では、まず、先日紹介したsigatrev氏のスーパードーピング、ペットカンジュラーはその後、「熟達の記章」の+5までを駆使して最終的にグラディエーターのW151-W170を4分41秒という、ある意味ギネス級の不滅の記録を刻んだわけですが、(・_・;) 流石に+5はとても作れないので試すのは無理です。→ リンク
それから、またまた動物実験ビルドが出ましたが、オカルティストとシャーマンの単体ペットビルドでグラディエーターのW170をクリアするという荒行です。こちらも一歩間違えるとなにかの罰ゲームかと思えるような、縛りプレイと言う感じもしますが、シャーマンは若干ハイブリッド気味なところ、オカルティストは完全にペットだけなので、よくこれでグラディエーターがクリアできるな、という感じはします。ただ、結論としてはカンジュラーやカバリストの方が強いのは明らかだし、装備がない状態でのレベリングはかなりきついと思うので現実的ではない感じで、あくまでも実験的なビルドだと思います。→ オカルティスト、シャーマン (ということで、シャーマンの単体としては、Shopping氏の両手雷型の方がまだ、実用的でしょう。)
*余談ですがShopping氏の単体インクィジタービルドがビルド作品集に入りました。初の入選おめでとうございます。(・_・;)
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ここにきて、ABCbarbecue氏から新ビルドが登場。→リンク イーサー型のスペルバインダーですが、ポイントとなるのは「イオンの砂時計」や「スターパクト」は使わずにグラディエーターをクリアするということで、なかなか興味深いビルドですが、メイン攻撃を「キャリドアのテンペスト」の連射型に据えて、アミュレットとオフハンドに属性変換とスキル強化を持つ「アグリヴィックスの激怒」セット2点を持ってきたのがポイントです。また、当然CDR型よりクールダウン短縮は低めにはなるものの、グローブに「神話級 ルーニック ブレイサー」、パンツに「神話級 フェイトウィーバーのレギンス」を使って、アイテムスキルで耐性超過を強化しているところが、いかにも生存性を重視するABCbarbecue氏らしい感じです。
動画を見ると、祝福は2つですが、設備はストームコーラーとインフェルノのビーコンを使っているのが珍しいです。そして「砂の坩堝」のマップの下側のアーチ部分て戦っているところも、相変わらずってところですが、今回はこの内容でエクストラ・スポーンをきれいにクリアしているのが流石って感じです。
*なお、Superfluff先生がコメントで指摘しているように「ファウル イラプション」は「ラヴェナス アース」で倒さないと効果がないので、イーサー型ではあまり役に立たないでしょう。
ABCbarbecue氏については、何と言っても中華コミュニティのDA型が有名ですが、実はかなり初期の頃から投稿している古参のプレイヤーで、AoM以前では雷ペットカンジュラーが有名で、当時最強のペットビルドと言われていました。そして、最近ペットビルドで有名なsigatrev氏の雷型のビルドも、このビルドがベースになっています。ということで、出しているビルド例の数は少ないものの、非常に影響力のある革新的なビルドが多いので、要注意の人物です。
耐性超過を重視して、装甲吸収率を捨てたコンポーネントの使い方などは、中華ビルドの特徴と言って良いでしょう。今回は、そこまで革新的ってほどではないですが、CDR型では無く、この防御能力と装甲値でグラディエーターのEXをクリアするというのは流石です。ただ、ちょっと出すのが遅かったかな、というところが惜しい感じでしょうか。
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拡張の発売延期で、住民の不満がエスカレートしてきたのか、フォーラムはここに来てインクィジターの「インクィジター シール」と「懲戒のオーラ」を弱体化しようという、宗教裁判で久々に盛り上がっています。→ リンク
まあ、たしかに強いスキルではありますが、ここで弱体化されると、またしても、罪もない善良な弱小ビルドが煽りを食って滅びる可能性もあり、どうなのかな?というのはありますが、真っ先にコメントで煽っているSuperfluff先生(「すぐに吊るせ~」って感じで、あなたはジャーヴィスですか。(・_・;))に加えて、久々にChthon氏も登場してと常連人が勢揃いで賑やかです。
全部は読みきれないですが、sigatrev氏もインクィジターにもペットのボーナスをつけるべきとか、次第に本題と関係ない要望的なものも飛び出していて、言いたいことがあったら、とりあえず、ここに書いとけって感じの、なんでもアリ状態気味ですが、(・_・;) 暇なので、何でもいいからパッチを出せ~というところが本音でしょうか... しかし、異端審問官が審問されるのって、どうなの?って感じですが、オーメンなんか持っているクリードが全て悪い、ということで間違いないでしょう。(・_・;)
*ちなみに「インクィジター シール」と「懲戒のオーラ」が多少弱体化されたとしても、そこまでの影響はないとは思いますが、Shopping氏は廃業しそうです。(・_・;)
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最後に、翻訳者Matougi氏おすすめのMod「Grim Internals」を試してみました。個人的には、通常はあまりツール類は使わない派ではありますが、ゲームによっては半ば使うのが必須のModなどもあったりして、使ったほうが良いのかそうでないかはケースバイケースかな?という感じがします。あとは「Item Filter」のように色を変える程度ならまだしも、アイテムの生成や、ステータスなどをエディットするレベルになると、かなりチートって感じがしますが、個人で使う分には何をどう使おうとOKでしょう。
ただし、ビルド例などに載せる場合などはなかなか難しい部分もあり、例えば上に書いたsigatrev氏のビルドは「熟達の記章」の+5をツールを使って作ったと書いてありますが、このような装備を使って実験してみたら、このような結果になった、というような内容の場合は何も問題なさそうな感じもするし、一方で、ツールでダブルレアのMIを作りまくって、グラディエーターの最短時間更新とかだと、「それ、どうなの?」みたいな感じもするしで、結局の所受け入れられるかは、ツールを使う使わないというよりは、内容次第という感じもします。
というところで、この「Grim Internals」ですが、基本的にはダメージやバフ、デバフの統計情報を表示する機能を中心に、アイテムの自動取得やローディング画面の変更などの役に立つ機能を満載した便利ツールで、これを使ったからといってキャラが強くなったり、アイテムが出やすくなったりということはありません。(・_・;)
興味がある方は、フォーラム内のMatougi氏の日本語化スレッドのページに詳しい説明が書いてあるので参考にして導入してもらうとして、少し試してみた感じを書いておきたいと思います。このツールの使い方としては、Modの実行ファイルをクリックしてゲームを起動するとModを使用した状態になり、普通にSteamから起動するとModなしで立ち上がるので、使う使わないは簡単に使い分け出来ます。で、やはりポイントとなるのは統計情報ではないかと思いますが、下の画面がサンプルです。
まず、最初に敵、味方の頭上に名前とヘルスバーが表示されて、MI持ちの敵などを探すときには非常に便利なのと、こんな名前の敵なんていたのか?とか、見たことのない名前があったりするのを発見できたりするのが結構新鮮です。(・_・;) ただ、ヘルスバーに関しては、強くなれば雑魚は即死に近い感じで倒せるので不要だし、敵の数が多いと名前で画面が埋まるので、好みに応じてCtrl+F5で出せるセッティング画面で調整したほうが良いでしょう。
で、問題の左側に表示される統計情報ですが、非常に有用なのがバフとデバフの表示で、緑の文字部分がバフですが、アイコンでいうとトグルバフの次に出るアイコンを左から右、下から上の順番で表示されるようです。加えて数値で効果時間も出るので、切れそうなところで離れるとか、あと2秒張り付きで行ける、とか考えながら戦えて便利です。また、その下の黄色の文字はデバフで、こちらは、デバフアイコンの右から左の順で表示されるようです。ということで、まず、どのアイコンがどのような効果かというのが画面ショットをみるだけでも分かります。そして、こちらは受けるダメージ量もDPSとして表示されます。
最後に、与えるダメージとしてのDPS値ですが、上の方に、トータルのDPS、,単体の敵へのDPS、単体の敵への最大値、という感じで表示されます。ということで試しにいくつかのキャラでカカシを殴って単体向けの最大ダメージ値を比較してみると、以下のような感じでした。
ドーピング・ペットカンジュラー:1,407K
カオス・ペットカバリスト:1,073K
コルバ・トリックスター:924K
2H火炎タクティシャン:653K
2H雷エレメンタリスト:625K
CDR型スペルバインダー:320K
最大値の場合は、クリティカルの出方で左右されるので最高でそこまで出たというだけで、例えばトリックスターあたりは通常は600K前後、ペットカンジュラーもドーピング無しなら700k前後なので、おおよそヘルスリセットの時間に沿ったダメージの値になっている感じです。ということで、例えば星座の割当を変えたり、装備を変えて比較してみるなどのケースでは便利な機能ではないかと思います。ただし、カカシのヘルスリセットで比較する場合では、必ずしもこの数値が高い事がビルドの出来の差、では決して無く、ある程度火力の高さは分かるとしても、DoT型や範囲攻撃型などの数値は実際の体感よりかなり低めになるし、戦いやすさやディフェンス力はわからないので、総合的な強さを確かめるならグラディエーターの終盤を戦って比較する(あるいは、動画を見て比較する)方が確かなのは間違いないと思います。
一応、負荷の関係で日本語化は英語名詞版を使った方が良いとのことですが、いろいろ試したところでは表示を絞っていれば日本語名詞版でも特に不都合はない感じでした。ただ、敵の多い場所で「ブリッツ」などで移動しまくると若干引っかかる感じはありました。(この辺りは、パソコンの性能にもよると思います。)
ということで、個人的には今となってはあまり必要でもなさそうで、なにか実験する時の参考に使うといいのかな、程度ですが、人によってはなかなかに便利なツールではないかと思います。
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