では早速内容を見てみますが、ビルドとしては両手銃と2丁拳銃の2パターンありますが、今回はやはり「神話級 魂渦」だろうということで両手銃の方を試してみます。まず装備でポイントになるのはエピックリングの「ザ メイジロード」セットと、「ディヴァイナの予見」セット2点を使ってのエレメンタル→イーサー100%変換です。この属性変換は「アルドリッチの布告」を使うパターンをよく見ますが今回は遠隔銃なので必然的に「ディヴァイナの予見」セットになった形です。それ以外ではレリックの「モータリティ」が珍しい選択です。
スキルでポイントになるのは、武器攻撃をメインとしてパッシブ強化しているところで、インクィジター側は遠隔銃のパッシブ、ネクロマンサー側も武器攻撃のパッシブのスキルを取って、武器のコンポーネントは「ベロナスのかけら」にしています。あとは「ソウルハーベスト」を強化しているのが変わったところですが、普通は属性変換的に考えるとインクィジターのルーン辺りを取るところですが、「虚無の飢え」での生命力属性のブーストもあるし、遠隔攻撃重視ということでの選択かもしれません。
最後に星座でポイントになるのは、なんといっても「瀕死の神」で、イーサー属性なのに何故?という感じかもしれませんが、これはコンセプト的に両手銃の武器攻撃がメインなので、総合速度とクリティカルダメージを強化するための選択で、こういう場合は属性に関係なく選択肢になりますので、必ず覚えておきたいところです。さらに今回はネクロマンサー側のスキルでヘルス変換が確保できるので、「虚無の飢え」のヘルス減少分を確保できるのも都合が良いところです。それ以外では「クラーケン」「ヒドラ」の両手銃強化に「グール」のヘルス変換と、補助火力としての「天の槍」「インプ」というところで、この星座のパターンは非常に無駄のない優れた取り方なので、是非参考にしてほしいところです。
今回非常に見どころが多いですが、ここまで見てくるとこのビルドは、両手銃型のピュリファイアをベースにそれをイーサー属性に置き換えた形と見ることが出来そうで、そのためにネクロマンサーのヘルス変換と耐性低下が使えるということからのアポステイトで、スキルでヘルスが確保しやすいところも有利で、アポステイトの良さを上手く生かしている感じです。では実際に作ってみますが、例によってレアアイテムは気絶耐性は捨てて耐性確保だけに絞りますが、メダルは毒酸耐性90%にスキル変化も使えそうな「ウェンディゴ アイ」があったのでこれで置き換えました。
で、戦ってみた感じですが、壊れ火力の両手銃ピュリファイアまでは無理としても、「ブリムストン」の破片分差がある程度で、非常に高火力です。また、耐性低下とエレメンタルのフラットダメージの変換が非常に効いています。さらに、ディフェンスも「インクィジター シール」にヘルス変換と「マーク オブ トーメント」もあるので充分で、バランスも良好です。ただ、耐性の超過はレアアイテム次第になるので、相手によっては装備変更するのを前提に考えておいたほうが良いでしょう。
アポステイトのイーサー両手銃ということで、一見マニアックな感じを受けるかもしれませんが、スキル、星座、装備とどれも非常によく練られていて、流石にビルドの作りのレベルが並じゃないなと感心します。そして、ピュリファイアベースの遠隔銃の高火力を活かしつつ、100%属性変換を使ってフラットダメージを稼ぐなど、属性変換、耐性低下、ヘルス変換の確保など、単にアポステイトを代表するビルドと言うだけでなく、今のビルドに必要なものを全て揃えた現在を代表する最先端のビルドという感じがしました。
以前にも「魂渦」を使ったビルドはいくつもありましたが、それらとは比較にならないくらい素晴らしい出来で、このビルドには武器攻撃を最大限に活用する意図がヒシヒシと感じられ、すべてはこの武器の100%貫通を活かすためだな、と作者の「魂渦」に対する愛を感じました。(・_・;)
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