2018年9月27日木曜日

リゾーリ & アイルズ:生命力・出血キャスター型リチュアリスト

拡張の発売が延びたようなので、しょうがないから、またビルド例でも出しておくかと思ったのか久しぶりにSuperfluff先生の新作が登場しました。今回は、「ヴァルグールの飢え」セットを使った生命力に出血も少し加えた感じの完全なキャスター型ですが、リチュアリストでグラディエーターのW151-170を8分台というのはかなり速いタイムではないか思います。→ リンク

*タイトルは、海外ドラマ「リゾーリ & アイルズ」そのままですが、刑事と相棒のコンビドラマというのは定番物ではあるものの、両方とも女性というのは珍しいパターンではないかと思います。ということで、今回のビルドも生命力減衰と出血の2つのDoTの組み合わせというのが珍しいですが、実にうまく噛み合っているのが素敵です。(・_・;)

その前に、先日のABCbarbecue氏ですが、その後も立て続けに2つビルドが出ていて、「ベルゴシアンの屠殺」セットを使ったインフィルトレイターと「烈魂」を使った両手型のスペルブレイカーです。特にスペルブレイカーの方はv1.0.0.9時代に出したビルドを最新化したものだそうですが、「イオンの砂時計」を使うCDR型というのは定番ながら「スターパクト」は取らず、冷気メインに加えてカオス→イーサー変換を使って、冷気・イーサーという珍しい組み合わせなのが結構興味深い感じで、グラディエーターEXのW151-170を9分台は立派なタイムだと思います。

もう一つのインフィルトレイターについては、他にも同じようなビルドがいくつかあるので、あまり目新しさ的な部分は少ない感じですが、「ベルゴシアンの屠殺」セットを使うパターンでは少し前に出ていた、カオス属性を使ったウィッチハンターが面白そうだったので、今度試してみようかと思います。(ウィッチハンターは破産しているのでお金を稼がないとスキル変更ができないのでした。(・_・;)) → インフィスペブレ

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では、本題ですが、「ヴァルグールの飢え」セットを使ったキャスター型ビルドとしては以前リチュアリストを作ったときに、似たような構成のビルドを紹介していますが、今回武器は店売り設計図のクラフト品「ウェンディゴの遠吠え」を持ってきました。これは出血要素も多くデスナイトにも向いた武器ですが、「ヴァルグールの飢え」セットと組み合わせて「サイフォン ソウルズ」のリチャージ短縮を最大限活かすことを目的とした選択です。あとは、パンツの「ウェンディゴメイン レギンス」は、もうお約束的な定番品に、ショルダーの「神話級 ブラッドフューリー スポールダー」もこのビルドにおいてはピッタリの装備です。

それ以外では、今回はレア装備無しですが、結構珍しいエピック品を使っていて、まず、リング「神話級 呪われし者の印環」は、あらためてよく見るとヘルス変換に、ヘルス、攻撃能力、イーサー・カオス耐性にさらにアイテムスキルも付いていて、ハッキリ行ってレジェンダリー顔負けの優秀なリングって感じですが、生命力メインだと耐性低下を重視するためかあまり使われているところを見ない気がします。次にメダルの「神話級 異端者の印」は毒酸・生命力の装備ですが、リチュアリストというのは、攻撃能力を非常に稼ぎにくいクラスなので、そこが選択の理由という気がします。ということで、他の装備についても攻撃能力を非常に意識している感じがあります。最後にブーツの「神話級 冒涜者のトレッド」についても攻撃能力に加えて、減速耐性確保で選んだというところでしょうか。

なお、今回のビルドで結構驚きなのは気絶耐性が0で、これはDoT成分が強いので、ヒットアンドアウェイや、キャスター型特有の動きながらの戦い方が使えることから、祝福と立ち回りで十分カバー出来るのでバッサリ切り捨てた、という感じかもしれませんが、腕に自信があるプレイヤーにしか出来ない悟りの世界です。(・_・;)(もしかしたらShopping氏の影響とかもあるかもしれません。)あとは、アミュレットの「野生の囁きの導管」「ストームトーテム」のスキル変化も重要なので、頑張って作るしか無いでしょう。

星座は、出血強化で「女狩人」を使っている以外は定番的な生命力型の配置ですが、ポイントになっているのは「瀕死の神」「ベールの番人 ラトッシュ」に、あとは「蝙蝠」あたりでしょう。スキルに関しても特筆するところはありませんが、「ストーム トーテム」「サイフォン ソウルズ」「ブラッドボイル」はフル強化で、ここがこのビルドの全てだということが分かります。個人的に「ブラッドボイル」は非常に好きなスキルですが、DoTダメージと攻撃能力低下が非常に強力で、「ブラック ウォーター カクテル」に匹敵する優秀なスキルだと思います。なのでDoT型の場合は是非最大限に強化したいところです。

では、作ってみますが、武器の「ウェンディゴの遠吠え」の作成用にレアMIの「ウェンディゴ クロウ」が必要なので狩りに出ますが、バロウホルムのクエストで戦う3匹のウェンディゴのヒーロー辺りを倒しているとすぐ出ます。また、「野生の囁きの導管」は在庫を見たら、あったのはイーサー耐性付きのものでしたが、こちらのほうが耐性確保的には有利なようでした。あとは、エピック品は結構在庫がダブっていたので、厳選できて上質の品を使うことが出来ました。

まず、いつものようにカカシのリセットまでのタイムを測ってみると、1分25秒でした。これは遅いように思えますが、DoTの割合が高いビルドでは、遅めのタイムになるので、実際の火力としては全く問題ありません。以前紹介したビルドは残念ながら測ってなかったようなので比較できませんが、「ガルガボルの腐敗」を使った生命力減衰DoT型のディファイラーは1分20秒だったので、おおよそ同じくらいの速度ってところです。(そう考えると先日の感電DoTヴィンディケイターの55秒はかなり速いのかもしれません。)

戦った感じについては、以前のキャスター型ビルドと基本同じ構成なので、当然非常に似たような感じになりますが、ヘルス変換が高いので敵集団の真ん中で戦っていてもディフェンスの弱さは全く感じません。ただ、戦闘後にDoTが残っていると「瀕死の神」のヘルスペナルティもあってヘルスが減っていったりするという部分はあります。違いを感じる所としては「ストーム トーテム」「サイフォン ソウルズ」「ブラッドボイル」をフル強化しているので、敵集団にも一発当てればあとは放置しても倒せるくらいの火力があり、このあたりはグラディエーターの動画をも見てほしいところですが、立ち回りとしてもうまく利用したいところです。そして、「サイフォン ソウルズ」は効果時間3秒ですが、スキル変化でリチャージが4秒以下になり、常時効果がかかるところに近いところまで持っていけるのが最重要なので、とにかくガンガン使っていくというのが大事です。

それ以外では、出血に関しては持続時間が短いので、装備などのアイテムスキルの効果時間だけしか見込めず、あくまで生命力減衰DoTの方が割合としては高いです。そして、酸、生命力減衰、出血のDoTビルドの場合、インクィジターなどのエレメンタル系属性のビルドとは敵の相性などが全く変わってきますが、キャスター系などに非常に強く、アナステリアや3人の評議員などをサクッと倒せるのは、有利なところではないかと思います。

ということで、以前紹介したビルドより力が上なのは間違いなく、「ヴァルグールの飢え」セットを使ったDoTキャスター型を作るなら、最有力の選択肢と言って良いかと思います。特に今回はリチュアリストで稼ぎにくい攻撃能力を確保しつつ、どのスキルを強化するかということをハッキリ決めた上でのスキルのフル強化に、「力の印章」2個で耐性確保と物理耐性稼いでバランスを取り、一方で立ち回りでカバーすると割り切って気絶耐性は切り捨てるなど、非常に細部まで考えられていて流石Superfluff先生の名に恥じない出来ではないかと思います。

*そういえば、アメリカの激甘マシュマロクリームでfluffという製品がありますが、スーパーなので「まだまだ、あま~~い」というビルドに活を入れる感じでつけたネーミングでしょうか?(・_・;)

それにしても、このようなオフハンドのキャスター型ビルドでも、他のクラスの強ビルドと同レベルのタイムでグラディエーターがクリアできるというところを見ると、V1.0.6.0パッチでのクルーシブルの調整は非常に適切なバランスだった、と評価して良さそうです。

GrimDawnTools
今回のSuperfluff先生のビルドはいつもに比べてキャラの見た目もマッチしている感じです。(・_・;) ということで、同じ感じにしてみましたが、フルセット装備を使って同じような構成になりつつも、どこか意表を突くような「おや?」という部分を入れてくるのが一流どころならではという感じですが、ちゃんと強さや効果がないと意味がないので、ヘンテコなネタ装備やスキルを混ぜて「おや?」と思わせてもタダの三流です。くれぐれも気をつけましょう。(自分にもしっかり言い聞かせておきましょうか。(・_・;))

*なお、気絶耐性の4%は「ウェンディゴの遠吠え」クラフトボーナスで付いたものです。

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