2018年1月3日水曜日

変化か?進化か?:ダブルブリッツ・コマンドー

セーブデータが消えたので0から頑張ってグラディエーターをクリアできるところまで来たところで、まさかのデータ復活という海外ドラマばりの衝撃の展開に弄ばれている感じですが、(・_・;) あっという間に装備が3倍ほど増えたのでいくつか試してみたかったビルドを作ってみることにしました。

まず、前回セット装備の頭の設計図が残り5個と書きましたが、直後にAct6の「選民の聖所」の祠から「地獄騎士のフェイスガード」が出て残り4個になりました。新年早々幸先が良いです。ということで「地獄のチャンピオン」セットが揃ってBWCビルドで使えそうなので今度試してみようと思います。

次に、フォーラムでクルーシブルの170がクリアできたビルドの中で、参考になりそうなものがあったのでその話を。実はクリアの動画自体は敵の組み合わせが、そのビルド向きで他の組み合わせではダメそうな感じなので、そこまで凄いわけではないのですが、ヘルス9000にDA2300で薬品類なしでクリアというのは大したものではあります。(どちらかというと中国語版の言語的なインパクトが凄いです。(・_・;))では、どこが参考になるかというとクルーシブルのウェーブ151以上を戦うにあたってどのような対策を行うかということについての部分です。

このビルド、クラスはスペルバインダーで「キャリドアのテンペスト」をメイン攻撃として星座「イオンの砂時計」でスキルのクールダウン時間を短縮する、CDR型といわれるタイプのビルドですが「エレオクテスの鏡」「デヴァステイション」の稼働率が上がることで火力・ディフェンスともに強化されることから特にアルカニストに適していてAoM以前から存在していたスタイルですが、これにネクロマンサーの「マーク オブ トーメント」が加わることでさらにディフェンスが楽になることと「キャリドアのテンペスト」は武器参照がありヘルス変換が乗るということで、このあたりがAoM以降のクラスの中でスペルバインダーが強いと言われる理由です。

では本題ですが、このビルドの最大の特徴は耐性超過です。装備で目を引くのがパンツの「神話級 フェイトウィーバーのレギンス」とグローブの「神話級 ルーニック ブレイサー」です。理由は各種耐性を強化する発動スキルですがリチャージ時間が長いので普通は使われることが無いものの、「イオンの砂時計」があるということで選択されたのでしょう。ということで全ての耐性が最大で60%~120%程超過しています。また、「コンバージョン」もフルに上げた上にコンポーネントの「フローズンハート」も使って凍結・減速耐性を確保しているのと、他のコンポーネントもほとんどが耐性確保に充てています。ということでクルーシブルの151以上を戦う上では耐性の超過が最重要という考えで作られたビルドというわけです。実際のところ全耐性40%低下を使う敵が2体いるとなれば80%くらい超過分を積んでおくのが妥当という感じもしますので、不思議ではないですが、今後のビルドの方向性の一つを示している感じがします。

では、次に増えた資産を使っての実験に進みますが、まずは「マーコヴィアンの要塞」セットが揃ったところで是非試してみたかったjajaja氏のダブル・ブリッツ・コマンドーを作ってみました。このビルドについてはウィッチブレイドでなく属性変換も使っていますが「マーコヴィアン」セット使っていることからもシールドカデンツ型の原型といわれているカデンツ・ウィッチブレイドの最新型と考えることが出来ます。そのような視点からすると今では「カデンツ」「オーバーガード」でシールドカデンツ型と呼んでいますが、このビルドを見ると実はjajaja氏が重視したのは「ブリッツ」+「マーコヴィアン」だったのかな?という気もしてきます。では、このビルドははたして進化なのか?変化なのか?という部分を検証してみたいと思います。

と思ったら、手持ちのコマンドーはレベル85のままだったのでレベル上げからでした。(・_・;) まあ、経験値UPポーションを使えばレベルはサクッと上がりますがLV94までは装備変更できないのでBWCコマンドーのままでAct5,6を進めます。このビルドも強いだけあって余裕でクリア出来るのはさすがですね。そして装備・スキル・星座を入れ替えて見たわけですが、レア装備を作るのはめんどくさいので靴は「神話級 ゴーレムボーン グリーヴ」にして、あとは派閥の評判が足りてなく増強剤が使えないので適当なものを充てはめました。

で使った感じですが、ディフェンスは「オーバーガード」「メンヒルの防壁」「ブラスト シールド」もあるので万全に近いのですが、とてもそのようなビルドで出せるとは思えないほどに火力が強力です。「ブリッツ」「ブレージング チャージ」共にDPHは70,000くらいで単体火力に不足はありませんが、リングの「エレメンタル フォース」に星座の「メテオ シャワー」もあるでの以前のシールドカデンツビルドに比べると範囲攻撃力が大幅に強化されているのが最大の違いという気がします。とにかく見た目も派手で、使っている限りではシールドカデンツっぽさは無く、物理特化という感じもしません。しかし、実際には属性変換されているので与えるダメージは物理という不思議さがあります。

従来のシールドカデンツ型は戦闘が単調な感じになるのが最大の難点でしたが、このビルドにはそれがありません。そして範囲攻撃力が加わることで更に完成度が上がっています。ということで、変化というよりは進化と言って良いと思います。そしてなにより、以前のビルドを改良するにあたって、このような方向性にしたという事自体に興味深さを感じました。ともかく、どこにも弱点らしきものが見当たらない非常に完成度の高いビルドで、ビルド作成について勉強になる部分も満載なので装備が集まったら是非作ってみてほしいビルドだと思います。

BWCコマンドーも強いビルドですが、さらに1ランク上の火力とディフェンスでコマンドーってこんなに強かったけ?と驚かされます。これぞ神話級のビルドという完成度です。

3 件のコメント:

  1. こんにちは
    コマンドーのビルドを探していたらこの記事を見つけました
    もしよろしければ付けているアクセの詳細と
    ソルジャーデモリッショナのスキルポイントをどんな感じで使っているか教えて頂いてもよろしいでしょうか?

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  2. 今となっては若干古いビルドですが、Zhuugus氏のビルド作品集に、オリジナル記事のリンクと最新版でアレンジしている例があるので、参考にすると良いと良いと思います。
    http://www.grimdawn.com/forums/showthread.php?t=61983
    では、良い一日を。(・_・;)

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