170を5分前半ということなのでチェックしてみましょう。

タイトルはDCのバットマンの世界をえがいたドラマですが、他のアロー、フラッシュ、スーパーガールなどとの連携はなく単独作として我が道を行く感じで展開します。(・_・;) なお、時代設定が若くブルース・ウェインは子供で、どちらかというと刑事のゴードンが主役という感じですが、敵側のキャラはオールスターキャストという感じでたくさん出てくるので、映画のバットマンよりコミックやTVゲームなどで馴染んでいる人向きに思えました。ということで、今回の「シャドウストライク」ビルドというのも、何度も焼き直しでリメイクされる古参のビルドですが、そこは最新版ということで、非常に時代にマッチしたイケてるビルドになっています。(・_・;)


で、せっかく属性変換が出たついでに、最近フォーラムで話題になっていたsir_spanksalot氏の「根深き怨恨」を使ったナイフ投げブレイドマスターについて、今ひとつよくわからなかったので確かめてみることにしました。→ リンク

GTリンク

基本的には刺突属性メインですが、「根深き怨恨」にはスキル変化で生命力・カオス→刺突100%変換があるので、普通はCDありで使う想定のところ、この方は「連射じゃなきゃ やだ!」というわがままを通したい一心で、(・_・;) 「フレネティック スロウ」を取りました。で、これを取ると刺突は100%生命力ダメージに変換されてしまうのでよろしくないのですが、実際に試すと取って連射にしたほうが断然強いです。


で、ここまでは良いとして、問題はアミュレットの「夜の囁きの導管」で、Affixで「ファンタズマル ブレイズ」にカオスダメージと100%刺突→カオス変換のあるものを使っているところですが、結果的にこれは刺突ダメージ強化になるというのが、なかなか頭で考えても良くわからないところです。


では、実際に作ってみて確認してみます。
まず、上のビルドを作ってみた上で裸にして「ファンタズマル ブレイズ」のDPHの詳細を表示したものです。(アミュレットの装備に要する精神力を確保するためにレアのメダルだけを装備しています。)当然ながら「フレネティック スロウ」を取っているので刺突ダメージは無いですね。

次に「根深き怨恨」を装備した画像で、「ハートシーカー」の生命力ダメージと、「ネザー エッジ」のカオスダメージの分が刺突ダメージに変換された形ですが、補正ダメージも強化されるのでかなりの数値アップになります。あと、派生スキルの「フレネティック スロウ」で刺突→生命力変換された分の生命力ダメージは変換されずに残っている形だと思います。

で次はアミュレットの「夜の囁きの導管」だけを装備したところで、左がスキル変化が関係ない例としてAffixが「リング オブ スチール」のスキル変化がついたもの、右が本命の「ファンタズマル ブレイズ」のスキル変化のついたもので、基本的には単純にカオスダメージが加わるだけかと思いきや、生命力ダメージが少し減っています。ということは、単純に「フレネティック スロウ」のあとの変換ではなく込み入った計算になっている感じがします。

*属性変換のタイプの違い以外にも装備品の部位で変換の順番があるらしく、フォーラムだったか、5chだったか忘れましたが一度見た記憶があります。

ということで、上のセットアップに「根深き怨恨」を加えたものがこれですが、同じようにカオス属性を強化する「夜の囁きの導管」ではありますが、装備することで最終的には刺突ダメージも強化されるという結果となっています。

*このビルドの記事の冒頭でも書いてあるとおり、これに関しては、どのような変更になるのかは不明ですが、Zanntaiよりコメントがあり次のパッチで調整するとのことです。



次に、通常の派生スキルは、まあOKとして、ペットボーナス型の属性変換だけはついでに確認しておこうと思います。スキルとしてはアルカニストの「マニフェステイション」しか無いですが、これを3ポイント、「イスカンドラのエレメンタルエクスチェンジ」は1ポイントのみの状態でテストしてみます。



ビルドとしては、ちょうどペットウォーロックがあるので「サモン ヘルハウンド」だけでカカシを殴らせてみてGrim Internalsの統計情報の数値を比較してみます。そして、ペットに対して物理以外から属性変換出来る装備というのは、そもそも数が少ないのですが一応あります。今回は冷気→カオス変換の付いたオフハンドの「神話級 フィーンドゲイズ トウム」と、火炎→生命力変換の付いたアミュレットの「彷徨える魂の破片」を使ってみます。
ペットへのグローバルでの属性変換装備です。

こちらは「サモン ヘルハウンド」のスキル変化での属性変換です。


1.「サモンヘルハウンド」のみのダメージ
*左は「マニフェステイション」がOFFで、右はON
「サモンヘルハウンド」自体の攻撃属性は物理、火炎、カオスですが、ここでは星座で「ナイトタロン」などを取っている関係で出血も出ています。「マニフェステイション」がONになると物理が減って、火炎はペットの素の攻撃に加算されているのでこんな感じでしょうが冷気、雷は当然ながら全く同じ数値です。

*数値は画像では最大値だけでの比較ですが、2,3回やってみても、だいたい近い値にはなっているので問題ないと思います。

2.「神話級 フィーンドゲイズ トウム」を装備した状態
「マニフェステイション」OFFでは物理が半分程度カオスに移動しただけですが、ONだと物理は0になって、冷気が減ってカオスが増えているので、この状態でも装備の属性変換はステータス通りに効いている感じです。

3.「彷徨える魂の破片」を装備した状態
「マニフェステイション」OFFで物理の数値は変わってなく、生命力が増えているのは単にフラットダメージが追加されている分だけでしょうか?ただ、火炎は減っているので何らかの変換は効いているようです。 ONでも同じで火炎が残っていますが、冷気、雷より少ないので、変換は効いている感じですが100%ではないので、変換の順番などによってこうなるのかもしれません。

4.「神話級 フィーンドゲイズ トウム」と「彷徨える魂の破片」を両方装備した状態
「マニフェステイション」OFF・ON共に、基本的には両方の装備を単独で使っている状態と同じ効果が出ている感じに見えますが、ONだと物理が0になるということは、やはり変換の順番がある感じです。ということで、「マニフェステイション」がONでも装備の属性変換は効いている感じですが、このスキルはオーラタイプだと思うので、他の派生スキルでの属性変換とは違っても当然なのかもしれません。


まあ属性変換は複数混じってくると本当に分からなくなってきますが、ブレイドマスターの例のように真逆の変換がぶつかるのは厳しいです。(・_・;) こんなのを見ているとパッチなどでの調整の困難さがよく分かる感じですが、確かめるだけでも一苦労なので、基本的にはDPHの詳細を見て必要な属性の数値が上がっていればOKという考え方で良いような気もします。(・_・;)

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では、本題。DW冷気インフィルトレイターが思った以上に強かったところに、さらに「シャッタード ガーディアン」セットを使ったya_氏の「チル ハート」「ハガラッドのルーン」型や毒酸型のダーヴィッシュを使ってみると「リーサル アサルト」がちょっと強すぎな感じがして、以前のN&Oインフィルトレイター時代はここまで強くなかったと思いますが個人的には弱体化されても不思議でないくらいの強さに感じます。

というところでの、同じく「リーサル アサルト」フル強化の冷気ナイトブレイドです。「シャドウ ストライク」特化というのは個人的には以前N&O型で試してみて強かったので驚きではないですが、凍傷DoTメインというのは予想外で、このタイプはAoM以前の対ファビウス用ビルドなどで毒ダメージに特化したビルドがあって、これに近い感じですが、凍傷DoTビルド自体が殆どないので珍しいです。→ リンク

では装備からですが、MI武器の「ロクシミア フロストブレイド」「スペクトラル ロングソード」「シャドウ ストライク」のスキル変化が柱なので必須ですが、良品はクルーシブルやシャッタードレルムでないと難しいと思うので、入手難易度は高いと思います。それ以外の装備についても基本的に「シャドウ ストライク」強化を目的とした選択で、レアベルトだけが耐性確保用途ですね。それ以外では武器のコーンポーネントの「コールド ストーン」2個が火力特化を体現している感じですが、(・_・;) とにかく火力が全てという感じの構成です。

星座に関しては、やはりSuperfluff先生も先日紹介したエレメンタル・デシーヴァーに感銘を受けたのか、「盲目の賢人」「リヴァイアサン」を使ってきました。最後にスキルですが、アルカニスト側は「オーバーロード」「エレメンタルバランス」に12ポイントでDoTとクリティカルダメージ強化に「スターパクト」での凍傷とクールダウン短縮が見事にハマっている感じで、やはりこの構成は非常にスペルブレイカーに向いている感じです。ナイトブレイド側は「シャドウストライク」はツリー含めてフル強化、あとは「リーサルアサルト」「エレメンタル アウェイクニング」もフル強化です。

全体的には「シャドウストライク」メインなので攻撃速度は不要で、代わりにスキルリチャージが大事になってきます。あとはフラットダメージとクリティカルダメージを積むだけ、という作りですね。なおヘルス変換は意識してあげている感じはないですが、「ナイトフォール」だけでも結構な回復量がありますので基本問題ないでしょう。

では作ってみますが、実は「ロクシミア フロストブレイド」はいつか「シャドウストライク」ビルドが来ることを予想して(願って。(・_・;))潤沢に確保してあります。で、今回は「フロストボーン+フロストバイト」とフロストが3つ続くという至高の逸品を使ってみました。(・_・;) ただ、もう片方の「スペクトラル ロングソード」の方は完全にノーマークだったので3流品しか用意できませんでした。(だめじゃん。(・_・;))さらに、キャラがカイモン派閥選択なので、アクセサリーの増強剤が使えないのと、他の派閥の評判も上がりきっていないのがあるという、手抜きキャラだったので他ので代用しています。(・_・;) また、ベルトのAffixも同じのは無理なのでアミュレットのコンポーネントはカオス耐性確保で変更しました。

ではカカシのヘルスリセットまでのタイムからですが、「えっ!15秒!マジですか?」というかヤバいですよ、これは... (・_・;) ただ、本編あたりを戦ってみると、強烈な殲滅速度で敵が死ぬのが恐ろしく速いですが、こちらが死にそうになるのも恐ろしく速いです。(・_・;) FGエリアでは「カイモン神父」は火力で押せましたが「コルヴァークの発現」は最終形態で即死しました。また、普通の雑魚でもデバフを大量にかけられると厳しい場面になるのはザラで、そこは「ナリフィケイション」のバフ消しと、時間がかかりそうなときは無敵で乗り切るというのが必須になります。

一応シャッタードレルムの65シャードもクリアは出来ましたが、10回くらいは死にました。まあ、火力だけは恐ろしく高いので、無敵を使って乗り切れれば「アレクサンダー」「マッドクイーン」も速攻で倒せるので死につつも先に進むことは出来そうですが「クバカブラ」の出血ダメージなどは結構キツイので、相手によっては張り付きだけでは無理で、DoTを生かしてのヒットアンドアウェイも使わないとダメもしれません。(ただ持続時間延長が少ないし通常のDoTビルドのような感じはなく直接的なダメージ主体のビルドです。)個人的には星座の「グール」「神聖の標章」のような保険があと一つほしい感じですが、とにかく移動も含めて爆速って感じのスピード感が楽しいのは確かです。(・_・;) まあ、今回も武器がポイントなので、例によって「シャッタード ガーディアン」セットでの置き換えも可能かもしれません。

GrimDawnTools
凍傷の補正ダメージ3500%に一瞬目を疑いましたが本当です。(・_・;) ya_氏のビルドもかなり火力志向のビルドでしたが、それをも上回るやけくそ気味の超火力型ですが、良くこんなの作るな~とあっぱれな感じです。(・_・;) ともかく、最近はクルーシブルは6分台が当たり前になってきた感じの火力志向がシャッタードレルムにも少しずつ広がってきている感じで、ディフェンスガチガチや報復ビルドなどはすでに時代遅れになってきている感じもします。(・_・;)



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