2018年9月22日土曜日

神々の遺産:2H感電DoTヴィンディケイター

突如、ここにきて中華ビルドから凄そうなのが来ました。一応薬品盛り盛りではありますが、ラヴァジャーを1分41秒。また、もう一つのバージョンは、V1.0.5.0時点ですがグラディエーターEXの150-170を6分32秒です。(ただ、こちらも要所で薬品使用ありです。)

さて、このヴィンディケイターですが、武器の「神話級 ストームリーヴァー」「光のガーディアン」セットということで、分かる人にはひと目で分かると思いますが、jajaja氏の2H設置型のウォーダーをベースにして、ソルジャーをインクィジターに置き換えて最新化したものと言って良いでしょう。→ リンク

まずベースとなるjajaja氏のバージョンについておさらいしておくと、AoM直後の、インクィジターを使ったビルドすら殆どない状況で出たビルドでしたが、当時、弱体化前で凶悪さを誇った「クバカブラ」を倒すなど、相変わらずの素晴らしい出来でした。ただ、「神話級 ストームリーヴァー」の弱体化や、パッチ変更などの影響で、ビルドがどうというよりはインクィジターの力が増したことで、ウォーダー自体が沈んでいった、という感じでした。ともかく、雷シャーマンはjajaja氏の得意分野ですが、もう一つのウルトスカンジュラーとは違って、「ストーム トーテム」「ウインド デビル」の設置物に、感電DoTの割合が高いというところで、雷系ビルドの中でも異色を放っているタイプのビルドというのが驚きでした。→ jajaja氏のウォーダー

では、グラディエーター用のバージョンを中心に見ていきますが、当然ながらどこを改良したのかというところがポイントになります。まあ、何と言ってもサブがインクィジターになったことで、「インクィジター シール」のディフェンス力に「懲戒のオーラ」の耐性低下、「デッドリーエイム」の攻撃能力・クリティカルダメージ強化、さらに「ワード オブ リニューアル」での自己回復+耐性バフが非常に強いのは間違いないでしょう。一方シャーマン側はjajaja氏が「フィラル ハンガー」重視のところ、こちらは「ブルートフォース」重視です。これはパッチで強化されたこともあり現在はこれで正解だと思います。あとは「ストームタッチ」を減らして、かわりに「メイルストロム」を強化しているのが目を引きます。このあたりはステータス上ではわからないので、実際に使ってみた上での判断でしょう。

*まさに、今フォーラムで盛り上がっているインクィジターの弱体化に油を注ぎそうな内容ですが「インクィジターシール」と「腸内のおなら」(失礼「懲戒のオーラ」でした。(・_・;))がどうとかよりフォーラム常連人はゲームをやりこみすぎて、いろいろ不満などがお腹に溜まっているので、少しはガス抜きしなければダメだろう、ってか、どうも「腸内のおなら」から離れられなくなってしまいました。(・_・;)

装備については、アクセサリー類に、パンツ・ベルトが変更されていますが、特筆する部分はなく、意外にも耐性などのバランスを考えて調整した、という感じの装備選択になっています。この辺りはいかにも中華ビルドらしいところかもしれませんが、今回もフォーラムでよくあるディフェンスを切り捨てた火力重視のビルドではなく、耐性を整えて戦いやすさも考えた構成になっている感じです。

では、作ってみますが、ヴィンディケイターは流石にリセット費用がきつくなってきていて破産寸前です。(・_・;) 1ポイント減らすのにも痛みを感じますが、このスピリットガイドって職業はさぞ儲かってるんだろうなと、恨めしそうに思いながらも、しょうがないので血税を支払いました。(・_・;) あとは、しばらく「Cataclysm Redone」をやっていたので倉庫が狭い、とか、装備の配置を忘れてるとか、で、かき集めるのが大変で、「神話級 ハンマーフォール ガードル」が見つからない~と30分以上かかって、これクラフトだったか、と思い出しました。(・_・;) また、レアのリングは「サンダーストラック」のAffixがポイントなので、倉庫に転がっていた適当なもので代用しました。

さて、最初にカカシのヘルスリセットまでのタイムを測っておくと、50秒と微妙な感じですが、このビルドはDoT型なので鵜呑みにはしないほうが良さそうです。次にAct6辺りで軽く戦ってみると、ディフェンスは全く問題無しで、ヘルスも減らないし、エナジーも減りません。そして、非常に範囲攻撃力が高いのと、いかにもDoTらしいヘルスの急激な減り方をします。3人の評議員もサクッと倒して、「セオディン マルセル」も壁のビームが出る前に張り付きで倒して、と初期テストとしては全く問題なくクリア。というか、このレベルだと本当の力が分からないので、ここはグラディエーターで試すしかなさそうです。

ということで、いつものように設備・祝福無しでW100からスタートしてみますが、これは「ストーム トーテム」の数が揃うとDoTのスタックが強烈な感じで、思ってた以上に凄い火力が出ています。マップ中央で「インクィジター シール」「ウェンディゴ トーテム」を立てて、あとは「ストーム トーテム」を量産しておくだけで、雑魚あたりは本体に接近する前に死んでいきます。このため、ディフェンスが非常に安定していて余裕で捌いていけます。とか思ったら、知らないうちにW150までクリアしてしまいました... ほとんどマップのど真ん中から動いていないですが、しかも、設備・祝福なしだったよね?って感じで驚きました。

*そして、嬉しいことに「ラダガンのマント」が出ました~\(^o^)/ ということで、あと出てないのは「ラダガンの覆い」のみでリーチが掛かりました。

さて、いろいろ特筆することがありますが、まず、DoTがおそろしく強烈で、間違いなくDoTビルドとして最強レベルだと思います。これは、やはりエレメンタル耐性低下の強さが効いている感じで、敵のヘルスの減り方が凄まじく加速します。また、それもあってか属性の相性がほとんど感じられません。残念ながら「ヴァルダラン」は出てきませんでしたが、「ビスミール ガーディアン」や他の雷耐性持ちと戦っても、時間がかかる感じは一切なく、ここはDoTの良さが出ているところでしょう。あとは、耐性超過に、行動系耐性も整っているだけあって戦いやすく、どちらかというとあまり動かずにタワーディフェンス的な戦い方が向いている感じなので「ブリッツ」などの移動スキルがないことや、移動速度が低めなことが全く気にならない感じで、非常に上手くバランスを取っているな、と感じました。

いや~それにしても今回は結構驚きましたが、総合的に見てこのビルドは2H火炎タクティシャン辺りと比較するべき、って感じのトップレベルのビルドと言って良いかと思います。しかし、jajaja氏のビルドはやはり強かったって感じで、AoM直後にこんなの出しているというのが、すでに神懸っている感じだな、とあらためて思ってしまうところです。(・_・;)

*ちなみに、最近カオス・生命力属性以外でも、「瀕死の神」を取って攻撃速度やクリティカルダメージを強化するというパターンがよく見られましたが、実はjajaja氏の作った「雷エレメンタリスト」が、おそらく最初に使ったビルドで、これをV1.0.0.4時代に出しているというのが、「あんたは預言者かい!」って感じの時代の先取り具合で、ここまで来ると怖い感じさえしてきます。(・_・;)


GrimDawnTools
jajaja氏は流石ではありますが、今回のアレンジもツボを抑えた非常に的確なバランスで、レベルの高さを感じました。同じ雷シャーマンでも「ウルトスのテンペスト」を使った、近接型や遠隔型とは全く違う、DoTに設置物メインというのが異彩を放っていますが、ディフェンス力も格段に上な感じで、まさか、これほど強いとは思いませんでした。というところで、ラヴァジャーバージョンも試してしてみたいところですね。

3 件のコメント:

  1. はじめまして。 こちらの記事を参考にヴィンディケイターでプレイしています。
    とても参考になる記事ありがとうございます。

    ちょっと装備で質問があるんですが、なぜベルトをハンマーフォールにされてるんですか?
    耐性の問題でしょうか? 自分は今はシャーマンスキル+のベルトを装備してるんですが、ハンマーフォールにすべきでしょうか?
    どうか回答お願いします。

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  2. このベルトの狙いとしてはディフェンスのバランスをとるのが目的で、特に装甲強化30%は偉大です。(・_・;) 他にはアミュレットもディフェンス用ですが、これらはグラディエーターW170を設備・祝福無しという超高難易度をも想定した上での選択なので、通常は別のものに変えても全く問題ないと思います。

    全体的には中華ビルドならでは手法というのが根底にあって、そこを知ってないとなかなか理解しにくい部分がありますが、防御能力ではなく装甲値でディフェンスのベースを作るという狙いがあります。私も装甲値の方を重視するタイプで、この方法はいろいろメリットがあるのですが、どちらかというと上級者向けだと思うので、最初のうちは防御能力の方を重視した方がバランスを取りやすいと思います。

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  3. なるほど、防御面では装甲強化が重要だったんですね。装甲値は全く気にしていませんでした。
    だいぶGrimDawn慣れてきたと思ってたんですが、まだまだみたいです。
    詳しい解説ありがとうございました。

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