2018年9月30日日曜日

12モンキーズ:cccsennn2氏作品集

先日の感電DoTヴィンディケイターのcccsennn2氏が、今度は作品集という感じで沢山のビルドを紹介しています。これが「ご覧になる方は、かなり衝撃的なシーンがありますのでご注意下さい。」という警告文が書いてあっても不思議がないような、(・_・;) どれもがスーパーなビルドばかりって参ってしまいます。いや~中華ビルドのレベルの高さは半端ではないです。→ リンク

*タイトルは90年代のテリー・ギリアムの映画をもとにした同名の海外ドラマからで、ちょうどビルド数も12です。また、このドラマはタイムトラベルがストーリーの骨幹なのですが、今回のビルドの多くは「イオンの砂時計」を使っていて、この時間短縮というのが一つポイントになっている感じがします。

では、サラッとですがビルドを見てみます。

・物理型クリーグ・デスナイト
イーサー型のクリーグデスナイトをベースに、属性変換を使って物理型にコンバートしたアレンジですが、「イオンの砂時計」を取ったCDR型です。このタイプは以前、同じ中華ビルドでCDR型のクリーグ・バトルメイジを紹介しましたが、今回「建築神 ターゴ」は取らず代わりに「エンピリオンの光」を取った形です。

・両手型ヴィンディケイター(感電DoT型、火炎型、プライマルストライク型)
先日紹介した感電DoT型ヴィンディケイターに加えて、別のバリエーションがこれまた面白いですが、火炎型は武器が「ブーレーズラッシュ」「プライマルストライク」型も火炎属性ですが「シャー’ズールズ ワールドイーター」で、装備は共に「大司法官の防護」セットなので、どちらかと言うとShopping氏などの2H火炎型タクティシャンのサブをソルジャーからシャーマンに変えた物という感じもします。それにしても、火炎型に雷の「プライマルストライク」が合うのか?というところが若干不思議な感じです。

・2H遠隔型インフィルトレイター
Shopping氏の遠隔型ヴィンディケイターのシャーマンをナイトブレイドに変えたような感じですが、ベルトに「欺瞞のコード」、星座に「春の乙女 イシュターク」と、かなりバランスを考えた構成です。また、行動系耐性やエナジーも確保されていて、ヘルスも十分と、いかにも戦いやすそうな感じに見えます。

・冷気ナイフ投げインフィルトレイター
冷気型のナイフ投げビルドは、以前Superfluff先生のウィッチハンターがありましたが、比較してみると全く同じ部分と違う部分があって非常に興味深く、題材は同じでも求めているものの違いというのを強く感じます。それにしても、このビルドでラヴァジャー相手に戦えるというのが驚きですが、コメントや動画を見ると「ファンタズマル ブレイズ」の多段ヒットによるヘルス変換と「サークル オブ スローター」の回避によるところが大きいようで、ラヴァジャーは完全に見切っている感じです。

・CDR型スペルバインダー(テンペスト連射型、イーサーレイ型)
このビルドに関しては比較的オーソドックスですが、装備例がたくさんあり、なかなか参考になります。そして、全体的にcccsennn2氏のビルドを見てみると、やはりこのスペルバインダーがスタート地点になっている感じがして、CDR型を使ってクルーシブルやラヴァジャー相手に様々な実験をして、どういう作りにすれば勝てるか、というのを突き止めた成果を出した作りになっているような感じを強く受けました。あとイーサーレイ版は流石にグラディエータークリアは無理なのか動画がないですが、まあ誰も気にしないでしょう。(・_・;)

・キャスター型ドルイド(雷・イーサー型、火炎型、トロザン型)
何と言ってもキャスター型のドルイドでありながら、設備・祝福なしでグラディエーターEX170がクリアできるというのがちょっと信じられない感じですが、雷・イーサー型の方はどちらかというとエレメンタル・イーサー型で、エレメンタルとカオスをイーサー変換して火力を作っている感じです。

他には、フルに強化した「ストーム トーテム」、反射ダメージを期待してなのか、21ポイントまで振った「エレオクテスの鏡」、耐性低下を最大限積むための「マンティコア」あたりは非常に興味深いところだと思います。また、火炎型の方は、そもそもドルイドで火炎型というのが珍しいですが、こちらも設備・祝福なしでグラディエーターをクリアできるというのが驚きです。

・火炎・冷気キャスター型メイジハンター
(インフィルトレイター+ドルイド)÷2って感じの内容ですが、これも基本的にはCDR型のバリエーションの一つというところでしょう。


全体的に見ると、オカルティストとデモリッショニストがどこにもいないというのが興味深いですが、インクィジターを使ったクラスはまあ良いとして、アルカニストが大活躍している感じで、確かに中華ビルドはアルカニストに「イオンの砂時計」を使うCDR型が多い感じはします。それ以外では、これも中華ビルドらしいところですが、火力だけに走らずに、星座も「春の乙女 イシュターク」を取ったり、コンポーネントや装備も耐性をしっかり確保したりと、戦いやすさを考えたバランスになっているところが特徴で、通常のフォーラムに投稿されているビルドとは違う独特の雰囲気みたいなものを感じますが、それでもグラディエーターのクリアタイムなどの比較においては、Superfluff氏のビルドなどと比べてもあまり差はなかったりするので、いかに作りのレベルが高いかが分かるというものです。

cccsennn2氏はAoM以前の動画もあるところを見ると、かなり長くプレイしているベテランプレイヤーのようですが、相当にやりこんでいる感じがありありで、設備・祝福なしでのグラディエーターEX170のクリアというのは、立ち回りなども完璧に把握していないと、そう簡単にできるものではないので、是非動画での動きやスキルの使い方なども含めて参考にしてほしいところだと思います。

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では、全部作るのは当然無理なものの、せっかくなので一つだけ作ってみることにします。面白さではやはり火炎型のドルイドかヴィンディケイターあたりが良さそうではありますが、現在手持ちキャラの中では2丁拳銃型のデスナイトが、いまひとつ好みでは無いので、(・_・;) クリーグデスナイトに戻すついでに、今回の物理型というのを試してみようと思います。

装備は、武器の「神話級 鍛え直したベロナス」と、ベルトの「神話級 剣闘士の殊勲」で、エレメンタル、カオス、生命力をすべて物理に変換しようという作戦はよくあるパターンですが、イーサーも「力の印章」で少し物理変換できます。他ではリングの「神話級 カースベアラー」が物理なのに何故?って感じですがステータスを見ると、確かに物理でも合っている感じです。あとはグローブだけセットを外して「神話級 コロサッルグラスプ」になっているのが注目ですが、スキル変化目当てというのもありますが、このビルドに関しては物理耐性というのを非常に重視している感じで、そこも選択の理由のようです。ということで、レア盾の「コロッサル フォートレス」も物理耐性の高い物を選んでいて、バフなしでも45%程の物理耐性を稼いでいます。

星座は上でも書いていますが、「イオンの砂時計」のCDR型に「エンピリオンの光」を組み合わせたパターンです。それ以外ではcccsennn2氏は「フィーンド」「グール」もよく使っている感じです。あと「水の番人ウロ」もポイントですが、この辺りにスペルバインダーの影を感じるところで、「ナリフィケイション」の代用として選んだ形でしょうが、CDR型なのでかなりリチャージを短縮できます。(ただし、「ブリッツ」に割り当てていて、動画を見ると特にタイミングは気にせずにガンガン使っている感じです。)

最後にスキルは、いかにも物理型って感じの普通の構成に見えますが、「カウンターストライク」強化というのが一つポイントで、盾の選択や星座「金床」にも現れているように殴られて反撃するという考えがコンセプトになっており、ここが物理耐性を強化している理由にもなっている感じです。

では作ってみますが、基本装備を「クリーグの武装」セットに戻すだけなので楽ですが、盾の「コロッサル フォートレス」はあまり良いものを持っていなかったので、物理耐性の高い物を珍品屋から買っただけで間に合わせました。メダルもあまり良さそうなレア品がないので劣化は避けられないところですが、動画では設備はヴァンガードバナーに、祝福はアマトク、エンピリオンの2個だけなので、耐性は祝福のウロでカバーすることにして、ここも適当なもので代用することにしました。

まず、カカシのヘルスリセットまでの時間としては1分45秒くらいですが、「カウンターストライク」メインに「ターゴのハンマー」「エンピリオンの光」も発動しないことを考えるとあまり参考にならないでしょう。ということで、さっさとグラディエーターに行ってみますが、設備・祝福なしでW150は問題なく行けました。火力に関しても非常に高いですが相性なのか相手によっては時間がかかる感じもします。また、ディフェンスは当然ながら非常に安定していますが、ウロを使わないと耐性超過がないので「アナステリア」あたりは要注意という感じでした。

実はレアアイテムの耐性の絡みで、最初はヘルムとチェストのコンポーネントは別のものにしていたのですが、サクッと倒せる敵と時間がかかる敵の差が結構大きいな、と思ってビルド例通りに「聖化した骨」に変えた所、見違えるように良くなった感じがしました。たしかに、中華系ビルドでは「聖化した骨」を使っているのをよく見る感じがしますが、種族ボーナスも結構馬鹿にできないな、とあらためて思った次第です。特にAffixでは最大40%位付くケースもあるので、イーサー型での対イセリアルへのダメージ強化なども結構有効かもしれません。

では、最後にヴァンガードバナーに、祝福はアマトク、エンピリオン、ウロの3つでW151-170を戦ってみましたが、確かに動画と同じ感じで、問題なくクリアできました。流石に設備・祝福ありだと火力が高いのでサクサク倒せて快適ですが、もともとディフェンス重視のビルドなので安定感も高く余裕がある感じです。ということで、まあ、イーサー型でもW170のクリアは出来ますが、物理属性の利点を活かすということで、反撃中心のスキルを使って火力を出したり、コンポーネントや、装備での耐性の調整の仕方などが非常にうまく、単に火力やディフェンスだけでなく、戦いやすく仕上がっていて非常にレベルの高い作りです。ということで、他のビルドもじっくり見て参考にしたいところだと思います。

GrimDawnTools
クリーグデスナイトというのは、もう量産型というか巷に溢れすぎていて、もうお腹いっぱいって感じでしたが、これは結構面白いと言うか、良く考えてあるな~と感心できる作りで、cccsennn2氏のやり込み具合がわかるというところです。あと、余談ですが、グラディエーターを戦っていたら先日に続いて「ラダガンのマント」が立て続けにでて、あっという間に3個になってしまいました。でも、チェストの方を早くを出してくれ、って感じです。(・_・;)

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