2018年12月21日金曜日

7つの時計:生命力・ペットリチュアリスト

前回少し紹介したsigatrev氏の生命力・ペットリチュアリストですが、まあ、強さ的にはあまり期待できないかもしれませんが、構成としては「ディヴァイナの予見」セットに、レリックの「アーコヴィアの哀歌」は、なかなか珍しくあまり使うことのない装備なので試してみたいと思います。→ リンク

*タイトルは今回もアガサ・クリスティの小説からですが、「レイズ スケルトンズ」「サモン ブライト フィーンド」「リープ スピリット」「サモン ブライト フィーンド」「サモン ブライアソーン」「カンジャー プライマル スピリット」「サモン スケルタル サーヴァント」で7つの時計って感じで、今回はたくさん種類がいて楽しさがあります。そして小説では庭に捨てられたもう一つの時計が、今回装備を使うことが出来ずに外された「コールフォース ザ ハービンジャー」ということで、ピッタリハマリました。(・_・;)

その前に、もう一つパッチで強化された「神話級 マラコアの注入」を使ったビルドとしてx1x1x1x2氏からデシーヴァ-が出ました。→ リンク 「神話級 マラコアの注入」についてはパッチの記事では触れていませんでしたが(忘れていただけ。(・_・;))V1.0.7.0とV1.7,0.1のダブルで強化されていて、「懲戒のオーラ」のスキル変化でのエレメンタル耐性低下15%は強力で、これは片手メイスなので2刀流にすれば30%になるという、このゲームをやりこんだ人間なら「何考えてんだよ!」とオレロンの激怒してしまうくらいの、謎強化です。(・_・;) ともかく今回はキャスター型ということで、mad_lee氏のバージョンよりは面白さがありますが、個人的にはもう一声って感じで、ピュリファイア、メイジハンター、ヴィンディケイターなどでも作れると思うので、もっと出てくるのではないかと思います。

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さて、カオス・ペットカバリストで頂点を極めてしまったsigatrev氏ですが、このような最強のビルドを作ってしまうと次のビルドが作れなくなってしまいがちですが、懲りずに、(・_・;) 臆することなく新たなチャレンジを続ける姿勢は素晴らしいと思います。ただ、今回はビルド例というよりは、奮闘記という感じの試行錯誤の研究記録とも言え、相当な苦労が感じられます。まあ、全て見ていくのは大変なので、最終形と思しきビルドについて見てみますが、今回は非常に難しい構成で、説明が必要な箇所が多く、初心者には訳のわからない部分ばかりかもしれません。

*先日のカオス・ペットカバリストも説明がないと「冬の星座 アマトク」「噂の女王 マーマー」を取っている理由や、MI品の選択の意味などが理解できない可能性がありそうです。まあ、スペルバインダーなどもそうですが、マニアックなビルドというものは突き詰めていくとそうなりがちです。

まず、装備については「ディヴァイナの予見」フルセットを選択したところが全てとも言え、他の装備やスキルも含めてこれを中心に構成されるので必須でしょう。ということで今回「リープスピリット」は主力扱いになります。そして、レリック「アーコヴィアの哀歌」もなかなかビルド例ではお目にかかれない品です。それ以外はペットのスキルとボーナスの強化ということで、特に問題ないと思いますが、3箇所のMI品については、前回のカオス・ペットカバリストと同様Affix必須で調整されているので、Affixが違っていれば全く別の装備に変えたほうが良いくらいの流動性がある箇所になります。

星座については、生命力属性ということで「瀕死の神」「イオンの砂時計」を取るCDR型というところはカオス型と同じですが、死にやすい「レイズ スケルトンズ」「蝙蝠」に割り当てて補強しています。全体的には火力強化する余裕はなく耐性確保で精一杯という、非常に苦しさが感じられる配置に見えます。そして、「水の番人ウロ」のスキルは割り当てしないところも先日のカオス型と同様です。

最後にスキルですが「サモン ブライト フィーンド」「アンステイブル アノマリー」を取って使い捨て型にしているのはペットの管理を楽にする意味もありますが、頻繁に召喚することでヘイトが上がり、敵を惹き付けてくれることを狙った作戦だと思います。ということで、「サモン ブライアソーン」「サモン スケルタル サーヴァント」以外は定期的に再召喚することを前提とした操作で、ここはSuperfluff先生の使い捨て型ビルドと似たような考え方です。他にはペットのバフとして「ソウル ハーベスト」もフル強化です。あとは、スキル変化で耐性低下のある「イル オーメン」に、「コール オブ ザ グレイブ」「マーク オブ トーメント」もバッサリ切り捨てていますが、これはペットの管理に加えてスキルが非常に多いので、もう使う余裕がない、ということだと思います。

では作ってみますが、今回は課題が山積みです。なんと言ってもレアMI3つがどれも入手不可に近いですが、スキル強化や、ペットの耐性をAffix前提で整えているので、どうやっても劣化が避けられません。とりあえず、パンツとメダルは先日のカバリストで使ったものを横流しして装備させますが、(・_・;) 武器の「サラザールズ ソブリン ブレイド」はどちらかというとAffixの方が大事な感じで、とても入手できる気がしないので、sigatrev氏がどこかの記事のコメントで言っていたブラックリージョンの派閥装備「リージョン ヴォイドカッター」に変更しました。アイテムスキルは被打時発動なので発動率は良くないですが、このビルドにはペットの攻撃速度が必要なので、悪くない選択だと思います。これで、ペットが一つ減るので代わりに耐性低下付きの「イル オーメン」を加えました。

次に問題なのが、ペットのエレメンタル耐性で、これもAffixで稼いでいるのでどこかでカバーする必要があります。で、いろいろ考えた結果、ブーツをエピックの「神話級 グリム ハーベスト ブーツ」に変えることにしました。とにかくこのビルドではスケルトンの耐久力を上げることが重要なので、ペットの耐性は可能な限り80%近くにしておく必要があります。ということで「レイズ スケルトンズ」「カンジャー プライマル スピリット」のスキルポイントが下がってしまいましたが、やむを得ないところです。

まず、カカシのヘルスリセットまでのタイムは25秒くらいで、強さ的には「サモンブライトフィーンド」メインのカバリストや、「サモン ファミリア」メインのデシーヴァ-のビルドと比べてもそれほど遜色ないレベルにはあると思います。ただし、スキルが多くて操作は少し慣れが必要な感じがします。あとは、どうしてもスケルトンは死にやすくなるので、気になるなら、少しスキルを削って「ウェンディゴトーテム」を立ててカバーした方が良いのかもしれません。

*なお、Grim Internalsを使って属性の割合を見ようと思ったらペットにはイーサーの項目がないのか、なぜかイーサーはダメージが表示されないのが謎です。そういえば、Grim Internalsはまたバージョンが上がって、Xキーでアイテムの表示/非表示を簡単に切り替える機能が付きました、これは大量にアイテムが転がる場所で使うと敵が見やすくなって便利ですが、私はXキーをスキル使用に割り当てているのでOFFにせざるを得なく使うことが出来ないのでした。(・_・;)

結論としては、強さ的にはまずまずのところまで行っているのが流石ですが、やはり、いたるところに苦しさが感じられます。そしてこの原因ですが、要はペットリチュアリスト用の装備が少ない、というところが全てだと思います。ということで、逆に言うとパッチや拡張で専用装備などが追加されれば化ける可能性も大いにあるので、ここは今後に期待したいところではないでしょうか。そのような意味では、作ってみる価値もあるし、なにより、あまり使う機会のない装備やペットが多く、非常に新鮮な感じがして、個人的にはとても楽しめたし非常に参考になりました。


GrimDawnTools
おそらく、カオス・ペットカバリストの前に出たのであれば、これは凄いな~と思えたくらいに感動したのではないかと思えるし、強さや面白さで言えば「サモン ブライト フィーンド」メインのカバリストにも負けていないと思います。ともかく今回のビルドを見て思うのは今までのsigatrev氏の作ってきたビルドの技が全て投入されていて、技術の集大成という感じで、彼の常に全力投球という姿勢が感じられて素晴らしい作品だと思います。そして、少なくともこれだけは言えますが、リチュアリストのペットビルドを作るにあたって、この構成で作れる人は他にいないでしょう。


前回の体内損傷DoTタクティシャンでグラディエーターを戦っていたら、「タスクマスターズ」付きの「リーパーレギンス」が出ました。\(^o^)/ でも、パッチでヘルスが削られたので正直喜び具合としてはこんな感じかも。\(・_・;)/ 一方「ウェンディゴ ゲイズ」は難関で、とにかく数も出ないですが、普通のメダルにすらAffix「カバリスツ」は出ない感じで茨の道のようです。


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